12/02/06 13:31:51.95
菊澤研宗氏の本は「組織の不条理 なぜ企業は日本陸軍の轍を踏みつづけるのか 」他数冊しか読んだことは
ないけど、基本的には新制度派経済学を手法を単純に援用した分析なので、先に経済学の知識があると粗い
部分目につくのも確かです。
これは個々の記述の調査というよりも氏の本に共通する分析視角の問題です。
そういうわけなので、菊澤氏の本は、経済学に軸足をおいて評価するなら、桶狭間は奇襲ではなかった、とか
ミッドウェー海戦の運命の5分間は虚構だった、と言われて素直に驚いてくれる人向けの内容と同じレベル
だと思います。
ただ大枠で見れば参考になる部分も多いので視野を広げるには悪い内容ではないと思いますが。
51:名無し三等兵
12/02/06 14:30:45.94
なんかしらんが、オレも電波浴したのでカキコ。
PHP「連合艦隊戦艦12隻を探偵する」
半藤一利・秦郁彦・戸高一成
まぁ、著者(鼎談者か)を見てもらえれば、
大体は察せることと思う。
・霧島はワシントンに一方的に負けたダメ戦艦
・源田実は戦闘機出身なので、爆撃機は要らないと思っていたのだろう
・大和は魚雷3本食らったらアウトのダメ防御
個人的なお気に入りはこの辺り。
さすがにこのスレにくる人は引っかからない本だろうけど、
ネタにと思って立ち読みするのもお勧めできない。
本屋の書架の前で生暖かい笑みを浮かべる人になっちゃうから。
52:名無し三等兵
12/02/06 14:39:34.48
その3人や保阪正康の昭和史がテーマの対談本って、ほとんど
内容が重なってるよな。特に保坂と半藤の対談。
53:名無し三等兵
12/02/06 14:42:44.67
>>大和は魚雷3本食らったらアウトのダメ防御
秦や半藤はともかく、長年戦艦大和を研究していて、大和ミュージアムの
館長も勤めている戸高が、こんな誤認も甚だしい主張をしてるとはな。
54:名無し三等兵
12/02/06 15:37:40.99
>>52
保坂&半藤は黄金タッグだよね。
店先でトリアージできるので便利な組み合わせだ。
55:名無し三等兵
12/02/06 17:15:49.57
>>48-49
犬と所沢一派はお断りって前スレで決まったんだ
お前個人に恨みがあるわけじゃないが、ルールなんでこのスレには
もう来ないでくれよな
56:名無し三等兵
12/02/06 18:11:53.47
>誹謗中傷が生きがいの僕ちゃんは書評のひとつでもしようね
一派はJSF始めろくに本読んでないから無理無理www
57:名無し三等兵
12/02/06 19:23:05.07
>Lans氏
ここでソレにかまうと色々不思議なことが起きるから、該当スレでやった方がいいよ
スレリンク(tubo板)
58:名無し三等兵
12/02/06 19:37:15.96
>>57
誘導クンっていつもこのスレ監視してるの?
いつ働いてるの?
59:眠い人 ◆gQikaJHtf2
12/02/06 21:32:17.87
今日の戦利品。
『銃・病原菌・鉄』(上・下)
文庫化キターーーーー。
草思社が最近、文庫を創刊したので、今までの草思社の単行本も手に入りやすくなるかも。
60:名無し三等兵
12/02/06 21:36:44.23
単行本で読んだが文庫買おうかなぁ・・・
61:名無し三等兵
12/02/06 21:39:06.32
ところで同志、既読本の文庫版を買うのは良いのですが、未読本はいかがなさるので?
62:名無し三等兵
12/02/06 21:57:45.58
>>61
物資の備蓄が多いに越した事はない。
ただ、部屋スペースの関係で今後は電子化が進んで欲しい
63:名無し三等兵
12/02/06 22:33:26.31
文庫化を機会に読み始めてる。最初はつっかえてたんだけど途中から面白くなるタイプの本だね。
文明が発達する過程を色々な視点で書いてるので、架空の世界設定を考える時の参考にもなるんじゃないかと思う。
64:名無し三等兵
12/02/06 23:00:31.53
サイに乗った騎兵が襲撃してくる話ですね
65:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/06 23:09:50.57
>>48
私は上述の件もあって菊澤氏を全面的には信頼していないので、
印象に残った本のことを出したのです。
最初に本を勘違いしたことは謝罪しますが。
『組織は合理的に失敗する』についても本日入手して読み始めたところなので暫くお待ちを。
ただブログを見たときにも感じたけど、菊澤の提示した理論自体は興味深いものなので、
どこに当てはまるかは、読者が考えた方が良いと思います。
66:名無し三等兵
12/02/06 23:15:52.61
>>59
犬と所沢一派はお断りって前スレで決まったんだ
お前個人に恨みがあるわけじゃないが、ルールなんでこのスレには
もう来ないでくれよな
67:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/06 23:17:58.32
>以前、良書スレにも書きましたが、私は、柘植、キヨ、落合、三野だと言って、名前だけで全部ダメという判断もしません。
それは知りませんでした。仰る通り、やたらめったら全否定もするものではありませんね。
(スレ住人にも誤解されてるが、原発ゴミにしても筋の通った話もしているのは知ってるが、
むしろそういう正確な情報で得た信用を悪用し、スネ夫のように悪質な嘘を混ぜたり
全力で責任回避のテクノロジーを行使したり夜郎自大な点を決定的に批判しているだけ)
三野氏と言えば、世艦でベトナム戦を連載していたころは手堅い人だという感想を持ちましたね。
68:名無し三等兵
12/02/06 23:19:41.55
>>59
もう書店に並んでるんでしょうか?
69:名無し三等兵
12/02/06 23:20:27.99
>>68
並んでるよ。書店で買えた
70:名無し三等兵
12/02/06 23:25:41.17
>>41
自分は34ではないけれどこの本について補足して置くと
この本は後書きまで入れても149ページしかない正に入門書で
そこに紀元前の民族の起源から、WW2後の共産党政権崩壊までを
記載しているので軍事関連の記述は極大雑把です
WW2関連に14ページを割いているのである程度の戦局の移り変わりと
それに伴う国内の政治状況を知るには良いですが、それ以上のことは
"Third Axis, Fourth Ally"のような英語の書籍を読む必要があると思います
71:名無し三等兵
12/02/06 23:26:59.42
>>69
ありがとう
72:名無し三等兵
12/02/06 23:46:48.18
>>70
あぁ、ありがとう。
やっぱり洋書をあたるしかないんですね。
とはいえ、あくまでオレのニーズにあわないだけで、
良書は良書の様子。
高額でもないですし、本書も購入しようかと思います。
どもども、でした。
73:名無し三等兵
12/02/06 23:48:47.71
なぜか
病原菌の上と
文明崩壊の下だけがあるが、どうしたもんかいのう。
74:名無し三等兵
12/02/06 23:51:54.08
>>73
間を自分で書けという天の啓示では?
75:名無し三等兵
12/02/07 00:17:48.79
銃・病原菌・鉄はアマからも弾着。
さすがに束が厚い。
文庫版のあとがきは3ページと簡易なもので、
内容・翻訳についても特に言及は無し。
ハードカバー持ってる人は買い直す必要はないかもね。
76:名無し三等兵
12/02/07 00:23:08.17
どうでもいい話だが。
ハードカバーは解説がいのに文庫本には解説がつく、ってのは、なんか納得いかないw
77:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/07 00:26:38.58
読み始めたと言ってる傍から何だけど
妙に軍事的なラインナップが充実しているソフトバンク新書から『銃の科学』が出た。
時代は変わったよなーって思う。
昔の産経でもここまであけすけな本を出したりはしなかった。
で、類書の安価でハンディな入門書を見かけないこともあり、非常にお買い得だと思った。
パラ見程度だが、自衛官上がりであの89本の著者なら大丈夫じゃないかな。
本当に科学科学した解説がてんこ盛りだ。
78:名無し三等兵
12/02/07 01:26:23.13
自炊って文庫本とか雑誌はいいけど、ハードカバーをばらすのは抵抗があるな
79:名無し三等兵
12/02/07 01:45:21.25
銃・病原菌・鉄か……よく調べていてなるほどと思ったけど、民族の気質とかは関係ないのかなと気になったな。
80:名無し三等兵
12/02/07 06:43:54.04
そもそも、それを排除する事が背景にある訳で
81:名無し三等兵
12/02/07 11:32:39.51
民族の気質とか前提にしたらレイシスト同士の応酬が続くだけじゃん
そういう議論を側面から一掃したのがポイント
82:名無し三等兵
12/02/07 13:36:21.00
>>67
三野正洋?
三野正洋なら朝日ソノラマの「戦闘機対戦闘機」が手元にある
この本はエアワールドに連載された
戦闘機対戦闘機、猛禽類の戦いをまとめたもの
この本の中で戦闘機の性能を数式から得られる指数で表現していたり、
あえて名機といっておいてフルボッコしたりまぁ面白い
とりあえず戦闘機の誕生から移り変わりまでさらってあるし、まあ、良い本
83:名無し三等兵
12/02/07 14:26:20.84
>>79はバカなんだね…自分では賢いと思ってるからよけいたちが悪い
84:名無し三等兵
12/02/07 16:40:39.34
>>80
もしかして、それに関して何か書いてあった?
85:名無し三等兵
12/02/07 18:03:21.96
銃・病原菌・鉄
資源へのアクセスが容易で、動物を使役する内に病原菌耐性を身につけてそれを広範囲に伝播させやすい
地域に住んでる人々が世界を征服しました。
文明崩壊
発展した文明でも、資源を使い尽くすと滅びます。
ジャレド・ダイヤモンドの著作の主張ってのはシンプルだからな。その結論にいたるまでの経路に説得力を持たせて
おもしろくするために長いわけで。
86:名無し三等兵
12/02/07 19:03:17.17
岩波文庫あたりからプロコピオスの『戦史』邦訳されないかな。
87:名無し三等兵
12/02/07 19:48:50.00
岩波にこね作って入社していろいろ文庫化してくれ。
88:名無し三等兵
12/02/07 20:48:56.39
無駄に煽るのはヤメレ
89:名無し三等兵
12/02/07 20:52:40.05
岩波には実利論再刊して欲しいな。
90:名無し三等兵
12/02/07 21:03:25.81
電子出版とかしたらどうですかいねえ。
昔のやつとかは訳がよくわかんなかったりするから訳しなおしてほしいけど。
91:名無し三等兵
12/02/07 21:20:40.09
実は昔からインスマスふうの顔なんですが
青心社にコネ入社できますか?
92:名無し三等兵
12/02/07 22:51:27.00 XxSQxhu1
>>91
青心社はコネ不要
URLリンク(twitter.com)
93:名無し三等兵
12/02/07 23:20:55.39 tYSZyo4S
みなさまにおたずねいたします。
クラウゼヴィッツ『戦争論』に挑戦しようと思っているのですが、翻訳では、
清水多吉訳(中公文庫BIBLIO)
日本クラウゼヴィッツ学会訳(芙蓉書房出版)
篠田英雄訳(岩波文庫)
のどれを選べばいいでしょうか。
アドバイスをお願いします。
94:名無し三等兵
12/02/07 23:31:34.74
テリー・クラウディ「スパイの歴史」
ラムセス二世から1980年代までの諜報の歴史や手口を豊富なエピソードで綴った本。
流石に80年代までなんで、最近のクラッキングとかはなし。
一般向けに書かれているものの、二重スパイとかのややこしい話が多くて歯ごたえあり。
一次大戦開戦直前にイギリスがドイツの諜報網を壊滅させる話は爽快。
KGBは中身が空洞になったボルトとかに紙片を入れる手口が好きとか、
モサドのスパイがシリア軍の前線基地に植え込みを作らせて目印にする話も面白い。
「カトリックの国では女性と聖職者を使え」なんてアドバイスも出てる。
95:名無し三等兵
12/02/08 00:18:51.50
>>93
みんな翻訳元の版がばらばらで、それぞれが自分の元版こそ正しいと主張していてややこしい。
確か過去スレで翻訳について議論になった記憶があるな。
個人的には清水訳で読んだけど、割と読みやすかった記憶がある。
篠田訳はぱらぱら見ただけだけど、古いだけに固い印象。
学会訳は全訳じゃないので注意。
96:名無し三等兵
12/02/08 00:25:24.02
ドイツ語を学んで独語版を読むのが一番忠実だよ! だよ!
97:突撃兵 ◆hpJg4qOM9M
12/02/08 00:26:21.24
>>82
三野氏のならば当方は〈兵器ハンドブック〉湾岸戦争、フォークランド/マルビナス紛争を所持してる。
フォークランドに関してはかなり良く載っている。
特殊部隊モノならば特殊部隊ジェドバラもかなり良かった。
ウィル・アーウィン(著)、村上和久(訳)
パットンが電撃戦出来た理由やmaquisとの連携の仕方も良く載っている。
98:名無し三等兵
12/02/08 00:55:41.26
URLリンク(keshiintokorozawa.web.fc2.com)
【質問】
原子力供給国会合(NSG)って何?
