【敵機直上】本日の南雲部隊司令部 1AF【急降下!】at ARMY
【敵機直上】本日の南雲部隊司令部 1AF【急降下!】 - 暇つぶし2ch150:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/02/06 19:38:24.66
逆の考え方だが、砲弾の信管をキツメに設定して爆発させず不発弾を大量に撃ち込むのも手だな。
それの解体作業に敵基地は人員を取られる

151:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/02/06 19:40:50.88
むろん、信管の感度は多彩にしておく。
三式弾でも榴弾でも徹甲弾を織り交ぜるとなおよい、
解体作業では爆発させると言う手もあるが飛行場に不発弾多数が埋設されてしまってはそれもできまい


152:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/02/06 19:43:20.75
そういう発想が出てこなかったのかねえ。
別に砲弾中身の信管の性質がバレると困るかもしれんが。
信管の性質がバレても、VT信管でも無い限り問題は少ないと思うけどね

153:名無し三等兵
12/02/06 19:44:08.38
>>148
これはまた詳細にどうも、実際に砲撃した場合の効果に
ついてですね。ヘンダーソンの場合は事前に観測部隊とか
送り込んで念入りに準備してたから、急に思いついた砲撃
では砲撃可能位置までたとりついてもなかなかですね。
 まあ私が夢見?てたのは山城たん対カタリナ、B26とかだった
んですが。。。確かにありえない状況でしょうけどね。

154:名無し三等兵
12/02/06 20:01:56.72
信管以前に水中を直進する九一式徹甲弾自体が機密事項なんだけど
それと徹甲弾て貫徹力はあるけど、爆弾と比較してかなり炸薬量が少ない
800kgの砲弾に10kgの炸薬とかで爆発力自体は25番爆弾にさえ劣る
結局のとこ制空権獲得の為の砲撃なのに、制空権がないと確実な砲撃が困難なジレンマ
確実を期して砲撃を夜明け前と夜明け後に分けると、夜明けと同時に敵の一斉反撃を食らうジレンマがある
部隊としては夜明け後の反撃が怖いから、さっさと済ませて夜明け前に離脱したいだろう
遭遇戦の可能性も考えて、全弾射撃はなく3割程度の予備弾も残すと思う

155:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/02/06 20:18:21.85
うーん、やはりダメか

156:名無し三等兵
12/02/06 22:41:36.72
何で攻略作戦なのに艦砲射撃可能な地点まで進出してわざわざ離脱するんだろう?

157:ゲショゲショ
12/02/07 00:54:08.17
攻略命令から破壊命令に急遽切り替わった想定かと。
状況変化の理由:主力部隊以外の全部隊で食中毒ないし疫病が発生し無力化、MI作戦中止。
主力部隊の新たな任務:味方部隊のミ島哨戒圏離脱までミ島基地を牽制もしくは破壊せよ。

こんな感じかしら?

158:名無し三等兵
12/02/07 13:30:54.38
ミ島飛行場には日本側の航空隊が進出する予定なのに、むやみに破壊したらあかん
敵機だけ潰して滑走路は島攻略後にすぐ使えるのが理想だ

159:名無し三等兵
12/02/07 23:31:00.02
ゲシュタポさん久しぶりですね

160:名無し三等兵
12/02/08 00:28:07.61
>>158>>126 無限るーぷw

161:名無し三等兵
12/02/08 00:56:55.81
>>158
>敵機だけ潰して滑走路は島攻略後にすぐ使えるのが理想だ

だとしたらますます、B-29が発進する前、黎明に爆撃をかまさんとあかん。
黎明に爆撃隊発進なんて、暢気なことしてるようじゃあかん。

162:名無し三等兵
12/02/08 01:04:47.38
なんか既視感を覚える話が出てきたような

163:名無し三等兵
12/02/08 01:26:39.82
とりあえずB29に突っ込んであげようぜ

164:名無し三等兵
12/02/08 01:51:37.10
前日にミッドウェー島からの哨戒圏に突入せざるを得ず、
敵哨戒機に発見されるリスクが十分あるなか、
黎明に爆撃機を発進させることで、ミ島基地の航空機を奇襲で破壊できる作戦、
とやらを、是非教えて欲しいものだ。

165:名無し三等兵
12/02/08 03:01:34.05
まあ黎明云々に関係なく、南雲艦隊は空襲前日の午前中には敵の哨戒圏に入ってるんだけどな
それと警戒厳重なのは暗号解読の影響もあるし、レーダーと併せてどの道奇襲は成功しないのさ
暗号解読がなければ黎明だろうと奇襲も成功したかもしれん
日本軍自身はレーダーがあろうと、何度も奇襲食らってる
日本軍が奇襲を防げないんだから、米軍も奇襲を食らうはずと考えるのはごく自然な発想だ

166:名無し三等兵
12/02/08 05:03:28.72
>>165
米機動部隊の各地への空襲も条件全く同じなんだけど、そっちはどうなの?
米機動部隊が基地の航空機を奇襲で破壊できる作戦とやらを是非教えて欲しいものだ

167:名無し三等兵
12/02/08 05:03:51.82
>>165じゃなくて>>164

168:名無し三等兵
12/02/08 05:05:13.03
まあ理想としては夜明けと同時に空襲が望ましい
編隊を組むのが困難になるが、現地時間で0500日本時間で0200空襲開始
125ktで250浬進出だから日本時間0000発進が理想ではある
そういう意味では、史実の発進は1時間半程遅いかもしれない

169:名無し三等兵
12/02/08 10:56:16.46
すごいな、戦艦で艦砲射撃がいつのまにか
空襲の時刻に見事にループした。

170:名無し三等兵
12/02/08 10:58:35.86
>>166
作戦ってのはどうかだけど、結果的にはトラック、マリアナ諸島
硫黄島、日本軍はつらい。

171:名無し三等兵
12/02/08 12:24:02.55
>>170
基本的に前日に哨戒圏に突入せざえるを以下略が変わらないのだがと言っているのだが
日機動部隊が前日に哨戒圏に突入せざるを(以下略)だったら「奇襲で破壊できる作戦とやらを教えて欲しい」と言い
米機動部隊が前日に哨戒圏に突入せざるを(以下略)だったら「奇襲で破壊できる作戦とやらを教えて欲しい」とは言わず「日本軍はつらい」と意味不明

リスクだなんだ言っちゃってるけど、「但し成功したら除く」とでも言いたいのか

172:名無し三等兵
12/02/08 13:29:12.87
>>171
お気持ちはわかるが、私(170)は164なんですみません。

173:名無し三等兵
12/02/08 13:30:42.18
>>172
違う、違う重ねてすみません、正しくは私は164ではないので
です。

174:名無し三等兵
12/02/12 13:37:57.17
80年公開『連合艦隊』が漏れが軍ヲタになったきっかけ
だもんで南雲=ミッドウェイの壊滅を招いた、という廚二時代の
刷り込みがあって、いくら南雲忠一に関する本を読んでも…。


175:名無し三等兵
12/02/12 19:00:06.86
たぶんそれは入り口としては標準的だと思うが>南雲=ミッドウェイの壊滅を招いた
日本人は多聞みたいなのが好きだもんね。

176:名無し三等兵
12/02/13 05:51:39.81
同感だなあ、最初にミッドウェーの顛末しったときは
なんで多聞が死んで南雲が生き残るのか納得できなかった
もんだ。

177:名無し三等兵
12/02/14 14:07:08.86
何でか真珠湾は山本の功績で、ミッドウェーは南雲の罪という扱いになり、逆を言われる事は少ない

178:名無し三等兵
12/02/14 14:29:05.24
まあ、あれだ
勝った場合 山本とか山口とかパイロットの皆様、下っ端兵のおかげ。つまり僕ちんの好きな人のおかげなんだよ
負けた場合 南雲とか誰それが悪い。ようは俺様の嫌いな人が悪い

みたいなもんじゃね?

179:名無し三等兵
12/02/14 21:04:52.86
でもマリアナでは小沢が悪いとは言われないよね
たいてい物量とか練度の差ばかり強調されるけど
大鳳と翔鶴が沈んだのは、そういうのと関係ないと思うけどな

180:名無し三等兵
12/02/14 22:32:07.10
>>179
アウトレンジはけっこう叩かれてるような
気がするが。机上の空論。

181:名無し三等兵
12/02/15 10:47:53.01
未だに疑問なのだが、大鳳の大爆発が起きた直接原因は、実は
攻撃から帰還した大鳳所属機が母艦が着艦不能で燃料切れを起こして
次々に海面に降りていく様を小澤長官が見るに見かねて、着艦させる
ように命令して、天山艦攻が着艦した時に、排気炎によって大爆発が
起きた・・・という説を昔から聞くのだが、戦後の海軍関係者の書籍
でも見た事がないが小澤のミスで大鳳は沈んだのだろうか?
大鳳の話が出たのでここで聞いて見ました

182:名無し三等兵
12/02/15 11:46:04.30
>>181
601空の第三次攻撃隊は、前路索敵用に天山・艦偵・彗星各1機と攻撃用天山7機(第1中隊4機・第2中隊3機)
前路索敵機は天山と艦偵が行方不明になり、彗星は不時着水後に若月が救助
第1中隊のうち2機が空中衝突(夜間編隊飛行の為)、不時着水後に朝雲救助
第2中隊機も不時着水後に満潮が救助
従って第三次攻撃隊に着艦機はない
大鳳は第一次攻撃発艦後に雷撃され、前部エレベーターが陥没、大鳳からの第二次攻撃隊発艦は中止され、予定機は一旦瑞鶴に移されてる


183:名無し三等兵
12/02/15 12:00:42.27
おっと大鳳の爆発は第二次攻撃隊収容時点だったな
前部エレベーターを全力で塞いで着艦可能になってるから、不時着水を見かねて~てのはないな
沈没原因はWikiに載ってるぞ
攻撃を終えて軽くなってるし、前部エレベーターが原因で着艦不能にはならないだろう


184:名無し三等兵
12/02/15 12:58:32.26 Yqgozp4d
マリアナの大敗北の一因は山本がい号作戦などで母艦搭乗員をすり減らしたことが大きい
そしてその遠因はミッドウェーの大敗北なので
結果マリアナも南雲が悪い

185:名無し三等兵
12/02/15 13:11:35.47
>という説を昔から聞くのだが

>戦後の海軍関係者の書籍でも見た事がないが

誰かに聞いた風を装って
珍説披露(w

186:名無し三等兵
12/02/15 14:24:57.79
久しぶりに自動保守要員が来たな

187:名無し三等兵
12/02/16 10:56:37.79
>>185
軍板に張り付いているゴミかw

188:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/02/16 17:19:16.05
>>187
>>186
両方に愛宕のリノリウム甲板の掃除を命ずる

189:名無し三等兵
12/02/17 20:08:18.60
3DCG「激闘ミッドウェー海戦」が発売

190:名無し三等兵
12/02/19 10:34:34.16
誰か見た人いる?感想きかせて

191:首席参謀
12/02/19 21:58:40.95 VnUaWXMc
「海軍反省会3」で、連合艦隊情報参謀を務めた中島親孝氏、
ミッドウェーの六艦隊電報につき、以下のような証言を残してる(180-181p)

★大和にどんな装置があろうと、ミッドウェー北東方面なんて分かるはずがない
・6F高橋通信参謀の打電、東京放送(東京通信隊)に掛るのを確認した、とのこと
・当時2F通信参謀で、FS作戦ばかり考えていたので、(自分は)はっきりしない
・大和の敵信班は、それ(6F東京放送)を入れて、この辺りにこういうものがあるがあると
★だとすれば、赤城にも、東京放送で必ず入っているはず
★ならば、赤城が重視しなかった、そこに問題がある

てなわけで、赤城の通信班が大ボケしてたとか、1AF幹部が握り潰したとか、
そういう「可能性」を元通信参謀が指摘してることは、非常に興味深い。

勿論、公式に、この電報が残っていないことから、故中島氏も、
「記録がはっきりしないから、軽々に批評できない」と慎重な姿勢は崩していないが。
佐薙メモに近しい証言かな。
もっとも、佐薙氏もこの反省会(S56年11月5日)に出席してるネ

一番上、大和でミッドウェー北東方面なんて分かるハズがない、って断言してるけど、
これが事実なら、いよいよ6F情報を東京放送で聞いた、という可能性しか残らないね。

192:名無し三等兵
12/02/19 22:12:29.79
ていうか、その話アメリカ側からの検証について聞いたことがないんだが。
無線封止中の米空母が電波を出すわけがないと思うけど、実際どうだったの?

193:名無し三等兵
12/02/20 07:14:44.39
>無線封止中の米空母が電波を出すわけがないと思う

無線封止の実態はどうなのよ?

194:名無し三等兵
12/02/20 21:41:33.09
それを聞いているわけなんだが>無線封止の実態はどうなのよ?
米空母は索敵をMI基地のPBYに任せているし、利根機に発見されたあとも無線封止を維持している
それほどまで神経質な米空母が安易に電波を出すはずがないと考えるのが自然と思うが
南雲部隊も無線封止を破ったが、霧のため変針の発光信号が届かなかったという事情があった
空襲前日の米空母にそんなやむを得ない事情があったとは思えないのだが
日本側の通信記録が残されておらず証言に頼るしかない現状では話は進まず、相手側の視点から検証する手法も必要だろう
俺は日本側の誤認というのが妥当なところだと思うが


195:名無し三等兵
12/02/21 08:55:08.32
>>191
>6F高橋通信参謀の打電、東京放送(東京通信隊)に掛るのを確認した
てのと、
>FS作戦ばかり考えていたので、(自分は)はっきりしない
て証言が矛盾してるように読めるんだが、一体中島は確認してるのかしてないのかどっちなんだ

196:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/02/21 09:01:17.18
それはもう、あの世に行ったときに聞くことにしましょうぜ?
たぶん、快く会ってくれるに違いない。

197:名無し三等兵
12/02/21 11:36:59.64 aZnAL4DE
>>195
S56年11月の時点で、中島参謀は
「東京放送(東京通信隊)に掛るのを確認した」という話を聞いた、という意味だろ?
中島参謀が確認した、という話じゃなさそう。

当時の中島さんは、自分には関係ない方面の放送だったから、
記録をとってないし、だから記憶もハッキリしない、ってことかな?


