12/02/24 22:37:09.68
「可能性」が消えました
251:名無し三等兵
12/02/24 22:56:46.56
俺はTBSシステムがどんなものか知らないので、なんとも言えんが、
南雲が変針のため微弱電波を出した時、300海里後方の大和でも受信したと聞く。
(アメリカ側は傍受しなかったそうだ)
だから仮に米空母が艦載機との交信にTBSシステムを利用して、その電波を
クエゼリンあたりの6Fが傍受したという話なら、有り得なくはないと思うな。
ただ根本的な疑問なんだが、TBSシステムは超短波だから視界以上は届かない
という話なら、それなら発光信号で事足りると思うんだが。
無線電話でなければならない理由はなんなんだろう。
いくら遠くまで届かないからといって、そんな日常的に使っていたのだろうか。
奇襲を前提とする作戦行動中なのに、だ。
無線封止をやかましく言われるのは、もしかして日本海軍だけなのか?
なんかこう証言や戦記ばかりだとすっきりせんのだなあ
252:名無し三等兵
12/02/24 23:34:43.89
戦記は読み物として楽しむものであって、史料にしたりとか史実を解明してスッキリする為のもんじゃない
あくまで当時の雰囲気を味わえるというだけ
253:首席参謀
12/02/24 23:37:08.94 4iXg6Rii
>それと証言なんて、元々人間の記憶が曖昧な上に、同一人物の証言でも時代と世相でコロコロ変わるもんだ
だから、複数証言の共通項を探りながら、このあたりが真相か、って推察するしかないわけでね。
①大和の敵信班傍受説
佐々木GF航空参謀
佐薙メモ(6/17) 当時・軍令部部員
②6F傍受説
高橋6F通信参謀
中島2F通信参謀
③大本営特情班傍受説
黒島GF先任参謀
佐薙証言(亀井宏「ミッドウェー戦記」)
GF通信参謀の和田雄四郎中佐は
「1航艦はGFより優秀な敵信班を持っている上に敵に近いので当然受信しているはずだ」
という意見を述べたと、【(少なくとも)佐々木氏は言っています】、
ということ。和田参謀本人が大和敵信班傍受を直接証言してないから、和田証言と言われるものはオミット。
佐々木証言の他に、和田参謀の証言があるなら、是非教えて欲しいものだ。
②③の共通項は、誰がミッドウェー北方と判断したかは別にすると、
東京から、作戦実施部隊に「ミッドウェー北方に敵空母らしきものあり」という電波通信が存在する、ということ。
4証言あるわけだし、東京から電波通信があった可能性が極めて高い、と個人的に判断したいね。
通信参謀が大和傍受説を打ちだしてるのは、(今のところ)佐々木参謀の回想の中での和田参謀のみ。
当事者の高橋通信参謀、及び中島通信参謀が、揃って6F傍受説というのも、そう判断した補強材料。
254:首席参謀
12/02/24 23:46:24.52 4iXg6Rii
>>251 超短波、一般的に解り易く話しをするなら、
日本のFM放送の電波、1-12chのテレビの電波が超短波(VHF)。
東京タワー 333mの高さがあれば、関東一円に電波を届かせることが可能。
空母の高さはせいぜい数十mだとしても、艦載機が高度数千mでVHF電波を発信すれば、
数百浬後方に届いたとしても、ありえる話しだと思うな。
「TBSシステムは超短波だから視界以上は届かない」って記述、そういう意味では嘘っぽいネ。
255:名無し三等兵
12/02/25 00:02:09.33
中島は自分で確認したのでない、また聞きレベルだから和田通信参謀と同レベルだぞ
しかも東京から放送があったとして、ソースが6Fからの情報と断定できる要素もない
高橋証言にはそれに反する証言もあるってのも考慮してほしいね
それと米空母が電波を出した証拠もなく、単に日本側が米空母「らしき」呼出符号と勝手に判断しただけ
どっちにしろ推測だけじゃ何も解明できないよ
あくまでそういう話もあるってレベルでしかない
256:首席参謀
12/02/25 00:43:59.83 sE6QDdF6
>>255 大和単体では、ミッドウェー北方と断言できる機材も人材もない、って証言してるじゃん。
6F傍受の可能性、彼はそういう話しがあったと知ったうえで、全く否定してない。
更に言えば、大本営特情班傍受の話は全く切り出してないしね、海軍反省会の場では。
高橋証言にはそれに反する証言って、6F参謀長の証言のことかな?
「記憶に全くない」という証言だったら、反してる証言とは言えないよ。
「そんな事実はない」という証言だったら、反してる証言だけどね。
6/4の2040の東京通信隊の放送に、ミッドウェー方面の敵情、何が打電されていたのか、
どこかに正確な記録残ってないものかねぇ…
一水戦の通信参謀とか田中少将の日記があれば、それに記載されていそうな気がするね。
飛龍会の記録とか、どうなってるんだろ?
257:名無し三等兵
12/02/25 07:56:34.59
>>256 だからさ、日本側だけで検証しようとしても証言しか残ってないんだから堂々巡りになるだけだって
とりあえず6/2~6/3あたりに米空母が電波を出したっていう資料を出してくれよ。
プランゲ本は日時が明記されてないし、TBSが禁止される前どの程度の頻度で使われていたかも不明だから、
それこそ「電波を出した可能性はある」程度のことしか言えないよ。
何度も言うけど、自分で言い出したことなんだから、責任もって答えてね、首席参謀どの
258:首席参謀
12/02/25 10:10:34.03 sE6QDdF6
>>257 ブーメランしようか?
「米軍が、6/2-3あたりに、空母・索敵機その他一切合財を含め、【完全に】無線封止を実施していた」と、
米軍無線封止派が主張して、小職に反論したいのだったら、
米軍無線封止派が「責任を持って」資料を小職に提示すべきものだねw
スプルーアンスの無線封止指示が何月何日に出されたものか、
それすらまだ特定できる資料を見つけられないんだろ、キミたちは?
259:名無し三等兵
12/02/25 10:59:46.23
これ以上やっても意味ないから、もう終わりにしたら?
260:名無し三等兵
12/02/25 13:06:21.18
真珠湾攻撃で南雲艦隊は完全な無線封止はしていなかった可能性がある!
奇襲が成功したのはルーズベルトの陰謀なんだ!
みたいなアメリカの歴史修正主義みたいだな
山本がフリーメイソンで、わざと負けるように仕向けたんだ!とか
261:名無し三等兵
12/02/25 14:12:11.42 9GHX6g6Q
電波の到達範囲を周波数だけで語る馬鹿が何を偉そうにしているんだろう
出力や地域や季節は無視ですか?
262:名無し三等兵
12/02/25 15:00:10.79
>>258
>スプルーアンスの無線封止指示が何月何日に出された
常識的に考えて、無線封止の命令って出港前に出すもんだけど
これから奇襲しようってのに、出港から数日立って漸く無線封止開始なんてあり得ないし
出港後からじゃ各艦への命令伝達も難しい
スプルーアンスの着任自体が出港二日前だし、ほぼ特定できるじゃない
常識が通じない人みたいだね
263:名無し三等兵
12/02/25 19:41:25.48
>>257 分からないなら分からないって言えばいいのに・・・子供だねえ
結局、米空母が電波を出したという証拠は得られない。
よって6/2あるいは6/3に傍受したと言われる6F情報は誤報の可能性もある
ゆえに1AF司令部が東京放送を握りつぶしたというのも、妄想に過ぎないかもしれない。
貴官の主張は、要はその程度のものだったというわけだ
お疲れさん
264:名無し三等兵
12/02/25 20:01:56.91
アンカーみすった、すまん
>>263は>>258に対するレスね
265:名無し三等兵
12/02/25 22:21:04.35 8Fcz2yDh
プランゲは6月2日(ハワイ時間)にスプルーアンスが配下の将兵に対して、艦隊が
「ミッドウェー攻略を目指してくる日本艦隊をミッドウェー北東で待ち伏せする。そのために
には我々の存在を(絶対に)知られてはならない」という趣旨の発光信号を送ったという。
「エンタープライズ」の航海日誌によるとこれは6月1日(ハワイ時間)のことだ。ただし
信号が送られた時刻の記載はないので、昼ごろかもしれないと想像するしかない。
これ以降(6月2日日本時間)第16機動部隊に関しては「完全無線封止」に入ったことは
間違いない。後続の第17機動部隊については不明だ、
266:名無し三等兵
12/02/25 23:33:52.43
これで決まりか。
>①大和の敵信班傍受説
>②6F傍受説
>③大本営特情班傍受説(>>253)
彼らはいったい何を傍受したんだろうねえ
267:名無し三等兵
12/02/26 01:31:42.77
なんかウダウダ言ってるみたいだけど、
電波キャッチ。これで敵空母が近海にいる事を確信したぞ。だからミッドウェー空襲は夜間発進の夜間爆撃に変更だ。
↓
勿論空襲成功だ。滑走路に穴空けたから当分使用不能になったぞ
↓
利根機が米空母を見つけたぞ。電波キャッチ効果で兵装転換してないから発進出来次第、艦爆36機と艦戦隊は出撃だ。
↓
80%の命中率、悪くても60%だから、この攻撃で空母3隻大破と言ったところだね
↓
俺名将杉ワロタ
どーせコレが言いたいんだろ?
ヤケに電波に拘っているみたいだけど、未だに妄想海戦大勝利を語りたいって事なのだろう?
268:名無し三等兵
12/02/26 02:44:59.00 BGtH2vz/
>>266
I will try to ask the researchers of Battle of Midway.
269:名無し三等兵
12/02/26 08:43:14.02
>>265
質問。
>配下の将兵に対して
この発光信号が届く範囲は、TF16だけ? ラッキーポイントでTF17と合流後の話?
TF16とTF17の統一指揮は、(TF17)フレッチャーが執るわけだから、
スプルーアンスが出せる命令の範囲は、TF16まで、だろうとは思うけれども。
>「エンタープライズ」の航海日誌によるとこれは6月1日(ハワイ時間)
プランゲと日付が1日ズレてるね。
>後続の第17機動部隊については不明だ
プランゲ資料では、TF17が無線封止を行っていたと読み取れるモノが見当たらない、
ということ?
270:名無し三等兵
12/02/26 09:56:34.07
じゃあ俺は首席参謀に質問
海軍反省会にあるという、中島参謀の発言該当箇所を原文のまま抜粋してほしいのだが
原文でないと中島が具体的にどういう表現で発言してるのかわからない
どうして放送内容の情報源が第6艦隊からだと判断したのか等特に
271:首席参謀
12/02/26 11:41:21.33 U7BVMcio
>>270 p180がまるまる該当箇所。本屋で立ち読みするなり、図書館で見てくれば?
半分ぐらい引用。
大和にどんな装置があろうともですね、ミッドウェーの北東方面なんて、わかるはずがない。
これ、なんだっていうと、その頃、6艦隊で、高橋という通信参謀がおりまして、
そこでアメリカの母艦と航空機が通信しておるのを、クエゼリン方面で傍受した。
これは大変だっていうわけで、方位測定をやらせたところ、
大体ベースが短いのではっきりはわからないけれども、ミッドウェーの北東方面だったと。
これは大変だというので、すぐに電報を打ったと。
で、しかも、その電報がですね、打ったのを、東京放送に掛るのを確認していると。
どこにも伝わったはずだと、ところがこの電報を受けたということを、連合艦隊の司令部には記録がないんですね
母艦と航空機との通信、と中島参謀は聞かされてるみたいだね。
272:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/02/26 11:44:00.70
ナゾだらけだねえ
273:名無し三等兵
12/02/26 11:44:33.12
もうひとつアメリカ側の資料を出しておこう。ウォルター・ロードの『逆転』より。
5月31日(日本時間6月1日)の描写だ
「(燃料補給を終え、補給隊を分離した後)
進撃を続けた第十六任務部隊には、感動の光景はほかにも見られた。
パイロットの中には、絶対の無線封止のことを考えると(それは索敵飛行中にエンジンが故障したときでさえ
母艦に救助を要求できないことを意味していた)うつろなさびしい気持ちをした者もいた。」
6/1時点でTF16がすでに完全無線封止に入っていたことを意味する。
「6月2日(日本時間3日)正午近く、二機のヨークタウンの飛行機が突然南方から姿をあらわした。
エンタープライズの上空を低く旋回し、メッセージの入った報告球を投下した。
それはフレッチャーからのメッセージで、集合時刻は午後3時30分になるだろと書いてあった。
午後0時8分、第十六任務部隊は探照灯を明滅しながら付近の海面をまわり、反転して東の針路を低速で航行しはじめた。
すると午後4時直前、北緯32度4分・西経172度45分の地点で、前方の水平線にマストを発見した。
こうしてスプルーアンスとフレッチャーは”幸運点”で合同したのである」
報告球を使用しているから無線封止を発令済みであると推測される。
TF17がいつから無線封止に入ったかは明記されていないが、TF16と同時期と考えるのが妥当なところかと。
274:名無し三等兵
12/02/26 11:51:06.94
このように、「米軍無線封止派」がまがりなりにも資料を提示しているのにもかかわらず、
首席参謀はあいかわらず”座談会”での証言のみだ。
プランゲやロード本は戦記小説であって全面的に信用するわけにはいかないが、
細かいところまで日時を記述しているところからも、アクションレポート等の一次資料を元にしていると推定される。
私自身が調べたわけではないので詳細は不明だが。
座談会というのは当時者の発言とはいえ、何十年も昔のことを思い出して言っているのだから、
当然記憶違いやもの忘れもあるし、本人が保身のため嘘を言っている可能性も否定できない。
どちらが信頼できるかは明らかではないのか?
