通商破壊と海上護衛を語る 4at ARMY
通商破壊と海上護衛を語る 4 - 暇つぶし2ch2:名無し三等兵
12/03/01 21:10:24.66 vNMaWkF1
大航続力のイ号潜水艦を通商破壊に使わないJAP

3:名無し三等兵
12/03/01 21:18:07.67
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4:名無し三等兵
12/03/01 21:20:01.09
>>1
乙だが何でUボートや海防艦、大井篤を外したのか?

5:名無し三等兵
12/03/01 21:58:16.58
>>1
>特設砲艦 、駆潜特務艇、CAMシップ、航路帯戦法

なんか一段と地味になってるなw

6:名無し三等兵
12/03/02 05:35:07.83
では新スレでは、航路帯戦法による間接護衛と、大船団主義での直接護衛の比較論でもしてみようじゃないか
航路帯戦法なら、海防艦の護衛を付けず船団も組まずに、独航が可能だから稼行率は上がるな
また長距離護衛艦でなくても、駆潜艇等の小艦艇や航空機で航路哨戒したり、機雷堰で敵潜をシャットアウトしたり
メリットも多いように見えるが

7:名無し三等兵
12/03/02 05:59:27.26
海は広いから間接だけで止められるものではないし
かといって直接だけじゃ護衛戦力以上に集られて終わり
有力な間接護衛の存在が通商破壊艦の機動力や集結性を阻害し
それがあって初めて直接護衛が有力に働くので両輪だね

ただしどっちを主体とするべきかと問われたら
航路帯防衛が可能な海域ならば、そっちを主体にするのは当然

8:名無し三等兵
12/03/02 09:32:13.08
南西諸島機雷堰は当初から実効性は疑問視されてたところ、
実際ほとんど効果は無かったみたいだね。

反対論としては、対ソ戦用の機雷を使わなければならないのに加え、
外洋敷設なので耐久性が乏しく、数が足りず密度が低いと。

それでもやった方がいいと言ったのは、護衛関係者のほか、
意見聴取された潜水艦関係者。封鎖宣言による牽制効果だけでも意味があると。

実際にはアメリカ潜水艦はほいほい内側に入り込んで、
逆に機雷堰を頼りに針路を採ってる船団を容易に待ち伏せてたようだ。
機雷堰の存在は通知してたのかな?

一方、三陸沖機雷堰が効果があったのはよく言われるよね。
はじめ、暗号解読では存在に気づかなかったらしく、海峡付近だけに機雷があると思ってたらしい。
あとからおかしいと気づいて、沿岸接近禁止になった。

9:名無し三等兵
12/03/02 09:49:23.74
まあ末期の昭和20年3月以降だと、対馬海峡まで突破されて日本海に侵入されたり、瀬戸内海ですら安全ではなくなる
南西諸島の機雷堰も、単に時期が遅かっただけだと思うが
秦郁彦とか檜山良昭あたりが、機雷堰を評価してなかったっけ

10:名無し三等兵
12/03/02 10:02:12.31
>>9
日本側の護衛関係者の本は大井も戦史叢書もみんな自画自賛してるから、
それを素直に受け取れば高評価されるんじゃない?

まあ、たぶんに行き当たりばったりの南方航路保護に関して、
大きな手として打たれた最初の対策だったから、実効性はさておき努力として評価するということなのかも。

11:名無し三等兵
12/03/02 10:53:36.79
90年代にF-2や90式戦車がマスコミから異常に叩かれたりしたのが
00年代以降にそれほど酷くはなかったと見直された流れと同じだろう。

パウル・カレルやルーデルの著書だけ読んで妄信するわけにはいかないべ。

12:名無し三等兵
12/03/02 10:55:57.88
例えるなら坂井三郎や源田実の著書が適切か。

13:名無し三等兵
12/03/02 11:59:31.95
宗谷海峡なんかでもソ連船の通行に支障のないような深度調整での敷設だから具体的な通知はしていないと思う

潜水艦側の視点としたらFMレーダーの有無で障害物の判定ができたかどうかで全然違うと思うな
護衛部隊とすれば一部ででも機雷堰=安全地帯が何ヶ所かできれば護衛部隊の運用が楽になるって発想だから直接的な戦果とかちょっと違うのじゃないかね

14:名無し三等兵
12/03/02 12:12:28.86
まあ、積極的な戦果を狙う敵港湾入口への敷設なんかとは訳が違うからね

護衛戦力は不足、でも無い袖はふれないって中では最善手だったと思う

15:名無し三等兵
12/03/02 12:38:42.76
機雷とか防潜網って、本来泊地や港湾や海峡の入り口に設置するもんで、あまり広いとこに設置するもんではないわな
日本は日露戦争で機雷に痛い目にあったから、装甲巡阿蘇とか古くから機雷に力は入れてる
防備戦隊も元は対潜水艦戦より、機雷の敷設と掃海がメイン

16:名無し三等兵
12/03/02 12:43:07.70
米軍側からすると、日本船が機雷を頼りに集まってくるから、
かえって攻撃しやすかった面もあるらしいよ。
FMソナー配備前に対馬海峡あたりまでも入ってきてるから、
阻止線として機能しなかったのはもちろん、航路援護物としても功罪半ばと。

日本側上層部としてはもっと効果があると思ってて、
終戦直前の日本海侵入も、機雷が入ってる対馬海峡の突破はありえないから、
予定した機雷敷設が未了の宗谷海峡か津軽海峡からの侵入だろうと考えてたようだ。

まあ、機雷を取っておいても使いどころは無かったわけであろうが。

17:名無し三等兵
12/03/02 18:02:49.10
まあ、本当なら機雷敷設潜水艦でも使って真珠湾なりエニウェトクなりウルシーなりの入口に
仕掛ける位でないとねぇ

18:名無し三等兵
12/03/02 18:10:16.03
南部フィリピンとか豪北方面からの進入ルートに対して機雷敷設はしていなかったっけ?

19:名無し三等兵
12/03/02 18:29:41.05
>>17
攻勢機雷戦は、開戦前後の南シナ海敷設と、ダーウィン沖あたりへの潜航敷設くらいでしたっけ?

あと、ウルシーには放棄するときに機雷数百個を置いてってますね。
鹵獲資料でばれてたそうで半月程で掃海が終わってますが、多少の被害が出てます。

>>18
スル海あたりには、現地の根拠地隊で海峡にいくらか入れてますね。
大井本にも、入れてあった海峡を米潜水艦に通過されて、
逆に米側では未敷設の海峡を警戒してたらしいような話がありました。

20:名無し三等兵
12/03/02 18:34:49.80
結局さ、潜水艦だって必ず入れるだろうって海域は最初っから近づかないし、それ以外の場所だと被害が出て初めてわかるってパターンが多いよな
>軍港の傍とか三陸の例とか

機雷堰の前後で襲うってのも堰を強行突破するわけじゃないから結果論だし、日本側だって戦力があれば掃討部隊を重点配備したって事だろうからね


21:名無し三等兵
12/03/02 18:47:35.19
>>18
あと初期にスリガオ海峡や、リンガ泊地あたりにも敷設してた

22:名無し三等兵
12/03/02 19:02:03.08
日本側は、1944年初めにバラバック海峡(パラワン島とボルネオの間)、
スリガオ海峡(レイテとミンダナオの間)に対潜機雷を入れてた。

連合国側は、カリマタ海峡が危ないと見てて、
フリーマントル出撃後わざわざスル海を通って、バラバック海峡から南シナ海に出入りしてた。
おかげで「ロバロ」がバラバック海峡で沈んだようだが、スル海は荒らされてるし、
南沙諸島との間のパラワン水道にまで出没してる。

>>19
日本の攻勢機雷戦で最大なのは、開戦劈頭のスリガオ海峡敷設(1000個)だな。

23:名無し三等兵
12/03/02 19:16:23.62
サンベルナルジノ海峡にも防御機雷入れてるな。
レイテ沖海戦のときに通過する際に、友軍機雷で触雷しないよう結構気を遣ったそうだ。

フィリピンへの防御機雷敷設は、
マリアナ沖海戦での機動部隊進出の関係もあって、優先的に実施できたようだ。

日本側としては、1944年にフィリピン周辺に機雷を入れ始めてから同年前半は、
スル海・セレベス海などフィリピン内海への敵潜出現が大きく減って効果があったと判断している。
だから、セレベス海で竹船団が待ち伏せされた時には、どうもばれてたらしいと考えたわけだ。

24:名無し三等兵
12/03/02 19:27:58.10
せめて陸軍徴用船の船団か、本土~中国~仏印沖やニューギニアなどの沿岸部での護衛や哨戒は、陸軍航空隊でやってほしいもんだ
海軍だけで全海域の護衛は無理がある


25:名無し三等兵
12/03/02 19:53:57.19
海軍だけじゃなくて、陸軍機も出してはいるよ。
洋上航法が不安だからフィリピンの島嶼部が中心だけど。
航空隊に対潜分科まで作ったくらいで。

1944年3月に、海上護衛総司令部と南西方面艦隊の指揮下に100機弱の陸軍機が編入され、
ほかに指揮下には入らない協力部隊も活動してる。
例えば、竹船団がやられた時には、3航軍の軽爆と軍偵が直衛中だった。

26:名無し三等兵
12/03/02 20:15:34.60
陸軍航空隊の対潜科って、あきつ丸の独立飛行第1(三式連絡機8機)と独立飛行第42~49中隊(九九軍偵各9機)くらいじゃないの
まあたまに一式戦や二式複戦が、ニューギニアあたりで護衛に参加する事もあったと思うけど

27:名無し三等兵
12/03/02 21:32:09.73
専門は、独飛1中隊(艦載用連絡機)、独飛41-49中隊(九九軍偵/襲撃機)、
あとは船舶飛行第2中隊(艦載オートジャイロ)くらいだね。

独立飛行中隊は、内地と朝鮮、台湾の軍直直協飛行隊(軍偵/直協機6-9機)を改編したものかな?
1944年3月に各直協飛行隊を護総指揮下に入れることになってて、
7月に独立飛行中隊が誕生してるんで。

>>25
三航軍の軽爆等20機を南西方面艦隊の指揮下に入れてるから、
竹輸送の護衛もそれかな。

28:名無し三等兵
12/03/02 22:27:17.56
>>26-27
日本の対潜スコアの最期の戦果は99軍偵の爆撃だぜ。
(バルヘッド撃沈)


29:名無し三等兵
12/03/02 22:47:42.78
>>28
蘭印の独飛73中隊ですね。
もとの分科は軍偵みたいですが、
後期には対潜哨戒と特攻の洋上行動メインだったのだろうと想像。

30:名無し三等兵
12/03/03 01:44:32.29
何れにしろ立ち上げるのが遅すぎる


31:名無し三等兵
12/03/03 02:54:47.70
陸軍がオートジャイロの艦載実験を始めたのが、1943年6月。
なので、この頃には対潜哨戒用の航空戦力整備をわりと真剣に考え出していたようだな。
実験の結果を踏まえて、2D型戦標船への搭載計画を検討しはじめる。
この件で積極的に相談したか、ばれたのか知らんが、海軍と折衝しだすのが8月。

空母運用の難しさを理解してない甘さはあるだろうが、
海軍じゃなくて陸軍が考えたにしては、遅すぎるとまで言いにくいと思う。
陸上機じゃなくて艦載機を欲しがったのは、洋上航法に不安があったせいだろうな。

これで海軍が、そんなことやってもノウハウが無くて無駄になるから、
資材と人員をこっちへよこしなさいと言うので、まあ喧嘩になる。
海軍は海軍で、パイロット供給源として陸軍航空解体の陰謀をめぐらしてる節もあったり。

トラック空襲&タンカー大量沈没の悪夢とマリアナの危機に、
特TLの建造と、海軍による洋上航空作戦指導・対潜機材の提供、
対潜航空隊の海軍指揮下編入と、あせって話がまとまるのが44年3月。
ありゃ、約1年もたついてるねえw

32:名無し三等兵
12/03/03 06:13:56.60
軍令陸からだと、独立飛行第1中隊は7月だが、他の飛行中隊は10月になってる
陸軍でも大発その他小艇に簡易ソナーや爆雷を積むようになるが
あれも海軍からの提供だろう?
爆雷とか積み出すのはいつ頃からだろ
それと陸軍徴用船は、徴用船員を軍属で配置すればいいが、末期の二等輸送艦とかは船舶兵のみで運用したんだろうか
大発とかで渡河や揚陸程度ならともかく、船舶兵が外洋で船団組むのは大変そうだ
対潜はともかく、ニューギニアとかの兵力輸送の船団護衛(主に対飛行機)は、ガ島撤退直後位から着手してもいいんじゃなかろうか
せっかく第6飛行師団とかあるんだし

33:名無し三等兵
12/03/03 06:47:02.63
調べずに適当に書くとダメだな
一応戦前から装甲艇があるし、魚雷艇対策でカロ艇も43年初期にできてる
三式爆雷は海軍供与だが、ら号装置は陸軍独自開発か
やはり揚陸時の大発護衛が主で、外洋での護衛は海軍に任せるという感じか
後は徴用船に高射砲積んで船舶砲兵で運用するくらいか

34:名無し三等兵
12/03/03 12:50:41.88
>>32
陸軍からすると、本格的な船団護衛には複座機以上じゃないと怖いんでしょうな。
マレー作戦やニューギニアだとラエ上陸作戦の援護で一式戦も飛ばしてたり、
単発機も使ってはいるんですが。

ただ、足の短い九七戦ではさすがに酷でしょうから、投入可能な兵力が限られてきます。
一式戦装備は開戦時に2個戦隊だけで、機種改編真っ最中。
二式複戦や三式戦など、かなり新機材を南東方面に優先して回してる気がします。

