【加農・榴弾・高射・速射】旧日本軍の火砲を語る2at ARMY
【加農・榴弾・高射・速射】旧日本軍の火砲を語る2 - 暇つぶし2ch197:名無し三等兵
11/11/21 16:00:36.91
>>195
日本軍火砲でググれば、このスレがすぐ頭のほうにくるからね
当然、読んでるだろ?
おれらが不満も書くもんだから、佐山さん「これでどうよ!」でw

198:名無し三等兵
11/11/21 16:27:33.49
本によると四五式、八九式加農がすくなくともラバウルまでは行ってることが確実。
八九式はwikiだといまでも現地に砲が残ってるらしいが…

写真があるとされるニューギニアに行ってても夢ではないな。

199:名無し三等兵
11/11/21 17:31:15.43
>>197
確かに国軍火砲絡みで検索したらこのスレが上位に出るから
嫌でも目に入るか

確かに愚痴も多いスレだしねw

>>198
ラバウルは臨時の大要塞っぷりが伺えるな

200:名無し三等兵
11/11/21 17:43:01.69 U9iou7Sa
200

201:名無し三等兵
11/11/21 19:09:39.81
三野さんレス書き込み勢いは異常w

202:名無し三等兵
11/11/21 19:18:25.98
新刊で生産完成数が大阪造兵廠第一製造所昭和17年10月末の
調査ばかりの件
現在でも終戦までの門数が判明しないのは残念だな


203:名無し三等兵
11/11/21 19:49:02.88
終戦時に燃やしちゃったんだから仕方が無いだろう
誰かがこっそり家に資料持ち帰ってたとかなら新しい情報も出るだろうけど
期待しない方が良い

204:名無し三等兵
11/11/21 20:02:03.34
てか大阪砲兵工廠は空襲で廃墟に…
アパッチ族の巣になっちゃいましたよ
そっちの記録はみんな燃えちゃったろうね
陸軍省の方にも当然記録はあるだろうけど、そっちは組織的に焼却しちゃったろうしな

205:名無し三等兵
11/11/21 20:18:17.02
誰かが死ぬ前に密かに自己保管してたの提出
あるいは遺族が発見とかでないと出ないな

しかもそういう事をした人が居るの前提だし
今ある資料の更なる調査位しか新情報は

206:名無し三等兵
11/11/21 20:54:29.58
今回の本はもともと海軍艦艇砲塔に150ページほど割いてるのがすごいな。

読むと、じつは陸海軍最大の技術交流は三式12cm高射砲ではなく、保管転換海軍砲
がらみではなかったか、とさえ思えてくる。
ほとんど戦果はなく戦後解体撤去されたが、本土決戦が起こらなかっただけ
日本は幸福だったろう。


207:名無し三等兵
11/11/21 21:41:45.81
次号タイトルは 野砲山砲野戦重砲 だろうな。十四年式、九二式十加が載って
なかったし。
今回新刊では加農限定で、二十八サンチ榴弾砲なしがチト不満。
日露戦役での活躍具合を次作で期待したいね。

208:名無し三等兵
11/11/21 22:35:52.49
>>207
28榴は、名前だけはやたら有名だけどその実態は案外知られてないからな
つうか俺何も知らんw
具体的な運用その他詳細知りたいわ
最初は要塞砲だったわけだけど、あんな短射程でどうやって軍艦と撃ち合う気だったのかがまず理解不能だしw

209:名無し三等兵
11/11/21 22:46:15.76
当時は戦艦主砲の有効射程も短かっただろ
それに陸上砲なら擬装したりしてある程度位置を秘匿できるし

210:名無し三等兵
11/11/21 23:01:04.65
>>208
別宮さんの「坂の上の雲ではわからない旅順攻防戦」が現時点で
いちばん詳しいと思う。次点が兵頭さんの「有坂銃」>28榴