275:名無し三等兵
12/02/26 11:58:45.93
>>274 確かにそうだよな。
>>271と>>273を読んで、どっちが信用できる?って聞かれたら、言うまでもないだろう。
中島参謀の話って、具体的なことがないし、だいいち当事者でもないんだから
276:名無し三等兵
12/02/26 12:00:40.86
>>271
原文の表現を読む限り、単に中島参謀が戦後になって、第6艦隊の高橋通信参謀の証言があるって事を紹介してるだけに読めるんだけど
ミ海戦時のリアルタイムで、中島がその現象を見たり聞いたとかの話ではないでしょ
単に後になって高橋参謀から直接聞いたか、戦後に書籍で知った知識を紹介してるだけに読める
277:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/02/26 12:06:28.81
海軍の艦隊組織と言えば聞こえはいいけど、ようは官僚組織だしねえ。
意外とMIの戦訓と同じで、知らない部署は戦後まで知らないとかあった可能性は大きいな
278:名無し三等兵
12/02/26 12:08:42.19
つまり
>その頃、6艦隊で、高橋という通信参謀がおりまして、
>そこでアメリカの母艦と航空機が通信しておるのを、(高橋が)クエゼリン方面で傍受した。
>これは大変だっていうわけで、(高橋が)方位測定をやらせたところ、
大体ベースが短いのではっきりはわからないけれども、ミッドウェーの北東方面だったと。
これは大変だというので、(高橋が)すぐに電報を打ったと。
で、しかも、その電報がですね、打ったのを、(高橋が)東京放送に掛るのを確認していると。
という一連の高橋証言を、そのまま中島が紹介してるだけ
中島がその放送を第2艦隊で受信したとかいう話ではない
279:首席参謀
12/02/26 13:53:14.88 U7BVMcio
>6/1時点でTF16がすでに完全無線封止に入っていたことを意味する
TF16の無線封止に関し、日付バラバラだね。
・(ハワイ時間)6/2: (プランゲ)スプルーアンス発光信号 >>265
・(ハワイ時間)6/1: エンタープライズ航海日誌 >>265
・(ハワイ時間)5/31: (ロード) >>273
航海日誌と >>273の日付は、明らかに矛盾してるね。
5/31に封止してるなら、エンプラの航海日誌に明らかに記載されるべき命令だと思うが。
>TF17がいつから無線封止に入ったかは明記されていないが、TF16と同時期と考えるのが妥当なところかと
現時点で提示された資料で判断するなら、希望的観測だね。
ハワイ時間6/2のデイタイムに無線封止していた、ところまではOKだとしても。
280:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/02/26 13:57:04.57
実はハワイで、さも南太平洋で空母が作戦中のような電報を打ち続けていたとか。
281:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/02/26 13:58:57.80
真珠湾の逆をやられたんじゃないのかなあと思う。
さらに戦勝国だから、諜報戦関係のことは余程時間がたたない限り公開しないし
暗号はまず敵国の暗号機械は公開しているけど、自国のは頑なに公開しないからね
282:名無し三等兵
12/02/26 14:14:35.25
少なくとも大和では米空母の出撃を察知していた訳だが
せめてカタリナの夜間雷撃喰らった後は
無線封鎖を解除しておけばと思う
283:名無し三等兵
12/02/26 14:33:12.10
>>279 だからさ、早く米空母が電波を出した資料を出したらいいじゃん。
>>274にも書いたけど、戦記なんだから日付がバラバラでも何の不思議もない。
それに対して貴官は「又聞き」の「証言」を根拠に主張しているんだから。
そんなので他人を説得できると思ってるの?
284:首席参謀
12/02/26 15:02:44.68 U7BVMcio
>>283
戦記って、他人の「又聞き」の「証言」ではないかw
今のところ、米軍完全無線封止派が提示した資料で、
「又聞き」じゃない、と断言できるのは、エンプラ6/1航海日誌だけだぜ。
TF16は無線封止が厳密そう、とは言えるがTF17はまだまだ、だね、貴公の主張をブーメランすると。
285:名無し三等兵
12/02/26 15:13:30.76
>>280
ハワイで偽電出しても、米空母が南太平洋で行動中と見せ掛ける事はできないから
傷ついたヨークタウンがハワイに帰還したのは5/27で、日本側はそれ以前の情報で米空母の一部が南太平洋で行動中と判断したけれど
5/26以降の米空母の所在は全く不明で掴めていない
従って米軍が偽電を使ったり、日本側がそれに騙された事実はない
286:名無し三等兵
12/02/26 16:46:32.24 BGtH2vz/
資料もよく探してよ。
5月22日、ニミッツが南西太平洋からハルゼーとフレッチャーに真珠湾に
戻るよう指令を出した際に、『行動中は完全な無線封止をすること。特に航空機の
陸上基地への着陸時には注意すること』と注記している。これはハイポ班の報告に
基づいて行われた。日本側が真珠湾を出入りする空母の動向を航空機の無線を傍受
することで容易く掴んでいたことが判明したからだ。
同時にマッカーサーに送った電文で、「日本側はポート・モレスビーとオーストラリア
間の飛行機の動向を地上との無線交信を傍受することで簡単に掴んでいる」と警告した。
これを受けてマッカーサーは使用暗号の変更を命じている。
さらにこの事実を逆手にとって、米機動部隊がまだオーストラリア近海にいると思わせる
ために、ニミッツと共同してサンゴ海で行動中の艦船が機動部隊を装った無線を発するこ
とにした。水上機母艦「タンジール」と巡洋艦「ソルト・レーク・シティ」がその役割を
演じた。
以上の情報はロードやプランゲやレイトンだけでなく、ニミッツやハルゼー、スプルーア
ンスにマッカーサーの伝記などに書かれているから探して見てくれや。
287:名無し三等兵
12/02/26 17:13:15.91
>>284 はいはい、わかったわかったw
>戦記って、他人の「又聞き」の「証言」ではないかw
首席参謀との論争って、いくらこちらが資料を提示しても聞く耳もたず、
自説に固執するばかりで、不毛な議論に終わってしまうよね。
着眼点は鋭いと思うだけにもったいない。
これ以上は何を言っても無駄なようだから、俺も>>263さんに賛成ね。
288:首席参謀
12/02/26 18:55:04.41 U7BVMcio
>>286
5/22のニミッツの指令である、「行動中は完全な無線封止をすること」、
つまり、ハワイへ帰投中に無線封止、を厳命したことは理解した。
が、ハワイ→ミッドウェーの間に無線封止、とは一言も書いてないね。
この5/22の指令は、5月最終週も有効な指令なのかい?
ミニッツは、真珠湾出港のタイミングで、無線封止命令を出しているのかい?
そうであれば、3空母の航海日誌、更に言えば5月中に記載がありそうなものだが。
289:名無し三等兵
12/02/26 21:09:23.67 BGtH2vz/
>>288
>ミニッツは、真珠湾出港のタイミングで、無線封止命令を出しているのかい?
出しているね。次の指令がそれを物語っている。
5月28日夜(ハワイ時間)ニミッツは洋上にあった第16機動部隊司令官スプルーアンスに
対して無線封止を維持するように指示した。
その日の午前中に出港したばかりの司令官に「無線封止を維持せよ」と指示を送っているのは
その前に出した命令を「念押し」ということだ。まだ真珠湾にいた第17機動部隊のフレッ
チャーに対しては口頭なり、命令書を届ければ済むことなので、当然「無線封止」は当たり前
過ぎて書かれないのだろう。
290:名無し三等兵
12/02/27 13:17:57.69 5EVKIgq9
>>274
プランゲやロード本は戦記小説であって全面的に信用するわけにはいかないが、
細かいところまで日時を記述しているところからも、アクションレポート等の一次資料を元にしていると推定される。
戦記小説?どこぞの国で乱造されている「歴史イフ&SF小説」の読みすぎだぞ。
プランゲ博士はGHQの下で敗戦後の日本軍や政府の要人などを審問したれっきとした歴史家だぞ。
彼の著作は少ないが、真珠湾攻撃に関するーーウルトラ情報関連を除くがーー彼の著述を参考にし
ない本など読む価値はないと言われるほどの権威だ。戦中・戦後の日本の出版物などの収集でも、
彼の名を冠した「プランゲ文庫」(確か、国立国会図書館に収められているはず)を参考にしないと、
さっぱり判らんものがいくつもある。
ロードは著述家だが、彼の事前の調査・検証は徹底的なことで知られている。今年「百周年」を迎える
「タイタニック号沈没事故」を世界的に知らしめた「忘れえぬ夜」の著者でもある。真珠湾攻撃を扱った
「汚辱の日」もプランゲ博士の「我々が眠りこけていた朝」と共に、研究への最良の入門書のひとつとし
て「米海軍歴史と伝統」(旧米海軍歴史センター)の公式サイトで紹介・推薦されている。
彼らの著述に異を唱えるにはそれなりの資料の裏付けを以てしてくれ。源田や淵田や草鹿らの証言や著述な
ど「その現場に居合わせた人間の証言」程度の域を出ないレベルのものだ。話題の「海軍反省会」の内容も
似たものだ。なにしろ、ほとんど裏付けとなる資料を焼却、廃棄してしまったから発言の真偽や信頼度など
を検証することもできないものが多すぎる。
291:名無し三等兵
12/02/27 13:21:44.95
第2次世界大戦前、日本軍の強さ 海軍・世界3位 陸軍・世界4位 空軍・世界5位
スレリンク(poverty板)
海軍では米、英についで3位
陸軍では米独ソ英についで五位
空軍なら米独英についで四位
トータルでは米独ソ英についで五位ってところじゃないか
292:名無し三等兵
12/02/27 15:10:10.94 Bzmi3Sdu
陸軍は仏が格上だろうに
293:名無し三等兵
12/02/27 15:15:14.08
>>291
日本の空軍ってのは何をさすんだ?まあ米も一緒だが。
2次大戦前に空軍持ってるのは欧州勢だけだろ。
294:名無し三等兵
12/02/27 15:49:18.37
厨はすぐに序列順位をつけたがる
つかスレ違いだから構う必要なし
295:名無し三等兵
12/02/27 16:06:32.11
>>294
ごもっとも、南雲さんに戻りましょう。ミッドウェー
も出尽くし感あるし、2次ソロモンや南太平洋海戦の
話題はないかな?
296:名無し三等兵
12/02/27 16:11:27.02
>>293
サウジアラビア空軍とかチリ空軍は存在しなかったんだな
すげえな、びっくりだ
297:名無し三等兵
12/02/27 20:02:56.31
気づくとWikiの南雲の記事に変化があった
特に第3戦隊司令官時代の部下だった松島慶三の証言があったのが良かった
298:274
12/02/27 20:59:06.85
>>290 気に障ったのは謝罪するが、それは>>284に言うべきじゃないのか?
299:Radio Frequency Plans of Midway Campaign
12/02/27 22:15:38.63
Operation Plan No. 29-42
3.(a) Communications according to PAC SEVENTY except as follows:
Radio Frequency Plans
Task Forces ELEVEN, SIXTEEN, and SEVENTEEN use radio frequency plan four.
Oilers guard 4205 Kcs. series.
Task Forces SEVEN and Patrol Planes based MIDWAY and JOHNSTON guard
4265 kcs.from 0730 to 1830 GCT;
12795 kcs. 1830 to 0730 GCT,
primary; 4385 kcs 0730 to 1830 GCT;
and 13155 kcs. 1830 to 0730 GCT, secondary.
Army aircraft assigned defense MIDWAY use 4265 primary,
4385 secondary without shift to higher harmonics.
Naval Air Station MIDWAY must guard this.
MIDWAY local defense as assigned by Commander.
All Units: In view of known Japanese practice of jamming radio frequencies
calibrate transmitters and receivers for secondary frequencies.
The use of NPM primary Fox is available for relay through NPM or Commander-in-Chief, U.S. Pacific Fleet,
who guards 4205 kcs. series primary and 4295 ksc. series secondary.
300:G.D. MURRAY, Captain, U.S. Navy, Commanding.
12/02/27 22:23:59.55
June 1, 1942 Zone Plus 11 Time.
G.C.T. L.C.T.
Steaming as before in company with Task Force 16 on course 290 T,
speed 15 knots. Cruising disposition
10-V, HORNET duty carrier.
1342 0242 ELLET reported a sound contact bearing 310 T; Changed
course away from contact to 020 T, speed 20 knots.
1347 0247 Resumed normal speed of 15 knots.
1401 0301 Resumed base course 290 T.
1900 0800 Position 31-58 N, 174-26 W.
2300 1200 Position 32-10 N, 175-22 W. Course and speed made good
since 1200 yesterday: Course 292 T, speed 11.3 knots
0241 1541 Sighted friendly patrol plane bearing 285 T, distant
40,000 yards.
