軍事板書籍・書評スレ44at ARMY
軍事板書籍・書評スレ44 - 暇つぶし2ch200:名無し三等兵
12/02/11 10:16:53.53
【閉店のお知らせ】
ジュンク堂書店新宿店は、平成24年3月31日(土)をもちまして、閉店させていただくことになりました。
昨年来多くのお客さまから、当店の存続のご要望をいただいておりましたにもかかわらず、
力及ばずご期待にお応えできませんこと、誠に申し訳なく存じます。
2004年秋のオープン以来7年余の営業でございましたが、皆様から暖かいご支援、ご愛顧を賜りましたことを、心より御礼申し上げます。

URLリンク(www.junkudo.co.jp)

201:名無し三等兵
12/02/11 12:26:48.42
>>200
一度しか行ったことがないんだが、岩波新書、中公新書、文庫クセジュがずらりと揃っていて
うっとりしながら見詰めたものだ。
閉店前にお悔やみの意を込めて何か買いに行こうかな。

202:名無し三等兵
12/02/11 12:51:20.35
>>200
品ぞろえ豊富な店舗だっただけに、ショックなニュースだな。在庫はどうなるんだ?

203:名無し三等兵
12/02/11 12:55:29.90
また池袋利用に戻るか…
紀伊国屋が店舗面積を生かしていないのと対照的で、良い店だった

204:名無し三等兵
12/02/11 12:57:59.27
兵器関連の誤訳が過去スレで指摘されていたハルバースタム『ザ・コールデスト・ウインター』
だけど、増刷分では訂正されてるの?

205:名無し三等兵
12/02/11 12:58:19.45
>>203
同意だなぁ

206:名無し三等兵
12/02/11 13:00:11.08
これで新宿の大型書店は、紀伊国屋とブックファーストだけになってしまうのか。

207:名無し三等兵
12/02/11 13:07:58.75
ブックファーストはいまいちだし
紀伊国屋本店は上下の移動が面倒だから困る

208:名無し三等兵
12/02/11 13:13:48.41
そう考えると、増々ジュンク堂新宿店の閉店は大損失だな。

209:名無し三等兵
12/02/11 13:46:43.54
東京駅丸善と、神保町古本店群に何時でも
寄れる俺には隙は無かった。

・・・と言いたいところだが、金が無かったorz

210:名無し三等兵
12/02/11 13:53:52.64
>>209
寄れるだけでも羨ましいです

211:名無し三等兵
12/02/11 14:18:52.59
難波の2店舗+梅田のジュンク堂で大概の物は揃うから有り難い

212:名無し三等兵
12/02/11 14:40:18.07
kindleがdocomoで発売か…

213:名無し三等兵
12/02/11 14:45:55.52
住んでる環境が狭いので日本語書籍が出揃うようになったらkindleも欲しいな。
でも軍事系の本を出す出版社がそれに乗るかどうか・・・

214:名無し三等兵
12/02/11 15:00:02.05
新宿ジュンク堂さんは施設の方から出る様に言われたみたいですよ
ホントかは知りませんけどね

URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

215:名無し三等兵
12/02/11 15:10:18.34
英語力をあげて米国版を読めばいい

216:名無し三等兵
12/02/11 15:12:11.04
>>202
取次に返すんじゃないの?
ジュンク堂は自店で在庫持ってるの?

217:名無し三等兵
12/02/11 18:46:10.63
返品不可の岩波の書籍はどうするんだろうな?

218:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/11 19:24:42.68
>>214
まだ2階構成だった頃からラインナップに惹かれて良く通ってましたわ。
それを言い出すと増床前の池袋本店時代も懐かしい。

6階の時事コーナーを見れば分かるけど、あの本屋は思想的に左側なのかな。
三省堂や紀伊国屋でもやらないようなけばい企画が目立つんだよね。
多摩地域の購買層に合わせてるのかも知れないが。
旭屋がノンポリ、ブックファーストが中道保守、丸善が教養派、グランデが右寄り、
各分野でもそれぞれ知恵を絞って本を並べているのを見ると、
今でも実物を見聞して購入する意義を思い知らされますわ。

219:名無し三等兵
12/02/11 19:26:07.56
ジュンク堂ってまだメインの取り次ぎは大阪屋だっけか?

220:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/11 19:39:16.74
あの本屋はISBNコード無し、日販に乗らない品ものでも収集対象にしているからなぁ。
この間はコミケの評論系で出してた同人誌にコード振っただけの小冊子まで置いてありました。
でもグランデが強化している趣味の洋書はまだまだですね。

221:名無し三等兵
12/02/11 19:43:28.49
URLリンク(imgup.me)

222:名無し三等兵
12/02/11 19:58:10.89
>>210
同感。
今仕事で沖縄(旧石川市)に来てるけど、市内に品揃えが良い本屋がないわ。
ジュンク堂クラスの本屋なんて那覇か豊見城まで出ないとないからねぇ…orz

223:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/11 20:05:24.25
ドラゴンクエスト位売れてるゲームでも発売日は延期したことあると記憶。
電撃戦の幻も出るの遅かったし、シーパワーの世界史なんて結局完結しなかった。
で、何で書評スレに。

224:名無し三等兵
12/02/11 20:45:50.39
>>222
福岡でも軍事関連の本はジュンク堂や紀伊国屋のような大型書店を除けば悲惨なものだから。
下手すりゃメロンブックスの方が扱いが多いような気がするw

225:名無し三等兵
12/02/11 20:46:32.53
902 :岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM :2012/02/11(土) 20:19:55.66 ID:HCehweAc0
>>898
『プルトニウム』は軍事科学の入門書的な機能が期待できるから書評スレで紹介した。
査察は所沢に対しての揶揄が入ってるが、あくまで本書の一部を構成するに過ぎない。

でもって、俺が書評スレで紹介する時は
・安い
・絶版ではない
というのが一つの基準にしている(スレで前から書いてることだ)。

まぁ確かに、数日前に「詳細な」という単語が所沢の書評に入ってることに気づいたが、
それでも、NPTの成立過程が記述されている本が不適切であるかのような書評はどうか。
軍事板的には、NPTの成立過程もまた重要な内容ではないのかと思う訳で。

それと、この本1冊あればばっちりとも言ってない。
前一冊で戦争のすべてが分かる本は無いかという質問があったが、
「そんな本は無いが」とある人が回答している。
それと同じで、入門書的な位置づけの本を読んだら、
後は詳細な内容が記載されている書籍やレポートをどんどん探していけばいい。


今度は余所のスレで言い訳か。

226:名無し三等兵
12/02/11 20:48:08.97
>>225
その話題は荒れるから>>12でやってくれないか?

227:名無し三等兵
12/02/11 20:49:30.47
>>225
せっかく別スレで使い分けしてくれてるのにコピペすんなよ。

228:名無し三等兵
12/02/11 20:56:56.84
せっかくNG登録してるのに…

229: 【北電 84.6 %】
12/02/11 21:06:53.34
中心部に紀伊国屋X2とジュンク堂、三省堂とその他地元の本屋、
ついでにゲーマーズ、虎の穴、メロンブックスと揃ってる札幌は恵まれているのか。

230:名無し三等兵
12/02/11 21:20:06.46
>>225
この場合、君の方が場違いだよ

231:名無し三等兵
12/02/11 21:22:03.27
同じ本重ねて買っちゃったらどうしてる?

232:名無し三等兵
12/02/11 21:23:45.22
>>231
売る

233:名無し三等兵
12/02/11 21:25:52.18
>>229
恵まれすぎてると思う。
自分は222だが、10年前に沖縄の某離島で仕事してた時に本屋の存在の有り難さを痛感した。
軍事関連の書籍どころか普通の本屋すらないんだもん…
入ってくるのは週刊誌くらいでそれも雑貨屋に。
月一で沖縄本島に渡る時か通販頼みだったからなぁ…

234:名無し三等兵
12/02/11 21:27:55.93
>>231
買ったばかりならレシート持って他の本に替えて貰いに行く

235:名無し三等兵
12/02/11 21:29:51.85
>>234
そんなんできんの?!

236:名無し三等兵
12/02/11 21:30:40.79
中心部は確かに恵まれてる

237:234
12/02/11 22:01:33.50
>>235
禁断の技

ただ買って間もなく(一日とか)なら受け付けてくれる時もあるよ
店員(店)には評判悪いだろうけど
つうかブラックリスト入りだろうね

238:名無し三等兵
12/02/11 22:03:30.44
>>237
トンクス

それはきついなぁ
もう店員に顔と嗜好覚えられちゃってるからなぁ

239:名無し三等兵
12/02/11 22:12:04.42
>>238
そこまで店に通い詰めてるなら店員に取り置きを頼みなよ
買ったか買ってないかが完全にわからないワケではないでしょう?

240:238
12/02/11 22:14:20.13
>>239
基本衝動買いなんです…orz

241:名無し三等兵
12/02/11 22:16:31.05
>>240
衝動に駆られて店員に取り置き頼めw
寸止めロックンロールだ

242:名無し三等兵
12/02/11 23:41:23.26
>>197
ヒコーキが好き:リチャード・ハーマンJr「第45航空団」
戦車が好き:ハロルド・コイル「武力対決」
潜水艦が好き:トム…

243:名無し三等兵
12/02/12 00:05:28.23
あれだ、店頭で「あーあったー」と思って
買ってかえったらアマゾンからも同じ本が着いたりとか、
別にフツーだろ。

244:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 00:13:24.09
そうなのか。
続き物のマンガで同じ巻を買い間違えたことは何回かあるけど、
軍事本でそういう買い間違いはないな。
「○○の話が書かれてるのはこれ」って意識があるからかな。

ま、随時処分を繰り返してなお蔵書1000冊オーダーの人は違うのかもしれんけど。

245:名無し三等兵
12/02/12 00:13:32.01
>>243
(なかなか発送にならない)Amazonの方は後からキャンセルでいいや、と思ってたらそんなときに限って発送準備中になってる罠orz

246:名無し三等兵
12/02/12 00:34:53.35
2年くらい前に出た本なんかだとやっちゃうんだわ。
中途半端に昔の本って、ときどき見つけちゃうんだよ、店頭で。
逆(?)にNF文庫の新装版を踏んじゃったことはないなぁ。


247:名無し三等兵
12/02/12 00:40:30.27
若かった頃は全然間違えたりしなかったんだけどね。

年取ると、何年も探していた古書を見つけて大喜びで買って帰ったら
あ、そういえば3ヶ月前に発見して買ってたな・・・

みたいなことがおこるようになったよ。

248:名無し三等兵
12/02/12 01:02:05.13
俺は新刊ばっか買うからな
基本、見敵必殺しなくてもイイんだ
そこが皆とは違うんだろな

249:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 01:13:57.81
今はもちろん違うけど、高校生の頃までは、他人が読んだ本をわざわざ買うということに
軽い抵抗感があったなぁ。一種の潔癖感というか。
あと、表紙がラミネート風につるつるしている場合(雑誌の表紙とか)
、劣化でつるつる感が味わえないのが不満だったw

250:名無し三等兵
12/02/12 02:51:54.38
『日中戦争 一兵士の証言』
自慢話が多い印象。また、失敗した人を名指しで批判するのはなあ…


251:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 03:03:24.81
名指しせずに批判するのはかえって陰湿と感じる。

252:名無し三等兵
12/02/12 03:08:18.17
>>250
「イギリス潜水艦隊の死闘」
思い出した

あれ、上巻は苦労の連続で読み物としても非常に楽しいんだけれども
マルタ島の戦力が充実した下巻になってからは、単なる戦果発表会って感じになってつまらなかったんだよな
死線を潜り抜けた人(上巻)と温くなった戦場で活躍した人(下巻)って感じで
下巻は単なる褒め合いの見苦しい同窓会のように感じて嫌だった
苦労してない人ほど見苦しい自慢話する、って俺の勝手な偏見かも知れないけど

253:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 04:23:19.23
故事に学びビジネスに応用する、といったジャンルは日本の出版市場では
昔から成立している。アナロジーとして旧軍との比較もありふれている。
他の著者を全否定する気か、この著者。
で、著者の言う「正統派研究者」って誰ですかね。名指しが必要と思うのはこういう時。
ま、ヒントらしきものは302ページにある。著者自身が「軍事組織には企業組織に比べて極端な事例が多く」
と思っていることだ。結局上手に摺合せできなかったんじゃないの?