35:34
12/03/03 13:09:48.85
ラエ攻略はさすがに無いないw
ラバウル発ラエ方面への増援・補給船団の援護ですね。
ダンピールの悲劇とか。

ガダルカナル撤退の援護もやってるようです。

海軍の本では、陸軍はガダルカナル空襲に一回しか参加しないで、
損害にビビってニューギニアへ逃げたって評判悪いですが。

36:名無し三等兵
12/03/03 14:48:56.95
そんな事言っても豪北、ニューギニア方面を引き受けているからガダルに回せる部隊も無いしな

37:名無し三等兵
12/03/03 19:58:12.89
>>35
まあ、ガダルカナル巡る戦いこそが日本軍にとっての致命傷だった訳で
(国力としてはフィリピン陥落が致命傷だけど、精鋭部隊の損失って意味で)
その責任をなるべく重く陸軍に押し付けたいって意識は働くだろうしねぇ

38:名無し三等兵
12/03/03 20:03:59.16
>>35
まぁ、機材の能力を考えたら海軍の言い分はかなりの無理筋では
あるよな。

39:名無し三等兵
12/03/04 20:11:18.54
機雷堰の話が出てたけど、そういや敵さんは末期のB29による本土封鎖以外に、日本側の泊地やらに攻勢機雷戦はしていたのかね
たまに大発やら漁船やらで、ソロモン方面とかの掃海やってた気がするんだが

40:名無し三等兵
12/03/04 20:48:19.24
>>39
「航路啓開史」の6頁に一覧図が載ってるよ。
西はビルマから、東はガダルカナルやヤルートまであちこちでやってる。
主に陸上機による航空敷設で、日本本土と蘭印あたりでは潜水艦、
ソロモンでは水上艦も活動してたようだ。
URLリンク(www.mod.go.jp)

41:名無し三等兵
12/03/04 21:23:26.63
本土から南方とかに、どうやって漁船とか持って行ったんだろ
遠洋に向かないようなのまで持って行ったみたいだが

42:名無し三等兵
12/03/04 21:29:34.76
>>41
答え: 頑 張 っ て 航 海 し て い き ま し た

100トンくらいの漁船でも20~40隻の船団を組んで、門司~鹿児島~沖縄~台湾~マニラって感じで頑張ってパラオやラバウルまで進出していったんだよ
なんでラバウル着まで4ヵ月とか、悪天候での損害により5割着ってのはザラ

43:名無し三等兵
12/03/05 00:16:38.56
>>41
光人社NF文庫の「戦う日本漁船」にそのへんも書いてあった。
機関故障とかで途中で消えていった船も多数あるとか…

44:名無し三等兵
12/03/05 00:21:57.61
滅茶苦茶なことしてんなw

45:名無し三等兵
12/03/05 08:39:55.51
焼玉エンジンの底力を見よ!(ブクブク

46:42
12/03/05 09:13:09.87
半ネタ回答だけするのも悪いので付けくわえると、
開戦当初は内地から100海里ぐらい沖に出れる大型漁船中心に徴用したのと、パラオやサイパン方面で操業していた小型漁船を現地徴用や傭船する形で数を揃えていますね
これら小型漁船らは魚を島までしか運ばない小型のもの(島で鰹節へ加工など)や元々の離島周りの連絡船だったりします

替わったところだとパラオを母港としていた豪州アラフラ海での真珠取りの小型船やダイバーボートも開戦前に仕事ができなくなったのもあって、ほぼ全船が陸海軍に雇用されている感じです
なおこの真珠取り船には海軍軍人が船員に変装して情報収集に当たったという話もあるのですけど、裏が取れないので噂レベルですね

47:名無し三等兵
12/03/06 21:32:16.73
まあ南方におくるのなら、せめて2軸をもつフネでやるべきだったよなあ

48:名無し三等兵
12/03/06 23:33:41.37
当時の民間船で2軸持つものなんてめったにないだろ

49:名無し三等兵
12/03/06 23:35:38.24
帆を立てよ

50:名無し三等兵
12/03/06 23:37:42.38
つ櫂

51:名無し三等兵
12/03/06 23:44:50.30
末期の機帆船作戦を知ってしまうとその辺のレスが洒落に見えないのよね……

52:名無し三等兵
12/03/06 23:46:46.40
>>49-50
謝れ、北鮮三津から筏放流で(3ヶ月後くらいに日本海側のどこかに漂着すればいいな)雑穀輸送作戦を決行した関東軍に謝れ




ついでに、「舵取る人間載せれば到着率上がるんじゃね?」と思い立って志願した人たちに(ry

53:名無し三等兵
12/03/07 00:04:32.10
だから何で志願者が出てくるのかと小一時間問い詰めたい

54:名無し三等兵
12/03/07 00:15:38.85
志願しない者は一歩下がれ

55:名無し三等兵
12/03/07 00:18:03.42
Q 特別輸送隊に志願しますか?
・志願する ・熱烈志願する

56:名無し三等兵
12/03/07 23:12:09.58
多号作戦の頃にも船が無いけど海没船の船員はいるからって、現地のカヌーかっぱらってマニラ~オルモック間の輸送をさせようとかマジであるしな

57:名無し三等兵
12/03/08 15:24:01.96
大陸では結構器用に舟艇を扱っていたのに、
どうして海に出た途端こうなるん?(´・ω・`)

58:名無し三等兵
12/03/08 17:16:15.06
プールで泳ぐのと海で泳ぐのでは違うだろ

まあ、極論するとそういう事だ

59:名無し三等兵
12/03/09 09:09:49.97
舟艇を使用するのが純粋(?)な輸送の問題で担当部署が限定されていた時期と、作戦の根本的な問題になった時期の差なのかね


60:名無し三等兵
12/03/10 00:08:20.46
>>59
戦略機動に類する問題と、戦術機動のレベルで収まる問題の差だろう。

61:名無し三等兵
12/03/10 00:16:02.73
オルモック輸送に行った海軍輸送艦が、陸軍の大発を曳航していったんだけど、
気が付いたら途中でロープが切れてて、乗ってた船舶兵ごと行方不明ってのをなんかで読んだな。

62:名無し三等兵
12/03/11 13:26:37.49
同じ輸送用途なのに、陸のトラックは輜重兵が使い、水上の大発は工兵が使うというのが興味深い
まあ慣れるまでは器用な工兵に、新しい機械のテストをさせようって事だろうけど
確か戦車だか飛行機だかも、最初は工兵が使っていたと思ったが
だがさすがに工兵も本格的な航海術までは習ってないから
ちょっとした渡河や上陸時のみの活動ならともかく
戦争初期は独立工兵連隊が、中期以降から船舶工兵連隊が、停泊場や橋頭堡の設営と大発の操作を任される

63:名無し三等兵
12/03/11 13:59:11.33
元来は渡河や輸送船からの上陸といった架橋の延長でしかないはずだもんね

64:名無し三等兵
12/03/18 20:18:54.05
独立工兵と船舶工兵の違いって上部軍の違いなんじゃね?
独立工兵は野戦軍直轄の交通関係の工兵中心で鉄道連隊や架橋部隊、この延長で渡河作戦を担当する舟艇を担当する独立工兵連隊や大隊中隊が各部隊レベルに合せて編成されてる
一方、交通兵団から運輸部=船舶部隊が独立してくると上陸作戦や海上輸送用の部隊が新編されて船舶砲兵や船舶工兵が独立兵種になってくる
んで同じ大発を使える渡河用の独立工兵を運輸部隊用の船舶工兵にどんどん改編転用していったイメージがあるんだよね

65:名無し三等兵
12/03/19 15:53:28.33
独立工兵は文字通り独立部隊
最初は広島第5師団の工兵第5連隊第3中隊のように、工兵連隊の1個中隊のみ大発を運用する丁編制から始まる
広島第5師団は当初から上陸作戦での運用を想定しているし、最初の独立工兵連隊も、第二次上海事変での杭州湾上陸に投入されてる
それまで陸軍運輸部長が兼任していた船舶輸送司令部が、軍と同格の船舶司令部に昇格したのとほぼ同時期に、船舶工兵は登場している
ニューギニアやソロモン等の南東方面では、独立工兵も船舶工兵も両方見られ、実質両者に違いはない

66:名無し三等兵
12/04/04 12:58:10.31
「失敗だらけの船の歴史」って面白そうだが図書館にない。

67:名無し三等兵
12/04/05 12:42:54.78
徳大寺有恒の著書みたいなタイトルだな。

68:名無し三等兵
12/04/07 01:00:40.15
>>66
それ買ったけど、まだ読んでないわ。

安いんだから買えよと書こうと思って値段見たら、税別781円もするんだなこれ。
税込600円くらいだと思ってた。

69:名無し三等兵
12/04/07 08:18:21.10
>>68
充分安いじゃんw
ジャンル的に考えて…orz

70: 忍法帖【Lv=9,xxxP】
12/04/07 08:27:47.45
>>66
内容は、レビュー見る限り、あだ花列伝の様だけど・・・。
820円か?妥当なせんでは、600円だと台本みたいな小説しか買えないんじゃ。

71:66
12/04/20 14:06:49.09
目次を見ると幾つか有名な船を挙げて語っているだけね。
確かに歴史じゃなくて列伝だわ。
「人力潜水艦ハンレーの悲劇」も載ってるから買ってみよう。
おれ十年くらい前にこの潜水艇に関する洋書を買っちまった。

ハンレーは最初から二番目に実戦投入された潜水艇にしては随分洗練された
ものだったんだぜ。何せグループが建造した三隻目だったからな。

良くなかった設計としては
バラストタンクが艇内開放式だったこと→二回目の事故の原因。
排水ポンプのレバーが簡単に取り外せたこと→同上。
鉄のキールを緊急浮上用に投棄できたけどネジが長すぎて素早く外せなかった。
前後のハッチは内側からボルトで締める式で、緊急脱出向きじゃなかった。
予備浮力がなく、ハッチ上面と喫水線が近かった→一回目の事故の原因。

72:名無し三等兵
12/04/20 16:40:12.29
アマゾンでポチった。(^O^)

洗練されているというのは、戦後二十年くらいして設計者の一人が
潜水艇開発者に頼まれて書いた図とくらべてボディーがずっと綺麗な流線型だったこと、
鋲は外板から突き出さないよう加工してあったこととか。
あと窓付きの塔だけを出して航行中に艇内を換気する仕掛けがあった。使えたかどうか疑問らしいが。

最初の事故は訓練のあと艇長と先任がハッチから体を乗り出して陸から投げられたモヤイを
とっているときに起こった。漕手が命令に従ってまだ漕いでいる間に
艇長は自分に絡んだロープを解くことに夢中になり潜蛇のレバーを踏んだらしい。
それで前部が沈降した。かつロープが張って艇が傾いた。かつ近くを通った海軍の船の船首波が来た。
数人は脱出し数人は取り残された。一人は脱出時に倒れたハッチ蓋に脚を挟まれて海底まで引きこまれた。
水面にたどり着いた時人事不省だったがリー将軍の甥である候補生が飛び込んで助けだした。

73:名無し三等兵
12/04/20 16:51:58.96
二回目。正規の潜航手順は海水と同比重まで注水して艇体水平のまま潜舵のみでもぐり
浮上することだったが、前タンクに余計に注水してダウントリムにし、排水してトリムを直す
とスムースに潜没出来たので、それが普通になっていた。

名前の元であるハンリーが艇長の時この方法でロウソクに火を付けないまま潜没したら
真っ暗になったので、コックを閉めずに急いでマッチをすろうとし、
その間にどんどん沈降した。艇首から泥の中に着底して漕手が漕ぎ座から転げ落ちて来、
コックのハンドルがどっかに飛んでしまった。
漕手は急いでキールのネジを回して艇を浮かそうとしたが、一箇所として回しきる事ができないうちに
冷たい海水が手の自由を奪った。
引き揚げられた時艇長は片手に未使用のロウソクを握っていた。

74:名無し三等兵
12/04/20 17:02:06.68
最初の事故のクルーは海軍側のチャールストン防衛司令官が
慎重に実験と訓練を進める開発者たちに痺れを切らして艇を接収し、
海軍の将校と兵を配置していた。
彼らは元々志願者だったが、最初の事故で命からがら脱出した者の中から
次のクルーにも応募した人がいた。
事故のあと開発者と仲間たちが再び艇を管理した。
二回の事故のあと、敵を全く殺さず味方ばかり、それも選り抜きの者ばかり殺すと言って
司令官は悲憤慷慨したが、封鎖艦隊に対し他に打つ手がないので第三のクルー(漕手)の募集を許可したが、
全員にこの艇で過去どんな事があったか漏らさず告げ、それでも志願する者のみ採用するように釘をさした。

75:名無し三等兵
12/04/20 17:03:24.94
おしまい。失礼しました。

76:66
12/04/23 20:36:37.63
届いたので読んでみたけど、潜水艇の章はとても内容が古い。
海から引き上げた後に得られた沈没原因その他の知見はアップトゥデートと言えるけれど、
その他は「帆船と海のアメリカ」の刊行時と何も変わらないし間違いだらけ。
そこはがっかりした。

77:名無し三等兵
12/04/25 08:26:36.57
もう一つ、俺が洋書買ったりウェブ上の情報読みまくったりしたテーマ、
シドニーとコルモランの話も嘘だらけだ。
これもどっか古い本の孫引き曽孫引きだろう。

だいたい「失敗だらけの船の歴史」というタイトルに内容が合ってない。
たぶん長い間の雑誌の連載のうち本に載せなかったのをかき集めて
適当なタイトルつけたのと違うか?