自分にとって一番興味深いのは、通信参謀という通信のプロが、
「大和にどんな装置があろうと、ミッドウェー北東方面なんて分かるはずがない」と
海軍反省会の面々の前で堂々と断言する部分だね。
これが事実なら、「6F電報に関する記録は全て隠匿された」という仮説が補強される。

198:名無し三等兵
12/02/21 12:40:43.06
米空母は艦載機とのやり取りを無線で頻繁にやってたが
あれは無線封鎖とは呼ばんのかい

199:名無し三等兵
12/02/21 13:28:39.03
日本軍でも、索敵機が敵を発見したら「敵らしきもの10隻見ゆ」とか、攻撃隊から「第二次攻撃の要あり」とか、頻繁にやりとりしてるじゃない
あくまで敵を発見した後で無線封鎖を解除するんだがな

200:名無し三等兵
12/02/21 16:08:11.64
>>198
が言ってるのは着艦しようとしてる艦載機に
甲板の状態伝えたりの細かい指示のことじゃ
ないかな。マリアナ以降では結構傍受気にせず
やってたらしいが。ミッドウェーではどうかは
不明。

201:名無し三等兵
12/02/21 18:03:55.51
空母の着艦は、日本だと左舷後部の着艦指導灯を見て、搭乗員自身がタイミング等を決める
米軍は着艦誘導士官がパドルを使って着艦の指示を出す
だいたい直掩機等と交信する無線は遠距離まで届かない
せいぜい100km程度だ

202:名無し三等兵
12/02/21 18:09:38.18
一応言っておくと、電信なら遠距離まで届くが電話は届かないという意味だ
視界内にいて、パドルや発光信号もあるのに、わざわざ無線使う必要もないし

203:名無し三等兵
12/02/21 23:11:34.07
米空母は艦載機の誘導を無線使ってやってただろ
直衛機なんか無線無かったらまともに機能しない

204:名無し三等兵
12/02/21 23:25:04.22
>>203 だからそんなことはわかってるって。>米空母は艦載機の誘導を無線使ってやってただろ
それをMI島空襲前日にやってたのかってこと。
それを日本側が傍受したのかってことを聞いてるんだ。

205:名無し三等兵
12/02/22 00:54:50.32
204は、米空母が無線封止を行っていると思い込んでるが、
その確たる証拠は持ってない、ってことだな?

206:名無し三等兵
12/02/22 01:32:11.65
× 204は、米空母が無線封止を行っていると思い込んでるが、その確たる証拠は持ってない、
○ 204は、米空母が無線封止を行っていると思い込んでるが、その確たる証拠は持ってない、と205は思い込んでいる

な気が・・・

207:名無し三等兵
12/02/22 02:26:40.55
結局無限ループな水掛論になってるし

208:名無し三等兵
12/02/22 08:00:26.35
作戦中は無線封鎖が常識だろって考えるのがおかしいか?
通信を行っていたなら記録が残るはずだから、艦載機の誘導云々を言うなら
(空襲前日に)何の目的で何機飛ばしていたのかという資料を把握した上で
主張しているのか、疑問に思ったもんでね

209:名無し三等兵
12/02/22 08:55:12.82
>作戦中は無線封鎖が常識だろって考えるのがおかしいか?

日本海軍に限定すれば、その考えは極めて正しいさ。
だから、レーダーに対して「闇夜に提灯」なんて揶揄する将校クラスがいたとか。

レーダーを始め、電波兵器の開発・実戦装備に熱心な米軍が、
無線封止が「米軍の」常識なのかね、ホントに?

210:名無し三等兵
12/02/22 09:15:01.81
横からだが、これ以上やっても水掛論になるだけで、何の進展性もない
推測だけで確たる証拠がないのは>>191の首席参謀や>>205も同じなんだから
それと電波兵器の導入に熱心な事は、無線封鎖をしない事の証明にはならない
中島が大和ではどんな装備があっても電波を受信できないが、より遠いクェゼリンは受信できると考えるのは興味あるが

211:名無し三等兵
12/02/22 09:42:20.89
>大和ではどんな装備があっても電波を受信できない

その認識は間違いだろう?
大和にどんな装置があろうと、大和単独では「ミッドウェー北東方面なんて分かるはずがない」が正しいネ。
つまり、もう1点、大和と同様の通信設備と解析スタッフが必要ってことじゃないか?

6F高橋通信参謀の主張が正しいのなら、クェゼリンとヤルートと2カ所で電波を受信し、
方位を特定し、その2角度が交差するところがミッドウェー北方方面って判断した。

212:名無し三等兵
12/02/22 09:49:03.03
それなら例えば、大和と長門が協力すれば方位測定も含めて可能という事か
6Fと同様にまず大和が受信して、長門や陸奥に協力を要請すれば手順としては同じだ

213:名無し三等兵
12/02/22 11:22:04.69
方位測定するにあたり、数km単位で離れた2点が必要なのか、
数百km単位で離れた2点が必要なのか、って議論だな。

2点の距離が近すぎると、各観測点における角度の差の小ささと、
測定誤差か被って、使い物にならない危険性は勿論あるね。

MIにおける大和と赤城ぐらい距離が離れていれば、文句なく測定できそうだ。

214:名無し三等兵
12/02/22 11:54:11.95
一応言っておくと、観測地点が1ヶ所でも電波を出した方位まではわかる
観測地点が2ヶ所必要なのは、距離を測定して正確な位置を知る為
従って大和単艦でもミ島北東(方面)から電波を探知した、位はわかる
零戦の一式空3号(クルシー)無線方位測定器でさえそれはわかる
もちろん距離がどれ位か、正確に測定するには観測地点の角度は大きいに越した事はない
因みに無線電話の到達距離は、九六式空1号無線電話機で対地100km、三式空1号無線電話機で対機185kmと言われてる
正直空母機と母艦のやりとりを受信したとか、あり得ないと思う
日本みたいに無線電話が使い物にならなくて、電話でなく電信使ったとかならまだしも

215:名無し三等兵
12/02/22 16:34:02.52 13ylE9u8
 真珠湾の時も米軍は南雲部隊の所在を躍起になって捜索した。いくつかの電波を探知
した。ほぼ180度の方向と探知したので偵察機を南方に飛ばしたし、ウェーク島から
戻ってきたハルゼーの部隊もオアフ島南方の洋上を探し回った。
 当時の測定技術では電波の方向は0度か180度か判らなかったからだ。荒天の続く
北方とは思わなかったとレイトンは書いている。

216:名無し三等兵
12/02/22 18:38:52.39
大和の敵信班が敵空母らしき呼出符号を傍受したと言われるのは、日本時間6/4の午後
(同時期に飛龍も傍受したという説もあり)
204氏はこの時米空母が通信を行った記録があるのかとたずねている
限定条件での無線使用を話題としているのに、諸氏は一般論でしか答えてないから話がかみあってない。
水掛け論でも何でもないな

ちなみに米空母が無線封止していた証拠は、ホーネットのアクションレポートにあるよ

217:名無し三等兵
12/02/22 18:59:40.52
>>215
おいおい、0度か180度かの方位角度さえわからないんだったら、1点で観測しても2点で観測しても同じく無意味になる
無線方向探知機も意味のない装置になるってわかってて言ってるのか?
単に南雲艦隊が無線封鎖してて、電波を探知できなかっただけだろ

218:名無し三等兵
12/02/22 19:11:44.67
>>217
0と180の区別がどうかというのは
知らないが、純粋に幾何的には2点の
測定結果あれば位置は特定できるじゃん。
直線2本の交わりになるわけだから。

219:名無し三等兵
12/02/22 19:26:17.61
>>218>>215と同一人物かは知らないが、観測地点が2点だとなぜ正確な位置が把握できるか理屈わかってるか?
三角法だが、受信した電波の方位がわからなきゃ角度が求められないのに、>>215が当時の装置では方位角度さえ測定できないとか言い出すから、三角法わかってるか?と聞いてる
電波が出てるC地点の位置を把握するには、観測地点Aから方位何度、観測地点Bから方位何度と測定できなきゃ求められない
つまり観測地点ABが底辺で、Cを頂点とする二等辺三角形になるわけだ

220:名無し三等兵
12/02/22 19:33:37.45
つまり直線が0度方向なのか180度方向なのかもわからずに、どうして2本の直線が交わるとこを求められるんだって話だ
直線を引く方向すらわからないと言ってるに等しいのだから

221:名無し三等兵
12/02/22 22:56:49.22
哨戒機が空母から発進する前、電波のテスト送信・受信とか一切やらないのだろうか?
テスト送信・受信せずに、通信機が正しく作動してる、と確認する手段があるのだろうか?

200浬ぐらい進出する哨戒機だったら、無線電話じゃなくて、モールスで通信してそうだしね。

222:名無し三等兵
12/02/22 23:21:53.84
多分何を言っても無駄だろうから、米軍では無線封止なんてしない、発艦前に必ず無線機の動作確認もする、て思い込んでればいいんじゃない?
真珠湾攻撃で南雲艦隊は一切電波出してないのに、何故かアメリカでは南雲艦隊が単冠湾出港以来頻繁に電波出してた事になってたり
実は単に偽電に引っかかってただけってオチだけど


223:名無し三等兵
12/02/22 23:35:00.65
>>221はどうしても米空母が電波を出していたことにしたいらしいなw
そんな脳内妄想はどうでもいいから、通信記録でもアクションレポートでも出してくれよ

224:名無し三等兵
12/02/22 23:37:51.45
米空母が無線封止もせずに、毎日のように電波垂れ流してくれるなら、K作戦などせずとも米空母の位置所在は毎日手に取る様に把握できてしまう
それなら戦争序盤の米空母一撃離脱や、その他日本軍は米空母の奇襲なんて一切受けずに済んだだろうに
当時は電波の方位がわからないだの、>>221はそういう矛盾を疑問に思わないのか?
思い込みが強いとそういう客観的な見方ができなくなるぞ

225:名無し三等兵
12/02/23 00:02:14.12
哨戒機の受信機・送信機が壊れていたら、
いくら敵を発見したとしても、意味合いが薄れるね。
二式艦偵が敵艦隊を発見したのに、送信機故障で打電が母艦に届かなかったように。

米軍「完全無線封止論者」は、哨戒爆撃隊の通信機の稼働状況を、
電波を使わずにどうテストしてたのか、是非教えてもらいたいものだ。

艦船間の通信に関して無線封止を守ってる可能性までは否定してないないんだけどね、自分はw

226:名無し三等兵
12/02/23 00:22:28.26
221氏はもはや論戦を放棄した模様
今宵はこのへんでお開きといたしませう

227:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/02/23 01:21:37.20
爆弾回避運度見事なり。

228:名無し三等兵
12/02/23 05:39:21.49
>>220
あのー?0か180の区別つかなくても直線は
引けると思うのですが。両方に伸ばせばいいだ
けかと

229:名無し三等兵
12/02/23 13:01:18.78
>>225はいったい何を主張したいのか
反論されてごまかす為に、当初の目的を忘れてる感じ
いつもの事だけど
結局大和が傍受してようが、6Fが傍受してようが、南雲司令部を叩きたいんでしょ
同じく専門家のGF和田通信参謀「南雲艦隊は大和より敵に近いから傍受できるはず」証言と、中島の証言も矛盾してる
しかも以前は和田証言を支持してたのに、矛盾を解決せずに別の説を採用とか節操ないね
何かを証明したいなら推測や状況証拠でなく、アクションレポート読むなりして確たる証拠で証明してほしいね


230:名無し三等兵
12/02/23 16:23:34.94 Qd76czPO
 >>215-220
 
 レートンの「太平洋戦争暗号作戦 (下)」にこうある。

 <真珠湾> 現地時間午前8時40分

  ハム・ライトがハイポから私に電話をよこし、日本艦隊の発信から彼らの位置、
 方向についての手掛かりを得たといってきたのはちょうどこの頃である。ただし、二つ
 の読み方が可能で、われわれが長い間捜していた空母部隊は003度または183、
 つまりわれわれの真北または真南に位置しているというであった。
  (中略)
  
  マクモリス大佐【参謀長】は「日本軍は太平洋の委任統治領からやってきたのに
 違いなく、したがって南にいる」という意見だった。
  午前10時46分、キンメルは第8機動部隊【ハルゼー】に「方位測定によると敵空母は
 バーバース岬から方位178にあり」と打電した。(p.97-99)

 >>228 その通り。
 
  当時の方位測定技術では一カ所では、ある線の上に送信者がいるとしか判らなかった
 ということだ。だから0度と180度という「正反対の方向」しか判らない。よって、
 少なくとある程度離れたもう一カ所からの測定が必要だったというわけだ。
   
   
  

231:名無し三等兵
12/02/23 16:29:02.58
>>230
そういうことですよね。219さんは何か勘違いして
おいでのようです。
 ま、ミッドウェーの話とは直接関係ないことだと
は思いますが。

232:名無し三等兵
12/02/23 17:01:58.22
>>191ではミッドウェーの話だったのに、いつの間にか真珠湾の話になっとる
ミッドウェーで米空母は無線封止してたかどうかって話でないんかい?

