12/10/04 09:58:06.40
戦間期、太平洋横断航路の客船は14ノットくらいで十分高速だったんだそうだ。
サマセット・モームの小説を読む限り。
今の感覚だと14ノットはノロノロだと感じるけど、
フランクリン自伝には18世紀の中頃郵便船でイギリスに行くとき
船長がこの船はあるとき13ノットで走ったと自慢し、
英海軍の軍人がそんなはずはない、今までそんな速さで走った船はない、
きっと測程具に不具合があったか測った人が無知だったんだろうと言い張ったそうだ。
結局その航海中十分な追い風のあるときに軍人が前もって検査した道具で
自分で測って13あったのでシャッポを脱いだそうだ。