あーここ見て仕立てた項目だね。昨日までこの項目無かったから。
誰が紹介したかは徹底して隠匿するために、日付すら入れないと。
最低だなこのやり方。
後、安全な籠の中に逃げ込んで他人を攻撃できると判断するとすかさず
御注進に及ぶへぼの人間性もよく分かったわ。
99:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/08 00:59:11.66
>82
その対決シリーズの数式と分析には賛否両論ががが
>97
そのハンドブックシリーズにはベトナム戦争と朝鮮戦争もあるので探すと吉
あとWW1海戦の「死闘の海」も良いです。
さらに、三野氏はアフガン本も書いてます。分析はおいといて当時の報道資料集としては確実に便利です。
(詳細経過などは鳥井氏のアフガン本の方をお勧めします)
>ALL
まだ読んでませんが、良さげなのを買ってきたので速報
「中国の海洋戦略にどう対処すべきか」太田文雄・吉田真(芙蓉書房出版)
中国の最近の全般ドクトリン/海洋戦略/組織などを紹介しつつ対策を提言
といっても対策は内容に20%くらいの分量、対策よりも中国海洋戦略の分析に重点が置かれています。
なんか防衛白書の補足説明版な感じもしますが、最近の海自の中国に対する見方の一端が伺い知れる書籍ではないかと。
著者は元情報と元海幕の人ですね(現防大教授)
これの陸空軍版も出ないかなぁ…特に陸希望
100:名無し三等兵
12/02/08 00:59:20.98
>>87は「岩波」って単語で拒否反応示す緑色サイトの人みたいだね。
101:名無し三等兵
12/02/08 01:07:32.15
>>100
たんに今話題の岩波の求人のネタじゃないの?
102:名無し三等兵
12/02/08 01:08:34.20
>>101
後付の言い訳みっともないぞw
他人に後付呼ばわりするならまず自分が後付やめるんだな。
103:名無し三等兵
12/02/08 01:16:02.85
俺…
コテをはずした岩見が現れるのを見ると
カツラがずれた爺さん見てるようで、いたたまれないんだ
104:名無し三等兵
12/02/08 01:16:17.80
なに言ってるんだこいつ
105:名無し三等兵
12/02/08 01:16:53.20
>>102ね
106:名無し三等兵
12/02/08 01:17:25.70
そしてお決まりの同一人物認定。
ほんとに進歩のないやつらだ。
まさにゴミ。
107:名無し三等兵
12/02/08 01:25:53.64
ここまで俺の自演
さあさっさとノルマを消化するんだ
108:名無し三等兵
12/02/08 01:26:12.20
>>106
カツラがズレてますよ、師匠!
109:名無し三等兵
12/02/08 01:33:17.61
>99
>「中国の海洋戦略にどう対処すべきか」太田文雄・吉田真(芙蓉書房出版)
悪い本じゃないと思ったが、今年になって防衛白書や防衛研究所の出版物から
の無断引用が行われていたのが明らかになったのが残念
110:名無し三等兵
12/02/08 01:33:37.79
最近本を買っても読もうとする意欲が減って辛いわ。昔は何時間も読んでいられたのに・・・
111:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/08 02:01:39.13
>>97
実家の押入れの奥にフォークランド紛争のも入っていたかもしれません。
着眼点が良いタイプの著者がこの分野でもいますが、三野氏はそういう方かも。
>ALL
嫌ってる人間達が居るのは否定しません。
承認欲求を抑えられずに自演をしたことも認めます。
だけど、折角自分のスレがある訳ですし、ある程度それを活用することや、
ここはあくまで書評がベースだという事位は覚えましたわ。
そういう訳で変なのはスルーで。嫌ならコテ付なんでNGに入れといてください。
112:名無し三等兵
12/02/08 02:19:46.58
和解を期待してもいいのかね?
113:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/08 02:22:24.95
輸出管理論よりワンランクは抑制するのを目標にしますよ。
あと自演云々は別スレの昔話です。今来てるのじゃない。
114:名無し三等兵
12/02/08 02:27:10.79
>あと自演云々は別スレの昔話です。今来てるのじゃない。
岩見さん
俺はこれ見て何を言えばイイの?
最後の悪あがき?
ホントに期待してイイの?
なんどもいうけど岩見自身が私怨を撒き散らさなければイイの
明日からの君の行動に注視し、期待してる
今までは水に流してやるから自演はやめてくれ
それだけだよ、君に言いたいのは
115:名無し三等兵
12/02/08 02:36:52.80
>>95
ありがとうございます。
とりあえず清水訳を買ってみようと思います。
116:名無し三等兵
12/02/08 03:21:55.71
>>109
タモサン論文じゃないけど、どうも自衛隊出身の方は、
著作権や参考文献など論文書きのルールを意識してない方がいて惜しいよね。
すごくわかりやすいなあと思って読んだ後、
裏を採ろうと戦史叢書見たら解説まる写しだったとか、悲しくなる。
組織内で使う教材の類なら、
防衛省謹製の資料をコピーした文章でも、内容さえ正しければ済むんだろうけど。
部外に対しても発信の機会がある士官なら、
大学生の卒論程度のお作法は学んでもらわないと、恥ずかしいことになる。
117:名無し三等兵
12/02/08 03:33:43.92
ガチの軍事大学が無いから仕方ない
それにしても論文の書き方くらい大学出てれば知ってるはずだと思うけどね
118:名無し三等兵
12/02/08 08:02:16.63
>>99
「死闘の海」は文体からしてメインの執筆は共著者の人ではないかと思うよ。
119:名無し三等兵
12/02/08 09:23:36.35
三野氏の地中海の戦いは頂けなかった
タラント奇襲を伊海軍の責任のみ追及して空軍に関しては何も語ってなかったし
(本土の要港なんだから空軍が防空の責任を負うのが筋だと思う。海軍航空隊は1930年代に空軍に吸収されたし、開戦時に海軍の燃料が空軍に持ってかれたし)
それにしても英軍が事前偵察もなしでぶっつけ本番で奇襲やったりリットリオが魚雷1本で沈没したりとかちょっと酷いんじゃないの?
ローマ沈没も伊側が20分に渡る応急処置を行ったのにそれも言明してないし
後イタリア人にしてみりゃ余計なお世話だと思うが軽巡に古代ローマの将軍の名前をつけてたことにも文句言ってたな
全般的に見てイタリアとイタリア海軍への偏見が見て取れる本だったわ
とは言えこれ以外に地中海方面の海戦について書かれた本ってないんだよなあ
イタリア軍入門とか第二次大戦海戦辞典とかでは一応触れられてるけどさ
120:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/08 10:18:11.78
>109
なので
>なんか防衛白書の補足説明版な感じもしますが
な訳です。そのあたりを含み、補足資料という位置づけで取ると良いのです。
ただ、疑問としてあるのは「無断引用」部分の一部は本人達が書いていた可能性もありそうな
(それでも義理は通しておく必要はありますが、その辺りは書いてないだけで、内部であれば実は内部で済んでる可能性も)
(ただ、その場合でも出典を明記しなかったのは残念ですが)
121:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/08 10:28:46.10
>119
「海戦 連合軍対ヒトラー」ドナルド・マッキンタイア(早川書房)
大西洋と地中海が中心、主に英軍側から書かれてますが
その為に、地中海関連も充実(英軍は地中海を重視してましたので)
なお著者本人はWW2時は大英帝国海軍の対潜作戦に従事してたり
後、地中海関連なら木俣氏の朝日ソノラマ「撃沈戦記」シリーズにも結構関連章ありますよ。
大英帝国ばんじゃーい
122:名無し三等兵
12/02/08 14:07:01.35
英軍視点の地中海ものだと、
ジョン・ウィンゲート『イギリス潜水艦隊の死闘』早川ノンフィクション文庫も。
イギリス視点の本では、イタリア軍は馬鹿で臆病なやられ役として描かれてる。
ドイツ軍爆撃機が凶悪な敵として描かれているのは対照的。
まあ、>>109は不満かもしれんが、英軍の実感ではあるんだろうな。
木俣氏の本だと、『大西洋地中海の戦い』というのも光人社NFに入ってる。
撃沈戦記は、『欧州海戦記』1巻・2巻という形で、再構成した本が入手し易い。
123:名無し三等兵
12/02/08 14:11:42.72
早川書房の「海戦」炭鉱本は、以前、ブクオフで見かけたけど
「本はもう増やさない」「文庫本のみ買って、読んだら処分する」の
こう思考を一般常識、市井の人に近づけようと努力した時期があってな
購入を見送った
今は後悔している
たしか早川書房戦記単行本では、
ビルマで活躍したウィンゲート空挺旅団の和訳も昔あったはずだが
124:名無し三等兵
12/02/08 14:23:15.74
>>123
デリク・タラク『ウィンゲート空挺団』 ですね。
著者はウィンゲート兵団の参謀長。
ウィンゲートへの英国での評価が戦時中と一転して低落してる時期の本で、
スリム第14軍司令官あたりへの反論本という色彩があります。
125:名無し三等兵
12/02/08 21:33:43.50
あれ?密林で『ヨムキプール戦争全史』にプレミアが…。
見敵必戦、見敵必戦。
126:名無し三等兵
12/02/08 22:02:54.50
そして餓死する>>125であった
127:名無し三等兵
12/02/09 00:06:51.93
パトリック・コバーンの「イラク占領」で、著者がバグダットの古本屋の親父に
「あんたの本、売れ行き好調だよ」と言われるシーンがあるんだが、
# 当然アラビア語訳の海賊版
そーゆー時って、著者はどーゆー気分なんだろ?
128:名無し三等兵
12/02/09 01:45:56.85
燃やしたくなるだろう
129:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/09 01:50:51.32
手塚治虫が韓国で似たようなこと言われてその上「うちの出版社は良心的な方ですよ」
と来て憤慨した話を思い出した。
一方で、ヨーロッパの有名音楽家が石丸電気の青焼き
(90年代にクラシックで流行ってたライブの海賊版)を漁り、
店員が滝汗の中自分の録音を喜々として大人買いしたという話もある。
ま、指揮者は変わり者が多いのでこれは例外かもしれん。
一番燃やしたくなるのは自国でそこそこ成功収めた軍事学の権威が
自衛隊の内部資料で勝手に邦訳されてるのを見たときと想像。
功名心は満足してるので、敵愾心しか残らないw
130:名無し三等兵
12/02/09 01:54:43.87
>自衛隊の内部資料で勝手に邦訳されてるのを見たときと想像。
>功名心は満足してるので、敵愾心しか残らないw
ん?どういうこと?
131:名無し三等兵
12/02/09 02:15:20.14
自衛隊が無断で外国の文献パクるのはこのスレでも何度も出てくる話。
132:名無し三等兵
12/02/09 02:17:48.98
出てきたっけ
133:名無し三等兵
12/02/09 06:19:56.89
>なんどもいうけど岩見自身が私怨を撒き散らさなければイイの
このスレでの自演はやめて
他のスレで全力で支援を撒き散らすことにしたようです
マジうぜえ
134:名無し三等兵
12/02/09 06:32:42.20
邦訳して資料にされるのって海賊版が店頭に並ぶのとは全くの別物だよね
135:名無し三等兵
12/02/09 09:43:51.05
防衛大ってガチの軍事大学じゃないの?
一応テキストブックとか、いいの出してるじゃん
136:名無し三等兵
12/02/09 09:55:17.74
>>135
自衛隊の幹部養成機関と
学問としての軍事学を研究する機関とは
違うぞな
137:名無し三等兵
12/02/09 10:14:45.83
まさに学問としての軍事学をやってる人もいるんじゃないかなと
ようは防衛大内部でも学究とそうでないのが両方いて、
学者が軽んじられているってだけなんじゃないの
138:名無し三等兵
12/02/09 12:23:33.71
タモさん問題とか見ると
とてもそうは思えん
139:名無し三等兵
12/02/09 13:15:05.16
「名著で学ぶ戦争論」とか「名著で学ぶインテリジェンス」みたいなガイドブックは、
いずれも防衛省防衛研究所の人たちが書いてるよね?
俺が想定してたのはこういう基礎作業なんだけど
まさにガチの軍事学を日本に根付かせようとしている人たち
140:名無し三等兵
12/02/09 13:16:07.79
引用もわからないたぐいの連中が多いのもわかる
軍事系が強い桜美林大学とかも、ぶっちゃけFランだしな
141:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/09 13:37:39.69
うーん、なんかなぁ・・・よし口直し投下しよう、そうしよう。
尼でFM安いよ、安いよ。
"Air Assault Operations: The Official U.S. Army Tactics, Techniques, and Procedures Manual Attp 3-18.12 (FM 90-4), March 2011"
U. S. Army Training and Doctrine Command; ペーパーバック; ¥ 1,311
"Tactics: The Official U.S. Army Field Manual FM 3-90 (4th July, 2001)"
U. S. Department of the Army; ペーパーバック; ¥ 2,230
"Combined Arms Operations in Urban Terrain: The Official U.S. Army Tactics, Techniques, and Procedures Manual Attp 3-06.11 (FM 3-06.11), June 2011"
U. S. Army Training and Doctrine Command; ペーパーバック; ¥ 1,715
とまあ、こんな感じw
やっぱりネットで読むだけじゃなく、本として買ってこその書籍スレ住人なり
(そして積むのもお約束)
142:名無し三等兵
12/02/09 13:43:54.76
積むだけなら買わないで
古新聞を書籍の版に切って
重ねていれば良いじゃん
143:名無し三等兵
12/02/09 13:50:55.37
Some books are to be tasted, others to be swallowed, and some few to be chewed and digested.