233:名無し三等兵
12/02/23 18:41:11.02 Qd76czPO
 ミッドウェー海戦における米機動部隊の無線封止については、プランゲの「ミッドウェーの奇跡(上)」に
こうあります。日時は明記されていませんが、5月末か6月初めのことです。

 南雲たちがやむを得ず、電波を発した問題を記述した後、に

 「アメリカ側もまた通信については問題を抱えていた。それは、真珠湾とオアフ島のすぐ近くの哨戒艇間の
による交信を、すぷるーあんすの無線員が聞いたということであった。TBSシステムは超短波電波を利用
する無線電話装置で、それまで視界以上には到達しないと思われていたものであった。事実において、
TBSシステムがオアフ島から遠く離れた第16機動部隊に届いたという事例は、その後ふたたび起こらな
かった。
 が、慎重を期するスプルーアンスは、万が一にも危険を冒すことを望まなかった。そこで彼は全部隊に
視覚信号を使って、特別の緊急事態でないかぎり、夜間はTBSシステムを使用することを全面的に禁止
した。そして、昼間も視覚信号をできるだけ使用することにした。」(p.189-190)

この記述からすると、TBSシステムは禁止されるまで使用されていたとことになります。





234:名無し三等兵
12/02/23 20:30:44.50
>>233 面白い資料だね、それ。

スプルーアンスの指示は
■「夜間は」TBSシステムを使用することを「全面的に禁止」
・例外: 特別の緊急事態

■昼間も視覚信号を「できるだけ使用」

TBSシステムの完全使用禁止じゃない、って意味だね。完全なる無線封止命令ではないから、
スプルーアンスの命令後であっても、特に昼間に関しては
電波を出してる「可能性がある」ということを意味するね。

超短波の通信系だと、Eスポが出現する地域では、そりゃ遠方でも電波届くこともありえるわな。

235:名無し三等兵
12/02/23 21:27:51.07
>>234 だからさ、6/4午後(日本時間)には米空母は間違いなく無線封止していたってことでしょ。
6F情報は日本側の誤認である可能性が高くなるね。
それとも何か特別の緊急事態が起きたのかな?
昼間だからTBSシステムを使っていたとでも?
その時米空母は索敵機でも飛ばしていたのかな?
こういうことをちゃんと調べてから発言しないと、意味ないよ

236:名無し三等兵
12/02/23 21:33:10.18
>>235
6Fが電波探知してたと言われるのは、6/2~3なんだな。
6/4は東京放送通信系に乗った可能性が一番高い(2040頃)、と言われる日。

勿論、大和や飛龍が受信したと言われる、敵空母らしき呼び出し信号ってのは、
6/4の午後の事象、と思われるね。

TBS以外の通信システムはどうなってるのか、興味あるね。
米空母・完全無線封止派が資料を出すのを待つとするかw

237:名無し三等兵
12/02/23 21:47:29.85
つか、電波を探知したら何なの?
米軍「不完全無線封止論者」さん教えて

238:名無し三等兵
12/02/23 22:20:25.76
>>236 あのさ、自分から問題提起したんだから名乗ったら?首席参謀さんw
前はID出せとかやかましかったのに、今回は名無しでごまかすんだね

>6Fが電波探知してたと言われるのは、6/2~3なんだな。
これが米空母らしき呼出符号だという主張ならば、
6/2~3に米空母が電波を出したことを示さないと意味ないでしょ。
でないと、ただの日本側の誤認ってことになってしまう。

真珠湾からの呼出なのか、艦載機との交信なのか、潜水艦の電波なのか・・・
貴官が何が原因だったと考えてるのか分からないんだけど。
色んな人がたずねているのに、「可能性はある」とか「興味あるね」ではね
前もそうだったんだけど、あなたの脳内は他の人には分からないんだから、具体的に示してもらわないと。

239:名無し三等兵
12/02/23 23:57:29.74
首席参謀さん、もう一度言うよ。貴官の主張はこうだろ?

6/2(あるいは6/3)に米空母が無線通信を行った
それを6Fが傍受、方位測定の結果MI島北北東と推定
その報告を受けて、6/4軍令部が東京放送で各部隊に通報
それを大和が受信(赤城への転電は行わず)
放送通信なのに1AFが受信してないのはおかしい
本当は受信していたのに、南雲司令部が握りつぶしたのだろう
南雲は無能www

我々が確認したいのは、貴官の主張の出発点である最上段の項目だ。
貴官は米空母の通信内容を把握しているのか。
無線電信なのか、無線電話なのか。
航空機との交信なのか、陸上基地との交信なのか。
それとも調べるのが面倒(英語が読めない)ので、分かりません。
だけど6F情報は間違いないので、米空母は電波を出していたはずだと主張するのか。
あるいはアメリカ側に通信記録は存在しないが、6F情報は間違いないので、
米空母司令部が握りつぶした「可能性がある」と言うのか。

早く回答しないと、みんな寝ちゃうよ


240:名無し三等兵
12/02/24 00:00:57.24
>>239 もし米空母が電波を出していなければ6F情報は誤報ということになり、
軍令部からの東京放送を握りつぶした?1AFの判断は正しかったということになるなw

241:名無し三等兵
12/02/24 00:57:38.33 gD0wdiU/
米機動部隊はちゃんと哨戒飛行をしていたよ。

 プランゲによると、オアフ島からの哨戒圏(800海里)を超えた第16機動部隊は
1日午後(日本時間)から「ホーネット」の哨戒飛行隊が飛んでいる方角は西から北北東
そして、2日は同じ「ホーネット」から、3日は「エンタープライズ」からそれぞれ哨戒
飛行隊を出している。方角は西から北東だ。距離は100から150海里。
 4日は「ヨークタウン」から午前と午後に哨戒飛行隊を出している。方角は南西から
北東にかけて200海里前後と広い。また5日も日の出と同時に「ヨークタウン」から
100海里と狭めて、哨戒飛行隊を出している。この飛行隊を収容するために南東に航行
しなければいけなかった「ヨークタウン」の攻撃隊は他の2隊より1時間遅れて発進する
原因のひとつとなった。

 6艦の探知やそれを放送した東京放送については何も書かれていない。

242:名無し三等兵
12/02/24 06:34:06.02
>TBS以外の通信システムはどうなってるのか、興味あるね
>米空母・完全無線封止派が資料を出すのを待つとするかw
自分から言い出しておいて他人任せとは何とも無責任な
首席参謀の口ぶりからすると、電波(呼出符号)の主は空母機から出されたものと考えてるようだ
まあ陸上基地が電波出しても空母の位置はわからんからね

243:名無し三等兵
12/02/24 07:58:29.21
>>241 哨戒飛行隊を出したことと通信を行ったことは何の関係もないよね。
そりゃ「可能性はある」とか言い始めたら、否定はしないけどw


244:名無し三等兵
12/02/24 09:42:42.07
因みに敵信傍受の証言には、大和の敵信班傍受説と6Fが探知した説、もうひとつ大本営特情班が傍受した説がある
黒島は軍令部から情報を受けたと証言し、宛先に1AFもあったので知らせる必要なしと判断したと
GFの佐々木参謀は大和の敵信班が傍受したと証言
佐々木証言では黒島は1AFが大和より敵に近いから知らせる必要なしと主張、和田通信参謀も同意したと
軍令部の佐薙は、メモでGF暗号長が傍受したと書いたが、大和の敵信班では探知は無理だから、特情班によるのではないかと推測
少なくとも作戦課名義での放送はしていない、特情班が独自で送信したかもしれないと推測した
佐薙の場合は証言というより、ただの推測だけど

245:名無し三等兵
12/02/24 09:55:31.37
それと証言なんて、元々人間の記憶が曖昧な上に、同一人物の証言でも時代と世相でコロコロ変わるもんだ
交通事故で加害者と被害者の証言が、赤信号か青信号だったかでさえ食い違う
淵田は真珠湾時に伊23潜が後落して、南雲は臆病だから電波を出しやがったとか証言した
しかし実際は電波を出さず発光信号のみで、淵田の勘違いと確認された
レイトンにしても真珠湾直後の査問会と、戦後の証言は違っているらしい(例えばニイタカヤマノボレを傍受したかどうか等)


246:名無し三等兵
12/02/24 20:04:32.74
何というか「握り潰した」が大好きで仕方ないみたいなのは何でだ?
支隊スレで幾度と無く目にする言葉なんだが
軍オタの大好きな言葉は「すり潰す」「マシ、まとも」「なら良かった」あたりかと認識していたんだが、「握り潰す」も加えた方が良さそうかもな

247:名無し三等兵
12/02/24 21:11:48.41
軍ヲタが「握り潰した」を大好きな訳ではない
ヲタが大好きなのは、何かを叩いたり攻撃する事だ
その材料として持ち出されただけ

248:名無し三等兵
12/02/24 21:57:25.62
>>233 俺もプランゲ読んでみた。大事なところが抜けてるよ。引用箇所の後にこうあるね。
「スプルーアンスは奇襲は絶対条件だ。だからいかなることがあってもその位置を日本側につかまれてはならないと、
心に決めていた。それだから、彼は無線封止はもちろん、彼はパイロットに対して、来たるべき海戦では母艦に帰るには
自分で帰ってこい、母艦からの無線誘導は期待できないと覚悟せよ、と強く指示していた。」

これが正しいならば、母艦の無線封止はもちろん、艦載機との交信も禁じていたとはっきりする。
少なくとも、6/4午後に傍受したという説は誤報になるね。


249:名無し三等兵
12/02/24 22:36:28.34
>>248
つまり、大和が6/4午後に傍受したのは、敵空母らしき呼出信号ではなく、
6Fが打電した東京放送だった可能性が高くなる、ってことだね。

250:名無し三等兵
12/02/24 22:37:09.68
「可能性」が消えました

251:名無し三等兵
12/02/24 22:56:46.56
俺はTBSシステムがどんなものか知らないので、なんとも言えんが、
南雲が変針のため微弱電波を出した時、300海里後方の大和でも受信したと聞く。
(アメリカ側は傍受しなかったそうだ)

だから仮に米空母が艦載機との交信にTBSシステムを利用して、その電波を
クエゼリンあたりの6Fが傍受したという話なら、有り得なくはないと思うな。

ただ根本的な疑問なんだが、TBSシステムは超短波だから視界以上は届かない
という話なら、それなら発光信号で事足りると思うんだが。
無線電話でなければならない理由はなんなんだろう。
いくら遠くまで届かないからといって、そんな日常的に使っていたのだろうか。
奇襲を前提とする作戦行動中なのに、だ。
無線封止をやかましく言われるのは、もしかして日本海軍だけなのか?

なんかこう証言や戦記ばかりだとすっきりせんのだなあ

252:名無し三等兵
12/02/24 23:34:43.89
戦記は読み物として楽しむものであって、史料にしたりとか史実を解明してスッキリする為のもんじゃない
あくまで当時の雰囲気を味わえるというだけ

253:首席参謀
12/02/24 23:37:08.94 4iXg6Rii
>それと証言なんて、元々人間の記憶が曖昧な上に、同一人物の証言でも時代と世相でコロコロ変わるもんだ

だから、複数証言の共通項を探りながら、このあたりが真相か、って推察するしかないわけでね。

①大和の敵信班傍受説
佐々木GF航空参謀
佐薙メモ(6/17) 当時・軍令部部員

②6F傍受説
高橋6F通信参謀
中島2F通信参謀

③大本営特情班傍受説
黒島GF先任参謀
佐薙証言(亀井宏「ミッドウェー戦記」)

GF通信参謀の和田雄四郎中佐は
「1航艦はGFより優秀な敵信班を持っている上に敵に近いので当然受信しているはずだ」
という意見を述べたと、【(少なくとも)佐々木氏は言っています】、
ということ。和田参謀本人が大和敵信班傍受を直接証言してないから、和田証言と言われるものはオミット。
佐々木証言の他に、和田参謀の証言があるなら、是非教えて欲しいものだ。

②③の共通項は、誰がミッドウェー北方と判断したかは別にすると、
東京から、作戦実施部隊に「ミッドウェー北方に敵空母らしきものあり」という電波通信が存在する、ということ。
4証言あるわけだし、東京から電波通信があった可能性が極めて高い、と個人的に判断したいね。

通信参謀が大和傍受説を打ちだしてるのは、(今のところ)佐々木参謀の回想の中での和田参謀のみ。
当事者の高橋通信参謀、及び中島通信参謀が、揃って6F傍受説というのも、そう判断した補強材料。

254:首席参謀
12/02/24 23:46:24.52 4iXg6Rii
>>251 超短波、一般的に解り易く話しをするなら、
日本のFM放送の電波、1-12chのテレビの電波が超短波(VHF)。
東京タワー 333mの高さがあれば、関東一円に電波を届かせることが可能。

空母の高さはせいぜい数十mだとしても、艦載機が高度数千mでVHF電波を発信すれば、
数百浬後方に届いたとしても、ありえる話しだと思うな。
「TBSシステムは超短波だから視界以上は届かない」って記述、そういう意味では嘘っぽいネ。

255:名無し三等兵
12/02/25 00:02:09.33
中島は自分で確認したのでない、また聞きレベルだから和田通信参謀と同レベルだぞ
しかも東京から放送があったとして、ソースが6Fからの情報と断定できる要素もない
高橋証言にはそれに反する証言もあるってのも考慮してほしいね
それと米空母が電波を出した証拠もなく、単に日本側が米空母「らしき」呼出符号と勝手に判断しただけ
どっちにしろ推測だけじゃ何も解明できないよ
あくまでそういう話もあるってレベルでしかない

256:首席参謀
12/02/25 00:43:59.83 sE6QDdF6
>>255 大和単体では、ミッドウェー北方と断言できる機材も人材もない、って証言してるじゃん。
6F傍受の可能性、彼はそういう話しがあったと知ったうえで、全く否定してない。
更に言えば、大本営特情班傍受の話は全く切り出してないしね、海軍反省会の場では。

高橋証言にはそれに反する証言って、6F参謀長の証言のことかな?
「記憶に全くない」という証言だったら、反してる証言とは言えないよ。
「そんな事実はない」という証言だったら、反してる証言だけどね。

6/4の2040の東京通信隊の放送に、ミッドウェー方面の敵情、何が打電されていたのか、
どこかに正確な記録残ってないものかねぇ…
一水戦の通信参謀とか田中少将の日記があれば、それに記載されていそうな気がするね。
飛龍会の記録とか、どうなってるんだろ?

