【加農・榴弾・高射・速射】旧日本軍の火砲を語る2at ARMY
【加農・榴弾・高射・速射】旧日本軍の火砲を語る2 - 暇つぶし2ch309:名無し三等兵
11/11/23 23:06:57.34
ティーガーⅠもⅣ号G型もⅢ突G型も日本陸軍は購入してるんだが…

すくなくとも虎壱はドイツ軍に無償貸与という形にとさ。
価格は輸送費込みでドイツ軍納入額の倍以上ですわ。


310:名無し三等兵
11/11/23 23:28:57.59
>>308
分割すると台車のぶん重量がふえるし、結合部の強度確保でまた別の部品
が必要になるのだろう。

海軍に製造委託したが、製造中止になった例で砲塔四十五口径三十六糎加農
が佐山新刊ででてくるね。
15cm級の砲身は欲しいよねぇ。砲架なら大阪造兵廠以外でも生産できそうなもんだけど。


311:名無し三等兵
11/11/24 00:15:58.24
>>309
せめて中立国経由で重量物を運べる経路が日独間にあればなぁ

312:名無し三等兵
11/11/24 00:27:04.57
軽量な九四式山砲なんかだとネジ使わずレバー廻して結合なんて方法採用してるが、
重砲でやったら一発で壊れると思う
強度的にはブロック内での接合部がどうしても弱くなるから
分解の箇所は稼動部、摺動部がよい


313:名無し三等兵
11/11/24 00:47:31.38
>>311
う~ん、仮に海路が確保できて輸入のかたちならいいんだけれど、機関砲の例よろしく
ライセンス生産しようとしても発条(バネ)なんか冶金工学の遅れで同寸法で性能発揮できない
わけだしね。しかたなく日本製は発条をながくしたり。
航空エンジンでも加工精度が米英独より二桁粗かったとか。

九六式15Kも射程性能や耐久強度を満足させたかったら、日本の技術では重く
せざるをなかったと思うんだよね。

314:名無し三等兵
11/11/24 01:15:30.52
ドイツの37mm対空砲も日本がライセンス生産しようとしたら
バネがうまく作れなかったからなぁ……。後知恵だが
同じ37mmでイタリアのブレダ製があるけど、そっちは輸入出来なかっただろうか

315:名無し三等兵
11/11/24 03:42:38.97
国府とかタイの戦前の兵器購入見ると微妙に羨ましい
1930年代の大日本帝国のGDP(GNPか?)が1%でも大きければ……

316:名無し三等兵
11/11/24 04:19:04.04 4hwhQaYj
米国の15.2センチ47口径砲は軽いよね、15.5サンチ60口径の半分以下でねえか?
技術がちがうのか

317:名無し三等兵
11/11/24 04:52:34.43
半分よりは大きいけど、まあ半分近い重量だね。
こう圧が2910kgと3400kgで2割近く違うってのも要因かと
同じように超高圧(3230kg)で長砲身のドイツ軽巡の60口径15センチも
砲身重量は日本のと同じぐらいになってるんで、頑丈にしないともたないんだろう

318:名無し三等兵
11/11/24 09:11:48.44
あの60口径砲身、砲塔5基x4隻で60門以上は確実に作ってその全部を一旦回収。
最終的に転用したのは砲塔12基分だから36門か。
当初は大和型に各4基、大淀型に各2基積む予定があったことを考えると微妙だな。
下手すると余剰品が出ない。

陸軍用に新規に制作するなら話は別だが……。
しかし据付砲なら兎も角、一応陸上を分解搬送する前提の重砲の素材としては重過ぎるのでは?

319:名無し三等兵
11/11/24 12:23:15.77
仮に移動重砲として選択の俎上に上すなら
56kgの重量弾を27.4km飛ばす性能と大重量(=可搬性)のどっちを重視するかになるだろうね

確かに既存十五加に比べて略2割増しの弾丸重量は魅力だろうけど
砲弾の互換性もない訳だし

320:名無し三等兵
11/11/24 13:03:12.10
どうせ砲弾の備蓄なんて大して無いんだし
撃つ時は死ぬほどの勢いで連射する艦砲と共有なら、それはそれでいいんじゃ?

321:名無し三等兵
11/11/24 13:13:13.88
>>315
タイ軍は砲はボフォースだよね。
75mm高射砲、150mm榴弾砲やら機械化牽引が日本軍より普及してた。
チェコ、スウェーデン、タイみたいな小所帯軍隊の国は装備更新が
大国より容易という面はたしかにある。

でも、支那も砲工場の奉天兵工廠を日本軍に接収されて輸入するしかなかった
からね。
国産で装備を賄えないのは致命的。

ボフォース75mm野砲はアルゼンチンが導入して最近まで近代改修して使ってた
様子が画像ででてきたよ。


322:名無し三等兵
11/11/24 18:34:45.30
タイ軍はボフォース75mm野砲、105mm加農も導入してる。ランズベルグ牽引車
で曳いてる写真があるね。

75mm高射砲、40mm機関砲のよさにくらべ、野砲、榴弾砲、加農は列強は採用
してないようだ。山砲がオランダが導入ぐらい。
駐退復座器の形状等あまり先進的とは思えない。小国、途上国ではシュコダとならび
ボフォース製のシェアが多い。

323:名無し三等兵
11/11/24 18:49:09.96
>>322
小国で自国の国軍の規模が小さい国はどうしても輸出に熱心になるな
後進国って、取り留めもなくあちこちの兵器を買い集めたりもする一方、やっぱりコネクション確立すると強いしね

324:名無し三等兵
11/11/24 19:08:17.67
支那のドイツ兵器シェアの高さは清時代からの伝統なんだよな。
日清戦争時の戦艦なんかドイツ将校まで乗りこんでる。
次点がアームストロングやビッカースの英体系、軽機はチェコ…

支那には昭和11年の防共協定締結後もドイツ兵器が供給されて、日本軍は上海で大苦戦。
昭和15年の三国同盟まで日本側のクレームにかかわらずドイツは是正しなかった
らしい。


325:名無し三等兵
11/11/24 19:15:29.90
大陸で日本兵死傷率No.1の迫撃砲は支那製以外はほぼラインメタルで占めて、
迫撃砲弾もドイツ製が多かったそうだ。

326:名無し三等兵
11/11/24 19:24:17.62 w7VG+b6m
ドイツが支那に供与された武器も凄いよな。ヘルメットから小銃から、
たかが機関銃だけなのに日本軍が苦戦した1号戦車B型にPak35/36対戦車砲に
88mmFLAK18高射砲から4輪装甲車のSdKfz221 222まで持ってたし。
2号や3号戦車まであったら逆に日本が追い落とされたかも知れないな。
仮に3号が支那にあったら八九式や九五式軽おろかチハでさえ手に負えなかったかも知れないな。

327:名無し三等兵
11/11/24 19:26:42.37
形によるだろ>3号


328:名無し三等兵
11/11/24 19:32:50.39
まとまった数運用するだけの能力が当時の中国にあっただろうか
中国よりはマシな工業力や技術力、インフラのあった日本ですら量産して実戦投入したのはハ号やチハがせいぜいだったんだから

329:名無し三等兵
11/11/24 19:35:16.14
>>326
戦前のⅢ号Ⅳ号戦車はドイツ軍でも編成充当できない貴重品だからね。
有色人種に高値でも売ったかどうか疑わしい。

シナ事変当時のⅢ号A型なんて装甲厚14.5mmだぞ?
3.7cm砲の貫徹力は日本よりうえだが。それほど脅威になったとは思えない。
1930年代は九七式中戦車がBT、T26などソ連戦車を凌ぐ重装甲だったことを留意すべき。

330:名無し三等兵
11/11/24 19:37:41.14
最新アイテムをとりあえず揃えて悦に入り、実力はがらんどうってのは後進国の基本
航空機だけは中国も頑張ったけどね…
砲とか、ちゃんと牽引車用意してたのかね?

331:名無し三等兵
11/11/24 19:38:27.02
3号もF型までならチハで十分だろうし、G型以降だともう同盟を組んでるな

332:名無し三等兵
11/11/24 19:39:36.86
シナの苦力が腐るほどいた

333:名無し三等兵
11/11/24 19:40:30.92
>>331
F型でも装甲厚・主砲貫徹力ともにチハより上だし、その頃は日本側も八九式や九五式が多かったんじゃね?
まあそれ以前にまともに運用できたかという問題があるが

334:名無し三等兵
11/11/24 19:40:50.54
まあいずれも機関銃程度は充分跳ね返し
対戦車砲や軽榴に中距離でズビシと抜かれるのは変わらんわけで
ダンボール箱とケント紙の箱を比べてどっちが水や小傷に強いとか言ってるレベルですな

Ⅲ・Ⅳ号は売らないでしょう
フランス戦前までは増加試作まで駆り出して戦争してたくらいの生産量だもの

むしろスコダとかルノー辺りの大量売込みがあったら? という方が面白いかと

335:名無し三等兵
11/11/24 19:48:57.34
輸入でⅠ号戦車以外ドイツに期待できなかったから、
国民党軍はビッカースやT26の導入になるわけよ

336:名無し三等兵
11/11/24 20:28:28.18
後進国が最新兵器を導入しても、部品が生産国から届かないかぎり交換
伴う修理なんかは到底無理だろう。タイ軍とか。

尾栓や照準器を紛失した鹵獲砲の部品を新規で拵えるぐらいは日本は平気に
できたからね。

337:名無し三等兵
11/11/24 20:32:28.80
>>324
そりゃ大日本帝国が国府の輸入実績分丸々代替えする程輸入してくれるならともかくね
イタリアも同じくだろうし

>>330
支那事変、支那戦線に関して言えば国府が虎の子の十加、十五榴以上の野戦重砲を持ち出すと
アウトレンジされる事も多々ありらしいから
牽引車は自軍保有の野戦重砲を機動させる分はあったと思う

338:名無し三等兵
11/11/24 20:35:26.12
>>337
ヘンシェル重トラックとかね
ハーフトラックを支那に輸出してないのは、やはり自軍優先だろう

339:名無し三等兵
11/11/24 20:39:19.06
シナ軍には戦車より大砲が必要だったと思うの
一個師に迫撃砲六門とかどこのはりつけ師団だ

340:名無し三等兵
11/11/24 23:08:06.57 WfAFZdzw
でも迫撃砲は少ないながらも活躍

341:名無し三等兵
11/11/24 23:10:54.56
中国軍の中迫が日本軍の山砲や歩兵砲並の配備密度があったら日本軍大損害だったと思うがなぁ

342:名無し三等兵
11/11/25 01:00:28.20
あれ、この板スレ整理でもした?

>>339
一個師ってだいたい一個連隊くらいだっけ……
そう考えると寒いものがあるな

343:名無し三等兵
11/11/25 01:01:46.31
なんか戦力的には中国軍1個師=日本軍1個大隊ぐらいの扱いだったような・・・

344:名無し三等兵
11/11/25 01:05:45.88
(基本部隊は)計8~9師、当時の1師は5千位 のものなるへきも
是等は首都防衛なる故かく甚しき損害を受けぬ前に充たしたと見るへく
1万ありしものとすれは、8~9万。
以前(上海派遣軍)軍第二課の調査によれは、以上の師団等を併せ20師に上がりるも、
是等は各所より敗退し来たりて以上の基本部隊中に入りしものなるへし、
之か10師分ある故2~3千と見て2~3万、総計10~13万の守備兵力なるへし。

「第16師団関係綴」(防衛庁防衛研究所戦史部所蔵)の第16師団参謀長中沢三夫大佐の手記。
「南京大虐殺の研究」P249より


兵力だけなら一個連隊以上はあると見ていいかと

345:名無し三等兵
11/11/25 01:10:17.86
>>341
実際相手さんの迫撃砲が少なくて良かった

>>342
いや軍板全体が昼から落ちたり一部復活したりの繰り返しで不安定
今は上がってるスレはなんとか書き込み出来る感じ

国民革命軍の1個師は頭数は連隊より多いが火力が……

>>343
野戦重砲部隊が上位指令部隷下に居ないとそんなもんですね大体
まあ、明らかにそれ以上に奮戦してる例もあるが……

やはり15榴は国民革命軍の救世主か虎の子かって感じ

346:名無し三等兵
11/11/25 01:33:01.19
履歴などから書き込みしたスレから復活するんで積極的にサルベージしてくれ

347:名無し三等兵
11/11/25 02:22:11.67
上げといた方が良さそうだな


それはともあれ山砲、歩兵砲をしゃぶり尽くした大日本帝国陸軍は
やっぱり本当は火力が大好きだったんだね……

348:名無し三等兵
11/11/25 03:31:29.97
>>347
「分かってたけど(貧乏で)出来なかった」なのに誤解されてるのが帝国陸海軍

349:名無し三等兵
11/11/25 03:43:15.09
国府軍がドイツ戦車を運用できたかどうかだが、
Ⅰ号戦車とかどう運用してたの?
歩兵支援に使ってた?
独立して運動戦してた?
戦車の運用は教範にはどうかかれていたんだろうか?

