支那(中国)・台湾・比・極東情勢総合025at ARMY
支那(中国)・台湾・比・極東情勢総合025 - 暇つぶし2ch651:名無し三等兵
12/05/15 15:20:39.62
>>650の続き。
後席の教官の張建興は操縦桿を安定させようとしてる間も目のまわりとゴーグルには血が流れた。
気流の衝撃を和らげるために、激痛に耐え、座席を一番下まで下げ、ゴーグルを下ろしたが
血が固まった跡でよく見えないのでまたゴーグルを上げので、顔には強い気流が直撃した。
そしてしっかりと機体の速度と高度を把握し、次の正確な決断と準備をした。

機体の状態は不安定だわ、出血するわで、二千三百数十時間の飛行経験がある張建興は
歯を食いしばりながら、前席のパイロットを補助して戻るぞと決意。
血を拭きながら数分間で6000メートルから2000メートルまで急降下し、下降を継続。
8時58分25秒、機体から仰角が限度を越えている、負荷が限度を越えている、と
警告が出たので、張建興は操縦桿を起こし、スロットルを急速に絞った。
高度1900メートルになったが、依然として機体の状態は不安定だった。

無線が壊れたため張建興は地上に連絡できなくなった。口も切れ、前席との通話も
不便になった。
朱振華が後席を振り返ると、張建興のゴーグルは血に染まり、怪我の程度は不明だったが、
操縦桿の連動を通して、張建興の意識があることと機体をコントロールしようとしていることが
わかった。

8時59分、前席と後席で密接に協力してついに機体を安定させる。
指揮員(旅団長)の李文鋼が朱振華を指導して戻るように命令、同時に他に戻る航空機、
戦闘機が邪魔をしないように指揮。
9時3分、張建興は数回の努力を経て、ついに着陸モードに入る。
9時12分47秒、前席の朱振華が操縦して離着陸ライン?に進入。彼は始めてこの方式で着陸(意味がよくわからん)。
9時16分、滑走路上に着陸。
張建興は顔に7ヶ所の切り傷、頭部と顔の広い面積を挫傷、傷口は最大6cmで頬骨まで達する傷で、
骨も見えており、顔を30数針縫った。


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