さて、積む行為はtastなのかswallowなのかchew & digestなのか
144:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/09 14:05:18.84
>143
つ「保存」
ネットである程度公開されてるとはいえ、いつまでも公開されてるとは限らない訳で…
事実、イラク戦争直後に一部のFMが急に非公開指定になった事例もあります。
え?全部落としておけば良いだろって?マンドクセ
145:名無し三等兵
12/02/09 14:05:25.71
>>139
後者はナカテル率いる情報史研究会の面々が主な執筆者だよ。その中には
小谷賢さんなど防衛研究所の人もいるけど。
146:名無し三等兵
12/02/09 14:09:58.37
>>145
もちろん知ってる
ようするに、防衛研究所には、
基礎レベルがお寒い中、がんばって軍事学をやろうとしている人もいるんじゃないの?と
タモさんその他の件はアレすぎるけど
147:名無し三等兵
12/02/09 14:12:40.20
確かにこれはなんだかなあ
148:名無し三等兵
12/02/09 14:13:07.78
>>144
英米の情報公開制度では、機密文書は作成から2、30年経過したら原則自動的に公開されることになってるけど、
情報機関のそれはその期間が過ぎてもされないこともザラにあるそうだしな。あのツィンメルマン電報事件の
史料をイギリスが公開したのも、実に2005年だし。
149:名無し三等兵
12/02/09 14:43:58.05
911の後大量破壊兵器の製造資料が簡単に公文書館でアクセスできるようになっているって
指摘があったけど、ああいうのも後々見れなくなるのかね
150:名無し三等兵
12/02/09 14:45:37.97
一度は公開された文書がまた非公開になったケースは普通にあるよ。
151:名無し三等兵
12/02/09 14:57:38.25
次期大統領しだいだと思うよ
152:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/09 15:05:45.94
なので本として積んでおけば大安心 (まて
153:名無し三等兵
12/02/09 15:10:44.25
それだったらさ、
一人がみんなのために
代表して積んでおけばおkだと思うよ。
One for all, all for one.
154:名無し三等兵
12/02/09 15:16:05.86
このスレ住人が分担して積んでおけばいんじやない?
それならば非公開化されても問題ない。
155:名無し三等兵
12/02/09 15:52:33.22
>>135
防大見てると旧軍の江田島海軍兵学校の教訓をなにも生かせてないんだなってつくづく思うわ
156:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/09 15:57:47.53
防大は、単なる初等幹部候補生の養成学校ですよ。
幹部教育の幹部学校は別にありますし。
大学とは名が付いていても外国のウォーカレッジとは、
まったく性格が違います。
157:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/09 16:02:07.41
あ、幹部候補生学校は別にあるので、あくまでもその候補生を養成します。
158:名無し三等兵
12/02/09 16:26:18.89
「ジエイタイガー」「ボウダイガー」って言ってる人が
具体例を出してこないのはなんでだろ
159:名無し三等兵
12/02/09 16:51:23.14
バニー&タイガー
160:名無し三等兵
12/02/09 17:30:09.65
>>156
ちょっと前に防衛大学も防衛医大と同じように違約金とるみたいなニュースがあったけど、
個人的にはあそこに学士資格あげるのどうかと思うなあ。
あげなきゃより絞って人材が取れると思うし。
161:名無し三等兵
12/02/09 17:59:53.21 Qo4SbdKB
>>141
これらの米軍のマニュアルはネットでただで読めるよ。
URLリンク(www.globalsecurity.org)
ハードコピーを買うつもりであっても、先にネットで内容を下見してからにしたほうが無駄な出費を避けられるだろ。
162:127
12/02/09 20:04:10.30
すまん、状況説明が足りなかった。
著者のパトリック・コバーンは英国誌インディペンデントの記者。
湾岸戦争時からバグダットに住んで記事を送ってる。
「売れ行き好調な本」は「灰の中から」。
経済制裁下のフセイン政権と、イラク市民の生活を描いたドキュメント。
バグダットの古本屋街はフセイン時代、地下出版の根城で何度も当局の手入れを受けてる。
もちろん、性的ではなく政的な意味で。
占領統治時代もテロが活発で、出版・流通も麻痺してる。
コバーンの著作が読みたきゃ海賊版しかない状態。その海賊版もエジプトからの輸入品。
まあ、バグダットにも神保町みたいな町とおまいらみたいな奴がいるって事で。
163:名無し三等兵
12/02/09 20:44:43.10
いざとなれば積本防御陣地で当局に抵抗するおまえらか・・・
164:名無し三等兵
12/02/09 21:17:44.29
火炎放射器で…
165:名無し三等兵
12/02/09 21:33:11.60
当局に抵抗するような人はもっと違う本読んでるでしょきっと。
166:名無し三等兵
12/02/09 22:09:48.97
腹腹(ry
薔薇の(ry
「華氏451からはじめる当局への抵抗のしかた」
167:名無し三等兵
12/02/09 23:12:12.48
えっ?
軍事学にも反体制的な研究方法があったっていいんじゃね?
御用学問かい?
168:名無し三等兵
12/02/09 23:55:19.34
毛沢東とかゲバラとかか
169:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/10 00:24:03.74
それはある意味よその国の「当局」を持ってくる行為でもある。特に毛沢東は。
別に読者が影響受けるのは中国の思想に限った話でもない。
講談社文庫の自衛隊指揮官という本では
サリン事件の時に出動した部隊の関係者に「米軍のマニュアルではこうなってますが」
と記者が問いかけるシーンがある。
それに対して「んなもん知らんよ。自分らはこういうふうに考えたまでだ」と答えている。
ま、軍事学で体制や反体制の線引きをするのもどうかと思いますが。
当局を必要以上に持ち上げたり落としめたりするのは似たようなもんだわなぁ。
>>132
>>直近では109や116とかかな。
170:名無し三等兵
12/02/10 00:31:52.81
>>164
本ってすごく燃えにくいのだ。
うちの爺さんの葬式では棺桶に資本論入れたそうだが、なんか専用の器具かなんかで扇形に開きっぱなしになるように固定したとか聞いた。
171:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/10 00:37:34.32
でも火事に遭うともらい火で半焼でもヤケと水でボロボロになるよ。
172:名無し三等兵
12/02/10 00:40:19.51
このスレの住人は本をかばおうとやけどを負うタイプの人々が大勢いそうだな。
読了本なら知らんが。
173:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/10 00:43:47.09
ホームセンターで耐火金庫見て、自炊した成果物位なら保管出来るかなとは思った。
とは言え金庫の中もかなり高温になるのでその対策も必要かもしれんが。
174:名無し三等兵
12/02/10 00:46:27.98
>>170
爺さん何でまたそんな本を。研究者か何か?
175:名無し三等兵
12/02/10 00:46:46.95
>>170
俺は聖書を入れてやろうとして葬儀屋に止められた
176:名無し三等兵
12/02/10 00:51:42.11
>>174
>>165
177:名無し三等兵
12/02/10 00:58:02.88
>>170
紙がいくら可燃物でも、隙間無く折り重なってる書籍じゃ酸素が廻らないから燃え残るのも無理はない罠。
でもそういう専用の器具があるって事はやっぱり需要も多いんだろうね…
178:170
12/02/10 01:07:27.33
>>174
山村工作隊のころからの筋金入りの共産党員でしたので。
179:名無し三等兵
12/02/10 05:53:01.68
で、おまいらは死んだら何の本突っ込んで貰うの?
180:名無し三等兵
12/02/10 07:20:56.35
棺桶に入れず人目を避けて燃やしてほしい本なら沢山・・
181:名無し三等兵
12/02/10 07:25:30.61
>>179
HDD
182:名無し三等兵
12/02/10 12:25:22.91
>>181
資源ゴミにだそうぜ
183:名無し三等兵
12/02/10 12:35:10.25
ここ2、30年あたりの防衛費の細かい内訳が書かれた本ってありますか?
184:名無し三等兵
12/02/10 14:57:14.84
>>183
いくらなんでもその質問はないんじゃない?
1950年の警察予備隊を「防衛費元年」ととらえたら、その歴史は約60年。
これで自分が何を知ろうとしているのかがわかるでしょ?
ちゃんと知りたいのなら、1年づつ会計報告を追っていくほうが
結局は近道だよ。
185:名無し三等兵
12/02/10 19:37:35.56
燃やす前に俺がもらってやるからくれ。
186:名無し三等兵
12/02/10 21:22:47.93
>>181
HDDは火葬場で拒否られる
187:名無し三等兵
12/02/10 21:26:41.39
>>186
なんで知ってんの?
188:名無し三等兵
12/02/10 22:40:53.19
HDDが燃えるわけないっしょ
189:名無し三等兵
12/02/10 22:46:08.16
今年はフォークランド戦争から30年の年でもあるから、日本でも関連書出ないかな?
ちょうど最近、同諸島を巡ってにわかに緊張が高まってるし、近年防研が研究に着手してるように、
フォークランド戦争は日本にとって島嶼防衛を考える上で示唆に富む事例だし。
190:名無し三等兵
12/02/10 22:53:27.81
西側装備同士の激突、対艦ミサイルによる艦隊攻撃、あと蛇の目とか蛇の目とかそれに蛇の目とかか
フォークランド戦争の総記的な本ってどんなのがあるだろう?
191:名無し三等兵
12/02/10 23:08:04.47
「空戦フォークランド」
192:名無し三等兵
12/02/10 23:13:09.96
>>170
本燃やすほどの火力にしたらお骨も亡くなっちゃいます・・・・・
193:名無し三等兵
12/02/10 23:21:37.50
うちの爺さんのお棺に文庫本いれたら綺麗に燃えて跡形もなかった
>170はハードカバーのガチ
194: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】
12/02/10 23:24:55.03
>>189-190
「湾岸戦争兵器ガイドブック」
”湾岸戦争”って銘打ってあるけど半分ぐらいはフォークランド紛争に触れてる
後は
「現代紛争史」
「海戦フォークランド」「フォークランド戦争」
って本もあるな
195:名無し三等兵
12/02/10 23:32:08.13
「もし湾岸戦争のイラクの独裁者がドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
196:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/11 00:00:03.83
伊東寛氏が新書を出していたので買う。
長年の仕事での努力が実りましたね。余り世に問える世界ではないのに。
197:名無し三等兵
12/02/11 02:05:47.11 tHoBPq/5
よそで範囲がでかすぎると言われたので、専門的なスレでお願いします。
ノンフィクションではなく、フィクションで、海外作家でベトナム以降ものを
書いている人を紹介してもらえないでしょうか?
198:名無し三等兵
12/02/11 02:09:24.99
トム・・・
199:名無し三等兵
12/02/11 05:43:06.66
>>197
創元ノヴェルズ(レーベル自体がもうないか)とか二見文庫とかを探せばいいんじゃね?
正直作品としての質は保証しかねるが。
ファーストエアとか懐かしいな。
200:名無し三等兵
12/02/11 10:16:53.53
【閉店のお知らせ】
ジュンク堂書店新宿店は、平成24年3月31日(土)をもちまして、閉店させていただくことになりました。
昨年来多くのお客さまから、当店の存続のご要望をいただいておりましたにもかかわらず、
力及ばずご期待にお応えできませんこと、誠に申し訳なく存じます。
2004年秋のオープン以来7年余の営業でございましたが、皆様から暖かいご支援、ご愛顧を賜りましたことを、心より御礼申し上げます。
URLリンク(www.junkudo.co.jp)
201:名無し三等兵
12/02/11 12:26:48.42
>>200
一度しか行ったことがないんだが、岩波新書、中公新書、文庫クセジュがずらりと揃っていて
うっとりしながら見詰めたものだ。
閉店前にお悔やみの意を込めて何か買いに行こうかな。
202:名無し三等兵
12/02/11 12:51:20.35
>>200
品ぞろえ豊富な店舗だっただけに、ショックなニュースだな。在庫はどうなるんだ?
203:名無し三等兵
12/02/11 12:55:29.90
また池袋利用に戻るか…
紀伊国屋が店舗面積を生かしていないのと対照的で、良い店だった
204:名無し三等兵
12/02/11 12:57:59.27
兵器関連の誤訳が過去スレで指摘されていたハルバースタム『ザ・コールデスト・ウインター』
だけど、増刷分では訂正されてるの?
