12/07/01 21:50:40.40
>>763
劣化ウランとの関係では、バンカーバスターについては、公式文献には使用してい
るという記述を見たことはありませんが、劣化ウランをB61-11という核爆弾に使って
いることは、文献にあります。このB61-11というのも「バンカーバスター」と呼ばれ
ることがあります。この爆弾と通常弾頭型バンカーバスターは、その目的が同じもの
で、特に地中貫徹能力は核爆弾のB61-11よりも通常弾頭型のバンカーバスターのほう
が大きくなっています。通常弾頭型(GBU-28/B)は最大100フィート(約30メー
トル)の地中貫徹力
があるとされています。もちろん地質条件で大きく変わりますが。
核爆弾のB61-11は、十数メートルという表現がされている文献が多いので、少なく
ても核よりGBU-28/Bのほうが倍近い地中貫徹力があると見られます。
地中貫徹力を引き出しているのが、投下高度と地中侵入角度と弾頭重量と加速度で
あることから、B61-11とGBU-28/Bは共に弾頭部に劣化ウランを取り付けていると考え
られます。ちなみにB61-11は250ポンド(約113キロ)の劣化ウランの重りを取
り付けています。
劣化ウラン弾については、過去に米軍がわざわざ自ら公式に「使った」と表明した
ことはありません。過去に劣化ウラン弾を使ったケースとして、91年湾岸戦争、9
5年ボスニア内戦、99年コソボ紛争があります。他に演習中としてプエルトリコの
ビエケス島、沖縄の鳥島、韓国の梅香里があります。(未確認情報として、ドイツの
演習場で使った可能性があるという報道があります)
これらいずれも米軍側から使ったことを進んで公表したのではありません。
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