0645 1945 Hold routine twilight general quarters for one hour.
0700 2000 Position 33-13 N, 174-32 W.
(HORNET duty carrier, launched morning scouting flight and inner air patrol,
the inner air patrol being taken over by cruiser planes later in the morning.
This patrol was recovered at 1100 due to fog)
(Following dis-patch received by Task Force 16 from Commander, Task Force 16:
"AN ATTACK FOR THE PURPOSE OF CAPTURING MIDWAY IS EXPECTED
X THE EXPECTED ATTACKING FORCE FOR THE PURPOSE OF CAPTURING MIDWAY
MAY BE COMPOSED OF ALL COMBATANT TYPES INCLUDING TRANSPORT AND TRAIN VESSELS
PLUS FOUR OR FIVE CARRIERS X WE SHOULD BE ABLE TO MAKE SURPRISE FLANK ATTACKS
ON ENEMY CARRIERS FROM POSITION NORTHEAST OF MIDWAY X
IF PRESENCE OF TASK FORCES 16 AND 17 REMAINS UNKNOWN X
FURTHER OPERATIONS WILL BE BASED ON RESULT OF THESE ATTACKS DAMAGE INFLICTED
BY MIDWAY FORCES AND INFORMATION ENEMY MOVEMENTS X GREAT VALUE
TO OUR COUNTRY WILL COME FROM SUCCESSFUL CONCLUSION OF THE OPERATIONS NOW
COMMENCING X CARRIERS WILL ENDEAVOR TO REMAIN WITHIN VISUAL TOUCH
IF THEY SHOULD BECOME SEPA-ATED DURING ATTACKS BY ENEMY AIRCRAFT ")
301:名無し三等兵
12/02/27 22:24:30.09 5EVKIgq9
>>298
手近なコメントだったので「槍玉」に挙げてしまった。>>284 や >>283についても
同様であるべきだった。すまん。
第16機動部隊の「無線封止」問題に立ち返ると、また厄介な?資料が出てきた。
スプルーアンスの伝記「提督スプルーアンス」(ビュエル著・読売新聞)にこんな
記述がある。
ハルゼーが退艦したばかりの「エンタープライズ」に乗り込むと、スプルーア
ンスは5月27日、ニミッツおよびフレッチャーとの間で行われた作戦会議の結
果に基づいて、今後彼のとるべき戦略の立案に着手した。
(中略)
スプルーアンスの計画においては奇襲に成功することがもっとも重要であった。
ミッドウェイ付近のどこでアメリカ軍が待っているか、日本軍に知られてはなら
なかった。そこでスプルーアンスはその機動部隊全部に対して無線封止を命じた。
たとえ母艦を見失った飛行機に対しては母艦の位置を知らせるためであっても、
いかなることがあろうとも一機一艦といえでも無線を使用してはならないとされた。
これによると出港時から「無線封止」をしていたことになる。洋上に出たところ
で基地からやってきた搭載機を収容しなくてはいけないが、この時はハワイ諸島
の海域なのでTBS無線は「無線封止」の対象になっていなかったわけだ。
そうなると第17機動部隊のフレッチャーも同様に「無線封止」を命じていたと
考えてよいだろう。前日に二人は「奇襲しか、我々に勝機はない」という点で一
致していたから。
302:C. W. NIMITZ. May 28, 1942.
12/02/27 22:27:30.84
S E C R E T
From: Commander-in-Chief, United States Pacific Fleet.
To: Commander Striking Forces (Operation Plan 29-42).
Subject: Letter of Instructions.
1.
In carrying out the task assigned in Operation Plan 29-42
you will be governed by the principle of calculated risk,
which you shall interpret to mean the avoidance of exposure of your force to attack by superior enemy forces
without good prospect of inflicting, as a result of such exposure, greater damage to the enemy.
This applies to a landing phase as well as during preliminary air attacks.
C. W. NIMITZ.
303:名無し三等兵
12/02/27 22:30:05.66
日本語でおk?
304:名無し三等兵
12/02/27 22:33:40.85
ほぉ、エンタープライズの6/1の航海日誌や、5/28のニミッツの命令原文が出てるじゃないか
305:名無し三等兵
12/02/27 22:41:14.43
スプルーアンスからの dis-patchを読むと、
>IF PRESENCE OF TASK FORCES 16 AND 17 REMAINS UNKNOWN X
と曖昧にメッセージしてるが、無線封止しろ、と断言してるわけじゃないね。
TF16と17は、"radio frequency plan four"がアサインされてるから >>299
この無線周波数 plan 4に何が記載されてるかがカギかな?
306:首席参謀
12/02/27 23:26:56.89 2d+UTImV
中島参謀って、米機動部隊が出現するのは、ビアクでなくてマリアナだ、
って、断言できた、数少ない海軍の真の情報通なんだよね。
更に言えば、通信参謀ではなく「連合艦隊【情報】参謀」を自称した人でもある。
さて、中島参謀が聞いたという「母艦と航空機との通信」との証言だけど、
母艦と【艦載機】との通信、じゃないんだよね。
つまり、ミッドウェー基地の索敵機が、ミッドウェー基地だけでなく、TF16やTF17に索敵結果を打診してたとすると、
その交信を、6Fなり、大本営特情班なり、大和の敵信班なりが受信した、とすれば、
TF16やTF17が無線封止を行っていようが、ミッドウェー北方で米空母呼出信号の電波発信してる存在は
考えられる、わけである。
307:首席参謀
12/02/27 23:28:03.40 2d+UTImV
ニュアンスが正しく伝えるため、 >>306を改定。
母艦と【艦載機】との通信、「と断定したわけ」じゃないんだよね。
308:G.D. MURRAY, June 2, 1942
12/02/27 23:40:06.88
June 2, 1942 Zone Plus 11 Time to Zone Plus 10 Time.
Steaming as before in company with Task Force 16 on course 135 T, speed 15 knots, cruising disposition 10-V.
G.C.T. L.C.T.
1743 0645: Launched 6 fighters, after weather ahead cleared sufficiently for flying, followed later in the forenoon
by cruiser planes.
1743 0643: Launched 10 scout-bombers for morning scouting flight.
All scouts encountered bad weather so returned early
The afternoon scouting flight was not launched due to unfavor able flying weather.
1900 0800: Position 31-41 N, 172-57 W.
2255 1155: Sighted two friendly scout-bombers bearing 120 T, distant 17,000 yards.
2300 1200: Position 31-56 N, 174-02 W. Course and speed made good since 1200 yesterday: Course 101.5 T, speed 2.7 kts.
2300 1200: Two planes from the YORKTOWN approached the formation, and one made a message drop on desk.
0305 1605: Transferred guard mail to CONYINGHAM.
0318 1618: Ship reported hull down bearing 065T.
0330 1630: Ships sighted bearing 065T were challenged and answered correctly;
identified as Task Force 17, consisting of YORKTOWN, ASTORIA, PORTLAND and 5 destroyers.
0538 1838: Received guard mail from CONYINGHAM.
0635 1935: Held routine twilight general quarters for one hour.
0700 2000: Position 32-13 N, 173-32 W.
0900 2200: Set clocks ahead one hour to zone plus 10 time.
309:名無し三等兵
12/02/28 00:10:54.56
リンク先を教えてもらえないかな。自分でも調べてみたいし。
310:首席参謀
12/02/28 00:14:46.50
エンタープライズの航海日誌を読むと、興味深いことが浮かび上がる。
6/2の1200 >>308
>Two planes from the YORKTOWN approached the formation, and one made a message drop on desk.
とあるが、6/1(>>300)には、ヨークタウンからの艦載機到来、メッセージ投下、という記録は一切ない。
にも関わらず、ハワイ時間 6/1の日付で、受領されたTF16からのメッセージが記載されてる。
このTF16からのメッセージ、無線で伝えられたんじゃないかな?
とすると、ハワイ時間 6/1に、TF16は電波を発信した【疑い】が浮上する。
マーレー艦長が、6/2に記載すべきだったところ、6/1に誤って記載した、という可能性だってあるものの、
この手の公の書類を書く際、日付はキチンと確かめる、と思うけれどね、常識的には。
米空母・完全無線封止派の諸君は、この件について、どう受け止めるのだろう?
>>305
TF16/17の存在を秘匿云々、とは書いてあるが、無線封止しろ、と具体的に明示的に記載されてないね、
スプルーアンスのメッセージには。
311:首席参謀
12/02/28 07:48:23.73
おっと、ヨークはTF17、エンプラはTF16だね。勘違いしてた。
ということで、>>310は取り消し。
TF16内だったら、信号交信が可能だね。
312:名無し三等兵
12/02/28 09:39:33.29
>>306
何の根拠もないのに、また苦しい主張してるね
中島参謀は高橋参謀の説を戦後に紹介しただけで、海戦当時の自己の体験を証言したのではない、と言ったのに
未だに中島の名前出してその権威に頼って、自説を印象操作しようとしてる
しかも基地航空隊が電波を出す事で米空母の位置特定とか、トンデモな事を言い出すし
本スレで長官が呼出符号の解説してた事あったよね
あれをもっぺん読み直してみたら?
それと空母の指揮下にない基地航空隊が、直接空母と交信とかないから
索敵機はミ島の基地宛に報告をして、その通信やり取りを米空母が傍受する事はあってもね
313:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/02/28 16:58:28.76
ナレーション ミッドウェイ 洋画劇場版
真珠湾を出撃するエンタープライズとホーネットのシーン(CV-10レキシントンIIが使用されている)
作戦番号29ダッシュ42の任務を遂行するに当たり、
空母ホーネットとエンタープライズは予想される攻撃に晒されるであろう
諸君らは予測される敵の攻撃に対しては、避けるべきであると考えるであろうが
そのような危険に進んで立ち向かってのみ、敵により多くの損害を与えるのである。
(ナレーション終了 戦艦大和の司令部の机の上の台に載せた空母のユニットを前に進ませるカットでCM)
>>302の超絶訳だったと当時でも思った。
実際VHS版では字幕でこういう風に
作戦番号29ダッシュ42の任務を遂行するに当たり、
空母ホーネットとエンタープライズは予想される攻撃に晒される事を避けるべきである。
諸君らは予測される敵の攻撃に対しては、避けるべき行動を取りつつ
危険に回避し、敵により多くの損害を与えよ。
314:名無し三等兵
12/02/28 17:39:27.42 riWY7cCJ
>>312
脱線してるけど、なにせ「源田司令官」「淵田司令官」「南雲大将」とか空母「曽龍」が
登場した超訳に驚いたもんだ。続きは戦争映画スレ辺りでやりましょう。(^o^)/~
315:名無し三等兵
12/02/29 12:47:21.73 MElWgTRr
>>286 の訂正
>特に航空機の陸上基地への着陸時には注意すること』と注記している。
ノートの書き写し文を載せたが、どうもこなれていないので、原文を確かめたら
"particularly among the aircraft "when coming to land." とある。「特に
航空機が着艦するとき」が空母への指示としては正しくなるだろう。
続いて、
「The admonition was based on frequent reports from HYPO that Japanese
RI[= Radio Intelligence] effort easily learned of carrier movements
in and out of Pearl Harbor simply by monitoring air-ground radio
chatter.」となっている。
この警告は、ハイポ班が日本側が真珠湾での空母の出入りについて単純に空中ー地上
との無線のやりとり(おしゃべり?)を傍受するだけで簡単に知ることが出来ている
とい報告に基づいたものである。
5月22日にはるか南西太平洋で行動している部隊にに対して、このような警告が
送られているのだからハワイ近くのミッドウェーでの行動に際して、これを改めて
繰り返す必要はないだろう。それでも、5月28日にニミッツが出航したスプルー
アンスに対して「念押し」したのは、飛行隊収容時のTBS無線の使用を探知でき
たからだろう。
従って、日時に多少のずれはあっても第16、第17機動部隊共に厳重な無線封止
に入っていたことはまちがいないだろう。
316:名無し三等兵
12/02/29 19:15:17.24
となると、日本側が傍受した電波の正体は何なのだろうか。
6/4午後となると、B-17が輸送船団を攻撃してる頃だから、それを傍受した可能性はあるが、
それだとMI島の南西になるしな。
317:名無し三等兵
12/02/29 21:54:03.97
米軍が、TF16やTF17に対し、「文章で」無線封止を命じた資料は、
なかなか出てこないんだね。
318:Action Report, Cincpac, June 28, 1942
12/02/29 22:12:25.25
From: Commander-in-Chief, United States Pacific Fleet.
To: Commander-in-Chief, United States Fleet.
Subject: Battle of Midway.
82. Communications were swift and efficient.
By placing all Midway planes, whether Army or Navy, and all submarines operating there on a common radio frequency
with provision that surface craft intercept these reports,
many relays of enemy information were eliminated with consequent earlier receipt by interested commanders.