とは言え、インパールの章では野中氏や磯部卓男氏の名前が脚注で提示され、それに対して
「完全合理的な人間を仮定し、そのような完全合理的な行動を理想とし、
理想と現実とを比較して現実が非合理であったと批判しているに過ぎない。」
と主張(125ページ)。

ここ、違和感ありまくりだなぁ。

批判者が牟田口に期待していたのは「完全合理性」ではなく、
菊澤氏が紹介しているような、他の参謀達が持っていた程度の「限定合理性」ではないのかな。
批判者は牟田口に「神のような能力」を求めていた訳ではなく、常識的に
期待していい程度の能力ではないのかね。まして陸大出の実践経験者ならば。

牟田口自身の行動も「名誉欲」などをコストと見立てて「合理的な行動」と言い換えているようだが、
何か狐に化かされてる様な感じ。
結局著者も248ページで「神がかり的信念」という言葉で表現せざるを得なくなってる。


むしろ、作戦に反対していた参謀達が
「合理的に沈黙」していく過程の説明の方が説得力を感じる
(ただし、反対者の首を飛ばすという牟田口の行動も留意が必要だろう)。

132ページに情報の非対称性とあるが、これは組織に対してと言うより、
牟田口など数名の個人が不愉快な事実を知らされても「拒否」したという性格だろうな。
73ページにもあるように、大本営にも反対者がいた。

254:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 04:24:26.44
>>253冒頭に↓が抜けてた。

今『組織は合理的に失敗する』を読んでる。
「従来の分析では「不条理な行動は異常な環境下でのみ発生する」
(=日常では発生しない)という分析が幅を利かしていたのだそうだ。
本文中に何度かそんな主張が出てくる。2ページ、125ページ、208ページ等。


255:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 04:27:15.88
という訳で、
「従来の分析では「不条理な行動は異常な環境下でのみ発生する」
(=日常では発生しない)という分析が幅を利かしていた」

というのは、まず、誇大宣伝と言っていいだろう。

この本の中に出てくるアドバースセレクションの事例としては、
民間企業の例の方がより的確に思える。10章も良い例。
ただし、228ページのソニーはどうかな。
不条理の例としては、エピローグで扱ってる開戦経緯の方は得心できた。
牟田口という特定個人による要素による影響が小さい出来事だからかな。

253-254ページ。ま た 片 道 燃 料 か 。ははは。

272ページ、「日本では会社に個人が損害を与えた場合、その個人の存在価値は殆ど無視される」
いやぁ、海外企業見てるとそうでもないような。これは結構微妙な表現。
残せば残したで学者は「学ばない組織」とか批判するだろうし、
そもそも個別事例で国情を判断するべきじゃないと思うんだが。

301ページ。後書き。戦争中に肯定的な態度を取ったせいで、『失敗の本質』が出るまで
経営学者が戦争を取り上げない風潮があったということだ。意外な話。
そして、『失敗の本質』のような本を書きたいと念願していた著者。
かえってこの辺に興味があるなぁ。

256:名無し三等兵
12/02/12 11:20:40.94
ゲルリッツ「ドイツ参謀本部」上巻読了

渡部昇一「参謀本部」と読み比べると、確かに何行かは
渡部先生は目を通したろうし、そこから自説を敷衍したろうという部分もあるけど
所詮、史実だからな

参考図書としてあげてない点が、若干姑息な気もするし、だから秦先生も「パクリ」云々
口走ったんだろうな

ただシュリーフェンプランを原案通りにせずに、小モルトケが「縮小改悪したからドイツは
早期対仏殲滅をできずに仏露2正面作戦の悪夢に突入した」とあるけど
それはさすがにゲルリッツも否定しているはず

WW1戦史って知識皆無で読み初めだけど
渡部先生の本は、結論としてビスマルク退陣のあたりで息切れして若書きなんでしょうね

257:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/12 12:22:31.94
>255
>253-254ページ。ま た 片 道 燃 料 か 。ははは。

タンクの底をあさって帰り分も給油したというのは有名ですが、はたしてこの議論をしていた士官達にどれほどの意味があったでしょうか?
軽巡1隻と少数の駆逐艦を従えたのみで、米艦隊に突入する行為において。

このくだりの本意は片道特攻を覚悟した士官達のものなので、実はこの間違いはたいした意味はないと思います。
読者のイメージに特攻という状況での心理などを把握する助けになれば十分ではないかと。


>いやぁ、海外企業見てるとそうでもないような。これは結構微妙な表現。

本文に「日本では」と書いてありますし、日本の企業風土に対する記述部分であるので
あくまでも、古くからある典型的な日本企業の企業風土として「日本の会社では~」を捉えるべきではないでしょうか?
つまり日本に進出した外資系で海外的企業風土を持つものは対象から除外すると捉えた方が適切と思いますが、どうでしょう。

258:名無し三等兵
12/02/12 12:40:39.56
ジュンク堂新宿店閉店てマジかーorz
歴史系やノベルスでは新宿・神田・秋葉原なんかの中で一番だったのに……
閉店前に我慢してた本を買わせてもらうか……
近所の書店でも買い支えんといかんなー

259:名無し三等兵
12/02/12 12:46:11.45
>>258
直接には店の収益悪化じゃなく、大家さんの都合みたいですけどね。

260:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 13:07:23.63
>>257
確かに、当該節が意図する「批判的精神を(嫌でも)持たざるを得なくなった人たち」
の例ではありますね。

企業の方に関しては失敗してもそれが犯罪的でない限り、リトライの機会が与えられる例もあり、
反対に中堅のベテラン社員を育てず、「戦略」を売り物にして
簡単に切りたがる米国企業もあるんじゃないかなと思ってまして。

軍事で言えば、南雲提督の場合です。ある意味小沢提督も。
ま、当該節で出ている社員の異様な忠誠については日本特有かも知れません。

ただこの辺はもう少し統計的な手法があるといいなと思ってます。

>>259
かつてのアソビットシティに似てますね。

261:名無し三等兵
12/02/12 14:06:11.99
東京は大変文化的な都ですね。

262:名無し三等兵
12/02/12 15:52:42.05
ジュンク堂で買いたいのなら、湘南新宿ラインで藤沢まで来いよ。
と思ったが、やっぱりダメだ。来んな。あそこはオレのものだ。

263:名無し三等兵
12/02/12 15:58:55.59
>>258
地元の買い支えは重要だけど…
近所の一軒で歴史軍事が縮小して依頼、残りの一軒(の歴史軍事)を買い支えるつもりで取り寄せとかも頼んでいるのだが、凄く面倒臭そうに対応されるorz
若い店員さんなんか「今時、客注かよ!?」位の顔付き。
「アマゾンを利用されると早いですよ」と言われた事も…まぁ、親切心からだと解釈したけど、具体名を出さんでも。

264:名無し三等兵
12/02/12 16:00:49.02
バイトにしてみれば面倒なだけだからな

265:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 16:05:09.80
高齢者層はそうでもないんですよ。

俺の親父は軍事雑誌を準定期購読してるんだけど、大体近所の個人経営の書店に取り寄せで頼んでる。

俺の親父位かと思ったら、AURAでの長門編集長のインタビューを見るとそうでもなさそうだ。

266:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/12 16:11:20.47
>260
>簡単に切りたがる米国企業もあるんじゃないかなと

そういう企業もあると思います。
しかし、今回の考察では大勢を論ずるものですし。

日本企業にだって例外はあります、当然外国企業にも例外はある訳ですが
そこに拘ると、全体としての考察や概観は出来なくなりかねかせん。

>ただこの辺はもう少し統計的な手法があるといいなと

あの本も、まだ完成形ではないですし、この論自体未完成であると思いますし
しかし視点は面白いので今後に期待。
(ただ迷走中に思いますが・・・なので迷い出す前の最初のこの本が一番お勧めにもなるのです)

267:名無し三等兵
12/02/12 16:13:08.51
263の話は客側の話じゃなくて、売る側の意識の変化のことじゃろ。


268:名無し三等兵
12/02/12 17:14:46.23
>>262
いやあそこは俺のシマだから

269:名無し三等兵
12/02/12 17:50:44.09
>>267
アレは
読解力が著しく低い人なので
スルーするが吉

270:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 18:25:53.55
>>267
一部の軍事雑誌の版元も「IT格差」の影響を受けている「客」を意識しているのですよ。「売る側」とは本屋だけを意味しないですから。

ひょっとしたら書店でもそういう層を切り捨てない方向で存在感
を出しているところはあるかもしれません。
某地方系のチェーン店では地域の自費出版本を良く取扱ったりしています。
軍事は地域性が出しにくいので横須賀、呉、長崎、舞鶴以外は中々やりにくいでしょうがね。

271:名無し三等兵
12/02/12 18:29:31.66
>>269
原発ゴミは書評の一つでも書けよ

272:名無し三等兵
12/02/12 18:36:30.81
>>266
申し訳無いがこっちでやってくれんかな
スレの空気的に考えて
岩見浩造 ◆Pazz3kzZyMスレ2
スレリンク(tubo板)

273:名無し三等兵
12/02/12 18:48:11.05
>>272
申し訳無いが誘導厨は都合が悪くなると誘導するバカさ加減を直してくれんかな
スレの空気的に考えて場違いなのは原発ゴミのほう

274:名無し三等兵
12/02/12 18:52:57.02
岩見に書評関連以外のコメント付ける奴も原発ゴミ言い出す奴も全部隔離スレに出て行け。


275:名無し三等兵
12/02/12 18:55:33.68
>>219
ジュンク堂と丸善と大日本印刷とTRC でグループ作ってるから大阪屋はむしろ敵陣営かと。

276:名無し三等兵
12/02/12 19:01:57.42
書籍スレに関係あることだからこっちで書くけど

940 :最低人類0号:2012/02/12(日) 14:04:26.26 ID:z7sxm8fS0
本棚に本並べて満足するタイプだね。
もちろん、本人が自分を収集家と認識した上でやってるなら問題ないんだけど。
書評家気取りなんてするから…。
分を弁えるって大事だね。出来ることと出来ないことを選り分けられないと、岩見みたいになる。

これって書籍スレ住人全否定だな。
あげくに同一人物認定とかもうバカという言葉すら生ぬるい。

277:名無し三等兵
12/02/12 19:06:00.02
276
だから隔離スレで書いてる事をわざわざ持って来るなボケナス。

278:名無し三等兵
12/02/12 19:18:30.24
なんかいろいろヤヤコシイのな。まぁ、そんなら止めとくわ。

ところで、「聯合艦隊軍艦銘銘伝」を寝しなに
読んでるんだけど、しみじみ良い本だよな。
オレが持ってるのは普及版だけど、いろんな知識を堪能できるというか。
自衛隊の艦にも触れてるけど、海自オンリーで
こういう趣旨の本が出たら欲しいな。

279:名無し三等兵
12/02/12 19:19:28.90
>>274 >>277
えらそうなことは書評の一つも書いてから言えゴミクズ

280:名無し三等兵
12/02/12 19:30:33.47
>>279
御一行様は本なんて一冊も読んでないんだろ。
教祖のJSFすら立ち読みで済ませてたし。

281:名無し三等兵
12/02/12 19:47:28.64
>>280
なるほど、すごく納得したわ。

282:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 19:47:30.88
数万冊の御仁を除いても、最上層の数千冊持ってる書籍収集家サンに比べたら
俺は持ってる本は一桁少ないと思う。下宿に300程度。実家に500~600位じゃないかな。幅40cmで2m、奥行き30cm程度の本棚でも文庫なら500冊位は余裕で入るでしょう。B5、A4サイズでも300程度は行ける。

だからこそ保管場所ひとつとっても、苦労がしのばれる訳です。
やっぱり自分が基準に見てしまう面はあるので、
自分以上膨大な投資をしていて、家族との場所取り、家計との相談などを
乗り越えて、生活が順調に回っている方達は凄いと思います。

283:名無し三等兵
12/02/12 19:49:47.80
岩見いわくゴミクズで原発ゴミでご一行様の俺が書評書くよ

J.S.ナイ「国際紛争」
ご存じナイ教授の超有名本。俺が読んだのは第5版。
大学1年生向けの講義を書籍化しただけあって、内容はそこまで専門的ではない。
(むしろ高校生の政治経済副読本にいいんじゃないか?というぐらい)
基礎的事実を基に、「どう国際関係を考えるか」という解説。池上さんに性質は近いかも。
軍事的知識→論考のステップアップにぜひ読んでおきたい一冊だね。
巻末のお勧め本一覧も役に立ちそう。

284:名無し三等兵
12/02/12 19:50:44.57
>>283
NGに入れときゃスッキリするぞ

285: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】  
12/02/12 19:56:24.48
前スレのジュットランド沖海戦の資料を探してた者ですけど
ようやくダン・ファンデルバットのドイツ艦隊大自沈
入手完読しました

英独の建艦競争から第一次大戦、ジュットランド海戦、講和そしてスカパブローでの自沈までが判り易く書かれて読みやすかった
特に興味深かったのが休戦から自沈までの英独間の動きだった
この辺の描写は他の資料だと大体3~4行で済まされてるもんで

和書からそろそろ洋書に手を出してみようかな
とりあえずamazonで検索をかけて見たけどjutlandで検索したら500件以上もヒットしてどれを見たらいいのか判らんw
後自分は英語を余り解せんので図解や写真が大目の奴があれば是非ご教授願いたく存じます

ついでにWW1の英独の主力艦の図説のような洋書があれば教えて貰いたいと思います。
海人社の近代戦艦史、イギリス戦艦史、ドイツ戦艦史は既に保有していますので…

286:名無し三等兵
12/02/12 19:59:25.47
NGしてる
名無しで同じようなことを同じような口調で同じ時間に言う人は物理的にNGできないけどね

287:名無し三等兵
12/02/12 20:02:11.12
某氏はいつになったらそのバレバレのカツラを外してくださるんでしょう
そんなの見せられる身にもなってくださいよ

288:名無し三等兵
12/02/12 20:25:30.87
某氏はいつになったらその重度の妄想を治してくださるんでしょう
そんなの見せられる身にもなってくださいよ


289:名無し三等兵
12/02/12 20:49:56.54
>>267
書店側の話しとして書いたのですが、客側の「無ければ通販で」みたいな意識の変化を受けての書店側の変化かもしれませんね。
まぁ、それぞれの書店で考え方も違うでしょうが。
実際、実家近くの書店は今も客注には積極的です。
定期購読誌や客注本は昔から無料配達してくれていて、しかも発売日では無く、入荷した日に配達してくれるサービスぶりw
それ目当てで、少年ジャンプを定期購読していた友人もいました。
店頭渡しだと、早くても発売日の前日からしかダメでしたが…まぁ人の目も有りますし。

290:名無し三等兵
12/02/12 21:12:11.69
>>289
なんか良い話やね。その実家の近くの本屋さん。
うちの実家近くにも懇意にしてた個人経営の店があったけど、
もう廃業したらしい。

昔は注文自体を直接版元にして、受け取りは指定の書店で、
なんてサービスもあったし(ネット通販のコンビニ受け取りと変わらん)、
本質的には変わらんのかもしれんけど、
現実の小売店が消えていくのは寂しいもんやね。

291:名無し三等兵
12/02/12 21:26:39.43
ウチの近所の本屋は
昔から殿様商売で
本が売れない今でも殿様商売だ
売れなくても金には困ってないんだろ
因果なもんだな

292:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 22:41:53.26
そういうお店は近所の学校、役所、大企業等に納入してるんじゃないんですかね。
大口の需要があるから店頭の商売が上手くいかなくても何とかなっちゃうんですよ。

293:名無し三等兵
12/02/12 22:45:25.44
>>262
池袋じゃだめなのか?