78:名無し三等兵
12/04/27 09:26:37.52
これ面白そうだ。大学出版局の出版で、評価も良い。
URLリンク(www.amazon.com)

Infernalと言うのは水面下でコソーリ近づいて突然ドカンと攻撃する方法が
アンフェアで悪魔的だという考えによる。
甲鉄艦バージニアの最初の艦長で、チャールストンの海軍側防衛司令官だった
ブキャナンもハンレーのこともそう公言していた。

79:名無し三等兵
12/04/27 09:32:14.77
amazon.co.jpでも新品セコハンとも売ってたので、
ほぼ新品を送料込み1280でポチったぞなもし。
結構日本でもこういうの買う人いるんだね。

80:名無し三等兵
12/04/27 13:02:42.46
ちっ、注文確認メールは英文サブタイトル、機械翻訳本文で来た。
シカゴの会社だった。道理で‥‥。

81:名無し三等兵
12/05/21 13:24:18.48
本届いたお。最近ハマっているネトゲのせいでちょっと読み込む気がしない。図版も少ないし。
ハンレーの本を買ったときはOSが起動しなくなって一ヶ月か二ヶ月ネットなしだったから随分読めた。

82:名無し三等兵
12/05/23 13:41:50.67
この野郎ら、一人にずっと書かせているんじゃねえよ、何かネタだせ、ネタ!

83:名無し三等兵
12/05/23 17:36:30.51
護衛の事を語ると決戦しか無意味って喚く奴が来るからなぁ

正直住人は逃げ出してしまったんじゃないか?

84:名無し三等兵
12/05/23 17:59:44.17
じゃあ海防艦の高角砲のFCSについて教えて

85:名無し三等兵
12/05/23 18:59:52.59
>>84
スレ違い

日本駆逐艦・小艦艇・補助艦艇スレ7隻目
スレリンク(army板)

86:名無し三等兵
12/05/23 22:23:07.04
ありがとうございました

87:名無し三等兵
12/05/25 09:41:50.05
あの流れを決戦厨としか読めないのは護衛艦マンセー脳だけだろ

88:名無し三等兵
12/05/25 10:12:52.88
蒸し返すなよ。気分一新で行こうぜ。
Qシップって英米でWW2でも使ったんだってね?戦果あったのかな。

89:名無し三等兵
12/05/25 14:29:28.54
直接的な戦果はなかったはずだけど、潜水艦からの独行船への浮上砲戦とか臨検が無くなっていったからそれなりに意味はあったんだろうな
ま、Qシップ作るなら偽装しないでそのまま船団の嚮導船なり自衛力強化の独行船にした方が運航上楽だったみたいだけどね

90:名無し三等兵
12/05/27 12:57:30.00
このスレ久しぶりに覗いてみた
他スレからだが、三八式野砲は生産数1200門のうち、450門を商船の自衛用に搭載したらしい
陸戦で砲が不足する位なら、いっそ商船は無防備でもいいように思うんだが
まあ商船が大小3000隻はあるとして、機銃2門積むだけでも大変だ

91:名無し三等兵
12/05/27 13:46:57.59
兵隊乗せた船が戦地に到着しないんじゃ意味なかろう

無論野砲1、2門載せた程度で何が変わるって問題でもないけど
あれ以上の対策は本来海軍の役目(まともな対潜攻撃兵器の開発、配備など)

さて、そろそろ来るのかな?「制海権、制空権確保に全力尽くすのが海軍の役目
護衛にリソース割いたら戦力不足して制海権、制空権取れない」と言い出す人

92:名無し三等兵
12/05/27 13:59:57.85
余程トラウマというかコンプレックスがあるようだ
軍板では空母戦コンプレックスと戦車・対戦車戦コンプレックスの人が多いけど、初心者って偏りやすいよね
ていうか史実を調べるのでなく、仮想の話ばかりで~すべきだった・~の方が史実よりマシとか言い出すから叩かれるんだろうに

93:名無し三等兵
12/05/27 14:35:29.66
商船に積んだ三八式野砲は、代用高角砲的な運用で、潜水艦関係ないけど
陸軍にも簡易ソナーや爆雷はあったし

94:名無し三等兵
12/05/27 14:40:40.04
こういうのがあれば便利だったかも

URLリンク(panasonic.jp)

95:名無し三等兵
12/05/27 14:48:59.19
探知能力が距離30mじゃ使えね

96:名無し三等兵
12/05/27 15:38:55.26
作戦輸送にきちんとリソース割いていた話はずいぶん昔にしたと思ったが。
戦艦スレに行っても、戦史叢書を盲信する決戦主義者のレッテルを貼ってるのな。
輸送重視の概念だけ叫んで具体的な話になると思考実験と称して何も出来ない、
間接護衛の話題になると音沙汰もない。その挙げ句にレッテル張りだけは一丁前とはね。

97:名無し三等兵
12/05/27 15:45:01.27
空母スレで爆戦より九九艦爆のがいいとか
巡洋艦スレで重巡洋艦にも爆雷積めとか、魚雷発射管減らして爆雷投射機増やせと言ってたのも同一人物かなあ

98:名無し三等兵
12/05/27 16:26:34.44
>>93
>商船に積んだ三八式野砲は、代用高角砲的な運用で、潜水艦関係ないけど

弾種からすると対潜メインだと思いますが。
同時期に88式7.5cm野戦高射砲積んだ場合だって、
わざわざ平射可能なバージョン選んで、破甲榴弾積んでますよ。

99:名無し三等兵
12/05/27 17:10:01.81
浮上潜水艦への直射と、大迎角で対潜迫撃砲的運用を目指し
そのついでに代用高射砲としても使っていたと聞いたけど

実際に商船の被害の最たるものが潜水艦だからね

100:名無し三等兵
12/05/27 21:45:00.25
>>91
アンタまだ居たんだw 何で自分が叩かれるのか分かってないんだな

101:名無し三等兵
12/05/27 22:02:42.58
制海権、制空権確保せずどうするの?海防艦と輸送船で何が出来るの?

マーシャル~ソロモン~ラバウルの時間稼ぎが出来なくなるんだから
マリアナ・レイテ以降の悲惨なシーレーン破壊が早まるだけなんだけど

開発・設計・量産のための準備にも時間が必要なのに
1944年以降の戦標船や丁・丙型海防艦すら就役が間に合うか怪しい

102:名無し三等兵
12/05/27 22:41:32.96
護衛空母がついてる船団でも、直衛艦の艦載水偵も飛ばしてるんですね
なんか違うメリットがあるのか、少しでも数を増やしたいのか?

103:名無し三等兵
12/05/27 23:21:24.20
>>91がまた荒らすからもう触れないであげなさい

104:名無し三等兵
12/05/28 09:15:43.33
>>102
具体的にどの船団の事を言ってるんだ?水偵積んでるって事は巡洋艦クラスが随伴してるのか?


105:名無し三等兵
12/05/28 10:28:11.67
香取型の残存艦も護衛総隊入りしてからは水偵を下ろしたハズだしなあ
う~ん、わからんw

106:名無し三等兵
12/05/28 13:44:52.79
護衛空母ったって航空機輸送中の場合があるんだが、トラック方面での護衛隊って5水戦6水戦なんで龍田や夕張なんだよなあ

107:名無し三等兵
12/05/28 17:24:10.80
特設水上機母艦や特設巡洋艦かね?

まあ、この辺も船団護衛にってより、結構積極的な攻撃作戦に投入されたりするし
輸送船不足からそっち方面に転用されてるけど

108:名無し三等兵
12/05/28 18:11:44.53
>>104-107
少なくともヒ69・ヒ70で、「香椎」がちょくちょく艦載水偵飛ばしてるんですよ
護衛任務の「神鷹」が付いてて97艦攻を飛ばしてるのに混じって、
ちゃんと揚収しながら何度も水偵も使ってるんで、不思議だなあと

ちなみにヒ69は輸送任務の「大鷹」「海鷹」も参加した空母3隻の凄い船団です

109:名無し三等兵
12/05/28 18:28:37.44
その水偵だけ磁探があるとか、搭乗員が凄腕だとかじゃない?
あるいは艦攻のシフトの穴埋めとか

でも非効率な揚収作業行いながらやるほどのメリットとも思えないが
まあ、それだけ重要な船団だから護衛側も必死だったのかも

110:名無し三等兵
12/05/28 18:38:54.40
商船乗員の方の回想なので鵜呑みにはできないけど、
最後のヒ86船団の時にも香椎の水上偵察機が飛んでたと書いてあるね。
URLリンク(www.ymf.or.jp)

111:名無し三等兵
12/05/28 18:41:14.79
ヒ86じゃ曲がりなりにも飛行機飛ばせるのが香椎だけだもの
飛ばさない方は無いね

あの船団は相手が悪すぎた
あんなの相手じゃ松田さんと伊勢日向でも無理だ

112:名無し三等兵
12/05/28 18:42:45.70
おお本当だ、アジ歴を調べると確かに出てくるわ
URLリンク(www.jacar.go.jp)

主に神鷹搭載機が哨戒しているが、香椎の水偵も何回か飛ばしている様子
以下にぱっと見て見つけた記述を書き出す
ヒ69
7月13日1405香椎水偵船団予定航路対潜哨戒実施異常なし
7月24日1430神鷹哨戒機香椎哨戒機湾口哨戒
7月30日0800香椎水偵直衛前路哨戒後昭南に派遣

ヒ70
8月6日0400、0815香椎水偵前路哨戒
8月10日0800香椎水偵対潜直衛哨戒後東港に派遣す(1130着)
8月11日0840香椎水偵対潜哨戒直衛(1230揚収)
8月14日0530、0900香椎水偵対潜直衛

113:名無し三等兵
12/05/28 18:47:54.46
>>105さん、顔真っ赤ですよw

114:名無し三等兵
12/05/28 21:02:49.81
>>113
こんな時くらい、顔真っ赤にしてみせないとw
やっぱり書籍ばかりにたよらず一時資料にあたらないとダメだね

115:名無し三等兵
12/05/29 09:25:14.73
磁気探知機は陸上機にしか積んでなかったんじゃないっけ?

116:名無し三等兵
12/05/29 09:59:08.52
>>112
「神鷹」が波浪で航空運用不能となってるときでも、
7月19日に「香椎」はカタパルトで対潜哨戒の水偵出してますね
使用後に収容したのか、陸上基地に向かわせたのか明記は無いですが、
数日後のマニラ出港時には復帰してるので、ルソンに先行させたのかな
したがって、発進に限っては艦上機よりも融通がきくというメリットがありそうです

>>115
>>112の戦時日誌見ると書いてありますが、艦上機でも磁気探知機付いてるのがいますね
哨戒機が敵潜水艦を探知した後に、攻撃機として発進させてるようです
哨戒機には磁探装備と明記が無いですが、もしかしたら使い分けてたのですかね

117:名無し三等兵
12/05/29 10:37:17.25
そっか。コイルとかが重いから艦上機には無理なのかと思ってた。

118:名無し三等兵
12/05/29 11:38:40.36
香椎なら艦固有の水偵をおろして、九三一空から配属になったのかもしれんから105氏の言う事もあながち嘘でもないとおもうけどな

>>116
陸岸近くでなら夜間飛行後に夜明けと同時に着水させられる水偵の使い勝手は悪くないって回想はありますね


119:名無し三等兵
12/05/29 13:22:48.18
1944年5-6月(ヒ65か)に「香椎」に便乗された「野分」の補充要員の方の回想にも、
「香椎」が水偵を出して、洋上収容もしてることが書いてありますね
URLリンク(www005.upp.so-net.ne.jp)

>>110
どうもヒ86でも積んでたようですね
下の936空水上機隊で仏印にいた方の回想が、「香椎」の飛行長に言及してます
船団名こそ「ヒ187船団」となってますが、同業者の方なんで間違いないでしょう
URLリンク(www5f.biglobe.ne.jp)


>>118
931空は艦攻専門だと思うので、
やるなら「香椎」の所属する佐世保鎮守府の佐世保空の所属機かなと
もともと「香椎」飛行隊の派遣元ですが

空地分離前提の専門航空隊が用意されてる艦上機部隊と違って、臨時に搭載ってのは考えにくい気がします

120:名無し三等兵
12/05/29 19:08:38.07
こうしてみると香椎クラスは使い勝手いいんだなあ(速力は遅いけど

121:名無し三等兵
12/05/29 19:51:34.11
ディーゼルも積んでたりするから燃費良い

遅いけど

122:名無し三等兵
12/05/29 20:14:29.96
戦艦を使うのは効率悪いと思うのだが
何故かイギリスはよく戦艦を使っている

123:名無し三等兵
12/05/29 20:16:30.82
港でずっと停泊させとくよりマシじゃね
大和やティルピッツみたいにニート呼ばわりされずに済むし

124:名無し三等兵
12/05/29 20:28:14.53
>>122
ドイツやイタリアが船団攻撃に大型艦を投入してくる上に、巨大船団の指揮統率には戦艦の指揮通信能力が便利だった

船団の護衛にも攻撃にも戦艦どころか重巡すら使いたがらない日本よりその辺は双方積極的

125:名無し三等兵
12/05/29 20:32:26.07
>>120
長距離の練習航海に狩り出される関係から航続距離は長いし
沢山の訓練生乗せたり教育したりする為に艦内スペースには余裕あるし
各種の訓練機材として、色々な装備積んでるから護衛部隊の旗艦として
低速で長距離走らせるのには最適だったと思うよ

126:名無し三等兵
12/05/29 20:34:07.11
船団攻撃の機会なんて、そんなにないだろ

127:名無し三等兵
12/05/29 20:54:43.75
>>124
PQ17では幻のティルピッツに怯えて、護衛部隊引き揚げて失敗してるけどな。
まあ、結果論ではあるけどさ。

128:名無し三等兵
12/05/29 21:07:14.59
>>124
ガダルカナルの戦いを無視するなよ
第一次ソロモンの日本艦隊は揚陸船団を襲撃するつもりだったし
第三次ソロモンの日本艦隊は揚陸船団を送り込むために艦砲射撃するつもりだった
前者は5隻もの重巡が、後者は両軍ともに戦艦まで出して殴りあってる

129:名無し三等兵
12/05/29 21:27:09.04
>>128
第一次は結局輸送船団を攻撃する前に引き返したし、第三次は船団護衛と言うよりもどちらかと言うと上陸支援だろう。
それにガダルカナルの輸送船攻撃はあくまでも戦術的な攻撃に対して、ドイツは明らかに戦略輸送の輸送船団を狙っている。

130:名無し三等兵
12/05/29 21:29:35.53
戦略?
ドイツ厨がまた沸いてるんかいな

131:名無し三等兵
12/05/29 21:41:33.48
>>129
船団叩けずに引き返した戦闘なんて地中海でも普通だし
ベンガル湾作戦は無かったことにしたいの?

