11/12/23 13:28:53.65
では塩津が尻馬に乗って批判する学術分野ではどうなっているだろう。
Geniiで調べた。
清末中国の「聯日」外交論に関する研究 2007年度~2008年度
URLリンク(kaken.nii.ac.jp)
李鴻章と伊藤博文 : その政治行動様式の比較研究 平成13年9月30日
江南製造局 -李鴻章と中国近代軍事工業の近代化(1860-1895) 2011-07
URLリンク(jairo.nii.ac.jp)
日清戦後の対清日本外交と国際関係 : 李鴻章の政治的後退と三国干渉の決着 2011-03
URLリンク(jairo.nii.ac.jp)
雑誌記事も定期的に出ていることは言うまでもないのでここでは言及しない。
要は、上記の新書を書いた岡本隆司という人物は、孤高の研究者として19世紀の清の外交官を
「発掘」して見せたわけではなく、最近のレビューをベースに一般向けに本を書いたということでは
ないのだろうか。無視する学会、存在しない伝記などという話を簡単に垂れ流してしまう
人物が塩津だということは言える。自分に都合の良いシナ蔑視の情報に甘いから思考がおかしくなるのだろう。
伝記に余計な「背景」を加えることで、その本の価値まで貶めてしまう。これでは
当該書の魅力も半減してしまうのではないだろうか。
いずれにせよ、塩津計なる人物の情報は、鵜呑みは避けたほうが賢明な模様.
その信頼性についての考察は、上記を参照されたし。