319:名無し三等兵
12/03/01 00:23:35.57 k1bIPs5X
>>318
資料的提供サンクスだが、内容に疑問がある。一応、翻訳ガイドによるものを補正した。
これは冒頭にあるように海戦後、ニミッツが上司であるキング合衆国艦隊司令長官に
提出した戦闘報告書の一項だ。(1942年6月28日付)ものだ。
第82項 「通信は迅速であり、かつ効果的であった」
ミッドウェー島に駐留した陸海軍の航空機はその所属に関わらず、また周辺に展開した
潜水艦すべてが事前に提示された共通の無線周波数を使用したことで、水上艦艇がこれを
傍受できた。敵情に関する多数の情報のリレーが、(それらを)必要とする指揮官たちが
早期に受け取れるという結果をもたらした。【引用終わり】
ということで、この項目は「無線封止」を命じたものでないと思う。
先に >>299 で提供してくれた「作戦計画第29-42」の中にある「無線周波数(割当)計画」が
有効であったとする評価だと思う。
320:名無し三等兵
12/03/01 21:35:19.70
無線封止が奇襲の決め手だ、とニミッツが考えてるなら、
「作戦計画第29-42」の中にある「無線周波数(割当)計画」のように、
アクションレポートで自画自賛しそうなものだが、そういう記載がないのは不思議だね?
321:名無し三等兵
12/03/02 07:52:28.28
>>320 どんな司令官だよw>アクションレポートで自画自賛しそうなものだが
作戦行動中の無線封止は常識、そんなことを改めて書くまでもないってことだろ
322:名無し三等兵
12/03/02 18:20:41.90 Sv1rWOir
ちょっと中断気味だな。解説もなしにいきなり英語原文を提示されても困惑する
だけだけど。それはともかく、レイトンがこんな記述をしていた。
「(1942年)2月14日、ハワイからの我が方の無線電話交信が増加したため、
日本軍はまた警戒を強めた。(中略)
日本軍をこんらんさせたものの一つは、われわれが無線電話を頻繁に用いたことだと
のちにわかった。無線電話には高周波の艦対空回路が使われ、これは水平線の範囲まで
しか届かないはずだった。無線電話が電離層にぶつかってとびはね、太平洋のはるか
かなたまで伝わっていくとわかったのはずっとあとのことだ。日本軍は結論を出すを
急ぎすぎ、簡単に警告を出した。しかし大和田通信所は、わが機動部隊が真珠湾を出撃
するたびにそれをきちんとキャッチしていた。彼らは艦載機の着艦によって、われわれの
無線電話交信が増加するのをつかんだのだ。彼らはわが潜水艦を現認することでその
結論の正しさを確信した。」(「太平洋戦争暗号作戦(下)」p.175-176.)
引用の2行目にある「のちにわかった」というのが、いつごろか?となるけど。
>>286 にあるように5月中旬までには「分かっていた」と断言できそうだ。となると
ニミッツが第16及び第17機動部隊を真珠湾に呼び戻す際に「厳重な無線封止」を
命じたことから、ミッドウェー作戦でも当然、「厳重な無線封止」はされていたこと
を疑う余地はないように思う。
323:名無し三等兵
12/03/02 20:24:22.60 bl0kaHq0
せっかくの情報も有効に利用出来ない日本
324:名無し三等兵
12/03/03 06:16:30.34
せっかくの情報もうまく利用出来ない>>323
325:名無し三等兵
12/03/03 08:20:04.85
情報軽視は日本軍のお約束でしょ。珊瑚海、インド洋
からかな。
326:名無し三等兵
12/03/05 15:38:21.78 boK/OcvE
>>319
第82項「通信は迅速であり、かつ効果的であった」
ミッドウェー島に駐留した陸海軍の航空機はその所属に関わらず、また周辺に展開した
潜水艦すべてが事前に提示された共通の無線周波数を使用したことで、水上艦艇がこれを
傍受できた。敵情に関する多数の情報のリレーが、(それらを)必要とする指揮官たちが
早期に受け取れるという結果をもたらした。【引用終わり】
軍用文章だから「簡単明瞭を旨とする」したがって部外者が読むときに語彙を足さないと
理解しにくいことになる。噛み砕いて書けば、こうなるだろう。
第82項「この海戦における各所の通信の運用は迅速でかつ効果的なものであった」
ミッドウェー島とその周辺に展開した全ての航空機、潜水艦は事前に指定された無線周波
数を使って通信を行ったので水上[空母部隊]部隊はこれらの通信を傍受できた。敵の動向
に関する数多くの伝達情報は重複・重層を避けられたので、速やかに機動部隊指揮官たち
に届けられる結果となった。
「無線封止(=Radio Silence)」 に関しては一言も触れていないね。別の項目にあるかも?
327:Commander, Patrol Squadron 44. Operation Plan.
12/03/05 22:10:15.63
CONFIDENTIAL June 1, 1942
OPERATION PLAN FOR MIDWAY AREA
3. Frequencies are the same as paragraph 4 of DOCTRINE, i.e.
Army & Navy planes:
Primary 4265
Secondary 4325; marine planes voice 3765 until action begins,
then shift to 6010 with 7700 as secondary.
Authentication:
Patrol planes use authenticator in force.
Other aircraft use PARIER IN THE DELL.
(Two alternate letters) i.e. RE or EL or NH
If you call any aircraft other than patrol
planes, use PARIER IN THE DELL for authentication.
328:名無し三等兵
12/03/06 23:43:45.90 8uK2EQ6x
>>327
基地航空隊の哨戒飛行隊(第44哨戒部隊)隊長ロバート・ブリンクナー少佐が
6月1日に出した命令書の一部だけど、単なる無線周波数の指定と発信者の「真偽
確認符号」に関する内容で、「無線封止」とは関係ない。
何が言いたいの?基地航空隊なのだら、「無線封止」などそもそも必要ないはずだが?
実際、日本軍を発見したPBYは即座に通報している。
329:Commander, Patrol Squadron 44. Operation Plan.
12/03/07 00:18:09.19
>>328 エンプラ航海日誌に、友軍機視認とあるように、
索敵機が、ミッドウェー北方で電波を出し、かつ空母の呼出符号も打電してた場合、
それを、6F通信班なり、大本営特情班がキャッチする可能性があるだろ、と思っての引用さ。
ちなみに、自分は米軍公式記録に、無線通信の部分に何が書かれているか、
という部分にのみ興味があるから、原文を引用してる。
決して、「米軍公式記録にradio silenceが記載されてる」とアピールしたくて、原文を引用していない。
お間違いなく。
330:名無し三等兵
12/03/07 11:40:36.89 nuI41Oe/
無線封鎖傍受暗号解読だけでミッドウェー海戦描いても面白いかも
331:名無し三等兵
12/03/07 18:07:42.80 02OeIPuV
>>329
>エンプラ航海日誌に、友軍機視認とあるように、索敵機が、ミッドウェー北方で電波を出し、かつ空母の呼出符号も
打電してた場合、それを、6F通信班なり、大本営特情班がキャッチする可能性があるだろ、と思っての引用さ。
ちなみに、自分は米軍公式記録に、無線通信の部分に何が書かれているか、という部分にのみ興味があるから、
原文を引用してる。
それなら判る。了解。
ちなみに、ミッドウェー海軍航空基地戦時日誌によると、5月30日から6月3日まで
連日方位200度から020度の半円形の海域を700浬まで哨戒飛行をして
いる。米機動部隊がこの海域に入ったのは1日午後以降と思われる。
米機動部隊の側に「友軍の双発偵察機を視認」とあっても、基地の日誌には
30日と1日に日本側の長距離偵察機と接触、交戦した記述はあるのに友軍の
空母部隊を視認したという記載はないのが面白い。
332:名無し三等兵
12/03/08 22:03:56.36
結局、米軍完全無線封止論者は、米軍が無線封止を行っていたと断言してる「公文書」を
発見することができないみたいだな。
333:名無し三等兵
12/03/10 16:19:41.29 8S+Cc06f
>>332
なにを寝ぼけた「勝利宣言」をしているのだ。2ちゃんならではの思い込み厨房だな。
>が、ハワイ→ミッドウェーの間に無線封止、とは一言も書いてないね。
この5/22の指令は、5月最終週も有効な指令なのかい?<=当たり前だ。
>>288 の「酒石酸某」殿と同じく、一から十まで説明してくれる資料がなければ、
命令は存在しなかった証明になるとでも思っているようだ。
ミッドウェーで日本艦隊を迎撃するために、秘密裏にハワイに呼び戻した機動部隊に
今度はマーチング・バンドよろしく賑やかにミッドウェーに行けとでもいうつもりか?
「無線封止」など当たり前過ぎる話で特に注意する必要もない。南雲を奇襲しなければ
勝利のチャンスはないと明確に知っていたのだからな。
334:名無し三等兵
12/03/10 19:04:59.88 ehv8gjVi
よくよく考えたらウェーク島が全く利用出来てないよな
哨戒基地としてやるべきことは沢山あっただろうに
335:名無し三等兵
12/03/10 22:38:44.69
酒石酸某ワロス
336:名無し三等兵
12/03/11 01:02:56.75 NrvpTsBs
>>335
>よくよく考えたらウェーク島が全く利用出来てないよな
哨戒基地としてやるべきことは沢山あっただろうに
24航戦が一応、ウェーキから2式大艇で偵察を命じたが、狭すぎて使用に適さずという現地からの
意見具申を受けて内容を変更、戦闘機8、陸攻14を進出させN-9日よりミッドウェー方面の偵察を
命じている。5月30日と6月1日にミッドウェーからのPBYと接触、交戦したことが記録に残って
いる。実際、スプルーアンスはウェーク島から700海里圏に入ることをしないように行動していた。
337:名無し三等兵
12/03/11 03:09:22.63
>>333 顔が真っ赤だね? で公文書は発見できたのかい?
338:名無し三等兵
12/03/12 03:04:52.89 c4vwJciY
近現代史の博士課程の学生用の資料が提示されているのに、理解不能とはやはり「厨房レベル」だな。
米海軍大学校の指導資料から引用したのだが、どれがそうなのかも判らないだろうな。
どれがそうなのだと指摘はしないよ。さて、本職に戻るとする。「厨房」のお守りなどしている暇はない。
339:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/03/12 05:54:04.65
二艦隊の指揮を継承します、厨房水兵には海軍式の教育がよろしいかと。
340:名無し三等兵
12/03/12 12:09:16.27
いや熱いミッドウェーの戦いでしたね。博識な方も
登場して色々勉強になりました。次はインド洋や
2次ソロモンとかでまた議論盛り上がること期待して
ます。
341:名無し三等兵
12/03/12 15:47:34.00
昨晩自分が南雲になって、山本やGFの幕僚にいじめられる夢を見た
1Fか2Fの長官の椅子をチラつかせてパシリにされた上、不適格だからやめさせろと責められ、復讐を誓う夢だった
しかし山本その他が先に戦死してしまい、復讐は果たせずに悶々としたまま夢から覚めた
責任ばかり重く、勝っても褒められずに手柄を横取りされ、負ければ散々な言われようのこんな職には就きたくないと思った
他の職なら同様に負けて、潜水艦や駆逐艦や巡洋艦を4隻喪失しても、ここまでひどくは言われまい
342:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/03/12 19:19:34.78
>>341
南雲閣下の霊魂が降臨したのじゃ、なんまいだーなんまいだー
343:名無し三等兵
12/03/12 19:48:54.28 c4vwJciY
>>335
>よくよく考えたらウェーク島が全く利用出来てないよな
哨戒基地としてやるべきことは沢山あっただろうに
24航戦が一応、ウェーキから2式大艇での偵察を命じたが、狭すぎて使用に適さずという現地からの
意見具申を受けて内容を変更、戦闘機8、陸攻14を進出させN-9日よりミッドウェー方面の偵察を
命じている。5月30日と6月1日にミッドウェーからのPBYと接触、交戦したことが記録に残って
いる。実際、スプルーアンスはウェーク島から700海里圏に入ることをしないように行動していた。
344:名無し三等兵
12/03/12 23:36:47.67 yI4D9G9H
ウェークから一式で夜間爆撃をやるとか考えなかったのかな?
345:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/03/12 23:39:06.18
ちょっと遠い。
でも米軍はそれを忘れて、手痛い損害を出している。<ウェーク近辺の航空さや当て戦
346:名無し三等兵
12/03/12 23:52:29.81
ウェークから陸攻でミッドウェイ爆撃って結構根強いネタだな
好きなんだねえ
347:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/03/13 00:01:28.72
太平洋の大海原の上空を長距離飛ぶのは流石に怖いね(機種的に届かない気もするけど
戦闘機に追従されなくとも、帰ってこれない可能性があるね。
ソロモンみたいに島があってそれを伝っていけば帰りは問題ないところとは違うしな
(行きはコーストウォッチャーの目を避けるために海上を飛行するけど)
348:首席参謀
12/03/13 00:32:29.12
ウェーキ・ミッドウェーは片道1200浬。
一式陸攻11型の過荷2315浬でも届かないね。
一式陸攻22型(昭和17年11月初号機完成)で、やっと3270浬、
96陸攻23型(17年8月制式採用)で、これまた3363浬になる。
97大艇22型(16年8月制式採用)だと、魚雷2本で2590浬ってところ。
偵察だけなら3,283浬だから、ちょっと無理すれば、ミッドウェー北方200浬は夜間索敵はできるかも。
ミッドウェー爆撃させるためには、ウェーキ・ミッドウェー間で潜水艦給油できそうな場所を探さないと、ね。
勿論、昼間に爆撃するってよりは、夜間爆撃が本命だろうけどね。
URLリンク(www.aero.or.jp)
上記にあるように、97大艇だったら、ウェーキで満載で離水できるから。
2式大艇には狭い島なんだろうけれど。
24航戦には、97大艇が配備されてないんだっけ?
