12/04/01 21:53:17.29
大山も児玉も軍人というより元老、政治家だしね
乃木が旅順で伊地知を抑えられなかったという風説が本当なら
大山、児玉も、終始、井口、松川を戦争の全期間を通じて同じ程度に抑えられなったと思うよ
伊地知が悪役となったのは、終始、攻城弾薬不足の正論で満州軍の作戦指導に抗ったからだし
その上、井口と犬猿の仲。
谷寿夫が取材した「日露機密戦史」は、長岡、井口、松川のラインで
第三軍は取材から外されたから
昨年F1で惨事が起きた時、最終的にはTDはNHKに情報を提供してまで
現場のECCS操作ミスに問題を矮小化、<現場の責任>に事をおさめようとしたろ?
私企業も含めた高級官僚たちの神経は、常人には計り知れないよ
251:名無し三等兵
12/04/01 21:56:02.17
>谷寿夫が取材した「日露機密戦史」は、長岡、井口、松川のラインで
>第三軍は取材から外されたから
この機密日露戦争史も参謀教育のテキストだから
意図的に問題点をクローズアップしているんだね。
事実かどうかは重視していないんだ。
252:名無し三等兵
12/04/01 21:59:57.42
いや正確に言うと、満州軍総司令部の児玉ラインは、乃木第三軍とほぼ一体化していたけど
何分第一回目の総攻撃、死傷者15000は、帝国陸軍始まって以来の大惨事だったからな
誰かがスケープゴートにならざるをえなかった
東京の長岡外史からの「203高地に攻撃転換を」電報を見ながら、
親分の児玉が、終始、要塞東北正面の攻撃を乃木に指示しつづけたにもかかわらず
巧みに井口、松川は、付和雷同の「公文書記録」残したんだろうな
下種な世界だよ
253:名無し三等兵
12/04/01 22:16:05.83
>>248
はい。わかりました。仮に植田さんは乗り気です。仮に植田さんがやる気なので参謀も攻撃再興案を出したとします。
で、無能を晒した参謀を使い続ける理由はどこにあるの?
>インパール
たぶん勘違いしていると思うんだけど、南方軍か推進したのはビルマ防衛を目的とした攻勢防御
牟田口が強行したのはインド侵攻を目指す純粋な攻勢
なので攻勢の重点からして違う
作戦の経過も知らないでしょ?
44年3月に作戦開始し、4月末には戦力が40%に低下し5月末には攻勢持続の不能は
誰の目にも明らかになったにも関わらず、牟田口が観念する6月末まで作戦続行。
この事からも作戦のリーダーシップが牟田口一人にあったことは明らか。
254:名無し三等兵
12/04/01 22:25:52.69
>>252
それ以前に4万人がこもる近代要塞をたった三個師団で攻めろってんだから。
まず責められるべきは編成を決めた中央だよね。
255:名無し三等兵
12/04/01 22:49:20.94
>>253
>で、無能を晒した参謀を使い続ける理由はどこにあるの?
だから無能という評価はしてないんでしょ。軍司令官は。
>作戦のリーダーシップが牟田口一人にあったことは明らか。
そのとおり。軍司令官の牟田口がリーダーシップを握っていた。
軍参謀もそれに従っていた。
でも作戦中止は方面軍の河辺が下したんだよね。
256:名無し三等兵
12/04/01 22:59:52.37
それとディマプール進撃命令取り消したのも河辺中将でした。
257:名無し三等兵
12/04/01 23:01:28.94
>>252
巧みに事実を隠蔽したというわけですね。
258:名無し三等兵
12/04/01 23:09:04.25
>>255
河辺は6月上旬にも会ってたのに作戦中止出来なかったけどね。
河辺「牟田口の口から言ってもらいたかった」
牟田口「顔で察してもらいたかった」
お前ら初恋か!
まともな組織じゃない。
第15軍司令官のリーダーシップはあった。ではより上級のビルマ方面軍や南方軍のリーダーシップは?
そいつらはお飾りか何かなの?
極めつけは、敵を軽視して師団主力規模の渡河作戦を軍橋一本でやった挙げ句渡河一日半で挫折した作戦に
植田司令官は満足していたと。いやーその可能性は考えてなかったわ。参った。もうあなたの勝ちでいいです。
スレチすまんね
259:名無し三等兵
12/04/01 23:40:26.60
だいたい近代陸軍の軍司令官が部下に丸投げとかあり得る訳がないわなぁ
参謀がやりたい放題するために大山の話を作ったってのはあり得るけど
逆に大東亜戦争の方は参謀の暴走のせいで指揮官は被害者みたいな情報操作を感じなくもない
260:名無し三等兵
12/04/01 23:54:00.18
大山巌の場合、参謀長が児玉源太郎だったからお互いに遠慮していたという
ことはあるだろうね。
児玉は長閥で大臣経験もあるから、大山としても遠慮せざるを得ないし、
実力的にもがみがみいう相手ではないから。
261:名無し三等兵
12/04/02 00:01:06.98
常識が通じる軍隊ならあんなぼろ負けしないでしょw
262:名無し三等兵
12/04/02 00:04:11.80
だいたい、大臣経験のある藩閥の領袖が野戦軍の司令官で出征ってのがかなりの異常事態だもんなあ
手下に任せてなんかおけない気分だったんだろうさ
それこそ、下手な総司令官じゃ児玉とその部下どもがどんな暴走やらかすか分かったもんじゃないし
263:名無し三等兵
12/04/02 00:10:18.77
今風に言えば総務大臣→満州軍総参謀長って感じかな
264:名無し三等兵
12/04/02 00:12:21.73
田村怡与造が死なずに参謀総長になってたら戦争はどう経過したろうか
265:名無し三等兵
12/04/02 00:47:15.65
そもそも日本陸軍は、対露戦を朝鮮半島防衛戦と捉えていて
開戦直後の満州作戦そのものを考えていなかったんじゃなかったっけ?
