12/09/29 01:31:03.64 i7t5Fucw
■海軍の中に、独裁者山本五十六に逆らえる人間はいなかった。
週刊新潮8月30日掲載の「A級戦犯」遺族の告白(後編)p.58~
A級戦犯の佐藤賢了氏三男の巌氏の話による賢了氏の戦後述懐
「御前会議で、開戦になった場合に戦争続行が可能かどうか議論になった際、
海軍は艦船などの消耗量の数字を示し、戦えると答えたそうです。
しかし実際に開戦してみると、消耗量は海軍の予想以上に激しかった。
この日岡さん(敬純氏 A級戦犯 海軍省軍務局長)が持ってきた資料は、本来、御前会議に提出されるべきものでした。
それを見ると、とてもじゃないが戦争は無理だと判断せざるをえない。
そこで父(賢了氏)が事情を尋ねると、『山本五十六さんが数字を書き換えた資料を提出してしまった』と答えたそうです。
『どうして反対しなかったんだ!』と父は問い詰めたそうですが、
海軍の中では誰も山本さんに楯突くことはできません。という旨の答えしか返せなかった。
『山本は許せん』と父(賢了氏)は戦後も言っておりました」
★解説
山本五十六が捏造した太平洋戦争が可能だとする艦船消費量のインチキ資料は、
山本五十六派の軍令部・栗原悦蔵が政府に持ち込んだと見て 間違いないだろう。
半藤一利が悪役に仕立てた第一委員会の岡敬純、富岡定俊らは、
それを阻止しようとしたのである。
彼らは山本五十六の横暴を阻止しようとしていた側だったわけで、
しかし山本五十六の暴走を、彼らに阻止する力があるわけがない。
半藤一利はこの話を、まるきり逆に、富岡が強硬派であったように大嘘を流布してきた。
新名丈夫記者の書いた竹槍事件の記事は、戦争を煽る記事であるにもかかわらず
平和を訴えて軍部に抗したと大嘘が伝えられてきた。
栗原悦蔵は、戦争を煽るこの竹槍事件の記事を新名丈夫に書かせて
勝機の無い太平洋戦線の戦争を国民に煽ていた張本人でもある。