350:名無し三等兵
11/11/25 03:45:11.71
>>347
いや、とくに大戦半ば以降は、砲兵火力より航空戦力を優先してるだろ。それも戦闘機。

351:名無し三等兵
11/11/25 04:05:13.19
>>350
それもなんとか火力をと求めた末だし
後半の戦闘機超重点主義は地味だがみんなの友達的九九式襲撃機の代替可能だったからであり

352:名無し三等兵
11/11/25 04:07:13.63
さぁ、マイナー戦車話、ネタ総合スレへ行こうか……

353:名無し三等兵
11/11/25 04:07:49.86
>>352>>349

354:名無し三等兵
11/11/25 09:25:20.72
昭和11年上海戦で虎58号と名付けられたビッカース6t戦車はまともな装甲車輌を
もたない日本軍相手にかなりの奮戦したが、砲塔後部に九二式歩兵砲や三八式
野砲の榴弾をうけ、海軍特別陸戦隊に鹵獲された。
その他のビッカース6tも弱装甲のため山砲野砲の直接照準射撃で撃破された。

虎58号は日本に持ち帰られ渋谷で展示されたとか。
戦車はなくとも砲で討ち取った日本軍だったとさ。

355:名無し三等兵
11/11/25 09:38:37.30
ドイツ軍顧問自慢の幾重にも張られた難攻不落と謳われたゼークトラインも
日本軍の砲撃と歩兵の浸透戦術で破られた。圧倒的な兵力で臨んだのに、
まさかの事態に支那軍は恐慌状態で潰走…

それまで日本軍部隊は実戦経験はほとんどなかったが、平時の蓮度の賜物だろう。
内地から急送した三個師団の活躍ももちろんだが、補給戦がみじかいため
砲弾が充分にあったのが勝因。

356:355
11/11/25 09:59:08.69
×蓮度
○練度

×補給戦
○補給線

357:名無し三等兵
11/11/25 10:08:51.75
>>326
Ⅰ号A型が正解
日独伊防共協定締結してるのでドイツ製はマズイってんで、鹵獲写真はソ連戦車と
当時の新聞で報道してる

国民へのクレーム対策と思われ

358:名無し三等兵
11/11/25 10:46:36.25
昔、朝日新聞の読者投稿で戦争の特集を長いこと組んだ時、日中戦争初期に出征してた元陸軍の人が鹵獲した中国軍の弾薬にドイツの国家紋章があって驚愕する投稿があったな

359:名無し三等兵
11/11/25 11:19:31.83
>>354
戦車を撃破する直接の打撃力は砲火なんだから
それが据えつけられた野砲だろうが戦車搭載砲だろうがどうでも良いことだろ

360:名無し三等兵
11/11/25 11:35:27.81
なにこのひと

361:名無し三等兵
11/11/25 11:54:19.19
>>359
それ言ったら火炎瓶や布団爆薬で倒せれば砲すらイラネって話か?
流石にそれは論点が違うと思うがね

362:名無し三等兵
11/11/25 12:07:13.83
>>361
肉攻とは違うだろ
野砲あれば戦車食うのは当たり前に出来るわけで

363:名無し三等兵
11/11/25 12:22:51.08
まあ戦車の相手は戦車、てのはWW2でも中期以降の考え方だからな
それまでの戦車は、あくまでも突破兵器であり歩兵に火力支援するものだった

364:名無し三等兵
11/11/25 12:37:48.49
>>363
突破からの浸透迂回突進は20年代以降の戦車運用のトレンドだぜ
ただ、それで戦車が通る場所には火砲類(主に戦線後方にある砲兵陣地)があるから
その強烈火力で阻止迎撃を行うという発想が最上段にあったというのが実情

砲兵陣地や主要交通路に配置されてる高射砲で阻止しきれず蹂躙されるほど
重装備で高速の強力な戦車が集中投入されるとまで思われてなかったというか
やられて初めて機動迎撃手段が必要だと認識したわけで・・・

365:名無し三等兵
11/11/25 14:12:08.01
対戦車砲とか普通にあるからな
戦車に乗ってるか乗ってないかは機動力の問題
> 戦車はなくとも砲で討ち取った日本軍だったとさ。
というのは日本軍でなくても普通にあること
でなければPakラインなんぞ存在しない

366:名無し三等兵
11/11/25 14:12:34.38
>>364
第2次大戦前の戦車の運用は、大きくわけりゃ歩兵直協と機動運用の二つだが、
前者への対策は対戦車砲、後者への対策は大口径榴弾砲の直接射撃だったってか?

367:名無し三等兵
11/11/25 14:49:41.13
>>366
基本的にはそういう流れ
URLリンク(www.warbirds.jp)
赤軍の例だが、阻止逆襲や砲兵の移動等で対抗するつもりはある
そしてどうしようもないようなら縮こまって守備に徹することまで指示されてる
だけど、砲兵の対戦車戦闘への移行の判断とか、逆襲の適否の判断とか
難しい点がいくつもある
時間も速度もたぶん想定外だったんだろうな
BTやT34持ってる赤軍ですらこれだ(諦めて友軍に期待するあたりは現実的だが)

368:名無し三等兵
11/11/25 16:21:15.36
>>363
騎兵戦車だとか巡航戦車だとか遠距離行動戦車だとか突破後の突進に特化した戦車もあったし、
部隊編成まで行っている。
突破と突進を連続ではなく一挙に行う発想が無い軍も多かったようだが。

369:名無し三等兵
11/11/25 16:44:47.60
>>363
戦車には必要十分の対戦車能力が必要と明確に意識されただけで
対戦車は戦車でと言うと違う気がする
必要に駆られてする事も多いけど

実際戦車の損失は連合国軍、枢軸国軍共に戦車による攻撃でというのは
かなり少なめだった筈

370:名無し三等兵
11/11/25 17:29:28.74
まあ戦車にはあらゆる火器が指向されるからねえ
とはいえ赤軍なんか、戦車を戦線背後に待機させて
敵戦車が突破してきたら迎撃に使うと明記してるわけで

これがT26みたいなのまで45mm対戦車砲を主砲にしてる理由だろうな

371:名無し三等兵
11/11/25 18:05:00.27
>>349
中小国の軍隊、兵器を語るスレの>>169以降辺りとかもいい感じに支那戦車話

372:名無し三等兵
11/11/25 18:08:50.31
>>370
T-26とか運用見たら戦車と言うより自走歩兵砲兼砲塔付き対戦車砲っぽいw
まあ、良くも悪くも歩兵支援戦車だなぁ

373:名無し三等兵
11/11/25 19:28:13.73
国府軍は民国二七年式擲弾筒という擲弾発射器使ってたけど
実績とかはあんまり聞いたこと無いな

374:名無し三等兵
11/11/25 20:11:47.30
加農

375:名無し三等兵
11/11/26 02:46:16.52
曳火

376:名無し三等兵
11/11/26 08:34:59.63
民国27式は十年式の類似品みたいだが
手榴弾用の擲弾筒はなんか中途半端なんだよな

八九式とかL9A1でもまだ半端な感じが拭えない
九九式小迫(破壊力重視)とか米の60mm迫(射程重視)みたいなのがいいんだろうけど
ストークブラン式はある程度重くなるんだよな

377:名無し三等兵
11/11/26 09:26:46.73 TqSOoFRU
L16、36kgがいいなあ

378:名無し三等兵
11/11/26 10:51:58.40
>>260
>>279
展示しているドイツ軍側も五式三十粍固定機銃とは気づいてない(20mmのホ5Bと説明)
URLリンク(www.valka.cz)
URLリンク(www.valka.cz)

ドイツの五式三十粍固定機銃は航空機機銃スレでも入手経路は不明というオチ

379:名無し三等兵
11/11/26 10:55:02.47 TqSOoFRU
G38改造重爆のライセンス生産時にエリコン20ミリFFを輸入して
評価したリポートはないのかえ

380:名無し三等兵
11/11/26 10:55:31.32
と思ったらホ5Bは下の機銃(上から三番目)の説明プレートか。
まぎらわしい置き方だから2番目については何も知らないかもしれない。

381:名無し三等兵
11/11/26 14:35:14.95
八九式は日本軍的には良いんじゃないか?
軽いし威力はそれなりだし、命中率も悪くない
沖縄だと米軍のBAR持ちはこまめに移動しないと
八九式が飛んできたそうだし

382:名無し三等兵
11/11/26 16:33:31.30
>>378
何故ドイツに貴重な日本の陸海軍機銃が何種類も・・・

383:名無し三等兵
11/11/26 17:01:29.13
試製機動五十七粍砲はなかなかカッコいいな
砲はわるくないんだが、砲弾が癌で47mmと貫徹性能がかわらんというオチ…

ソ連軍のZIS4 57mm対戦車砲は3.14kgの徹甲弾で初速1000m/sで発射、30度傾斜の
70mm圧延鋼板を貫徹できた
1941年7月の生産開始から、いったん生産中止になるまでの12月1日までの生産
数は133門
コストが砲身以外は同じ部品の76.2mm野砲ZIS3の12~14倍だった
                     (古是三春氏の記事ソース)

いやはや、砲身命数が900発未満なのもともかく、高初速の砲身は高いんだなあ
1943にZIS4は生産が再開されるが、ネックのひとつが価格にあったのも
間違いないだろう

384:名無し三等兵
11/11/26 17:08:29.16
三野さん推しの初速1000m/sの65口径10cm高角砲も価格が12.7cmより
半端なかったと思われ

385:名無し三等兵
11/11/26 17:24:51.74
>>383
どこのソースか知らないけど、試製57mmは47mmより格段に貫徹性能はいいよ
試製57mmよりやや低初速の馬式57mmを使った比較試験でさえ47mmを軽く上回ってる

問題はそれですら不足とされるくらい、こっちの砲の開発速度を相手の装甲強化が上回ってたこと
牽引重量が当時生産中の機動90式野砲並ってのも地味に効いてるのも間違いない
似たような重さで似たような貫徹力なら野砲増産の方が榴弾威力も大きくて潰しが利くだけ良い

これは推測だが
新規に他砲で使用する予定のない徹甲弾を使う砲を配備することに忌避感もあったかもしれない

386:名無し三等兵
11/11/26 17:27:13.16
× 馬式57mm
○ 改造馬式57mm

387:名無し三等兵
11/11/26 18:21:26.20
試製一〇〇式徹甲弾による55mm厚第一種防弾鋼鈑に対する貫徹成績
(昭和十五年十月十七日実施)

改造馬式五十七粍砲 侵徹限界存速380m/s 相当距離2000m (初速不明、800m/sとして計算?)
試製四十七粍砲 同440m/s、約1300m
ラ式三十七粍対戦車砲 同570m/s、約600m
九四式三十七粍砲 射貫不能

個人的にはカタログスペック的には貫通可能なはずの九四式三十七粍が
無慈悲にも「射貫不能」で片付いてるのが意外といえば意外

ただし、この試験はあくまで改造馬式と試製四十七粍がメインなので
比較対象でしかない九四式は一旦射貫出来なかったという結果が出ただけでよしとして試験を止めた可能性もある

388:名無し三等兵
11/11/26 18:24:39.56
>>385
すまん、佐山本「歩兵砲その他」でなく大昔の戦車マガジン記事再編集
「知られざる日本の兵器」の竹内記事のほうをソースにしたわorz

やっぱり記述内容が旧いんだな

389:名無し三等兵
11/11/26 18:45:04.32
英6ポンド砲は5cmPAK38より三割威力増しと云われているが、ドイツ側が
7.5cmPAK40が主力にするとかなり分がわるいしね。

ドイツの場合、東部戦線でPAK40を榴弾つかって野砲がわりに使う局面が多かったそう。
弾量が5cm級より有利なのは言うまでもない。
野砲対戦車砲の統合をめざし、同じ砲身で仰角とれるFK7M85、FK7M59野砲を開発する。
いずれも生産が10門程度だが。

390:名無し三等兵
11/11/26 18:55:18.33
戦車と同じく対戦車砲も榴弾を使う局面は多かったようだ

そうなると五十七粍速射砲に駄目出しが掛かるのもわかる
意外にM4中戦車相手なら結構やりそうだが
九四式山砲、機動九〇式野砲、機動九一式十糎榴弾砲の生産を圧迫する事確実だし
上記三砲は対戦車砲として五十七粍速射砲並みか上回る能力がある以上
史実の大日本帝国で43年にまで採用がずれ込めばお蔵入りは仕方ない

391:名無し三等兵
11/11/26 19:18:55.40
PAK38のスケールアップ版PAK40、PAK41/43

おなじノリで日本陸軍も一式4.7cm速射砲の形の拡大で7.5cm、10.5cm口径の
対戦車砲を制式化したら愉快だったな

392:名無し三等兵
11/11/26 19:36:12.40
まあ山砲が対戦車砲というか直射火器として試製57mmを上回ることはないと思うけど
タ弾の配備があれば近距離限定なら一定の対戦車性能は持てたからねぇ
(しかも57mmより貫通力が上回る距離さえもあるだろうからなあ……)

393:名無し三等兵
11/11/26 19:46:14.12
>>392
前スレ読むと山砲はタ弾でM4中戦車の正面抜いて撃破してるし
当てれば対戦車能力は上回るかも

394:名無し三等兵
11/11/26 19:46:47.04
PAK41 7.5cmゲルリヒ砲の図面、砲身、砲弾は潜水艦輸送でなんとか日本
にたどり着いた。
しかし、なんといっても同時の届いたタ弾だろう。
これがなければM4に一矢報いる局面がきわめてすくなかったろうね。

硫黄島、沖縄で米軍戦車の土嚢を装甲に積み上げたり、板を張ったのは
吸着爆雷をはじめとするタ弾対策だったし。

395:名無し三等兵
11/11/26 19:51:30.31
九四式山砲と九一式十糎榴弾砲向けのタ弾ってどれ位生産されたんだろ?