205:名無し三等兵
12/02/11 12:58:19.45
>>203
同意だなぁ
206:名無し三等兵
12/02/11 13:00:11.08
これで新宿の大型書店は、紀伊国屋とブックファーストだけになってしまうのか。
207:名無し三等兵
12/02/11 13:07:58.75
ブックファーストはいまいちだし
紀伊国屋本店は上下の移動が面倒だから困る
208:名無し三等兵
12/02/11 13:13:48.41
そう考えると、増々ジュンク堂新宿店の閉店は大損失だな。
209:名無し三等兵
12/02/11 13:46:43.54
東京駅丸善と、神保町古本店群に何時でも
寄れる俺には隙は無かった。
・・・と言いたいところだが、金が無かったorz
210:名無し三等兵
12/02/11 13:53:52.64
>>209
寄れるだけでも羨ましいです
211:名無し三等兵
12/02/11 14:18:52.59
難波の2店舗+梅田のジュンク堂で大概の物は揃うから有り難い
212:名無し三等兵
12/02/11 14:40:18.07
kindleがdocomoで発売か…
213:名無し三等兵
12/02/11 14:45:55.52
住んでる環境が狭いので日本語書籍が出揃うようになったらkindleも欲しいな。
でも軍事系の本を出す出版社がそれに乗るかどうか・・・
214:名無し三等兵
12/02/11 15:00:02.05
新宿ジュンク堂さんは施設の方から出る様に言われたみたいですよ
ホントかは知りませんけどね
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
215:名無し三等兵
12/02/11 15:10:18.34
英語力をあげて米国版を読めばいい
216:名無し三等兵
12/02/11 15:12:11.04
>>202
取次に返すんじゃないの?
ジュンク堂は自店で在庫持ってるの?
217:名無し三等兵
12/02/11 18:46:10.63
返品不可の岩波の書籍はどうするんだろうな?
218:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/11 19:24:42.68
>>214
まだ2階構成だった頃からラインナップに惹かれて良く通ってましたわ。
それを言い出すと増床前の池袋本店時代も懐かしい。
6階の時事コーナーを見れば分かるけど、あの本屋は思想的に左側なのかな。
三省堂や紀伊国屋でもやらないようなけばい企画が目立つんだよね。
多摩地域の購買層に合わせてるのかも知れないが。
旭屋がノンポリ、ブックファーストが中道保守、丸善が教養派、グランデが右寄り、
各分野でもそれぞれ知恵を絞って本を並べているのを見ると、
今でも実物を見聞して購入する意義を思い知らされますわ。
219:名無し三等兵
12/02/11 19:26:07.56
ジュンク堂ってまだメインの取り次ぎは大阪屋だっけか?
220:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/11 19:39:16.74
あの本屋はISBNコード無し、日販に乗らない品ものでも収集対象にしているからなぁ。
この間はコミケの評論系で出してた同人誌にコード振っただけの小冊子まで置いてありました。
でもグランデが強化している趣味の洋書はまだまだですね。
221:名無し三等兵
12/02/11 19:43:28.49
URLリンク(imgup.me)
222:名無し三等兵
12/02/11 19:58:10.89
>>210
同感。
今仕事で沖縄(旧石川市)に来てるけど、市内に品揃えが良い本屋がないわ。
ジュンク堂クラスの本屋なんて那覇か豊見城まで出ないとないからねぇ…orz
223:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/11 20:05:24.25
ドラゴンクエスト位売れてるゲームでも発売日は延期したことあると記憶。
電撃戦の幻も出るの遅かったし、シーパワーの世界史なんて結局完結しなかった。
で、何で書評スレに。
224:名無し三等兵
12/02/11 20:45:50.39
>>222
福岡でも軍事関連の本はジュンク堂や紀伊国屋のような大型書店を除けば悲惨なものだから。
下手すりゃメロンブックスの方が扱いが多いような気がするw
225:名無し三等兵
12/02/11 20:46:32.53
902 :岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM :2012/02/11(土) 20:19:55.66 ID:HCehweAc0
>>898
『プルトニウム』は軍事科学の入門書的な機能が期待できるから書評スレで紹介した。
査察は所沢に対しての揶揄が入ってるが、あくまで本書の一部を構成するに過ぎない。
でもって、俺が書評スレで紹介する時は
・安い
・絶版ではない
というのが一つの基準にしている(スレで前から書いてることだ)。
まぁ確かに、数日前に「詳細な」という単語が所沢の書評に入ってることに気づいたが、
それでも、NPTの成立過程が記述されている本が不適切であるかのような書評はどうか。
軍事板的には、NPTの成立過程もまた重要な内容ではないのかと思う訳で。
それと、この本1冊あればばっちりとも言ってない。
前一冊で戦争のすべてが分かる本は無いかという質問があったが、
「そんな本は無いが」とある人が回答している。
それと同じで、入門書的な位置づけの本を読んだら、
後は詳細な内容が記載されている書籍やレポートをどんどん探していけばいい。
今度は余所のスレで言い訳か。
226:名無し三等兵
12/02/11 20:48:08.97
>>225
その話題は荒れるから>>12でやってくれないか?
227:名無し三等兵
12/02/11 20:49:30.47
>>225
せっかく別スレで使い分けしてくれてるのにコピペすんなよ。
228:名無し三等兵
12/02/11 20:56:56.84
せっかくNG登録してるのに…
229: 【北電 84.6 %】
12/02/11 21:06:53.34
中心部に紀伊国屋X2とジュンク堂、三省堂とその他地元の本屋、
ついでにゲーマーズ、虎の穴、メロンブックスと揃ってる札幌は恵まれているのか。
230:名無し三等兵
12/02/11 21:20:06.46
>>225
この場合、君の方が場違いだよ
231:名無し三等兵
12/02/11 21:22:03.27
同じ本重ねて買っちゃったらどうしてる?
232:名無し三等兵
12/02/11 21:23:45.22
>>231
売る
233:名無し三等兵
12/02/11 21:25:52.18
>>229
恵まれすぎてると思う。
自分は222だが、10年前に沖縄の某離島で仕事してた時に本屋の存在の有り難さを痛感した。
軍事関連の書籍どころか普通の本屋すらないんだもん…
入ってくるのは週刊誌くらいでそれも雑貨屋に。
月一で沖縄本島に渡る時か通販頼みだったからなぁ…
234:名無し三等兵
12/02/11 21:27:55.93
>>231
買ったばかりならレシート持って他の本に替えて貰いに行く
235:名無し三等兵
12/02/11 21:29:51.85
>>234
そんなんできんの?!
236:名無し三等兵
12/02/11 21:30:40.79
中心部は確かに恵まれてる
237:234
12/02/11 22:01:33.50
>>235
禁断の技
ただ買って間もなく(一日とか)なら受け付けてくれる時もあるよ
店員(店)には評判悪いだろうけど
つうかブラックリスト入りだろうね
238:名無し三等兵
12/02/11 22:03:30.44
>>237
トンクス
それはきついなぁ
もう店員に顔と嗜好覚えられちゃってるからなぁ
239:名無し三等兵
12/02/11 22:12:04.42
>>238
そこまで店に通い詰めてるなら店員に取り置きを頼みなよ
買ったか買ってないかが完全にわからないワケではないでしょう?
240:238
12/02/11 22:14:20.13
>>239
基本衝動買いなんです…orz
241:名無し三等兵
12/02/11 22:16:31.05
>>240
衝動に駆られて店員に取り置き頼めw
寸止めロックンロールだ
242:名無し三等兵
12/02/11 23:41:23.26
>>197
ヒコーキが好き:リチャード・ハーマンJr「第45航空団」
戦車が好き:ハロルド・コイル「武力対決」
潜水艦が好き:トム…
243:名無し三等兵
12/02/12 00:05:28.23
あれだ、店頭で「あーあったー」と思って
買ってかえったらアマゾンからも同じ本が着いたりとか、
別にフツーだろ。
244:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 00:13:24.09
そうなのか。
続き物のマンガで同じ巻を買い間違えたことは何回かあるけど、
軍事本でそういう買い間違いはないな。
「○○の話が書かれてるのはこれ」って意識があるからかな。
ま、随時処分を繰り返してなお蔵書1000冊オーダーの人は違うのかもしれんけど。
245:名無し三等兵
12/02/12 00:13:32.01
>>243
(なかなか発送にならない)Amazonの方は後からキャンセルでいいや、と思ってたらそんなときに限って発送準備中になってる罠orz
246:名無し三等兵
12/02/12 00:34:53.35
2年くらい前に出た本なんかだとやっちゃうんだわ。
中途半端に昔の本って、ときどき見つけちゃうんだよ、店頭で。
逆(?)にNF文庫の新装版を踏んじゃったことはないなぁ。
247:名無し三等兵
12/02/12 00:40:30.27
若かった頃は全然間違えたりしなかったんだけどね。
年取ると、何年も探していた古書を見つけて大喜びで買って帰ったら
あ、そういえば3ヶ月前に発見して買ってたな・・・
みたいなことがおこるようになったよ。
248:名無し三等兵
12/02/12 01:02:05.13
俺は新刊ばっか買うからな
基本、見敵必殺しなくてもイイんだ
そこが皆とは違うんだろな
249:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 01:13:57.81
今はもちろん違うけど、高校生の頃までは、他人が読んだ本をわざわざ買うということに
軽い抵抗感があったなぁ。一種の潔癖感というか。
あと、表紙がラミネート風につるつるしている場合(雑誌の表紙とか)
、劣化でつるつる感が味わえないのが不満だったw
250:名無し三等兵
12/02/12 02:51:54.38
『日中戦争 一兵士の証言』
自慢話が多い印象。また、失敗した人を名指しで批判するのはなあ…
251:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 03:03:24.81
名指しせずに批判するのはかえって陰湿と感じる。
252:名無し三等兵
12/02/12 03:08:18.17
>>250
「イギリス潜水艦隊の死闘」
思い出した
あれ、上巻は苦労の連続で読み物としても非常に楽しいんだけれども
マルタ島の戦力が充実した下巻になってからは、単なる戦果発表会って感じになってつまらなかったんだよな
死線を潜り抜けた人(上巻)と温くなった戦場で活躍した人(下巻)って感じで
下巻は単なる褒め合いの見苦しい同窓会のように感じて嫌だった
苦労してない人ほど見苦しい自慢話する、って俺の勝手な偏見かも知れないけど
253:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 04:23:19.23
故事に学びビジネスに応用する、といったジャンルは日本の出版市場では
昔から成立している。アナロジーとして旧軍との比較もありふれている。
他の著者を全否定する気か、この著者。
で、著者の言う「正統派研究者」って誰ですかね。名指しが必要と思うのはこういう時。
ま、ヒントらしきものは302ページにある。著者自身が「軍事組織には企業組織に比べて極端な事例が多く」
と思っていることだ。結局上手に摺合せできなかったんじゃないの?
とは言え、インパールの章では野中氏や磯部卓男氏の名前が脚注で提示され、それに対して
「完全合理的な人間を仮定し、そのような完全合理的な行動を理想とし、
理想と現実とを比較して現実が非合理であったと批判しているに過ぎない。」
と主張(125ページ)。
ここ、違和感ありまくりだなぁ。
批判者が牟田口に期待していたのは「完全合理性」ではなく、
菊澤氏が紹介しているような、他の参謀達が持っていた程度の「限定合理性」ではないのかな。
批判者は牟田口に「神のような能力」を求めていた訳ではなく、常識的に
期待していい程度の能力ではないのかね。まして陸大出の実践経験者ならば。
牟田口自身の行動も「名誉欲」などをコストと見立てて「合理的な行動」と言い換えているようだが、
何か狐に化かされてる様な感じ。
結局著者も248ページで「神がかり的信念」という言葉で表現せざるを得なくなってる。
むしろ、作戦に反対していた参謀達が
「合理的に沈黙」していく過程の説明の方が説得力を感じる
(ただし、反対者の首を飛ばすという牟田口の行動も留意が必要だろう)。
132ページに情報の非対称性とあるが、これは組織に対してと言うより、
牟田口など数名の個人が不愉快な事実を知らされても「拒否」したという性格だろうな。
73ページにもあるように、大本営にも反対者がいた。
254:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 04:24:26.44
>>253冒頭に↓が抜けてた。
今『組織は合理的に失敗する』を読んでる。
「従来の分析では「不条理な行動は異常な環境下でのみ発生する」
(=日常では発生しない)という分析が幅を利かしていたのだそうだ。
本文中に何度かそんな主張が出てくる。2ページ、125ページ、208ページ等。
255:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 04:27:15.88
という訳で、
「従来の分析では「不条理な行動は異常な環境下でのみ発生する」
(=日常では発生しない)という分析が幅を利かしていた」
というのは、まず、誇大宣伝と言っていいだろう。
この本の中に出てくるアドバースセレクションの事例としては、
民間企業の例の方がより的確に思える。10章も良い例。
ただし、228ページのソニーはどうかな。
不条理の例としては、エピローグで扱ってる開戦経緯の方は得心できた。
牟田口という特定個人による要素による影響が小さい出来事だからかな。
253-254ページ。ま た 片 道 燃 料 か 。ははは。
272ページ、「日本では会社に個人が損害を与えた場合、その個人の存在価値は殆ど無視される」
いやぁ、海外企業見てるとそうでもないような。これは結構微妙な表現。
残せば残したで学者は「学ばない組織」とか批判するだろうし、
そもそも個別事例で国情を判断するべきじゃないと思うんだが。
301ページ。後書き。戦争中に肯定的な態度を取ったせいで、『失敗の本質』が出るまで
経営学者が戦争を取り上げない風潮があったということだ。意外な話。
そして、『失敗の本質』のような本を書きたいと念願していた著者。
かえってこの辺に興味があるなぁ。
256:名無し三等兵
12/02/12 11:20:40.94
ゲルリッツ「ドイツ参謀本部」上巻読了
渡部昇一「参謀本部」と読み比べると、確かに何行かは
渡部先生は目を通したろうし、そこから自説を敷衍したろうという部分もあるけど
所詮、史実だからな
参考図書としてあげてない点が、若干姑息な気もするし、だから秦先生も「パクリ」云々
口走ったんだろうな
ただシュリーフェンプランを原案通りにせずに、小モルトケが「縮小改悪したからドイツは
早期対仏殲滅をできずに仏露2正面作戦の悪夢に突入した」とあるけど
それはさすがにゲルリッツも否定しているはず
WW1戦史って知識皆無で読み初めだけど
渡部先生の本は、結論としてビスマルク退陣のあたりで息切れして若書きなんでしょうね
257:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/12 12:22:31.94
>255
>253-254ページ。ま た 片 道 燃 料 か 。ははは。
タンクの底をあさって帰り分も給油したというのは有名ですが、はたしてこの議論をしていた士官達にどれほどの意味があったでしょうか?