132:名無し三等兵
12/05/29 22:00:54.97
>>124
ドイツの場合は苦肉の策じゃない?
戦艦も巡洋艦も数が足りなくて、英海軍相手にまともに戦えないし。

133:名無し三等兵
12/05/29 22:17:28.19
>>132
高速大型艦を外洋に逃がして通商破壊させるのは
帆船時代からの常套手段の一つだな

独軍にとって悲しかったのは、背後に大戦力が無いので
英軍が戦艦まで船団に貼り付けることが出来たって点だな
独にあと数隻高速戦艦があったら
英はあんな気楽に本土から船団や地中海に戦艦抜くことは出来なくなり
そうなると船団や地中海が危ない

ドイツも途中で気がついて艦を存在するだけで拘束できる駒として扱ったけど
その前に失った数隻はもったいなかったよねw

134:名無し三等兵
12/05/29 22:20:43.05
アメさんが戦艦繰り出してくるだけだろ。
第一次世界大戦だってスカパフローに
派遣してたし

135:名無し三等兵
12/05/29 23:13:26.20
>>131
ドイツ、イタリアを足したものより巨大な艦隊持ってて目立った作戦がベンガル湾作戦位ってのは
少ないんじゃないかなぁ?

末期も末期、レイテ突入の際ですら相手が輸送船ってだけでは士気上がらなかった位だし

136:名無し三等兵
12/05/29 23:34:16.97
>>135
ハルゼーの機動部隊だって南シナ海荒らしたのは一回だ
そしてベンガル湾でも南シナ海でも、この一回で航路終了になった
制海権取っちゃったら荒らす必要すらない

独は制海権争いすら出来ず、伊は何度か挑戦したが果たせず
結果的に制海権獲得後の美味しい果実を得る機会にまで辿りつけなかっただけ

137:名無し三等兵
12/05/30 00:38:27.72
>>134
WWIIでもアイスランドにワシントンを派遣してた時期がある。

138:名無し三等兵
12/05/30 01:44:47.46
何が悲しゅうて前線ですら油が足りないのに
わざわざ戦艦で船団護衛をせねばならんのか。

外国(英)を褒めて本音は日本を叩きたいだけといういつもの馬鹿にしか見えない。
とてもマトモな思考の持ち主ではないわな。


139:名無し三等兵
12/05/30 01:48:46.61
釣りじゃなきゃ文盲乙だな

140:名無し三等兵
12/05/30 01:51:17.41
ドイツ厨が発狂したか

141:名無し三等兵
12/05/30 05:53:37.83
アメリカの水上艦艇が日本船団を襲う可能性がほぼ皆無な以上、日本が船団護衛に戦艦投入する必要は無いさ

イギリスの場合は戦争序盤にドイツの水上艦艇に散々船団攻撃されてるから、対抗策として戦艦を投入するのは良策

ただ、ドイツもイタリアも積極的に水上艦で船団攻撃試みたのに対して、日本は戦争のかなり末期まで船団攻撃を
嫌がっていたのも事実で、ベンガル湾作戦だけ取り上げて日本も船団攻撃に関心無かった訳じゃない、と言うのは
聊か贔屓の引き倒しが過ぎると思うがね?



142:名無し三等兵
12/05/30 06:10:13.12
日本が船団攻撃に消極的だったと主張する人に訊きたいんだが
例えばベンガル湾作戦以外に日本の水上艦艇が船団攻撃する機会がどれぐらいあったわけ?
そもそも会敵する機会がなければ主張自体が無意味なわけだけど。

143:名無し三等兵
12/05/30 06:35:48.53
>>142
別の人ですが、
海軍は特攻含む空襲時に戦闘艦優先を変えないままだったんじゃないかな?
陸軍は明確に輸送船狙いでやってるよね。

144:名無し三等兵
12/05/30 06:50:00.51
陸軍機も機会をとらえれば積極的に米機動部隊に突入していたんですが・・・

航法訓練を受けている海軍機は洋上を遊弋する米機動部隊を、
長距離の洋上飛行能力に不安のある陸軍機は上陸海岸付近など移動しにくい輸送船団を、
という区分は一時期ありましたが・・・

145:名無し三等兵
12/05/30 07:03:49.35
>>144
じゃあ、ますますだめじゃんw

146:名無し三等兵
12/05/30 07:18:12.25
空母と間違えて上陸用舟艇に突っ込むことが多かったとか
空母と間違えて浮きドックに突っ込むことが多かったとかいうのは
都市伝説の域?

147:名無し三等兵
12/05/30 07:24:12.70
>>146
浮きドックを攻撃した事例は1件確実に確認できます
ラバウルの再生艦攻でアドミラルティ泊地を攻撃したエピソードが有名ですが、
あれで「空母」と思って魚雷ぶちかました相手が、浮きドックABSD-2とABSD-4

まあ、夜間雷撃じゃこいつを見間違えても仕方が無いかな、という気はいたします
URLリンク(upload.wikimedia.org)

148:名無し三等兵
12/05/30 08:34:10.88
橋本艦長の戦記に回天乗員に目標の位置を教えて、
浮きドックも十分沈める価値があると教えてたぞ。

149:名無し三等兵
12/05/30 09:13:51.86
浮きドックは魚雷少々当てても沈まないんじゃなかろうか

150:名無し三等兵
12/05/30 09:17:28.45
>>125
おなじ軽巡で排水量も同程度なドイツのケーニヒスベルク級なんかは
随分ほっそりして格好いいけど香椎は太いね。

151:名無三等兵
12/05/30 09:20:00.84
>>143
輸送船と(大型)戦闘艦艇だったら後者を狙うのが普通
特別な事情が無い限り、変える方が正直おかしい
何と言うか後世の人の輸送船攻撃好きはちょっと異常

尤も、142が聞いているのは航空攻撃じゃなく「水上艦艇が輸送船団に攻撃」の話だと思うけど・・・

152:名無し三等兵
12/05/30 09:48:21.46
>>143
それは地中海の枢軸軍でも同様だぞ
間接護衛で出てる空母や巡洋艦を優先的に空襲してる
制海権を奪ってしまえば船団は通せなくなるんだから
一定以上の戦力があったら艦艇を優先するのは必然だ

153:名無し三等兵
12/05/30 10:53:31.23
>>142
日本が輸送船団の攻撃に消極的だったという話は
一般に、日本海軍が潜水艦を通商破壊にはあまり使わなかったことを指すと思う

アメリカ側を見ると、日本がまだ制海権を持っていたと思われる東南アジアとのシーレーンに
潜水艦を潜り込ませて船舶攻撃を行い、特に魚雷の不発問題が解決した1944年以降は
多大な戦果をあげるようになったのだが…
ここで一つ疑問があって、なぜアメリカは日本の勢力圏内である海域において
これほど多くの日本船団と接触し攻撃できたのか、そんなに効率よく会敵できた理由は
何だったのだろうか

154:名無し三等兵
12/05/30 11:15:47.73
ああごめん、これは水上艦でもって船団攻撃をする話だったのね… >>153はスルーしてw
地中海とちがって太平洋はだだっぴろいし、日本のフネは全体的に足が短いから
ずっと後方にいるアメさんの輸送船団を捕捉して沈めるのは難しいんじゃないかな

155:名無し三等兵
12/05/30 11:30:02.25
>>153
暗号解読されて一部を除いて予定進路がほぼ筒抜けだったから

156:名無し三等兵
12/05/30 13:37:30.40
1943年中は会敵率数%だったのが、44年中旬になると一気に会敵率100%超えする不自然な状況だからな

157:名無し三等兵
12/05/30 14:45:31.72
マリアナ失陥したから、潜水艦をフィリピン方面に重点的にまわせるようになったとか、そういうことかと。

158:名無し三等兵
12/05/30 17:09:55.74
暗号の解読が確実になり、襲撃方法が確立した事

遅まきながら船団方式を採用したが、それが逆に目だってしまい発見されやすくなった事

それに加えて米軍の潜水艦戦力の充実という事だろう

159:名無し三等兵
12/05/30 18:06:27.26
>>158
連合軍が解析したオペレーションズ・リサーチで、護送船団方式は会敵率が減少することは立証されている。
船が密接して動くよりも船同士が離れて行動する方が潜水艦が船を視認できる面積は増大する。

160:名無し三等兵
12/05/30 18:23:32.31
>>159
それは連合軍式の横幅広な船団隊形の話で、日本の場合は一部の例外を除いて2列縦列隊形な上に
各船間距離が広いから側面からレーダー走査すると被発見率は高まる

尤も連合軍が独潜のレーダー使用を封じ込んだ様な護衛体制を日本が取れていない事が積極的な哨戒にリンクするので船団の編成や隊形だけみてもアレなんだけどね

161:名無し三等兵
12/05/30 18:38:16.44
鈍足の戦標船が強度の低い商船暗号を定時で垂れ流し、しかも船団運用のノウハウが少ないから
非合理的な隊形で航行してるんだもの、そりゃあ見つかる訳だよ

162:名無し三等兵
12/05/30 18:59:55.36
>>160
>それは連合軍式の横幅広な船団隊形の話で、日本の場合は一部の例外を除いて2列縦列隊形な上に
>各船間距離が広いから側面からレーダー走査すると被発見率は高まる

興味深いが、その話の出所は?

163:名無し三等兵
12/05/30 20:40:44.26
>>124>>142への回答を放棄して逃げてしまったのかな?

164:名無し三等兵
12/05/30 20:53:42.65
>>124ではないが、米豪遮断作戦を視野に入れるならソロモン諸島周辺、それに
結果論としては通商破壊をするよりも占領にまわる方が早かったが、第一段階作戦の
ジャワ~インド洋あたりは本気で通商破壊するつもりなら艦船を派遣する方法は
あっただろう。
ガダルカナルの戦いが始まって以後は、まったくその余裕が無くなったというのはその通りだけど。

165:名無し三等兵
12/05/30 20:55:52.50
>ジャワ~インド洋あたりは本気で通商破壊するつもりなら艦船を派遣する方法は

どんな効果あるの?

166:名無し三等兵
12/05/30 20:57:13.61
あ、Uボートスレが落ちちゃった

167:名無し三等兵
12/05/30 20:59:32.17
>>165
通商破壊の本質は、商船の建造数よりも多い撃沈数を得ることにあるという話を聞いたことはある。
商船の建造数より撃沈数の方が多ければ、敵は輸送船の数を減らして物資輸送が立ちゆかなくなる。
代表例は日本で、東南アジアでは石油を燃やすほど余っていたのに、本土ではパイロットの訓練も
まともにできないほど石油に事欠く事態になったわけで。

168:名無し三等兵
12/05/30 21:01:09.23
てか艦船による通商破壊は愛国丸と報国丸がやってるだろ。後はその規模をどれだけ徹底するかという話になるわけであって。

169:名無し三等兵
12/05/30 21:01:47.89
で、ジャワ~インド洋で、コチラの目的にそうだけ船沈められるの?
トラフィックとかあるのかね

170:名無し三等兵
12/05/30 21:08:07.53
…通商破壊すること自体が、自己目的化してないか?

特に、戦略ナンチャラの計算も無くw

171:名無三等兵
12/05/30 21:10:56.11
>>167
言いたい事は判るんだが、165の返答には全然なってないと思う

172:名無し三等兵
12/05/30 21:29:13.01
戦略的に言えばガダルカナル以後は最前線に戦力を集中する史実の戦い方以外あり得ないし、
それでもどうやっても駄目だったんだからどんな戦略考えても無駄なのはその通りだが。
平時の造船政策とか語りだしたら、最後は戦争しないでいいんじゃないかという話になるし。

173:名無し三等兵
12/05/30 21:41:21.51
単純に、太平洋戦争なり大東亜戦争なりのどの局面で
戦略的な通商破壊作戦が日本側に成立しえたか、て
ことなんだけどな。

174:名無三等兵
12/05/30 21:49:24.88
戦略的な通商破壊作戦ってどんな通商破壊なんだ?