山本ゴンベイが海軍の開戦劈頭、旅順艦隊奇襲作戦(極論すれば海軍は封緘命令一つで出撃できる)にこだわりすぎて
陸軍(召集動員令で準備期間が数ヶ月必要)参謀本部に開戦を秘密にした
明治37年2月8日海軍駆逐艦で旅順口奇襲
以降、旅順艦隊は逼塞し、主戦場はいっきに満州に北上、
そして冬季寒冷で、陸軍は北朝鮮の移動が不可能になり
田村怡与造策定の「明治36年国防計画」そのものが無効になった
陸軍が遼東半島に上陸を開始したのは、ようやく5月
その間、ロシア陸軍は懸命に満州群を増強した
杜撰な戦争らしいね
266:名無し三等兵
12/04/02 01:02:55.50
>>265
当初の予定はなし崩しに崩れてるよね
まあ戦争なんてそんなモノっちゃあそれまでだが
逆に、事前の予定の遂行に固執すれば、シェリーフェンプランみたいな無理筋を通さなきゃならなくなる
満州で本気で戦争やる気あるなら、朝鮮半島に南北縦貫の鉄道線を軽便鉄道鉄道でもいいから敷設しとかなきゃならないとこだし
てか、朝鮮半島を主戦場と考えてもその程度の準備は必要なんだけどな
この際韓国の主権は棚上げの方向でw
267:名無し三等兵
12/04/02 01:03:52.78
海軍に引っ張られてああなったなら田村が生きていても大筋は一緒か。
268:名無し三等兵
12/04/02 01:06:12.88
>>266
あれ釜山から義州まで普通に無かったっけ?>鉄道
269:名無し三等兵
12/04/02 02:30:32.83
ソウルを真ん中として05年に南半分が、06年に北半分が全通したらしいな
270:名無し三等兵
12/04/02 09:50:31.76
結局のところ結果オーライなんでしょ
日露戦争は勝ったからさ
スケープゴートとして乃木と伊地知だけ叩かれてるけど
大東亜戦争では負けたから悪い面ばっかり探して戦争責任を参謀や第一線に押し付けてる
作戦の内容なら明らかに大東亜戦争の方が優れてる
でなぜ負けたかといえば貴族軍隊や軍閥とは違ってアメリカが本物の軍隊だったという相対的な問題でしょ
271:名無し三等兵
12/04/02 10:00:50.42
大東亜戦争における貴族軍隊や軍閥ってなによw
2・26事件がなんで起こったかくらいは日本人として知っておこうな
272:名無し三等兵
12/04/02 10:24:33.47
頭悪いなぁ
文脈からして
日露~支那事変・・貴族軍隊・軍閥
大東亜・・本物の軍隊
って分かりそうなもんだが
ここまで説明しなきゃ理解出来ない時代なのかね?
273:名無し三等兵
12/04/02 10:24:39.18
大東亜戦争の明らかに優れた作戦力とやらは何をさしてるの?
274:名無し三等兵
12/04/02 10:29:07.54
>>272
日露~支那事変のころアメリカ軍と戦った国の話でしたかw
これは失礼しましたwww
支那事変入れてるってことは2・26事件が何年に起きたのかも知らないのかw
朝から和んだわありがとう
275:名無し三等兵
12/04/02 10:58:02.25
>>272
あなたがあなたの言ってることを分かってるか不安だから解説すると
大東亜戦争で負けたのは米軍が本物の軍隊だったから
↑
比べ日本軍は貴族軍隊、軍閥
ただし作戦力は日露時以上
という話なんでしょ?対米戦時に軍閥(藩閥のこと?)じゃないとダメじゃん
てっきり厨房だと思ってたがいい年してこの日本語力じゃ先が思いやられるぞ、おっさんw
276:名無し三等兵
12/04/02 17:02:14.93
しっかし軍板にいるのに日中戦争と226事件の時系列も知らないとか高等教育を受けたと思えんな
中卒が顔真っ赤にしてウィキペディアを必死に手繰りながらレスしてたんだろうな。いじめてごめんな笑
277:名無し三等兵
12/04/02 22:37:08.52
うーん、もはやスレ違いとしか
(あんま下品な方向に持っていかないで欲しいな。煽っているほうも言うほどレベルは)
278:名無し三等兵
12/04/03 01:27:39.38
ん?
貴族軍隊=帝政ロシア軍
軍閥=民国軍
じゃねえの?
相手が悪かった、って話だろw
279:名無し三等兵
12/04/03 02:03:28.65
ところで明治37年2月8日に旅順口奇襲の海軍作戦で日露戦争は始まったけど
陸軍が本格的に戦争を開始したのは5月1日の鴨緑江を第一軍が越えた時でしょ?
なんでタイムラグが3ヶ月もあるの?
この間、敵が防備を調えないと 思わなかったのかな?
280:名無し三等兵
12/04/03 14:52:31.56
「まさか日本がロシアに戦争を挑むなどあるまい」とロシアが戦争準備を怠っていたので
ある程度ロシアが兵力を溜めるのを待っていた。
空き家を攻めても仕方なく、ある程度兵力が溜まった所を叩かないと意味がないでしょ。
281:名無し三等兵
12/04/04 00:44:06.91
陸軍は動員(召集令状の郵送、兵営出頭、終結、訓練)がどうしても4~8週間必要だから
市井に知れ渡れば、敵国外交筋にも知られる。
動員=開戦意図だから、モルトケ以来、宣戦布告の同義語になる。
(だからWW1では、動員合戦が宣戦布告の連鎖反応となり、世界戦争になった)
陸軍の開戦~奇襲攻撃は、基本的に不可能
ところが山本権兵衛は、連合艦隊によって開戦~奇襲攻撃をしようとした
開戦劈頭、旅順+ウラジオ艦隊を撃滅すれば
ロシアは極東で海上兵力を失い、継戦意思を大いに失う=短期決戦が可能とふんだ
海軍は乗艦将校さえ秘密を守れば、GF規模で動いても秘密を守れる。
282:名無し三等兵
12/04/04 00:44:23.92
海軍の奇襲を成功させるには企画意図の隠蔽が重要。
①陸軍に動員させ、ロシアに開戦意図を悟られてはいけない
②ゆえに山本は、元老会議で伊藤、小村寿太郎らとくんで、終始、山縣、桂の陸軍早期動員令=開戦意図をおさえた
ところが、山本が万全の備えで望んだ開戦当初、旅順口奇襲=旅順艦隊撃滅~旅順口封鎖は、結局失敗した
陸軍は海軍の意を組んで開戦直後まで動員をかけられなかった
だから・・・
(制海権、兵員輸送の船舶量、朝鮮半島北部の悪路、冬季氷結で北朝鮮の上陸不可その他)
このスレで流行の方式で、無関係の時代をぱっと思い付きのアナロジーで引用するなら
ラムズフェルドが空爆と特殊部隊群の投入だけでイラク軍の指揮系統を分断できると思ったら
できずに、米軍は陸戦に望んだらどうなる・・・・いう、イラク戦争当時のIFみたいなものかな・・・
283:名無し三等兵
12/04/04 00:46:02.50
ガダルカナルみたいに海軍の違約(制海権を取れず補給が続かない)で作戦総崩れですね
284:名無し三等兵
12/04/04 13:48:21.22 WE6MzJLo
あのさ、もしかして日本陸軍って対ロシア作戦なしで開戦した可能性ない?
285:名無し三等兵
12/04/04 14:13:22.34
このスレ、レベル高いな!
