12/05/10 23:27:10.19 2+WfQcwI
>>423kojiiより
Daily Telegraph 紙が
「イギリス政府が、2012/5/8 付の National Security Council において、
2010 年版 SDSR (Strategic Defense and Security Review) における
F-35C の導入方針をひっくり返して、F-35B の導入に戻す決定を下した」
と報じている。
Philip Hammond 英国防相による正式発表は 2012/5/10 になるだろうとしている。
Queen Elizabeth 級の CTOL 化にかかる費用については、
「18 億ポンド (29 億ドル) まで高騰した」との報道も。
そしてこの報道通りに、
Philip Hammond 英国防相は 2012/5/10 に議会で、
F-35C と CTOL 空母の組み合わせを F-35B と STOVL 空母の組み合わせに戻すと表明した。
「2010 年の SDSR (Strategic Defence and Security Review) における決定は、
あの時点では正しかったが、その後の情勢の変化により見直しが必要になった。
コストの上昇とスケジュールの遅延は看過できない」
というのが国防相の説明。
変更の理由としては、
「F-35C と CTOL 空母の組み合わせが実現する時期が当初の予定より 3 年遅れて 2023 年にずれ込む」
「かつ、カタパルトと着艦拘束装置の導入にかかる経費が当初見込みの 10 億ポンドから 20 億ポンドに上昇」
「F-35B と STOVL 空母の組み合わせであれば、2 隻の艦が交互に任務に就くことで海洋航空戦力を継続的に維持できる」
といったものを挙げている。
なお、
CVF の 1 番艦・HMS Queen Elizabeth は 2017 年に公試を開始、
F-35B による飛行試験は 2018 年からスタートするとの説明。
ただし、この変更に伴って必要となる要員やサポート関連の経費についての意思決定は、
2015 年に予定している次の SDSR までずれ込むことになる。