396:名無し三等兵
11/11/26 19:52:38.75
貫通力だけで対戦車能力を見たら片手落ちだけどな。
動目標への命中率というか初速とか高低転把と左右転把の一人操作とかも重要。

397:名無し三等兵
11/11/26 19:53:23.87
>>389
>野砲対戦車砲の統合をめざし、同じ砲身で仰角とれるFK7M85、FK7M59野砲を開発する。
ラッチュバム的発想だなw

398:名無し三等兵
11/11/26 19:55:49.13
>>385
>牽引重量が当時生産中の機動90式野砲並
日本が参戦した時には、全周砲架付きの(日本軍の基準で見れば
贅沢な重さの)2ポンド対戦車砲を自動車牽引してたイギリス軍が羨ましい

399:名無し三等兵
11/11/26 20:08:34.78
一人操作と言えば、三式砲戦車に載せてた戦車砲は
砲手だけだと動く敵に対して発砲しても当たらない代物だしな
砲手が照準してタイミングを合図して操縦手に
引き金というか紐を引いてもらわないといけない

400:名無し三等兵
11/11/26 20:08:55.43
一式速射砲は生産門数が推定2300程度と日本軍の基準では大量生産なんだが、
配備が独立速射砲大隊で偏ってるからな。

やはり歩兵に万遍なく配られた低初速の連隊砲、山砲でこそ威力を発揮する
タ弾の特性は日本軍のニーズに最適だっただろうね。

401:名無し三等兵
11/11/26 20:18:25.67
>>396
ドイツも鹵獲F-22鹵獲してPAK36に野砲から対戦車砲改造するさい、ユニバーサル・ジョイントで
照準手側に方向射界、高低射界を操作できるよう転杷の位置を変更した。


402:名無し三等兵
11/11/26 20:18:51.80
>>398
更に英軍そして米軍は6ポンド/57mm対戦車砲を大量使用……

403:名無し三等兵
11/11/26 20:26:35.91
>>394
吸着地雷は成形炸薬じゃなかった気が。

404:名無し三等兵
11/11/26 20:29:21.09
米軍の高射砲身流用の3インチ対戦車砲は重すぎたらしいね。
あまり当時の写真で見られない、バルジ戦ぐらいで。
それで57mm砲が好まれたそう。

405:394
11/11/26 20:37:26.92
>>403
ノイマン・モンロー効果は刺突地雷の間違いだね
申し訳ない

成型炸薬弾にくわえ、地雷の磁力利用を無効の点で米軍が装甲に板張りしたのも
事実だったことを察していただきたい


406:名無し三等兵
11/11/26 20:46:54.45
>>404
機動九〇式野砲の牽引車にも事欠いた日本からしたら贅沢な話だw
機動五十七粍速射砲も生産余力と牽引車が居れば花開いたろうに

407:名無し三等兵
11/11/26 20:48:11.21
そういや吸着対戦車地雷て日独しか投入してないんだよね

408:名無し三等兵
11/11/26 20:50:50.83
いや、磁力でなくトリモチひっつき式のやつが英軍で…

409:名無し三等兵
11/11/26 21:14:29.96
沖縄戦のM4はハッチに鉄筋の棘を溶接したりごつい装甲板のスカート溶接したり
すごいんだよ。M6重戦車(日本軍はM1と呼称)のスタイルそっくり!
案外、沖縄で米軍新型重戦車出現の報告もM26でなく、これの誤認だったかもな。

硫黄島で一式速射砲やら肉薄攻撃にさんざ懲りたからだろうな。

410:名無し三等兵
11/11/26 21:21:58.42
鉄筋の棘ってチクチク立っているの?
吸着爆雷とかの肉薄攻撃で手が届かないようにって意味なのかな?

411:名無し三等兵
11/11/26 21:26:01.83
やはり生産余力と牽引車の数が追い付いて
機動九〇式野砲が史実より多ければ……と悔いが残るな

412:名無し三等兵
11/11/26 21:26:45.74
ハッチを施錠してても、日本兵は大バールでこじって開けてくるからね。
すこしでも手榴弾投げこまれにくいようにの苦肉策でしょ。

413:410
11/11/26 21:30:01.13
>412
サンクス
大バール、、、そういう意味か、、、

414:名無し三等兵
11/11/26 21:30:37.00
そら米兵も対日戦でもM4中戦車じゃ駄目だと泣き言言うわ

415:名無し三等兵
11/11/26 21:36:20.16
M4の側面装甲38mmだからね。
やすやす日本軍の47mmでぬける厚さ。
この位置は弾庫で防御のウィーク・ポイントなもんだから、パッチの増加装甲
やら湿式弾庫の改良をうけるわけで。

416:名無し三等兵
11/11/26 21:38:13.77
なんというかさ、風の谷のナウシカのドルグの自爆兵相手にしている様な感じだよな

417:名無し三等兵
11/11/26 21:42:09.37
宮さん、戦車ヲタだからね
押井さんも

418:名無し三等兵
11/11/26 22:13:17.76
>>400
5cm Pak38の生産数は1940年~45年で9568門
7.5cmPaK40の生産数は1941年~45年で23303門

欧州ほど対戦車戦闘を重視せず1942年と登場も遅ければ
日本の生産力で3年間弱で2300門・・・意外と多いかもね

419:名無し三等兵
11/11/26 22:19:21.36
南方で一式速射砲をクレーンで揚陸してる写真があるんだが、当時の
最新型だっただけに不許可の検閲スタンプが押されてる。

420:名無し三等兵
11/11/26 22:50:18.05
>>418
大日本帝国の工業力を考えたらかなり頑張ったと思う

421:名無し三等兵
11/11/26 22:55:22.46
海軍25mm機銃、十年式12cm高角砲の生産数も日本軍的には凄いと思う

422:名無し三等兵
11/11/26 23:12:19.41
本土における高射砲、高角砲、高射機関砲の配備状況ってどんなもんなんでしょう?

423:名無し三等兵
11/11/26 23:35:46.18 +ekuoskL
十糎級の高射砲をもう少し作って欲しかった……
戦前に十四年式以外にもあれば

424:名無し三等兵
11/11/27 00:27:49.09
大口径の高射砲整備するだけではね…

どうも日本軍は軍ヲタと同じく、兵器カタログデーターの数字はかなり意識
してるが、威力をより増す相乗効果を期待できる周辺機器の開発は低調だった
気がする。
遠隔操作の射撃統制装置なんかは二式機関砲で実験してるが、VT信管とか
レーダーの類ね。

日本は八木アンテナなんて世界的に先進的なものを発明してるが、シンガポールの英軍施設
を占領しアンテナ現物を鹵獲してはじめて、その重要性に気付いたぐらいで。

425:名無し三等兵
11/11/27 00:31:03.04
陸士海兵の教育はそんなに理系科目を軽視していたとは思えないんだが、なんでだろうね
レーダー関係はそんなに正面装備とリソースがバッティングする分野でもないだろうし

426:名無し三等兵
11/11/27 00:37:36.36
当時の日本はほかの列強以上に陸海軍工廠の兵器の製造レベルが大概、民生品の
品質と隔差してすぐれていたもんだから、
民間技術者の発明だった八木アンテナなんて蔑ろにしてたかもしれないね。

427:名無し三等兵
11/11/27 00:37:44.40
>>424
陸軍って海軍よりレーダー、電子戦関連に熱心だった位で
高射指揮装置とかも相応の熱心さで開発してた筈だからそれは偏見では?

VT信管も高射砲周りの周辺機器あればこそだしなあ

428:名無し三等兵
11/11/27 00:39:54.01
でも電子機器というか下手すりゃ無線用の真空管だってニッケルは正面装備優先で
回ってこないから代用品、金属真空管はまともに作れない。電線だってゴム引きはもともと
ゴムが高いから紙まいて塗料、でも粗製品が多くて断線、若しくは錆びるなんて部品が
全部とは言わんが混じるような状況でまともに動くのを試作品ならともかく数揃えるのは
無理でしょ

日本が遅れていたのはまさにその分野なんだし。2式大艇だっけ?ゴムパッキンが甘くて
機内にガソリンの匂いがしてタバコなんか吸えなかったとかいうのは

429:名無し三等兵
11/11/27 00:41:58.31
陸軍のレーダー開発は一応戦前ドイツから帰国した使節団や
他の欧州諸国から帰国した武官の進言でそれなりの基礎体制は
育ちつつあった筈だし

南方の孤立してそうなとこでも高い樹木にレーダーくくり付けてる写真とかもあるし
イメージよりは熱心だったと思うんだがなぁ

430:名無し三等兵
11/11/27 00:44:03.32
むかしのNHK番組
ドキュメント太平洋戦争「エレクトロニクスが戦いを制す」
でやってたな



431:名無し三等兵
11/11/27 00:46:21.77
まあ、陸軍も海軍も心底馬鹿じゃないから
当時の知識ではそもそも思い至らないだろうって事は別にして
並みの軍オタが指摘するような問題点には気付いてるし
なんとかしようとしてるw

432:名無し三等兵
11/11/27 00:48:16.31
>>429
ヌンホル島の樹上レーダー写真とかね

熱意は日本軍にもちろんあるんだが、さすがにアメちゃんには技術で追いつかな
かったというのが真相

433:名無し三等兵
11/11/27 00:51:53.83
資源の乏しさに加え、軍需だけでなく民間の基礎工業力と産業規模がほかの
列強にくらべ低すぎるんだよ(イタリア除く)

434:名無し三等兵
11/11/27 00:59:14.79
>>433
一部除くと基礎工業力の部分はイタリアにも負けてるかも……

435:名無し三等兵
11/11/27 01:03:21.10
GDPは日本のほうが上だったんだがな・・・
だが人口はそれ以上に多かったから日本のほうが貧乏だったのかも

436:名無し三等兵
11/11/27 01:03:33.32
クルマはイタ車が戦前でもレースで活躍してるしね。

設計思想こそ旧いが、確実な作動性と仕上げの上質さでベレッタ短機関銃は
ドイツ軍でも連合軍でも大人気だったよね。

437:名無し三等兵
11/11/27 01:05:03.80
確か年割の戦費だと大日本帝国はイタリア王国(分裂後込み)に負けてたような……

438:名無し三等兵
11/11/27 01:10:22.50
>>437
うん、毎日新聞社「日本の戦史 日本陸軍史」の円グラフでイタリアのほうが上

為替レートの関係もあるが、より貧乏だったおかげで少ない戦費でイタリア
以上に航空機と艦船を生産できたという面もある

439:名無し三等兵
11/11/27 01:18:00.04
準備不足も影響してそうだが>>イタリア
日本以上に無資源国家だし

440:名無し三等兵
11/11/27 01:28:58.56
イタリアは一次大戦の旧式砲でも機械牽引を意識してゴム輪帯つきに
改修してるのは、日本以上にモータリゼーションが発達してたから
さすがにスポーク転輪の砲を台車で運搬してる写真はあるけど「このままじゃ
やばい…」と思ったんだろう

あと、重トラックを改修して自走砲にするのは日本以上に積極的

441:名無し三等兵
11/11/27 01:33:21.10
まあ、腐っても欧州列強の末席だし自動車産業の裾野は日本より良い感じに広い

442:名無し三等兵
11/11/27 01:40:12.96
むかしクラシックカーでアメリカを長距離レースする番組あってさ。
日本製ダットサンの板バネが折れてエンコしてたよ。

当時の冶金技術のせいだろうな。経年劣化ももちろんだが。
これをプレス機で鍛造してスプリング刀こさえたらえらいことだったろうと思う。

443:名無し三等兵
11/11/27 02:50:06.32
へタリアネタで
アンサルトの20cm榴弾砲をコピ-しなかったのは輸送がうまくいかなかった
のも事実だが、威力や操作性のメリットが十五、二十四糎榴弾砲にくらべ
さほどなかったのも原因
これは当時の旧軍資料でもあきらか
四五式二十糎榴弾砲は威力が中途半端として、すべてロシアに売却してるしね

ドイツも口径21cmは失望してて17cm、24cmに生産をシフトしてる

444:名無し三等兵
11/11/27 03:07:53.39
今「ザ・パシフィック」観てるんだけど、第4話のニューブリテン島の戦いで
皇軍が航空偵察対策か木角材と縄で10Hか15Hのデコイを作って
周囲に軍服着せた藁人形を置いてるシーンがあって興味深い
航空機だと九州の6FAが似たようなことやってたけど、火砲もよくしてたのかな

>>427
>>429
なんというか、「皇軍のレーダー軽視」って変に解釈されてるきらいがある
それこそ「日本の火砲生産数は少なすぎ。皇軍は砲兵軽視で歩兵の白兵戦至上主義~()」並

帝国陸軍は大戦中後期には外地や内地の主要地帯には実用品を配備してたもんね


445:名無し三等兵
11/11/27 03:14:35.87
>>422
上でもちょっと触れられていたけど必読の神サイト
URLリンク(www7.big.or.jp)

446:名無し三等兵
11/11/27 04:59:38.10
>>443
あの当時としては陸戦で使うなら20cm級より24cm級か17cm~15cm級が良かったのかなあ?