一例
>>105
>日本海海戦については・・・「日本を救った兄弟のより救った弟の方」については
>島村参謀長役の館ひろしの巴投げとか、東郷の冷たい視線とか
>・・・「最新の史実」を判っているけど直接には描かないのがいいよね
禿同ですたw
286:名無し三等兵
12/04/04 14:23:12.05
旅順要塞での決戦や日本海海戦の同航戦とか、もう感動
287:名無し三等兵
12/04/04 14:39:09.02 8ykvUsoB
日本の戦争は、一般人のいないところで激戦
URLリンク(ichiba.geocities.jp)
日本のかかわった歴史上の戦争で、「市街戦」はほとんどない。
大平原、ジャングル、離れ小島、洋上、・・・・・・。
これは異常だ。
武士の城の攻め落としでも、激しい攻防はない。
常に敗者が火を放ったり、自決する。
実際、城下町での城の攻防は、ほとんど市街戦にもつれ込むはずだ。
城に籠城するくらいなら、民家に地下壕でも掘って、背後から奇襲攻撃するほうが、
作戦的に優れていることは、誰でもわかる。
だが、この、「誰もいないところで戦う」ことに、
古代文明からの、特徴的な「八百長戦争」がある。
( URLリンク(book.geocities.jp) )
288:名無し三等兵
12/04/04 16:09:55.22 Jc1ixIXQ
日露戦争なんて、そもそもやるべきではなかった。シナ朝鮮は放棄して、対馬を盾に10年頑張れば、第一次大戦でロシアは崩壊していた。海軍増強にカネが掛かったろうが、日露戦争の戦費と朝鮮満州に投入したカネより少なくて済んだと思う。
289:名無し三等兵
12/04/04 17:33:11.51
>>288
アホかお前
どうせ第一次世界大戦では朝鮮・満州からロスケを駆逐するまで戦わされるんだよ
290:名無し三等兵
12/04/04 17:39:08.84 WE6MzJLo
教科書的には日露戦争ってなぜ起こったの?
昔習ったはずだけとわすれちまった
日本の南部仏いん進駐と同じでロシアの朝鮮侵略?
291:名無し三等兵
12/04/04 20:37:23.03 vJyR9v10
まあそうだけど
アレクセーエフがニコライからの電報を握りつぶしたのは残念だったね
292:名無し三等兵
12/04/04 20:46:20.20
逆命利君って便利な言葉でさ
どこの国の官僚も自分こそが国益の体現者、
たとえ命令に逆らっても、東方を征服する事こそ、神と祖国と王室の為になるって
結構本気で思いこんでいる
293:名無し三等兵
12/04/05 00:28:33.94
>>287
一向一揆を知らないとは
愚かな
294:名無し三等兵
12/04/05 12:23:58.55 EAQM18J+
満韓交換、つまり朝鮮の領土保全を日本は求めたら、ウィッテみたいに外交的にやんわり誤魔化すかわりに、大国意識剥き出しで軍人上がりの極東総督一派が、保証しないと乱暴に言い切ったから。
当然、日本は反抗しないという前提だから不意討ちになる。
295:名無し三等兵
12/04/06 14:51:49.42
こまけえこたあいいんだよ
あれはロシアの侵略戦争
日本の自衛戦争
296:名無し三等兵
12/04/06 17:59:24.38
バルチック艦隊を完膚なきまで撃滅して、そこが大日本帝国の頂点だったな
297:名無し三等兵
12/04/07 05:18:43.44
日本の頂点は第一次大戦でドイツの植民地を毟り取った所だ
298:名無し三等兵
12/04/07 05:23:36.73
シベリア出兵から下り坂だしな
299:名無し三等兵
12/04/07 08:28:45.68
>>297
馬鹿
1942年の5月だよ
300:名無し三等兵
12/04/07 23:09:16.24 ihwBC3Lz
よく海軍の旅順口封鎖失敗の結果としての乃木の旅順攻略戦というけど、むしろ海軍戦略だけで早期開戦して、封鎖に失敗したとたん、戦略なき陸軍に丸投げ。
乃木と第3軍はその不始末を15000の人命で火消ししたと思うよ
301:名無し三等兵
12/04/07 23:29:25.34 3sO7s6A9
>>299
1989年12月だろ。。。。
302:名無し三等兵
12/04/09 00:26:49.99
学研歴史群像シリーズ24 日露戦争/陸海軍進撃と苦闘の500日(初版1991)に
元防大教授 桑田悦(陸士58期)が旅順攻略戦について短文を寄せているけど
この頃からかね、一般に以下の視点が流布したのは?
①第三軍を北方に転用するには、要塞完全攻略が必要
②ゆえに要塞の外側の高地にすぎない203高地攻略だけでは、陸軍作戦の目的(要塞攻略)が達せられない
③いずれにせよ旅順艦隊は、203高地陥落前、すべてキングストンベンを抜いて自沈していた
④1月1日に旅順要塞が陥落したのは、203高地争奪戦で、ロシア軍が逆襲兵力(予備兵力)を枯渇させた
303:名無し三等兵
12/04/09 13:34:39.90
>>299 コレヒドール米軍陥落をもって東南アジア全域を制覇?
>>301 29日、東証の大納会で日経平均株価が史上最高値の38,915円87銭を記録?
304:名無し三等兵
12/04/10 12:01:16.98
山本ゴンノ兵衛が2月に早期開戦した理由ってなんだろ?
冬季で陸軍は5月まで待たなければ北鮮、満州に開進、上陸展開できないだろうし
日進春日の納品回航で、連合艦隊の戦力が増えるから?
あとウラジオ艦隊が氷結で出撃できないから?
305:名無し三等兵
12/04/12 21:42:51.80
日露戦勝100周年、坂の上の雲のDVD発売もあったけどあんま盛り上がらないね
一応、19世紀20世紀を通して、二国間の戦争としては戦場で戦った兵士の数は1番なんだけど
(二位がイラン・イラク戦争)
306:名無し三等兵
12/04/12 22:08:42.24
別宮暖朗「日露戦争陸戦の研究」(筑摩書房文庫)いうの読んでいるけど
別宮さんって評価はどうなの?