257:名無し三等兵
12/02/25 07:56:34.59
>>256 だからさ、日本側だけで検証しようとしても証言しか残ってないんだから堂々巡りになるだけだって
とりあえず6/2~6/3あたりに米空母が電波を出したっていう資料を出してくれよ。
プランゲ本は日時が明記されてないし、TBSが禁止される前どの程度の頻度で使われていたかも不明だから、
それこそ「電波を出した可能性はある」程度のことしか言えないよ。

何度も言うけど、自分で言い出したことなんだから、責任もって答えてね、首席参謀どの


258:首席参謀
12/02/25 10:10:34.03 sE6QDdF6
>>257 ブーメランしようか?
「米軍が、6/2-3あたりに、空母・索敵機その他一切合財を含め、【完全に】無線封止を実施していた」と、
米軍無線封止派が主張して、小職に反論したいのだったら、
米軍無線封止派が「責任を持って」資料を小職に提示すべきものだねw

スプルーアンスの無線封止指示が何月何日に出されたものか、
それすらまだ特定できる資料を見つけられないんだろ、キミたちは?

259:名無し三等兵
12/02/25 10:59:46.23
これ以上やっても意味ないから、もう終わりにしたら?

260:名無し三等兵
12/02/25 13:06:21.18
真珠湾攻撃で南雲艦隊は完全な無線封止はしていなかった可能性がある!
奇襲が成功したのはルーズベルトの陰謀なんだ!
みたいなアメリカの歴史修正主義みたいだな
山本がフリーメイソンで、わざと負けるように仕向けたんだ!とか

261:名無し三等兵
12/02/25 14:12:11.42 9GHX6g6Q
電波の到達範囲を周波数だけで語る馬鹿が何を偉そうにしているんだろう
出力や地域や季節は無視ですか?

262:名無し三等兵
12/02/25 15:00:10.79
>>258
>スプルーアンスの無線封止指示が何月何日に出された
常識的に考えて、無線封止の命令って出港前に出すもんだけど
これから奇襲しようってのに、出港から数日立って漸く無線封止開始なんてあり得ないし
出港後からじゃ各艦への命令伝達も難しい
スプルーアンスの着任自体が出港二日前だし、ほぼ特定できるじゃない
常識が通じない人みたいだね

263:名無し三等兵
12/02/25 19:41:25.48
>>257 分からないなら分からないって言えばいいのに・・・子供だねえ
結局、米空母が電波を出したという証拠は得られない。
よって6/2あるいは6/3に傍受したと言われる6F情報は誤報の可能性もある
ゆえに1AF司令部が東京放送を握りつぶしたというのも、妄想に過ぎないかもしれない。
貴官の主張は、要はその程度のものだったというわけだ

お疲れさん


264:名無し三等兵
12/02/25 20:01:56.91
アンカーみすった、すまん
>>263>>258に対するレスね

265:名無し三等兵
12/02/25 22:21:04.35 8Fcz2yDh
プランゲは6月2日(ハワイ時間)にスプルーアンスが配下の将兵に対して、艦隊が
「ミッドウェー攻略を目指してくる日本艦隊をミッドウェー北東で待ち伏せする。そのために
 には我々の存在を(絶対に)知られてはならない」という趣旨の発光信号を送ったという。

 「エンタープライズ」の航海日誌によるとこれは6月1日(ハワイ時間)のことだ。ただし
信号が送られた時刻の記載はないので、昼ごろかもしれないと想像するしかない。

 これ以降(6月2日日本時間)第16機動部隊に関しては「完全無線封止」に入ったことは
間違いない。後続の第17機動部隊については不明だ、

266:名無し三等兵
12/02/25 23:33:52.43
これで決まりか。
>①大和の敵信班傍受説
>②6F傍受説
>③大本営特情班傍受説(>>253
彼らはいったい何を傍受したんだろうねえ


267:名無し三等兵
12/02/26 01:31:42.77
なんかウダウダ言ってるみたいだけど、
電波キャッチ。これで敵空母が近海にいる事を確信したぞ。だからミッドウェー空襲は夜間発進の夜間爆撃に変更だ。

勿論空襲成功だ。滑走路に穴空けたから当分使用不能になったぞ

利根機が米空母を見つけたぞ。電波キャッチ効果で兵装転換してないから発進出来次第、艦爆36機と艦戦隊は出撃だ。

80%の命中率、悪くても60%だから、この攻撃で空母3隻大破と言ったところだね

俺名将杉ワロタ

どーせコレが言いたいんだろ?
ヤケに電波に拘っているみたいだけど、未だに妄想海戦大勝利を語りたいって事なのだろう?

268:名無し三等兵
12/02/26 02:44:59.00 BGtH2vz/
>>266
I will try to ask the researchers of Battle of Midway.


269:名無し三等兵
12/02/26 08:43:14.02
>>265

質問。

>配下の将兵に対して
この発光信号が届く範囲は、TF16だけ? ラッキーポイントでTF17と合流後の話?
TF16とTF17の統一指揮は、(TF17)フレッチャーが執るわけだから、
スプルーアンスが出せる命令の範囲は、TF16まで、だろうとは思うけれども。


>「エンタープライズ」の航海日誌によるとこれは6月1日(ハワイ時間)
プランゲと日付が1日ズレてるね。


>後続の第17機動部隊については不明だ
プランゲ資料では、TF17が無線封止を行っていたと読み取れるモノが見当たらない、
ということ?

270:名無し三等兵
12/02/26 09:56:34.07
じゃあ俺は首席参謀に質問
海軍反省会にあるという、中島参謀の発言該当箇所を原文のまま抜粋してほしいのだが
原文でないと中島が具体的にどういう表現で発言してるのかわからない
どうして放送内容の情報源が第6艦隊からだと判断したのか等特に


271:首席参謀
12/02/26 11:41:21.33 U7BVMcio
>>270 p180がまるまる該当箇所。本屋で立ち読みするなり、図書館で見てくれば?
半分ぐらい引用。


大和にどんな装置があろうともですね、ミッドウェーの北東方面なんて、わかるはずがない。
これ、なんだっていうと、その頃、6艦隊で、高橋という通信参謀がおりまして、
そこでアメリカの母艦と航空機が通信しておるのを、クエゼリン方面で傍受した。
これは大変だっていうわけで、方位測定をやらせたところ、
大体ベースが短いのではっきりはわからないけれども、ミッドウェーの北東方面だったと。

これは大変だというので、すぐに電報を打ったと。
で、しかも、その電報がですね、打ったのを、東京放送に掛るのを確認していると。
どこにも伝わったはずだと、ところがこの電報を受けたということを、連合艦隊の司令部には記録がないんですね


母艦と航空機との通信、と中島参謀は聞かされてるみたいだね。

272:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/02/26 11:44:00.70
ナゾだらけだねえ

273:名無し三等兵
12/02/26 11:44:33.12
もうひとつアメリカ側の資料を出しておこう。ウォルター・ロードの『逆転』より。
5月31日(日本時間6月1日)の描写だ

「(燃料補給を終え、補給隊を分離した後)
進撃を続けた第十六任務部隊には、感動の光景はほかにも見られた。
パイロットの中には、絶対の無線封止のことを考えると(それは索敵飛行中にエンジンが故障したときでさえ
母艦に救助を要求できないことを意味していた)うつろなさびしい気持ちをした者もいた。」

6/1時点でTF16がすでに完全無線封止に入っていたことを意味する。

「6月2日(日本時間3日)正午近く、二機のヨークタウンの飛行機が突然南方から姿をあらわした。
エンタープライズの上空を低く旋回し、メッセージの入った報告球を投下した。
それはフレッチャーからのメッセージで、集合時刻は午後3時30分になるだろと書いてあった。
午後0時8分、第十六任務部隊は探照灯を明滅しながら付近の海面をまわり、反転して東の針路を低速で航行しはじめた。
すると午後4時直前、北緯32度4分・西経172度45分の地点で、前方の水平線にマストを発見した。
こうしてスプルーアンスとフレッチャーは”幸運点”で合同したのである」

報告球を使用しているから無線封止を発令済みであると推測される。
TF17がいつから無線封止に入ったかは明記されていないが、TF16と同時期と考えるのが妥当なところかと。


274:名無し三等兵
12/02/26 11:51:06.94
このように、「米軍無線封止派」がまがりなりにも資料を提示しているのにもかかわらず、
首席参謀はあいかわらず”座談会”での証言のみだ。

プランゲやロード本は戦記小説であって全面的に信用するわけにはいかないが、
細かいところまで日時を記述しているところからも、アクションレポート等の一次資料を元にしていると推定される。
私自身が調べたわけではないので詳細は不明だが。

座談会というのは当時者の発言とはいえ、何十年も昔のことを思い出して言っているのだから、
当然記憶違いやもの忘れもあるし、本人が保身のため嘘を言っている可能性も否定できない。
どちらが信頼できるかは明らかではないのか?


275:名無し三等兵
12/02/26 11:58:45.93
>>274 確かにそうだよな。
>>271>>273を読んで、どっちが信用できる?って聞かれたら、言うまでもないだろう。
中島参謀の話って、具体的なことがないし、だいいち当事者でもないんだから

276:名無し三等兵
12/02/26 12:00:40.86
>>271
原文の表現を読む限り、単に中島参謀が戦後になって、第6艦隊の高橋通信参謀の証言があるって事を紹介してるだけに読めるんだけど
ミ海戦時のリアルタイムで、中島がその現象を見たり聞いたとかの話ではないでしょ
単に後になって高橋参謀から直接聞いたか、戦後に書籍で知った知識を紹介してるだけに読める


277:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/02/26 12:06:28.81
海軍の艦隊組織と言えば聞こえはいいけど、ようは官僚組織だしねえ。
意外とMIの戦訓と同じで、知らない部署は戦後まで知らないとかあった可能性は大きいな

278:名無し三等兵
12/02/26 12:08:42.19
つまり
>その頃、6艦隊で、高橋という通信参謀がおりまして、
>そこでアメリカの母艦と航空機が通信しておるのを、(高橋が)クエゼリン方面で傍受した。
>これは大変だっていうわけで、(高橋が)方位測定をやらせたところ、
大体ベースが短いのではっきりはわからないけれども、ミッドウェーの北東方面だったと。
これは大変だというので、(高橋が)すぐに電報を打ったと。
で、しかも、その電報がですね、打ったのを、(高橋が)東京放送に掛るのを確認していると。
という一連の高橋証言を、そのまま中島が紹介してるだけ
中島がその放送を第2艦隊で受信したとかいう話ではない

279:首席参謀
12/02/26 13:53:14.88 U7BVMcio
>6/1時点でTF16がすでに完全無線封止に入っていたことを意味する

TF16の無線封止に関し、日付バラバラだね。
・(ハワイ時間)6/2: (プランゲ)スプルーアンス発光信号 >>265
・(ハワイ時間)6/1: エンタープライズ航海日誌 >>265
・(ハワイ時間)5/31: (ロード) >>273

航海日誌と >>273の日付は、明らかに矛盾してるね。
5/31に封止してるなら、エンプラの航海日誌に明らかに記載されるべき命令だと思うが。


>TF17がいつから無線封止に入ったかは明記されていないが、TF16と同時期と考えるのが妥当なところかと

現時点で提示された資料で判断するなら、希望的観測だね。
ハワイ時間6/2のデイタイムに無線封止していた、ところまではOKだとしても。

280:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/02/26 13:57:04.57
実はハワイで、さも南太平洋で空母が作戦中のような電報を打ち続けていたとか。

281:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/02/26 13:58:57.80
真珠湾の逆をやられたんじゃないのかなあと思う。
さらに戦勝国だから、諜報戦関係のことは余程時間がたたない限り公開しないし
暗号はまず敵国の暗号機械は公開しているけど、自国のは頑なに公開しないからね

282:名無し三等兵
12/02/26 14:14:35.25
少なくとも大和では米空母の出撃を察知していた訳だが
せめてカタリナの夜間雷撃喰らった後は
無線封鎖を解除しておけばと思う

283:名無し三等兵
12/02/26 14:33:12.10
>>279 だからさ、早く米空母が電波を出した資料を出したらいいじゃん。
>>274にも書いたけど、戦記なんだから日付がバラバラでも何の不思議もない。
それに対して貴官は「又聞き」の「証言」を根拠に主張しているんだから。
そんなので他人を説得できると思ってるの?