横空に関していえば、14空に渡した(マーシャルに送った)大艇8機が、全て2式大艇だったことが、ガンになったね。
そうか、ツラギの横空、昭和17年4月1日に25航戦に切り替わってたんだな。
第二次K作戦中止で、アリューシャン列島攻略作戦第4空襲部隊に全機投入されてるな、14空の大艇は。
17年6月上旬だけでも、ツラギから97大艇を借りてこれれば・・・
349:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/03/13 01:05:01.42
>一時的に借りてくる
判子が山ほど要りそうな気がします
350:名無し三等兵
12/03/13 06:19:42.58
>>348
マリアナ諸島の中央にトラック島とか、海軍総司令部だの第四航空艦隊だの、ウェーキ島攻略が泣く子も黙る上海陸戦隊だの、色々記述がひどいな
351:名無し三等兵
12/03/13 21:12:54.16
歴史街道の樋口季一郎特集を読んだんだが樋口が武官としてワルシャワ滞在中に
欧州視察の南雲が樋口の自宅に宿泊してその後も交流が続いたそうだ
意外な交友関係で驚いた
352:名無し三等兵
12/03/14 14:36:36.57
>>350
え?これ実話なの??
353:名無し三等兵
12/03/18 10:24:45.97
静かな週末だった。
354:名無し三等兵
12/03/24 19:50:55.65 Wvau2Y9C
みんなどこへ 全世界は知らんと欲す
355:名無し三等兵
12/03/24 20:50:40.99
無線封止議論は結局どうなったんだ?
356:名無し三等兵
12/03/24 21:23:08.83
全員無線封鎖中です。
357:名無し三等兵
12/03/24 23:18:49.35
誰がうまいこと(ry
358:名無し三等兵
12/03/24 23:38:57.00 rNwIrJpB
まあ、310 から 333 あたりでけりがついたのだろう。
ニミッツが「ミッドウェーでの待ち伏せ」を企画、決断した5月17日前後の指示、行動で
「絶対的な無線封止が前提」のものだったことは、簡単に理解できる。それが判らないと駄々を
こねる「厨房」君たちは相手にできないと宣告されたのだろう。
359:先任参謀
12/03/24 23:52:23.65 FDV8K+lP
おひさしぶり
問題は米側の無線封鎖より
日本側の封鎖解除のタイミングの問題だろうに
360:354
12/03/25 00:11:19.89
やあみなさんお帰り。熱くなりすぎずまた
議論してください。色々勉強?になります。
361:名無し三等兵
12/03/25 00:25:29.19
>>359 いや、問題は米側の無線封鎖だろう。
>>358氏の主張通り完全な無線封止が実行されていたとするならば、
貴官らが大好きな「大和が転電していれば・・・」「ほんとは赤城も傍受していたはず・・・」等は、
単なる日本側の誤認だったということになるからな。
つまり我らが南雲閣下の判断は、全く問題なかったというわけだ!
362:名無し三等兵
12/03/25 09:01:23.98 k4r9h5tx
米軍が完全に無線封止していた、という
アクションレポートなり、オペレーションプランなりの「米軍公文書」は、
今日になっても何一つ提示されてないんだよな。
更に言えば、米軍索敵機の使用周波数に関する公文書、
友軍索敵機を視認確認した、という公文書は残ってるから、
ミッドウェー北方で、索敵機が電波を出しているであろう、
という情況証拠は提示されているけれどね。
ミッドウェー北方海面で、敵空母らしき呼出信号を探知した、
という内容なのだから、
「敵空母が電波を発した」という事象と意味合いが違うこと。
363:名無し三等兵
12/03/25 09:51:45.20
だから、それを提示すればいいだけじゃん。
>ミッドウェー北方で、索敵機が電波を出しているであろう
せっかく他人が示してくれた資料にイチャモンつけてるだけで、自分は何もやってないだろ。
364:名無し三等兵
12/03/25 10:02:54.82
とりあえず、米空母が電波を出していなかったのは確定でいいんじゃね?
あとは基地航空隊の哨戒機(カタリナ)がいつどんな無線通信を行ったかだな。
普通索敵機が電波を出すのは敵発見以外はないと思うんだけど、6/4午後に6Fが傍受したといわれる
敵空母らしき呼出符号とはどんなものだったと、>>362氏は考えているんだい。
以前も指摘があったと思うが、PBYは基地所属だから、PBYが電波を出して報告すべき対象は
基地司令部であって、空母を直接呼び出すようなことはしないよ。
365:名無し三等兵
12/03/25 13:22:29.59
>>362
逆に聞くが、米軍が完全には無線封止をせず電波を出していたという「米軍公文書」は今日になっても何一つ提示されていないんだよね
無線封止論者は米軍公文書を出せ、無線不完全封止論者は状況証拠でOKだけどな
とはまた随分と不公平な言い分だな
正直、俺は電波云々自体はあまり興味無いからが出ててようが出てまいがどっちでもいいんだけど
366:名無し三等兵
12/03/25 21:25:49.83 CW/fbpH+
また「厨房」たちが復活したようだ。
「敵対者にこちらの意図・行動を可能な限り秘匿する」のは、軍事(に限らないけど)上の
「基本中の基本」だ。教科書に真っ先に書いてある基本のひとつだ。
事前の命令や指示などで改めて出す必要もないから、そんなものは存在しない。それ
でもニミッツやスプルーアンスの命令などが残っているのは、念押しでしかない。
逆に「無線封止が守られていなかった」とすればそれを指摘するのが普通だ。それが
ないというのは「軍事的常識」が守られていたということだ。
367:名無し三等兵
12/03/27 22:59:35.87
>PBYは基地所属だから、PBYが電波を出して報告すべき対象は
>基地司令部であって、空母を直接呼び出すようなことはしないよ。
そうかな?
ニミッツのアクションレポートの下記の部分と矛盾してるように見えるぜ、その解釈は。
>ミッドウェー島に駐留した陸海軍の航空機はその所属に関わらず、
>また周辺に展開した潜水艦すべてが事前に提示された共通の無線周波数を使用したことで、
>水上艦艇がこれを傍受できた。
>敵情に関する多数の情報のリレーが、(それらを)必要とする指揮官たちが
>早期に受け取れるという結果をもたらした
>82. Communications were swift and efficient.
>By placing all Midway planes, whether Army or Navy, and all submarines operating there on a common radio frequency
>with provision that surface craft intercept these reports,
>many relays of enemy information were eliminated with consequent earlier receipt by interested commanders.
368:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/03/27 23:02:06.79
命令!二艦隊のすべての艦は無線封止!
って言ってもムリか。まあ存分にやれい
369:名無し三等兵
12/03/27 23:12:59.14
>>367
何も矛盾していないよ
あらかじめ使用周波数を指定して、基地航空隊も潜水艦も同じ周波数を使う
基地航空隊や潜水艦は基地に報告をして、水上艦艇は無線機のダイヤルをその周波数に合わせておけばいい
これでわざわざ呼出符号を使わなくても、水上艦艇は航空隊や潜水艦から基地への報告無線を傍受できる
もちろん水上艦艇側から、基地航空隊や潜水艦に無線電波を出す事もない
単に聞き耳を立てるだけ
370:名無し三等兵
12/03/28 11:09:23.66 Poo6GbMp
>>367 氏の疑問は >>319 の翻訳によったのだろうが、それを改訂した >>326 の文章の方が >>369 氏の論旨が
よりはっきりするだろう。「報告の重複・重層を避けられた」とある。
また機動部隊は「利根4号機」によって発見されたことを知りながら、無線封止を続けていたことはレイトンの
著書にあることでわかる。「午前10時8分に初めて、太平洋艦隊司令部の通信センターは、エンタープライズの
飛行士官(ブローニング大佐?)が「攻撃せよ!直ちに攻撃せよ」と叫ぶのを傍受した、と報告した。この激昂した。
【レイトン「太平洋戦争作戦 (下)」p.282】 (ここでの午前10時8分は現地時間)
もうひとつ、レイトンの記述による。
「彼ら(「飛龍」からの小林隊)は、急降下爆撃機(米軍)が「ヨークタウン」に帰還しつつあった正午頃、同艦を
見つけた。フレッチャーの部隊の位置は敵に知られていたが、彼はニミッツからの連絡があるまで無線封止を破ろうと
はしなかった。【同上、p.285】
371:名無し三等兵
12/03/28 11:58:40.70
まあ水上艦隊が放送通信を傍受するようなもんだ
だいたい仮に基地航空隊が空母に無線を送ったとして、その位置に航空機がいる事は掴めるが、空母もその付近にいるとは限らない
クェゼリンで傍受できるなら、ハワイでも傍受できるだろうから、ハワイの空母宛に送ったのかもしれないじゃないか
372:名無し三等兵
12/03/29 02:44:00.67 5fGg9ujr
「無線封止の公文書を見たい」の厨房さんの願望は一蹴されたようだな。
373:名無し三等兵
12/04/01 10:27:52.10 ZOQgL40k
ff
374:名無し三等兵
12/04/01 10:28:43.94 ZOQgL40k
「4月1バカ」にちなんでいるわけでなく、新年度になったので「無線封止」問題の下の資料を
提示してみよう。丸別冊「太平洋戦争証言シリーズ 7 :運命の海戦 ミッドウェー敗残記」
(1987年・潮書房)に掲載された「米空母出現の傍受情報 南雲司令部に達せず」
ーー海戦直前。クェゼリンの潜水艦隊司令部に配属された敵信班は米空母出現の電波を
捉えたが・・・」という題名で当時第六艦隊通信参謀・海軍少佐 高橋勝一氏の一文だ。
「海軍反省会」の伝聞証言よりはこちらの方が判りやすいだろう。
375:名無し三等兵
12/04/01 18:23:56.96 ZOQgL40k
先遣部隊である第六艦隊(潜水艦部隊)旗艦香取の司令部には、昭和十七年四月中旬の
内地出港時、敵信班と称する、兵曹長を長とする外信傍受専門の経験者約十名の通信科
下士官が配属され、乗艦していた。
そのさい、軍令部から米空母の使用する電波七ないし八種を記載した文書を交付さ
れた。それで同年五月三日、香取がクェゼリン入港までの航海中およびその後の碇泊中も、
真夜中以外の薄明時に近い夜間も傍受に務めていた。
そして六月五日、ミッドウェー海戦のはじまる日の数日前になって、敵空母らしい電波を
探知してのである。それは、一つの固有呼び出し符号を中心にいくつかの変わった呼び出し
符号のもが連続して出現する現象で、その電波も中心のものより弱い。
それが、空母を中心にして、その艦載機が洋上から母艦に通信するかのごとく感じられる
もので、平時から聞きなれた外信専門の傍受経験者には、よくわかるとのことである。
しかし、実際は、その電波発振状況が、こちらで期待するように連続して、満足できる
ように補足できるものではなかった。【p.40】(続く)
376:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/04/02 18:33:11.83
続けてください
377:名無し三等兵
12/04/02 20:33:20.11 Q8fxVFsr
六月五日のミッドウェー海戦のはじまる二~三日前になり、やっと通信量が多くなり、
敵信班長与田(?)【原文のママ】兵曹長から通信参謀である私に方向があったのは、
六月三日の午後であったと記憶する。
それも、同班長から、
「いま、米空母らしい電波が発信されているので、通信参謀ご自身でレシーバーを
かぶって、聞いて確認してください」
と、受信室まで来るようにみずから呼びに来たのだった。レシーバーをかぶる始末に
なったことを、はっきり記憶している。
その電波はわずかに聞きとれたが米空母のものかどうか即断できるわけでもない。が、
しかし、話を聞けば、前述した固定の呼び出し符号のものを中心に、いくつもの変わった
呼び出し符号の音の弱いものがつぎつぎと出現していることで、中心のものが空母である
との確信を得たわけである。
そこで直ちに、司令部電信長・河野幹兵特務中尉(戦後、海田市に居住すると聞く)に命じ、
クェゼリンとヤルートとの両方位測定所をして、一斉方位測定をさせ、数回の方位線を得て、
それを海図に入れ、米空母の位置を求めた。
ところで、クェゼリンとヤルートとのあいだの距離が近いため、ミッドウェー付近の地点は
きわめて底辺の短い鋭角の頂点になるので、東西の位置の線は正確でも、南北の位置決めには、
相当の誤差が出るものと考えられた。 【p. 40 - 41】 (続く)
378:名無し三等兵
12/04/03 02:16:13.29 pgXjdGWp
>>377
2行目の「方向があったのは」は、「報告があったのは」の間違いね。
379:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/04/04 02:33:23.48
うい
380:名無し三等兵
12/04/04 07:19:50.17
谷甲州の小説みたいだな
381:名無し三等兵
12/04/04 19:36:02.38 VzjIEnBy
そこで、迷いながらも、ともかく位置を決め、当時としては戦局に重大な敵情報告になるので、電文も十分考えたつもりで