294:名無し三等兵
12/02/12 23:05:23.45
>>293
いやなんか、地元への利益還元の流れかなぁと思って
ステマしてみたの。ツンデレ風味で。
だから来るなよ、絶対に来るなよ!

295:名無し三等兵
12/02/12 23:20:59.03
抄録とか抄訳を止めさせたい
もう遅いけど
史料価値下がるよね
歴史学者ならそこまで考えて欲しいよね

296:名無し三等兵
12/02/13 00:18:11.65
あと原注と参考文献一覧の省略も止めてもらいたいよ。
その本の価値を著しく下げる。どうしてもページ数の制約で
省略しなければならない時は、版元HPのその本の紹介ページに
PDFファイルの形で載せて欲しい。既にそれを実践してる出版社は
あるけど(五月書房など)、ほんの一部だし。

297:名無し三等兵
12/02/13 00:23:41.77
>>109
まあ芙蓉は「例のあの本」を出した出版社だからな。あんな内容の本を
書いた著者は論外だが、出版にゴーサイン出した芙蓉の良識も
疑ってしまう。担当編集者はちゃんとチェックしてるのかな?

298:名無し三等兵
12/02/13 05:27:17.55
>>285
German Warships of World War I: The Royal Navy's Official Guide to the Capital Ships, Cruisers, Destroyers, Submarines and Small Craft, 1914-1918
URLリンク(www.amazon.co.jp)


299:名無し三等兵
12/02/13 09:06:40.34
>>285
つ Campbell著 Jutland: An Analysis of the Fighting

300:名無し三等兵
12/02/13 12:36:47.46
プルトニウムといえば、小学館の『プルトニウム人体実験』がマンハッタン計画の
もう一つの暗部を暴いていたな。

301:名無し三等兵
12/02/13 14:07:13.31
防研 研究成果生かし「太平洋戦争史」 
日中戦争から講和条約まで 新資料で再検証 
3年後から順次刊行
URLリンク(www.asagumo-news.com)

302:名無し三等兵
12/02/13 15:57:16.49
岩見浩造って誰ですか?
著名人?
         

303:名無し三等兵
12/02/13 15:59:59.08
>>302
彼についてはの話は済まないが下記スレでしてくれ。
何故か非常に荒れる確率が高いんで。
スレリンク(tubo板)


304:名無し三等兵
12/02/13 16:19:35.03
>>301
結局、戦史叢書の改定ではなくて
コレになっちゃったのかな?
タイトルも微妙だなぁ

305:名無し三等兵
12/02/13 16:33:05.54
>>301
戦史叢書では「大東亜戦争」の呼称を採っていたのにな。

>>戦争を指導した大本営や上級部隊の意思決定や動向に焦点を当てて検証したい

『戦史叢書』では殆んど触られていない兵站や衛生、情報戦も取り上げて欲しかったな。

306:名無し三等兵
12/02/13 16:53:55.69
>>305
長門、五十鈴に乗ってた祖父も普通に
「大東亜戦争」と言っていた。
当時の政府が命名した呼称にすべきと思う。

307:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/13 17:00:31.46
だから、戦争指導重視で戦史叢書とは重複しないって前から書いてたやん。

308:名無し三等兵
12/02/13 17:40:08.48
いや戦史叢書でも、兵站や衛生、情報戦はほとんど取り上げられてないから、
取り上げても重複しないよ。

309:名無し三等兵
12/02/13 17:40:25.67
戦争の名称なんかどうでも良い
重要なのは中身

310:名無し三等兵
12/02/13 17:47:11.27
日本人が
絶対勝てない相手に
成り行きで戦争して負けました

>中身

3行ですんでしまうがな…

311:名無し三等兵
12/02/13 18:06:12.47
そんな事言ったら世界史だって

人間が
色々あって
今も戦争しています

で終わってしまう…

312:名無し三等兵
12/02/13 18:51:21.29
>>306
著しく実態から乖離していなければ人口に膾炙した名称でいいんじゃないかな。
日露戦争を正式に「明治三十七乃至八年戦役」と呼ぶべきだという人は少ないと思うし。

313:名無し三等兵
12/02/13 18:52:31.22
ポリティカル・コレクトネスが云々とか言い出すと切りがないからな

でも朝鮮語か韓国語かの統一はさっさとしておいて欲しい…

314:名無し三等兵
12/02/13 18:53:14.33
賢く戦えば
戦争に
勝てます

クラウゼヴィッツを3行でまとめてみました

315:名無し三等兵
12/02/13 18:54:22.00
勝てる相手と
戦えば
勝てます

孫子を3行で(ry

316:名無し三等兵
12/02/13 18:56:48.09
大日本帝国を
批判する奴
みなサヨク

戦争論(小林版)を(ry

317:名無し三等兵
12/02/13 18:57:57.33
すべては
海軍の無理解が悪い
バカヤロー

「海上護衛戦」を(ry

318:名無し三等兵
12/02/13 19:02:20.03
遠征して
反撃をしりぞけて
戦後処理もしてきた

「ガリア戦記」(ry

319:名無し三等兵
12/02/13 19:05:47.23
古典的名著を三行で語るスレはここですか?

320:名無し三等兵
12/02/13 19:07:27.83
来た
見た
勝った

元ネタはカエサルだったのか

321:名無し三等兵
12/02/13 19:08:34.81
>320 訂正

「3行で」の元ネタはカエサルだったのかw

322:名無し三等兵
12/02/13 19:11:41.68
腹が
減っては
いくさはできぬ

「補給戦」(ry

323:名無し三等兵
12/02/13 19:37:44.58
グルーシー
何時になったら
来るのやら

「セント=ヘレナ覚書」(ry


324:名無し三等兵
12/02/13 19:38:07.70
決勝点
兵力つぎ込め
できるだけ

ジョミニ

325:名無し三等兵
12/02/13 19:52:39.48
思えば
遠くに
来たもんだ

「アナバシス」(ry


326:名無し三等兵
12/02/13 19:54:25.82
戦争に
行ったら嫁(予定)に
逃げられた

「ジューコフ元帥回想録」(ry

327:名無し三等兵
12/02/13 20:20:42.58
国体はゴジされたぞ
朕はタラフク食ってるぞ
ナンジ人民飢えて死ね

(ry

328:名無し三等兵
12/02/13 20:21:11.56
>>320
来た、見た、買うたの喜多商店


昔の関西ローカルCM思い出したわ

329:眠い人 ◆gQikaJHtf2
12/02/13 21:00:01.93
何その『帝国戦争標語集』

先日購った本。
『戦時経済体制の構想と展開』(荒川憲一著/岩波書店刊)
第1次大戦の結果、総力戦という概念が生まれたが、これを日本の軍部がどの様に
受容し、実際に大戦間期から太平洋戦争に至るまで、どの様に消化しようとしたのか、
と言う命題を経済史的に捕えようとした本。
著者は防衛大学教授で戦争経済が専門の元一等陸佐。
なので、岩波にも関わらず、妙な思想的拘りは無い。

『「大東亜共栄圏」経済史研究』(山本有造著/名大出版会刊)
上記が戦争経済に焦点を当てたのに対して、こちらは日本の植民地、そして大東亜共栄圏
を展開した後の「数量経済史」に焦点を当てたもの。
朝鮮や台湾などの公式的な植民地と満州国について軽く触れた後、その後の日本の政策を
大きく、大東亜共栄圏、大東亜金融圏、南方圏の3つに分けてそれぞれの勃興から終焉まで
を論じている。

『中国海軍と近代日中関係』(馮青著/錦正社刊)
清末の北洋海軍から、日清戦争後の海軍再建、その再建期に於ける日本海軍の役割、
米国の関与、中華民国初期に於ける米国からの海軍再建借款履行に対する苦境と挫折、
東北海軍の発展と日本との関係について述べた論考集。
今まで余り光の当たっていない部分だけに、面白そうな命題。

『フランコと大日本帝国』(フロレンティーノ・ロダオ著/晶文社)
主に、フランコ政権成立後の日本とスペインの外交関係について述べた本で、今までその
実態が余り知られていなかった日本の対米諜報網の全貌や、中国やフィリピンを巡る日西
両国のせめぎ合いなどが赤裸々に描かれている。
意外に枢軸国と雖も、一枚岩では無い事がよく判る本だったりする。

330:名無し三等兵
12/02/13 21:25:29.82
安全保障・戦略文化の比較研究
「文化」からよみとく安全保障
URLリンク(www.yuhikaku.co.jp)

331:名無し三等兵
12/02/13 21:29:02.68
職場と同じ場所に小さな本屋のテナントが入っていて、急ぎでない本はできるだけそこで取り寄せるようにしてるんだけど、
今月出版された本を先週注文したら、「月末に重版がかかるので入るのはそれからになるそうですけどどうしますか?」って。
もう版元や流通も小さな書店は相手にしてないのかねえ・・・

332:名無し三等兵
12/02/13 22:00:56.04
>>329
あの「本当に幹部自衛官になっていた」荒川さんが本出したのか。
ネットで講演の資料読んだら英の地中海重視について書いてて
結構面白かったから買ってみよう。

ドンパチより物流とか経済のが面白くなってきたからか、
他のもなんか面白そうだ。
経済なんてちゃんと勉強した訳じゃないから余り分からないなりに読んでるけど。
良い情報ありがとう。

333:名無し三等兵
12/02/13 22:13:10.37
大井『海上護衛戦』は、客観的な叙述で、軍令部と連合艦隊の海上護衛軽視を激しく批判し、
この分野の古典的名著とされてるけど、その分大井の当事者意識が欠如してるという欠点があると思う。
海上護衛を担当する部署の参謀だった以上、大井にも戦時中の大量の輸送船とその船員の喪失の
責任の一端はあるのに。

334:名無し三等兵
12/02/13 22:21:10.32
主観的な思い入れだらけの回想録が横行する中、
あの筆致は貴重だろ

335:名無し三等兵
12/02/13 22:38:44.64
大井の記述を当事者の希薄として批判する意見は刊行直後から旧海軍関係者内に
存在してるよ。
特に大井は海上護衛総隊で最有力な参謀だっただけに、連合艦隊と軍令部への
批判は自己正当化と見る向きもあったのだろうね。

336:名無し三等兵
12/02/13 22:45:36.16
現場の人間の愚痴として読んだんだがまずかったかな

337:名無し三等兵
12/02/13 22:57:56.95
いいとこ探しの方がよっぽど自己弁護になると思うが

338:名無し三等兵
12/02/13 23:08:31.25
大井篤自身、「海上護衛戦」を匿名で書いた若書きと自己否定しているよ

詳しくは朝日文庫収録・大井篤「連合艦隊の功罪」参照
要はそもそも海上護衛戦に回すソースで
マルサン計画=対米瞬間建艦比率 7割5分海軍=連合艦隊が昭和16年12月に出来たから
永野修身も対米開戦を上奏できた

海上護衛戦をやるくらいの国なら、そもそも対米開戦してないよって話

339:名無し三等兵
12/02/13 23:17:56.49
>>338
なんだか胸がスッとしました

340:名無し三等兵
12/02/13 23:56:09.04
>>338
朝日文庫の何というタイトルの本に収録されている論考ですか?>>大井「連合艦隊の功罪」

341:名無し三等兵
12/02/14 00:43:07.54
>>340
「大井篤 連合艦隊の功罪」でググったら出てきたぞ

342:名無し三等兵
12/02/14 00:52:40.35
120 :最低人類0号:2012/02/13(月) 02:40:31.13 ID:dPAfWv660
270騒動か……
一見情強気取ってた軍板のコテハンどもも、
結局、「自衛隊幹部」と言う肩書きで簡単に騙されるような、
権威主義的な情弱に過ぎなってのが浮き彫りになった騒動だったな。

Lansも蟹も韓流ブームで踊ってるおばはんと本質は何もかわらんわ。

343:名無し三等兵
12/02/14 01:13:16.50
>>329
眠い人は所沢にここの書評でカネ儲けしないよう説得しろよ。
それとも御一行様お得意の、お仲間の失態に対する隠ぺい姿勢ですか?

