12/05/09 23:29:34.14 ErQKpLLJ
>>22
赤外誘導でも中距離AAMの場合はレーダー誘導と同様、母機のレーダー情報を元に
発射され、中間は慣性、あるいは母機からのアップデートを受けて飛び、十分接近したところで
これまたAMRAAMなどと同様に、ミサイルのセンサーを作動させて目標をロックオンします。
違うのは赤外なのでパッシブだという点だけです。
IRSTの場合、精度、性能が様々であり、IRSTからの情報だけではミサイルをロックオンするのに
十分な精度で方位、距離が得られないことがあります。上記のような誘導方式でない限り、
基本的にはミサイル側のセンサーでロックオン、その助けとしてIRST。
あるいは母機のレーダー、あるいは光学センサー情報を元にミサイルの方向を決め、
発射したあとでミサイルの赤外センサーでロックオン。この場合、ロックオンアフターローンチ(LOAL)となり
ミサイルのセンサーでは発射時にロックオンできない方向、つまり側面や後方の敵機相手に
ヘルメットサイトでひとまずロックして発射という芸当ができることになります。