以下、おれが読み取った第1章概要、これだけでも結構、斬新かつなかなか説得力あるが・・・
ロシアが不凍港大連にシベリア鉄道終点を置いて、鉄道経営に腰を入れたとする。
その場合、大連防衛に旅順要塞を新築、艦隊基地をおいて
仮想敵・日本海軍に備えたとする
当時のボロジノ級戦艦の積載石炭で航続距離1300海里
旅順、ウラジオ間の距離1100海里
だから旅順、ウラジオの2港運用の場合、
裏日本全海岸を補給港に使える日本連合艦隊と決戦を行うと燃料不足に陥る
だから朝鮮侵略をして、南朝鮮に海軍根拠地を作りたい
ゆえに朝鮮侵略(鴨緑江朝鮮側に1903.04龍岩浦秘密軍事基地を設置)をした
だから日英同盟(侵略が起きた場合、日英は中国及び朝鮮の相互の権益を守る)発動条項ゆえ
伊藤と小村寿太郎は、条約遵守の為に対露開戦を決意
海軍力だけで対露短期決戦(1ヶ月戦争)が可能とする山本は、陸軍にほぼ内緒、海軍独断に近い形で
1904.02 旅順口奇襲、そして失敗・・・日露戦争は長期化(1年半戦争)した
307:名無し三等兵
12/04/12 22:17:23.68
つまりロシアは海軍戦略=朝鮮南岸の海軍基地獲得の為に
朝鮮侵略を開始(1903.04龍岩浦事件)した
条約や外交で、シベリア鉄道終点の大連港の保全を求める代わりに
軍事的に安全保障を求めて、仮想敵・日本海軍に勝つために
朝鮮南岸を求めた
たしかにこの考えはすっきりするよね
というのは満韓交換論(満州におけるロシアの既得権、朝鮮における日本の既得権の相互保障)だと
なぜ戦争に至ったのか、判らないから
「なぜ遼東半島占領、満州権益だけで、ロシアは満足できなかったか?」
「いや満足するはずだ、満韓交換で戦争には至るまい」というのが
桂や、児玉の陸軍閥の見解。だから彼らは開戦を信じられなかった。
朝鮮における日本権益を保障すると、ロシアは朝鮮南岸進出不可
つまり太平洋進出、両岸ロシア帝国の野望を捨てることになるから
308:名無し三等兵
12/04/15 23:52:09.83
坂の上の雲最終回でバルチック艦隊旗艦に乗っていた旅順帰りの士官
ウラジミール・セミョノーフって、シベリア鉄道か何かで帰ったのかと思ったけど
黄海海戦の生き残りだったんだな
309:名無し三等兵
12/04/16 00:00:59.13
この時、世界の海軍戦術の常識を打ち破ったところの、異様な陣形が指示された。
310:名無し三等兵
12/04/18 09:41:15.00
ドゥーエの空軍力みたいに、権べいは海軍力=制海権だけで戦争するつもりだったんだろうな…
311:名無し三等兵
12/04/18 19:52:17.23 kCzAqeX6
権兵衛は国益と私運が重なる男だと思うと
2等戦艦八雲と快速戦艦オスラビアの模型箱を見比べながら。
312:東郷
12/04/19 01:56:48.28
でもぶっちゃけ初瀬と八島が沈んだ日には
足元が震えるような恐怖を覚えたぜ
国が滅ぶ瞬間をみた気がした
313:権兵衛
12/04/19 10:35:29.85
お前の怠慢だろうが
平八郎
314:伊藤
12/04/19 10:44:22.12
だから止めろというたんじゃ。
315:明治帝
12/04/19 12:05:48.88
東郷を変えてはならん!!
316:牛若
12/04/19 18:58:07.77
どうせわしらは消耗品ですけぇ
317:名無し三等兵
12/04/20 01:03:57.95
日本の第一、第二戦隊
戦艦4隻(18ノット)+装甲巡洋艦8隻(20~21ノット)=12隻
バルチック艦隊の第一、第二、第三戦隊
戦艦8隻(14~18ノット)+装甲巡洋艦1隻(16ノット)+装甲海防艦(16ノット)3隻=12隻
T字戦法とは言わないが、日本側が優速をいかして、常時、12隻で
ロシア艦隊の戦闘5隻を、ロシア後続7隻の射程外で叩いたからな
318:名無し三等兵
12/04/20 14:13:45.93
日露戦争はクロパトキンの馬鹿が撤退せず、攻撃しておれば
日本が負けていたという認識でいいの?
319:名無し三等兵
12/04/20 14:52:56.18
クロパトキンの馬鹿っぷりまで考慮した児玉の作戦だから
しかし極東軍総司令が黒鳩でなければどんな作戦立てたんだろ
320:名無し三等兵
12/04/20 22:42:49.36
クロパトキンはウィッテと並んで
開戦前、対日部分融和派だけどな
でもいい露助なんてものはない。死んだ露助だけがよい露助というから
321:名無し三等兵
12/04/20 22:50:07.22 wPLQ8J6Z
ぶっちゃけ①遼東半島、②満州、③ウラジオ含むウスリー方面が広すぎるんだよ
日本軍がどこを攻めるか判らないし
極東ロシア軍3個軍団で①~③を守るには広すぎる
これは日本軍も一緒、だから①を乃木軍、②を黒木、奥軍しか開戦後、せめられなかった
日本軍の攻勢主軸を見極めて、奥地に釣り上げ
ロシア軍3個軍団(うち1軍は遼東半島で乃木軍に潰されたけど)をハルピンに集中して決戦を挑む
だって、この時点でも②満州=奉天を攻めるか、③ウラジオ・ウスリー方面に来るのか
判らないからね
だからクロパトの後退戦術「とりあえずハルピンまで下がり」は、ある程度、仕方のない部分も
322:名無し三等兵
12/04/20 23:13:48.36
>うち1軍は遼東半島で乃木軍に潰されたけど
乃木GJ!
323:名無し三等兵
12/04/20 23:49:40.41
>>322
まあ、乃木の軍団も半ば潰れたけどな…
324:名無し三等兵
12/04/22 09:19:29.58
半ば潰れたと言うか、中身が入れ代わったと言うか…
325:名無し三等兵
12/04/22 11:14:33.17
>乃木の軍団
知ってる昔ヤマトの裏番組でやってたよね
豊田有恒が原作
326:名無し三等兵
12/04/22 15:25:47.65
ググってそういやそんなものがあったなーって程度の・・・
いやいや、無理を言うな太田君
327:名無し三等兵
12/04/22 15:32:56.30
地方だったから放送時間が違い、両方見れた俺は勝ち組
328:名無し三等兵
12/04/22 15:39:44.33
乃木が奉天に間に合わなければ惨敗してたわけで
329:名無し三等兵
12/04/22 16:01:58.10
そうだそうだ
203高地を落さなければ旅順の陥落もなく
第三軍の北方転用も奉天の勝利もなく
仮に日本海海戦に日本が勝って制海権を得ても
海路、送る弾薬、兵、それに財政が尽きれば無意味だ
そのままロシア軍は満州に居座り、夏季大攻勢で
日本軍を鴨緑江まで押し戻すだろう
330:名無し三等兵
12/04/22 21:36:18.82
>>328
さすがに第三軍が到着しなければあそこで攻勢に出ようなんて思わんだろ
消耗戦でじりじりすり潰されてたかなぁ
331:名無し三等兵
12/04/23 10:50:26.72
軍事的には、日本列島に対して長い横腹をさらす
東清鉄道一本で補給を行うロシア遠征軍の脆さを理解してあげて下さい
332:名無し三等兵
12/04/27 19:29:55.18 lbbbWhLZ
ポーツマスの旗読んでるけど面白いわ
333:名無し三等兵
12/04/28 15:48:14.71
>>332
吉村 昭の著書は面白いわ
ニコライ遭難もお勧め
334:名無し三等兵
12/04/28 16:47:20.58
海の史劇だろ、やっぱり
335:名無し三等兵
12/04/29 08:32:02.63 Vd5fy8jW
日露戦争には不可解なことが多かった
URLリンク(music.geocities.jp)
旅順要塞攻撃もだが、アイヌ人の従軍もそうだ。
336:名無し三等兵
12/04/29 09:53:41.58
また「第三軍は旅順要塞<正面>に無意味な突撃をかけた」か!
