11/12/23 21:12:18.28
>>361
射程延伸=加農の大仰角化、尖鋭弾化、まではやってる
大口径にせずに弾の性能(要するに危害半径)を落とさずにこれ以上やるには
高初速化しかないわけだけど、それをやると結局砲が大重量化する
基本的にぎりぎりまで重量を削ってあるのが日本陸軍の大砲なのでこれはどうしようもない
(逆に言うと駄目になるぎりぎりの線まで詰めて試験しているとも言える。
悪いほうに出てしまった例が九二式十加の脚折れ。
一号装薬でもうちょっと多数弾試験しておけば避けられたのだろうが……)
そして大重量化は野戦重砲までの砲には移動困難化という問題も出て来る
あなたの元のお題の超長距離砲ならまあ、冶金技術とかいろいろとあるんだろうけど
(日本自体、火砲の設計製造は常に後追いで後進国だったわけだし)
基本的に重量増=移動の難を嫌ったというのが妥当な見方だと思う