175:名無し三等兵
12/05/30 21:51:16.48
ガダルカナルの攻防とかとは違うんだろ

176:名無し三等兵
12/05/30 21:51:16.62
>>173
その明確な成功例がベンガル湾じゃね?
あと序盤の西海岸襲撃も
余裕が少ない時期に沿岸防衛に戦力を誘引させたという点で成功だな
他は正直いってこっちに余裕ないからどうにもならんね

177:名無し三等兵
12/05/30 22:18:20.98 hnKWgHjy
補給あげ

178:名無し三等兵
12/05/30 22:59:52.38
ガダルカナル戦がなけりゃ何隻かはベンガル湾で通商破壊でなかった?
イタリア・ドイツの要請に答えて準備していたら
米軍の攻勢で中止になってたって話だったとおもう

179:名無し三等兵
12/05/30 23:01:03.87
ただ、ガダルの戦いはもうちょいやりようがあったと思うんだがね

あの時点の米軍にはラバウルやトラック落とす力なんか無い訳で
わざわざ長躯ガダルまで飛んで消耗を繰り返さずとも良かったと思うよ

あんな島奪還したところで維持出来る訳もないし、あそこから戦闘機の護衛の無い
爆撃機飛ばされるだけならそうそう影響も無かったのに無理な攻勢繰り返して
貴重な艦船航空機、熟練の将兵を失うのはね

何故か史実擁護者達は「その攻勢が米軍の侵攻を遅らせた」なんて言うけど
どう考えても米軍に新戦力整備させるまでの時間稼ぎされただけだと思う

180:名無し三等兵
12/05/30 23:03:02.54
>>173
そもそも通商破壊自体が戦略的じゃないのか?
上陸船団攻撃や補給船団攻撃は通商破壊とは違うだろ。

181:名無し三等兵
12/05/30 23:09:13.74
いわゆる通商破壊の議論すると、定義をギリギリ詰めて商船だけに話を絞る論法ってあるよな

182:名無し三等兵
12/05/30 23:34:14.37
>>179
ガダルカナル押さえることで珊瑚海への哨戒網を形成し
以て豪州北東部~モレスビーへの兵站ルートを阻害しうる要所ではあるんだよ
だからこそ日本は飛行場建設したし、米軍も取ろうとしたわけだし
正直言って他に拠点に成りうる場所を形成してなかった上
仮にブーゲンビルあたりに拠点があっても
ガ島の米軍と空襲合戦したら結局は負けるんで
出来るうちに陸軍送り込んで奪還する以外に手はなく
その初動で大きくミスったのが全てといえるんじゃないかな

183:名無し三等兵
12/05/30 23:54:37.54
上陸船団攻撃は通商の破壊ではないよな

184:名無し三等兵
12/05/30 23:58:04.74
まあ通商じゃないもんなw

185:名無し三等兵
12/05/31 00:14:03.35
>>179
>何故か史実擁護者達は「その攻勢が米軍の侵攻を遅らせた」なんて言うけど

何故かも何も事実なんだけど。
否定したいならその根拠出さないと。


186:名無三等兵
12/05/31 00:47:56.38
>>179
維持出来る出来ないってどういう意味なんだ?
ニュージョージアやブーゲンビルなら維持出来る訳無い扱いなのかとか
史実では、ニューブリテンどころかマリアナや沖縄でさえ維持出来なかったけど、「維持出来る出来ない」をどういう意味で使っているのかが良く判らない

187:名無し三等兵
12/05/31 00:50:34.53
南太平洋海戦直後なら、アメリカ本土から南太平洋への補給線を
水上艦艇で叩ける可能性は僅かにあったかもしれないな。
ただしほとんど可能性は無いが。

188:名無し三等兵
12/05/31 01:46:00.92
アメリカ本土から南太平洋の補給線を水上艦で叩くとなるとトラックよりも遠くに前進根拠地が必要になるな


まーアメリカ本土から南太平洋の補給線も完全に遮断されたからといってそれで音を上げるかは微妙な所
WWII時のアメリカが破壊されて本気で困る太平洋の通商路って本土西海岸とパナマ位か?


189:名無し三等兵
12/05/31 03:15:07.48
そういえば、WW2でもドイツの仮装巡洋艦がナウルあたりで通商破壊やってましたね。

190:名無し三等兵
12/05/31 06:36:50.55
日本潜水艦には相手船対する魚雷の使用制限数が有った位だからな

191:名無し三等兵
12/05/31 07:31:58.72
んー?それはドイツのUボートも同じでは?
もともと予備魚雷の数は少なく、一度に発射できる本数は限られているし、
再装填をすると時間がかかって獲物に逃げられる。
Uボートは魚雷節約のために浮上砲撃も最初はやっていたね。

192:名無し三等兵
12/05/31 10:17:29.98
>>179

米軍の上陸開始の時点で、
これは威力偵察の一時的上陸ではなく、
本腰をいれた、海兵師団を投入した反攻作戦であるという
情報を得ていたら、話は変わったかもね。
その考え方は、日本軍が状況認識が後世の我々と同等であるという認識に立ってるよ。
現実の戦場は、もっと混沌としていて予測が難しい世界だよ。

・・・まぁ、敵が師団規模と分かっても、海軍さんが「よろしくタロム」と
結局陸上戦になる可能性が高い気もするが・・・。

193:名無し三等兵
12/05/31 10:24:19.20
情報は得ていたんだよ>師団規模の反攻作戦
他の情報との分析作業で埋もれてしまったが

194:名無し三等兵
12/05/31 10:49:55.11
>>193

それは得ていたと言って良いのかw

195:名無し三等兵
12/05/31 17:54:43.34
>>193
結局最終的には過小評価してるんじゃ、情報の意味が無いよ

どうも「こちらが苦しい時は敵も苦しい」を都合よく解釈してるかのごとく
相手戦力や士気、装備を過小評価したがる悪癖があるよね

196:名無し三等兵
12/05/31 18:03:14.19
>>185
彼我の損害からしてどう考えても日本が防戦に成功していたとは思えないね

折角の熟練搭乗員を長距離遠征で疲労させて錬度や機材も充分とは言えない航空隊に損耗させられ
制空権も制海権も無い海域に貴重な高速商船を投入して撃沈され
精鋭駆逐艦や潜水艦を輸送船代わりにして撃沈され
そうした艦船と共に精鋭陸兵も多数失い

こんな非効率な戦いを続けて「ここの戦いが連合軍の侵攻を遅らせた」と威張るのは贔屓の引き倒しだろ


197:名無し三等兵
12/05/31 18:33:11.89
戦い方のまずさと、その結果は別だろう。

198:名無し三等兵
12/05/31 20:55:07.85
魚雷を持って行かなかったのが問題だな

199:名無し三等兵
12/05/31 22:34:19.27
>>196
米軍の侵攻計画を遅らせた事実は変わらない。
18年まで続くソロモン諸島の戦いも含めて戦略的に分析してみるといいよ。
キミはまず最初に日本軍批判ありきで事実を認識していないから。

200:名無三等兵
12/05/31 23:01:13.01
>>199
何と言うか、
航空隊が消耗した、輸送船が撃沈した、米軍の侵攻作戦が遅れた
これらはどれも結果の話なんだ
日本はアメリカの侵攻を遅らせる為にカ号作戦を発動させた訳じゃないわけで、結果からあれこれ言うのは196と同じだと思うんだ
結果からあれこれ言うのは個人的には好きじゃないなあ

と、196だと超面倒そうだから199の方に言ってみる

201:名無し三等兵
12/05/31 23:11:37.05
結果論かもしれないが輸送船の損耗を考えると、実際にはガダルカナルへの逆上陸作戦よりも
敵の空襲による通商破壊をかわすのに地形的に有利なラバウルを防衛の拠点にする方が防戦としては
容易だったかもしれない。

もっとも「防戦が有利」なだけであって、反撃にかかれるわけではないが。輸送船の確保はできるので
資源輸送や前線に到着する物資の面では有利にはなるという程度。

202:名無し三等兵
12/05/31 23:14:36.06
あと、トラック空襲のように不意を打たれてラバウルを空襲されてしまえばそれでもう全部おしまい。
ラバウルが無力化すれば余剰物資はトラック・サイパンに向かうが、トラックは飛び石で終わりだし
サイパンも陸戦で史実より多少抵抗できたとしても、米軍の飛行場確保自体はすぐだろうし。

203:名無し三等兵
12/05/31 23:19:31.10
>>200
「結果の話」というが戦争でそれ以外に何の話をするつもり?
>>201
ガ島を放棄して~という仮定をする人が犯す一番の間違いがそれ。
ガ島をやめたら日本軍はポートモレスビー攻略に全力を傾注することになる。
スタンレー山脈の向こうとガ島とどちらがマシだろうね。

204:名無し三等兵
12/05/31 23:26:48.11
43年後半のソロモン諸島をめぐる戦いを知っていれば
ラバウルに日本が引っ込むと米軍は物量にモノを言わせて
その周囲に複数の飛行場や拠点を設営して飽和攻撃をしかけてくることがわかる。
史実ではガ島争奪戦があったから日本もラバウル周辺に多数の拠点を築くことができたけど。


205:名無し三等兵
12/05/31 23:47:15.67
>>203
ガダルカナル止めたら、ブーゲンビルあたりで防衛線張るだけじゃないの?

>>204
ガダルカナルの争奪戦が無くても、キエタとかブカとかすでに手を出してるでしょう。
設営隊をガダルカナルでは無くてそっちに回せたら、ラバウル外郭陣地は築けるのでは?

206:名無三等兵
12/06/01 00:06:00.77
>>205
ツラギに航空隊がすでに進出して活動している状態で、ガダルカナルに飛行場を設営しないでキエタ・ブカに飛行場設営する判断は普通取らない
「ガダルカナルに17年8月に攻めてくる事が判明。しかも反撃するも負けると判っている」という認識があるならやるかもしれないが、未来予知能力者でもいないとそれは無理そうだな

207:名無三等兵
12/06/01 00:08:59.01
ちょい訂正
× キエタ・ブカに飛行場設営する
○ 設営隊をキエタ・ブカに回す


208:名無し三等兵
12/06/01 00:09:11.07
アメリカが必死にガダルカナルを奪取しようとしていたのは
ガダルカナルが必要だったからではない。
ガダルカナルを取られると困るからだ。
敵が取られて困るところを取るのは戦いの常識。

209:名無し三等兵
12/06/01 00:51:00.01
○○すれば善戦出来たとかニュー速並みの結果論ばかりやな。今日も↓あったw

大和、武蔵を作らずに99式艦爆を1000機くらい製造すればよかったものを…
URLリンク(logsoku.com)


ところで小沢治三郎の評価って日本より米側の方が高いのは何故なんだろう

210:名無し三等兵
12/06/01 03:42:59.82
>>173

真珠湾攻撃に呼応した、ハワイ完全孤立化のための通商破壊戦なんかは、当時の戦略的には合致してないかな?

211:名無し三等兵
12/06/01 06:22:02.68
モンスーン戦隊の良い日本語資料ってないですか?

212:名無し三等兵
12/06/01 07:20:56.11
>>203
スタンレー山脈越えの話が出てきたら、もうどうにもならんよ。
もちろん日本軍は素で始めそうだが。

213:名無し三等兵
12/06/01 09:48:40.60
なんだか通商破壊や護衛とは関係なくなってきてるぞ
戦略論とかこうすれば良かったとか、どうでもいいから
ガ島の話するなら、ラバウルへの補給がどうだったとか、潜水艦がどう展開したかとか、上陸船団の編成や護衛がどうだったとか
そういう話にしてくれないか
でなきゃ余所でやってくれ

214:名無し三等兵
12/06/01 10:23:49.27
上の方でも触れられてる南太平洋の米機動艦隊根拠地と
ハワイ、米本土間での通商破壊戦は自分も考えたことはあるが、
うまくいっても行動を半年遅延できるかどうかってとこだろな・・・
そして稼いだ時間で何が出来るかといっても・・・

結局アメリカと全面戦争にしたのがそもそもの敗因、
としか言いようがない

215:名無し三等兵
12/06/01 12:19:54.53
>>209

ハルゼーで痛い目に会っているから

216:名無し三等兵
12/06/01 12:23:46.55
>>209
イギリスで牟田口の評価が高いのと同じ理屈
自分たちが大勝した戦いで、でも敵は弱くはなく
優秀だった、それに大勝した俺たち強い~という感じ

217:名無し三等兵
12/06/02 08:14:09.99
広い外洋で、いつどの航路でくるかわからん船団を捕促するのがどれだけ大変な事か
船団は月1位しか来ないかもしれないし、ドイツみたいに陸上哨戒機との連携や、英米のような暗号解読もない
機動部隊みたいに索敵機を何機も飛ばして捜索するでもなく、目視で見張る程度なのに

218:名無し三等兵
12/06/02 08:34:46.87
そらまあ、潜水艦1隻が1ヶ月で撃沈できる艦船なんて1~2隻がせいぜいだしな。

第二次世界大戦のUボートですら全戦役期間で1000隻建造で商船撃沈数が3000隻、
平均3隻程度でしか無い(もちろんUボート側が撃沈されてる理由も大きいが)。
URLリンク(ja.wikipedia.org)

Uボートエースとして名高いオットー・クレッチマーですら、1年半の間に撃沈した商船は44隻、
1ヶ月あたり2隻。もちろん補給・整備の関係で常時通商破壊に就いていたわけではないけどさ。

だから数を揃えることが重要になってくる。

219:名無し三等兵
12/06/02 08:44:41.02
船は結構電波出すからね
電波探知機があればある程度探せる

220:名無し三等兵
12/06/02 08:48:19.89
いつも出してるわけでは
アルマイト

221:名無し三等兵
12/06/02 09:21:36.28
方位測定は三角関数でやるから、単艦では距離はわかっても、目標の方位探知はできないぞ
逆探はあくまで方向はわからんが、近くに船や飛行機がいるから急いで潜れ位のもんでしかない

222:名無し三等兵
12/06/02 18:28:07.40
>>218
Uボートは続々と量産され、装備も最新機器が装備されていった。
にもかかわらず、一度実線部隊に出たUボート乗員に対しては新装備を教育するシステムが存在しなかった。
戦後、イギリスがこれをUボート戦を指揮した将官に尋ねたところ、
「Uボートの平均哨戒出撃回数は3回であり、現実に再訓練の機会は生じなかった」とため息混じりに答えたという。

日本海軍にも雷撃を2回やったやつはいないとか、急降下爆撃を3回やったやつはいないと言われていたが、
Uボートも凄まじい消耗率であったことがわかるエピソード。

223:名無し三等兵
12/06/19 14:08:02.90
やっとシュノーケル装備艦が回ってきたU977の機関長も、
さんざん皆をエンジンから逆流した煙で窒息死させそうになったり
目玉が飛び出しそうな低圧にあわしたりして操舵の要領を覚えたんだそうだ。

224:名無し三等兵
12/07/13 15:40:32.79
どしたの?
ageてみようか?

225:名無し三等兵
12/07/23 13:24:20.52
あげるの?あげるの?

226:名無し三等兵
12/07/23 19:24:03.02
Uボートや海上艦の通商破壊戦なんかの、過去の話も大好きだけど、
シナチクは、何かあればインド洋、南シナ海では自国海軍、マラッカ海峡では非合法の海賊を使って、通商路に圧力を掛けて来るのは必至。
日本に対する経済圧力に、対抗する手段を考えなければ。

227:名無し三等兵
12/07/23 22:56:25.38
>>226
インド洋での中国海軍の影響力:殆どなしw
インド海軍自体が有力だし、ミャンマーへの扱いがアレ過ぎて
そっぽ向かれつつあるからな。

マラッカ海峡での海賊:インドネシアへの海保の支援ってなんでやってると思う?w

南シナ海での中国海軍の圧力:圧力かけると或る意味自爆になるんだがw

228:名無し三等兵
12/07/24 18:42:24.24
>>226
そんなネタをふるのなら、中国本土からのドル箱輸出先である北米向け航路がどこを通っているのか調べて御覧
日本が国際航路に制限をかける事へ彼の国が勘ぐりする意味が見えてくるよ

229:名無し三等兵
12/07/24 19:59:16.02
>>228
国際航路の制限って?