>>444
陸軍に関してはレーダー開発を特に忌避する理由(実際は海軍も言う程評価してなかったって事も無かったようだが)もないしね
特に陸軍は要地、都市防空の責任も担ってるし
本土に敷いた或いは敷こうとしたレーダーシステム、体制は規模的には相当だし
発想だけなら後のバッジシステムに繋がるような物みたいだ
最近陸軍のレーダー開発に関してはかなり評価されてるようだけど
日本陸軍らしく発想だけならびっくりする程超健全である意味先進的みたいな

>>445
このサイト凄いなw

447:名無し三等兵
11/11/27 09:23:50.04
>>444
>>446

日本はレーダーを軽視してたとはいえないが、米英独に技術と性能そして配備に数年、または
それ以上遅れていたのは事実でしょ?戦時に数年差はかなり大きい。

ガダルカナル周辺の海戦で夜戦に絶対の自信があった日本海軍がレーダー装備
の敵を相手にして、じょじょに戦況が傾いていったのも、後年レーダー軽視
の誤解を招く説を生むことになったし。

448:名無し三等兵
11/11/27 09:28:48.56
>>447
日本の軍事科学技術は全般的にどれも、欧米諸国から数年~数十年遅れてたわけで
遅れてたと軽視してたは全く別の話ではないかと

449:名無し三等兵
11/11/27 09:39:39.63
それが欧米に絶望的なまでに遅れてたことを認めたくない人間が多いらしくてね。
「軽視」に転嫁すればココロの傷がすくなくてすむもんでね。

60~70年代の大和、零戦に代表されるミリタリーブームや海軍善玉説なんかに
影響あたえてると思う。

450:名無し三等兵
11/11/27 10:04:15.93
『らしくてね。』
『思う。』

451:名無し三等兵
11/11/27 10:16:21.45
レーダー射撃に限って言えば命中精度はレイテ沖ではほぼ互角だっけ?
もっとも絶対数は揃えられえないけど

452:名無し三等兵
11/11/27 10:24:51.46
火砲を生産しても砲身素材はクルップから輸入してた>四五式20、24糎榴弾砲
このあたりの冶金技術のギャップは縮まるどころか、30年代40年代の技術進歩
で却って拡がったかもしれないね。

欧米列強は射程増大のため初速あげて腔圧増大、長砲身の砲をつぎつぎ開発
してるから。
重量を抑えながらも強度と砲身命数を増す技術トレンドに日本はついていけたろうか?

453:名無し三等兵
11/11/27 11:06:28.56
>>451
水上射撃の電探て、凄く正確で素早く距離を算出する測距儀でしかないし
仕組み的に精度や早さは作れた時点で充分すぎるものになるしね

454:名無し三等兵
11/11/27 11:22:27.08
>>452
何でもかんでも冶金に纏めちゃうとちょっと話がややこしい
テクノロジーのレベルの違いと、規模等の違いをごっちゃにしちゃうと駄目
四五式榴弾砲の素材が作れなかったのは、規模のほうが問題だし
また砲身命数は鉄の技術ではなく、火薬技術だし
同級口径同級重量の日欧火砲では初速や命数も大差ないし
導入されてる技術でも隔たりがあるわけでも無い。
差を探すなら、新しい技術はどれも欧米出自で日本は後追いであるというだけだね。

455:名無し三等兵
11/11/27 11:37:00.39
>>443
メリットがないなら戦時中に二種類も試作しないでしょう
イタリアからM35を運べなかったから試製二十糎臼砲と試製二十一糎榴弾砲
をわざわざ自前で試作したのでは?

Mrs 18が生産中止になったのって赤軍に射程外から攻撃されたからでは
米ソは普通に運用してるし

456:名無し三等兵
11/11/27 12:32:38.89
>>454
砲腔内の磨耗、焼蝕での命数は発射装薬の燃焼による高温、高圧、火薬ガス
による化学変化に影響されるんだが、火薬技術だけの問題ではない。
内燃機関だって高出力高回転、高圧、高温の過酷なレース用エンジンは材質からして
民生用のクルマとはちがう特別誂えだし。
特種アルミの鍛造ピストンとか(市販車だと大抵鋳造)

冶金技術も大いに関連があるよ。

>>455

…それは、陸軍の装備体系の中において二十糎榴と二十四糎榴のどちらを開発装備
することが有利と考えるかが問題であったが、結論からいうと、弾丸効力では
二十榴は二十四榴にはとても及ばず、ほぼ十五加砲と同等であった。
発射速度は二十榴は十五加より劣るが、二十四榴と二十榴との差は、二十榴と
十五加との差ほどではなかった。
これから考えると、二十榴は二十四榴に較べて弾丸効力が劣り、他の諸条件でも
これに勝るとは思われず、一弾の威力が最も大きい二十四榴と、十五加を
採用するのが一番良いということになったのである。

「知られざる日本の兵器 九六式二十四糎榴弾砲 佐山解説」

…とは解説してるが、陸軍の重砲関係者で実権握ってた将校も何人かいただろうし
けして一枚岩でなかったとみるのが自然と思われ。

Mrs18はほそぼそ終戦まで生産してるんだけどね、対砲兵戦を想定した軍砲兵
装備としては射程が短かったのと、砲弾威力の半端さだね。同じ砲架つかった
17cm K18に生産の主力がシフトした。
米ソの20cm砲はまた思想や運用状況が異なるだろう。

457:名無し三等兵
11/11/27 12:43:20.29
>>456
いや砲身の磨耗と命数はほぼ無関係なんで冶金は無関係と言って良いんだ
命数とは燃焼ガスが弾とライフルの隙間を吹き抜けてしまい、初速が低下することで
この初速の低下は砲身の磨耗の一種だけどちょっと特殊な条件で
ほぼ一箇所、弾(弾帯)がライフルに食い込む寸前の間隙を
ガスが弾より先に吹き抜けようとすることで発生する。
で、これは弾がライフルに食い込むまでの僅かな一瞬
燃焼開始点での圧力を抑えることが殆ど全てなんだよ。

だから装薬の調整を行っただけで戦後のアメリカ戦艦の命数が三倍になった
エンジンのピストンとはちょっと違うのだね(ピストンもとあるポイントで劇的に変わる)

458:名無し三等兵
11/11/27 12:59:49.14
>>456
攻守城砲として中途半端ということであって野戦重砲としては別問題では?
M35は十三屯牽引車二輌で牽引できるし布置に20分しかかからない

火砲、牽引車体系でも野戦重砲扱いだし

459:名無し三等兵
11/11/27 13:01:24.06
>>457
レスありがとう
装薬の影響はもちろんわかるんだが、耐焼蝕性能に適した金属分子組成や
砲身製造時の熱処理や加工技術なんてものがまったく命数と関係ないとも思え
ないんだが…

460:名無し三等兵
11/11/27 13:14:51.61
>>458
内地や朝鮮の要塞据付砲は鹵獲品だったり海軍保管転換やら口径が雑多なんだけど、
攻城砲でも戦地に持ち出す以上はある程度口径の整理をしたかったのも
理由のひとつかと
砲弾補給の点で

461:名無し三等兵
11/11/27 13:41:47.60
機動牽引十五加、二十一榴が実現しなかったのはカネと時間と生産能力
がなかったヘレン・ケラー的三重苦から

…牽引車など他分野の工業インフラ整備と、単純に基礎技術の点でも大いに問題はあったはず

462:名無し三等兵
11/11/27 14:08:27.31
>>451
>>453
サマール沖なんかは最近ネット上や商業媒体(最近だと少し前の丸か?)で言われるように
一時期言われたような悲惨な状況ではなかったみたいね
スリガオの米艦隊も理想的な状況だったがこっちは逆に下駄履かせ過ぎの評価だった

米海軍さん曰く帝国海軍の砲術の腕は別に悪くない
だが着弾範囲狭すぎ、散布界小さすぎとの事で
一定以上の距離の艦対艦水上砲撃の性質を考えると
ご指摘ごもっとも……と言うしかないw

サマール沖に関してのみ言えば散布界がもう少し適切な広がりをもっていれば
与えた損害は更に増えたかもね

463:名無し三等兵
11/11/27 14:25:00.38
要塞砲にやたら二十七糎加農が多いように見えるのはイタリア経由と直接でドイツの影響?
あんま日本的と思えない口径だよね

464:名無し三等兵
11/11/27 15:02:10.56
>>459
耐力を改善することは無意味ではないけど
溶接トーチでごく一部を焼き切ってるようなもんなんで
材質はもちろんやらなきゃいけないけど
溶接トーチを弱められれば、それで終了ってのも事実

465:名無し三等兵
11/11/27 15:22:20.40
>>462
うろだけど
それ皮肉で「散布界狭くする努力より位置予測とか測距とか他に改善点あるだろ」って意味だったかと
方向は合ってるけど距離が合ってないか、距離は合ってるけど方向があっち向いてホイだったもんで
なかなか当たらなかったって話じゃなかったっけ

466:名無し三等兵
11/11/27 15:54:35.09
>>465
日本海軍は確か距離がかなり甘めだった気がする

467:名無し三等兵
11/11/27 16:05:48.64
測距が甘いまま同一諸元で夾差を目指して撃ち続けてたから
撃たれてる方から見ると近弾や遠弾のまま延々と狭い範囲に水柱が林立してるんで
( ゚д゚)ポカーン状態だったそうな

黛さんが戦後必死になって言い訳してた点だね

468:名無し三等兵
11/11/27 16:12:08.77
ある意味日本海軍の砲撃は実戦で訓練の成果をバッチリだしてるなw
ただ測距が甘いし、なのに散布界は小さいからまぐれ弾もあんま期待出来ないし
早い段階でサマール沖とは言わないまでも主力が参加する
昼間水上戦に直面してればかなり改善されたかも?

469:名無し三等兵
11/11/27 16:31:05.96
修正が甘いってのはソロモンなんかで日本側も米砲撃に言ってるし
当時の艦砲射撃の多くは初弾みてテキトーに修正決めて
あとは連射しつつ見るって奴なんで
スコールと煙幕で同一目標への持続観測が殆ど出来てないのはきついね
それに戦前の演習でも結構この手の問題は各艦でやってて
対処手段はとにかく沢山の測距儀を動員することなんだそうだけど
主砲以外の測距儀は駆逐艦や敵機追うのに使われてるし、どうしてもね・・・。

470:名無し三等兵
11/11/27 16:59:03.43
理想的な状態だったであろうスリガオ海峡の米艦隊を見れば
当時の水上射撃の限界がおのずとわかりそうだな

471:名無し三等兵
11/11/27 17:05:51.16
理想的な襲撃状況だったのに舵の利きが悪い扶桑山城相手に
魚雷を全部外す魚雷艇部隊って

472:名無し三等兵
11/11/27 17:12:37.66
まあ総勢僅か7隻の相手なんで
魚雷艇の攻撃が完全に成功してたらそこで終わってたよね・・・

473:名無し三等兵
11/11/27 17:22:44.28
>>471
魚雷艇は犠牲になったのだ
味方の駆逐艦以上の艦艇の攻撃のアシストとして

474:名無し三等兵
11/11/27 18:25:48.56 tnUxQM+u
そういやスリガオ海峡戦って米側の砲撃も結構低率なんだよね?
艦上からの水上目標射撃はかくも難しいのか……

475:名無し三等兵
11/11/27 20:44:08.78
>>358
中国戦線でドイツ兵器やイタリア兵器を鹵獲した時には、
鹵獲したフランス兵器だとかソ連兵器って書いて靖国に飾っていたんだっけ。

476:名無し三等兵
11/11/27 20:50:26.44
イタ兵器はあんまりなかったと思うが、ドイツ製は全てソ連製としてたな

477:名無し三等兵
11/11/27 22:08:15.03
確か国府や各軍閥ってイタリア兵器やフランス兵器も結構買ってるよね?

478:名無し三等兵
11/11/27 23:29:20.54
日本陸軍の砲兵火砲の運用の詳細を書いた書籍ってありますか?

479:名無し三等兵
11/11/28 06:30:39.94
砲兵沿革史じゃね?
本来非売品だし、古書価が半端ない。
おれも入手したいとは思うが、国会図書館あたりでコピーしたほうが、まだ
安上がりかもしれない。

480:名無し三等兵
11/11/28 15:58:36.26
砲兵沿革史みたいなのこそ電子書籍化して売って欲しい
まあ、形ある本として欲しい気もするが

481:名無し三等兵
11/11/28 16:27:29.13
前スレの重砲兵連隊の装備でスコダ式12cm加農というのがあったが、
斯加(シュナイダー・カネー)式12cm速射加農のことなのかなぁ?
発音が似てるし。混同の結果で。

それとも加式/馬式12cm速射加農なのか…
明治の輸入砲は尾栓形式をさしてかならずしも製造国と一致しない例があったりな。

日本海軍艦載砲は尾栓形式で年式が変わるんだったな。

482:名無し三等兵
11/11/28 16:45:16.41
シュナイダーはアンサルドとシュコダの実権を握ってたそうだ>佐山本
イタリアの105mm軽榴弾砲はM1913のライセンス生産だし、
ポーランドは開脚式に改造してたりするな

483:名無し三等兵
11/11/28 17:16:16.84
当時の大日本帝国に火砲、砲兵装備納入してた欧州の軍需産業関連企業ってどん位あるんだ?

484:名無し三等兵
11/11/28 17:35:41.66
明治だと、照準器、測距儀なんて光学兵器ふくめりゃ20社は軽くいくんでは?
時代は下って大正、昭和初期の重砲牽引車もホルト・トラクターだし
三十一年式速射砲のパーツも多くがドイツ製、フランス製だ
日露戦争だと、欧米に砲弾を相当数製造委託してるだろう

485:名無し三等兵
11/11/28 19:03:53.60
>>474
お互い動目標だからね
いくら当時としてはレーダー、機械式弾道計算機(現在のコンピューターの前身)、基線長
のながい測距儀なんて高級な機材を搭載してても波のピッチ振幅はあるし
当時の技術でスタビライザーなんててんで信頼できない出来だろ?
戦車でM4のやつとか…

遠距離砲戦の命中率は微々たるものだろうね

486:名無し三等兵
11/11/28 19:06:44.73
大砲どころか、小銃の銃身用鋼材ですら八幡製鉄所が稼動するまでは
欧米から輸入してたハズ。

487:名無し三等兵
11/11/28 20:16:23.90
ちょっと高度な加工する工作機械なんて、満州事変ぐらいまでほとんど
欧米製だよ。
その後、軍の国産愛護精神奨励で日本製のシェアがふえたが、生産現場ではありがた
迷惑だったかもしれない。
陸軍のトラックも戦地ではフォードやシボレーが信頼性や重量比馬力で圧倒的に
人気があったのと同じく。

長期的視野でみれば国内産業の育成目的でまちがってないんだが、まだ工業
インフラがぜんぜん未熟なうちに、貴重な外資の優良企業を政策で締め出し
てしまうのだからね。

488:名無し三等兵
11/11/28 20:24:21.18
>>487
フォードを追い出した時にヘンリー・フォードが「戦争になったら、その時は
工場ごと接収すればいいじゃないか」って言ってたそうな。
ドイツのオペルはその通りだね。日本じゃ一貫生産は無理だから、
オペルみたいには行かないのかな?

