12/04/13 19:45:32.08 A3zzEdpL
日本が名実ともに統一国家になったのは19世紀後半の1868年だった。
産業革命とそれに伴う各国の動きが、独や伊と同様に日本を統一にようやく向かわせたのだ。
足利幕府が衰微した15世紀末以降、日本各地には小群雄が割拠した。
17世紀初頭には十に満たない大勢力に群雄は収斂したが、それ以上はまとまらず、
お互いに合従連衡を繰り返すのみで、朝廷は存続しているものの権威のみの存在であった。
また、13代将軍としてしられる足利義輝没後は、足利将軍は複数同時に自称して存在する始末で、
17世紀前半には足利将軍家は群雄から無視され、歴史の闇に消え去った。
そうした状況下、17世紀初頭以降、群雄の次男、三男等は、海外へ赴くようになった。
海賊として、傭兵として、彼らは活動する。彼らを待っている運命は何だろうか。