230:名無し三等兵
12/07/24 20:27:03.44
>>227

結局は、インド洋での対シナチク海軍への対応は、インド海軍たより?
なら、日印軍事条約位は締結する方向でいかないと、実際の有事の際には、インド海軍の協力を得られないかもしれないよね。
商船の運用は、ITFの協力がなければ成り立たない部分も大きいし、日本行きの商船のみにシナチクが、臨検等の圧力を掛けてくれば、
日本行きの商船が調達出来ない事も想定出来るし、そんなことはないなんて言っていれば、
福一の事故と同じ事に成りかねない。
それらを想定外で片付けるのは簡単だけどね。

231:名無し三等兵
12/07/25 06:47:48.98
>>230
つ「便宜置籍船」

インドが地域大国としてインド洋で覇を唱えている時に、直接国益が
衝突する訳ではない日本が「条約」を結んでまでインドの行動を拘束
して何の意味があるのさ。
インドは地域大国としてインド洋で覇を唱えるために、インド洋での
敵対国以外の船舶の自由行動を保証する必要が有るし、それは
インド自体の国益に十分に適う。

それに、日本向けとはいえ日本国籍以外の船舶を臨検のなんの、なんて
やり始めたら中国はその時点で自爆するんだがw

フクイチガーとか書いてる割には深く考えてないだろ。
中国が穀物やエネルギーの輸入国になって居る今の時点で、船舶に
無差別の臨検のなんの、とやった時点で先に中国の首が絞まる。
そんなことはない、ではなくて、やりたくてもそんな事は自国の為に出来ない、と言う事さ。


232:名無し三等兵
12/07/25 19:47:08.70
>>230
> 結局は、インド洋での対シナチク海軍への対応は、インド海軍たより?
何のために日米同盟があるんだ?

233:名無し三等兵
12/08/06 11:25:41.03
コラ、スレ止めんじゃねーよ ヽ(`Д´)ノプンプン

234:名無し三等兵
12/09/02 19:14:22.81
保守

235:名無し三等兵
12/09/19 12:42:09.22
東京湾でASWするようになったら日本は終わりだ

236:名無し三等兵
12/09/19 13:29:43.96
そんなことは起こらないだろう?
大体工作用の潜水艇ぐらいしか東京湾には危険で入れられないし、
その潜水艇もわざわざ東京湾に入れる必要はないし。
米軍だってそんなことは戦中にやってないだろ?やってた?

まあ北朝鮮が核もそれを飛ばせるロケットも全て失って
なお東京がターゲットとしての価値を持っていたら、
ダーティ・ボム載せたロケット発射潜水艇ぐらい持ってくるかも。

237:名無し三等兵
12/09/19 16:29:42.06
東京湾は水深が浅すぎる
URLリンク(www1.kaiho.mlit.go.jp)
東京湾(狭義)
平均水深17m
最大水深70m

海自や米海軍潜水艦は浦賀水道を抜けるまで浮上航行してるというのに

238:名無し三等兵
12/09/19 18:05:39.52
そこで回天ですよ

239:名無し三等兵
12/09/19 21:50:31.67
大阪湾なら侵入できるのかなw

240:名無し三等兵
12/09/19 21:54:08.96
>>238
豚だろ?

241:名無し三等兵
12/09/19 22:23:13.79
>>235
太平洋戦争開戦前夜に東京湾への敵潜水艦侵入騒ぎがあったな。
海軍の海底ソナーに推進音が引っ掛かったっていうので、陸軍の要塞砲が威嚇射撃した。
ところが後で海軍側からそんな通報はしてない、よくも作業船を誤射しやがったなと苦情が入り、
陸軍は陸軍でうちにはそもそもソナーが無いから通報は絶対にあった、
探照灯で確認してるから誤射はあり得ないと反論して大げんか。
結局、以後海軍は陸軍に対潜情報を提供しないようになり、
陸軍は海峡防備用に重砲兵所属の独自のソナー要員育成をする羽目になったとか。

242:名無し三等兵
12/09/20 09:26:33.69
太平洋戦争の開戦直前に連合国(英?)の潜水艦が瀬戸内海に侵入して
偵察をしたという話があったけどな

243:名無し三等兵
12/09/20 09:42:15.61
ほんとか~?偵察って軍港?

244:名無し三等兵
12/09/20 21:53:17.82
真珠湾の零戦にドイツ人が乗ってたという類の話でしょ。

245:名無し三等兵
12/09/21 02:48:03.61
戦前の日本にも、海軍とは別に海保みたいな沿岸警備隊があれば良かったのに
逓信省あたりの予算で条約逃れの小型艦艇をたくさん建造

246:名無し三等兵
12/09/21 03:36:45.22
それをやり始めると予算を奪い合う陸軍が黙ってないだろう。
アメリカの州軍よろしく日本にも郷土隊とか作り始めるぞ。

247:名無し三等兵
12/09/21 07:27:42.96
>>245
そんな事し始めたらそれこそアメリカ沿岸警備隊にわんさと旧式駆逐艦が流れて
艦隊には開戦時から最新鋭艦がこんもり、ってことになるぞ

ある意味、大量に作られた平甲板型がダブついてたから戦間期のアメリカ駆逐艦は
あの程度で抑えられた訳で

248:名無し三等兵
12/09/21 11:09:18.17
それはないわ
条約枠外の艦艇は、2000トン以下で20kt以下か、600トン以下の艦のみだから
沿岸警備隊のカッターは条約に引っかからない程度の艦ばかりだぞ

249:名無し三等兵
12/09/21 11:23:07.82
どっちにせよ決戦厨の海軍が戦時には機関増設して二等駆逐艦にとか無茶な性能要求盛り込んで
台無しにするだろさ

その辺を踏まえて護衛任務専門の第二海軍を創設する架空戦記が結構あるけどさ

250:名無し三等兵
12/09/21 13:41:29.74
ないない、機関増設なんて手間のかかる改装するなら、新造のがいい
空母ならまだしも小艦艇だぞ
史実で占守型や600トン小艦艇(敷設艇や掃海艇)に機関増設したか?
魚雷も積んでないのに

251:名無し三等兵
12/09/21 19:40:53.69
機関増設・・・・???
計画設計の時点で増設用機関のスペースを確保しとくの?
推進器が増えることを見越して船体ラインを決めるの?

ないわー、それはないわー
将来3軸4軸にするために単軸2軸の艦を3軸艦4軸艦の船幅で造った上に、デッドスペースも抱えるとか何をしたいのか全然判んねー
確かに単軸を2軸に魔改造したような例はあるけど、例外中の例外だろ

252:名無し三等兵
12/09/21 19:47:29.99
あの時期の日本軍の事を考えれば警備隊の新設よりも航空部隊の補強だろうよ
南洋庁や台湾総督府管轄で海難調査の長距離哨戒機を複数持たせて避難用飛行場を各島に作る方がよっぽど条約逃れになるわ


253:名無し三等兵
12/09/21 20:04:52.41
ワシントン条約以来、四国条約で本土以外は島に飛行場とか、倉庫さえつくれないから
台湾でさえつくれない状態
例外はハワイとシンガポールのみ
だからトラックでさえ港湾施設が貧弱なんじゃないか

254:名無し三等兵
12/09/21 20:42:15.69
日本の沿岸要塞は、なんで陸軍の管轄なんだろう
内陸部の要塞はともかく、沿岸要塞は目標も軍艦だったりするし
重砲や対艦徹甲弾なら、海軍に任せた方が合理的だと思うんだが
ついでにソナーや哨戒艦艇と連携したり、重砲だけでなく魚雷も装備したりと

255:名無し三等兵
12/09/21 20:53:54.61
管轄は陸軍だけど、条約で廃艦になったり未成に終わった艦の主砲塔を要塞砲に転用してるんだが。

256:名無し三等兵
12/09/21 21:31:57.41
そんなの対馬要塞と壱岐要塞程度で、ごくごく一部だぞ
要塞砲兵なのに三八野砲改とか、重砲も旧式砲が多かったりする
特に戦時中の臨時要塞はひどい
主力は満州や朝鮮の要塞な感じで、本土は対馬海峡以外は二線級

257:名無し三等兵
12/09/21 22:02:44.09
えーと、主だった艦砲転用要塞砲は

砲塔45口径30センチ加農
・第一号砲:東京湾千代ヶ崎砲台…旧鹿島前部砲塔
・第二号砲:長崎県的山大島砲台…旧鹿島後部砲塔
・第三号砲:青森県津軽大間第一砲塔…旧伊吹前部砲塔
・第四号砲:大分県鶴御崎砲台…旧伊吹後部砲塔
・第五号砲:千葉県洲崎第一砲台…旧生駒前部砲塔

砲塔45口径25センチ加農
・第一号砲、第二号砲:神奈川県城ヶ島砲台…旧安芸第三、第四砲塔

砲塔45口径20センチ加農
・第一号砲、第二号砲:千葉県大房崎砲台…旧鞍馬第一、第四砲塔

砲塔50口径30センチ加農
・第一号砲、第二号砲:長崎県龍ヶ崎第一、第二砲台(対馬)…旧攝津後部、前部砲塔

砲塔45口径40センチ加農
・第一号砲:張子嶝砲台(釜山港外)…土佐第二砲塔
・第二号砲:長崎県黒崎砲台(対馬)…赤城第一砲塔
・第三号砲:長崎県豊砲台(対馬)…土佐第一砲塔

出典は佐山次郎「日本陸軍の傑作兵器 駄作兵器」
まあ対馬海峡と東京湾に集中してはいるな

258:名無し三等兵
12/09/21 22:07:58.64
>>256
>そんなの対馬要塞と壱岐要塞程度で、ごくごく一部だぞ

14砲塔も配備しておいてごく一部とか言われてもな。


259:名無し三等兵
12/09/22 01:24:29.42
>>258
まあ要塞は40くらいあって、10個以上砲台がある要塞もあるから、そう考えるとあまり多いとは言い難い気がする。

260:名無し三等兵
12/09/22 05:54:01.27
【内地持久】WWⅡの島嶼防衛を語る2【水際撃滅】
スレリンク(army板)

書くスレ間違ってますよ

261:名無し三等兵
12/09/22 12:25:20.39
宗谷/津軽/対馬/紀淡(和歌山~淡路島)/豊予(大分~愛媛)の各海峡、東京湾や北千島や奄美大島、先島諸島に父島に長崎その他の要所に沿岸要塞がある
千島の松輪島砲台は、潜水艦ヘリングを撃沈している(8~12cm砲と12.7cm高角砲)
末期には室蘭や釜石や千島が艦砲射撃を受けている
機雷堰もそうだが、普通に通商保護に関係する話題だ

262:名無し三等兵
12/09/22 13:29:39.80
崑崙丸を要塞の目の前で撃沈されて、大騒ぎになったらしいな。

263:名無し三等兵
12/09/22 14:14:45.65
関釜航路が240kmで、ワフーによる沈没が沖ノ島東北10浬、つまり本土から80km程の地点
別に要塞の目の前じゃないな
時期的にも潜水艦による輸送船沈没は珍しくないが、以後は夜間航行を禁止して海軍の護衛を付けている

264:名無し三等兵
12/09/22 14:45:40.31
ワフーの件は要塞云々でなく、昭和18年10月時点で日本海に侵入されたから騒がれたんでしょ

265:名無し三等兵
12/09/22 17:34:16.26
国会議員とか著名人が死んで、報道管制が難しかったというのもあるようね

266:名無し三等兵
12/09/22 18:13:26.53
まあ、陸海空戦は報道するけど
兵の戦死や軍艦や航空機の損害だけで
輸送船だの潜水艦だのは普段は報道しなかったからな

267:名無し三等兵
12/09/22 18:16:25.85
その部分は最初からどうでもいいっていう感じだった気が

268:名無し三等兵
12/09/22 18:19:58.38
まあそれに、輸送船なんかは沈んだところで代わりなんかいくらでも作れるという雰囲気だったんじゃない?
海洋立国という甘い考え、みたいな。

269:名無し三等兵
12/09/22 20:45:56.29
>>268
というか、特に陸軍はそうだが、
「決まった場所まで決まった量を運べる事が出来る事が重要」
と捉えると、
「或る程度の損害は受容する」
と言う事になる。

海軍の場合は使いでを個々の船舶にも求める傾向が強いから
艤装にも凝ったモノを使う傾向があるが、陸軍の場合には飽く迄
「運ぶための手段」
と捉えているんで、船砲隊も
「船の上に『布陣』する」
だけ、みたいな扱いになる、と言う傾向は有る。


270:名無し三等兵
12/09/22 21:26:55.24
違うよ
一次大戦のイギリスも商船がどれだけ沈んだかは、軍事機密で報道してない
あまりの損害の大きさに国民を不安にさせるから
アメリカが1917年に参戦して、米海軍が報道されなかったイギリスの船舶被害を知って、参戦を後悔したくらい
なんだ、こんなにやられてもう負ける寸前じゃないかと

271:名無し三等兵
12/09/23 01:45:08.84
相手方の戦果確認に使われちゃうしね

272:名無し三等兵
12/09/27 10:04:51.82
中国人民解放軍系の学者らが中国メディアを通じ、25日に海軍への配備が発表された空母「遼寧」は
沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐり対立が激化している日本への圧力になるとの発言を続けている。
中国は公式には「空母を保有しても、防御的な国防政策を堅持することに変わりはない」
(軍機関紙、解放軍報)との立場を取るが、本音では日本への威嚇効果を期待しているようだ。
中国メディアによると、国防大教員の李大光氏は
「この時期に空母を見せつけることは、釣魚島を防衛する中国の強い決意を表明することになる」と指摘。
「過ちを認めなければ自業自得になると日本政府に告げる」意味があると訴えた。
また国家安全政策研究委員会副秘書長の喬良少将や、中国軍事科学学会副秘書長の羅援少将も空母の「威嚇効果」を強調している。