284:首席参謀
12/02/26 15:02:44.68 U7BVMcio
>>283
戦記って、他人の「又聞き」の「証言」ではないかw

今のところ、米軍完全無線封止派が提示した資料で、
「又聞き」じゃない、と断言できるのは、エンプラ6/1航海日誌だけだぜ。
TF16は無線封止が厳密そう、とは言えるがTF17はまだまだ、だね、貴公の主張をブーメランすると。

285:名無し三等兵
12/02/26 15:13:30.76
>>280
ハワイで偽電出しても、米空母が南太平洋で行動中と見せ掛ける事はできないから
傷ついたヨークタウンがハワイに帰還したのは5/27で、日本側はそれ以前の情報で米空母の一部が南太平洋で行動中と判断したけれど
5/26以降の米空母の所在は全く不明で掴めていない
従って米軍が偽電を使ったり、日本側がそれに騙された事実はない

286:名無し三等兵
12/02/26 16:46:32.24 BGtH2vz/
 資料もよく探してよ。

 5月22日、ニミッツが南西太平洋からハルゼーとフレッチャーに真珠湾に
 戻るよう指令を出した際に、『行動中は完全な無線封止をすること。特に航空機の
 陸上基地への着陸時には注意すること』と注記している。これはハイポ班の報告に
 基づいて行われた。日本側が真珠湾を出入りする空母の動向を航空機の無線を傍受
 することで容易く掴んでいたことが判明したからだ。

 同時にマッカーサーに送った電文で、「日本側はポート・モレスビーとオーストラリア
 間の飛行機の動向を地上との無線交信を傍受することで簡単に掴んでいる」と警告した。
 これを受けてマッカーサーは使用暗号の変更を命じている。

 さらにこの事実を逆手にとって、米機動部隊がまだオーストラリア近海にいると思わせる
 ために、ニミッツと共同してサンゴ海で行動中の艦船が機動部隊を装った無線を発するこ
 とにした。水上機母艦「タンジール」と巡洋艦「ソルト・レーク・シティ」がその役割を
 演じた。

 以上の情報はロードやプランゲやレイトンだけでなく、ニミッツやハルゼー、スプルーア
 ンスにマッカーサーの伝記などに書かれているから探して見てくれや。

287:名無し三等兵
12/02/26 17:13:15.91
>>284 はいはい、わかったわかったw
>戦記って、他人の「又聞き」の「証言」ではないかw

首席参謀との論争って、いくらこちらが資料を提示しても聞く耳もたず、
自説に固執するばかりで、不毛な議論に終わってしまうよね。
着眼点は鋭いと思うだけにもったいない。

これ以上は何を言っても無駄なようだから、俺も>>263さんに賛成ね。

288:首席参謀
12/02/26 18:55:04.41 U7BVMcio
>>286
5/22のニミッツの指令である、「行動中は完全な無線封止をすること」、
つまり、ハワイへ帰投中に無線封止、を厳命したことは理解した。

が、ハワイ→ミッドウェーの間に無線封止、とは一言も書いてないね。
この5/22の指令は、5月最終週も有効な指令なのかい?
ミニッツは、真珠湾出港のタイミングで、無線封止命令を出しているのかい?

そうであれば、3空母の航海日誌、更に言えば5月中に記載がありそうなものだが。

289:名無し三等兵
12/02/26 21:09:23.67 BGtH2vz/
>>288

>ミニッツは、真珠湾出港のタイミングで、無線封止命令を出しているのかい?
 
 出しているね。次の指令がそれを物語っている。

 5月28日夜(ハワイ時間)ニミッツは洋上にあった第16機動部隊司令官スプルーアンスに
 対して無線封止を維持するように指示した。

 その日の午前中に出港したばかりの司令官に「無線封止を維持せよ」と指示を送っているのは
 その前に出した命令を「念押し」ということだ。まだ真珠湾にいた第17機動部隊のフレッ
 チャーに対しては口頭なり、命令書を届ければ済むことなので、当然「無線封止」は当たり前
 過ぎて書かれないのだろう。

290:名無し三等兵
12/02/27 13:17:57.69 5EVKIgq9
>>274

 プランゲやロード本は戦記小説であって全面的に信用するわけにはいかないが、
 細かいところまで日時を記述しているところからも、アクションレポート等の一次資料を元にしていると推定される。


 戦記小説?どこぞの国で乱造されている「歴史イフ&SF小説」の読みすぎだぞ。

 プランゲ博士はGHQの下で敗戦後の日本軍や政府の要人などを審問したれっきとした歴史家だぞ。
 彼の著作は少ないが、真珠湾攻撃に関するーーウルトラ情報関連を除くがーー彼の著述を参考にし
 ない本など読む価値はないと言われるほどの権威だ。戦中・戦後の日本の出版物などの収集でも、
 彼の名を冠した「プランゲ文庫」(確か、国立国会図書館に収められているはず)を参考にしないと、
 さっぱり判らんものがいくつもある。

 ロードは著述家だが、彼の事前の調査・検証は徹底的なことで知られている。今年「百周年」を迎える
 「タイタニック号沈没事故」を世界的に知らしめた「忘れえぬ夜」の著者でもある。真珠湾攻撃を扱った
 「汚辱の日」もプランゲ博士の「我々が眠りこけていた朝」と共に、研究への最良の入門書のひとつとし
 て「米海軍歴史と伝統」(旧米海軍歴史センター)の公式サイトで紹介・推薦されている。

 彼らの著述に異を唱えるにはそれなりの資料の裏付けを以てしてくれ。源田や淵田や草鹿らの証言や著述な
 ど「その現場に居合わせた人間の証言」程度の域を出ないレベルのものだ。話題の「海軍反省会」の内容も
 似たものだ。なにしろ、ほとんど裏付けとなる資料を焼却、廃棄してしまったから発言の真偽や信頼度など
 を検証することもできないものが多すぎる。

291:名無し三等兵
12/02/27 13:21:44.95
第2次世界大戦前、日本軍の強さ 海軍・世界3位 陸軍・世界4位 空軍・世界5位
スレリンク(poverty板)
海軍では米、英についで3位
陸軍では米独ソ英についで五位
空軍なら米独英についで四位
トータルでは米独ソ英についで五位ってところじゃないか

292:名無し三等兵
12/02/27 15:10:10.94 Bzmi3Sdu
陸軍は仏が格上だろうに

293:名無し三等兵
12/02/27 15:15:14.08
>>291
日本の空軍ってのは何をさすんだ?まあ米も一緒だが。
2次大戦前に空軍持ってるのは欧州勢だけだろ。

294:名無し三等兵
12/02/27 15:49:18.37
厨はすぐに序列順位をつけたがる
つかスレ違いだから構う必要なし

295:名無し三等兵
12/02/27 16:06:32.11
>>294
ごもっとも、南雲さんに戻りましょう。ミッドウェー
も出尽くし感あるし、2次ソロモンや南太平洋海戦の
話題はないかな?

296:名無し三等兵
12/02/27 16:11:27.02
>>293
サウジアラビア空軍とかチリ空軍は存在しなかったんだな
すげえな、びっくりだ

297:名無し三等兵
12/02/27 20:02:56.31
気づくとWikiの南雲の記事に変化があった
特に第3戦隊司令官時代の部下だった松島慶三の証言があったのが良かった

298:274
12/02/27 20:59:06.85
>>290 気に障ったのは謝罪するが、それは>>284に言うべきじゃないのか?

299:Radio Frequency Plans of Midway Campaign
12/02/27 22:15:38.63
Operation Plan No. 29-42
3.(a) Communications according to PAC SEVENTY except as follows:

Radio Frequency Plans
Task Forces ELEVEN, SIXTEEN, and SEVENTEEN use radio frequency plan four.

Oilers guard 4205 Kcs. series.
Task Forces SEVEN and Patrol Planes based MIDWAY and JOHNSTON guard
4265 kcs.from 0730 to 1830 GCT;
12795 kcs. 1830 to 0730 GCT,
primary; 4385 kcs 0730 to 1830 GCT;
and 13155 kcs. 1830 to 0730 GCT, secondary.

Army aircraft assigned defense MIDWAY use 4265 primary,
4385 secondary without shift to higher harmonics.

Naval Air Station MIDWAY must guard this.
MIDWAY local defense as assigned by Commander.

All Units: In view of known Japanese practice of jamming radio frequencies
calibrate transmitters and receivers for secondary frequencies.
The use of NPM primary Fox is available for relay through NPM or Commander-in-Chief, U.S. Pacific Fleet,
who guards 4205 kcs. series primary and 4295 ksc. series secondary.

300:G.D. MURRAY, Captain, U.S. Navy, Commanding.
12/02/27 22:23:59.55
June 1, 1942 Zone Plus 11 Time.
G.C.T. L.C.T.
Steaming as before in company with Task Force 16 on course 290 T,
speed 15 knots. Cruising disposition
10-V, HORNET duty carrier.
1342 0242 ELLET reported a sound contact bearing 310 T; Changed
course away from contact to 020 T, speed 20 knots.
1347 0247 Resumed normal speed of 15 knots.
1401 0301 Resumed base course 290 T.
1900 0800 Position 31-58 N, 174-26 W.
2300 1200 Position 32-10 N, 175-22 W. Course and speed made good
since 1200 yesterday: Course 292 T, speed 11.3 knots
0241 1541 Sighted friendly patrol plane bearing 285 T, distant
40,000 yards.
0645 1945 Hold routine twilight general quarters for one hour.
0700 2000 Position 33-13 N, 174-32 W.
(HORNET duty carrier, launched morning scouting flight and inner air patrol,
the inner air patrol being taken over by cruiser planes later in the morning.
This patrol was recovered at 1100 due to fog)

(Following dis-patch received by Task Force 16 from Commander, Task Force 16:
"AN ATTACK FOR THE PURPOSE OF CAPTURING MIDWAY IS EXPECTED
X THE EXPECTED ATTACKING FORCE FOR THE PURPOSE OF CAPTURING MIDWAY
MAY BE COMPOSED OF ALL COMBATANT TYPES INCLUDING TRANSPORT AND TRAIN VESSELS
PLUS FOUR OR FIVE CARRIERS X WE SHOULD BE ABLE TO MAKE SURPRISE FLANK ATTACKS
ON ENEMY CARRIERS FROM POSITION NORTHEAST OF MIDWAY X
IF PRESENCE OF TASK FORCES 16 AND 17 REMAINS UNKNOWN X
FURTHER OPERATIONS WILL BE BASED ON RESULT OF THESE ATTACKS DAMAGE INFLICTED
BY MIDWAY FORCES AND INFORMATION ENEMY MOVEMENTS X GREAT VALUE
TO OUR COUNTRY WILL COME FROM SUCCESSFUL CONCLUSION OF THE OPERATIONS NOW
COMMENCING X CARRIERS WILL ENDEAVOR TO REMAIN WITHIN VISUAL TOUCH
IF THEY SHOULD BECOME SEPA-ATED DURING ATTACKS BY ENEMY AIRCRAFT ")

301:名無し三等兵
12/02/27 22:24:30.09 5EVKIgq9
>>298
 手近なコメントだったので「槍玉」に挙げてしまった。>>284 や >>283についても
 同様であるべきだった。すまん。

  第16機動部隊の「無線封止」問題に立ち返ると、また厄介な?資料が出てきた。
 スプルーアンスの伝記「提督スプルーアンス」(ビュエル著・読売新聞)にこんな
 記述がある。
  
  ハルゼーが退艦したばかりの「エンタープライズ」に乗り込むと、スプルーア
 ンスは5月27日、ニミッツおよびフレッチャーとの間で行われた作戦会議の結
 果に基づいて、今後彼のとるべき戦略の立案に着手した。
   (中略)
スプルーアンスの計画においては奇襲に成功することがもっとも重要であった。
 ミッドウェイ付近のどこでアメリカ軍が待っているか、日本軍に知られてはなら
 なかった。そこでスプルーアンスはその機動部隊全部に対して無線封止を命じた。
 たとえ母艦を見失った飛行機に対しては母艦の位置を知らせるためであっても、
 いかなることがあろうとも一機一艦といえでも無線を使用してはならないとされた。

 これによると出港時から「無線封止」をしていたことになる。洋上に出たところ
 で基地からやってきた搭載機を収容しなくてはいけないが、この時はハワイ諸島
 の海域なのでTBS無線は「無線封止」の対象になっていなかったわけだ。

 そうなると第17機動部隊のフレッチャーも同様に「無線封止」を命じていたと
 考えてよいだろう。前日に二人は「奇襲しか、我々に勝機はない」という点で一
 致していたから。
  


302:C. W. NIMITZ. May 28, 1942.
12/02/27 22:27:30.84
S E C R E T

From: Commander-in-Chief, United States Pacific Fleet.
To: Commander Striking Forces (Operation Plan 29-42).

Subject: Letter of Instructions.

1.
In carrying out the task assigned in Operation Plan 29-42
you will be governed by the principle of calculated risk,
which you shall interpret to mean the avoidance of exposure of your force to attack by superior enemy forces
without good prospect of inflicting, as a result of such exposure, greater damage to the enemy.

This applies to a landing phase as well as during preliminary air attacks.


C. W. NIMITZ.

303:名無し三等兵
12/02/27 22:30:05.66
日本語でおk?