211:名無し三等兵
11/11/21 23:14:26.99
畑ちがいの軍艦は詳しくないんだが…

当時は艦砲も射程が短かったのも確かだが、大落角砲弾の効果が認識される
のがユトランド沖海戦あたりかららしい。
それでほぼ平射の加農と併せ、上面装甲があまり考慮されてなかった当時
の艦船には榴弾砲のフライ弾道が有効と考えられていたようだ。

212:名無し三等兵
11/11/21 23:20:20.69
>>209
いやそりゃそうなんだが相手に回避されたら手も足も出ないじゃん
要塞砲の宿命ではあるけどなw
かといって要地要港にくまなく配備しようとした様子もないし

>>210
ベッキー二十八コンビの言うことなんてこれっぽっちも当てになんねw
一応どっちも読んでるけどね
司馬遼太郎読んでるのと大差ないわw

213:名無し三等兵
11/11/21 23:23:13.72
じゃあ、誰の著作がいいんだよ?

214:名無し三等兵
11/11/21 23:29:32.56
そもそも明治のはじめには、日本の技術水準でまともな大口径カノンつくる
能力は到底なかったからね。輸入砲ばかりで。
なんとか国産できたのが青銅製28榴だったわけで、ベストとはいえないが
ベターな選択とおもわれ。

215:名無し三等兵
11/11/21 23:34:21.98
28センチ榴弾砲の生産門数220門だったか?
当時の産業規模ではギリMAXだっただろうな

216:名無し三等兵
11/11/21 23:43:53.79
二十八糎砲はあくまで懐に飛び込んできた対軍艦用と考えれば
後、支那事変に駆り出された時の実際の運用ってどんな感じなんだろ?
報告書とかなかったんだろうか?

217:名無し三等兵
11/11/21 23:44:34.93
オアフ要塞だって大口径の主力は12インチ臼砲だ
港湾要塞ってな湾口突破を防止するためのものなんで
突入航路に阻止線を形成できる射程があればとりあえずは良いんだよ

218:名無し三等兵
11/11/21 23:51:15.68
いま愚具ったらwikiの記述更新されてるみたいだな>28榴
このスレ住人かね?

天晴れ褒美をつかわすぞ

>>216
むかしのPANZERで松井さんが書いてたよ。マァおれの押入れ発掘具合だなぁ

219:名無し三等兵
11/11/21 23:55:23.88
wikiの最終更新はきのうの日付…

220:名無し三等兵
11/11/22 00:12:45.43
アメリカ軍のコレヒドール要塞は14インチ砲だった
日本軍の砲撃で破壊されたけど砲塔型の要塞砲をよく破壊出来たな

221:名無し三等兵
11/11/22 00:23:37.21
>>220
九六式加農の戦果らしいね。参加したのは新刊によると一門だそう。
腔発事故おこした九六式二十四榴、四五式二十四榴も戦果に加わってる
かもしれない。

222:名無し三等兵
11/11/22 00:38:27.22
>>220
ほぼ直上から撃ち込めばなんとかなりそう

>>221
四五式二十四糎と言えば牡丹江重砲連隊がソ連軍の満州侵攻時果敢に反撃して
大戦果を上げたらしいな
満州東部、沿海州正面は国軍重砲が最後に光輝いた場だね
占守もだけど

223:名無し三等兵
11/11/22 00:46:31.92
コレヒドールは爆撃でさんざん叩いてるしね。
バターン半島一次攻撃の失敗に懲りて重砲を増強。
結局、制海権制空権砲兵火力の正道で押した勝利だね。

224:名無し三等兵
11/11/22 00:56:35.66
占守の九六式十五糎加農は何が良いって
局地での小規模砲兵戦とは言え真っ正面からの対砲兵戦で
ソ連砲兵を沈黙させてる事だよね
やっぱりWW1戦後の砲兵たるもの対砲兵戦に勝利してこそだ

225:名無し三等兵
11/11/22 01:04:30.45
射程26kmは世界随一だしね。
放列に要する時間と手間、運動性が低い短所はロングトムとの比較で
三野さんも指摘してた。
基本、攻守城砲なんだよ。設計思想でドイツの中口径カノンに構造が似てるし。

226:名無し三等兵
11/11/22 01:08:11.78
九六式十五糎って完全展開状態でなくとも
撃てた筈だがそれでも手間と時間掛かるな
正確な所要時間どんだけだっけ?