273:名無し三等兵
12/09/27 10:16:54.70
空母だけ完成してもねぇ。それだけじゃただの空船だし、乗っける航空隊の整備にはまだまだ時間かかるし。
威嚇効果って言われても・・・かえって日本人の警戒感を煽るだけなんだけどね。中国人はわかってないよねw

274:名無し三等兵
12/09/27 10:21:09.29
これであの空母からミグやスホーイががんがん発着したり、巡洋艦やl駆逐艦従えて
堂々たる艦隊運動してたりすればともかく、空母だけあってもねぇ

まあ、小学生がでっかい玩具買って貰って見せびらかしてるようなものだろ

275:名無し三等兵
12/09/27 22:12:26.54
打撃群を構成するのが、ポンコツ護衛艦とドンガラ原潜じゃ、まともな運用は無理だろうな。
出港した途端に、そうりゅう型の魚雷であぼーん。

276:名無し三等兵
12/09/28 01:48:50.06
「中国が誇る初の空母は対外誇示用で、中身はない」
ニューヨークタイムズが中国が野心作である初の空母「遼寧」をこう評価した。
25日の「遼寧」就役式には中国の胡錦濤国家主席、温家宝首相ら中国指導部がそろって出席した。
中国にとって、初の空母就役は意味のある行事だった。
中国国防省も「海洋大国として大きな一歩を踏み出した」と自評した。
しかし米国メディアの評価は厳しかった。
まず98年にウクライナから購入した廃艦を再建造したという「遼寧」の出生の秘密を取り上げた。
そして「側面にある16という数字は『遼寧』が訓練用にすぎないという意味」と伝えた。
中国海軍は海洋巡視艦に4けた、戦闘艦に3けた、訓練艦に2けたの数字を付けている。
実際、中国の海軍専門家の李杰氏は「空母が役割を果たすには、艦載機の離着陸はもちろん
母艦編隊の構成と連合作戦能力訓練などを終えなければならないが
艦載機離着陸訓練はいくら科学的な方法を動員しても3年以上かかる」と述べた。
同紙は「今の中国海軍に空母は必要ない」とし
「遼寧」について
「米国に対抗したものなら競争力がなく、隣国を狙ったものなら単なる虚勢にすぎない」という声も伝えた。
結論的に、尖閣諸島をめぐる領土紛争に合わせて就役させた「遼寧」は空母としての役割より
周辺国に中国の力を誇示するための用途が大きいと評価した。
しかし中国の説明は違う。
中国海軍の尹卓少将は
「現在は地上基地で艦載機離着陸訓練が行われている」と主張した。
艦載機で折りたたみ式の翼を保有する殲-15(J-15)戦闘機または
最先端性能を備えた殲-31が候補ということだ。
乗務員も作戦能力を確保するまで約1000人に定め、すでに将兵選抜を終えた。
乗務員全体の98%が大卒以上の学歴で女性は5%。
初代艦長には駆逐艦や護衛艦などの艦長を務めたチャンジョン海軍大校が任命された。
「遼寧」は特定艦隊に配属される場合、作戦範囲など限界があるだけに、師団級を編成した後
海軍が直接管轄する可能性が提起されている。
米国は現在最大規模のニミッツ級9隻を含む空母17隻を保有している。

277:名無し三等兵
12/09/28 07:59:43.71
>>276
なんで中央日報の記事のURL貼らないの?
URLリンク(japanese.joins.com)

278:名無し三等兵
12/10/01 22:42:38.35
>>270
WWⅠにおけるUボートによる撃沈5300隻、1300万トンって数字は恐ろしすぎる。
無制限潜水艦戦をやってた期間はさして長くないのに。

279:名無し三等兵
12/10/01 22:45:10.57
どこにいるか良く分からんし、止めようがないでしょ。

280:名無し三等兵
12/10/01 23:00:44.09
第二次大戦のように飛行機で大西洋上をパトロールさせるのはムリにしても
電波発信位置を突き止める&暗号解読でUボートの位置をつかむってできなかった?

281:名無し三等兵
12/10/02 00:34:01.25
つ「Uボート入門」広田 厚司
WW2メインだけど初心者向けに網羅されていて良書だよ。

282:名無し三等兵
12/10/02 01:22:19.01
「領土・領海守る責務果たす」首相、閣僚に指示

野田佳彦首相は1日、内閣改造後の初閣議で
沖縄県・尖閣諸島と島根県・竹島をめぐる中韓両国との対立を念頭に
「わが国の主権と領土・領海を守る責務を国際法に則って果たす」
との内閣の基本方針を示し、閣議決定した。

283:名無し三等兵
12/10/02 09:01:59.54
>>280
当時中立国だったノルウェーに秘密の電信観測部隊を
送り込んで位置同定をする事はしてた<WWIのイギリス
どうもドイツの抗議を受けたらしいノルウェー官憲にもう少しで
拘束されるところだったらしいw

「スパイ・キャッチャー」にサラッとだけど書いてあったりするw

284:名無し三等兵
12/10/02 11:58:29.75
第一次大戦ではUボートの位置特定は事実上不可能だったのか。

285:名無し三等兵
12/10/02 12:03:59.60
あの時代のUボートは「いざという時に水に潜れる水雷艇」でしかないから
位置特定自体はWWⅡより楽な筈

ただし艦艇の見張り能力が劣る上に対潜兵器も少なかったから対処出来なかっただけで

286:名無し三等兵
12/10/02 12:07:31.01
哨戒機も、飛行船しかないから即座に逃げられるしな。

少しでも気を抜くと、ケツにロケット弾打ち込まれるWW2とは難易度が違う。

287:名無し三等兵
12/10/02 19:53:15.74
WW1でも初期は水上艦艇や仮装巡洋艦や機雷による戦果が多いだろうと思ったら
大部分が潜水艦の戦果だった
まあ一次大戦じゃ爆雷やソナーもロクにないしな

288:名無し三等兵
12/10/03 02:01:40.00
中国公船が領海の外に出る 海保の退去要求に「邪魔するな」

第11管区海上保安本部(那覇市)によると
尖閣諸島周辺の日本の領海内に侵入していた中国国家海洋局所属の海洋監視船「海監」
4隻が2日午後、すべて領海外に出た。
海監4隻は同日午前、領海外側の日本の接続水域に入った。
海上保安庁の巡視船が領海内に入らないように警告。だが
「釣魚島と付属の島々は中国の領土で貴船の行為は中国の主権を侵犯している」と応答し
2日昼過ぎに相次いで領海に入った。
さらに、海保巡視船が領海からの退去を求めたところ、海監は「邪魔するな」などと反発し、航行を続けた。
ただ、4隻は2日午後5時20分ごろまでに、すべて領海の外に出た。


289:名無し三等兵
12/10/03 16:59:51.66
WW1の頃はレーダーもソナーもないから潜望鏡を目視で発見して体当たりか砲撃するくらいしか対処法はなかったからね。
護送船団が組まれるようになったのは被害が急増してからだから単独航行の商船を沈めるのはたやすかったんじゃないかな。

290:名無し三等兵
12/10/03 17:05:30.46
でも逆に言うと、潜水艦の側も外洋で商船を見つけるのは、難しいと思うんだがね

291:名無し三等兵
12/10/03 17:11:07.53
石炭焚いて黒煙をこれでもかと立ち上らせてたから潜水艦の低い司令塔からでも船舶発見するのは容易

でもって運用効率の低下嫌って船団に入らず、単独航行する船も多かったから潜水艦が襲撃するのもたやすい

292:名無し三等兵
12/10/03 17:16:12.09
速度の高い優秀船とかね。

293:名無し三等兵
12/10/03 17:24:50.19
でもってその優秀船も浮上潜水艦が追いつける程度の速力しかないケースが大半だしね

大西洋航路の巨大客船とかだと下手な巡洋艦より高速だから襲撃も苦労するけど
それでも単独航行する船舶は船団に比べて攻撃しやすい

294:名無し三等兵
12/10/03 20:16:41.59
WW1では、無線技術もまだまだ黎明期だったから、被発見率を下げる護送船団方式が有効に働いた。
また、護送船団方式だと、鰯の群れと同じで少数の被害の間に、他の船が逃走しやすい。

295:名無し三等兵
12/10/04 09:58:06.40
戦間期、太平洋横断航路の客船は14ノットくらいで十分高速だったんだそうだ。
サマセット・モームの小説を読む限り。

今の感覚だと14ノットはノロノロだと感じるけど、
フランクリン自伝には18世紀の中頃郵便船でイギリスに行くとき
船長がこの船はあるとき13ノットで走ったと自慢し、
英海軍の軍人がそんなはずはない、今までそんな速さで走った船はない、
きっと測程具に不具合があったか測った人が無知だったんだろうと言い張ったそうだ。
結局その航海中十分な追い風のあるときに軍人が前もって検査した道具で
自分で測って13あったのでシャッポを脱いだそうだ。

296:名無し三等兵
12/10/04 10:00:20.90
いや13ノットって時速20キロ以上だお
チャリの全速と同等以上だから決して遅くはないお

297:名無し三等兵
12/10/04 10:12:07.18
大手航空会社のビジネスクラスを利用するエリート層が沢山いる路線と
格安航空会社の更にキャンセル待ちがやっとのプーが大半な路線じゃ
用意される機材も変わって来るのに近いわな

当時の欧米列強とアジア諸国の生活レベルの格差からしたら太平洋航路なんざに
優秀船回すのは採算無視もいいとこ

298:名無し三等兵
12/10/04 10:21:59.65
タイタニック号の救助に向かったカルパチア号の最高速力が15ノットくらいだからね
ちなみにカルパチア号は1918年アイルランド東方でUボートに撃沈されている


299:名無し三等兵
12/10/04 11:00:41.14
>>295
あの頃の商船で航海速力(巡航速力)14ノットは速いよ。
大西洋横断航路の客船だと5万総トン以上・30ノットの巨船が結構いたけど、
太平洋航路の客船だと2万総トン・20ノットくらいが採算の限界。
1930年竣工の秩父丸17500総トン・巡航17ノットが1980年代末まで日本史上最大の客船。
未成に終わった橿原丸級=飛鷹級空母は2万6千総トン・24ノットで赤字経営予定。
1930年代後半の日中航路の新鋭貨客船で航海速力16ノットくらいかな。

貨物船はもっと低速で、
1930年代半ばに日本で建造されたパナマ経由NY行きのディーゼル貨物船が、
6千総トン・1万載貨重量トン・航海速力16ノットで、世界的に見ても優秀船の部類。
10人くらいの旅客設備がついてて、太平洋横断には安くて速くて好評だったそうな。
同時期にNY航路以外の新造ディーゼル船で航海速力14ノットくらい。
それ以前だと、航海速力12ノット以下がいいとこ、多くは石炭焚きなので速力維持が大変。

1930年代に日本海軍が艦隊随伴を想定して補助した高速タンカーの基準が航海速力14ノット。

300:名無し三等兵
12/10/04 11:32:17.46
>>297
大西洋横断航路は確かに花形航路で横断所要日数の記録争いもあるから
最良の船はそちらへ行くだろうが、だからって太平洋横断航路の客船がボロとは限らん。
日本の船会社にとっては重要航路だ。


301:名無し三等兵
12/10/04 11:36:51.72
>>300
航空会社の例えで言うなら日本は成り上がりの準大手か、格安航空会社の最大手みたいなもんだからなぁ

もっともブルーリボン争いしてるような超高速客船たちは国の援助金なきゃ満室でも赤字確定みたいな船だし
経済性重視の太平洋航路船と比べるのは間違いかもね

302:名無し三等兵
12/10/04 11:38:49.92
そんなわけでWW2で護送船団組むとなると、
大型タンカー主体で足の速いヒ船団でも、高速船団で基準速力13ノット、中速船団で10ノット前後。
ヒ船団以外では部隊輸送だろうと資源船団だろうと速力8ノット以下が普通となってくるわけで。
しかも之字運動すれば実質的な移動速度はもっと落ちる。
大戦後期の日本船団では夜は湾に隠れる昼間接岸航法で、超ノロノロ運航。

ガダルカナルの増援輸送で使った12ノット高速船団はNY航路などの優秀貨物船の選りすぐりで、
そういう船ばかり10万トン失うってのは、単純な量以上に大きなダメージだった。
半年後のダンピールの悲劇の時には、もうそんな優秀船ばかり揃えられなくなっている。

大西洋でも貨物船主体で組まれた普通の物資輸送船団では10ノット以下が多い。
例えば悲劇のPQ-17船団だと基準速力8ノットで、さらにジグザグ之字運動やりながらとなる。
優秀貨客船だとこういう船団には入らず、巡洋艦だけの護衛で高速突破したりしてますが。

303:名無し三等兵
12/10/04 11:54:13.29
商船に興味が沸いたらぜひ
 ↓
(大東亜)商船+戦標船(大欧州)
スレリンク(army板)

304:名無し三等兵
12/10/04 11:57:40.48
>>301
太平洋航路でも補助ありきの船は結構ありますよ。
南米航路の頂点に立つあるぜんちなまる級は海鷹型空母改造予定船で、
大阪商船は泣く泣く不経済な高性能1万3千トン・17ノットで建造したもんですし。

305:名無し三等兵
12/10/04 11:58:24.70
戦後米国で建造されたユナイテッド・ステーツとアメリカはまだ現役だろうか。

306:名無し三等兵
12/10/04 12:03:10.27
>>304
樫原丸もそうだね
あるぜんちなまる級なんかも有事に軍艦に転用しようって助平根性もあるからなぁ