旅順要塞は「城壁都市」でなく、あくまで堡塁環状線に囲まれた
縦深防御陣地に過ぎないのに
そこを突破するには堡塁を一つ一つ潰していくしかない
それがいわゆる正面攻撃だ
あたりまえだ、堡塁に向かわずに攻撃は掛けられないからな
じゃあ正面攻撃を避けて堡塁線を抜こうとした
夜間浸透戦術のさきがけ白襷隊はどうなんだといいたい
堡塁の側面を彼らは抜けようとしたんだぞ!
司馬の言う所の「無意味な正面攻撃を避けて」!
337:名無し三等兵
12/04/29 12:54:48.45
そんな電波サイトに、真面目に取り合っても
確かに失敗だったが、着想はまんざら間違ってもいないと思うんだよね>白襷隊
結果だけで論じるのは愚昧だろう
338:名無し三等兵
12/04/29 14:55:20.62 yMrLHMlg
対人口比での動員力がロシアは日本より、すごいけど
この差はどこからくるの?
339:名無し三等兵
12/04/29 15:55:00.43
穴掘って爆薬で吹き飛ばすようなコトもしたんだよな。
ある意味、第一次世界大戦の縮尺みたいな戦争だったのかな?
340:名無し三等兵
12/04/29 16:14:37.74
第一次世界大戦の前哨戦争でしょ?
この戦争の結果、独露仏同盟が崩れて、英仏露とドイツの対立が始まった。
さらばビスマルクの叡知よ!!
341:名無し三等兵
12/05/01 23:59:48.39 8G30RUgM
>>340
第0次世界大戦とも言われてるね
342:名無し三等兵
12/05/02 01:32:21.41
民間人は商売の話を、官僚は権力の話を、外交官は政策の話をする。兵士は何も話さない。行動するのみだ。
だからこそ、戦争に勝利するのは兵士なのだ。
343:名無し三等兵
12/05/03 22:08:42.44
大山巌を参謀に一任して責任だけ取る薩摩の大器というけど
実際の所は、陸大教育を受けた参謀たちが暴走して
戊辰の野戦促成士官にすぎない大山司令官に情報を上げず
大山はそうとう苛立ったらしいね
「児玉さん、きょうはどちらで戦かな」というのは
悠然というより、自分に無断で作戦を展開する
参謀たちへの皮肉や怒りを込めたあてつけらしい
344:名無し三等兵
12/05/04 00:25:26.02
つうと第二次世界大戦の敗戦の原因の一つである参謀の暴走はすでに日露で始まってたのか…
345:名無し三等兵
12/05/04 09:47:58.49
でも、大山巌ってジュネーブ留学して専門的に軍学も学んでいたでそ。
おまけにフランス語ペラペラだったそうだし。
346:名無し三等兵
12/05/04 10:08:28.32
でも、陸大出てない戊辰の野戦促成士官にすぎないんでそ?
というのが、日本の伝統のような気がしないでもない。
347:名無し三等兵
12/05/04 10:18:56.30
>>346
こだまは?
348:名無し三等兵
12/05/04 10:35:45.08
遼陽と奉天の二大会戦だけど
概ね、松川・井口の満州軍参謀がプロシア流とやらの机上の作戦計画を立てて
現場の第一軍、第二軍、第三軍、鴨緑軍の参謀長たちと不仲になりながら
総司令部の権威で、ごりおし、修正を認めずみたいな感じ
問題は、松川・井口に限らずこの時代の参謀教育は、同時代のクロパトキンとかに比べ
レベルが低かったという感じかな
松川・井口は児玉を取り込んで、大山が児玉の顔を立てて、それに文句を言えず不満蓄積という感じ
349:名無し三等兵
12/05/04 10:40:54.16
じゃ何で勝ったのかというと、やっぱ日本軍の士気の高さと現場の智恵工夫
けして軍令が素晴らしかったからじゃない
あと基本的にはロシア軍はいつも遠く策源地のハルピンから
東清鉄道先端で、線路1本で補給を受けつつ外線作戦をしていたから
つねにU字包囲の危険を孕んでいた(突出部の防衛)のに比べ
日本軍は、大連と北朝鮮から2本ないし最終3本の近距離兵站線を維持しつつ
内線作戦を行いえた
350:名無し三等兵
12/05/04 15:41:49.23
軍司令官の奥と黒木が実戦に強い武将だったことが大きい。
特に黒木大将の追撃すべきか留まるかなどの状況判断は的確で
「戦場の臭いで判るんじゃ」と児玉大将も同じことを言ってたし。
後のパットンなんかも霊感のようなもので吹雪で足止めを食ったが
「この雪はじきに止む、さあ進撃だ」と言ったら途端に雪が止み日が
さっと射してきた、というのは実話。
351:名無し三等兵
12/05/04 22:19:07.80
>>346
軍事的経験も知識も一般教養も、幕僚より大山巌のほうが
圧倒的に上だろうになぁ…
352:名無し三等兵
12/05/05 16:41:18.15
>>351
戊辰戦争ではちょんまげと刀を振り乱して戦場走り回ってた人が近代戦で指揮してるって不思議な感覚だ。
353:名無し三等兵
12/05/05 21:29:06.15
年功序列
西郷の親戚
354:名無し三等兵
12/05/06 11:22:49.83
ちょっとうがった見方をすれば。
参謀ってのは随分と楽だ。
試験の成績さえ優秀なら、第一線将校としての有能無能は大して問われずに済む
戦いに勝てば自分の手柄、負ければ現地指揮官や幕僚の責任。
戦況が有利ならそのまま居座ってればいいし、不利になったらさっさと逃げ出せばいい。
……まあ、というような参謀ばかりだった訳でもないだろうけど、これに近い奴は随分居たんじゃないかな
355:名無し三等兵
12/05/06 13:32:28.91
>>354
幕僚と参謀って違うの?