344:名無し三等兵
12/02/14 01:17:49.55
スレリンク(tubo板)

345:名無し三等兵
12/02/14 01:23:14.76
>コテハン叩きでちまちま削除要請出していきたいところだね
信者には批判もただの叩きに見えるんだろうな。


346:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/14 01:52:03.37
>>333
それは面白い視点ですね。
私は逆に、客観性を装って作者の主観が埋め込まれている可能性を疑ってしまいます。
敢えて大井氏を批判的に読むのであれば。

戦時の屈辱をバネとしたのでしょうが、戦後結構油っこい仕事をやってる方ですしね。

347:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/14 02:27:55.59
>>343
ツイッターやmixiで暴れてる人はコテなんかつけて来ませんよ。
>>283のように匿名でも自分から言うのすらまだいい方。

そうそう、この間ワンコインで超良い本を買いました。
割と新しい本。軽い立ち読みチェックを自分からサイトに収録した末
「間違ってすいませんでした」とか宣伝されたくもないんで
ある程度読んでから感想書きます。


348:名無し三等兵
12/02/14 03:02:34.34
塩津計の書評なんか批判するからだよ。
このまま「計画的に」全削除を増やして降伏しなかったらカスミンコースだろうな。

349:名無し三等兵
12/02/14 14:33:30.09
歴史群像アーカイブvol.23買ってきた。

ところでこのシリーズはこれで終了なのかね?
巻末の次号予告が「大日本帝国の興亡シリーズ」になっているのだが…。

350:名無し三等兵
12/02/14 16:02:20.32
22 :最低人類0号:2012/02/14(火) 15:09:08.92 ID:BecwcTju0
>ただ、所沢氏にだけは謝罪すべきだよ
>岩見に一番期待しているのはたぶんあの人なのに、奴は自作自演という形で裏切ったんだから・・・

何だこれ? 所沢乙としかいいようがないなw

所沢はアンチのレスでも良レスがあれば載せるぞ。
それがまとめサイトでありアフィリなんだから。

こう書くと岩見の自演といわれるんだろうが、
所沢アンチは相当数いることは覚えておくべき。
常見問題批判スレは軍板に何年も前からあるし、
常見問題検証サイトまで出来てる。

351:名無し三等兵
12/02/14 16:02:44.24
23 :最低人類0号:2012/02/14(火) 15:16:06.21 ID:BecwcTju0
ちなみに所沢が嫌われてる理由はこんな所。以下検証スレから転載。

919 :名無し三等兵:2012/02/11(土) 23:29:12.88 ID:???
>>916
URLリンク(www28.atwiki.jp)
所沢にはまったくモラルが無いな。
↓カスミンに対する罵詈雑言をそのまま載せてる。

「十分勤まらない」なんてのはどういう判断基準でものを言ってるんだこの無知バカめ
多いというなら比較先を指定してから言え痴呆症
なんでこういうときだけWikiを無視するのかね,このキチガイは.

920 :名無し三等兵:2012/02/11(土) 23:34:07.04 ID:???
>>919
初質のレスを転載しただけで自分が直接カスミンを罵倒したわけではない・・

なんて言い訳が通じると思ってる所沢の幼稚さには脱帽だよ。
さすが岩見に「岩ダム」なんてあだ名を付けただけのことはあるw

352:名無し三等兵
12/02/14 16:34:34.64
所沢とか岩見って言われても、他で何やってる奴か知らねえし興味ねえよ
なんでこんな流ればっかなんだよ
もうこのスレ巡回先から外すわ

353:名無し三等兵
12/02/14 16:42:05.59
まあそう怒らずNGを活用しましょう
紛争が起こる場所は高い確率で資源が埋まっているのですぞ

354:名無し三等兵
12/02/14 17:17:38.04
資源というか埋まっているのは書籍じゃないか

355:名無し三等兵
12/02/14 17:54:49.44
埋まっているのは書籍ではない。
書籍に我々が埋まっているのだ。

356:名無し三等兵
12/02/14 18:08:44.08
イイ流れだw

>>352
いつかまた(・∀・)ノシ
俺はNG駆使してもう少し粘ってみます

357:名無し三等兵
12/02/14 18:10:40.62
>>355
誰が上手いこといえとorz
まーリアルに埋まったらガチで死ぬけどな

358:名無し三等兵
12/02/14 18:50:36.39
本に埋もれて天寿を全うし、生まれ変わって紙魚になる

それがここの住民の望む最期と聞いたけど?

359:名無し三等兵
12/02/14 19:19:05.82
権力者になって国民全員に軍事書籍の購読を義務づける
これが望みです

360:名無し三等兵
12/02/14 19:29:06.85
権力者になる過程が勿体ない
そんな暇あったら積読してるの読むわ

361:名無し三等兵
12/02/14 19:50:43.55
>>358
悪くないが私の頃には、紙魚ロイドは電子書籍の夢を見るか、となりそうだな。

362:名無し三等兵
12/02/14 21:37:54.94
うわあああああああ
また誘惑に負けてしまいました

こんなにも誘惑に弱い人間の中から権力者を排出してはいけない

363:名無し三等兵
12/02/14 21:55:40.61
>>361
西暦20XX年、日常的に使用する書物のほぼ全てが電子化され、紙媒体は博物館や図書館の奥で見るものになった未来。
書籍データを違法コピーし頒布を行う犯罪者は「紙魚」と呼ばれ、著作権者に多大な被害をもたらしていた。
その「紙魚」を取り締まる文化省知的財産保護局書籍課に主人公が配属された日から、この物語は始まる……。

364:名無し三等兵
12/02/15 06:11:39.19
とり先生お元気そうで

365:名無し三等兵
12/02/15 15:16:29.53
>>359
防衛費の増加を忘れてるぞ

366:名無し三等兵
12/02/15 15:27:45.93
防衛費を増額してその全額を軍事関連の書籍の助成金へと注ぎ込む

367:名無し三等兵
12/02/15 15:53:04.55
諜報機関(翻訳部門)にも予算を……。

368:名無し三等兵
12/02/15 17:00:21.30
高木俊朗の「インパール」改訂版を読んだ
弓の師団長柳田元三が可哀そうすぎる
無駄口司令官に罵倒され続け、最後にシベリアで死んだ
死人に口なし



369:名無し三等兵
12/02/15 17:23:34.43
>>368
ま、あくまで小説なので、高木の本でインパールを語るのは、
坂の上の雲で日露戦争を語る類だと思っていただければ。

370:名無し三等兵
12/02/15 17:35:29.15
あれは小説ではないんだが。
読めば普通に取材してるのが分かりそうなもんだがね。
文中に○○の遺族にあったとか書いてるのに。

それとも何時ものお客さんかね。

371:名無し三等兵
12/02/15 18:10:38.01
小説だって取材するよ

372:名無し三等兵
12/02/15 18:14:58.89
司馬は自分で小説って認めてるが、
高木は一言でもそんな断り書きしてたっけ。

373:名無し三等兵
12/02/15 18:26:47.71
「ノンフィクション小説」というものが「小説」の一つのジャンルだという意味では
小説だと思うが、基本的には事実関係にもとづいた戦記だろう。

374:名無し三等兵
12/02/15 18:30:31.90
司馬遷だって歴史書みたいなフリをした小説を書いている。

375:名無し三等兵
12/02/15 18:31:30.21
推論をごく自然に混ぜて断定調で見てきたように書いてあるので、歴史資料としての価値はないだろうけどね。
そういう意味でなら小説の仲間だろう。

376:名無し三等兵
12/02/15 18:38:34.42
やっぱブラヴォー・ツー・ゼロくらい迫真じゃないといかんのか

377:名無し三等兵
12/02/15 18:54:23.03
しかし、ビルマ方面軍の河辺が、かつての盧溝橋事件当時の旅団長だったとは
で、牟田口連隊の大隊長が餓島で戦死した一木清直とは皮肉だね


378:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/15 20:54:14.47
推論の部分は結局「だろう」と出てしまうでしょう。
そこにソースを併記しているかによる。

高木本だと、連隊史に当たったとか国会図書館に取材したとか書かれてるからね。
そういう部分が気に入らない連中ってのがいつの時代にもいるんでしょうね。

ソース提示の処理がいい加減なことは叢書でも指摘されてるし、
ちょっと前の書き込みにあった一部官製研究者の本も同じです。

また、高木氏の場合、菊澤氏のように研究のために引用する人も後を絶ちません。
大岡昇平氏なんかも種に使われるタイプですな。

結局、権威君が「匿名掲示板で箔付けにそういうことを言いたい」という
動機が一番触れられたくない真実でしょうね。
自分の気に入らない言論は根底から除去してやると言う下心ですよ。

379:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/15 20:58:27.59
>>375
高木氏が指摘すると価値がなくて
関係者に聞き取りすらできたか怪しい時代の研究者が
事実関係について史料批判やクロスチェックの過程を示していないのに、
高木本を資料に仮説を立てると評価されるということなら、いびつだと思います。

380:名無し三等兵
12/02/15 21:33:28.57
>>374
司馬自身は歴史書だとは言って無いかと。
何かの後書きで、歴史小説に架空の人物を登場させたところ、新資料でも発見されたのかと思い込んだ読者から、詳細に付いて責っ付かれて閉口した、みたいな事を書いていたよ。
別の後書きでは、諸説有る時は小説として面白い方を取るとも。

381:380
12/02/15 21:37:00.99
>>374
よく見たら、司馬違い・・・
すみませんでした。

382:名無し三等兵
12/02/15 21:54:38.46
「ノンフィクション」というくくりでは、程度の差はあれ「悪魔の飽食」が一番近いかもね。
レーベルは別として、建前としては史実として書かれてるんでしょ、あれも。

>>379
それはまともに検証しないで使ってる研究者が駄目駄目ってだけの話じゃない?

383:名無し三等兵
12/02/15 21:58:41.37
>>382
>「悪魔の飽食」
中学の時あれ読んで、中身を信じて読書感想文に書いて褒められたのは日教組絡みもあったのかとあとから思った。
あれがノンフィクションじゃないと知ってからの事ね。

…未だに覚えてるのが中露の女学生や女教師を(自主規制)して写真を部隊内に廻したとかいう下りだったり(ボソ
…あの頃は穴があれば入れたい年頃だったからなぁ…(ボソ


384:名無し三等兵
12/02/15 22:07:57.77
>>380
坂の上の雲は例外みたいだけどね
本人が「フィクションを禁じて書くことにした」なんて言ってるんだから
まぁそれはwikiで知ったことだけど

385:名無し三等兵
12/02/15 22:15:52.95
●●ほどXXの奴は空前絶後であろう

いや、いいんだけどさ
歴史科学を装った講談本だと思えば
早い話、203高地に28サンチ砲をすえつければ
樽に石を落とす如く、旅順艦隊を沈めらる・・・だとう?

