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韓国原子力研究院の技術輸出、初の1千万ドル突破
聯合ニュース 2010年12月27日(月)15時3分配信【大田27日聯合ニュース】
韓国原子力研究院は27日、
ことし25件・1320億ドル（約10兆9402億円）の輸出契約を締結し、初めて1000万ドルを上回ったと明らかにした。
昨年の15件・306万ドルに比べ、件数で66．7％、金額では331．4％急増した。
主な輸出実績をみると、ヨルダンの研究用原子炉建設事業で700万ドル、アルジェリアの甲状腺がん治療用医薬品の生産施設提供で156万ドルの契約を結んだ。
日本とデンマークからはシリコン単結晶（インゴット）に中性子を照射する中性子ドーピング（NTD）法の提供で252万ドルを受注した。
原子力研側は、ことしは量的な面だけでなく、輸出先が米国、日本、フランス、デンマーク、ロシア、ノルウェーなどに多極化するなど、名実共に原子力技術をリードする国としての地位を固めたと評価した。
技術輸出の主導権を維持するため、基幹技術の開発に努めるとともに、海外で技術展示会・説明会を開催するなど海外マーケティングにも注力する方針だ。