軽巡1隻と少数の駆逐艦を従えたのみで、米艦隊に突入する行為において。
このくだりの本意は片道特攻を覚悟した士官達のものなので、実はこの間違いはたいした意味はないと思います。
読者のイメージに特攻という状況での心理などを把握する助けになれば十分ではないかと。
>いやぁ、海外企業見てるとそうでもないような。これは結構微妙な表現。
本文に「日本では」と書いてありますし、日本の企業風土に対する記述部分であるので
あくまでも、古くからある典型的な日本企業の企業風土として「日本の会社では~」を捉えるべきではないでしょうか?
つまり日本に進出した外資系で海外的企業風土を持つものは対象から除外すると捉えた方が適切と思いますが、どうでしょう。
258:名無し三等兵
12/02/12 12:40:39.56
ジュンク堂新宿店閉店てマジかーorz
歴史系やノベルスでは新宿・神田・秋葉原なんかの中で一番だったのに……
閉店前に我慢してた本を買わせてもらうか……
近所の書店でも買い支えんといかんなー
259:名無し三等兵
12/02/12 12:46:11.45
>>258
直接には店の収益悪化じゃなく、大家さんの都合みたいですけどね。
260:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 13:07:23.63
>>257
確かに、当該節が意図する「批判的精神を(嫌でも)持たざるを得なくなった人たち」
の例ではありますね。
企業の方に関しては失敗してもそれが犯罪的でない限り、リトライの機会が与えられる例もあり、
反対に中堅のベテラン社員を育てず、「戦略」を売り物にして
簡単に切りたがる米国企業もあるんじゃないかなと思ってまして。
軍事で言えば、南雲提督の場合です。ある意味小沢提督も。
ま、当該節で出ている社員の異様な忠誠については日本特有かも知れません。
ただこの辺はもう少し統計的な手法があるといいなと思ってます。
>>259
かつてのアソビットシティに似てますね。
261:名無し三等兵
12/02/12 14:06:11.99
東京は大変文化的な都ですね。
262:名無し三等兵
12/02/12 15:52:42.05
ジュンク堂で買いたいのなら、湘南新宿ラインで藤沢まで来いよ。
と思ったが、やっぱりダメだ。来んな。あそこはオレのものだ。
263:名無し三等兵
12/02/12 15:58:55.59
>>258
地元の買い支えは重要だけど…
近所の一軒で歴史軍事が縮小して依頼、残りの一軒(の歴史軍事)を買い支えるつもりで取り寄せとかも頼んでいるのだが、凄く面倒臭そうに対応されるorz
若い店員さんなんか「今時、客注かよ!?」位の顔付き。
「アマゾンを利用されると早いですよ」と言われた事も…まぁ、親切心からだと解釈したけど、具体名を出さんでも。
264:名無し三等兵
12/02/12 16:00:49.02
バイトにしてみれば面倒なだけだからな
265:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 16:05:09.80
高齢者層はそうでもないんですよ。
俺の親父は軍事雑誌を準定期購読してるんだけど、大体近所の個人経営の書店に取り寄せで頼んでる。
俺の親父位かと思ったら、AURAでの長門編集長のインタビューを見るとそうでもなさそうだ。
266:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/12 16:11:20.47
>260
>簡単に切りたがる米国企業もあるんじゃないかなと
そういう企業もあると思います。
しかし、今回の考察では大勢を論ずるものですし。
日本企業にだって例外はあります、当然外国企業にも例外はある訳ですが
そこに拘ると、全体としての考察や概観は出来なくなりかねかせん。
>ただこの辺はもう少し統計的な手法があるといいなと
あの本も、まだ完成形ではないですし、この論自体未完成であると思いますし
しかし視点は面白いので今後に期待。
(ただ迷走中に思いますが・・・なので迷い出す前の最初のこの本が一番お勧めにもなるのです)
267:名無し三等兵
12/02/12 16:13:08.51
263の話は客側の話じゃなくて、売る側の意識の変化のことじゃろ。
268:名無し三等兵
12/02/12 17:14:46.23
>>262
いやあそこは俺のシマだから
269:名無し三等兵
12/02/12 17:50:44.09
>>267
アレは
読解力が著しく低い人なので
スルーするが吉
270:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 18:25:53.55
>>267
一部の軍事雑誌の版元も「IT格差」の影響を受けている「客」を意識しているのですよ。「売る側」とは本屋だけを意味しないですから。
ひょっとしたら書店でもそういう層を切り捨てない方向で存在感
を出しているところはあるかもしれません。
某地方系のチェーン店では地域の自費出版本を良く取扱ったりしています。
軍事は地域性が出しにくいので横須賀、呉、長崎、舞鶴以外は中々やりにくいでしょうがね。
271:名無し三等兵
12/02/12 18:29:31.66
>>269
原発ゴミは書評の一つでも書けよ
272:名無し三等兵
12/02/12 18:36:30.81
>>266
申し訳無いがこっちでやってくれんかな
スレの空気的に考えて
岩見浩造 ◆Pazz3kzZyMスレ2
スレリンク(tubo板)
273:名無し三等兵
12/02/12 18:48:11.05
>>272
申し訳無いが誘導厨は都合が悪くなると誘導するバカさ加減を直してくれんかな
スレの空気的に考えて場違いなのは原発ゴミのほう
274:名無し三等兵
12/02/12 18:52:57.02
岩見に書評関連以外のコメント付ける奴も原発ゴミ言い出す奴も全部隔離スレに出て行け。
275:名無し三等兵
12/02/12 18:55:33.68
>>219
ジュンク堂と丸善と大日本印刷とTRC でグループ作ってるから大阪屋はむしろ敵陣営かと。
276:名無し三等兵
12/02/12 19:01:57.42
書籍スレに関係あることだからこっちで書くけど
940 :最低人類0号:2012/02/12(日) 14:04:26.26 ID:z7sxm8fS0
本棚に本並べて満足するタイプだね。
もちろん、本人が自分を収集家と認識した上でやってるなら問題ないんだけど。
書評家気取りなんてするから…。
分を弁えるって大事だね。出来ることと出来ないことを選り分けられないと、岩見みたいになる。
これって書籍スレ住人全否定だな。
あげくに同一人物認定とかもうバカという言葉すら生ぬるい。
277:名無し三等兵
12/02/12 19:06:00.02
276
だから隔離スレで書いてる事をわざわざ持って来るなボケナス。
278:名無し三等兵
12/02/12 19:18:30.24
なんかいろいろヤヤコシイのな。まぁ、そんなら止めとくわ。
ところで、「聯合艦隊軍艦銘銘伝」を寝しなに
読んでるんだけど、しみじみ良い本だよな。
オレが持ってるのは普及版だけど、いろんな知識を堪能できるというか。
自衛隊の艦にも触れてるけど、海自オンリーで
こういう趣旨の本が出たら欲しいな。
279:名無し三等兵
12/02/12 19:19:28.90
>>274 >>277
えらそうなことは書評の一つも書いてから言えゴミクズ
280:名無し三等兵
12/02/12 19:30:33.47
>>279
御一行様は本なんて一冊も読んでないんだろ。
教祖のJSFすら立ち読みで済ませてたし。
281:名無し三等兵
12/02/12 19:47:28.64
>>280
なるほど、すごく納得したわ。
282:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 19:47:30.88
数万冊の御仁を除いても、最上層の数千冊持ってる書籍収集家サンに比べたら
俺は持ってる本は一桁少ないと思う。下宿に300程度。実家に500~600位じゃないかな。幅40cmで2m、奥行き30cm程度の本棚でも文庫なら500冊位は余裕で入るでしょう。B5、A4サイズでも300程度は行ける。
だからこそ保管場所ひとつとっても、苦労がしのばれる訳です。
やっぱり自分が基準に見てしまう面はあるので、
自分以上膨大な投資をしていて、家族との場所取り、家計との相談などを
乗り越えて、生活が順調に回っている方達は凄いと思います。
283:名無し三等兵
12/02/12 19:49:47.80
岩見いわくゴミクズで原発ゴミでご一行様の俺が書評書くよ
J.S.ナイ「国際紛争」
ご存じナイ教授の超有名本。俺が読んだのは第5版。
大学1年生向けの講義を書籍化しただけあって、内容はそこまで専門的ではない。
(むしろ高校生の政治経済副読本にいいんじゃないか?というぐらい)
基礎的事実を基に、「どう国際関係を考えるか」という解説。池上さんに性質は近いかも。
軍事的知識→論考のステップアップにぜひ読んでおきたい一冊だね。
巻末のお勧め本一覧も役に立ちそう。
284:名無し三等兵
12/02/12 19:50:44.57
>>283
NGに入れときゃスッキリするぞ
285: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】
12/02/12 19:56:24.48
前スレのジュットランド沖海戦の資料を探してた者ですけど
ようやくダン・ファンデルバットのドイツ艦隊大自沈
入手完読しました
英独の建艦競争から第一次大戦、ジュットランド海戦、講和そしてスカパブローでの自沈までが判り易く書かれて読みやすかった
特に興味深かったのが休戦から自沈までの英独間の動きだった
この辺の描写は他の資料だと大体3~4行で済まされてるもんで
和書からそろそろ洋書に手を出してみようかな
とりあえずamazonで検索をかけて見たけどjutlandで検索したら500件以上もヒットしてどれを見たらいいのか判らんw
後自分は英語を余り解せんので図解や写真が大目の奴があれば是非ご教授願いたく存じます
ついでにWW1の英独の主力艦の図説のような洋書があれば教えて貰いたいと思います。
海人社の近代戦艦史、イギリス戦艦史、ドイツ戦艦史は既に保有していますので…
286:名無し三等兵
12/02/12 19:59:25.47
NGしてる
名無しで同じようなことを同じような口調で同じ時間に言う人は物理的にNGできないけどね
287:名無し三等兵
12/02/12 20:02:11.12
某氏はいつになったらそのバレバレのカツラを外してくださるんでしょう
そんなの見せられる身にもなってくださいよ
288:名無し三等兵
12/02/12 20:25:30.87
某氏はいつになったらその重度の妄想を治してくださるんでしょう
そんなの見せられる身にもなってくださいよ
289:名無し三等兵
12/02/12 20:49:56.54
>>267
書店側の話しとして書いたのですが、客側の「無ければ通販で」みたいな意識の変化を受けての書店側の変化かもしれませんね。
まぁ、それぞれの書店で考え方も違うでしょうが。
実際、実家近くの書店は今も客注には積極的です。
定期購読誌や客注本は昔から無料配達してくれていて、しかも発売日では無く、入荷した日に配達してくれるサービスぶりw
それ目当てで、少年ジャンプを定期購読していた友人もいました。
店頭渡しだと、早くても発売日の前日からしかダメでしたが…まぁ人の目も有りますし。
290:名無し三等兵
12/02/12 21:12:11.69
>>289
なんか良い話やね。その実家の近くの本屋さん。
うちの実家近くにも懇意にしてた個人経営の店があったけど、
もう廃業したらしい。
昔は注文自体を直接版元にして、受け取りは指定の書店で、
なんてサービスもあったし(ネット通販のコンビニ受け取りと変わらん)、
本質的には変わらんのかもしれんけど、
現実の小売店が消えていくのは寂しいもんやね。
291:名無し三等兵
12/02/12 21:26:39.43
ウチの近所の本屋は
昔から殿様商売で
本が売れない今でも殿様商売だ
売れなくても金には困ってないんだろ
因果なもんだな
292:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/12 22:41:53.26
そういうお店は近所の学校、役所、大企業等に納入してるんじゃないんですかね。
大口の需要があるから店頭の商売が上手くいかなくても何とかなっちゃうんですよ。
293:名無し三等兵
12/02/12 22:45:25.44
>>262
池袋じゃだめなのか?