ある。それは、自分の記録として書き留めていなかったので、正確を保しがたいが、要旨は、
「六艦隊敵信班は数日来、敵空母らしき電波を補足す。その電波のクェゼリンとヤルートよりの一斉方位測定による、本日
一八〇〇の敵空母の位置、ミッドウェーの北北西一七〇浬(B)、付近に他の一隻あり、いずれも東西に遊弋しつつあり」
というものであった。宛名を連合艦隊司令長官、機動部隊(空母部隊)司令長官、先遣部隊潜水艦に対しての連名とし、通報
先は軍令部総長、発信者・六艦隊司令長官、発信時刻は午後八時前後であったと記憶する。
右の電文中、敵空母の位置の時刻一八〇〇とミッドウェーの北北西一七〇浬などの記憶は、残念ながら不正確で、大体
そんな程度であったろう、と思っているのが本当である。
これは作戦上、最緊急を要すると考え、「作戦特別緊急電報」の取り扱いをして、「キン」の指定をいれたのである。
この電文を、私室に就寝中の先任参謀松村緑中佐、参謀長三戸寿少将および六艦隊長官小松輝久中将につぎつぎと届けに
いった。
382:名無し三等兵
12/04/06 00:56:33.10 Qnq5l8xE
これは、海軍の甲暗号書中にあるもので、(B)は、この位置に多少の誤差のあることを示す意味である。ちなみに
(A)はきわめて正確、(C)はこの位置に誤差大なりとの意味である。
この(B)にした理由は、クェゼリンとヤルートのあいだの距離が近いため、前述したように、きわめて小さな鋭角の
頂点になる敵空母の測定位置が、南北に大きな誤差を生ずるおそれがあることである。
その旨説明すると、先任参謀から、配備予定潜水艦散開線とその空母との関係位置を聞かれた。そこで、それを確かめるべく、
二人で幕僚室に行き、海図上で関係位置を調べた。
その散開線はミッドウェー北方で、南北に長く、二個潜水戦隊十一隻の潜水艦の各間隔は十五浬(数字の記憶不確実)の
一線配備であった。
しかし、ミッドウェー作戦の直前に取りやめになった別の作戦(K作戦)海域からの移動がおくれ(昼間の水上航行危険)、
現場に未到着のものが多いだろうと判断された。したがって、参加潜水艦には、敵空母出現のための、その散開線移動の
電令は打たなかったと記憶する。
先任参謀との話し合いが終わったあと、敵空母に関する電報を三戸参謀長と小松長官とに届けたが、そのさい、潜水艦
散開線のことにつき、先任参謀と話し合ったことも付け加えた。
そのとき、とくに小松長官のご満足げな様子を感じ、サインをいただいて長官私室を出たことをはっきり記憶している。
【p.42-43】
383:名無し三等兵
12/04/07 12:23:07.30 830b6HjG
戦後、三戸参謀長が、この敵空母の情報につき、防衛庁戦史室において尋ねられたとき、「まったく記憶にない」と言った
ことが、ミッドウェー海戦記書『あゝ軍艦旗』(亀井宏氏著)の中に記述されている。これは、私が届けに行ったのが夜間の
就寝中で、参謀長をわざわざ起こして説明したので、あるいは記憶に残らなかったのであろう。
もし、潜水艦散開線と敵空母との関係位置のことにつき、先任参謀と話したことや(B)の話などをすれば、あるいは
思い出されたかと想像する。
ところで、右の電報は、中尉の暗号長(名前忘れた)に手渡し、重要電報であるので直ちに暗号にして送信室に回すよう
に命じた。そして、その夜、その暗号電報は、連合艦隊旗艦、機動部隊旗艦および東京通信隊で受信したという了解符(
潜水艦へは放送で了解符不要)を、六艦隊旗艦香取で確認した。
そのあと、東京通信隊から一般通信系(この電波を待ち受け配員すれば、戦況全般がわかる。東京でキーを押せば、千葉県
船橋送信所の送信機が作動する)と、超長波(一七・四四KC)放送(東京でキーを押せば、愛知県刈谷の送信所の送信機が
電波を出す。太平洋に作戦行動中の潜水艦向け専用)との両電波で、各二十回以上、放送されている。
それは、発信艦香取の受信文のなかに同文電報として発見されている。この重要電報が、ミッドウェー作戦の主役である
機動部隊司令部に通達していなかったことが、前記『あゝ軍艦旗』の記事の中にあるのをはじめて知ったのであるが、まっ
たく不可解といわざるを得ない。
384:名無し三等兵
12/04/07 12:28:30.65 830b6HjG
>>375-383 まで問題の第六艦隊通信参謀だった元・少佐、高橋勝一氏の回想の
大半を挙げた。日本側で発掘できるのはここまでかもしれないが、論戦の続きを
期待したいところだ。もっとも「戦史叢書」くらいは読んでいるレベルを望むな。
385:名無し三等兵
12/04/07 15:31:25.85 fJWN/7Ri
ということは軍令部からの緊急電はこの情報を元にして
行ったと解釈していいのか
386:首席参謀
12/04/07 18:07:13.56 MpCNyn7Z
>>383
>暗号電報は、連合艦隊旗艦、機動部隊旗艦および東京通信隊で受信したという了解符を、六艦隊旗艦香取で確認した。
>発信艦香取の受信文のなかに同文電報として発見されている
ここの部分の証言を裏付ける、海軍公文書って、何か残ってないかな?
387:名無し三等兵
12/04/08 02:41:10.04 8IYxd8i7
>>386
それがないから、もめておるのだけど。
388:名無し三等兵
12/04/08 09:01:36.18
>それが、空母を中心にして、その艦載機が洋上から母艦に通信するかのごとく感じられる
日本側がとらえたのは艦載機との交信らしいが、アメリカ側の資料では無線封止してるはずなんだよなあ
どっちが本当なんだろ
389:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/04/08 09:19:50.01
首席参謀っ!わが艦隊のスレは確実に保存されているでしょうな?
昔は1000までいけばhtml化されたけど、今やナシだからなあ<○なら読めます商法
390:名無し三等兵
12/04/08 16:20:54.08 UlBNa+8B
無線封鎖と艦載機と空母のやり取りは別物だよ
391:名無し三等兵
12/04/08 16:53:48.72
無線封鎖してたら直衛機の誘導も出来ないって有り得ない
392:名無し三等兵
12/04/09 01:44:25.89 Ev+qVtI6
>>191 で、首席参謀殿が「海軍反省会」での発言を引用したことから、「米軍の無線封止」が
どの程度厳守されていたのか?」と議論が始まったんで、その辺りから読んでくれ。
また、堂々巡りのやり取りを繰り返したくない。
393:名無し三等兵
12/04/12 19:55:52.50
ミッドウェー海戦の戦犯を決めるスレが立ったな
かつての南雲スレを再現したかのような低レベルさだった
394:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/04/12 22:11:55.03
新兵が毎年浴びる黄金水みたいな物だし
395:名無し三等兵
12/04/13 00:38:28.82 Y9H1uIpY
>>393
あんたの言う戦犯探し、なんてやってないぞ自分の目の曇りを心配しろ。
396:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/04/13 18:08:38.81
>>395
直ちに攻撃隊を発艦させたまえ。
397:名無し三等兵
12/04/13 18:42:52.21 Y9H1uIpY
>>393
スレの内容も読まずに「戦犯捜し」なんて、自分の「低能レベル」をかえりもせずに
決め付けるな。「消防」は失せろ!
398:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/04/13 20:18:11.64
春厨攻撃隊を電探で確認!目視確認>>397,395
二艦隊は全艦最大戦速、第一警戒序列の通り防空陣形に変更!
二航戦は直ちに甲板の航空機を上空に待避させよ!
二航戦角田司令官に平文で打て
399:名無し三等兵
12/04/14 12:30:22.04
>>398
二航戦司令官は山口司令ではないんですね…
400:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/04/14 19:31:26.68
>>399
>二航戦司令官は山口司令ではないんですね…
うう…申し訳ない。
401: 【東電 70.6 %】
12/04/15 13:09:37.11
南雲艦隊の飛行士が全員てんかんだったら
スレリンク(army板)
402:名無し三等兵
12/04/18 18:31:57.35 gTs0dFaU
>>233
>TBSシステムは超短波電波を利用する無線電話装置で、それまで視界以上には到達しないと思われていた
ものであった。事実において、TBSシステムがオアフ島から遠く離れた第16機動部隊に届いたという事例は、
その後ふたたび起こらなかった。
ここでいう「TBSシステム」とは第2大戦時に米海軍が使用した用語で、「Talk Between Ships」の略語だ。
使用された周波数は30mKH から 300 mKH だったという。俗にいう「艦隊内無線」とされるもので、1930年代
半ばから、各国の海軍で使用されていた。夜間には到達する距離が伸びることが知られていたので、通常は昼間の
使用に限っていた。航空機の誘導にも使われていたことはいうまでもない。(英文 Wiki からの要約)
>>401
クソすれなんぞ、持ち出すな。
403:名無し三等兵
12/04/25 19:07:17.76
南雲長官、連休の予定はいかがですか
404:名無し三等兵
12/04/26 02:08:53.78 3sQTG8IG
本職は仕事とデートと祭りの準備で忙しい。70周年記念用の文章を書いている時間が
ほとんどないのがつらい。
405:名無し三等兵
12/04/30 00:51:13.27 enfbE4gR
「南雲艦隊、GWニ全滅セリ!」という電信が届けられるころかな?
406:首席参謀
12/05/03 18:58:48.85
70年前、宇垣図演の3日目だったんだな…
407:名無し三等兵
12/05/04 18:55:40.47
>>406 で?
408:名無し三等兵
12/05/07 21:37:40.44
静かな連休だったな。
空母スレはタイムマシンネタで盛り上がっているようだ。
このスレはどうするかな。
409:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/05/07 22:08:21.98
やはりタイムマシンで山本五十六のほくろの数を……。
と言うか今日は珊瑚海海戦の日、レキシントンは大爆発を起こして沈没
五航戦はやや東方海上を航行中かな
410:名無し三等兵
12/05/08 09:25:18.51 n2hmiP7P
>>409
日付を1日間違えているぞ。5月8日だ。ちょうど、いまごろ双方の飛行隊が
それぞれの目標に向かって接近中だな。
411:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/05/08 17:59:09.73
おっとすまん<日付
412:名無し三等兵
12/05/08 20:14:40.27
静かなら静かでいいんでね
本体が無事ならそれでいいわな
戦犯何とかって所で何か訳の判らない事を騒いでいるけど、南雲スレとは無関係だしまあ勝手にやってろって感じ
413:首席参謀
12/05/09 21:37:28.79
そういえば、42年5-6月の真珠湾偵察作戦は、二式大艇でやる、と(GFが)決めた真相って、
何だったのだろうね?
そう思った理由は、伊9と零式小型水偵の組み合わせで、
1942年(昭和17年)2月14日に、「真珠湾の偵察」に成功してるから。
大艇にしたって、零式小型水偵にしたって、真珠湾を偵察するのはどう考えても夜間なわけだし、
日が落ちた後に、真珠湾から(例えば)150浬(約300km)離れたところから出撃して、
真夜中に真珠湾を偵察して、黎明前に戻って、収容して潜水する、という成功実績があった、
ということをさっき知ったから。
52回の偵察作戦を実施して、48回成功して、40回は機体回収に成功してるって、
結構イイ数字なんだよね。
もしも、潜水艦+零式小型水偵で真珠湾を偵察するって、初手の段階で決めていたら、
真珠湾に空母がいない、ってネタを、GFも1AFも掴めたんじゃないのかな?
とすると、ミッドウェーの歴史が書き換わる可能性すらあった、んじゃないか、と…
414:名無し三等兵
12/05/09 22:50:45.23
その零式小型水偵の偵察が失敗してたら、二式大艇で偵察していたら(中略)たんじゃないかな?
と今頃誰かさんが言ってそうだな
52回実施で48回成功、だから何、何が言いたいの、でしかないとか
あの偵察で米空母や米戦艦が何隻いようがいまいが作戦が変わるほどの変化は常識的に考えて無いだろよとか
その辺の考えには至らないのだろうか
いたらないから相も変わらず後知恵&ご都合主義な考えなんだろうなあ・・
415:首席参謀
12/05/10 01:00:16.03
>>414 はぁ、まるで草鹿の亡霊が憑依していそうな書き込みだ。
思い込みが強いところは、ホントにそっくりだw
6/3に、真珠湾偵察の結果、空母が発進済み、という東京通信隊の放送が入ったら、
南雲・草鹿・源田等を始めとする1AFの幹部が、
それでも雷爆転装を命令するのか、非常に興味深いところであるのだが。
彼らは、6/5に米機動部隊が出現するわけなんかない、という自己暗示の元に、
安易に、山本長官の雷装待機を破ったことは事実なのだから。
416:名無し三等兵
12/05/10 21:38:29.85
>>413 いやいや、米空母は南太平洋方面で活動中となるだけなんじゃないか
>真珠湾に空母がいない、ってネタを、GFも1AFも掴めたんじゃないのかな?
真珠湾にいないからといって、なんでミッドウェーに出現することが確定なんだ?