489:名無し三等兵
11/11/28 20:28:14.20
オペルはGMの子会社みたいなもんだったかな。
フィアットの小型乗用車がフランスのシムカと同型のはず。

490:名無し三等兵
11/11/28 20:50:11.97
牽引車のトーションバー・サスペンション試験でも技師が転覆事故で殉職して
開発がチョンとか…
素直にドイツに仰いで技術導入したほうがよかったんでないか?

491:名無し三等兵
11/11/28 21:17:29.21
URLリンク(www.ibiblio.org)

492:名無し三等兵
11/11/28 21:22:08.74
>>491
ほほう!
アームストロング製20cm砲の搬入作業ですか。ありがとう。
LIFEの十年式12cm高角砲の人力搬入作業が次点くらいか。

493:名無し三等兵
11/11/28 21:37:35.68
>>488
それって皮肉なんかなあ?
でも、フォードって割りと枢軸国に同情的だから
素でそう思ったのか?

494:名無し三等兵
11/11/28 21:49:48.41
>>493
出自にもよるだろうね。現在アメリカの白人でいちばん多いのはドイツ系だし。
フォードはわからないけど。

一次大戦まえのイギリス王室なんかは、ドイツの血がかなりはいってるし。
先祖は同根という意識だから、捕虜の扱いは英独間で紳士的だったとか。

495:名無し三等兵
11/11/28 21:54:41.80
NHK「日曜美術館」でアメリカに帰化した、もとドイツ人が一次大戦従軍
で持ち帰ったフリッツ・ヘルメットに胡桃をいっぱいにした絵を描いてるの放映してたな。

496:名無し三等兵
11/11/28 22:12:26.67
いやヘンリー・フォードは反ユダヤ主義者としても有名だし…
ナチスから勲章までもらってる
結構黒い

国外資産の国有化って、WW2後は当たり前になっちゃうけど、当時だと相当破天荒なことだったはずだけどな
フォードにそんな発想があったことのほうが驚きっていうか
国内民間資産だと、日露戦争前後の鉄道国有化とか例があるけど
まあ当のアメリカ資本は、オペルもドイツフォードも、国有化なんてされなくてもナチスの戦争遂行に大車輪で貢献してるんだけどねw

戦前日本の場合は、ノックダウン生産状態から関税政策や優遇税制とかで国内での部品調達率を上げさせて産業の裾野を広げていくべきだったのは疑いない
内燃機関にタイヤつけて地面走らせたら自動車で、プロペラつけて空飛ばせたら飛行機だしなw
転用応用できるものは多い
民間でやれることは自前でやらせないと、いくら国の研究開発費があっても足りないし

497:名無し三等兵
11/11/28 22:22:17.45
それ言っちゃうと自動車用高速ディーゼルの開発を奨励して一種の国策事業としてしまったのは惜しい点かもね
ガソリンエンジンだったら小型自動車から航空機まで類似技術で行けるけど
ディーゼルは点火関係とか別物だからなぁ

まぁ具体的には点火栓品質の向上に繋がってたかもしれないと思うんだけど
逆に点火栓不良で車輌一般全部酷い稼働率になってた可能性もあるからなんとも

498:名無し三等兵
11/11/28 22:33:34.82
戦中の戦車開発技術者はエンジン運搬車って自嘲してるんぐらいで。
ディ-ゼルエンジンの重量と容積、排気量のわりに発生出力低いもんだから。

戦中では試行錯誤の連続でようやく戦後に技術が花ひらいた感じだね。
やはり技術の熟成には時間も必要かと。

現在、いすずのディーゼルトラックは建設業界で人気No.1だ


499:名無し三等兵
11/11/28 22:43:22.46
>>487
昭和10~14年は自動車が年率10%以上の増加率だったわけで
この当時としては猛烈な成長市場を外資に押さえられたら
日本の自動車産業の立ち上がりは絶望的に遅れたかと
戦後だって各種の外車排除政策や製造会社の集約をしてやっとなんとかだったんだし

500:名無し三等兵
11/11/28 22:48:57.35
>>497
一部の軍用以外はガソリン車しか事実上存在してないわけだし
自工の開発した統制一〇〇式というアタリを引いた時点で
各社のゴミディーゼルの開発は事実上頓挫したわけだし

点火栓は戦前~戦中に大いに性能向上したし(不良は粗製濫造も大きい)
白金なんて高級素材は無理なんだから史実以上を求めても・・・

501:名無し三等兵
11/11/28 22:50:23.60
戦後日本の自動車産業みて、アメリカ戦略爆撃調査団は「こりゃ、日本は到底勝負
になりませんネー」で放置プレイ、その結果が…

航空機産業はさすがに侮れんで、徹底的に潰したけどね。
火砲も、おそらくスルー対象のはずで日本側は資料処分までしなくともよかったかもしれない。

502:名無し三等兵
11/11/28 23:09:29.87
戦中の日本工業はすこぶる歪なんだよな。半完成品の航空機を未舗装の牛車で曳いてたり。
ふつうの国はまともな自動車産業を育成できて、はじめて航空機開発への流れ。

帝國陸海軍の航空優先路線は間違っていないにせよ、ちょっとねぇ…


503:名無し三等兵
11/11/28 23:12:32.15
>>496
フォードって人種差別主義者っぽいのに日本には甘いイメージがあるが
日本にもなんか思う事でもあったのか?

>>499
直接輸入と国内にライン開設しての生産にかなり差をつけるとか
合弁での日本資本の比率を高める政策とか
なんかやりようもあった気がするが
どちらを選んでも厳しいか……

504:名無し三等兵
11/11/28 23:23:18.03
土木機械何とか出来なかったのかねぇ。飛行機設営にしろ人力だろ?

505:名無し三等兵
11/11/28 23:24:02.99
>>500
ちょいと脱線するが、鉄道省が戦前開発していた
ゴミディーゼルは戦後実用化され
今でも現役の鉄道がある


見ろよあのエンジン・・・過給器ついてないんだぜ・・・

506:名無し三等兵
11/11/28 23:27:19.01
航空機を開発生産するより、ブルドーザーやローラー車の量産のほうが技術的に
はるかに難易度は低かっただろうにね・

507:名無し三等兵
11/11/28 23:29:26.06
>>505
そんな発動機あるの?
てか戦前のディーゼル開発よくわからんな

508:名無し三等兵
11/11/28 23:29:56.34
>>503
稲造の英訳「武士道」でも読んだんじゃね?

509:名無し三等兵
11/11/28 23:34:51.25
>>503
フォードの親友がエジソンで
エジソンは親日家だったから、そこらが関係してるんじゃないかな

510:名無し三等兵
11/11/28 23:36:05.87
ああ、京都竹のフィラメントね!

511:名無し三等兵
11/11/28 23:46:54.19
エジソンとフォードってびっくりする程黒いコンビだな

512:六点☆噴血 ◆OVNYPzgZN2
11/11/28 23:47:04.39
>>507
国鉄型ディーゼルにはかならず付き物のDMH17エンジンですな。

513:名無し三等兵
11/11/28 23:47:57.83
冬戦争フィンランドへの援助物資でスキーストック用で日本の竹が大量に
送られてるんだな。
竹独特の撓りが最適だったらしい。
三八銃も好評だったとか。ロシアが共通の敵だったせいで、かの国も親日らしい。

514:名無し三等兵
11/11/28 23:57:02.76
>>512
すげー41年に試作完了かよ
何時まで使ってんだ

延々ディーゼル弄くってたっぽいのは無駄じゃないのか

515:名無し三等兵
11/11/29 00:09:54.02
内燃機の開発製造ノウハウは戦前から連綿として続いてる。
いまも現役のトヨタ・フォークリフトのエンジン基本設計は戦前のものだそうな。

航空機と火砲は戦後でいったん断絶してしまったからねえ。ずっと、技術を蓄積
してれば相当の成果も期待できたはずだが…

516:名無し三等兵
11/11/29 00:20:14.19
火砲は戦車砲がかなりの物になってるようだが
これは直系でないにせよ影響下にあるし
99HSPの主砲も国産、先進軽量砲に火力戦闘車もあるし
なんだかんだで個々の技術は死んでないかも

航空も地味だが意外に生き残ってるしな

517:名無し三等兵
11/11/29 00:22:43.42
川西改め新明和の哨戒機とか?

518:名無し三等兵
11/11/29 00:23:33.31
>>513
確かフィンランドに旧式火砲も送ってなかった?
冬戦争前の取り引きだっかもしれんが

519:名無し三等兵
11/11/29 00:26:01.98
>>518
日本製40口径12cm砲がソ連戦車に火を噴いたとか前スレであったな。

520:名無し三等兵
11/11/29 00:34:41.93
戦車の技術は61式戦車に引き継がれてるよね
四式中戦車の技術が幾らか入ってる
火砲は技術的に途絶したにしろ、戦車砲に関してはトップクラスの技術力に
なったのだから凄いね。一向に予算は増えないのが残念だが

521:名無し三等兵
11/11/29 00:41:21.04
小火器開発は普通に承継されてるしな

522:名無し三等兵
11/11/29 00:45:07.23
ここらで国産火砲も現在の技術でガツン!とブレイク・スルー級だしてほしいね。

・・・富士砲とか、サムライ砲、芸者砲やら和風ネーミングでw

523:名無し三等兵
11/11/29 00:50:13.26
火砲の定数減らされるんだから、専守防衛の守城砲を導入しようということで
手始めに満州の怒れる虎・410mmりゅう弾砲と眠れる虎・240mm列車加農砲を

524:名無し三等兵
11/11/29 00:53:30.98
>>499
国内業者も参入規制やって新規事業の芽を潰してるんだけどな
豊田は準備が整わないまま駆け込みでトラック生産始めてぎりぎり認可
鈴木は参入表明してたけど統制経済下で門前払い
腐れ官僚が御用業者と結託して国の未来を閉ざした悲劇の一つだ
民族資本とか何とか言って事業者の原国籍にこだわるのはガキの理屈だし
官僚の場合は、外資って自分の言うこと聞かせられない都合の悪い連中って意味だしな
首謀者が戦後総理大臣にまで上りつめてるのがなんとも救われないが…
戦後の自動車産業も、海外メーカーと提携して頭を下げて教えを請わなきゃ何も始まらなかったよ
企業努力で品質を向上させ価格を下げるまでは、外車の排除なんか出来なくて、要するに消費者が割高な車を買わざるを得ない状況にされただけだった
当時の消費者って大半が官公庁とタクシーだけどな

525:名無し三等兵
11/11/29 00:54:21.61
>>514
いやDMH17は正直…

526:名無し三等兵
11/11/29 00:55:05.78
TIME誌の表紙飾るべくデビューの田代砲とかな
日本も支那のサイバー攻撃にやられっぱなしではいけません

527:名無し三等兵
11/11/29 01:01:40.78
>>506
いや、飛行機なんてエンジン以外はハリボテみたいなもんだから、あながちそうとも言えない
油圧やワイヤーでの駆動系や大荷重に耐える足廻りとか、製鋼、冶金、精密加工技術が低かった日本じゃあハードル高い
まあ、不具合発生したら即墜落の飛行機とはやっぱりわけが違うけどね

528:六点☆噴血 ◆OVNYPzgZN2
11/11/29 01:02:55.90
>>514
駄作と言うか,検修陣が死に物狂いにモノにしたエンジンだからねえ,凄い
と言われると忸怩たるモノがあるんだけどねえ。てか,技術革命はカミンズ
のエンジン搭載を開始したことによるもんですから,20世紀終わりまでは
寥々たるもんだったのです。我が国の鉄道用ディーゼルは。

529:一木清直
11/11/29 01:19:02.45
脱線もそれなりに面白いスレだな。戦前戦中の技術系軍ヲタが集まっているのだろう。
本官の希望で、されども火砲の話題も織り交ぜをたのむでよいか?
ついでにツラギも獲ってよいか?