304:名無し三等兵
12/02/27 22:33:40.85
ほぉ、エンタープライズの6/1の航海日誌や、5/28のニミッツの命令原文が出てるじゃないか

305:名無し三等兵
12/02/27 22:41:14.43
スプルーアンスからの dis-patchを読むと、

>IF PRESENCE OF TASK FORCES 16 AND 17 REMAINS UNKNOWN X

と曖昧にメッセージしてるが、無線封止しろ、と断言してるわけじゃないね。

TF16と17は、"radio frequency plan four"がアサインされてるから >>299
この無線周波数 plan 4に何が記載されてるかがカギかな?

306:首席参謀
12/02/27 23:26:56.89 2d+UTImV
中島参謀って、米機動部隊が出現するのは、ビアクでなくてマリアナだ、
って、断言できた、数少ない海軍の真の情報通なんだよね。
更に言えば、通信参謀ではなく「連合艦隊【情報】参謀」を自称した人でもある。


さて、中島参謀が聞いたという「母艦と航空機との通信」との証言だけど、
母艦と【艦載機】との通信、じゃないんだよね。

つまり、ミッドウェー基地の索敵機が、ミッドウェー基地だけでなく、TF16やTF17に索敵結果を打診してたとすると、
その交信を、6Fなり、大本営特情班なり、大和の敵信班なりが受信した、とすれば、
TF16やTF17が無線封止を行っていようが、ミッドウェー北方で米空母呼出信号の電波発信してる存在は
考えられる、わけである。

307:首席参謀
12/02/27 23:28:03.40 2d+UTImV
ニュアンスが正しく伝えるため、 >>306を改定。

母艦と【艦載機】との通信、「と断定したわけ」じゃないんだよね。

308:G.D. MURRAY, June 2, 1942
12/02/27 23:40:06.88
June 2, 1942 Zone Plus 11 Time to Zone Plus 10 Time.

Steaming as before in company with Task Force 16 on course 135 T, speed 15 knots, cruising disposition 10-V.

G.C.T. L.C.T.
1743 0645: Launched 6 fighters, after weather ahead cleared sufficiently for flying, followed later in the forenoon
by cruiser planes.

1743 0643: Launched 10 scout-bombers for morning scouting flight.
All scouts encountered bad weather so returned early 
The afternoon scouting flight was not launched due to unfavor able flying weather.

1900 0800: Position 31-41 N, 172-57 W.
2255 1155: Sighted two friendly scout-bombers bearing 120 T, distant 17,000 yards.
2300 1200: Position 31-56 N, 174-02 W. Course and speed made good since 1200 yesterday: Course 101.5 T, speed 2.7 kts.

2300 1200: Two planes from the YORKTOWN approached the formation, and one made a message drop on desk.
0305 1605: Transferred guard mail to CONYINGHAM.
0318 1618: Ship reported hull down bearing 065T.

0330 1630: Ships sighted bearing 065T were challenged and answered correctly;
identified as Task Force 17, consisting of YORKTOWN, ASTORIA, PORTLAND and 5 destroyers.

0538 1838: Received guard mail from CONYINGHAM.
0635 1935: Held routine twilight general quarters for one hour.
0700 2000: Position 32-13 N, 173-32 W.
0900 2200: Set clocks ahead one hour to zone plus 10 time.

309:名無し三等兵
12/02/28 00:10:54.56
リンク先を教えてもらえないかな。自分でも調べてみたいし。

310:首席参謀
12/02/28 00:14:46.50
エンタープライズの航海日誌を読むと、興味深いことが浮かび上がる。

6/2の1200 >>308
>Two planes from the YORKTOWN approached the formation, and one made a message drop on desk.

とあるが、6/1(>>300)には、ヨークタウンからの艦載機到来、メッセージ投下、という記録は一切ない。
にも関わらず、ハワイ時間 6/1の日付で、受領されたTF16からのメッセージが記載されてる。

このTF16からのメッセージ、無線で伝えられたんじゃないかな?
とすると、ハワイ時間 6/1に、TF16は電波を発信した【疑い】が浮上する。

マーレー艦長が、6/2に記載すべきだったところ、6/1に誤って記載した、という可能性だってあるものの、
この手の公の書類を書く際、日付はキチンと確かめる、と思うけれどね、常識的には。

米空母・完全無線封止派の諸君は、この件について、どう受け止めるのだろう?


>>305
TF16/17の存在を秘匿云々、とは書いてあるが、無線封止しろ、と具体的に明示的に記載されてないね、
スプルーアンスのメッセージには。 

311:首席参謀
12/02/28 07:48:23.73
おっと、ヨークはTF17、エンプラはTF16だね。勘違いしてた。

ということで、>>310は取り消し。
TF16内だったら、信号交信が可能だね。

312:名無し三等兵
12/02/28 09:39:33.29
>>306
何の根拠もないのに、また苦しい主張してるね
中島参謀は高橋参謀の説を戦後に紹介しただけで、海戦当時の自己の体験を証言したのではない、と言ったのに
未だに中島の名前出してその権威に頼って、自説を印象操作しようとしてる
しかも基地航空隊が電波を出す事で米空母の位置特定とか、トンデモな事を言い出すし
本スレで長官が呼出符号の解説してた事あったよね
あれをもっぺん読み直してみたら?
それと空母の指揮下にない基地航空隊が、直接空母と交信とかないから
索敵機はミ島の基地宛に報告をして、その通信やり取りを米空母が傍受する事はあってもね

313:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/02/28 16:58:28.76
ナレーション ミッドウェイ 洋画劇場版

真珠湾を出撃するエンタープライズとホーネットのシーン(CV-10レキシントンIIが使用されている)

作戦番号29ダッシュ42の任務を遂行するに当たり、
空母ホーネットとエンタープライズは予想される攻撃に晒されるであろう
諸君らは予測される敵の攻撃に対しては、避けるべきであると考えるであろうが
そのような危険に進んで立ち向かってのみ、敵により多くの損害を与えるのである。

(ナレーション終了 戦艦大和の司令部の机の上の台に載せた空母のユニットを前に進ませるカットでCM)

>>302の超絶訳だったと当時でも思った。

実際VHS版では字幕でこういう風に
作戦番号29ダッシュ42の任務を遂行するに当たり、
空母ホーネットとエンタープライズは予想される攻撃に晒される事を避けるべきである。
諸君らは予測される敵の攻撃に対しては、避けるべき行動を取りつつ
危険に回避し、敵により多くの損害を与えよ。



314:名無し三等兵
12/02/28 17:39:27.42 riWY7cCJ
 >>312
脱線してるけど、なにせ「源田司令官」「淵田司令官」「南雲大将」とか空母「曽龍」が
登場した超訳に驚いたもんだ。続きは戦争映画スレ辺りでやりましょう。(^o^)/~

315:名無し三等兵
12/02/29 12:47:21.73 MElWgTRr
>>286 の訂正

 >特に航空機の陸上基地への着陸時には注意すること』と注記している。
 
  ノートの書き写し文を載せたが、どうもこなれていないので、原文を確かめたら
   "particularly among the aircraft "when coming to land." とある。「特に
  航空機が着艦するとき」が空母への指示としては正しくなるだろう。

  続いて、
  「The admonition was based on frequent reports from HYPO that Japanese
    RI[= Radio Intelligence] effort easily learned of carrier movements
 in and out of Pearl Harbor simply by monitoring air-ground radio
   chatter.」となっている。
 
  この警告は、ハイポ班が日本側が真珠湾での空母の出入りについて単純に空中ー地上
  との無線のやりとり(おしゃべり?)を傍受するだけで簡単に知ることが出来ている
  とい報告に基づいたものである。

  
  5月22日にはるか南西太平洋で行動している部隊にに対して、このような警告が
  送られているのだからハワイ近くのミッドウェーでの行動に際して、これを改めて
  繰り返す必要はないだろう。それでも、5月28日にニミッツが出航したスプルー
  アンスに対して「念押し」したのは、飛行隊収容時のTBS無線の使用を探知でき
  たからだろう。

  従って、日時に多少のずれはあっても第16、第17機動部隊共に厳重な無線封止
  に入っていたことはまちがいないだろう。

  

316:名無し三等兵
12/02/29 19:15:17.24
となると、日本側が傍受した電波の正体は何なのだろうか。
6/4午後となると、B-17が輸送船団を攻撃してる頃だから、それを傍受した可能性はあるが、
それだとMI島の南西になるしな。

317:名無し三等兵
12/02/29 21:54:03.97
米軍が、TF16やTF17に対し、「文章で」無線封止を命じた資料は、
なかなか出てこないんだね。

318:Action Report, Cincpac, June 28, 1942
12/02/29 22:12:25.25
From: Commander-in-Chief, United States Pacific Fleet.
To: Commander-in-Chief, United States Fleet.

Subject: Battle of Midway.

82. Communications were swift and efficient.
By placing all Midway planes, whether Army or Navy, and all submarines operating there on a common radio frequency
with provision that surface craft intercept these reports,
many relays of enemy information were eliminated with consequent earlier receipt by interested commanders.

319:名無し三等兵
12/03/01 00:23:35.57 k1bIPs5X
>>318

資料的提供サンクスだが、内容に疑問がある。一応、翻訳ガイドによるものを補正した。

 これは冒頭にあるように海戦後、ニミッツが上司であるキング合衆国艦隊司令長官に
提出した戦闘報告書の一項だ。(1942年6月28日付)ものだ。 

 第82項 「通信は迅速であり、かつ効果的であった」

 ミッドウェー島に駐留した陸海軍の航空機はその所属に関わらず、また周辺に展開した
 潜水艦すべてが事前に提示された共通の無線周波数を使用したことで、水上艦艇がこれを
 傍受できた。敵情に関する多数の情報のリレーが、(それらを)必要とする指揮官たちが
 早期に受け取れるという結果をもたらした。【引用終わり】

 ということで、この項目は「無線封止」を命じたものでないと思う。

 先に >>299 で提供してくれた「作戦計画第29-42」の中にある「無線周波数(割当)計画」が
 有効であったとする評価だと思う。

320:名無し三等兵
12/03/01 21:35:19.70
無線封止が奇襲の決め手だ、とニミッツが考えてるなら、
「作戦計画第29-42」の中にある「無線周波数(割当)計画」のように、
アクションレポートで自画自賛しそうなものだが、そういう記載がないのは不思議だね?

321:名無し三等兵
12/03/02 07:52:28.28
>>320 どんな司令官だよw>アクションレポートで自画自賛しそうなものだが
作戦行動中の無線封止は常識、そんなことを改めて書くまでもないってことだろ

322:名無し三等兵
12/03/02 18:20:41.90 Sv1rWOir
 ちょっと中断気味だな。解説もなしにいきなり英語原文を提示されても困惑する
 だけだけど。それはともかく、レイトンがこんな記述をしていた。

 「(1942年)2月14日、ハワイからの我が方の無線電話交信が増加したため、
  日本軍はまた警戒を強めた。(中略)
   日本軍をこんらんさせたものの一つは、われわれが無線電話を頻繁に用いたことだと
  のちにわかった。無線電話には高周波の艦対空回路が使われ、これは水平線の範囲まで
  しか届かないはずだった。無線電話が電離層にぶつかってとびはね、太平洋のはるか
  かなたまで伝わっていくとわかったのはずっとあとのことだ。日本軍は結論を出すを
  急ぎすぎ、簡単に警告を出した。しかし大和田通信所は、わが機動部隊が真珠湾を出撃
  するたびにそれをきちんとキャッチしていた。彼らは艦載機の着艦によって、われわれの
  無線電話交信が増加するのをつかんだのだ。彼らはわが潜水艦を現認することでその
  結論の正しさを確信した。」(「太平洋戦争暗号作戦(下)」p.175-176.)

  引用の2行目にある「のちにわかった」というのが、いつごろか?となるけど。
  >>286 にあるように5月中旬までには「分かっていた」と断言できそうだ。となると
  ニミッツが第16及び第17機動部隊を真珠湾に呼び戻す際に「厳重な無線封止」を
  命じたことから、ミッドウェー作戦でも当然、「厳重な無線封止」はされていたこと
  を疑う余地はないように思う。  

323:名無し三等兵
12/03/02 20:24:22.60 bl0kaHq0
せっかくの情報も有効に利用出来ない日本

324:名無し三等兵
12/03/03 06:16:30.34
せっかくの情報もうまく利用出来ない>>323

325:名無し三等兵
12/03/03 08:20:04.85
情報軽視は日本軍のお約束でしょ。珊瑚海、インド洋
からかな。

326:名無し三等兵
12/03/05 15:38:21.78 boK/OcvE
>>319

第82項「通信は迅速であり、かつ効果的であった」

 ミッドウェー島に駐留した陸海軍の航空機はその所属に関わらず、また周辺に展開した
 潜水艦すべてが事前に提示された共通の無線周波数を使用したことで、水上艦艇がこれを
 傍受できた。敵情に関する多数の情報のリレーが、(それらを)必要とする指揮官たちが
 早期に受け取れるという結果をもたらした。【引用終わり】

 軍用文章だから「簡単明瞭を旨とする」したがって部外者が読むときに語彙を足さないと
 理解しにくいことになる。噛み砕いて書けば、こうなるだろう。

 第82項「この海戦における各所の通信の運用は迅速でかつ効果的なものであった」
 ミッドウェー島とその周辺に展開した全ての航空機、潜水艦は事前に指定された無線周波
 数を使って通信を行ったので水上[空母部隊]部隊はこれらの通信を傍受できた。敵の動向
 に関する数多くの伝達情報は重複・重層を避けられたので、速やかに機動部隊指揮官たち
 に届けられる結果となった。

 「無線封止(=Radio Silence)」 に関しては一言も触れていないね。別の項目にあるかも?