356:名無し三等兵
12/05/06 19:44:28.98
>>355
ここでは
参謀=上級司令部からの派遣者
幕僚=現地下級司令部の参謀
程度の意味だよ
357:名無し三等兵
12/05/06 20:58:56.53
>>354
スレ違いだがインパール作戦ではそのまんまだね。
358:名無し三等兵
12/05/06 22:02:24.89
>>320
広瀬中佐が聞いたら泣くぞ。
359:名無し三等兵
12/05/07 23:14:13.69
>>347
児玉源太郎は初期の陸軍大学校で幹事や校長をやっていたから、
陸大出としても遠慮するところはあったろうね。
360:名無し三等兵
12/05/08 00:19:01.32
仕事を散々引っ掻き回した挙げ句、いつの間にかいなくなって責任は取らない奴
美味しそうなプロジェクトには首を突っ込みたがるが、やばそうな案件からは逃げ回る奴
会社にも役所にも沢山いるよね
児玉がそうだったとは思わないが(第三軍指揮権代行伝説だってどうにも虚構くさい)、
後の辻とか花谷とかは明らかにそういう小役人タイプだったのだろう
361:名無し三等兵
12/05/08 20:51:37.18
辻はどう考えても参謀向きじゃなくて連隊長とかの前線指揮官向き
362:名無し三等兵
12/05/11 21:37:55.76
辻は体が以上に丈夫だしw
363:名無し三等兵
12/05/12 07:33:14.64
無能ではあっても自己宣伝には長けていたんだな
乃木とは対極だ
364:名無し三等兵
12/05/12 08:27:18.44
もちろん江戸時代の幕藩体制も官僚政治だけど
文官と武官を兼ねる「武士」という存在は
視野の広さという点で貴重だね
日本びいきの英ハミルトン観戦武官も、大山巌をそのへん褒めている
逆に国軍教育機関が成立して官僚教育が始まると
初期は結構、夜郎自大な精神がふくらんだみたい
つまり「おれは参謀教育を大学で受けたのだから、
現場視察などせずとも地図上の地形と書類上の部隊序列で
戦争計画を立てられる」
「現場のノンキャリアに意見されるいわれはない」
ほら戦後のパナソニックとか日立とか
設計屋でも営業でも会計でもひととおり「現場」を経験させるという
プロレタリアートな事が、初期の参謀教育(大村益次郎~日清日露)では
やや欠けているような気がしてならない
365:名無し三等兵
12/05/12 21:13:15.05
>>364
いやそのへんは、ドイツ参謀本部の制度取り入れてるから、ちゃんとやってるよ
ラインとスタッフのジグザグ体験とかな
ただ陸軍の場合は結局、現場がしんどいからどうしてもエリート様は逃げたがるんだわw
将官だってキャンプ生活だし、責任はやたら重いからな
これが海軍だと、省部で書類仕事やってるより艦隊勤務のほうが気楽で居心地よかったりするから、現場に人気が出るわけだが
366:名無し三等兵
12/05/13 10:50:31.11
軍隊組織を上手く泳ぎ回って、楽して出世しようとしか考えていない俗物からみれば、
そりゃ乃木さんみたいな聖将は疎ましい存在だったんだろうねえ
そういう連中の言いふらした陰口悪口に乗っかったのが司馬さんだったと
367:名無し三等兵
12/05/13 11:49:36.86
人間として立派というなら、ヒデキも立派な人間。
大抵そーゆー立派な軍人としては無能。
368:名無し三等兵
12/05/13 11:50:26.82
訂正
大抵そーゆー立派な人間は軍人としては無能。
369:名無し三等兵
12/05/13 12:00:11.75
>>367
人の好き嫌いが激しくて、親分にはつくし子分は可愛がるが、嫌いな奴は
とことん冷遇というのが、「立派な人間」だとはとても思えないが。
引き立てた子分が「逃亡将軍s」だったりするんだから、何をかいわんや
だが。
370:名無し三等兵
12/05/13 12:38:10.21
そういえば、坂の上の雲第三部で
乃木はなにかといえば津野田と会話していたな
早稲田の書生気分の若手参謀とか
現場および満州軍派遣参謀からも悪く言われているけど
津野田はなくなった次男に似て
可愛かったんだろうな
371:名無し三等兵
12/05/13 12:43:18.70
「進めぇ!首山保の敵など大したことないのだ!」
(遼陽戦)
「いやあ、難戦でしたな」
(黒溝台?秋山旅団長の警告を無視)
「おい、聞け!総司令部は第三軍に多くを期待していない」
(奉天戦で、第三軍の若手参謀津野田あいてに)
NHK坂の上の雲より満州軍作戦参謀松川の失言録
東映の203高地だと、丹波総参謀長の懐刀としてそれなりに見せ場があったけどな
372:名無し三等兵
12/05/23 22:16:27.25
ポーツマスの旗、読み始めたけど面白いね
これよむと、確かに10万の将兵、20億の国幣であがなった満蒙特殊権益を
失うわけに行かないと、やがて満蒙領有論、満州事変につながる真情はわかるな
373:名無し三等兵
12/05/24 00:19:48.98
日露戦争時の戦場で偵察用に作製・使用されたと推定される地図について/金 美英(全文、27.9MB)
URLリンク(www.let.osaka-u.ac.jp)
374:名無し三等兵
12/05/24 18:57:58.57
>>372
今、そのしっぺ返しか日本がチャンコロ、チョンにことごとく
なめられた上にご機嫌うかがってるもんなあ。
375:名無し三等兵
12/05/24 19:24:58.12
平気で嘘は吐く、約束は守らない、強い者には媚びへつらう、弱い者には居丈高になる
シナ人や朝鮮人と付き合うと、こちらまで腐ってくる(腐らないと付き合えない)からなあ
まあ、個人的にはマトモな奴もいるんだが
将兵の血で贖った土地を失うわけにいかない、という気持ちは判るんだけど、
ロシアを一発ぶん殴ったら、あとは満州も朝鮮も英なり米なりにサッサとくれてやって、
我関せずを決め込んだ方が良かったんじゃないのかな
まあ、後知恵だろうけどね
376:名無し三等兵
12/05/24 20:23:44.70
ロシア軍による日露戦争戦場の地図作製/金窪敏知
URLリンク(www.let.osaka-u.ac.jp)
377:名無し三等兵
12/05/24 22:38:41.26
なにかの間違いで伊藤博文が暗殺されずに伊藤の意見が通って韓国を併合せず保護国のままにしておく、といっても
韓国は日本と協調してくれたかな?
日本に支援を仰ぎながらも自分で近代化して日本と二人三脚で東アジアの安定に寄与してくれるなら
日本の負担も相当軽減されたんだろうけれど、どんなに妄想重ねてもそんなにうまくはいかないよな
378:名無し三等兵
12/05/24 23:19:40.54
併合だってむしろ向こうが望んだことだもんなあ
もし仮に日本が対露戦勝の後、満州と半島から粛々と撤兵していたら?
やっぱり自立なんか不可能で、ふたたび清の属国化してたんじゃ?