でも、WWⅠの頃じゃ日本はまだまだ国威発揚目的で優秀船を採算度外視で就役させる余裕無い筈



307:名無し三等兵
12/10/04 15:24:51.73
そもそもタービンが1910年頃導入され、1925年頃に漸く性能が安定してくる
ディーゼルは1920年頃導入され、1930年頃に安定してくる
日本で優秀船が多数出てくるのは、1930年の畿内丸(最大18kt/航海16kt)以降
それでも一次大戦時は、欧米船舶が軍事用に徴用されて、一時期太平洋航路は日本が独占したけど
もちろん船舶建造も注文が殺到した
欧米では客船と貨物船は明確に分けるが、日本は貨客船が多い

308:名無し三等兵
12/10/04 16:32:29.71
一次大戦時のドイツ潜水艦は、イギリスやマルタ島を封鎖し、その封鎖海域を通る船舶を無制限に攻撃した
つまり沿岸海域限定での行動で、外洋を自由に航海していた訳ではない
要は港の周辺にいれば、船は勝手にやってくるから探す手間も省ける
雷撃だけでなく機雷の敷設もする

309:名無し三等兵
12/10/04 16:40:24.20
ブルーリボンに挑戦するような高速客船は、欧米でもごく一部に過ぎない
20世紀初頭では、ドイツのドイッチュラント(1万6000トン/22kt)とイギリスのルシタニア号(3万トン/24kt)
イギリスは当初、徴用目的でルシタニア号に補助金を出し、仮装巡洋艦にする予定だったが
大型で目立つので、結局仮装巡洋艦にはせず、大型客船は輸送船か病院船に使われた
1930年代になると、フランスのオイローパやノルマンディー、イギリスのクイーンメリーなど、8万トン/30ktの高速客船が出てくる

310:295
12/10/04 17:00:01.62
脱線してるようで話を戻すが、
ドイツと違ってイギリスやWWII前半の日本のような制空制海権を持っている国では
偽装には金かけてないよね?
大洋航路の高速船みたいなのが外洋を独り歩きするのは
軍艦か軍隊輸送船のどちらかに決まっている。
病院船や交換船の場合は灯火をつけて航路を公表しているし。

311:名無し三等兵
12/10/04 17:29:08.51
>>310
もうしわけないけど、何を言っているのかよくわからん。

14ノットの商船が高速ってのが新知識だと思えるくらいこの分野の初心者なら、
大内健二『輸送船入門』あたりを読んでみるのがいいよ。
話はそれからだ。

312:名無し三等兵
12/10/04 18:23:58.10
現代船舶は、コンテナ船やフェリーなどが25k前後と高速で、不定期貨物船はより大型で速度控え目の20kt程度
タンカーなどのばら積み船が15kt程度
要は採算がとれるかどうかなので、豪華客船と移民船では条件も違う
昔は郵便船などは高速を求められた
当時の客船でも最大20kt程度なら採算がとれるみたいで、あるぜんちな丸は21ktだからやや過大
氷川丸程度がちょうどいいくらい
貨物船は速力より、大型で荷物をたくさん積める(肥えた船型になる)事が優先だ
輸送船の偽装だが、仮装巡洋艦などの武装商船を、非武装の一般商船に偽装する事ならある


313:名無し三等兵
12/10/05 00:12:23.58
>>305
さすがに引退した。
保存しようって声も当然上がったけど、金かかりすぎるんで諦めたらしい。
数年前の世界の艦船に外されたスクリューの写真があった。

314:名無し三等兵
12/10/05 14:40:42.77
ユナイテッド・ステーツの最大38ktはさすがにやりすぎだと思う
クイーン・メリーあたりがピークだな
1932年からの船舶改善助成施設は、4000総トン以上/13.5kt以上の新造に補助金を出す
補助金はトンあたり、速力14kt未満なら45円、18ktなら54円
この政策は造船不況の1920年代から少しずつでもやって、老朽船を一掃してほしかったなあ
1937年からの優秀船舶6000総トン以上/19kt以上への補助金だが
この時期は質的改善より、量的拡大が必要な時期だ


315:名無し三等兵
12/10/05 21:40:07.33
>>314
その時期には世界恐慌が起きてるから老朽船の入替は難しかっただろ。

316:名無し三等兵
12/10/05 21:54:34.28
>>315
え、何を言ってんの?
船舶改善助成施設が実施されてた時期が、世界恐慌の最中だったんだけど
1932年が日本造船のドン底の時期
不況で係留船が多く、安い中古船や老朽船が多くて
老朽船は不経済で海難事故も起きやすいから、その更新の為に助成して大成功だったんだけど


317:名無し三等兵
12/10/05 22:04:02.21
造船不況自体は、一次大戦終了直後からあって、1922年のワシントン軍縮で八八艦隊計画もポシャったから
軍艦の需要もなくなり、次々と造船所が閉鎖した
一次大戦の好況で、最盛期は年50万トンの造船量が、1922年に年8万トン、26年に年4万トンまで低下
その後1928年から一旦盛り返し、1932年にはまた年5万トンまで低下
1934年頃から徐々に不況を脱して、37年からは需要に追いつかなくなる状況

318:名無し三等兵
12/10/05 23:07:12.10
世界恐慌より前、1926年の第1次若槻内閣のころに、
船舶改善助成施設の前身と言うべきスクラップアンドビルド方式の助成案が検討されてるんですが、
緊縮財政路線の中で流れちゃってるんですよね。

319:名無し三等兵
12/10/06 00:37:43.41
一次大戦の終戦で、徴用解除などで余剰になった船舶が、中古で大量に輸入されたから、余計に老朽船があふれる事になった
1932年当時で保有425万総トンのうち、115万総トンが老朽船
第1回の助成で40万トンを解体し、20万トンを新造したけど
多分1937年以降の船舶不足で、また中古船輸入が増えて老朽船は増えたと思う
船舶は戦時にはたくさんほしいけど、平時でも一定の船舶量を維持するのは難しい

320:名無し三等兵
12/10/06 01:11:30.48
そういや船舶保有量を見ても
戦前の日本は英米に比べて総トン数だけでなく、老朽船や小型船が多かったんだっけ?

321:名無し三等兵
12/10/10 11:33:06.17
尖閣「中国が所有したっていい」 農水政務官が発言
2012.10.9 22:40 [尖閣諸島問題]
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

鷲尾英一郎農林水産政務官は9日夜、都内で開いた自身の政治資金パーティーで、沖縄県・尖閣諸島について
「尖閣諸島は日本の領土だ。誰が所有しようと関係ない。語弊はあるが中国政府が所有したっていい」と述べた。
誰が所有者かということより、固有の領土として尖閣諸島を守る体制強化の方が重要だとの認識を示した発言だが
中国による尖閣購入を容認したとも受け止められかねず、誤解を招く恐れがある。
政府はすでに尖閣諸島の国有化を閣議決定しているが、鷲尾氏は
「誰が所有するかの問題ではない。(中国が所有するなら)日本の登記簿に中国政府と書いてもらったらいいだけの話だ。
日本の領土として、われわれが断固たる決意のもと島を守り抜くことが大事だ」と述べ
海上警察権の強化などに取り組む必要性を訴えた。

322:名無し三等兵
12/10/11 11:16:33.60
「日本右傾化」米紙報道は誇張 藤崎駐米大使が反論寄稿
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
米国「アジア戦略修正を」 中国軍拡で抑止機能果たせない
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

323:名無し三等兵
12/10/11 11:18:05.56 gKgzAgCz
URLリンク(p11.chip.jp)

324:名無し三等兵
12/10/11 15:16:33.67
右傾化じゃないよな。占領国の政策のせいで左が強すぎたし彼らがメディアと教育を握っていたからだ。

325:名無し三等兵
12/10/11 22:08:50.75
>>324
左から真ん中でも、極左から中道左派でも右傾化ですよ。右翼は馬鹿だなあ

326:名無し三等兵
12/10/12 09:18:29.22
お前は左翼じゃないんだろ、馬鹿なんだろ。

327:名無し三等兵
12/10/12 21:01:49.52
スレ違いは出て行きなさい

328:名無し三等兵
12/10/17 01:58:03.38
シーレーン防衛必須。艦隊航空なくしてどうやって空や海中からに脅威に輸送船を守るのかと
まぁ台湾海峡危機のとき「ODA止めます」って言ったってなんの抑止力にもならないのに対して空母機動艦隊送るだけでシナが真っ青になったからな
中国もそれで必死に空母もちたがる訳だし
戦力は相対的なもの。 周辺国が持つなら対抗策としても持つべき
かつて空母機動艦隊を運用した日本が空母持ったら抑止力は相当だろうな
抑止力パないぞw
ただでさえ強い海自の能力が飛躍的に上がるんだから
だとしたらこれを護衛・補助する諸艦と人員だけじゃなく、大陸進行をやらかすだけの陸軍・空軍が必要だね。
もう、日本軍三軍作り直しだね

329:名無し三等兵
12/10/17 03:03:28.50
結局はソビエトも、アメリカ(含む西側諸国)との軍拡競争に負けて崩壊したからね。
特に大規模な海軍は、国家財政を圧迫するし、当時は陸からも強力なNATO軍が圧力を掛けていたから。
中共もアメリカに対抗できる強力な海軍を持とうとしたら、かなり負担が大きい。
今は、その市場に頼った経済力でなんとかしているけど、インドや東南アジアに市場や資本がシフトしたら、とても質、量ともに優れた海軍を持てる状況じゃなくなる。
それでも中共が軍拡を止めないなら、今は武器になっている人口が、敵になるだろ。

330:名無し三等兵
12/10/20 08:08:02.17
日本に出入りしているマンモスタンカーに飛行甲板かぶせて
その上に英軍米軍中古のシーハリアーを借りて乗っける準備とか
ができてるなら日本の海上航空戦力も悪くないと思えるんだけどな。

こういうことって研究することすら許されていないのだろうか?今の日本は。

331:名無し三等兵
12/10/20 09:14:31.91
防衛戦力的にと言うか、国家予算的に許されないんじゃないの

332:名無し三等兵
12/10/20 10:31:43.66
>>330
高速コンテナ船でいいやん

ていうか1982年に実戦でやったし

333:名無し三等兵
12/10/20 10:54:25.65
>>331
というか優先順位が低い

334:名無し三等兵
12/10/20 12:27:31.13
>>330
フォークランド紛争の後にエゲレスさんの実績基にしたコンテナ船改装キット一式の売り込みはあったようだが、なんだかんだで能力不足という事で流れたって話がある
っつーか、あれもV/STOL母艦があって補助艦や避難先として使うならともかく、これ単体で運用するとダメ出ししか出ない

335:名無し三等兵
12/10/20 18:22:30.31
そもそもどこで空母や空母もどきを使うんだって話でね
日本の防衛に関して言えばわざわざ中古のハリアーなんかに頼らなくても
航空自衛隊の戦闘機でOKな訳で

336:名無し三等兵
12/10/20 18:31:24.44
地上基地だと巡航ミサイルやゲリコマの餌食になるから空母じゃないと駄目と言い張る奴もいたな

337:名無し三等兵
12/10/20 18:32:45.16
その論法じゃ空母だって自爆ボートや特殊潜航艇の餌食になるな

338:名無し三等兵
12/10/22 22:40:44.97
船団護衛には最低でも護衛艦が二隻必要
軍事大国同士の戦争になると何隻必要だろう?

339:名無し三等兵
12/10/24 07:07:06.95
当該国はどこだとか、船団航路はどこだとか、「必要」の意味とか、があるから一概に言えなさそう

340:名無し三等兵
12/10/29 21:34:36.42
相手に攻撃能力が無ければ護衛艦0でも良い(キリッ

まぁこういう極論も成り立つのでもうちょい条件絞ってくれんとな

341:名無し三等兵
12/11/07 13:24:40.87
まず船団前方、右、左、後方で4隻、
+αで2,3隻の攻撃隊ってのがWW2の英米の編成だったはず。
+α分は敵潜水艦を発見したら撃沈まで追い回す役目

342:名無し三等兵
12/11/07 22:42:25.98
イギリスの場合、33~44隻の船団に、直接護衛として駆逐艦4隻・コルベット4隻・掃海艇4隻・武装トローラー4隻とか
間接護衛は状況によるけど、巡洋艦+駆逐艦だったり、たまに戦艦つけたり
後期は間接護衛が護衛空母になる
当然だが日英とも、後期になるほど戦力が充実する
日本の場合は、12隻の船団に4隻の護衛艦(海防艦や駆潜艇)とか

343:名無し三等兵
12/11/07 23:33:16.30
イギリスも初期は護衛艦無しとか、仮装巡洋艦1隻とかよくあったみたいだね。
ドイツの大型水上艦に襲撃されて、唯一の護衛艦の仮装巡洋艦が立ち向かったけど撃沈とか。

344:名無し三等兵
12/11/07 23:38:52.18
ジャービス・ベイVSシェーアだね
あの1隻の犠牲でかなりの数の商船が脱出に成功しているんだから叙勲も当然だね

345:名無し三等兵
12/11/08 18:20:00.84
仮装巡洋艦といっても20ノット出せるし、15センチ級の砲を片舷5,6門持っているし
少なくともドイツの仮装巡洋艦、軽巡洋艦との砲戦に撃ち負けない、振り切られないぐらいの能力を持たせるように努力しているね

346:名無し三等兵
12/11/08 22:41:14.99
URLリンク(en.wikipedia.org)
を見てもそこまでの性能はなさそうだが

347:名無し三等兵
12/11/09 00:00:00.04
仮装巡洋艦で片舷6門となると、10門くらい積んでないとならないような。
基本的に中心線へ砲が置けないだろうから。

348:名無し三等兵
12/11/09 00:06:10.06
中心線上は船首、船尾各1門のみで、残りは反対舷指向不可っていうイメージだよね。
射撃指揮装置はなさそうだし、軽巡に撃ち負けないってのは難しそうに思える


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