530:名無し三等兵
11/11/29 01:22:44.18
>>507
M4シャーマンみたいに航空機用エンジンをデチューンしたり…は無理か

531:名無し三等兵
11/11/29 01:26:37.45
>>530
五式戦車でやってるでないのよ。
さすがに空冷星型エンジンを搭載するのは強引だと思う。
アメちゃんのアバウトさというか・・・

532:名無し三等兵
11/11/29 01:29:15.58
>>517
いや普通にM、K、FとIHI
なんだかんだで技術者は残ってるし完成品はともかく
部品は提供してるし

後、新明和の飛行艇は名義はともかくMとKの技術が大半とか……

>>520
61TKはチトと言うよりチリII
ぶっちゃけまんまリベンジ
最近なら丸(確か8月号)の特集みればわかるが
足回りと砲塔、主砲と全体の見た目にアメリカの影響を加えると61TKに

533:名無し三等兵
11/11/29 01:31:17.66
>>525
>>528
いや、すげーと言うのはそんなの使い回してたのかって意味でw

534:名無し三等兵
11/11/29 01:35:59.50
>>530-531
イギリスの巡航戦車も航空用発動機流用してるね
五式中戦車の奴は120t戦車に2基搭載してた奴なんだよね
そして同系統のエンジンを元にディーゼル化したのが
T-34の心臓だった筈

535:名無し三等兵
11/11/29 01:39:43.43
あれイスパノスイザ系なのか、T34のほうは知ってたけど

536:名無し三等兵
11/11/29 01:44:55.44
あ、間違った
V-2エンジンはイスパノスイザ系か

537:名無し三等兵
11/11/29 01:54:23.43
いまグランドパワーの五式記事みたら、ハー9(九五式800馬力)、ドイツの
BMW8をライセンス生産で戦車搭載の際に500馬力にデチューンとある。

T34のエンジンはイスパノ液冷航空エンジンをベースにボッシュ社の燃料噴射ポンプつけてディーゼル
化したものだね。

538:名無し三等兵
11/11/29 02:01:14.38
>>524
アメリカだって戦時中は自動車のお上向け以外の製造を禁止したんだぞ
おかげで潰れた会社だってあるし、逆に戦時中だけ生きていけた会社もある
統制ってなそゆもんだし
自由競争なんて無駄の発生を許容できる余裕のある時のパラダイスでしかないよ

539:名無し三等兵
11/11/29 02:02:25.57
>>531
わが国初の戦車である八九式戦車甲を忘れるな

540:牟田口
11/11/29 02:11:45.82
火砲の話題そっちのけで航空機、戦車、クルマの話ばかりする師団長がいてけしからん!

こういう師団長がいるからインパールで負けるのだ!

541:名無し三等兵
11/11/29 02:18:56.13
よしなら試製二十糎臼砲の話するか

542:名無し三等兵
11/11/29 02:23:43.30
腔発廃砲身のラ式15榴の砲架利用は立派というか貧乏症というか

543:名無し三等兵
11/11/29 02:31:49.60
20糎砲て中途半端じゃね?

大概のものは15糎で壊せるし
鋼鉄製でもない限り破甲榴弾を何発も当てれば崩せるわけだし
確実にぶち抜いてぶっ壊そうとしたら24とか30になるし
同じ重量で作れば20榴の重量で長射程加農作れるし、なんか微妙に使いにくくね?

544:名無し三等兵
11/11/29 02:38:25.98
さらには試製二十一糎榴弾砲もつくってる事実も考えると、重砲兵にも前に
あった佐山解説の二十四糎推しと二十、二十一推しの諸派があったんだろうな。
一次資料でも何点もあたらないと全貌はみえてこないはず。

545:名無し三等兵
11/11/29 02:46:47.23
>>543
それはあくまで攻城重砲、要塞重砲とすて見た場合で
野戦重砲としては二十榴、二十一榴の価値はまた違うかと

まあ、二十四榴ならなんとか野戦で使えるが

546:名無し三等兵
11/11/29 02:48:59.66
ソ連の満州侵攻時の穆稜重砲兵連隊、阿城重砲兵連隊、牡丹江重砲兵連隊、東寧重砲兵連隊の戦いっぷりが気になる
具体的な行動はどんなもんなんだろうか?

547:名無し三等兵
11/11/29 02:49:15.97
野戦重砲連隊でも加農と榴弾砲では将校も兵隊もそれぞれまったく違うタイプ
だったと思う。
飛行隊でも戦闘機、爆撃機、偵察機でパイロットの性質が異なるみたいに。

もちろん航空機、火砲を扱う点では共通だけどさ。

548:名無し三等兵
11/11/29 02:51:37.73
どうなんだろ?
WW1以降は重砲連隊クラスになると似たようなもんじゃないか?
仰角も加農でも取れるようになってるのが大半だし

549:名無し三等兵
11/11/29 03:03:02.83
>>545
野戦築城相手に20が必要か?
15榴で足りないってことはまず無いだろ?

550:名無し三等兵
11/11/29 03:09:56.67
野戦築城でもある程度時間があって気の利いた造りだと
15榴だとキツい、20榴の威力は魅力的
危害半径も広いし対砲兵戦や攻撃してくる暴露目標相手にも
あの威力は嬉しいかと

551:名無し三等兵
11/11/29 03:13:09.46
このスレを書き込む人を見てれば、旧軍砲兵将校にも諸派があったか想像できるよ。
とくに陸軍は日本史上で最大の組織だったからね。
国民のサンプルというか。縮図というか。

552:名無し三等兵
11/11/29 03:23:39.23 +yYA9wph
あげ

553:名無し三等兵
11/11/29 03:40:05.03
20cm砲なら
>>491

554:名無し三等兵
11/11/29 03:48:15.72
>>550
威力を求めるならより大口径でも良いでしょ?
20て運動性も威力も中途半端なんだよ

555:名無し三等兵
11/11/29 04:11:46.04
それでも24cmクラスよりは野戦米ソ見ても
取り敢えず20cmクラスでってのは悪くないと思うが
野戦重砲として機動が期待出来る火砲だと24cmが威力面では最善なのかもしれないが
本当にそこまでなら米ソは20cm級を一定数保持しなかったと思うが
奇しくもMLRSの単弾頭型は20榴と同級だし

556:名無し三等兵
11/11/29 04:13:59.14
>>555
>それでも24cmクラスよりは野戦米ソ見ても

それでも24cmクラスよりは野戦重砲として米ソ見ても


でした

557:名無し三等兵
11/11/29 04:42:44.57
>>555
フランスは更に大きい220mmだし
ドイツは210捨てたし、英も8インチ捨てたわけで
列強で20糎維持したのは米ソだけとも言えるよ。

558:名無し三等兵
11/11/29 04:59:17.59
一応イタリアも20cm~21cmクラブ?
後、アメリカあってこそとは言えM110使用者は多いしなぁ

559:名無し三等兵
11/11/29 10:31:08.50
日本の場合は二十榴、二十四榴のまえになにより十五榴、十五加を充足するのが
優先だったろう。

野戦重砲でぜんぜん数が足りてないんだから。だから、四年式十五榴なんて
射程が制定時から不満がでるような、けして褒められた出来ではない砲を
終戦まであちこち使いまわす羽目となる。

おかげで性能のわりには活躍してるんだが。

560:名無し三等兵
11/11/29 15:12:38.62
四年式15榴はソ連の122mm榴弾砲とほぼ同じぐらいの重さで射程では負けてるんだよな

561:名無し三等兵
11/11/29 15:20:38.51
九六式二十四榴が四分割 設置に四時間
210/22mod35が二分割 設置に二十分

>>557
7.2インチ榴弾砲は?

562:名無し三等兵
11/11/29 16:44:53.65
>>557
フレンチ220mmって臼砲?
あれって攻城砲、要塞砲じゃないの?
それとも普通の220mm榴弾砲あったっけ?

>>561
こう見ると凄く良く見えるなアンサルト重砲

563:名無し三等兵
11/11/29 18:28:30.65 25ilZkMJ
イギリスはなんで7.2インチ榴弾砲みたいな中途半端な口径に?

564:名無し三等兵
11/11/29 18:32:45.46
ポンド計測で切りがいいとかそんな落ちじゃね?

565:名無し三等兵
11/11/29 19:32:12.14
「高射砲」に試製装輪式二十四糎榴弾砲の砲架に試製十糎高射砲身載せた写真があるね


566:名無し三等兵
11/11/29 19:36:52.04
「日本の大砲」にも載ってないレア物なんだが
一次大戦のドイツ21cm長臼砲みたいな古臭い砲架なんだよな


567:名無し三等兵
11/11/29 21:26:54.43
砲列布陣時間といったら試製単車八九式十五糎加農ってどれくらい量産されたんだろ
砲身車と砲車に分けずに、野砲みたいに砲をそのまま牽引できる改良型
佐山本には「相当数が整備された」ってあるけど曖昧

568:名無し三等兵
11/11/29 22:27:29.56
>>518
三八式15榴も送ってるよ。


569:名無し三等兵
11/11/30 02:23:18.28
210/22mod35と21cmK38が完全な形で日本に届いていれば
後、24cmK3も欲しかった……開戦前に


ところで陸軍もなんだかんだ言いつつ20年代~30年代、大東亜開戦前まで意外に外国兵器購入してるが
ボフォース105mm加農買う気無かったのかなあ?
日本陸軍って牽引車と馬の関係で105mm加農好きな陸軍なのに

まあ気に入ったのにボフォース75mm高射砲も40mm機関砲も買わなかった国だが……

570:名無し三等兵
11/11/30 13:28:50.81
ボフォースM1927型105mmは射程が16、5kmなんで
九二式の開発目処がつけば、さほど魅力がなかったろうな


571:名無し三等兵
11/11/30 13:42:49.41
野砲、加農、榴弾砲はもっと性能がいいのが列強にある
捕獲ボ式山砲も日本軍ではあまり好評ではなかった


572:名無し三等兵
11/11/30 13:57:14.75
日本陸軍火砲はチェコの影響が少ないのが残念
九六式十五榴のスタイリングくらいかな影響は

シュコダ十加と十五榴の性能はなかなかのものだ


573:名無し三等兵
11/11/30 15:04:37.41
>>567
平衡機のでかいのが、おそらく単車牽引型だろう
運行の際、重量バランスがもろに影響するもんだから
あの大きい平衡機の写真をみるの「要塞砲」ではじめてなんで製造数はすくないだろう


574:名無し三等兵
11/11/30 15:41:05.58
>>572
シュコダの影響少ないのって日米位?
欧州列強はなんだかんだで相互に影響し合ってるし

575:名無し三等兵
11/11/30 16:06:03.71
ソ連もだね
シュナイダー、クルップ砲の導入後は自国開発にシフトしてる
イギリスはチェコ軽機重機のほか、38t戦車を買ってみたりしてるが、火砲のほうの影響はほとんどない


576:名無し三等兵
11/11/30 16:22:13.27
ただ、シュコダの76、5mm開脚式野砲はソ連軍F22、
15cm KシリーズはM10型152mm榴弾砲開発の参考にしたかもしれない


577:名無し三等兵
11/11/30 16:27:04.23
ところで17cmとか22cmとか唐突な口径ってどっから出てくるんだ?

578:名無し三等兵
11/11/30 16:34:19.67
17cmはドイツ海軍由来の口径だね。15cmのスケールアップ版の砲をよくだしてる
22cmはフランスか…すまん、由来はわからん
フランス海軍に詳しいひとが答えられるんでは?


579:名無し三等兵
11/11/30 17:07:40.49
いま調べてたら、ソ連軍のM1938山砲がシュコダ1936をベースに開発というwikiがあるね


580:名無し三等兵
11/11/30 17:25:07.64
ソ連は独仏経由でのシュコダの影響も割りとありそう
後、結構スウェーデンからの影響もあるよね

581:名無し三等兵
11/11/30 17:37:47.11
>>580
37mm高射機関砲はボフォースのボアダウン版だしね
独ソ不可侵条約でシュコダ製30cm榴弾砲をドイツ側から、原材料の見返りでソ連領内貨車輸送してるとき、ちょうどバルバロッサ作戦発動だそうだ

ソ連軍は手にできたのだろうか…


582:名無し三等兵
11/11/30 18:02:52.13 j/PwQ8eW
牽引車を大量輸入とか、結局は馬より安上がりだったろうに
貧乏がいかんのか

583:名無し三等兵
11/11/30 18:16:38.17
支那事変の勃発で陸軍臨時予算はうなぎ登りになったんだが、
多くが弾薬費と作戦費、動員費でついやされ、のこりのほとんどが航空関連へという割り振り
砲兵科は機甲科より優先順位が更にひくかったろうな


584:名無し三等兵
11/11/30 18:49:48.88
>>578
19世紀の100kg砲由来らしい

585:名無し三等兵
11/11/30 18:50:54.46 tQDkcrlx
日中戦争がなければ機械化が進んだのにね
アメリカと戦っても善戦できたでしょう


586:名無し三等兵
11/11/30 18:55:36.88
大陸で貨車上のFLAK18捕獲した写真だと
チェコ製装軌式重牽引車も黒焦げで一緒に写ってるんだよ。Ⅳ号の足周りに似たやつ
日本軍より、よほど充実しとるわ


587:名無し三等兵
11/11/30 19:05:49.56
>>581
シュコダ製30cm榴弾砲とか研究資料兼大威力奇襲兵器として日本にも欲しい

588:名無し三等兵
11/11/30 19:07:25.30
>>578
>>584
17cmが海軍の15cm級増強で
22cmが100kg弾由来ですか
聞いたら納得

589:名無し三等兵
11/11/30 19:15:26.94
一次大戦でもシュコダ30cm半榴弾砲は猛威を奮ってる
ドイツ軍がベルギーのリェージュ要塞攻撃するさい、
自軍の42cm砲ビッグ・ベルタとあわせ、オーストリア・ハンガリー軍参謀長にアタマさげて砲を借りたくらい


590:名無し三等兵
11/11/30 19:19:08.85
>>585
支那事変不発なのに40年代前半に対米戦とか我田引水な香りがw

591:名無し三等兵
11/11/30 19:45:18.78
架空戦記だと日本が対米避戦路線に舵きっても、
合衆国財界やFDRの陰謀で日米開戦というのが多いな

592:名無し三等兵
11/11/30 22:10:52.89
>>585
それを言ったら朝鮮併合が無ければ
日本も少し財政に余裕があったと思うわ

593:名無し三等兵
11/11/30 22:19:48.50
併合しないならしないで別な苦労をさせられるんじゃないかな

594:名無し三等兵
11/11/30 22:22:32.18
あっというまに中国かロシアに飲み込まれるな
ロシア太平洋艦隊根拠地が釜山になったら泣けるよねw

英に泣き付くしかないか

595:名無し三等兵
11/11/30 22:24:52.82
まあ日露戦争後は満州押さえときゃ大丈夫だろ
なんか勘違いして中露どっちかと組んで挟撃しようとしてくるかもしれんがw