とうぜん近代化もありえず、相も変わらぬ極貧国のまま
で、「どうしてあの時併合してくれなかったニダ!」と逆恨みされる、と
379:名無し三等兵
12/05/24 23:25:52.09
>>378
当時のチョンの本音は鎖国を続行したかったはず。
日本も少なくとも海軍はロシア海軍を完膚なきまで叩きのめした。
米英と協調路線をとれば島国の日本を侵略する驚異のある国はなくなったんだから
満州はアメリカと共同経営で良かったのに惜しまれる。
小村が余計なことしたなあ。
380:名無し三等兵
12/05/25 20:27:49.39
>>379
後から評価すれば正にその通りなんだが、強大な米英資本が満州に入ってくることを、
暴動まで起こして講和に反対した国民が果たして許すかな?
それをやってみせるのが大政治家だとは思うけどね。
381:名無し三等兵
12/05/25 20:44:01.47
まあ当時は競争力が懸絶してたからな
自由競争では勝てないという現実への認識が、変な排外主義につながっていくわけだが
ただそれでも、大陸経営には鉄道運営だけでも膨大な資金が必要だったわけで、その資金源はアメリカ以外ありえなかったのにね
382:名無し三等兵
12/05/25 21:08:35.17
if話とかしょーもないけど
満州に英米引き込んでたら後のWW2がかなり変わってたと思うんだ
383:名無し三等兵
12/05/25 21:17:52.35
仮想戦記だったらそういうのあるぜ?
なぜか、日本が第一次世界大戦に
参加してたりとか、別の所で悲惨な
状況になってるけど
384:名無し三等兵
12/05/25 21:51:07.70
仮想戦記ってジパングみたいなタイムスリップもの?
赤城と加賀が1904年にスリップしたら陸海とも空からの援護で圧勝だ。
逆にロシアが仮想戦記作ったらT-34を100輌と原潜1隻スリップさせて日本を属国にしてる。
385:名無し三等兵
12/05/25 22:06:23.75
なぜか日本が3枚舌な連中に言いくるめられて
ヴェルダン要塞に攻めてきたドイツ軍に白襷隊で
夜襲かけたり、ユトランドで第二巡戦戦隊に
参加、させられてた金剛がデアフリンガーの
直弾食らって真っ二つに折れて沈んだり、
とかそんな世界のお話。
ちなみにその海戦に参加して大ダメージを
食らった世界一(完成当時)の戦艦、扶桑が
航空母艦に改造させられてた。
そんだけ犠牲払わせれば、コメ国はともかく、
英国と仏蘭西は仲良くするわな。
386:名無し三等兵
12/05/25 23:57:51.84
でもそれって、日本は東洋での欧米列強の番犬になれ、ってことだろ
そりゃ現在の視点で見れば、シナやチョンと関わり合いになるよりはそっちのがマシだったと思うよ
しかし明治末の段階ではまだ、あいつらがそんなにウザくて悪辣な連中だとは、
殆どの日本人がまだ気付いていない訳だから
国民大衆が「アジアの国々が手を組んで悪い白人を追い出そう」って大アジア主義的な思想に惹かれるのも
ある意味仕方が無いとは思うな
387:名無し三等兵
12/05/26 08:10:56.53
欧米列強の番犬になれ?
実際に第一次世界大戦に参加して国力が
疲弊してそんなこと出来ません、てのが根底に
あって、その中で満州も自由貿易圏にして
先進国で共存しましょうや、て流れになっている。
国民はと言えば、海戦ですぐに使えなくなる戦艦を
増産しようとしたり、逆に独の通商破壊に対策せず
多大な犠牲者(戦死者の半数)を出した海軍に
対してのお怒りで頭が一杯のようだ。
(まあアメリカに対しては、先の大戦でも見たように
あまり役に立たない()戦艦の軍縮を更に加速し、
なぜかその過程で廃棄した伊勢山城をブラジルや
メキシコに鉄屑材料として(砲弾付で)売却、で
あまり好い感情は持たれてないw)
まあその間隙をついて蒋介石が上海などに
ちょっかいを出して日本が迎撃、て話になってるが
それも蒋介石の後ろについてるにっくき()ドイツとの
抗戦、てのがメインだったな。
388:386
12/05/27 09:47:58.04
>>387
ああ、別にその架空戦記とやらについて述べた訳じゃないんだよ
紛らわしい書き方をしてすまん
兵頭二十八の新刊を読んだら、日露戦争後の経済政策としては、
減税と軍縮をして、浮いた国力を東北・北海道の産業開発に回せばよかった―
てなことが書いてあった
ああ、なるほどなって思ったよ
なんか震災後の日本とダブって見えるね
389:名無し三等兵
12/05/27 09:59:33.73
>>388
>兵頭二十八の新刊を読んだら、日露戦争後の経済政策としては、
>減税と軍縮をして、浮いた国力を東北・北海道の産業開発に回せばよかった―
アメリカがグレートホワイトフリートで(平和的に)押し寄せてきたり、
ロシアの陸軍の本体がほぼ無傷の状態で?
そっちこそかなり空気が入ってる気がするな。
まあX島での話のように、もっと追い込まれてるなら
それもありかもしれないけど
390:名無し三等兵
12/05/27 10:32:25.76
本日は日本海海戦記念Dayですぞ。
391:名無し三等兵
12/05/27 10:51:08.74
>>389
たしかに当時の情勢では、軍縮は無理かもしれんね
しかし半島や満州に国力を突っ込むぐらいなら、内需主導による発展を目指した方がマシだったと思う
所詮はそれも後知恵かな
392:名無し三等兵
12/05/27 10:59:45.22
内需が確保できたかて言うのが疑問だなあ、
東北方面なんて不作ばかりだし。
ただ、またX島記載だけど、そもそもあそこらは
米作中心にするようになった江戸時代から
飢餓に悩まされるようになったから、大陸、
ないしは以前のように雑穀やら麦やら、後
酪農とかにシフトしてたら十分食っていけ、
内政に関してはもっとマシになったかも。
その辺、二十八の新刊ではどう書いてるの?