第二次東京空襲かもしれんし、アリューシャン方面かもしれんし、ウェーキ再奇襲かもしれんし、
無数の選択肢が考えられるだろ。
417:名無し三等兵
12/05/10 22:29:43.56
>>416
首席参謀の亡霊が憑依しているからじゃないの?
思い込みが強いところは、ホントそっくりだし
418:名無し三等兵
12/05/10 23:39:59.70
やはり真珠湾偵察よりも、潜水艦の配置遅延の方が悔やまれるな。
散開線にかかったなら、米空母の行き先がミッドウェー方面だとみなしてもかまわんだろう。
419:名無し三等兵
12/05/12 23:46:38.15
艦隊令(大正三年十一月三十日 軍令海第十号、改正 昭和一九年第二号)
第二十一条
艦隊司令長官は疾病その他緊急の際に当たり一時麾下人員の移転を必要と認むる場合において
海軍大臣の承認を経るの道なきときは便宜之を処理することを得
此の場合においては事後之を海軍大臣に報告すべし
第二十二条
艦隊司令長官は必要に応じ麾下の人員を麾下艦船部隊の間に一時転勤せしむることを得
但し士官については緊急やむを得さる場合を除くの外予め海軍大臣の承認を経るを要す
前項の場合においては士官及び候補生については之を海軍大臣に報告し
その他の者については之を本人在籍の鎮守府司令長官に通報すべし
第三十二条
艦隊司令長官の職責中統率に関する事項は之を連合艦隊司令長官に準用す
この条文を読むと、山本GF長官は「必要に応じ」、南雲・草鹿といった「麾下の人員を」、
GFが統率する1AF以外の「麾下艦船部隊に一時転勤」させる権限を持っている、と解釈できるのかな?
原則的には海軍大臣の事前承認が必要とはあるが。
緊急やむを得ない、とこじつけて、海軍大臣事後報告でもよさそうだが。
420:名無し三等兵
12/05/13 00:09:50.86
セイロン沖海戦に参加できず、パラオの座礁を修理するために4-5月はずっと日本にいた加賀に、
伊勢の替りに21号電探を実験用に搭載実験していた、と妄想した場合、
ミッドウェーでの急降下爆撃を喰らう、という不祥事は回避できたかな?
単機の航空機、55kmで探知した実験結果らしいしね、21号電探。
日向は、42年5月5日の演習中の砲塔爆発事故の後、22号電探を装備して、アリューシャンに出撃したのだから、
レーダー取り付け改造工事の工期そのものは、極めて短いんだよね。
そういう意味では、4/24に横須賀に帰港できた赤城に電探を装備する時間、ないとは言えない。
421:名無し三等兵
12/05/13 00:52:40.28
時間の問題じゃなかったからね。
422:名無し三等兵
12/05/13 01:01:35.07
だから、どの艦に実験用レーダーを乗せるか、という選定の問題だろ?
423:名無し三等兵
12/05/13 10:16:48.81
>>420 それは実験結果の話であって、
>単機の航空機、55kmで探知した実験結果らしいしね、21号電探。
実際のアリューシャンでは21型(対空)は役に立たず、日向の103号(対水上)の方が
霧中航行で効果を発揮したんだが。
424:名無し三等兵
12/05/13 18:22:35.70
>>423 アリューシャンで21型(対空)が役に立たなかった、っていうけど、
その2号1型は、42年6-7月の時点で、翔鶴や隼鷹などに装備させているんだぜ。
ミッドウェーの戦訓を踏まえてな。
425:名無し三等兵
12/05/13 19:18:04.16
>>424 何を言ってるんだ?
>>420は21型を加賀に設置してたら被爆は防げたかと聞いてるんだろ。
じゃあ同時期に実施されたAL作戦と比較するのが当然じゃないか
>42年6-7月の時点で、翔鶴や隼鷹などに装備させているんだぜ
そんなこと、このスレの住人なら誰でも知ってるだろ。何が言いたいんだよ
426:名無し三等兵
12/05/13 19:48:14.41
>>425 自分が言い出したのだから、
アリューシャンで、2号1型電探が、どれだけ防空に役に立たなかったか、説明すりゃいいだろw
427:名無し三等兵
12/05/13 21:44:40.37
21型の探知距離はせいぜい50km程度だから敵編隊がその範囲内に接近でもしない限り効果は分からないんじゃないか?
アリューシャンじゃ、そんなことなかったろ。
たぶん味方攻撃隊を追いかけるくらいしか出来なかったと思うけど
428:名無し三等兵
12/05/13 21:53:33.74
歴史街道で山口多聞特集してるんだけど
山口の進言が「現装備ノママ攻撃隊直チニ発進セシルムヲ至当ト認ム」
となってるけどこんなだっけ?
あと真珠湾の翌日にも真珠湾の再攻撃を具申したって本当?
429:名無し三等兵
12/05/13 21:56:24.55
レーダーがあれば南太平洋海戦で翔鶴、瑞鳳が急降下爆撃を食らう、という不祥事は回避できたのか
レーダーがあればサンタクルーズ海戦でホーネット、エンプラが急降下爆撃を食らう、という不祥事は回避できたのか
誰もそうは言わず、ミッドウェイでレーダーあればだけはよく言われるのは何故なのだろうか。やっぱり不思議。
あったから防げた事例もあれば、あってもやっぱり防げなかった事例もあるように、何とも言えんだろうよとしか言えないだろうに
ゲームネタはあまり好ましいとは思えんけど、リセットする毎に結果違うのだからコレが確実なんて誰も言えんよ
430:名無し三等兵
12/05/13 22:14:14.47
レーダーがあっても探知範囲55kmだとCAPを出す前に艦爆隊らしき編隊がいるなんて
伝達できるはずもなし、空中のCAPに電信で誘導なんて無理だろうし爆撃そのものは
妨害できなかったろうな。
事前に察知できたとしたら操艦でかわしきれたのかがポイントだろうが。
3隻の中1隻でもかわしきれていればその後の戦闘は様相が異なってくるだろうな。
(赤城なんかなんとかかわしきりそうなものだが)
431:名無し三等兵
12/05/13 22:24:54.73
21電探の実用型、単機で70km、編隊で100kmで探知できるのだったら、
時速500kmで接近する戦闘機だったら12分前、400km前後で接近する艦攻や艦爆だったら15分前に探知できる計算だね。
いくら電探を使用して手前で敵機編隊を探知したところで、
どれだけ潤沢に迎撃戦闘機の数を用意して、敵編隊にぶつけられるかが、
被害の大小を左右する決め手だったりするからね。
とはいえ、艦隊の爆撃回避運動において、電探の有無はかなり大きな意味を持つんじゃないか?
ミッドウェーではロクに回避運動できなかったわけだし、
南太平洋では、可燃物を海に投棄する事前対策まで行えたから、
翔鶴への命中弾が致命傷にならなかった、とも言えるわけで。
432:名無し三等兵
12/05/14 07:52:25.60
>>428 多聞の具申は戦闘詳報には残ってないから、文面については色々な説がある
433:名無し三等兵
12/05/15 21:04:47.12
現装備ノママ~はさすがに初耳だな
執筆陣が戸高とか三野だから都合よく改鋳するからな、あの雑誌は
434:名無し三等兵
12/05/15 22:52:30.54
生出寿の本にも出てくるんだが>現装備ノママ
435:名無し三等兵
12/05/17 02:07:04.46 UOp1ixrb
も少し、まとめてくれや。米側の資料を調べる基点になりそうだ。
436:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/05/17 14:51:06.91
愚将山本五十六
知将小澤治三郎野本ですべてを出し切った方ですね>生出寿氏
ろ号作戦終了に伴い、今回の作戦終了に伴う訓示を台の上で述るが、
目の前に居るのは、ほとんどぼろぼろになった搭乗員。
小澤はその姿を見て、何度も訓示の途中で絶句し最後は泣いてしまった。
だが、小澤はここで泣いてはいけなかった、何故米軍がここまで強くなったか、それを考えるべき立場に居たのだ
目の前の搭乗員が不憫で泣くのは人の情として胸に迫る物があるが、その作戦を実行したのは、あなただ。
(知将・小澤治三郎より 記憶で
結局このときの時の戦果判定や米軍に帯する情勢判断がなされず、そのままあ号作戦へと突き進んでいくのである。
437:名無し三等兵
12/05/22 22:05:32.94
>>428 それは聞いたことないな>真珠湾の翌日にも再攻撃を具申
438:名無し三等兵
12/06/02 23:09:45.22
今年もそろそろだな。ちょっと練習しとくか、
敵機、直上ー!
439:名無し三等兵
12/06/04 02:22:08.75 ApF7927w
おーい、もう爆弾が甲板上に落ちてくるのはじかんの問題だぞ!
440:名無し三等兵
12/06/04 12:47:35.11 1JbrE54e
レーダーがあれば攻撃を受けないと妄想しているカスがいるけど
南太平洋海戦でも損害を減らす効果は絶大で
迎撃機が会敵に失敗しても
可燃物の投棄や対空火器の準備
艦載機の空中退避など色々あるわな
441:名無し三等兵
12/06/04 13:21:07.83
言いたい事はなんとなくわかるが、文章がおかしいぞ
442:名無し三等兵
12/06/04 13:35:28.40 1JbrE54e
小さなことは気にするな
443:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/06/04 18:57:09.43
70年前の南雲部隊の位置を(日本時間で)捜そう<忘れた
444:名無し三等兵
12/06/04 21:02:23.94 ApF7927w
>>443
そんなものミッドウェー海戦のサイトに載ってるよ。5月26日の日本輸送船団の
サイパン島出港から、6月5日の夕方までね。
445:名無し三等兵
12/06/04 21:16:03.66
敵空母らしき呼出符号を傍受
446:名無し三等兵
12/06/06 08:21:44.20
>>442
レーダーの有効性を肯定してるのか否定してるのかわからん。
といってるまに6月6日になったな。
447:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/06/06 19:22:12.68
>>446
次は6/19ですよ皆さん!
448:名無し三等兵
12/06/06 19:32:31.39
今日はDデーだ!!
449:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/06/06 20:23:30.47
さあ、今年も海でノルマンディー上陸作戦ごっこをしよう。
450:名無し三等兵
12/06/07 01:14:53.27 OIHmyXYd
だれも森史朗さんの「ミッドウェー海戦」2巻本(「知略と傲慢」と「運命の日」)に
触れないな。本屋はもちろんのこと、アマゾンのサイトさえ見ていないのだな。
451:名無し三等兵
12/06/07 07:52:26.83
暁の珊瑚海の人だね、どんな内容なの?
452:名無し三等兵
12/06/07 12:00:58.91 OIHmyXYd
帯の紹介をすると、
第1部 70周年 日本型組織の構造的な欠陥を抉り出す
アメリカ軍は綿密は暗号解読で、南雲機動部隊の攻撃目標・地点を
正確に探り当てた!
無敵の連合艦隊に、アメリカ軍は暗号解読を武器に立ち向かう。
真珠湾から連戦連勝の日本海軍。山本五十六のハワイ攻略構想に繋がる次
期作戦が連合艦隊主導で決まった。だが、米機動部隊を誘い出し撃滅する
はずの作戦が、東京初空襲により変質し、太平洋上の小島占領も新たな目
標に加えられることになる。一方、アメリカ側は日本海軍の「D暗号」を
丹念に解読し、次の目標AFがミッドウェー島であることを突き止めた……
第2部 新事実 太平洋戦争の転換点となった大海戦の壮大な叙事詩
「本日敵出撃ノ算ナシ」この敵情報告で日本は空母4隻沈没の
大敗北を喫した!
日米決戦における敗因から、日本型組織の構造的欠陥を抉り出す!