いいからすえつけてみろ 203高地山頂に
あの北側急斜面をひっぱって
24時間以内に
これは命令じゃ

386:名無し三等兵
12/02/15 22:42:21.32
落ち着け、この軍事関係の稀覯本をあげるから落ち着け

387:名無し三等兵
12/02/15 23:00:18.61
>>382
「悪魔の飽食」は「ノンフィクション」とうよりも古典的な「告発本」の体に近い気もする。
個人的にノンフィクションで技術や戦記と聞くと柳田邦男とか吉村昭をイメージする。

388:名無し三等兵
12/02/15 23:16:37.80
当時デパートに『悪魔の飽食展』なるものを見に行った記憶が…

389:名無し三等兵
12/02/15 23:59:16.14
>>388
デパ地下の惣菜売り場ですね分かります

390:名無し三等兵
12/02/16 00:05:29.73
デパートでそんな言葉を聞いてもお腹いっぱいになるイメージしか出ない…

391:名無し三等兵
12/02/16 00:38:39.41
>>387
なるほど。高木本も、たんたんと史実に迫ると言うより、
隠蔽された真実を暴くって感じで、告発本なのかなと思った。

392:名無し三等兵
12/02/16 00:45:25.34
黒雪もそうか

393:名無し三等兵
12/02/16 00:49:23.30
松本清張なんかもそんな感じの本を書いてるな

394:名無し三等兵
12/02/16 04:12:24.20
松本清張の陰謀論は嫌い。

395:名無し三等兵
12/02/16 09:34:09.20
>>384
作者が錯覚による個人的恨みを陸軍(≒乃木)に反映させてる時点でアウトだ

396:名無し三等兵
12/02/16 12:30:56.71
軍事書籍ではないけど、作家やジャーナリストの書いた歴史書やノンフィクションというと、外国人では
レムニック『レーニンの墓』やモンテフィオーリ『スターリン』が塩川伸明にHPで酷評されてたな。
前者はピューリツァー賞、後者は英国文学賞の歴史書部門をそれぞれ受賞しているのに。

397:名無し三等兵
12/02/16 13:46:10.84
パウル・カレルもこのカテゴリーってことでいいんだよね

398:名無し三等兵
12/02/16 14:47:54.37
このスレの精神は見敵必読だったはず

あの人はダメ、この人はダメ、というのは、
他でやってほしいなあ

どういうわけか
近頃書評よりそういうレスが増えたね
なんでだろ

399:名無し三等兵
12/02/16 15:07:26.19
ステマですよきっと

400:名無し三等兵
12/02/16 16:50:16.05
『海軍反省会3』がいよいよ明日出るけど、版元の紹介ページでも
触れられてる、大井篤の池田清『海軍と日本』への猛反論と、
自他ともに認める帝国海軍きっての親ドイツ派小島秀雄の
戦時中のドイツに関する発言の内容が激しく気になる。明日が待ち遠しい。

401:名無し三等兵
12/02/16 17:01:52.40
「戦闘技術の歴史」の4巻はまだ出ないのか…

402:名無し三等兵
12/02/16 17:53:00.73
『海軍反省会3』get
今日から晩飯は毎日牛丼…

403:名無し三等兵
12/02/16 18:59:27.58
>>401
4月に武器の図鑑が出る予定だから、併せて出る可能性はあるんじゃない?

404:名無し三等兵
12/02/16 19:02:31.87
『戦闘技術の歴史』は執筆陣が西洋軍事史が専門の欧米人なためか、
イスラム世界の軍事に関する記述はあまり無いのが残念な所。
オスマン帝国のイェニチェリとかは取り上げられてたけど。
東洋は最終巻で取り上げられるからまだいいけど。

405:名無し三等兵
12/02/16 19:40:03.04
エアワールド(エアワールド社)
航空ファン(文林堂)
Jウイング(イカロス出版)
航空情報(酣燈社)

ほとんど素人ですがこの中でオススメはどれですか?

406:名無し三等兵
12/02/16 19:47:55.48
>>405
おすすめは、これ。
 
軍事雑誌総合スレ 第20号
スレリンク(army板)

407:名無し三等兵
12/02/16 20:20:41.89
記事の濃さでいくと
Jウィング<航空ファン≦エアワールド<航空情報
Jウィングは年中F-X・タイマン対決・初心者向け記事やってるイメージしかない、あの逆神が定期コラム書いてるぐらいだし…

408:名無し三等兵
12/02/17 15:23:05.54
Jウィングは写真集

409:名無し三等兵
12/02/17 16:15:40.54
積んでたハードカバーを2冊崩したがどっちも当たりだった

『スナイパー 現代戦争の鍵を握る者たち』
実戦に参加した米軍の狙撃手(主に陸軍歩兵師団と海兵隊)のインタビューを中心にする本
ベトナムからイラクまで、現場の話が大量に載ってるのがよいところ
スナイパーは少数で隠密行動するので対テロに有効なようだ
夜中のうちに都市に潜入、IEDを埋めている武装勢力を狙撃、救援を呼んで帰還というのが基本戦術
救援が来ないとか、基本一匹狼なので上官に嫌われ戦術を理解されないとか、いろいろ大変な模様
新型弾薬(Mk262)のおかげで、M16/M4が700m級の狙撃銃として使えるようになったなんて話もある

『潜入工作員』
イスラエルの特殊部隊もの(タイトルと違って潜入工作はほとんどない)
特殊部隊というと英米ばかりになってしまうが、イスラエル軍が別角度からの相対的な視点を与えてくれる
たとえば著者の所属していた部隊では、映画みたいな突入(ダイナミックエントリー)を行わないそうだ
スピード命だと誤射が起きやすいので、テロリストを確保するときも事前に警告してからゆっくり突入するんだとか
訓練は脳筋のSEALsがボーイスカウトに見えるほど過酷(訓練から帰るバスの中で毎日2時間殴り合いをしたりとか)
訓練と任務で攻撃的、抑鬱的になった著者はまともな社会復帰も難しくなる
最後はPMCを作って昔の仲間を集めましたとさ

410:名無し三等兵
12/02/17 17:42:06.97
永野修身が終戦後、米軍の取り調べの中で、日本は米国の科学と技術力を侮っていた
と述べている記録フィルムをNHKのドキュメント放送で見たことがあるが、これは永野
に限らず、海大、陸大出身の軍人の多くに見られた驕りであろうか
その点、レイテ海戦で反転した栗田提督は冷静沈着な判断により、結果的に多くの将兵
の命を救った。


411:名無し三等兵
12/02/17 17:48:00.77 9azXwCd/
>>404
そもそも自国語以外で、つまり英語でアジア圏の軍事史発表する機会がどれだけあるのか。
偏るのもやむを得ない

412:名無し三等兵
12/02/17 17:54:53.46
つまり404は欧米人を若干侮っていると

413:名無し三等兵
12/02/17 20:15:33.85 bhHsZdzt
URLリンク(ja.m.wikipedia.org)

414:名無し三等兵
12/02/17 20:56:34.43
各国の著名な軍事思想家
面倒くさいので一人づつ
独:クラウゼヴィッツ
仏:ジョミニ
英:リデルハート
伊:ドゥーエ
米:マハン
露:トゥハチェフスキー
西:?
蘭:マウリッツ
中国:孫子
日本:小幡景憲
印:?
土:?
波斯:?
伯:?
朝鮮:?

どう考えても欧米以外の軍事史を研究する価値は低い

415:名無し三等兵
12/02/17 21:27:09.74
『回想の横空夜戦隊』の著者、今月4日に亡くなったとのこと。
R.I.P。

416:名無し三等兵
12/02/17 21:35:33.40

WikiでLos688が削除した
牟田口を評価する意見

英軍ウィンゲート旅団参謀長のデリック・タラク准将は次のように牟田口を高く評価した。
『日本の15軍牟田口中将も、その作戦指導については、全くといってよいほど、イギリス側から評価されていない。
彼はその最後の作戦(インパール作戦)を除いて、その主要な戦闘の全てにおいて勝利を収めている。
インパールの戦いはワーテルローの戦いと同様に「非常に際どい」時期があった。
しかし、牟田口将軍はナポレオンの場合よりもはるかに優勢な敵を相手にして戦ったのである。
私は彼が生前、その戦いぶりについて日本国民から評価されたことを知って、うれしく思う。』[30]。

アーサー・パーカー中佐は牟田口への手紙で次のように牟田口の作戦を評価した。
『貴殿は四月の段階で、あと一個連隊-特に宮崎ないし田中程度人物の指揮下にある連隊- を有していたら、
貴殿はインパール攻略に成功していたでしょう。
しかしながら、やはり最良でかつ安価な成功は、一個連隊がディマプール に突入する事により達成されたでありましょう。』[31]。




417:大火力太郎 ◆X4ci4K5oFg
12/02/17 21:42:48.33
軍事思想家というより軍事学者の方が適当ではないか。

418:名無し三等兵
12/02/17 23:24:33.34
414から幼稚臭が

419:名無し三等兵
12/02/17 23:29:18.69
水木しげるの「ヒットラー」
ヒットラー伝の粗筋をパッと把握するには良いマンガだと思った。

420:名無し三等兵
12/02/17 23:33:37.81
>>416
えげれす人が人を評価する時ってのは完全に相手を見下してる時、って思うのは俺の根性がまがってるからでしょうか

421:名無し三等兵
12/02/18 00:02:14.81
>415
そうですか。
黒鳥さんは亡くなられましたか。
ご冥福をお祈りいたします。

422:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/18 00:13:18.69
そもそもエゲレス軍人が牟田口を褒めたことがある、という事実がどこまで一般的だったと言えるのか

非常に疑問だが。どの位疑問かてーとイタリアパスタクラスにね。

対牟田口だとソースがあいまい。
ジョンフェリスのように普通に「無能」つってる例もある。
デリックタラクは牟田口を褒めてるそうだが、
これは空挺師団のリスキーな性質を考えれば日本軍を誇大評価せざるを得ないのではと
考えることも出来そうだし、「一般には評価されてないが俺は評価する」という意味合いだ。

スリムもそうなんだよね。最初は他の将軍ほど人気が無かった。
だから、「俺は凄い」アピールのためには敵を必要以上に評価しなければならん誘因があった。
皮肉というよりプライドと生活のために近いのでは?
日本にも「敵のネームバリューに頼った」重症例が居る。落花何某の諜報将軍様。

アーサーの場合はやはり前線の自軍弁護のためという内向き解釈を目にしたことがある。

ま、パスタ伝説を懲りずに繰り返すのであれば、それは読者に任すが。

423:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/18 00:16:59.96
>>420
曲がってると思う。トップギアや数本のエゲレスドラマを見て思ったのは、
連中の批判というのは単に大阪人のようにどぎついと言うだけで、
皮肉的に褒めるというのは、むしろ日本的な感性に近いと思う(性悪小役人系のね)

性悪小役人根性の持ち主に事欠かない軍オタにこの話が受けてるのが一つの傍証。

424:名無し三等兵
12/02/18 00:19:36.61
>>420
あんぐろさくそんって「敵はこ~んなに強かった。だから、それに勝った俺Tueeeeeeeeeeeeee!」みたいなのあるよねw


425:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/18 00:33:43.64
日本がかかわった戦争への接し方にもあるけど。

426:名無し三等兵
12/02/18 00:36:53.79
>>424
まるでプロレスの世界だなw

いや俺はプロレスファンじゃないから画一的なイメージかも知れんが

427:名無し三等兵
12/02/18 00:56:39.21
どこの国でも公刊戦史は粉飾だらけだが、イギリスは特にひどいと思う。
WW2海軍のロスキルなんて、自軍の損害に往々にして触れてなかったり。

428:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/18 01:11:21.31
読んだことないのを承知で言うけど(知らないんで書名を教えてほしい位ですね)
英軍は我が軍と比べると功績のネタにも事欠かないのではないかと思います。
ドイツは敵としてもレベルが高いですし。

一方、戦史叢書も都合の悪い話はしないという批判はよくされるところでしてね。

429:名無し三等兵
12/02/18 02:26:18.67
>>420
ブリキモスレにお越しください

430:名無し三等兵
12/02/18 02:50:11.09
牟田口中将殿

小生はただいまデリーへの進軍という題名の本を書いておりますので、貴殿のお言葉は
非常に貴重なものでございます。
この本は完全に客観的なものにする予定であり、英国人の見解と同様、
日本人の見解にも、同じ重要性を与えるつもりです。
ご存知のように戦記物の大部分は作家の国にどうしても形よりがちです。
といいますのも、作家は相手方の見解をあらわす十分な資料を
得ることが出来ないためです。
まず最初に申し上げたい事は、日本兵が勇敢に、かつ全力を尽くして戦った
ことは、疑う余地がないということであります。
貴殿の優秀な統率のもとに、インド攻略作戦は九分通り成功しました。

アーサー・バーカー

431:名無し三等兵
12/02/18 02:52:07.94
>>414
露の著名な軍事思想家っていたか?

