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ジョセフ・ナイ著「対日超党派報告書」
1、東シナ海、日本海近辺には未開発の石油・天然ガスが眠っており、その総量は
世界最大の産油国サウジアラビアを凌駕する分量である。米国は何としても
その東シナ海のエネルギー資源を入手しなければならない。
2、そのチャンスは台湾と中国が軍事衝突を起こした時である。当初、
米軍は台湾側に立ち中国と戦闘を開始する。日米安保条約に基づき、日本の
自衛隊もその戦闘に参加させる。中国軍は、米・日軍の補給基地である
日本の米軍基地、自衛隊基地を「本土攻撃」するであろう。本土を攻撃
された日本人は逆上し、本格的な日中戦争が開始される。
3、米軍は戦争が進行するに従い、徐々に戦争から手を引き、日本の自衛隊と
中国軍との戦争が中心となるように誘導する。
4、日中戦争が激化したところで米国が和平交渉に介入し、東シナ海、日本海
でのPKO(平和維持活動)を米軍が中心となって行う。
5、東シナ海と日本海での軍事的・政治的主導権を米国が入手する事で、
この地域での資源開発に圧倒的に米国エネルギー産業が開発の優位権を
入手する事が出来る。
6、この戦略の前提として、日本の自衛隊が自由に海外で「軍事活動」が出来る
ような状況を形成しておく事が必要である。
アメぽちはそりゃあ空母売りたいよね。