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当時の情報宣伝謀略機関であったOSS作成で、1990年代になって機密
解除されてでてきた作戦計画書「Psychological Warfare Earthquake Plan
1945心理戦争地震計画1945」があります。この計画書自体は、推定1945年
6月ごろの立案ですので、東南海地震よりもあとですが、「爆弾(原爆使用の
可能性も明示)使用による人工の地震惹起によるパニック誘導」作戦を積極的
にすすめるべき、と主張している点で、この文書よりも前からすでにその実行
ははじまっていたと考えても、不自然とはいえません。
翻訳(11ページあたりから)
この地震の潜在力に引き金を引くということの科学的可能性については、
最近原子爆弾ができたことで、さらに大きな推進力が加わった。わずか一個
ではるかに大きい破壊力をもつ原爆の発明は、地震の潜在性に引き金を引く
可能性に関し、実現可能性をさらに前にすすめた。
このことはさらに、原子爆弾の破壊的威力で、断層帯の地下深くで地震を
おこし、地震波や結果として放射能も放たれる可能性を増した。これが引き金
を早めるか、あるいは爆破自身が圧力をかけ、地層間の均衡を回復するこころ
みとしてとつぜん調整をおこすかもしれない。
(12ページ)
原子爆弾と大規模爆撃で地震の引き金をひくという科学的可能性をもとに、
われわれはこれに心理計画を結びつけ、日本人の心に、原子爆弾の放射能破壊
力でおこした地震の恐怖を付け加える。