596:名無し三等兵
11/11/30 22:52:14.03
>>589
あの42cm砲とかシュコダ製重砲とかWW2も投入されて
クリミアとかレニングラードとかスターリングラードとかで使ってんだよね

597:名無し三等兵
11/11/30 23:09:06.42
>>594
その場合日英同盟放棄に至らないと思う
中国がその場合半島に進出して緩衝地帯化になったんじゃないかな
共産主義の防波堤として日本の地位が上がると思うわ
まあその場合、ソ連が少し本気出せばあっという間に半島が赤くなっただろうし
日本の外交がよほど上手くいかないと駄目だろうが

598:名無し三等兵
11/11/30 23:14:24.50
>>596
セバストポリで使われたのは42cmガムマだね
固定砲床砲の
ビッグベルタ計画で1906年に製造されたとある

シェルブール要塞で連合軍艦船で撃ち合った、シュコダ21cmK39加農が有名だね


599:名無し三等兵
11/12/01 00:15:11.31
21cmK39は沖縄とか満州とかに欲しかったなw

600:名無し三等兵
11/12/01 00:20:00.95
皆がスレちがい連発のせいかサーバー不安定だな…
しかも、俺なんかプロバイダ規制だぞorz
いや~、携帯だとほんと書き込みやりにくわ
単一架身砲架の方向射界転換みたいで


601:名無し三等兵
11/12/01 00:21:44.66
サーバーは先週から不安定だぞw
toki鯖自体ヤバかったじゃん

602:名無し三等兵
11/12/01 00:26:08.16
シュコダ重砲群は羨ましい
中小国なのに日本よりはるかに性能も生産力も上なんだもんな
ドイツでなくともチェコ軍需産業を接収したくなるわ


603:名無し三等兵
11/12/01 06:33:07.95
1930年台、生産台数に限ればソ連、ドイツにつぐ世界第三の戦車王国だったのにな
九七式チハも世界水準を凌ぐ新鋭だったし
日本の戦車開発行政はよく叩かれるんだけど、火砲はそれ以上に不振だし、問題があったはず
単純にカネが原因に還元できないだろう
大阪造兵廠の開発、生産システムに詳しい人は教えてほしい


604:名無し三等兵
11/12/01 09:04:07.11
>>602
オーストリア・ハンガリー帝国にとっての、先進重工業地帯だったかんの。

605:名無し三等兵
11/12/01 11:09:45.35
>>603
いつも思うんだがその台数っていつの時点で、どれを含めてどれを除いてるんだろうなぁ
瞬間最大風速的に世界最多ってのはミナスジェラスやリバダビアが竣工当時世界最強ってのと
大して変わらん話のような気がするんだけどな
欧米列強はまともに戦争してない状態なのに日本は陸に関しては全面戦争に突入してるわけで
戦車みたいな兵器がいわゆる平時の軍隊より多くても当たり前のようにも思う

火砲は自緊砲やら高初速の砲は生産上に隘路があって限定的にしか生産できてないとか聞くけど
九二式歩兵砲やら迫撃砲類も昭和十六年前後から大増産に転じてるところを見ると
日中戦争やってる時期でも予算問題はやはり根深かったんじゃないかと思う

むしろ戦車砲が低初速で簡単に作れる(安価な)設計だったから、あれほど揃えられたと見ることも出来るかもね

606:名無し三等兵
11/12/01 12:48:58.84
昭和13~14年生産台数ランキングのはず
ソ連は張鼓峰、ノモンハンで大規模国境紛争起こすまえでも他国すべての保有台数あわせるより、はるかに多くの戦車を配備してた

その当時アメリカはほとんど戦車を持ってなかった
が、1941年以降の火砲、戦車生産の大車輪ぶりときたら…


607:名無し三等兵
11/12/01 16:37:32.61
>>603
つまるところ大東亜戦争は航空決戦だった訳で、
陸海ともに航空機の生産に傾斜するのは致し方なかった。

608:名無し三等兵
11/12/01 16:51:15.48
S13~14ってハ号ちょっぴり、チハはもっとちょっぴりの生産数しかないんじゃ

年度  36  37  38  39  40  41   42  43  合計
チハ  (2)      25  202  315  507  ?  ? . 2123(一式47mm戦車砲搭載型含む)
ハ号  31  80  53  115  422  685  755 234  2375

なんだろね、これに八九式と軽装甲車足すんだろか

609:名無し三等兵
11/12/01 17:05:41.16
英仏に勝てるか怪しいな
どっかの台数弄った上での3位じゃないか?

610:名無し三等兵
11/12/01 17:53:18.29 zILy05B5
支那事変とか砲兵火砲の予算ももっと増えても良さそうなのに
日常の作戦、行動活動費、航空機、機甲の次って感じだし

611:名無し三等兵
11/12/01 18:31:31.42
支那の地上戦は野砲山砲と重機、歩兵の浸透戦術があれば何とか勝てる局面が多すぎたんだよ
航空支援、戦車、重砲のオプションがあれば更に贅沢な感じで
もっと重砲使った要塞戦が大規模対砲兵戦が頻発してりゃ意識も変わってただろうに
それで歩兵部隊の大増編成という安直策にでる
支那には劣るが兵隊がいちばん潤沢な資源だったしね
日露戦争の榴霰弾多用で射撃のわりに効果あがらなかったもんだから、歩兵の砲兵への不信感が支那事変ぐらいでも深刻だったらしいし


612:名無し三等兵
11/12/01 20:22:41.29
今日、丸を本屋で読んだら15cm自走砲ホロの未公開写真やら旧軍自走砲特集なのな
ボフォース山砲や機関砲のページも
10cm加農写真も
この型は九二式と射程かわらんのな

編集部は、このスレみて「いま、火砲趣味がキテる!」とか勘違いしてるのではないだろうか…
マイナーで不明なことが多いからこそ惹かれるんだけどさ


613:名無し三等兵
11/12/01 20:52:56.78
>>603
英仏にも負けてると思う。

614:名無し三等兵
11/12/01 22:16:08.74
>>611
でも奉天会戦含めて機動戦で暴露目標相手だと榴霰弾のが効果的だったそうだし
むしろ榴霰弾と榴弾の混同や弾薬不足と効果的な射砲撃が出来なかったのが合わさって-印象強かったのかなあ?
皮肉にも支那事変、戦線だと榴霰弾が効果的な局面も多そうだな

>>612
理由はどうあれ砲兵火砲特集があるのはうれしい

615:名無し三等兵
11/12/02 00:18:09.25 Te+FINSd
今日、大学図書館で「日本陸軍戦訓の研究」という本を借りてきた
戦訓は活かされなかったというが本当にそうだったのか調べてみるわ

しかし本に載っていた写真を見ると、98式を着た大本営参謀大佐の髪型オールバックだった
米軍開戦以降に陸軍で皇族以外に坊主じゃない人もいたんだな

616:名無し三等兵
11/12/02 00:34:58.53 mZmhVbwc
実際支那事変、大東亜戦争での榴霰弾の使用頻度ってどんなもんなんだろ?
あと意外に代用榴弾使ってるよね?

617:名無し三等兵
11/12/02 00:46:11.31
>>613
保有数だと1930年代末で第5位とザロガさんがオスプレイで書いてた記憶

618:名無し三等兵
11/12/02 00:51:15.18
欧州の大戦前夜持ち出して5位とかそりゃそうだわな。

619:名無し三等兵
11/12/02 01:07:49.27
イタリア抜きの数え方ならどうやっても基本的に五大国第5位は伊達じゃないな

620:名無し三等兵
11/12/02 01:15:46.42
伊「!?」


でも火砲の保有数はイタリアの方が多かったりする

621:名無し三等兵
11/12/02 01:32:47.14
イタリアも腐っても欧州列強、大日本帝国も腐っても列強と

622:名無し三等兵
11/12/02 01:52:52.74
ところで南支戦線って意外に強力な国府軍が活動してるけど
南支戦線での日本側砲兵の活動ってどんな感じ?

623:名無し三等兵
11/12/02 04:20:34.62 9XnBlyMW
南寧で今村均が苦労したね

624:名無し三等兵
11/12/02 04:32:41.47
機械化部隊の活動地も大体南支
末期になると老河口と湘西作戦での反撃にM4中戦車出してるが

625:名無し三等兵
11/12/02 06:16:56.47
>>573
レスありがとう
せいぜい数十門程度ってところか

そういや、遊就館と沖縄にそれぞれ独立重砲兵第100大隊の八九式15Kが保存・展示されてるけど、
後者のは駐鋤が打ち込み式の改良型なんだね
前者も…かな?

>>612
火砲・砲兵は軍事趣味の間ではもっと評価されるべきだと思うから良きかな
軍ヲタ人気トップのドイツ軍でさえ、機甲航空艦艇銃火器被服運用作戦が無駄に人気なのに
「15 cm sFH 18?なにそれ?」な人が多すぎる

626:名無し三等兵
11/12/02 09:00:09.49
>>620
イタリアの火砲は一次大戦の賠償でオーストリア・ハンガリー帝国の接収分が多い
北アフリカで英軍の捕獲集積写真みたら、クルップ野砲のライセンス生産75mmとシュコダ100mmだらけだ


627:名無し三等兵
11/12/02 09:12:45.48
さらには、シュナイダーM1913短加農105mm砲をアンサルドでライセンス生産とかカオス状態


628:名無し三等兵
11/12/02 14:15:06.67
イタリアの火砲の種類も中々だな

629:名無し三等兵
11/12/02 15:15:27.37
自国オリジナルの75mm野砲も新旧入り乱れてる>イタリア軍
すごいのは駐退復座もない前世紀の元アームストロング6インチ加農まで北アフリカに持ち込んでいること
車両に履板ついて砲撃ごとにゴロゴロ転がる旧式なやつ
ロンメルが一緒に写ってるショットあり
北アフリカ緒戦で大敗して装備が大部分鹵獲されて、新式機材不足がいちぢるしかったんだろう


630:名無し三等兵
11/12/02 15:30:44.98
日本と良い勝負だなw

631:名無し三等兵
11/12/02 15:45:34.39
>>629
そういや駐退復座無しの前時代砲でも砲身だけ流用して
駐退復座付きの火砲に改造出来んのかな?

試製馬式速射砲みたらある程度以上奴なら出来るのか?
出来るだけであんま意味ないか

632:名無し三等兵
11/12/02 16:19:11.36
>>631
改造はできるんだが、砲身の性能がそこまでの価値があるかってことだよね
費用対効果で
俺は知らんが、駐退復座器導入時期だった前世紀の変わり目はそんな例が欧米でいくつもあったと思う


633:名無し三等兵
11/12/02 16:38:39.82
>>631
有名な例としてはドイツのFK96がFK96nAに改造されてるし
イギリスも15ポンド野砲を改造した
URLリンク(en.wikipedia.org)
 ↓
URLリンク(en.wikipedia.org)

634:名無し三等兵
11/12/02 16:49:23.72
>>632-633
あ、ひょっとして意外に事例ある…?
馬式しか知らなかったから特殊例かと思っとった

635:名無し三等兵
11/12/02 17:25:19.34
いやそんなに事例は多くない
19世紀末~20世紀初頭って小銃と同様に野砲も小径化がトレンドになる時期で
それまで90mm前後を使ってたのを75mm級に置き換えするかどうかって時代だったんよ
だから駐退復座機能が無い新型3インチ級を作っちゃった国は砲身利用で改造するけど
ちょっとタイミングを待った国は最初から駐退複座3インチ砲なんで
旧世代3.5インチ級を改造してまで使う努力はあんましされなかったわけ
前者がドイツやイギリス、後者がフランスやロシア
まあロシアは厳密にはM1900という駐退複座の無い砲を作ったけど
直後にM1902を出してて、改造するぐらいなら1902量産に走った

636:名無し三等兵
11/12/02 17:45:11.35
>>635
そういう経緯なんですね
でも、そう考えるとやっぱりあの時期にあんな火砲造るフランスは
砲兵火砲先進国なんだなぁ

637:名無し三等兵
11/12/02 17:59:38.70
>>631
試作ならやってる
URLリンク(www.italie1935-45.com)

あとイタリアがこの砲を使い続けたのって新型砲の生産が遅れてたというのと
単に山ほど保有していたというのも大きいだろう

…この砲イタリア参戦時点で要塞砲含めて895門もあったらしい

638:名無し三等兵
11/12/02 18:20:18.62
>>637
試作はしてるのか
てか多いなw

639:名無し三等兵
11/12/02 18:39:16.33
イタリア軍の主な旧式野戦重砲と参戦時の保有数

152/37 29門  二重帝国から接収
149/35 895門 駐退復座機がない
152/13 88門  イギリスから輸入
軍団
149/13 490門 二重帝国から(ry
149/12 ? クルップの砲をラ国
105/32 238門 二重t(ry
105/28 945門 シュナイダーの砲をラ国

まあ第一次大戦を本気で戦ってた国の一つですし

640:名無し三等兵
11/12/02 19:56:53.36
新型というか他の野戦砲全般と合わせるとどんな量なんだろう
やっぱし日本軍より多いよなぁ

641:名無し三等兵
11/12/02 19:58:36.24
イタリアレスは結構続くんだよな
その調子でフランスも書き込みしてくれるとありがたい
m1897は速射性で一次大戦の最優秀とは言われているが、
のちのFK16などにくらべ榴霰弾全盛時代の仰角とれない前世紀のディスコンニューだと思う
19世紀末で駐退復座の先進性は認めるけど