432:名無し三等兵
12/02/18 08:19:50.63
無能な人間をワザと褒めて、
もっと無能にしようというイギリス人の陰謀ですよ

433:名無し三等兵
12/02/18 11:42:28.49
そもそもエゲレス軍人が牟田口を褒めたことがある、という事実がどこまで一般的だったと言えるのか

非常に疑問だが。どの位疑問かてーとイタリアパスタクラスにね。

対牟田口だとソースがあいまい。
ジョンフェリスのように普通に「無能」つってる例もある。
デリックタラクは牟田口を褒めてるそうだが、
これは空挺師団のリスキーな性質を考えれば日本軍を誇大評価せざるを得ないのではと
考えることも出来そうだし、「一般には評価されてないが俺は評価する」という意味合いだ。

スリムもそうなんだよね。最初は他の将軍ほど人気が無かった。
だから、「俺は凄い」アピールのためには敵を必要以上に評価しなければならん誘因があった。
皮肉というよりプライドと生活のために近いのでは?
日本にも「敵のネームバリューに頼った」重症例が居る。落花何某の諜報将軍様。

アーサーの場合はやはり前線の自軍弁護のためという内向き解釈を目にしたことがある。

ま、パスタ伝説事件を懲りずに繰り返すのであれば、それは読者に任すが。

434:名無し三等兵
12/02/18 11:43:36.46
>>420
曲がってると思う。トップギアや数本のエゲレスドラマを見て思ったのは、
連中の批判というのは単に大阪人のようにどぎついと言うだけで、
皮肉的に褒めるというのは、むしろ日本的な感性に近いと思う(性悪小役人系のね)

性悪小役人根性の持ち主に事欠かない軍オタにこの話が受けてるのが一つの傍証。


435:名無し三等兵
12/02/18 11:56:22.28
>430の文面をそのまま受け取ると、本の参考資料なり証言の引用許諾なりを求めた
手紙のように見えるね。
そういう性質の手紙だとすれば、とりあえずのよいしょ位は普通にするだろうね。
「あんたの愚劣極まりない失敗を、俺様の本に載せてやるからありがたく思え」なんて
書く奴は、普通はいない。


436:名無し三等兵
12/02/18 12:09:50.32
>>434
トップギアの最大の難点は、自国でごく普通の価格帯の車をほとんど作れていない、
自国製品を紹介できないという屈折した所にあるんだと思う。

たまに超高級車やマイナー車を出すくらいだもんな。

437:名無し三等兵
12/02/18 12:47:22.72
>>432
無能な人間ほど、つうか自信の無い人ほど他人からの評価に弱いんだよな
俺はこれから関わる人がどんな人間かを知るための方法として使ってる

438:名無し三等兵
12/02/18 13:18:18.82
牟田口将軍はものすごい自信にあふれた人柄ですからね。
死ぬまで自分を信じきった根性の持ち主。
並の知性の持ち主であれば途中で自分を疑ってしまうところです。

439:名無し三等兵
12/02/18 13:20:12.61
周りの人間からどれほど批判されても自分の正義を信じる精神。
良し悪しにかかわらず、人間として凄いとは思う

440:名無し三等兵
12/02/18 14:04:11.69
すごい・・・人格障害です

441:437
12/02/18 14:13:16.21
>>438
こう言い直すわ
無能なのに自信過剰で「現状の他者からの評価は不当である」と自信を無くしかけている人はおだてに弱い
彼の場合はこうだろ

442:名無し三等兵
12/02/18 14:16:05.78
むっちーの人気に嫉妬

443:名無し三等兵
12/02/18 15:15:55.10
むっちーと辻ーんの人気は永遠に不滅です

444:名無し三等兵
12/02/18 15:19:16.72
>>436
ありゃ全世界的にこき下ろす番組だから、そこも含めてのギャグなんじゃね?
これ以上は該当キモスレでやるべき

445:名無し三等兵
12/02/18 15:45:00.32
  
  『昭和の名将と愚将』


責任感、リーダーシップ、戦略の有無、知性、人望……

昭和の代表的軍人22人を俎上に載せて、

敗軍の将たちの人物にあえて評価を下す。
______  ___________
         V

      ヽヽ〃 /
       ヽ〃   真珠湾奇襲プシュ!    
      ( _)
       | |  シコシコ・・・ シコシコ・・・
       | | /⌒⌒⌒ヽ/~ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ     
     /⌒ヽ⌒ヽ___   |  ∴ヽ  3  )
     /  ゝ      |
    /  _  ゝ___)(9     (` ´) )j
   /  丿ヽ___,.──|彡ヽ ―◎-◎-| ハァハァ…
  /   )           (彡       |
 / _/           \____/


       ↑

 昭和史に詳しいw 作家の半藤一利大先生 www




446:名無し三等兵
12/02/18 15:53:06.44
そもそもTop Gearが普通の価格帯の車なんてほとんど取り上げて無(ry

447:名無し三等兵
12/02/18 15:59:19.53
>>443
ハットリくんが仲間にして欲しそうにそちらを見ています。

448:名無し三等兵
12/02/18 16:07:49.09
>水木しげるの「ヒットラー」
>ヒットラー伝の粗筋をパッと把握するには良いマンガだと思った。

ん? あの本のヒトラー、フィクションだよ?

449:名無し三等兵
12/02/18 16:39:22.57
フィクション化をこうむってないヒトラーってそんなに見ないぞ
本人写ってる時ほど怪しい
リーフェンシュタール謹製の映像とかも

450:名無し三等兵
12/02/18 16:55:24.41
水木先生のヒットラーはハードカバー版に掲載された
霊界ロケットで荒俣先生と一緒にヒットラーに会いに行く話しが
他の版でカットされてるのが残念

451:名無し三等兵
12/02/18 18:00:13.26
ロバート・B・テクスター著『日本における失敗』
GHQの文民職員だったらしいが、なんだこの上から目線
敗戦直後の本とはいえ、読んでてムカつくわ

452:名無し三等兵
12/02/18 18:03:48.07
海軍反省会の3と第三次中東戦争全史を本の壁の補強に買ってきた。
海軍反省会のほうは、海軍の視点で、ドイツからの日独関係を分析するって章と、その後の章の黛さんの
「日本海軍の砲戦での命中率は米軍の3倍、3倍、3倍!!!」の熱弁のくだりが面白いと思う。
本棚の肥やしとして購入したんで、全部読むのは大分先になるだろうけど。
ヒトラーが日本を信用してないけど、それって原因は大島さんがドイツに都合のいい日本像をあっち(ドイツね)で
吹きまくったからじゃねーか? とか疑念を持ってたりして、中々おもしろい。
海軍とドイツで期待した人、ちょっと読んだ限り、メイドさんの話は出てきませんから、残念!
黛さんの熱弁には大井さんが「でも、米海軍って砲戦で負けてもやり直しが利きますよね」とか冷めたツッコミを
入れたりしてるあたりがクスリと笑える。
中東戦争の方は目も通してない。まあ、両方ともその内いつかは読めるだろう、多分。

453:名無し三等兵
12/02/18 18:04:02.08
勝者は何だってできるから、負けないようにしようね、って話


そう考えるとイラク戦争とかは最早アメリカにとって勝利では無いんだろうな

454:名無し三等兵
12/02/18 20:39:59.80
イラク戦争ってすでにベトナム戦争以上の失敗だろ
第一次湾岸戦争の堅実な成果を台無しにした

455:名無し三等兵
12/02/18 20:42:54.96
>>452
黛大佐が通常の3倍の元祖だったのかwwwwww

456:名無し三等兵
12/02/18 21:04:42.37
>>455
富野がそれ知っててやってたのかも

457:名無し三等兵
12/02/18 21:05:07.29
「通常の三倍の命中率です!」
「通常の三倍だと? 重巡であの砲撃は無理なはずだ…」
「…ハルオだ」
「え?」
「ハルオ・マユズミ大佐だ…」

458:名無し三等兵
12/02/18 21:05:33.57
命中率3倍の話は、それが事実かどうかよりも
大佐艦長ほどの立場の人が戦技レベルの術力に
過剰な何かを夢見ている点が問題だと思う。
戦意が強いとか、闘志に溢れるというのとは
根本的に異質のものを感じるんだよね。

459:名無し三等兵
12/02/18 21:20:04.58
個人的に反省会は後智恵であぁだこうだ言ってる印象があるというのはおいとくとして

命中率3倍がどういう文脈で出てきたか気になるから買ってみるか
3倍命中させられるからと言って1対3で戦えるわけじゃなし

460:名無し三等兵
12/02/18 21:21:56.67
百発百中の砲一門は百発一中の砲百門にかつる!が決め台詞になってしまう時点で
数学的にもどこかおかしいし。

461:名無し三等兵
12/02/18 21:24:34.04
海軍反省会は、黛大佐と大井参謀が同じ部屋で議論するという
異次元空間が出現しかねない本だからな・・・今後も何が飛び出すか

462:名無し三等兵
12/02/18 21:27:55.31
海軍の話が続いてるのでついでに大内センセの「失敗だらけの船の歴史」

この所マンネリ感があった大内本ですが、今回はかなり良かったのでは。
コンクリート製ヨットとか、同一出力での外輪船とスクリュー船の綱引きなど、
初耳な話ばかりで楽しめました。

463:名無し三等兵
12/02/18 21:29:10.58
それと、ボーイングが戦前に作ったジュラルミン製のフェリー話もなかなか面白い。
こういうのあったんですね・・・

464:名無し三等兵
12/02/18 21:29:21.69
大井篤いつもクールで笑える

465:332
12/02/18 21:32:03.93
『戦時経済体制の構想と展開』
入手して読んでるけど面白いわこれ。
経済学分かる人とか、当時の日本の資源入手・輸送について興味ある人
良かったらちょっと立ち読みで捲ってみてくれ。

466:名無し三等兵
12/02/18 21:42:39.87
でも海軍反省会ってすごい部分あるよな。

アナログテープで「トヨテーサン」と聞こえるのを
豊田貞次郎に脳内変換できるとか
ちょっと軍オタでも無理ゲーの域にあると思う。

そりゃ知ってる人はすぐわかるんだろうが、オレは自信ない。

467:名無し三等兵
12/02/18 21:45:24.81
せっかくなら音源をCD-ROMかなにか本とセットにして欲しい。
発言の口調まで知りたい。

468:名無し三等兵
12/02/18 21:50:38.62
>>467
だよねえ。編集すら不要で、音源まるっとデータ化して聴取しやすい媒体で出ないかね。

469:名無し三等兵
12/02/18 21:59:30.66
海軍反省会

海軍反省会音源CD付きディレクターズカット版

海軍反省会ノーカット完全版

これで3回売れるのでは

470:名無し三等兵
12/02/18 22:01:13.26
映画やアニメみたいな商法やめろよw

471:名無し三等兵
12/02/18 22:10:16.29

            / ̄ ̄\
          /   _ノ  \
          |    ( ●)(●)   
          |     (__人__)   国を挙げての戦争に、水上部隊の伝統が何だ!
             |     ` ⌒´ノ   水上部隊の栄光が何だ!馬鹿野郎!
              |         }    
              ヽ        }
            ヽ、.,__ __ノ
   _, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、
  /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_
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       ____
    /     \
   /  ─    ─\      
 /    (●) (●) \   私はその時横須賀鎮守府にいたから関係ねぇ
 |       (__人__)    |  日本海軍のぉおおお命中率はぁぁぁあ米軍の3倍!3倍!3倍!
 \     ` ⌒´   /    
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
:   |  '; \_____ ノ.| ヽ i
    |  \/゙(__)\,|  i |
    >   ヽ. ハ  |   ||

472:名無し三等兵
12/02/18 22:14:13.58
まあ米軍と同じ土俵で戦ったら3倍だろうが何だろうが
結局負けるからね

ベトナムみたいに戦ったらどうなってたかわからないが…

473:名無し三等兵
12/02/18 22:16:11.36
>>472
そこで大陸打通作戦ですよ

474:名無し三等兵
12/02/18 22:20:07.28
命中率3倍をいかして人口も3倍になれば良かったのにね。

475:名無し三等兵
12/02/18 23:26:29.33
あの命中率三倍って水中弾効果で命中界が三倍に拡張されるから「命中率三倍」なんだよね

476:名無し三等兵
12/02/18 23:29:05.75
最強の狙撃手 (アルブレヒト ヴァッカー著)読みました。秀逸。
・体験談はすごいなあ。自分が最前線にいるような感覚を覚える。読んでるだけでこっちまで腹が減ってくる。
 映画化希望。
・ドイツは大戦中盤まで狙撃兵を重視していなかったのか。そのくせオートバイ狙撃兵とか開戦前からあるから
 ややこしい。
・小銃弾の炸裂弾って物があることを初めて知った。
・見た目は良いドイツ軍アノラックって実は期待はずれの服だった。ショボーン。
・一番驚いたのが狙撃が数十から300メートルの距離で行われていた事。予想外の近距離。
・ソ連軍が500メートルの距離まで迫っているのに家から離れようとしない民間人。君らの足は飾りか?
・戦争が終わったと思って油断していた奴は教育されちゃった。我家に帰るまでが戦争です。



477:名無し三等兵
12/02/18 23:34:28.02
家に帰るまでが戦争です。

「昨日と今日で、そう急に変わってたまるものか、たちまち撃退―二時間ほどで目的の飛行場周辺に至る」

478:名無し三等兵
12/02/19 04:11:08.15
『大東亜補給戦―わが戦力と国力の実態』(中原茂著)読了。
URLリンク(www.amazon.co.jp)

タイトルにある補給に関して、単に部隊への輸送のみならず、その後方の生産力、基礎工業力を含む国力全般についても焦点を当て、太平洋戦争を中心に概説した本。
1981年発行と意外に新しい。ちなみに著者はこの後にもう一冊同じような本を書いている。

著者は大阪陸軍幼年学校を出たあと陸士を39期で卒業、その後砲工学校高等科へ進んだのち東大工学部電気工学科を卒業し、陸軍造兵廠で勤務した。
その後1939年に陸軍省軍務局軍事課資材班に所属、以降1945年まで大本営兵站総監部参謀・第14課員、陸大兵学教官、企画院調査官を兼任した。1945年、第15方面軍参謀として終戦。終戦時大佐。