294:名無し三等兵
12/02/12 23:05:23.45
>>293
いやなんか、地元への利益還元の流れかなぁと思って
ステマしてみたの。ツンデレ風味で。
だから来るなよ、絶対に来るなよ!
295:名無し三等兵
12/02/12 23:20:59.03
抄録とか抄訳を止めさせたい
もう遅いけど
史料価値下がるよね
歴史学者ならそこまで考えて欲しいよね
296:名無し三等兵
12/02/13 00:18:11.65
あと原注と参考文献一覧の省略も止めてもらいたいよ。
その本の価値を著しく下げる。どうしてもページ数の制約で
省略しなければならない時は、版元HPのその本の紹介ページに
PDFファイルの形で載せて欲しい。既にそれを実践してる出版社は
あるけど(五月書房など)、ほんの一部だし。
297:名無し三等兵
12/02/13 00:23:41.77
>>109
まあ芙蓉は「例のあの本」を出した出版社だからな。あんな内容の本を
書いた著者は論外だが、出版にゴーサイン出した芙蓉の良識も
疑ってしまう。担当編集者はちゃんとチェックしてるのかな?
298:名無し三等兵
12/02/13 05:27:17.55
>>285
German Warships of World War I: The Royal Navy's Official Guide to the Capital Ships, Cruisers, Destroyers, Submarines and Small Craft, 1914-1918
URLリンク(www.amazon.co.jp)
299:名無し三等兵
12/02/13 09:06:40.34
>>285
つ Campbell著 Jutland: An Analysis of the Fighting
300:名無し三等兵
12/02/13 12:36:47.46
プルトニウムといえば、小学館の『プルトニウム人体実験』がマンハッタン計画の
もう一つの暗部を暴いていたな。
301:名無し三等兵
12/02/13 14:07:13.31
防研 研究成果生かし「太平洋戦争史」
日中戦争から講和条約まで 新資料で再検証
3年後から順次刊行
URLリンク(www.asagumo-news.com)
302:名無し三等兵
12/02/13 15:57:16.49
岩見浩造って誰ですか?
著名人?
303:名無し三等兵
12/02/13 15:59:59.08
>>302
彼についてはの話は済まないが下記スレでしてくれ。
何故か非常に荒れる確率が高いんで。
スレリンク(tubo板)
304:名無し三等兵
12/02/13 16:19:35.03
>>301
結局、戦史叢書の改定ではなくて
コレになっちゃったのかな?
タイトルも微妙だなぁ
305:名無し三等兵
12/02/13 16:33:05.54
>>301
戦史叢書では「大東亜戦争」の呼称を採っていたのにな。
>>戦争を指導した大本営や上級部隊の意思決定や動向に焦点を当てて検証したい
『戦史叢書』では殆んど触られていない兵站や衛生、情報戦も取り上げて欲しかったな。
306:名無し三等兵
12/02/13 16:53:55.69
>>305
長門、五十鈴に乗ってた祖父も普通に
「大東亜戦争」と言っていた。
当時の政府が命名した呼称にすべきと思う。
307:Lans ◆xHvvunznRc
12/02/13 17:00:31.46
だから、戦争指導重視で戦史叢書とは重複しないって前から書いてたやん。
308:名無し三等兵
12/02/13 17:40:08.48
いや戦史叢書でも、兵站や衛生、情報戦はほとんど取り上げられてないから、
取り上げても重複しないよ。
309:名無し三等兵
12/02/13 17:40:25.67
戦争の名称なんかどうでも良い
重要なのは中身
310:名無し三等兵
12/02/13 17:47:11.27
日本人が
絶対勝てない相手に
成り行きで戦争して負けました
>中身
3行ですんでしまうがな…
311:名無し三等兵
12/02/13 18:06:12.47
そんな事言ったら世界史だって
人間が
色々あって
今も戦争しています
で終わってしまう…
312:名無し三等兵
12/02/13 18:51:21.29
>>306
著しく実態から乖離していなければ人口に膾炙した名称でいいんじゃないかな。
日露戦争を正式に「明治三十七乃至八年戦役」と呼ぶべきだという人は少ないと思うし。
313:名無し三等兵
12/02/13 18:52:31.22
ポリティカル・コレクトネスが云々とか言い出すと切りがないからな
でも朝鮮語か韓国語かの統一はさっさとしておいて欲しい…
314:名無し三等兵
12/02/13 18:53:14.33
賢く戦えば
戦争に
勝てます
クラウゼヴィッツを3行でまとめてみました
315:名無し三等兵
12/02/13 18:54:22.00
勝てる相手と
戦えば
勝てます
孫子を3行で(ry
316:名無し三等兵
12/02/13 18:56:48.09
大日本帝国を
批判する奴
みなサヨク
戦争論(小林版)を(ry
317:名無し三等兵
12/02/13 18:57:57.33
すべては
海軍の無理解が悪い
バカヤロー
「海上護衛戦」を(ry
318:名無し三等兵
12/02/13 19:02:20.03
遠征して
反撃をしりぞけて
戦後処理もしてきた
「ガリア戦記」(ry
319:名無し三等兵
12/02/13 19:05:47.23
古典的名著を三行で語るスレはここですか?
320:名無し三等兵
12/02/13 19:07:27.83
来た
見た
勝った
元ネタはカエサルだったのか
321:名無し三等兵
12/02/13 19:08:34.81
>320 訂正
「3行で」の元ネタはカエサルだったのかw
322:名無し三等兵
12/02/13 19:11:41.68
腹が
減っては
いくさはできぬ
「補給戦」(ry
323:名無し三等兵
12/02/13 19:37:44.58
グルーシー
何時になったら
来るのやら
「セント=ヘレナ覚書」(ry
324:名無し三等兵
12/02/13 19:38:07.70
決勝点
兵力つぎ込め
できるだけ
ジョミニ
325:名無し三等兵
12/02/13 19:52:39.48
思えば
遠くに
来たもんだ
「アナバシス」(ry
326:名無し三等兵
12/02/13 19:54:25.82
戦争に
行ったら嫁(予定)に
逃げられた
「ジューコフ元帥回想録」(ry
327:名無し三等兵
12/02/13 20:20:42.58
国体はゴジされたぞ
朕はタラフク食ってるぞ
ナンジ人民飢えて死ね
(ry
328:名無し三等兵
12/02/13 20:21:11.56
>>320
来た、見た、買うたの喜多商店
昔の関西ローカルCM思い出したわ
329:眠い人 ◆gQikaJHtf2
12/02/13 21:00:01.93
何その『帝国戦争標語集』
先日購った本。
『戦時経済体制の構想と展開』(荒川憲一著/岩波書店刊)
第1次大戦の結果、総力戦という概念が生まれたが、これを日本の軍部がどの様に
受容し、実際に大戦間期から太平洋戦争に至るまで、どの様に消化しようとしたのか、
と言う命題を経済史的に捕えようとした本。
著者は防衛大学教授で戦争経済が専門の元一等陸佐。
なので、岩波にも関わらず、妙な思想的拘りは無い。
『「大東亜共栄圏」経済史研究』(山本有造著/名大出版会刊)
上記が戦争経済に焦点を当てたのに対して、こちらは日本の植民地、そして大東亜共栄圏
を展開した後の「数量経済史」に焦点を当てたもの。
朝鮮や台湾などの公式的な植民地と満州国について軽く触れた後、その後の日本の政策を
大きく、大東亜共栄圏、大東亜金融圏、南方圏の3つに分けてそれぞれの勃興から終焉まで
を論じている。
『中国海軍と近代日中関係』(馮青著/錦正社刊)
清末の北洋海軍から、日清戦争後の海軍再建、その再建期に於ける日本海軍の役割、
米国の関与、中華民国初期に於ける米国からの海軍再建借款履行に対する苦境と挫折、
東北海軍の発展と日本との関係について述べた論考集。
今まで余り光の当たっていない部分だけに、面白そうな命題。
『フランコと大日本帝国』(フロレンティーノ・ロダオ著/晶文社)
主に、フランコ政権成立後の日本とスペインの外交関係について述べた本で、今までその
実態が余り知られていなかった日本の対米諜報網の全貌や、中国やフィリピンを巡る日西
両国のせめぎ合いなどが赤裸々に描かれている。
意外に枢軸国と雖も、一枚岩では無い事がよく判る本だったりする。
330:名無し三等兵
12/02/13 21:25:29.82
安全保障・戦略文化の比較研究
「文化」からよみとく安全保障
URLリンク(www.yuhikaku.co.jp)
331:名無し三等兵
12/02/13 21:29:02.68
職場と同じ場所に小さな本屋のテナントが入っていて、急ぎでない本はできるだけそこで取り寄せるようにしてるんだけど、
今月出版された本を先週注文したら、「月末に重版がかかるので入るのはそれからになるそうですけどどうしますか?」って。
もう版元や流通も小さな書店は相手にしてないのかねえ・・・
332:名無し三等兵
12/02/13 22:00:56.04
>>329
あの「本当に幹部自衛官になっていた」荒川さんが本出したのか。
ネットで講演の資料読んだら英の地中海重視について書いてて
結構面白かったから買ってみよう。
ドンパチより物流とか経済のが面白くなってきたからか、
他のもなんか面白そうだ。
経済なんてちゃんと勉強した訳じゃないから余り分からないなりに読んでるけど。
良い情報ありがとう。
333:名無し三等兵
12/02/13 22:13:10.37
大井『海上護衛戦』は、客観的な叙述で、軍令部と連合艦隊の海上護衛軽視を激しく批判し、
この分野の古典的名著とされてるけど、その分大井の当事者意識が欠如してるという欠点があると思う。
海上護衛を担当する部署の参謀だった以上、大井にも戦時中の大量の輸送船とその船員の喪失の
責任の一端はあるのに。
334:名無し三等兵
12/02/13 22:21:10.32
主観的な思い入れだらけの回想録が横行する中、
あの筆致は貴重だろ
335:名無し三等兵
12/02/13 22:38:44.64
大井の記述を当事者の希薄として批判する意見は刊行直後から旧海軍関係者内に
存在してるよ。
特に大井は海上護衛総隊で最有力な参謀だっただけに、連合艦隊と軍令部への
批判は自己正当化と見る向きもあったのだろうね。
336:名無し三等兵
12/02/13 22:45:36.16
現場の人間の愚痴として読んだんだがまずかったかな
337:名無し三等兵
12/02/13 22:57:56.95
いいとこ探しの方がよっぽど自己弁護になると思うが
338:名無し三等兵
12/02/13 23:08:31.25
大井篤自身、「海上護衛戦」を匿名で書いた若書きと自己否定しているよ
詳しくは朝日文庫収録・大井篤「連合艦隊の功罪」参照
要はそもそも海上護衛戦に回すソースで
マルサン計画=対米瞬間建艦比率 7割5分海軍=連合艦隊が昭和16年12月に出来たから
永野修身も対米開戦を上奏できた
海上護衛戦をやるくらいの国なら、そもそも対米開戦してないよって話
339:名無し三等兵
12/02/13 23:17:56.49
>>338
なんだか胸がスッとしました
340:名無し三等兵
12/02/13 23:56:09.04
>>338
朝日文庫の何というタイトルの本に収録されている論考ですか?>>大井「連合艦隊の功罪」
341:名無し三等兵
12/02/14 00:43:07.54
>>340
「大井篤 連合艦隊の功罪」でググったら出てきたぞ
342:名無し三等兵
12/02/14 00:52:40.35
120 :最低人類0号:2012/02/13(月) 02:40:31.13 ID:dPAfWv660
270騒動か……
一見情強気取ってた軍板のコテハンどもも、
結局、「自衛隊幹部」と言う肩書きで簡単に騙されるような、
権威主義的な情弱に過ぎなってのが浮き彫りになった騒動だったな。
Lansも蟹も韓流ブームで踊ってるおばはんと本質は何もかわらんわ。
343:名無し三等兵
12/02/14 01:13:16.50
>>329
眠い人は所沢にここの書評でカネ儲けしないよう説得しろよ。
それとも御一行様お得意の、お仲間の失態に対する隠ぺい姿勢ですか?