393:名無し三等兵
12/05/27 11:22:05.48
>>391
その後のWWⅠの時に空前の特需と好景気に湧き、米英とは友好的な協調路線だったので
ここで国防方針を軍縮方向に向けられれば良かったが、青島や南洋のドイツ領を貰って
美味い味をしめちゃったから、これが後の満州、日華事変へと続く事になるとはね。
これ以上は日露から脱線するので止めとく。
394:名無し三等兵
12/05/27 11:38:54.65
>>392
テーマが函館戦争なんで、そこまで突っ込んだ記述があるわけじゃないよ
基本的には今までの著作と同様の説明
一部だけ抜粋
「(前略)ところが、デンマーク型の有畜&粗放畑作をベースとした自給経済は、
入植者に単に「コメ本位経済」を捨てさせるにはとどまらず、日常的に肉食し、
乳製品を多く消費し、コメ食をすっかり忘れることも強いるのです。これが、
日本人には、とうてい受容不可能な食文化なのでした。
(中略)第二次大戦中の南方戦線で、日本陸軍の島嶼守備隊が、コメ中心の
糧食兵站にこだわっていたために、考えれば回避できた飢餓にわざわざ苦しむことになりました。
同じ問題は、北海道の攻防戦で既に発生していたのです。そしてその教訓は、
帝國陸軍が消滅するまでの70年間、遂に生かされませんでした。(後略)」
国策としてもっともっと畑作と畜産を奨励し、岩手以北の無理な稲作は極力止めさせるべきだった、
ということかな。いやまあ、当時の政治家官僚も出来ることはやっていたんだろうけど
395:名無し三等兵
12/05/29 01:56:31.16
ドイツ帝国の皇帝ヴィルヘルムⅡ世が、日露戦争で、
「有色人種のロシアを支援するイギリスの行いは、白人種に対する裏切りである。」
と言っていましたが、
何故ヴィルヘルムⅡ世は、白人国家のイギリスを批難し、
蒙古系有色人種国家のロシアを擁護したのでしょうか?
396:名無し三等兵
12/05/29 02:58:27.98
日本はロシア軍に対し万歳突撃や肉弾攻撃を繰り返したので20万もの死傷者が出た。
兵士よりも、まずは榴弾砲、迫撃砲、重機関銃、軽機関銃、弾薬を買い揃えるべきだ。
397:名無し三等兵
12/05/29 03:00:14.90
米飯に固執せず、麦、芋、雑穀、乳製品を喰うべきだった。
この点では戦後日本は上手くやっている。
398:名無し三等兵
12/05/29 03:32:02.50
日露戦争の時に大和があれば、旅順港外側からの艦砲射撃で旅順艦隊全滅できたんじゃね?
399:名無し三等兵
12/05/29 09:28:31.07
>>394
なんせ、麦とかは単なる代用食で、絶対に米がいいという価値観だものなぁ。
糧食にまで白米求め、結果陸軍で脚気の大量発生に…
400:名無し三等兵
12/05/29 11:51:12.40
>>395
起きたら落ち着いてもう一度推敲して書き込みして下さい
401:名無し三等兵
12/05/29 16:34:05.30
>>398
46cm砲なら旅順要塞も粉々に出来ただろうな。
でもそういう妄想しても空しいな。
402:名無し三等兵
12/05/29 19:54:56.66
>>399
当時の日本人の「白米嗜好」は、飽食の時代に生きる我々には想像もつかないものだったんだろうね
いや、本質的には今日も変わっていないかも
クソ暑い中東にわざわざ冷凍寿司を持ち込んだりとか……
403:名無し三等兵
12/05/29 20:06:02.04
切実な問題として、米食わないとクソの切れが悪くなるんだよな
腸の長さの関係なのか知らんが、普段食うものに身体が適応してるからねえ・・・
404:名無し三等兵
12/05/29 20:18:27.55
前一週間コメ抜いたことがあって、2~3日寝込んだな。
今は大丈夫だから、それなりに順応できるんだろうけど
405:名無し三等兵
12/05/29 21:27:50.44
「我々日本人は二千年以上もの間、米の飯ばかり食ってきたので、身体がそのように出来てしまっておるのじゃ」
と、斎藤一が『一刀斎夢録』で語っていたけど、案外その通りかもしれんね
やっぱここぞというときは、御飯を食べないと力が出ないもんなあ
で、いざ飢餓に直面してから慌てふためいてももう遅い、と
406:名無し三等兵
12/05/29 21:31:34.20
その辺りは、戦後のGHQ/官僚様のお陰でコメ依存症から
少しずつ体質改善するような。
「知ってるか?コメを食ったら頭悪くなるんだぞ!!1!」
407:名無し三等兵
12/05/29 21:36:27.20
コメ好きじゃないから一週間コメ抜きでも余裕だぞ
つまりただの好み
408:名無し三等兵
12/05/29 21:39:01.88
突然抜くとダメ、て事。
まあ代わりにアイスクリームとか小麦粉の
捏ねたものとか漠々毎日食ってると、そりゃ
可笑しくなるw
409:名無し三等兵
12/05/29 22:30:05.19
>>399
白米でも良いから、玄米、小豆、麦を10%以上混ぜていたら脚気が蔓延せずに済んだのにw
410:名無し三等兵
12/05/29 22:31:27.83
ドイツ帝国の皇帝ヴィルヘルムⅡ世が、日露戦争で、
「有色人種の日本を支援し、白人のロシアを攻撃するイギリスの行いは、白人種に対する裏切りである。」
と言っていましたが、
何故ヴィルヘルムⅡ世は、白人国家のイギリスを批難し、
蒙古系有色人種国家のロシアを擁護したのでしょうか?
411:名無し三等兵
12/05/29 23:03:49.94
>>409
米しか食わんからなぁ。当時の兵隊連中は。
412:名無し三等兵
12/05/30 05:31:24.01
>>410
皇帝が従兄のロシア帝国を「蒙古系有色人種国家」等とはは思ってなかったからです
413:名無し三等兵
12/05/30 06:41:49.51
>>411
軍隊に入れば白い米が食えると評判だからな
414:名無し三等兵
12/05/30 06:46:58.94
いよいよ今日は決死の突撃だ、って朝に何を食べたいかといえば、
やっぱり白いご飯に温かい味噌汁だと思う
海兵隊みたいにビフテキと卵ってのは、ちょっと…
415:名無し三等兵
12/05/30 23:01:35.25
日本人なら、カレーだろ
416:名無し三等兵
12/05/30 23:55:46.88
日露戦争当時の陸軍にはカレーはまだ広まってなかったろ。
現代ならゲンを担いで「勝つ!」でトンカツと米に味噌汁かな。
417:名無し三等兵
12/05/31 00:08:38.96
カツ丼だろ
418:名無し三等兵
12/05/31 00:12:40.76
カレーは海軍
419:名無し三等兵
12/05/31 07:25:52.90
1000 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 16:24:39.89 ID:???
どうせなんで
日本軍従軍時代は、村上は砲兵として才能を示したため、
何度も異動勧誘があったものの調理任務は上官が拒否しており、
本人も戦闘に従事する事を望んでいた。しかしながらその経歴から、
公式ではなかったが従軍のコックも兼任している。
中国展開中、決死隊に最後の料理を出す際に食料不足な持ち物から
カレーを作ったり、シベリア抑留中には瀕死の兵士の希望により
リンゴをパイナップル味に真似たデザートを作ったという。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
420:名無し三等兵
12/05/31 13:26:34.54
日本人が米に限らず食い物に賭ける執念は凄まじい物があるよな
東北とか本当は米の生産に向いていないのに無理矢理米を生産して
ついには寒冷地用の米を開発しちゃうくらいだし