著者としては大正デモクラシーや諸外国に言いたいこともたくさんあるようだが、日中戦争期の日本の引き際の見誤りと、太平洋戦争開戦前からの陸海軍(特に作戦系)のグダグダには言いたいことが腐るほどあるらしい。
数多くのグラフや図表を使いながら、大日本帝国の国力・兵力の趨勢を追っていく。
大正期の不況と軍事予算圧縮時代が終わり、満州事変が勃発して以降、日本の国力は次第に成長していった。
しかし日中戦争期に入ると、整備途上の国力・兵備で長期戦争に突入したため、兵器生産のための動員が鉄鋼を含む基礎工業生産を圧迫し始め、早くも1938年を境に総合的な工業力は減少に入る。
これが太平洋戦争期に顕在化し、後述する輸送の問題と合わせて民需のみならず兵器生産にも影響が生じるようになった。この指摘は興味深い。
また大正期に陸軍予算を圧縮していたためその期間の装備更新が滞ったのみならず弾薬備蓄も少なく、日中戦争開戦後の1937年度の兵器費のうち56パーセント、
翌38年度の兵器費の76パーセントが弾薬に充てられ、火砲・戦車・航空機といったその他の兵器生産を圧迫していた。

1937年、企画院が誕生すると、軍需と民需に物資を振り分ける物資動員と、民需の資材を最大限活用し基礎国力を拡大する生産力拡充という二つの計画を企画したが、経済も戦況も変動するため計画作りは当然難航、改定が頻繁に行われた。
さらに後になると各国の経済制裁や陸海軍の軍備計画の都合に振り回されて、おもに民需がガリガリと予定から削られていく。

479:478
12/02/19 04:28:51.61
また著者は1章を割いて、当時のアメリカの過小評価とドイツの過大評価について力説する。
そして著者は、開戦検討時、後述するような希望的観測を条件に開戦を承諾するのではなく、もう少し強く主張していればよかったと後悔し謝っている。

太平洋戦争開戦前の計画では軍は一段落したら徴用船を民需用に戻すと約束したのにこれを守らず企画院の運輸担当者は怒り狂い、加えてミッドウェーや中部ソロモンの戦闘による消耗補充のためさらに民需は削られる。もちろん生産拡充計画は達成できない。
企画院(軍需省)はそんな状態の中、必死に効率化(例えば1943年の軍需省のもとでの陸海軍航空機生産の一本化)などに努力しつつ、
大本営政府連絡会議で協議と妥協を重ねながら陸海軍の軍備計画の内情もよくわからないまま(企画院も兼任する著者が海軍の航空機工場を初めて見たのは1942年末のことだった)物資配分を決定していたが、
ついに1944年に鋼材の配分に関して陸海軍合計の総量を決めるから、あとは適当に決めろという投げやりな状態になってしまった。
陸海軍合わせて99万トンの配分で両方の軍務局長まで乗り出して協議に40日を費やし、結局航空機と同様折半、ただし7500トンを陸軍が海軍に譲渡するということでようやく決着した。
場合によってはこれに両軍内の軍政・軍令の対立が加わるから手におえない。両者の生産統合が実現するのは1945年3月であり、最後まで真の総力戦体制は確立しなかった。

1944年からは航空機生産を絶対優先としたが、輸送力・輸送量の低下が同年後半から深刻になり、1945年に入ると各地への空襲や輸送網寸断も加わって、もはや兵器を生産することが不可能という状態に陥っていた。
さらに農林水産物生産も最盛期の7割程度に落ち込んでいた。

一方で、日本語として読みにくい部分が割とあったほか、誤字と思われるものも少しあった。また最初に参考文献が示されているが、多数のグラフや表に関して個々の引用が明示されてはいない。
また出版年的に古い認識が書かれている部分もある。
しかし軍事面だけでなく、広く産業一般を含む国全体としての工業力あるいは国力というものがどのような状態にあったのか・どうしてそうなったのかを手軽に知ることができる意味で、本書の意義は大きいだろう。

480:名無し三等兵
12/02/19 06:04:36.57
結局採用されなかった6.8mm弾の経緯なんかについて書いてる書籍はないでしょうか?

481:名無し三等兵
12/02/19 06:41:09.49
>>478
復刊してくれないかなあ

482:名無し三等兵
12/02/19 12:50:05.92
>>476
>オートバイ狙撃兵
その「狙撃兵」はスナイパーじゃないよ

483:名無し三等兵
12/02/19 12:51:06.38
>>478
>早くも1938年を境に総合的な工業力は減少に入る。
太平洋戦争勃発前から国力が下り坂なんだよね

484:名無し三等兵
12/02/19 12:54:34.99
>>478
>日中戦争開戦後の1937年度の兵器費のうち56パーセント、
>翌38年度の兵器費の76パーセントが弾薬に充てられ、
>火砲・戦車・航空機といったその他の兵器生産を圧迫していた。
日中戦争が始まっちゃうと、軍事費は増えても弾になって消えちゃうから、
新装備への更新がそうそうできなくなっちゃうんだよね。

485:名無し三等兵
12/02/19 13:13:17.06
>>478
長文、お疲れ様でした
手に入れられる手に入れられないは別として
こういう本は経済学知らなくても読めるもんなんでしょうか?

486:名無し三等兵
12/02/19 13:16:57.03
>>478の本は、今の視点で考えるならば、
>>329で上がっている
『戦時経済体制の構想と展開』
『「大東亜共栄圏」経済史研究』
と併読するとよさそうだね

487:名無し三等兵
12/02/19 13:24:02.80
「戦時経済総動員体制の研究」がほすぃ

488:名無し三等兵
12/02/19 13:35:39.68
>>444
この間の放送で日産リーフは誉めてたぞ
案の定電池切れで車押しながら、「これが未来の車だ」と言ってたが

489:名無し三等兵
12/02/19 13:42:02.20
>>488
>電池切れで車押しながら、「これが未来の車だ」
これぞエゲレス人w

490:名無し三等兵
12/02/19 13:56:56.95
>>485
>>478の本はその方面の知識がなくても読めるよ。
ただ例えば1944年の年間数値と1945年の年間数値は意味が違ってくるとか、そういう統計の読み方は必要。
あとこの本が参考にしてる統計とかに当たるならそれなりに知識が必要なんではないかなあ。

491:名無し三等兵
12/02/19 14:07:51.67
>>489
一応、軍板つながりで。そのリーフが出た回のトップギアでは、
アフガンで両脚を失ったメンバー3人で義足チームを作って
ダカール・ラリーに出場するって話も。

義足なのでクラッチを気づかずに踏んでしまうクセがあって
いろいろ苦労していた。義足の可動部分に砂が入る事も改善しないといけないとか。

最初に出たレースでは、一般車部門の2位。さすが軍人。

492:名無し三等兵
12/02/19 14:28:45.55
>>488-489 & >>491
なんつうか、こう…
いちいち引っかかる言い方&やり方しか出来ないんだろうね、えげれす人は
素直に普通にやると「普通にやるなヨ! 捻りが足りないヨ!」ってツッコミが入るお国柄なんだろうか

493:名無し三等兵
12/02/19 14:34:03.99
同じ事をアメリカ人がやったら反感しか買わないんだろうけど、英国人だから許せるというか…
これが人徳か

凋落した国には大口を叩く権利があるんです

494:名無し三等兵
12/02/19 14:34:26.70
>>492

> いちいち引っかかる言い方&やり方しか出来ないんだろうね、えげれす人は
えげれす人だからなw

495:名無し三等兵
12/02/19 14:38:54.44
>>491
なんだか
岩石オープンとタンクGTを思い出した
好きだったなタンクGT
wikiる前は岩石オープンをトロッコオープンと勘違いしてたし

496:名無し三等兵
12/02/19 14:39:46.26
>>493
じゃぁ俺等もそろそろ…w

497:名無し三等兵
12/02/19 14:43:06.14
権利があっても使うかどうかはその人次第なのです

498:名無し三等兵
12/02/19 16:35:06.63
Top Gearでイギリス語るとか正直バカとしか…

499:名無し三等兵
12/02/19 16:47:56.91
触手で日本語る外人おるんやし
いいじゃまいか

500:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/19 19:26:53.24
戦記物の感想文である国をステレオタイプに評するのもTV番組と同程度に滑稽と思うがね。

ただでさえ軍オタは思い込み伝説を量産してきたんだから
同好の趣味者とは言えほいほい信用する訳がない。
ネットで馴れ合ってるようなオタなら尚更。

501:名無し三等兵
12/02/19 19:46:56.64
冗談で言ってるのに本気で受けとるバカが多すぎ

502:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/19 19:54:11.32
人は7割だか8割を(言葉でなく)表情で意思疎通してるって教えられた事がある。
逆に言えば言葉だけのやりとりなんてそんなもんじゃないかな。
だからこそ幅を利かすコミュ障もでて来る。

まぁ同好の士とは言え他者であるという一点は良くかみ締めておくのが無難。

503:名無し三等兵
12/02/19 19:55:27.11
人生の大半はジョークとダジャレです
冗談を冗談と受け取れない人は人生損してる悲しい人です
ヌル~しませう

504:名無し三等兵
12/02/19 19:58:37.90
でもそれってむしろこっちでやる話題じゃないでしょうか?
スレリンク(army板)

505:名無し三等兵
12/02/19 20:04:21.59
戦艦大和に関しては、原勝洋さんと戸高一成さんの著書のどちらが
よりオススメの良書?

506:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/19 20:20:08.42
原氏。ただ、原氏も色々出しているのでどれを買えば良いかは他の評者にお任せします。
情報戦については講談社メチエの平間氏の本、
建造についてはやはり講談社の前間本は基本に欠かせないでしょう。
価格と入手性も手頃です。

戸高氏が半藤系と対談した本はWikiで「俗論」のソースが必要になった時の材料にでもしといた方が。

『戦艦大和の博物館』は「普通の大和の本」ではないから購入したけど、
まだ読み始めてないので、書評はしません。


507:名無し三等兵
12/02/19 20:22:50.36
>>505
興味あるなら両方読むのが普通。
水上特攻に関してはこの本が一番わかりやすい。

URLリンク(www.amazon.co.jp)

508:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/19 20:33:59.19
>>492
>>491は下らん開拓洗脳ドラマでホルホルしてるNHKも見習うべきかと。
ま、衛星ではイラク帰りでPTSDになった元兵士をボンネビル連れてく番組も作ってるけど。

URLリンク(nhk.jp)

509:名無し三等兵
12/02/19 21:44:00.78
横だけど工法とか工程管理から見た大和の本なかったっけ?

510:名無し三等兵
12/02/19 22:09:26.77 l/n6oM+E
>>509
だからそれが前間さんの本。
誕生・戦艦大和 だったかな。上下巻で
西島造船官が出て来る奴

511:名無し三等兵
12/02/19 22:26:48.58
大和のハードウェアそのものなら松本喜太郎の「軍艦大和 生涯の技術報告」が基本だと
思う。

512:名無し三等兵
12/02/19 23:04:24.02
結構前に読み終わってたんだけど、もう一度パラパラと見てみたら意欲が湧いてきたので感想
もうさんざん書評は出たと思うけど

『ロボット兵士の戦争』
P・W・シンガー氏の2009年の本。最新の話題だから既に多少古くなってる記述があるかも。
内容は、題名に反して情報化と戦争の話題全般を扱っているが、原題がWired for Warなので問題ない。
むしろロボットそのものよりも、その導入やネットワーク化による人間の方の変化が中心とも言える。

全体としては二段構成で、1部で現状をまとめて、2部で将来を予想する、みたいな形、かと思えばそうでもなく、
1部はロボットの技術や思想に焦点が当てられてて、2部はそれを受け容れる人間側に焦点が当てられてる感じ。

実際に使われる軍用ロボットがどういうものか、という解説から入って、どのような企業がそれを開発しているのか、
技術者はどのような人たちなのか、軍はどのようにそれを援助しているのか、どのような考えで軍用ロボットの
開発に携わるのか、などを詳細に情報収集して記述している。

ネットワーク化による変化では、有名な無人機のパイロットの話(人が死んだり死なせたりするのを見た後に、PTAの
会合にいかなければいけない)を始めとした前線と後方の距離の話や、人間とロボットの心理的距離の話
なんかが詳しく載っててSFのネタに丁度いい感じ。

単純に読んでて面白かったし、誤訳もあんまりない感じだし、参考文献はきっちりついてるしで、個人的には大満足。
とりあえず何か開発で成果を出したいならお金を与えないとね、ってのはよく理解できた。


以下、全然本題とは全然、全く、これっぽっちも関係ないんだけど、やたらと心が反応してしまった部分。
「会場も象徴的だ。未来を実現しようとしている機関の年次総会は、(中略)アナハイムで開かれる」
同書. p.210.

513:名無し三等兵
12/02/20 01:25:36.86
アナハイム=穴の家、か。
『機関』がホモである可能性があるというのか・・・

514:名無し三等兵
12/02/20 01:29:30.57
どこの誤爆だ狂気のマッドサイエンティスト・・・

515:名無し三等兵
12/02/20 11:54:27.47
ソフトスキンの軍用カーデザインの変遷について描かれた本ってありますか?
広い時代の、そう言った車両の資料だけ集めてあるのでもいいのですが。

516:名無し三等兵
12/02/20 16:13:55.36
軍用オートバイについて纏められた本は無いでしょうか?
役割の変遷とか今後の方向性とか…

517:名無し三等兵
12/02/20 17:01:31.20
青いナイフに 集めたムーンライト

518:名無し三等兵
12/02/20 19:01:28.82
行き場無くしたおまえを 写す十字架

519:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/20 19:50:24.68
あなたの瞳は冷たすぎるから

520:名無し三等兵
12/02/20 21:27:01.33
『補給戦』以外で、鉄道が戦争で果たした役割を論じている
日本語文献は何がオススメでしょうか?