「本日敵出撃ノ算ナシ」--全軍に発進されたこの敵情報告に油断し、正規
空母四隻の南雲部隊は待ち構えていた米機動部隊に大敗北を喫した。絶望
的戦況の米軍に一矢報いた空母飛龍の反撃など、生き残った戦闘員への
綿密な取材を元に、参謀や指揮官の言動、パイロットや整備兵の奮闘まで、
「太平戦争の天王山」全過程を克明に描く壮大な戦史ノンフィクション。
453:名無し三等兵
12/06/07 21:28:19.06
帯の紹介文見る限りでは、読みたい気が全然しないのは何故だろうか
454:名無し三等兵
12/06/07 21:46:14.87
俺は興味あるけどな。
このスレとしては組織の問題より南雲をどう評価してるかが気になるところだが
455:名無し三等兵
12/06/08 02:18:09.43 5RxiG+rp
アマゾンの読者コメントを読んでみたら?いくつかあがっているよ。
456:名無し三等兵
12/06/08 18:37:56.51 j89HEEfu
南雲の慢心がすべてだろう
457:名無し三等兵
12/06/09 00:34:59.85
konozamaのレビューには、南雲については特に書かれてないな
458:名無し三等兵
12/06/09 08:28:40.60
久しぶりに現れた
自動あげ装置
459:名無し三等兵
12/06/10 22:28:27.34
南雲は生き延びて、「空母機動部隊始末記」を書くべきだった。
460:名無し三等兵
12/06/11 22:06:47.42
小沢や栗田は生き延びたが、敗戦の将語らずだったな
源田とか淵田とかおしゃべりな男たちが戦史を作り上げていくのだ
461:名無し三等兵
12/06/11 23:38:17.11 cYF7Fufr
山本が隠し、南雲が黙り、草鹿が弁明し、淵田と源田が嘘で塗り固めた結果、
「運命の5分間伝説」が流布した。
462:名無し三等兵
12/06/12 00:01:23.86
全くだな
故意ではなくとも、手記を書くときどうしても保身に走ってしまうからなあ
463:名無し三等兵
12/06/12 19:43:30.14 Oy7pSSY+
巧みな人事で大敗を隠した奴らが
まともに戦闘記録残すはずが無い
464:名無し三等兵
12/06/12 22:26:16.10
>>461
本当は一方的にボコられたんだけれど、惜しかったんだぞと言ってまわったんですね。わかります。
465:名無し三等兵
12/06/13 00:39:11.79
人物評価って、案外「声の大きさ」で決まったりするからな
466:名無し三等兵
12/06/13 01:18:02.05
洋の東西問わず主張しない人間は評価の受けようが無いからな。
467:名無し三等兵
12/06/13 12:55:28.43 RxB1YyuL
南雲は弁明はしていないが、わずか20部しか作成されなかった(作成者は5部という)
「第1機動部隊戦闘詳報」をサイパンの司令部に残していた。それを米軍が捕獲して英訳
した。一部分が欠損しているが、それでこの海戦での日本側の動きの基本が判る。
作成者の吉岡忠一少佐(当時)は「恥を隠ぺいするために一部を書き換えた」と認めていた。
468:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/06/13 13:08:52.91
テニアンには空母大鳳の写真が、敵味方識別用に一航艦司令部の跡にあったぐらいだしなあ。
海軍も所詮は当時の官僚てことで
469:名無し三等兵
12/06/13 23:38:39.83 PpMtXqGW
他部隊の通信記録もミッドウェー前後は無いんだよな
470:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/06/14 16:52:09.41
一応、在るけど、あんまし関係ない部隊
471:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/06/14 16:57:37.30
例 第七戦隊 重巡熊野 接受電報。
発信者 番電 内容 暗号種別
17年5月31日 1KF 373 戦闘慨報 D
6月08日 AQ攻略部隊 94 同上 D1
6月09日 幌莚 819 同上 D1
6月15日 4F 47 同上 D1
6月20日 1KF 515 同上 D
6月24日 基地航空部隊 317 同上 D
6月26日 北方部隊 791 同上 D
6月26日 東印部隊 673 同上 D1
6月27日 4F 189 同上 D
7月02日 基地航空部隊 322 同上 D
7月10日 幌莚(5F) 266 同上 D
7月14日 基地航空部隊 330 同上 D1(更新完了)
7月17日 4F(内南洋) 804 同上 D
(中略)
昭和17年8月16日 東印部隊 16160594 同上 呂1
8月17日 東印部隊 不明 同上 D2(併用)
8月19日 4F 19110576 同上 呂1
8月25日 機動部隊(3F) 25105010 同上 呂1
8月27日 同上 27140562 同上 呂1
8月28日 4F 28081070 同上 呂1
8月28日 同上 28081009 同上 D2
472:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/06/14 16:59:19.23
再録
ちなみにD暗号は米側においてはJN-25と呼称冊子は、
暗号書D D一般乱数表 使用規定 特定地点略語表 暦日換字表 等がある。
D暗号書は受信(解読)と送信(組立)の二部冊制である。
一例を D暗号発信用
49728 聯合艦隊 32049 連合艦隊司令部
22869 聯合艦隊 03657 同上
54024 連合艦隊 47379 同上
25764 第一艦隊
15534 第一艦隊司令部
昭和16年11月20日の特定點域略語表 (甲)
AE Palmyra
AEA
AEB Kingman Reef
一般乱数表の214ページを抜粋する。
214ページ
横座標→ 0 1
縦0 50310 74850 ←これが乱数
座1 06151 93374
標2 94355 46814
問題は暗号の更新時におきる。
1.暗号表と乱数表を同時に改訂するのを絶対更新
2.乱数表のみの更新を補強更新
473:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/06/14 16:59:38.98
昭和17年6月1日の改訂でも、その前でも(その前の更新は16年12月4日だったが
乱数表の配布が間に合わず昭和17年1月16日まで新旧の乱数表が併用されていた)
暗号書一式の更新を行うと、どうしても新旧の乱数表を使わざる得ない状況になる。
↓
D暗号からD1暗号への命令。
昭和17年4月25日 発海軍大臣 受 各鎮長官、各警長官、各艦隊長官
官房機第773番電
本文 昭和17年5月1日より、海軍暗号書D1、同一般乱数表 第九号を実施し
海軍暗号書D及び同一般乱数表第八号の使用を停止し同七号を廃止ス。
(横鎮、戦時日誌・令達報告の項より)
しかし、実際は6月1日までは最前線までは行き渡らず、
新旧併用でやっていたのが実情である。
事実、それ以前に出撃した、第一機動部隊(南雲)グアムの攻略部隊及び支援隊は、
12月4日に補強更新された、D暗号で発信していた。
いじょ。
474:名無し三等兵
12/06/15 00:56:46.99 CTnUDch+
>>471
貴重な資料提示有難うさん。
ところで6月5日の「利根4号機」の「0255電 敵機十五機貴方ニ向フ」という
電報は熊野受信記録には一航艦機となっている。という戦史叢書「ミッドウェー海戦」
の注(307ページ)があるけど、これはどうしたのだろう?
475:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/06/15 19:49:12.50
>>474
それがですね、この日にちの飛び方に集約されると思うんですよ
17年5月31日 1KF 373 戦闘慨報 D
6月08日 AQ攻略部隊 94 同上 D1
6/1~6/7の記録が無いんです。
戦史叢書にはあるなら、それは多分隠滅し損ねた部分では無かろうか
476:名無し三等兵
12/06/15 21:32:20.08
恐らく徹底的に自分たちの保身の為に
嘘で塗り固められた戦闘記録であり
叢書なんだろうな
477:名無し三等兵
12/06/16 01:57:54.67 XroAmI2Z
>>476
そうした「公認された嘘という名の歴史の裏に隠された真実を探り出すのが歴史家の
使命なのだ」とヴォルテールはいったそうだ。この国の歴史家の大半は「単に史料を
並べ立てるだけで、その意味を問わない単なる事務屋でしかないのに『大家・権威』と
祭り上げられている連中の多いこと。
478:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/06/16 07:16:06.88
>>477
宮崎市定先生に謝れー宮崎先生に謝れー
479:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/06/16 08:42:58.59
あ号作戦発動二日目
480:名無し三等兵
12/06/16 15:18:59.65 XroAmI2Z
「大半」といっておるだろうが、お前みたいに宮崎市定先生のような権威を
笠に着て自分も権威だと言い張るのが多いという意味だ。
481:名無し三等兵
12/06/16 15:38:13.97
おそらく実際はもっと早く米空母を発見していて
攻撃隊を出す時間も十二分にあったのに
もたもたして兵装転換までして負けたんだろう
482:名無し三等兵
12/06/17 10:43:08.52
あ
483:名無し三等兵
12/06/17 13:53:28.90
>>481
米空母が出てくるはずがないという予断があって、
偵察機の報告を信用しなかったらしいよ。
484:名無し三等兵
12/06/17 15:16:00.15
>>483
信用しないんならなんで索敵機だしたのかね?
485:名無し三等兵
12/06/18 13:48:20.84
自らの保身の為一応は索敵する必要はあった
486:名無し三等兵
12/06/18 14:36:59.65
ふむ、米空母が出てくるはずがないと考えつつ、保身の為に索敵を出し、早期に米空母を発見したのに、報告を信じなかったとな
なんで索敵を出すと保身になるのかわからんが、万一出てきた場合にアリバイをつくる為だとすれば、報告があったのに信じないのではアリバイにも保身にもなってないじゃない
早期に発見してそれに対応した行動をしてこそ、保身ができるというもの
とマジレスしてみるが
というか保身に走るなら、万一にも艦隊を喪失しないよう、逆に臆病なくらいに慎重になると思うんだがね
日本軍にはそういう例の保身の方が多い
487:名無し三等兵
12/06/18 23:14:59.02 QRMjsS8w
大塚好古氏もそろそろ「隠しネタ」を出して欲しいな。「3空母被ばく時に飛龍だけは
回避運動のあげくに、東北方向に突出していたので被弾を免れた」という定説を否定する
文章を書いておけばよかったなどど、陰で愚痴をこぼしてないでさ。
森さんも、「どれほど重要な証言でもそれだけで取り上げない。裏付けとなる書類や他の
証人のそれと合致しないと書かない」のが基本的なスタンスだったが、今回の吉岡航空乙参謀
の証言だけは「例外」として取り上げたぞ。戦闘詳報をただ一人で執筆した人物が、「公式の
記録としては残せないから、削除した」というものだ。これはほかに裏付ける人も書類もない
から、昭和51年(1976年)3月に本人が語り、そののちも否定しなかったからだそうだ。
488:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/06/19 08:22:46.91
こんな感じだったかな
0720時各空母位置
大体の各空母の幅は赤城と蒼龍の間で、5海里以上離れていたと思われる。
つまり、各空母は発艦準備の為風に立って針路を取っている訳であり
こういう図が出来上がるのである。
上は北北西(風向き向かい風)
↑
□(飛龍)
↑
□(蒼龍)
敵方向――→
↑
□赤城
↑
□加賀
注 モリソンの書籍では、加賀が赤城の右に位置しているが却下
489:名無し三等兵
12/06/19 08:32:38.35
艦隊の戦闘詳報だからだろうか
艦の戦闘詳報なら、電信綴りや各部から聴取して、主計がまとめるという感覚だったから
参謀がしかも1人で詳報を執筆というのに違和感が
490:名無し三等兵
12/06/19 11:46:40.78
戦闘詳報の戦訓所見とか見ると、なかなか鋭いなあとか、いい事言ってるなあというのを見かけるんだが
インド洋珊瑚海ミッドウェーとか、ああいうのはみんなを集めて色々意見を出し合うのかねえ
空母は基地空襲に使うべきでないとか、電探は不完全でも拙速に設置を求むとか、高角双眼鏡は倍率より視野を広くしろとか
角度が大きいと双眼鏡が役に立たんとか、対空射撃強化の為に防空学校つくれとか
いろんな立場からいろんな意見が出ている
491:名無し三等兵
12/06/19 16:41:41.28
奇襲攻撃が期待できない状況下で108機の攻撃隊を
4空母から均等に抽出し、洋上作戦初陣の
友永に指揮させたのが理解できない
せめて島との距離を詰めてからにする
くらいの機転を利かして欲しかった
492:名無し三等兵
12/06/19 16:51:11.55
>せめて島との距離を詰めてからにする
そしたらなんかいいこと有るのか?
493:名無し三等兵
12/06/19 20:02:09.30
基地の破壊が不十分な場合反復攻撃が容易
米空母発見時にも攻撃隊の収容が短時間に
攻撃隊の疲労も軽減される
494:名無し三等兵
12/06/19 20:29:28.24
距離詰めると島からP40護衛に攻撃隊が来かねないぞ?
495:名無し三等兵
12/06/19 20:36:40.16
>>493 島からも反復攻撃されますw
496:名無し三等兵
12/06/19 20:43:35.15
空母から空襲する時、距離を積めると機転を利かしていると評価されるらしい
497:名無し三等兵
12/06/19 23:44:07.04
>>491 洋上作戦初陣だから友永は島攻撃に当てたんだろ。
空母攻撃用に村田とか江草とかベテランをとっておいたじゃん。
498:名無し三等兵
12/06/20 01:31:28.48 OSxZHFHr
>>494
P40って、ミッドウェーにはいなかったぞ、ハワイから飛んでくるのか?
搭乗員全員で海水浴になるだけだが。
499:名無し三等兵
12/06/20 09:04:43.06
>>491はそれしかネタがないのか
>距離を詰めてからにするくらいの機転を利かして
おっと小澤の悪口はそこまでだ
500:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/06/20 19:52:17.42
小沢さんは緻密だから、無謀な前進や攻撃はしないだろう。
だけど、機動部隊戦はほぼ一日で勝負が決まってしまうからね
その辺から考えると不適切な人事だったな。
501:名無し三等兵
12/06/21 00:57:54.71 70dfdcBz
>>488
0720時各空母位置 (2005年提唱にされた新説)
「飛龍が集団の中にいた、という説を提示し損ねた」と大塚好古氏が
ブログでぼやいていたそうだが、その元のネタ図ね。(個別の空母の
戦闘詳報から割り出した位置だという。混乱状態だったので、また
発艦準備も整ってはいなかった。
上は北北西(風向き向かい風)
↑ ←
□ 蒼龍 ↑
VB-3
←□ 飛龍 ←VT-3
←
○(榛名?) 敵方向――→
□赤城
↓
←□加賀↑
← ←○(霧島?)
↑
VB-6 &V S-3
赤城から被爆直前に飛び立った木村惟雄一飛曹が「向かい風です」という甲板員の
言葉を振り切って飛んだと証言していることとも一致する。