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>>333続き
◎第二砲兵
中国の戦略ミサイル部隊。1966年に陸海空軍と同格の軍種として誕生した。司令部は北京の清河。指揮下
に6個ミサイル軍がある。台湾侵攻作戦では第二砲兵も作戦に加わるのではと見られている。兵力は約12万
人程度と推定。蘭州軍区内の甘粛省酒泉に中国衛星発射中心(センター)があり、近隣の双城子空軍試験飛
行場の部隊からも支援を受けている。このほかに、太原、西昌にも中国衛星発射中心がある。これらが第二
砲兵の管轄であることからもわかるように、中国の宇宙開発はすべて軍事利用目的であり、宇宙開発を隠れ
蓑にICBMのテストを行なっているとの批判がやまない状況が続いている。
主な第2砲兵の部隊展開として、通化、青州、景徳鎮、洛陽、宝鶏、靖州、昆明、西寧、ロプノール核実
験場があきらかになっているが、中国が保有しているICBM・IRBMの総数からみて、これら以外に部
隊が配置されているとみられている。
主な弾道ミサイルとして、アメリカ本土を核攻撃できるCSS-4(DF-5)、モスクワを含むロシ
ア全域・イスラエル・インド・アラスカに対して核攻撃可能なCSS-3(DF-4)、日本・台湾・ロ
シア極東地方・インドシナ半島諸国を核攻撃できるCSS-2(DF-3)などがある。
続く