227:名無し三等兵
11/11/22 01:11:20.89
佐山さんの新刊買ってくださいな

228:名無し三等兵
11/11/22 01:11:37.03
占守の九六式十五糎加農ってどれ位の射程で撃ったんだろ?
位置関係的に比較的距離詰めて撃ち合ってる?

229:名無し三等兵
11/11/22 01:15:49.25
ニューギニア砲兵戦記では、地形の利用が、歩兵の微地形利用とは違ったレベルで強調されている。
砲兵は地形を読めるとまで言われて。

敵を観測する地点を占拠し、敵が観測点を置くだろう所を監視し、さらに敵の観測点から自己の観測点を遮蔽し、また放列を遮蔽する。
これを行っても空中観測があるから、対空偽装に万全を期さねばならない、と。

原則的に射程の優越は何にもまして追求される技術的要素なんだけど、そのうえで運用側も地形を利用した戦術的な行動が必須、と。

230:名無し三等兵
11/11/22 01:15:57.29
占守の戦いはNF文庫ででてるよ
ロバトカ砲台との直線距離でわかるだろ?
意地悪でなく、自分で調べるのも愉しみのうちだよ

231:名無し三等兵
11/11/22 01:44:19.06
>>194
重砲兵・15K大好き派の自分からすると最高の本みたいだな
今日行ってくる
ところで要塞砲特集ならかの試製41Hの記述あるのかな?

>>198
現存砲といったら初代スレでポルトガル軍事博物館に
良好な保存状態の九六式15Hがあるって書いてたけど、気になるね


232:名無し三等兵
11/11/22 02:13:10.18
あれどんな伝で手に入れたんだろうね?w>ポルトガル

233:名無し三等兵
11/11/22 04:54:12.29
どっかに画像転がってないかな

234:名無し三等兵
11/11/22 05:47:18.92
>>231
新刊は残念ながら加農限定だよ

おれの場合、以前skoda 15cm gunで画像検索してたら海外サイト「要塞&砲兵」
に繋がって九六式15Hがでてきたよ


235:名無し三等兵
11/11/22 08:57:49.91
大陸打通作戦時の砲兵運用、戦記が書いてる書籍ってあるの?

236:名無し三等兵
11/11/22 12:34:46.41
ポルトガル軍事博物館の九六式15cm榴弾砲は中田商店「大日本帝国陸海軍 軍装と装備2」
で1971年撮影の内庭片隅に写っている。

海外サイト「要塞&砲兵」でポルトガルが導入したシュコダ砲と誤って紹介
された。これは博物館展示の画面いっぱいに砲が写ったもの。

…現在も九六式があるかどうかはわからない。

237:名無し三等兵
11/11/22 12:40:25.72
海外の軍事博物館は良いな
日本も国立で防衛、安全保障博物館とかそんな名目で
デカいの一つ新設してくれりゃ良いのに

238:名無し三等兵
11/11/22 12:48:20.60
むかしは京都に嵐山美術館って個人所有のすごいのがあったんだよ。
修学旅行で写真とりまくりで、その興味がいまだ続いてるんだが。

いまはコレクションは散逸してしまったらしい。
海外のコレクターに渡ったり、海軍関係は大和ミュージアムへ、土浦の
武器学校に移ったものもあるようだ。

239:名無し三等兵
11/11/22 12:55:34.86
嵐山美術館は知ってる……
だから国立でちゃんと博物館が欲しい……

240:名無し三等兵
11/11/22 13:58:15.54
45年度の火砲生産実績ってわからない?