327:Commander, Patrol Squadron 44. Operation Plan.
12/03/05 22:10:15.63
CONFIDENTIAL June 1, 1942

OPERATION PLAN FOR MIDWAY AREA

3. Frequencies are the same as paragraph 4 of DOCTRINE, i.e.
Army & Navy planes:
Primary 4265
Secondary 4325; marine planes voice 3765 until action begins,
then shift to 6010 with 7700 as secondary.

Authentication:
Patrol planes use authenticator in force.
Other aircraft use PARIER IN THE DELL.
(Two alternate letters) i.e. RE or EL or NH
If you call any aircraft other than patrol
planes, use PARIER IN THE DELL for authentication.

328:名無し三等兵
12/03/06 23:43:45.90 8uK2EQ6x
 >>327
 基地航空隊の哨戒飛行隊(第44哨戒部隊)隊長ロバート・ブリンクナー少佐が
 6月1日に出した命令書の一部だけど、単なる無線周波数の指定と発信者の「真偽
 確認符号」に関する内容で、「無線封止」とは関係ない。

何が言いたいの?基地航空隊なのだら、「無線封止」などそもそも必要ないはずだが?
 実際、日本軍を発見したPBYは即座に通報している。

329:Commander, Patrol Squadron 44. Operation Plan.
12/03/07 00:18:09.19
>>328 エンプラ航海日誌に、友軍機視認とあるように、
索敵機が、ミッドウェー北方で電波を出し、かつ空母の呼出符号も打電してた場合、
それを、6F通信班なり、大本営特情班がキャッチする可能性があるだろ、と思っての引用さ。

ちなみに、自分は米軍公式記録に、無線通信の部分に何が書かれているか、
という部分にのみ興味があるから、原文を引用してる。

決して、「米軍公式記録にradio silenceが記載されてる」とアピールしたくて、原文を引用していない。
お間違いなく。

330:名無し三等兵
12/03/07 11:40:36.89 nuI41Oe/
無線封鎖傍受暗号解読だけでミッドウェー海戦描いても面白いかも

331:名無し三等兵
12/03/07 18:07:42.80 02OeIPuV
>>329
>エンプラ航海日誌に、友軍機視認とあるように、索敵機が、ミッドウェー北方で電波を出し、かつ空母の呼出符号も
打電してた場合、それを、6F通信班なり、大本営特情班がキャッチする可能性があるだろ、と思っての引用さ。

ちなみに、自分は米軍公式記録に、無線通信の部分に何が書かれているか、という部分にのみ興味があるから、
原文を引用してる。

 それなら判る。了解。

 ちなみに、ミッドウェー海軍航空基地戦時日誌によると、5月30日から6月3日まで
連日方位200度から020度の半円形の海域を700浬まで哨戒飛行をして
いる。米機動部隊がこの海域に入ったのは1日午後以降と思われる。
 米機動部隊の側に「友軍の双発偵察機を視認」とあっても、基地の日誌には
30日と1日に日本側の長距離偵察機と接触、交戦した記述はあるのに友軍の
空母部隊を視認したという記載はないのが面白い。



332:名無し三等兵
12/03/08 22:03:56.36
結局、米軍完全無線封止論者は、米軍が無線封止を行っていたと断言してる「公文書」を
発見することができないみたいだな。

333:名無し三等兵
12/03/10 16:19:41.29 8S+Cc06f
>>332
なにを寝ぼけた「勝利宣言」をしているのだ。2ちゃんならではの思い込み厨房だな。


 >が、ハワイ→ミッドウェーの間に無線封止、とは一言も書いてないね。
この5/22の指令は、5月最終週も有効な指令なのかい?<=当たり前だ。

>>288 の「酒石酸某」殿と同じく、一から十まで説明してくれる資料がなければ、
 命令は存在しなかった証明になるとでも思っているようだ。

 ミッドウェーで日本艦隊を迎撃するために、秘密裏にハワイに呼び戻した機動部隊に
今度はマーチング・バンドよろしく賑やかにミッドウェーに行けとでもいうつもりか?
「無線封止」など当たり前過ぎる話で特に注意する必要もない。南雲を奇襲しなければ
勝利のチャンスはないと明確に知っていたのだからな。


334:名無し三等兵
12/03/10 19:04:59.88 ehv8gjVi
よくよく考えたらウェーク島が全く利用出来てないよな
哨戒基地としてやるべきことは沢山あっただろうに

335:名無し三等兵
12/03/10 22:38:44.69
酒石酸某ワロス

336:名無し三等兵
12/03/11 01:02:56.75 NrvpTsBs
>>335
>よくよく考えたらウェーク島が全く利用出来てないよな
  哨戒基地としてやるべきことは沢山あっただろうに

 24航戦が一応、ウェーキから2式大艇で偵察を命じたが、狭すぎて使用に適さずという現地からの
意見具申を受けて内容を変更、戦闘機8、陸攻14を進出させN-9日よりミッドウェー方面の偵察を
命じている。5月30日と6月1日にミッドウェーからのPBYと接触、交戦したことが記録に残って
いる。実際、スプルーアンスはウェーク島から700海里圏に入ることをしないように行動していた。 


337:名無し三等兵
12/03/11 03:09:22.63
>>333 顔が真っ赤だね? で公文書は発見できたのかい?

338:名無し三等兵
12/03/12 03:04:52.89 c4vwJciY
近現代史の博士課程の学生用の資料が提示されているのに、理解不能とはやはり「厨房レベル」だな。
米海軍大学校の指導資料から引用したのだが、どれがそうなのかも判らないだろうな。
どれがそうなのだと指摘はしないよ。さて、本職に戻るとする。「厨房」のお守りなどしている暇はない。

339:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/03/12 05:54:04.65
二艦隊の指揮を継承します、厨房水兵には海軍式の教育がよろしいかと。

340:名無し三等兵
12/03/12 12:09:16.27
いや熱いミッドウェーの戦いでしたね。博識な方も
登場して色々勉強になりました。次はインド洋や
2次ソロモンとかでまた議論盛り上がること期待して
ます。

341:名無し三等兵
12/03/12 15:47:34.00
昨晩自分が南雲になって、山本やGFの幕僚にいじめられる夢を見た
1Fか2Fの長官の椅子をチラつかせてパシリにされた上、不適格だからやめさせろと責められ、復讐を誓う夢だった
しかし山本その他が先に戦死してしまい、復讐は果たせずに悶々としたまま夢から覚めた
責任ばかり重く、勝っても褒められずに手柄を横取りされ、負ければ散々な言われようのこんな職には就きたくないと思った
他の職なら同様に負けて、潜水艦や駆逐艦や巡洋艦を4隻喪失しても、ここまでひどくは言われまい

342:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/03/12 19:19:34.78
>>341
南雲閣下の霊魂が降臨したのじゃ、なんまいだーなんまいだー

343:名無し三等兵
12/03/12 19:48:54.28 c4vwJciY
>>335
>よくよく考えたらウェーク島が全く利用出来てないよな
  哨戒基地としてやるべきことは沢山あっただろうに

 24航戦が一応、ウェーキから2式大艇での偵察を命じたが、狭すぎて使用に適さずという現地からの
意見具申を受けて内容を変更、戦闘機8、陸攻14を進出させN-9日よりミッドウェー方面の偵察を
命じている。5月30日と6月1日にミッドウェーからのPBYと接触、交戦したことが記録に残って
いる。実際、スプルーアンスはウェーク島から700海里圏に入ることをしないように行動していた。 


344:名無し三等兵
12/03/12 23:36:47.67 yI4D9G9H
ウェークから一式で夜間爆撃をやるとか考えなかったのかな?

345:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/03/12 23:39:06.18
ちょっと遠い。
でも米軍はそれを忘れて、手痛い損害を出している。<ウェーク近辺の航空さや当て戦

346:名無し三等兵
12/03/12 23:52:29.81
ウェークから陸攻でミッドウェイ爆撃って結構根強いネタだな
好きなんだねえ

347:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/03/13 00:01:28.72
太平洋の大海原の上空を長距離飛ぶのは流石に怖いね(機種的に届かない気もするけど
戦闘機に追従されなくとも、帰ってこれない可能性があるね。
ソロモンみたいに島があってそれを伝っていけば帰りは問題ないところとは違うしな
(行きはコーストウォッチャーの目を避けるために海上を飛行するけど)

348:首席参謀
12/03/13 00:32:29.12
ウェーキ・ミッドウェーは片道1200浬。
一式陸攻11型の過荷2315浬でも届かないね。
一式陸攻22型(昭和17年11月初号機完成)で、やっと3270浬、
96陸攻23型(17年8月制式採用)で、これまた3363浬になる。

97大艇22型(16年8月制式採用)だと、魚雷2本で2590浬ってところ。
偵察だけなら3,283浬だから、ちょっと無理すれば、ミッドウェー北方200浬は夜間索敵はできるかも。
ミッドウェー爆撃させるためには、ウェーキ・ミッドウェー間で潜水艦給油できそうな場所を探さないと、ね。
勿論、昼間に爆撃するってよりは、夜間爆撃が本命だろうけどね。

URLリンク(www.aero.or.jp)
上記にあるように、97大艇だったら、ウェーキで満載で離水できるから。
2式大艇には狭い島なんだろうけれど。

24航戦には、97大艇が配備されてないんだっけ?
横空に関していえば、14空に渡した(マーシャルに送った)大艇8機が、全て2式大艇だったことが、ガンになったね。
そうか、ツラギの横空、昭和17年4月1日に25航戦に切り替わってたんだな。

第二次K作戦中止で、アリューシャン列島攻略作戦第4空襲部隊に全機投入されてるな、14空の大艇は。
17年6月上旬だけでも、ツラギから97大艇を借りてこれれば・・・

349:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/03/13 01:05:01.42
>一時的に借りてくる
判子が山ほど要りそうな気がします

350:名無し三等兵
12/03/13 06:19:42.58
>>348
マリアナ諸島の中央にトラック島とか、海軍総司令部だの第四航空艦隊だの、ウェーキ島攻略が泣く子も黙る上海陸戦隊だの、色々記述がひどいな

351:名無し三等兵
12/03/13 21:12:54.16
歴史街道の樋口季一郎特集を読んだんだが樋口が武官としてワルシャワ滞在中に
欧州視察の南雲が樋口の自宅に宿泊してその後も交流が続いたそうだ
意外な交友関係で驚いた
 

352:名無し三等兵
12/03/14 14:36:36.57
>>350
え?これ実話なの??

353:名無し三等兵
12/03/18 10:24:45.97
静かな週末だった。

354:名無し三等兵
12/03/24 19:50:55.65 Wvau2Y9C
みんなどこへ 全世界は知らんと欲す

355:名無し三等兵
12/03/24 20:50:40.99
無線封止議論は結局どうなったんだ?

356:名無し三等兵
12/03/24 21:23:08.83
全員無線封鎖中です。

357:名無し三等兵
12/03/24 23:18:49.35
誰がうまいこと(ry

358:名無し三等兵
12/03/24 23:38:57.00 rNwIrJpB
まあ、310 から 333 あたりでけりがついたのだろう。

ニミッツが「ミッドウェーでの待ち伏せ」を企画、決断した5月17日前後の指示、行動で
「絶対的な無線封止が前提」のものだったことは、簡単に理解できる。それが判らないと駄々を
こねる「厨房」君たちは相手にできないと宣告されたのだろう。

359:先任参謀
12/03/24 23:52:23.65 FDV8K+lP
おひさしぶり

問題は米側の無線封鎖より
日本側の封鎖解除のタイミングの問題だろうに

360:354
12/03/25 00:11:19.89
やあみなさんお帰り。熱くなりすぎずまた
議論してください。色々勉強?になります。

361:名無し三等兵
12/03/25 00:25:29.19
>>359 いや、問題は米側の無線封鎖だろう。
>>358氏の主張通り完全な無線封止が実行されていたとするならば、
貴官らが大好きな「大和が転電していれば・・・」「ほんとは赤城も傍受していたはず・・・」等は、
単なる日本側の誤認だったということになるからな。

つまり我らが南雲閣下の判断は、全く問題なかったというわけだ!

