11/12/31 10:18:09.82
>>655
まず、第一種=圧延鋼、第二種=表面硬化鋼。
>>660の数値は「タングステン」鋼砲弾の貫通曲線による数値から着速1割減として
「概ね弾丸鋼第一種丙製徹甲弾の射距離に応ずる鋼鈑貫通厚を示す」ものであり
試験による実測ではないことに注意
次に、「三十七粍、四十七粍級対戦車砲徹甲弾に対する戦車防御鋼鈑厚決定参考資料に就て」
(>>660の引用元)によると
「不貫限界として鋼鈑貫通限界速に50米の余裕を有せしめたる着速に対する鋼鈑厚を採用せるものを求むれば~」
という一文があり、「不貫鋼鈑厚」という名前でその数値が表に示されている。
つまり、同資料などで「貫通鋼鈑厚」として用いられている数字は
これ以上の装甲に対して貫徹は100%起きないという数字ではないということ。
よって1000mの距離からM3軽戦車の砲塔前盾(50.8mm)が貫通できたとしても何等不思議はない。