642:名無し三等兵
11/12/02 20:08:46.78
そういや何かと話題のシュコダの21cm以上の重砲群で何種類位あんのか?
確か前スレか前々スレで日本も要塞向けに持ってたとか書いてたよね?
野戦向けも何種類欲しかった……

643:名無し三等兵
11/12/02 20:46:19.33
>>640
イタリア軍の主な旧式野山砲と参戦時の保有数
師団
100/17 1705門
105/14 120門
75/27m11 約1300門
75/27m06 約1700門
75/27m12 約51門
77/28 552門?
75/13 1167門
連隊
65/17 719門

他にも様々な砲がある

644:名無し三等兵
11/12/02 20:50:29.87
>>639
日露戦争に勝って旧式艦いっぱい抱えてかえって損した、
って福井静夫に言われている日本海軍を思い出したw

645:名無し三等兵
11/12/02 21:12:51.46
>>643
これはイタリア陸軍も頭を抱えそうなラインナップだなw

646:名無し三等兵
11/12/03 00:15:34.56
一次大戦終了でルノーFTは二千両、M1987野砲が三千門以上残ったのかなフランスの場合
国土が戦場になって荒廃したのと、世界恐慌の立ち直りがドイツや日本にくらべ遅かったらしいね
航空機、装甲車両のメーカーは乱立の混迷ぶりで、一方、火砲メーカーはほぼ、シュナイダーに統合されたはずだが、1930年代のフランス砲は傑出したものが少ないと思う
余剰火砲が多すぎで更新が困難だったからか?
47mm対戦車砲ぐらいか?世界水準でみて優れてるのは

でも、海外サイト「要塞&砲兵」で新式155mmカノンのマズルブレーキつけた凄いのがあったな…

647:名無し三等兵
11/12/03 00:25:33.46
>>641
FK16は仰角とっての榴弾射撃に対応したは良いが
遠距離砲戦とは火力機動なのだから方向射界が取れない時点で中途半端
先進性をいうならイタリアのモデロ11が圧倒的だ
URLリンク(ja.wikipedia.org)
機械的に怪しい面はあるけど、スペック的には九五式野砲と同等以上
これを1911年に制式化してるのは驚くしかない。

648:名無し三等兵
11/12/03 00:55:03.21
うっ、キテるスタイリング…
フランスの設計なのな


649:名無し三等兵
11/12/03 02:55:37.81
>>646
まぁ大日本帝国はガチガチの新興工業国(あの当時では殆ど唯一)だからね、高橋是清が居たし
第二次世界大戦あんな話こんな話を書いてるダニガン先生曰く小さな巨人

そういわれたのは決して伊達ではなかったが
支那事変で全部吹っ飛んだと言うか経済成長で得た成果と
今後得られたであろう成果全てを食い潰して戦争を戦い抜いた……

本当に支那事変がなくのらりくらり上手くWW2勃発まで耐え抜いて
連合国側に立ってれば砲兵の装備にも予算が回ってたろうにと悔やまれる

650:名無し三等兵
11/12/03 07:05:11.94
>>649
おなじ戦争の痛手を喰ったドイツと若年人口の差が立ち直りに格差を生んだ一因でもあるそう
当時の日本なんて、やたら出生率高いだろう。医療も発達して乳児死亡率も下がっただろうし

>>642
ドイツ語のワッフェン・アセーナルシリーズでチェコ大口径攻城砲の本があったな
俺も買おうと思ってるけど


651:名無し三等兵
11/12/03 07:43:03.00
>>647
グロ中尉
一木大佐


652:名無し三等兵
11/12/03 11:30:19.10
>>644
スレ違いだけど、あの時に旧式艦をいっぱい抱え込んだお陰で、
額面上の排水量の合計だけは高くなったから、ワシントン条約やロンドン条約の時には、
実際の戦力以上の評価得ることできて得したんじゃね?

653:名無し三等兵
11/12/03 12:11:41.10 Ho8R93fQ
31式野砲に駐退器を追加改修ではいかんか

654:名無し三等兵
11/12/03 12:12:06.36 ferYZLp5
タイも独立国だったけど日本みたいに強い国にはなれなかったのは何故?

655:名無し三等兵
11/12/03 12:35:07.26
>>653
明治~大正初期の日本に自力で駐退機開発する技術は無いんじゃね?
なんとか技術が揃う頃には三八式野砲ですら改造しないといけないほど世代差あるし
ちょうど軍縮とか恐慌で金無いけど軍も小さいわけで
倉庫に眠ってる三一式を近代化して員数揃える必然も金も無し
やるなら三八を改造する方が優先だしでズルズル行っちゃったんじゃないかな

656:名無し三等兵
11/12/03 13:14:56.55
軍縮のときは三八式野砲を返納したぐらいだし、砲弾も別でわざわざ駐退復座器つけるメリットはさほどないだろうな

日本の兵隊は、新式の兵器がでるとそれまで使ってた兵器への愛護精神が瞬く間に衰えが顕著だそう
仮に改造三十一年式野砲なんてものがでたら、士気や扱いがわるくなるのは必至だろうね
…例外は九九式小銃だが


657:名無し三等兵
11/12/03 13:32:41.47
>>652
あの二度の軍縮でわれわれにとって、たまらないツボである
海軍保管転換砲やら艦艇の装甲砲塔据付けなんてスバラシイ事業が実現するわけで
「要塞砲」によると海軍にしても予算が削減できるもんで陸軍との交渉もスムーズだったそう
オマケに砲弾、信管いっぱいつけてくれたり


658:名無し三等兵
11/12/03 14:04:58.32
まあ旧式艦、特に大型艦の使い出はあったからな
復員船になったのまであるくらいだし

>>652 >>644
鹵獲艦は冷遇されたのが多いから、就役改造の手間に見合ってないって福井は言ってるんじゃないかと
条約時に換算対象になったのは基本的に日露戦後就役のフネだしな・・・

>>656
あたらしもの好きなんだよね、機械弄れる人が少ないせいかもしれない

659:名無し三等兵
11/12/03 15:04:35.14 Ho8R93fQ
インパールで31年式速射砲を持ち出したくせに…

660:名無し三等兵
11/12/03 15:44:39.21
日露戦争の鹵獲艦でホノルルでドイツの巡洋艦を
降伏に追い込んだぐらいしか戦果無いんじゃない?

661:名無し三等兵
11/12/03 17:43:32.15 S6mHk4hn
WW1だと山東の戦いは砲兵火砲好きなら外せないな
良い火力集中だ
歩兵運用も日露の経験か勝手に散兵、下位結節の自立性が強い

662:名無し三等兵
11/12/03 18:09:30.53
>>658
修理費用は6隻で戦艦新造一隻分だったそうだし
それでそれなりの戦力が短期間に揃ったんで損な話ではないと思うけどね

>>660
第一次大戦では日本艦は殆ど戦闘してないからねえ
とはいえ青島攻略やシベリア出兵で一翼を担ってるから
旧式戦艦としては相応に活動してると思うよ

663:名無し三等兵
11/12/03 18:14:21.39
あとはインド洋か
一応エムデン追跡部隊の一員である

664:名無し三等兵
11/12/03 21:48:12.09 gEGH2HGE
>>659
祭師団は野砲師団だったから野砲兵21連隊はインパールの山岳踏破の為に
急遽山砲装備に換え、かつ火砲数も減らさざるを得なかった。
3個大隊定数36門 → 山砲9門へ [41式山砲6 , 31式山砲3]
41式山砲は歩兵連隊だけでなく山砲兵連隊にまで引っ張りだこだったから
兵器庫からこんな旧式砲まで出さざるをえず・・・

665:名無し三等兵
11/12/03 22:30:49.37
燃料、車輌が足りないのは厳しいな……

666:名無し三等兵
11/12/03 22:48:34.71 Ho8R93fQ
耕運機を量産して山砲の牽引に使えれば良かった

667:名無し三等兵
11/12/04 00:12:02.77
九五式野砲って結局支那戦線で使えたのか?
まあ、三八式野砲と弾は共通で補給的には多少楽そうだが

668:名無し三等兵
11/12/04 00:21:10.35
>>666
んだねぇ~。
陸王に生産台数と馬力の余力があったら単車に牽かせてもいいと思うけど

>>667
十榴と射程が略同じなので師団砲兵としてはあの射程で問題ないのです
運行重量が改造三八式と同等なので、搬送も問題なし
次世代は重量増から機動砲になるだろう、という流れの中で作られたストップギャップとしての馬匹牽引野砲としては
やっぱりかなり良い出来栄えではないかと

669:名無し三等兵
11/12/04 00:32:41.09
>>668
九五式野砲が評判良かったのはだからか
でも実際の運用話、戦記って知らないんだよねぇ

670:名無し三等兵
11/12/04 00:46:27.08
>>666
カーキ色の耕耘機が銀座でパレードとか胸熱

未だにそんなことしてるような国もあるようですが・・・

671:名無し三等兵
11/12/04 00:54:44.37
31式って開戦時点で何門ぐらい保有していたんだろうか

672:名無し三等兵
11/12/04 01:04:19.93
満州侵攻時に東寧重砲兵連隊と交戦したソ連軍部隊ってどれだろうか?

673:名無し三等兵
11/12/04 01:09:27.87
>>648
キテるスタイリング吹いたw

674:名無し三等兵
11/12/04 04:46:07.20
インパール戦ばかり有名なビルマ戦線だけど
あれで十五糎級の重砲も割りと投入されてるんですよね?
実際どんなもんなんだろう?

675:名無し三等兵
11/12/04 04:49:05.08
>>671
廃砲以外は兵器庫保管してたと思うので、山砲野砲で200門程度あったのでは?
三十年式歩兵銃のように支那に輸出したかもしれない
山砲は支那事変で使ってる写真がある
>>673
グランドパワーのイタリア軍本でもっとキテるアングルで写した写真がある
なにか不安定な感じを抱かせるカタチだね

今夜「坂の上の雲」三部がスタートで203高地の放映なわけだが、
榴霰弾の炸裂表現はCGで再現可能だが、視聴者が理解できないだろうで榴弾炸裂になりそうな予感


676:名無し三等兵
11/12/04 05:30:38.83
>>647
駐退復座器上の鶏トサカみたいな衝立は意味あんのか?
あれでイメージ一層わるくしてると思う


677:名無し三等兵
11/12/04 05:43:27.18
>>675
火砲の弾着=地面にドカーン!と黒煙上げて、ってのが一般イメージだもんな
手榴弾の爆発を、ガソリンタンクでもぶっ飛ばしたのかって感じの赤黒い炎で表現するように

>>674
前スレの映像参照
九六式15Hがまるで山砲のように運用されてる

678:名無し三等兵
11/12/04 05:56:55.96
日清戦争で榴霰弾は天弾とよび、清国兵が怖れたと佐山本であるね
八九式加農でも弾種制定してるところをみると、使用頻度がすくなくはなったが有効な場面があったのだろうね
榴弾のほうがオールマィティだが


679:名無し三等兵
11/12/04 08:20:33.99
開けた地形で、前近代的な密集隊形取ってる清国兵に対しては威力発揮したんじゃないかな?

680:名無し三等兵
11/12/04 10:37:30.04
>>676
この砲、砲身だけ俯仰して、駐退機は俯仰しないんだ・・・
URLリンク(en.wikipedia.org)
英語版Wikipediaに良いアングルの素敵写真が二枚あるので見てみると

もう何もかもが素敵www

681:名無し三等兵
11/12/04 10:39:07.72
URLリンク(www.landships.freeservers.com)
こっちに分かりやすい図があった

682:名無し三等兵
11/12/04 10:56:11.79 sAoitYwN
それを見ても砲身の上の箱状の物体の用途が分からん
収納スペースか何かか?

683:名無し三等兵
11/12/04 11:42:35.97
>>682
箱に見えるけど板で、防盾の一種
こんなに前後方向に大きいのは砲身と一緒に後退するからだろうな

684:名無し三等兵
11/12/04 12:18:34.85 sAoitYwN
普通に左右の防循をつなげて1枚板にしろよと思ったがそれだと分解時にかさばるのか

685:名無し三等兵
11/12/04 12:30:18.65
>>684
構造図で分かるように、この砲は俯仰軸がすげい後ろ側にあるんよ
方向射界の軸はちゃんと車軸上のようだから、盾はあの場所に置くのが普通なわけ
でもあの位置だと、分割しないと俯仰時に重たい盾を丸ごと上下させる必要が生じるし
大仰角時に足元がお留守になるかrた、そうなると上下分割とかにしないといかん
なるべく単純軽量にすると、あのようなトサカになるんだろうね

686:名無し三等兵
11/12/04 12:59:27.79
イタリア鶏冠野砲の称号を授けよう
日本軍でなくてよかった…


687:名無し三等兵
11/12/04 13:13:55.19 RAya7kiZ
>>665
祭師団(烈師団もだが)の進撃路はまともな道路がないから、機械牽引は不可。
山砲駄載しか運搬手段はないよ。
ここでは英印軍も迫撃砲をラバで運搬してるし。

>>671>675
31式山砲はどんどん増設される独混などの保安部隊に数あわせで配備された
のかね。
比島の第65旅団砲兵隊は31式野砲を使ってた。

688:名無し三等兵
11/12/04 13:24:41.40
>>687
そんな旧式砲使ってるからバターン一次攻撃で撃退されるんで…
重砲が配備されても、もてあましたり。
それで二次攻撃で北島中将の砲兵団で改編された経緯



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