344:名無し三等兵
12/02/14 01:17:49.55
スレリンク(tubo板)
345:名無し三等兵
12/02/14 01:23:14.76
>コテハン叩きでちまちま削除要請出していきたいところだね
信者には批判もただの叩きに見えるんだろうな。
346:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/14 01:52:03.37
>>333
それは面白い視点ですね。
私は逆に、客観性を装って作者の主観が埋め込まれている可能性を疑ってしまいます。
敢えて大井氏を批判的に読むのであれば。
戦時の屈辱をバネとしたのでしょうが、戦後結構油っこい仕事をやってる方ですしね。
347:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/14 02:27:55.59
>>343
ツイッターやmixiで暴れてる人はコテなんかつけて来ませんよ。
>>283のように匿名でも自分から言うのすらまだいい方。
そうそう、この間ワンコインで超良い本を買いました。
割と新しい本。軽い立ち読みチェックを自分からサイトに収録した末
「間違ってすいませんでした」とか宣伝されたくもないんで
ある程度読んでから感想書きます。
348:名無し三等兵
12/02/14 03:02:34.34
塩津計の書評なんか批判するからだよ。
このまま「計画的に」全削除を増やして降伏しなかったらカスミンコースだろうな。
349:名無し三等兵
12/02/14 14:33:30.09
歴史群像アーカイブvol.23買ってきた。
ところでこのシリーズはこれで終了なのかね?
巻末の次号予告が「大日本帝国の興亡シリーズ」になっているのだが…。
350:名無し三等兵
12/02/14 16:02:20.32
22 :最低人類0号:2012/02/14(火) 15:09:08.92 ID:BecwcTju0
>ただ、所沢氏にだけは謝罪すべきだよ
>岩見に一番期待しているのはたぶんあの人なのに、奴は自作自演という形で裏切ったんだから・・・
何だこれ? 所沢乙としかいいようがないなw
所沢はアンチのレスでも良レスがあれば載せるぞ。
それがまとめサイトでありアフィリなんだから。
こう書くと岩見の自演といわれるんだろうが、
所沢アンチは相当数いることは覚えておくべき。
常見問題批判スレは軍板に何年も前からあるし、
常見問題検証サイトまで出来てる。
351:名無し三等兵
12/02/14 16:02:44.24
23 :最低人類0号:2012/02/14(火) 15:16:06.21 ID:BecwcTju0
ちなみに所沢が嫌われてる理由はこんな所。以下検証スレから転載。
919 :名無し三等兵:2012/02/11(土) 23:29:12.88 ID:???
>>916
URLリンク(www28.atwiki.jp)
所沢にはまったくモラルが無いな。
↓カスミンに対する罵詈雑言をそのまま載せてる。
「十分勤まらない」なんてのはどういう判断基準でものを言ってるんだこの無知バカめ
多いというなら比較先を指定してから言え痴呆症
なんでこういうときだけWikiを無視するのかね,このキチガイは.
920 :名無し三等兵:2012/02/11(土) 23:34:07.04 ID:???
>>919
初質のレスを転載しただけで自分が直接カスミンを罵倒したわけではない・・
なんて言い訳が通じると思ってる所沢の幼稚さには脱帽だよ。
さすが岩見に「岩ダム」なんてあだ名を付けただけのことはあるw
352:名無し三等兵
12/02/14 16:34:34.64
所沢とか岩見って言われても、他で何やってる奴か知らねえし興味ねえよ
なんでこんな流ればっかなんだよ
もうこのスレ巡回先から外すわ
353:名無し三等兵
12/02/14 16:42:05.59
まあそう怒らずNGを活用しましょう
紛争が起こる場所は高い確率で資源が埋まっているのですぞ
354:名無し三等兵
12/02/14 17:17:38.04
資源というか埋まっているのは書籍じゃないか
355:名無し三等兵
12/02/14 17:54:49.44
埋まっているのは書籍ではない。
書籍に我々が埋まっているのだ。
356:名無し三等兵
12/02/14 18:08:44.08
イイ流れだw
>>352
いつかまた(・∀・)ノシ
俺はNG駆使してもう少し粘ってみます
357:名無し三等兵
12/02/14 18:10:40.62
>>355
誰が上手いこといえとorz
まーリアルに埋まったらガチで死ぬけどな
358:名無し三等兵
12/02/14 18:50:36.39
本に埋もれて天寿を全うし、生まれ変わって紙魚になる
それがここの住民の望む最期と聞いたけど?
359:名無し三等兵
12/02/14 19:19:05.82
権力者になって国民全員に軍事書籍の購読を義務づける
これが望みです
360:名無し三等兵
12/02/14 19:29:06.85
権力者になる過程が勿体ない
そんな暇あったら積読してるの読むわ
361:名無し三等兵
12/02/14 19:50:43.55
>>358
悪くないが私の頃には、紙魚ロイドは電子書籍の夢を見るか、となりそうだな。
362:名無し三等兵
12/02/14 21:37:54.94
うわあああああああ
また誘惑に負けてしまいました
こんなにも誘惑に弱い人間の中から権力者を排出してはいけない
363:名無し三等兵
12/02/14 21:55:40.61
>>361
西暦20XX年、日常的に使用する書物のほぼ全てが電子化され、紙媒体は博物館や図書館の奥で見るものになった未来。
書籍データを違法コピーし頒布を行う犯罪者は「紙魚」と呼ばれ、著作権者に多大な被害をもたらしていた。
その「紙魚」を取り締まる文化省知的財産保護局書籍課に主人公が配属された日から、この物語は始まる……。
364:名無し三等兵
12/02/15 06:11:39.19
とり先生お元気そうで
365:名無し三等兵
12/02/15 15:16:29.53
>>359
防衛費の増加を忘れてるぞ
366:名無し三等兵
12/02/15 15:27:45.93
防衛費を増額してその全額を軍事関連の書籍の助成金へと注ぎ込む
367:名無し三等兵
12/02/15 15:53:04.55
諜報機関(翻訳部門)にも予算を……。
368:名無し三等兵
12/02/15 17:00:21.30
高木俊朗の「インパール」改訂版を読んだ
弓の師団長柳田元三が可哀そうすぎる
無駄口司令官に罵倒され続け、最後にシベリアで死んだ
死人に口なし
369:名無し三等兵
12/02/15 17:23:34.43
>>368
ま、あくまで小説なので、高木の本でインパールを語るのは、
坂の上の雲で日露戦争を語る類だと思っていただければ。
370:名無し三等兵
12/02/15 17:35:29.15
あれは小説ではないんだが。
読めば普通に取材してるのが分かりそうなもんだがね。
文中に○○の遺族にあったとか書いてるのに。
それとも何時ものお客さんかね。
371:名無し三等兵
12/02/15 18:10:38.01
小説だって取材するよ
372:名無し三等兵
12/02/15 18:14:58.89
司馬は自分で小説って認めてるが、
高木は一言でもそんな断り書きしてたっけ。
373:名無し三等兵
12/02/15 18:26:47.71
「ノンフィクション小説」というものが「小説」の一つのジャンルだという意味では
小説だと思うが、基本的には事実関係にもとづいた戦記だろう。
374:名無し三等兵
12/02/15 18:30:31.90
司馬遷だって歴史書みたいなフリをした小説を書いている。
375:名無し三等兵
12/02/15 18:31:30.21
推論をごく自然に混ぜて断定調で見てきたように書いてあるので、歴史資料としての価値はないだろうけどね。
そういう意味でなら小説の仲間だろう。
376:名無し三等兵
12/02/15 18:38:34.42
やっぱブラヴォー・ツー・ゼロくらい迫真じゃないといかんのか
377:名無し三等兵
12/02/15 18:54:23.03
しかし、ビルマ方面軍の河辺が、かつての盧溝橋事件当時の旅団長だったとは
で、牟田口連隊の大隊長が餓島で戦死した一木清直とは皮肉だね
378:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/15 20:54:14.47
推論の部分は結局「だろう」と出てしまうでしょう。
そこにソースを併記しているかによる。
高木本だと、連隊史に当たったとか国会図書館に取材したとか書かれてるからね。
そういう部分が気に入らない連中ってのがいつの時代にもいるんでしょうね。
ソース提示の処理がいい加減なことは叢書でも指摘されてるし、
ちょっと前の書き込みにあった一部官製研究者の本も同じです。
また、高木氏の場合、菊澤氏のように研究のために引用する人も後を絶ちません。
大岡昇平氏なんかも種に使われるタイプですな。
結局、権威君が「匿名掲示板で箔付けにそういうことを言いたい」という
動機が一番触れられたくない真実でしょうね。
自分の気に入らない言論は根底から除去してやると言う下心ですよ。
379:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/15 20:58:27.59
>>375
高木氏が指摘すると価値がなくて
関係者に聞き取りすらできたか怪しい時代の研究者が
事実関係について史料批判やクロスチェックの過程を示していないのに、
高木本を資料に仮説を立てると評価されるということなら、いびつだと思います。
380:名無し三等兵
12/02/15 21:33:28.57
>>374
司馬自身は歴史書だとは言って無いかと。
何かの後書きで、歴史小説に架空の人物を登場させたところ、新資料でも発見されたのかと思い込んだ読者から、詳細に付いて責っ付かれて閉口した、みたいな事を書いていたよ。
別の後書きでは、諸説有る時は小説として面白い方を取るとも。
381:380
12/02/15 21:37:00.99
>>374
よく見たら、司馬違い・・・
すみませんでした。
382:名無し三等兵
12/02/15 21:54:38.46
「ノンフィクション」というくくりでは、程度の差はあれ「悪魔の飽食」が一番近いかもね。
レーベルは別として、建前としては史実として書かれてるんでしょ、あれも。
>>379
それはまともに検証しないで使ってる研究者が駄目駄目ってだけの話じゃない?
383:名無し三等兵
12/02/15 21:58:41.37
>>382
>「悪魔の飽食」
中学の時あれ読んで、中身を信じて読書感想文に書いて褒められたのは日教組絡みもあったのかとあとから思った。
あれがノンフィクションじゃないと知ってからの事ね。
…未だに覚えてるのが中露の女学生や女教師を(自主規制)して写真を部隊内に廻したとかいう下りだったり(ボソ
…あの頃は穴があれば入れたい年頃だったからなぁ…(ボソ
384:名無し三等兵
12/02/15 22:07:57.77
>>380
坂の上の雲は例外みたいだけどね
本人が「フィクションを禁じて書くことにした」なんて言ってるんだから
まぁそれはwikiで知ったことだけど
385:名無し三等兵
12/02/15 22:15:52.95
●●ほどXXの奴は空前絶後であろう
いや、いいんだけどさ
歴史科学を装った講談本だと思えば
早い話、203高地に28サンチ砲をすえつければ
樽に石を落とす如く、旅順艦隊を沈めらる・・・だとう?
いいからすえつけてみろ 203高地山頂に
あの北側急斜面をひっぱって
24時間以内に
これは命令じゃ
386:名無し三等兵
12/02/15 22:42:21.32
落ち着け、この軍事関係の稀覯本をあげるから落ち着け
387:名無し三等兵
12/02/15 23:00:18.61
>>382
「悪魔の飽食」は「ノンフィクション」とうよりも古典的な「告発本」の体に近い気もする。
個人的にノンフィクションで技術や戦記と聞くと柳田邦男とか吉村昭をイメージする。
388:名無し三等兵
12/02/15 23:16:37.80
当時デパートに『悪魔の飽食展』なるものを見に行った記憶が…
389:名無し三等兵
12/02/15 23:59:16.14
>>388
デパ地下の惣菜売り場ですね分かります
390:名無し三等兵
12/02/16 00:05:29.73
デパートでそんな言葉を聞いてもお腹いっぱいになるイメージしか出ない…
391:名無し三等兵
12/02/16 00:38:39.41
>>387
なるほど。高木本も、たんたんと史実に迫ると言うより、
隠蔽された真実を暴くって感じで、告発本なのかなと思った。
392:名無し三等兵
12/02/16 00:45:25.34
黒雪もそうか
393:名無し三等兵
12/02/16 00:49:23.30
松本清張なんかもそんな感じの本を書いてるな
394:名無し三等兵
12/02/16 04:12:24.20
松本清張の陰謀論は嫌い。
395:名無し三等兵
12/02/16 09:34:09.20
>>384
作者が錯覚による個人的恨みを陸軍(≒乃木)に反映させてる時点でアウトだ
396:名無し三等兵
12/02/16 12:30:56.71
軍事書籍ではないけど、作家やジャーナリストの書いた歴史書やノンフィクションというと、外国人では
レムニック『レーニンの墓』やモンテフィオーリ『スターリン』が塩川伸明にHPで酷評されてたな。
前者はピューリツァー賞、後者は英国文学賞の歴史書部門をそれぞれ受賞しているのに。
397:名無し三等兵
12/02/16 13:46:10.84
パウル・カレルもこのカテゴリーってことでいいんだよね
398:名無し三等兵
12/02/16 14:47:54.37
このスレの精神は見敵必読だったはず
あの人はダメ、この人はダメ、というのは、
他でやってほしいなあ
どういうわけか
近頃書評よりそういうレスが増えたね
なんでだろ
399:名無し三等兵
12/02/16 15:07:26.19
ステマですよきっと
400:名無し三等兵
12/02/16 16:50:16.05
『海軍反省会3』がいよいよ明日出るけど、版元の紹介ページでも
触れられてる、大井篤の池田清『海軍と日本』への猛反論と、
自他ともに認める帝国海軍きっての親ドイツ派小島秀雄の
戦時中のドイツに関する発言の内容が激しく気になる。明日が待ち遠しい。
401:名無し三等兵
12/02/16 17:01:52.40
「戦闘技術の歴史」の4巻はまだ出ないのか…
402:名無し三等兵
12/02/16 17:53:00.73
『海軍反省会3』get
今日から晩飯は毎日牛丼…
403:名無し三等兵
12/02/16 18:59:27.58
>>401
4月に武器の図鑑が出る予定だから、併せて出る可能性はあるんじゃない?