521:名無しの愉しみ
12/02/20 22:07:20.05
>>517-518
ロンリーソルジャーボーイ乙

>>520
芙蓉書房出版の戦略論大系(3)モルトケ


522:岩見浩造 ◆5rPLJsRs6mio
12/02/20 23:06:40.63
URLリンク(ci.nii.ac.jp)
日中戦争期の軍事鉄道輸送に関する防衛省所蔵資料について (国際ワークショップ 日中戦争の深層(1))

URLリンク(ci.nii.ac.jp)
布施 将夫

この2人は期待できるかもね。ちょっと検索してみただけだが。

523:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/20 23:07:11.78
URLリンク(ci.nii.ac.jp)
日中戦争期の軍事鉄道輸送に関する防衛省所蔵資料について (国際ワークショップ 日中戦争の深層(1))

URLリンク(ci.nii.ac.jp)
布施 将夫

この2人は期待できるかもね。ちょっと検索してみただけだが。

524:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/20 23:10:59.31
後は木村 和夫 って人がシベリア鉄道について軍事史学で発表しているみたい。

525:名無し三等兵
12/02/21 03:37:29.83
>>519
心が熱いかも

526:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/21 11:37:09.16
>525
ぬお、まさか続く人がいるとは…

>ALL向け

さて、昨日「PanzerLeader70's」の参考資料にあったので検索したところ中古が安かったので衝動買いした
「Encyclopaedia of the German Army in the 20th Century」到着

中身は、WW1~現代(80年代前半)までの独軍の概略を網羅したもの
WW2は全師団名と構成主要連隊名明記、あと各時代の主要な装備の写真や三面図

あまりマニアックなのは無いですが現代独軍のレオやマルダー以外の資料って少ないのでそれなりに重宝しそう
(工兵車両や軽車両、輸送車両などの面で)

ただ、一つ予想外の弱点が…



こいつも分厚いハードカバー鈍器の類だったか…ソフトカバーだと思ったんだけどなぁ…
(同時到着の「The dictionary of modern war」も…まあこれは辞書だからそれなりの厚さは覚悟してましたが…)

でも、同書のシリーズには英軍もあるらしい…
これもちょっと欲しいなぁ…

527:名無し三等兵
12/02/21 14:12:41.34
書籍を紹介していただきたく書き込みました。

戦略レベル、戦術レベルについては、
旧軍の教範や米軍の公開資料、戦史などで勉強し、
だんだんとイメージが出来るようになってきたのですが、
実際の戦闘がどのように行われるのかが今一つ分かりません。

分隊や小隊レベルの戦闘がどのように行われるのかを
学ぶのに良い書籍を紹介していただけないでしょうか?

528:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/21 14:33:20.38
>527
「米陸軍戦闘マニュアル~コンバット・リーダーズ・フィールドガイド」編訳:柘植 久慶 原書房(絶版)
「米陸軍戦闘マニュア2~機械化歩兵のすべて」 訳:高井三郎 原書房

米陸軍コンバット・リーダーズ・フィールドガイドの第10版(1987年版)の抄訳
歩兵分隊~小隊指揮官あたりに向けて書かれたもので、時代的にM2ブラッドレー機械化歩兵部隊を中心として書かれている。
FMとFCをベースとし小部隊に特化した具体的な記述が多く、戦車との共同から即席兵器の作り方や救護方法までも掲載

2はその前のM113機械化歩兵小隊のFMの抄訳

------------
「コンバット・バイブル―アメリカ陸軍教本完全図解マニュアル」(1巻2巻で十分)著:上田 信 日本出版社

図解でみる新兵教育書みたいなもの。判りやすく書かれているので、初心者に最適。
しかし、書かれている事は陸上部隊の基本なので中級者以降も手元においてあると便利。

1は個人~分隊戦闘
2は小隊~中隊規模

------------
「コンバット・スキルズ 1・2・3」 ホビージャパン

前述の「米陸軍戦闘マニュアル」(上級)と「コンバット・バイブル」(初級)のちょうど中間に位置する戦術解説本。
図や写真が多く、どちらかというと軍オタ向きというよりサバゲー者を対象に書かれた解説書かもしれない。

なぜか内容は英軍を参考にした記述が多いw
そういう意味では、前述2冊が米軍式なので、英米の微妙な違いが興味深いです。



529:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/21 14:34:35.53
>527
コンバットスキルズ補足(目次的に紹介)

「COMBAT SKILS -戦闘マニュアル-」 ホビージャパン発行

 第1章:狙撃(米海兵隊)
  行動準備/目標選択の優先権/狙撃技術

 第2章:市街戦(米陸軍)
  移動の原則/射撃位置/建造物突入の原則/建造物の掃討

 第3章:ゲリラ戦(南アフリカ軍)
  ヘリ強襲/アンブッシュ/追跡&対追撃

 第4章:歩兵戦闘(英陸軍)
  射撃と移動の基本(分隊)/戦闘準備/パトロール基地の設置/防御陣地構築/索敵偵察行動

 第5章:特殊作戦(米陸軍特殊部隊&海軍SEALS)
  潜入/強襲・待ち伏せ/空挺作戦/降下地点の確保/海からの攻撃/河川強襲

 第6章:機械化歩兵(米陸軍)
  車輌機動/接敵前進/攻撃

 第7章:攻撃ヘリ(カナダ&西独)
  ヘリ攻撃の原則/攻撃目標の優先順位/攻勢的展開計画



530:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/21 14:35:12.08
>527
補足編 続き

「COMBAT SKILS 2 -戦闘マニュアル-」ホビージャパン

 第1章:後方治安維持(英陸軍)
  OP地点の選択/監視要領/道路封鎖/車両検査

 第2章:待ち伏せ(英陸軍)
  待ち伏せの設定/襲撃/対アンブッシュ/対戦車伏撃任務

 第3章:夜間戦闘(英陸軍)
  夜間移動/夜間攻撃の計画/夜間戦闘要領/

 第4章:都市部での戦闘(英陸軍)
  原則と実戦/家屋掃討要領/街路掃討要領/建造物の防御/村落の防御

 第5章:迷彩と隠蔽(英陸軍)
  人間のカモフラと隠蔽/車両のカモフラ

 第6章:地雷(米陸軍&英陸軍…クレイモアは米軍、他は英軍が主体)
  クレイモアの敷設/地雷敷設/地雷原のポイント/地雷の種類/地雷の発見/ブービートラップ

 第7章:戦争捕虜(英陸軍)
  捕虜の確保/捕虜の取り扱い/潜行と捕縛/取調べ/捕虜収容所/脱走・救助・開放
  (捕縛以降は自分が捕虜になった場合のマニュアル)


531:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/21 14:35:44.35
>527
補足つづき

「CONBAT SKILS 3 -戦闘マニュアル-」ホビージャパン

 第1章:ジャングル戦(米陸軍&英SAS)
  戦場特性/対ゲリラ/ジャングルの支配/キャンプ攻撃

 第2章:歩兵戦闘技術(英陸軍)…個人~分隊規模の行動について
  敵陣の突破/計画攻撃/森林での戦闘/撤退要領/戦術移動/GPMGの使用/
  浸透戦術/戦闘判断/パトロール計画/命令の出し方

 第3章:グループ戦闘技術(英陸軍)…諸兵科連合戦術:小隊~中隊
  突破対処/防御戦闘/援護部隊/機動防御/陣地防御戦

 第4章:ゲリラ戦(ローデシア軍&英軍)…対ゲリラはローデシア、国内治安は英軍
  対テロ作戦/ブッシュ地帯の情報作戦/ブッシュパトロール/ファイアフォース戦術/車両機動/
  基地防衛(国内防衛)/ソ連特殊部隊の標的/防衛の要点


532:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/21 14:39:02.02
>527
後はお約束の

「歴史群像アーカイブ② ミリタリー基礎講座 戦術入門」学研

最初の章が、歩兵分隊~小隊を扱ってます。

533:名無し三等兵
12/02/21 14:39:42.61
こういうのって種本があるのかな?

534:名無し三等兵
12/02/21 14:41:38.38
入手性などはコンバット・バイブルが手軽だけど、コンバット・スキルズはどことなく英国人っぽいユーモアもあっていい本だよね。

などといいつつ、Lansちんのばくげとずさー

535:名無し三等兵
12/02/21 14:42:17.47
orz

536:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/21 14:45:11.47
>527
また、フィクションではありますが
機甲科士官が書いた

「第三次世界大戦-チームヤンキー出動」ハロルド・コイル(二見文庫)

は戦車中隊~小隊規模の戦闘をよく描写していると各所で評価されています。

537:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/21 14:47:47.05
>533
種本?そりゃあ当然、各国の教範(つかチームヤンキー以外は上記全部そうですよ)
教範は師団~個人レベルまで各レベル毎に存在しますし。

538:名無し三等兵
12/02/21 16:23:57.24
もしかして『機甲戦の理論と歴史』って切れかかってる?
昨日本屋で迷って買わなかったんだがアマゾンがこわい

539:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/21 16:37:07.55
>538
だから(ry

540:杜聖 ◆REH634FRNQ
12/02/21 18:07:51.17
絶版になった本も大きい本屋だと普通に残ってたりするけどな。
あと「機甲戦の~」は先週あたりに新宿のブックファーストで見掛けた

541:杜聖 ◆REH634FRNQ
12/02/21 18:09:21.23
ちゃんと見たら本屋で見掛けたのか。とりあえず迷ったら買うのが基本

542:名無し三等兵
12/02/21 18:10:40.68
愛と欲望の杜聖

543:名無し三等兵
12/02/21 18:56:53.08
>>524
その木村さん本は売っていますか?
是非読みたいものです


544:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/21 23:00:43.88
自費出版の例だが『正説 レイテ沖の栗田艦隊』はAmazonで無かったけど
他のサイトでは在庫切れになってなかった。
で、先週本屋で注文したら普通にあったよ。
わざわざ送料ぼられて「良」状態の古書(しかも定価以上)を買わなくて良かったよ。

545:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/21 23:07:48.09
>>543
敢えてAmazonで調べてみたけど、最近は著者欄に名前だしした本は出してないですね。
軍事史学の論文も1982年の物ですし。

代わりと言っては何だけど、戦略面から鉄道の価値を当事者がどうとらえていたか、
面白い論文を見つけましたよ。
URLリンク(atlantic2.gssc.nihon-u.ac.jp)
明治期日本における国防戦略転換の背景

山縣が直接コメントしてるんだね。シベリアの他、カナダ横断鉄道にも触れている。

定番的に軍事の学問化の要望が出て久しいが、こういう若手は大いに活躍して欲しいですね。

546:名無し三等兵
12/02/21 23:12:54.20
現代戦の小隊以下レベルの戦術(バウンディングオーバーウォッチなど)が多く載っている書籍をご存知ないでしょうか。

547:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/21 23:18:57.53
ちなみにアメリカの鉄道と軍事をテーマにしていた布施氏の学位審査です。
どんな論文か、詳しく紹介されてますね。
URLリンク(repository.kulib.kyoto-u.ac.jp)

最近の論文だし、紀要を持ってる近場の図書館か、京大に問い合わせてみては如何か。

548:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/21 23:23:13.45
URLリンク(ktymtskz.my.coocan.jp)

あ、超良いの見つけた。まさかネットにあるとはね・・・
何故かciniiでも出てこなかったRPに連載していた中川浩一氏
(鉄道畑じゃ資料性で有名な方)のまぁ貴方の希望そのまんまの連載。
当時のRPは実家に仕舞い込んであるんで、週末に報告しようかと思ってたんですが。
買わずに済みそうですなぁ。
しかも中川さんの定評ある脚注までばっちり再現されてる。

549:名無し三等兵
12/02/21 23:36:37.19
>>545
似たような論文を「軍事史学」で読んだ希ガス。
すぐにでてこねー

550:名無し三等兵
12/02/22 00:00:50.17
>>546

以下のサイトで米軍のフィールド・マニュアル
FM 3-21.8 The Infantry Rifle Platoon And Squad
を無償で入手できる。

URLリンク(www.globalsecurity.org)

これを "bounding overwatch" で検索すると図解入り解説がある。例えば128面から。


551:名無し三等兵
12/02/22 00:19:41.93
最近はアマゾンよりもe-honで注文して近所の書店で受け取るようにしている。
そこの書店読み聞かせ会とか地元の人の個展とか開催して結構頑張っているので
少しでも支援していかないとなと思っている。
最近でも「銃・病原菌・鉄」」の文庫本をオススメ本のポップをつけて平積みしてたっけ。



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