362:名無し三等兵
12/03/25 09:01:23.98 k4r9h5tx
米軍が完全に無線封止していた、という
アクションレポートなり、オペレーションプランなりの「米軍公文書」は、
今日になっても何一つ提示されてないんだよな。

更に言えば、米軍索敵機の使用周波数に関する公文書、
友軍索敵機を視認確認した、という公文書は残ってるから、
ミッドウェー北方で、索敵機が電波を出しているであろう、
という情況証拠は提示されているけれどね。

ミッドウェー北方海面で、敵空母らしき呼出信号を探知した、
という内容なのだから、
「敵空母が電波を発した」という事象と意味合いが違うこと。

363:名無し三等兵
12/03/25 09:51:45.20
だから、それを提示すればいいだけじゃん。
>ミッドウェー北方で、索敵機が電波を出しているであろう
せっかく他人が示してくれた資料にイチャモンつけてるだけで、自分は何もやってないだろ。

364:名無し三等兵
12/03/25 10:02:54.82
とりあえず、米空母が電波を出していなかったのは確定でいいんじゃね?
あとは基地航空隊の哨戒機(カタリナ)がいつどんな無線通信を行ったかだな。
普通索敵機が電波を出すのは敵発見以外はないと思うんだけど、6/4午後に6Fが傍受したといわれる
敵空母らしき呼出符号とはどんなものだったと、>>362氏は考えているんだい。
以前も指摘があったと思うが、PBYは基地所属だから、PBYが電波を出して報告すべき対象は
基地司令部であって、空母を直接呼び出すようなことはしないよ。

365:名無し三等兵
12/03/25 13:22:29.59
>>362
逆に聞くが、米軍が完全には無線封止をせず電波を出していたという「米軍公文書」は今日になっても何一つ提示されていないんだよね
無線封止論者は米軍公文書を出せ、無線不完全封止論者は状況証拠でOKだけどな
とはまた随分と不公平な言い分だな

正直、俺は電波云々自体はあまり興味無いからが出ててようが出てまいがどっちでもいいんだけど

366:名無し三等兵
12/03/25 21:25:49.83 CW/fbpH+
 また「厨房」たちが復活したようだ。

 「敵対者にこちらの意図・行動を可能な限り秘匿する」のは、軍事(に限らないけど)上の
 「基本中の基本」だ。教科書に真っ先に書いてある基本のひとつだ。

 事前の命令や指示などで改めて出す必要もないから、そんなものは存在しない。それ
 でもニミッツやスプルーアンスの命令などが残っているのは、念押しでしかない。
 逆に「無線封止が守られていなかった」とすればそれを指摘するのが普通だ。それが
 ないというのは「軍事的常識」が守られていたということだ。

367:名無し三等兵
12/03/27 22:59:35.87
>PBYは基地所属だから、PBYが電波を出して報告すべき対象は
>基地司令部であって、空母を直接呼び出すようなことはしないよ。

そうかな?
ニミッツのアクションレポートの下記の部分と矛盾してるように見えるぜ、その解釈は。

>ミッドウェー島に駐留した陸海軍の航空機はその所属に関わらず、
>また周辺に展開した潜水艦すべてが事前に提示された共通の無線周波数を使用したことで、
>水上艦艇がこれを傍受できた。
>敵情に関する多数の情報のリレーが、(それらを)必要とする指揮官たちが
>早期に受け取れるという結果をもたらした

>82. Communications were swift and efficient.
>By placing all Midway planes, whether Army or Navy, and all submarines operating there on a common radio frequency
>with provision that surface craft intercept these reports,
>many relays of enemy information were eliminated with consequent earlier receipt by interested commanders.

368:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/03/27 23:02:06.79
命令!二艦隊のすべての艦は無線封止!

って言ってもムリか。まあ存分にやれい

369:名無し三等兵
12/03/27 23:12:59.14
>>367
何も矛盾していないよ
あらかじめ使用周波数を指定して、基地航空隊も潜水艦も同じ周波数を使う
基地航空隊や潜水艦は基地に報告をして、水上艦艇は無線機のダイヤルをその周波数に合わせておけばいい
これでわざわざ呼出符号を使わなくても、水上艦艇は航空隊や潜水艦から基地への報告無線を傍受できる
もちろん水上艦艇側から、基地航空隊や潜水艦に無線電波を出す事もない
単に聞き耳を立てるだけ

370:名無し三等兵
12/03/28 11:09:23.66 Poo6GbMp
>>367 氏の疑問は >>319 の翻訳によったのだろうが、それを改訂した >>326 の文章の方が >>369 氏の論旨が
よりはっきりするだろう。「報告の重複・重層を避けられた」とある。

 また機動部隊は「利根4号機」によって発見されたことを知りながら、無線封止を続けていたことはレイトンの
著書にあることでわかる。「午前10時8分に初めて、太平洋艦隊司令部の通信センターは、エンタープライズの
飛行士官(ブローニング大佐?)が「攻撃せよ!直ちに攻撃せよ」と叫ぶのを傍受した、と報告した。この激昂した。
【レイトン「太平洋戦争作戦 (下)」p.282】 (ここでの午前10時8分は現地時間)

 もうひとつ、レイトンの記述による。
 「彼ら(「飛龍」からの小林隊)は、急降下爆撃機(米軍)が「ヨークタウン」に帰還しつつあった正午頃、同艦を
見つけた。フレッチャーの部隊の位置は敵に知られていたが、彼はニミッツからの連絡があるまで無線封止を破ろうと
はしなかった。【同上、p.285】

371:名無し三等兵
12/03/28 11:58:40.70
まあ水上艦隊が放送通信を傍受するようなもんだ
だいたい仮に基地航空隊が空母に無線を送ったとして、その位置に航空機がいる事は掴めるが、空母もその付近にいるとは限らない
クェゼリンで傍受できるなら、ハワイでも傍受できるだろうから、ハワイの空母宛に送ったのかもしれないじゃないか


372:名無し三等兵
12/03/29 02:44:00.67 5fGg9ujr
「無線封止の公文書を見たい」の厨房さんの願望は一蹴されたようだな。

373:名無し三等兵
12/04/01 10:27:52.10 ZOQgL40k
ff

374:名無し三等兵
12/04/01 10:28:43.94 ZOQgL40k
「4月1バカ」にちなんでいるわけでなく、新年度になったので「無線封止」問題の下の資料を
提示してみよう。丸別冊「太平洋戦争証言シリーズ 7 :運命の海戦 ミッドウェー敗残記」
(1987年・潮書房)に掲載された「米空母出現の傍受情報 南雲司令部に達せず」
ーー海戦直前。クェゼリンの潜水艦隊司令部に配属された敵信班は米空母出現の電波を
捉えたが・・・」という題名で当時第六艦隊通信参謀・海軍少佐 高橋勝一氏の一文だ。

 「海軍反省会」の伝聞証言よりはこちらの方が判りやすいだろう。


375:名無し三等兵
12/04/01 18:23:56.96 ZOQgL40k
 先遣部隊である第六艦隊(潜水艦部隊)旗艦香取の司令部には、昭和十七年四月中旬の
内地出港時、敵信班と称する、兵曹長を長とする外信傍受専門の経験者約十名の通信科
下士官が配属され、乗艦していた。
 そのさい、軍令部から米空母の使用する電波七ないし八種を記載した文書を交付さ
れた。それで同年五月三日、香取がクェゼリン入港までの航海中およびその後の碇泊中も、
真夜中以外の薄明時に近い夜間も傍受に務めていた。
 そして六月五日、ミッドウェー海戦のはじまる日の数日前になって、敵空母らしい電波を
探知してのである。それは、一つの固有呼び出し符号を中心にいくつかの変わった呼び出し
符号のもが連続して出現する現象で、その電波も中心のものより弱い。
 それが、空母を中心にして、その艦載機が洋上から母艦に通信するかのごとく感じられる
もので、平時から聞きなれた外信専門の傍受経験者には、よくわかるとのことである。
 しかし、実際は、その電波発振状況が、こちらで期待するように連続して、満足できる
ように補足できるものではなかった。【p.40】(続く)

376:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/04/02 18:33:11.83
続けてください

377:名無し三等兵
12/04/02 20:33:20.11 Q8fxVFsr
 六月五日のミッドウェー海戦のはじまる二~三日前になり、やっと通信量が多くなり、
敵信班長与田(?)【原文のママ】兵曹長から通信参謀である私に方向があったのは、
六月三日の午後であったと記憶する。
それも、同班長から、
 「いま、米空母らしい電波が発信されているので、通信参謀ご自身でレシーバーを
かぶって、聞いて確認してください」
 と、受信室まで来るようにみずから呼びに来たのだった。レシーバーをかぶる始末に
なったことを、はっきり記憶している。

 その電波はわずかに聞きとれたが米空母のものかどうか即断できるわけでもない。が、
しかし、話を聞けば、前述した固定の呼び出し符号のものを中心に、いくつもの変わった
呼び出し符号の音の弱いものがつぎつぎと出現していることで、中心のものが空母である
との確信を得たわけである。

 そこで直ちに、司令部電信長・河野幹兵特務中尉(戦後、海田市に居住すると聞く)に命じ、
クェゼリンとヤルートとの両方位測定所をして、一斉方位測定をさせ、数回の方位線を得て、
それを海図に入れ、米空母の位置を求めた。
 
 ところで、クェゼリンとヤルートとのあいだの距離が近いため、ミッドウェー付近の地点は
きわめて底辺の短い鋭角の頂点になるので、東西の位置の線は正確でも、南北の位置決めには、
相当の誤差が出るものと考えられた。 【p. 40 - 41】 (続く)

378:名無し三等兵
12/04/03 02:16:13.29 pgXjdGWp
>>377
2行目の「方向があったのは」は、「報告があったのは」の間違いね。

379:2F 前衛部隊 東雲司令長官
12/04/04 02:33:23.48
うい

380:名無し三等兵
12/04/04 07:19:50.17
谷甲州の小説みたいだな

381:名無し三等兵
12/04/04 19:36:02.38 VzjIEnBy
そこで、迷いながらも、ともかく位置を決め、当時としては戦局に重大な敵情報告になるので、電文も十分考えたつもりで
 ある。それは、自分の記録として書き留めていなかったので、正確を保しがたいが、要旨は、

 「六艦隊敵信班は数日来、敵空母らしき電波を補足す。その電波のクェゼリンとヤルートよりの一斉方位測定による、本日 
 一八〇〇の敵空母の位置、ミッドウェーの北北西一七〇浬(B)、付近に他の一隻あり、いずれも東西に遊弋しつつあり」

 というものであった。宛名を連合艦隊司令長官、機動部隊(空母部隊)司令長官、先遣部隊潜水艦に対しての連名とし、通報
 先は軍令部総長、発信者・六艦隊司令長官、発信時刻は午後八時前後であったと記憶する。

  右の電文中、敵空母の位置の時刻一八〇〇とミッドウェーの北北西一七〇浬などの記憶は、残念ながら不正確で、大体
 そんな程度であったろう、と思っているのが本当である。
  これは作戦上、最緊急を要すると考え、「作戦特別緊急電報」の取り扱いをして、「キン」の指定をいれたのである。
この電文を、私室に就寝中の先任参謀松村緑中佐、参謀長三戸寿少将および六艦隊長官小松輝久中将につぎつぎと届けに
 いった。
 
  

382:名無し三等兵
12/04/06 00:56:33.10 Qnq5l8xE
これは、海軍の甲暗号書中にあるもので、(B)は、この位置に多少の誤差のあることを示す意味である。ちなみに
 (A)はきわめて正確、(C)はこの位置に誤差大なりとの意味である。
  この(B)にした理由は、クェゼリンとヤルートのあいだの距離が近いため、前述したように、きわめて小さな鋭角の
  頂点になる敵空母の測定位置が、南北に大きな誤差を生ずるおそれがあることである。


 その旨説明すると、先任参謀から、配備予定潜水艦散開線とその空母との関係位置を聞かれた。そこで、それを確かめるべく、
 二人で幕僚室に行き、海図上で関係位置を調べた。
  その散開線はミッドウェー北方で、南北に長く、二個潜水戦隊十一隻の潜水艦の各間隔は十五浬(数字の記憶不確実)の
 一線配備であった。
  しかし、ミッドウェー作戦の直前に取りやめになった別の作戦(K作戦)海域からの移動がおくれ(昼間の水上航行危険)、
 現場に未到着のものが多いだろうと判断された。したがって、参加潜水艦には、敵空母出現のための、その散開線移動の
 電令は打たなかったと記憶する。
  先任参謀との話し合いが終わったあと、敵空母に関する電報を三戸参謀長と小松長官とに届けたが、そのさい、潜水艦
 散開線のことにつき、先任参謀と話し合ったことも付け加えた。
  そのとき、とくに小松長官のご満足げな様子を感じ、サインをいただいて長官私室を出たことをはっきり記憶している。

 【p.42-43】 
 

383:名無し三等兵
12/04/07 12:23:07.30 830b6HjG
戦後、三戸参謀長が、この敵空母の情報につき、防衛庁戦史室において尋ねられたとき、「まったく記憶にない」と言った
 ことが、ミッドウェー海戦記書『あゝ軍艦旗』(亀井宏氏著)の中に記述されている。これは、私が届けに行ったのが夜間の
 就寝中で、参謀長をわざわざ起こして説明したので、あるいは記憶に残らなかったのであろう。
  もし、潜水艦散開線と敵空母との関係位置のことにつき、先任参謀と話したことや(B)の話などをすれば、あるいは
 思い出されたかと想像する。
  ところで、右の電報は、中尉の暗号長(名前忘れた)に手渡し、重要電報であるので直ちに暗号にして送信室に回すよう
 に命じた。そして、その夜、その暗号電報は、連合艦隊旗艦、機動部隊旗艦および東京通信隊で受信したという了解符(
 潜水艦へは放送で了解符不要)を、六艦隊旗艦香取で確認した。
  そのあと、東京通信隊から一般通信系(この電波を待ち受け配員すれば、戦況全般がわかる。東京でキーを押せば、千葉県
 船橋送信所の送信機が作動する)と、超長波(一七・四四KC)放送(東京でキーを押せば、愛知県刈谷の送信所の送信機が
 電波を出す。太平洋に作戦行動中の潜水艦向け専用)との両電波で、各二十回以上、放送されている。
  それは、発信艦香取の受信文のなかに同文電報として発見されている。この重要電報が、ミッドウェー作戦の主役である
 機動部隊司令部に通達していなかったことが、前記『あゝ軍艦旗』の記事の中にあるのをはじめて知ったのであるが、まっ
 たく不可解といわざるを得ない。



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