404:名無し三等兵
12/02/16 19:02:31.87
『戦闘技術の歴史』は執筆陣が西洋軍事史が専門の欧米人なためか、
イスラム世界の軍事に関する記述はあまり無いのが残念な所。
オスマン帝国のイェニチェリとかは取り上げられてたけど。
東洋は最終巻で取り上げられるからまだいいけど。
405:名無し三等兵
12/02/16 19:40:03.04
エアワールド(エアワールド社)
航空ファン(文林堂)
Jウイング(イカロス出版)
航空情報(酣燈社)
ほとんど素人ですがこの中でオススメはどれですか?
406:名無し三等兵
12/02/16 19:47:55.48
>>405
おすすめは、これ。
軍事雑誌総合スレ 第20号
スレリンク(army板)
407:名無し三等兵
12/02/16 20:20:41.89
記事の濃さでいくと
Jウィング<航空ファン≦エアワールド<航空情報
Jウィングは年中F-X・タイマン対決・初心者向け記事やってるイメージしかない、あの逆神が定期コラム書いてるぐらいだし…
408:名無し三等兵
12/02/17 15:23:05.54
Jウィングは写真集
409:名無し三等兵
12/02/17 16:15:40.54
積んでたハードカバーを2冊崩したがどっちも当たりだった
『スナイパー 現代戦争の鍵を握る者たち』
実戦に参加した米軍の狙撃手(主に陸軍歩兵師団と海兵隊)のインタビューを中心にする本
ベトナムからイラクまで、現場の話が大量に載ってるのがよいところ
スナイパーは少数で隠密行動するので対テロに有効なようだ
夜中のうちに都市に潜入、IEDを埋めている武装勢力を狙撃、救援を呼んで帰還というのが基本戦術
救援が来ないとか、基本一匹狼なので上官に嫌われ戦術を理解されないとか、いろいろ大変な模様
新型弾薬(Mk262)のおかげで、M16/M4が700m級の狙撃銃として使えるようになったなんて話もある
『潜入工作員』
イスラエルの特殊部隊もの(タイトルと違って潜入工作はほとんどない)
特殊部隊というと英米ばかりになってしまうが、イスラエル軍が別角度からの相対的な視点を与えてくれる
たとえば著者の所属していた部隊では、映画みたいな突入(ダイナミックエントリー)を行わないそうだ
スピード命だと誤射が起きやすいので、テロリストを確保するときも事前に警告してからゆっくり突入するんだとか
訓練は脳筋のSEALsがボーイスカウトに見えるほど過酷(訓練から帰るバスの中で毎日2時間殴り合いをしたりとか)
訓練と任務で攻撃的、抑鬱的になった著者はまともな社会復帰も難しくなる
最後はPMCを作って昔の仲間を集めましたとさ
410:名無し三等兵
12/02/17 17:42:06.97
永野修身が終戦後、米軍の取り調べの中で、日本は米国の科学と技術力を侮っていた
と述べている記録フィルムをNHKのドキュメント放送で見たことがあるが、これは永野
に限らず、海大、陸大出身の軍人の多くに見られた驕りであろうか
その点、レイテ海戦で反転した栗田提督は冷静沈着な判断により、結果的に多くの将兵
の命を救った。
411:名無し三等兵
12/02/17 17:48:00.77 9azXwCd/
>>404
そもそも自国語以外で、つまり英語でアジア圏の軍事史発表する機会がどれだけあるのか。
偏るのもやむを得ない
412:名無し三等兵
12/02/17 17:54:53.46
つまり404は欧米人を若干侮っていると
413:名無し三等兵
12/02/17 20:15:33.85 bhHsZdzt
URLリンク(ja.m.wikipedia.org)
414:名無し三等兵
12/02/17 20:56:34.43
各国の著名な軍事思想家
面倒くさいので一人づつ
独:クラウゼヴィッツ
仏:ジョミニ
英:リデルハート
伊:ドゥーエ
米:マハン
露:トゥハチェフスキー
西:?
蘭:マウリッツ
中国:孫子
日本:小幡景憲
印:?
土:?
波斯:?
伯:?
朝鮮:?
どう考えても欧米以外の軍事史を研究する価値は低い
415:名無し三等兵
12/02/17 21:27:09.74
『回想の横空夜戦隊』の著者、今月4日に亡くなったとのこと。
R.I.P。
416:名無し三等兵
12/02/17 21:35:33.40
WikiでLos688が削除した
牟田口を評価する意見
英軍ウィンゲート旅団参謀長のデリック・タラク准将は次のように牟田口を高く評価した。
『日本の15軍牟田口中将も、その作戦指導については、全くといってよいほど、イギリス側から評価されていない。
彼はその最後の作戦(インパール作戦)を除いて、その主要な戦闘の全てにおいて勝利を収めている。
インパールの戦いはワーテルローの戦いと同様に「非常に際どい」時期があった。
しかし、牟田口将軍はナポレオンの場合よりもはるかに優勢な敵を相手にして戦ったのである。
私は彼が生前、その戦いぶりについて日本国民から評価されたことを知って、うれしく思う。』[30]。
アーサー・パーカー中佐は牟田口への手紙で次のように牟田口の作戦を評価した。
『貴殿は四月の段階で、あと一個連隊-特に宮崎ないし田中程度人物の指揮下にある連隊- を有していたら、
貴殿はインパール攻略に成功していたでしょう。
しかしながら、やはり最良でかつ安価な成功は、一個連隊がディマプール に突入する事により達成されたでありましょう。』[31]。
417:大火力太郎 ◆X4ci4K5oFg
12/02/17 21:42:48.33
軍事思想家というより軍事学者の方が適当ではないか。
418:名無し三等兵
12/02/17 23:24:33.34
414から幼稚臭が
419:名無し三等兵
12/02/17 23:29:18.69
水木しげるの「ヒットラー」
ヒットラー伝の粗筋をパッと把握するには良いマンガだと思った。
420:名無し三等兵
12/02/17 23:33:37.81
>>416
えげれす人が人を評価する時ってのは完全に相手を見下してる時、って思うのは俺の根性がまがってるからでしょうか
421:名無し三等兵
12/02/18 00:02:14.81
>415
そうですか。
黒鳥さんは亡くなられましたか。
ご冥福をお祈りいたします。
422:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/18 00:13:18.69
そもそもエゲレス軍人が牟田口を褒めたことがある、という事実がどこまで一般的だったと言えるのか
非常に疑問だが。どの位疑問かてーとイタリアパスタクラスにね。
対牟田口だとソースがあいまい。
ジョンフェリスのように普通に「無能」つってる例もある。
デリックタラクは牟田口を褒めてるそうだが、
これは空挺師団のリスキーな性質を考えれば日本軍を誇大評価せざるを得ないのではと
考えることも出来そうだし、「一般には評価されてないが俺は評価する」という意味合いだ。
スリムもそうなんだよね。最初は他の将軍ほど人気が無かった。
だから、「俺は凄い」アピールのためには敵を必要以上に評価しなければならん誘因があった。
皮肉というよりプライドと生活のために近いのでは?
日本にも「敵のネームバリューに頼った」重症例が居る。落花何某の諜報将軍様。
アーサーの場合はやはり前線の自軍弁護のためという内向き解釈を目にしたことがある。
ま、パスタ伝説を懲りずに繰り返すのであれば、それは読者に任すが。
423:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/18 00:16:59.96
>>420
曲がってると思う。トップギアや数本のエゲレスドラマを見て思ったのは、
連中の批判というのは単に大阪人のようにどぎついと言うだけで、
皮肉的に褒めるというのは、むしろ日本的な感性に近いと思う(性悪小役人系のね)
性悪小役人根性の持ち主に事欠かない軍オタにこの話が受けてるのが一つの傍証。
424:名無し三等兵
12/02/18 00:19:36.61
>>420
あんぐろさくそんって「敵はこ~んなに強かった。だから、それに勝った俺Tueeeeeeeeeeeeee!」みたいなのあるよねw
425:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/18 00:33:43.64
日本がかかわった戦争への接し方にもあるけど。
426:名無し三等兵
12/02/18 00:36:53.79
>>424
まるでプロレスの世界だなw
いや俺はプロレスファンじゃないから画一的なイメージかも知れんが
427:名無し三等兵
12/02/18 00:56:39.21
どこの国でも公刊戦史は粉飾だらけだが、イギリスは特にひどいと思う。
WW2海軍のロスキルなんて、自軍の損害に往々にして触れてなかったり。
428:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
12/02/18 01:11:21.31
読んだことないのを承知で言うけど(知らないんで書名を教えてほしい位ですね)
英軍は我が軍と比べると功績のネタにも事欠かないのではないかと思います。
ドイツは敵としてもレベルが高いですし。
一方、戦史叢書も都合の悪い話はしないという批判はよくされるところでしてね。
429:名無し三等兵
12/02/18 02:26:18.67
>>420
ブリキモスレにお越しください
430:名無し三等兵
12/02/18 02:50:11.09
牟田口中将殿
小生はただいまデリーへの進軍という題名の本を書いておりますので、貴殿のお言葉は
非常に貴重なものでございます。
この本は完全に客観的なものにする予定であり、英国人の見解と同様、
日本人の見解にも、同じ重要性を与えるつもりです。
ご存知のように戦記物の大部分は作家の国にどうしても形よりがちです。
といいますのも、作家は相手方の見解をあらわす十分な資料を
得ることが出来ないためです。
まず最初に申し上げたい事は、日本兵が勇敢に、かつ全力を尽くして戦った
ことは、疑う余地がないということであります。
貴殿の優秀な統率のもとに、インド攻略作戦は九分通り成功しました。
アーサー・バーカー
431:名無し三等兵
12/02/18 02:52:07.94
>>414
露の著名な軍事思想家っていたか?
432:名無し三等兵
12/02/18 08:19:50.63
無能な人間をワザと褒めて、
もっと無能にしようというイギリス人の陰謀ですよ
433:名無し三等兵
12/02/18 11:42:28.49
そもそもエゲレス軍人が牟田口を褒めたことがある、という事実がどこまで一般的だったと言えるのか
非常に疑問だが。どの位疑問かてーとイタリアパスタクラスにね。
対牟田口だとソースがあいまい。
ジョンフェリスのように普通に「無能」つってる例もある。
デリックタラクは牟田口を褒めてるそうだが、
これは空挺師団のリスキーな性質を考えれば日本軍を誇大評価せざるを得ないのではと
考えることも出来そうだし、「一般には評価されてないが俺は評価する」という意味合いだ。
スリムもそうなんだよね。最初は他の将軍ほど人気が無かった。
だから、「俺は凄い」アピールのためには敵を必要以上に評価しなければならん誘因があった。
皮肉というよりプライドと生活のために近いのでは?
日本にも「敵のネームバリューに頼った」重症例が居る。落花何某の諜報将軍様。
アーサーの場合はやはり前線の自軍弁護のためという内向き解釈を目にしたことがある。
ま、パスタ伝説事件を懲りずに繰り返すのであれば、それは読者に任すが。
434:名無し三等兵
12/02/18 11:43:36.46
>>420
曲がってると思う。トップギアや数本のエゲレスドラマを見て思ったのは、
連中の批判というのは単に大阪人のようにどぎついと言うだけで、
皮肉的に褒めるというのは、むしろ日本的な感性に近いと思う(性悪小役人系のね)
性悪小役人根性の持ち主に事欠かない軍オタにこの話が受けてるのが一つの傍証。
435:名無し三等兵
12/02/18 11:56:22.28
>430の文面をそのまま受け取ると、本の参考資料なり証言の引用許諾なりを求めた
手紙のように見えるね。
そういう性質の手紙だとすれば、とりあえずのよいしょ位は普通にするだろうね。
「あんたの愚劣極まりない失敗を、俺様の本に載せてやるからありがたく思え」なんて
書く奴は、普通はいない。
436:名無し三等兵
12/02/18 12:09:50.32
>>434
トップギアの最大の難点は、自国でごく普通の価格帯の車をほとんど作れていない、
自国製品を紹介できないという屈折した所にあるんだと思う。
たまに超高級車やマイナー車を出すくらいだもんな。
437:名無し三等兵
12/02/18 12:47:22.72
>>432
無能な人間ほど、つうか自信の無い人ほど他人からの評価に弱いんだよな
俺はこれから関わる人がどんな人間かを知るための方法として使ってる
438:名無し三等兵
12/02/18 13:18:18.82
牟田口将軍はものすごい自信にあふれた人柄ですからね。
死ぬまで自分を信じきった根性の持ち主。
並の知性の持ち主であれば途中で自分を疑ってしまうところです。