241:名無し三等兵
11/11/22 16:24:17.30
unknown

242:名無し三等兵
11/11/22 17:46:49.80
Wikipediaの火砲絡みのページが良い感じに訂正加筆されてるとこ多くて吹いた

243:名無し三等兵
11/11/22 20:04:19.05
今回は私の出番はないかな
みんな要塞砲とか好きなんだなぁ

まだ届かないよ密林……(´・ω・)

244:名無し三等兵
11/11/22 20:37:35.20
>>243
貴方は何派なんだい?w

245:名無し三等兵
11/11/22 20:41:20.13
二十七糎加農の連装砲塔かっけー

246:名無し三等兵
11/11/22 20:44:57.96
>>243
要塞・重火砲について語るスレ
スレリンク(army板)


247:名無し三等兵
11/11/22 21:02:35.51
>>231
海外にある日本の砲といえば航空機用機関砲なんだけれど
ドイツにある五式30mm機銃について誰か調べてくれないかなぁと思う。

多分世界で2丁しかないうちの一丁なんだし・・・

248:名無し三等兵
11/11/22 21:17:12.49
>>244
戦車砲とか歩兵砲の項目をちまちま作ったり手入れしてます。
大きな大砲もいいですけど、好きな人が沢山いるみたいなんでそちらにお任せ。

249:名無し三等兵
11/11/22 21:20:02.52
>248
いいぞ、92式歩兵砲はチハたんとは違うらぶりーちゃーみーさに溢れ返っていて跳ね回るほどだっ!
どんどんやれ!もっと撃ちこめ!

って・・・・・・え?今のでおしまい? 試射かと思ったじゃないか!(実話)

250:名無し三等兵
11/11/22 21:21:09.17
>>249
頭の病院に行って来な

251:名無し三等兵
11/11/22 21:32:10.60
>>249
ああ、よく聞く話ですね……。

検証可能な出典がはっきりしていれば九二式歩兵砲の項目に書けますから
はっきりしていたら編集してみては如何でしょうか。
私は基本的に佐山氏の本とアジ歴で記事を作っているので、どうしても運用とかエピソードは不足しがちなんですよね。

252:名無し三等兵
11/11/22 21:34:38.43
>251
インパールの三叉路の話だと思ったんだが、フィリピンかもしれない。どの回想で読んだか失念した。調べなおさないとダメか><

253:251
11/11/22 21:34:57.82
ただし、wikipediaに書くときは必ず出典付きでお願いします。

日本軍の陸軍関係は特に出所不明の記事が多くて。
特に戦車や航空機関連はおっかなくて迂闊に触れません。

254:名無し三等兵
11/11/22 21:41:39.53
>253
そういう怖いところだとわかってるから、手を付けられないの><
ここだと知ってそうな香具師に「こんなん話を聞いたけど」って振れるから楽で><

255:名無し三等兵
11/11/22 22:11:44.62
新刊「要塞砲」の感想をもっと読みたいんだが…
今回、加農限定なのは目次には謳ってあるが、表紙にはないのはいかがなものか。
大口径榴弾砲はべつに纏める予定なのかもしれない。

今回の本は満足した。しかし旧軍火砲は佐山さん一辺倒の状況はどうかとは思う。
国本さんあたりにも出してほしいと思うが。
神保町のグランデで個人誌はみかけたけどね。

256:名無し三等兵
11/11/22 22:16:35.29
昔は何人かいたんだけどね
物故されたのか、床にふせてるのか・・・

257:名無し三等兵
11/11/22 22:50:13.23
>>248
おお貴方だったのか
GJです。としか言えない

>>249
>>251-252
確かに割りと良く聞く話だけど俺も出典は知らないなあ
国軍話は良く聞くエピソードでも出典出所不明なの多いな……
俺が話の元を知らなさ過ぎだけかもだが

258:名無し三等兵
11/11/22 22:55:28.78
いまだ謎の火砲はいくつかある
木下式10cm榴弾砲、四五式20cm榴弾砲、試製7cm半重高射砲
などなど
アメリカの国立公文書館には未分類の旧軍資料も埋もれてるらしいし、
新資料がでるとすればここが濃厚だろう

259:名無し三等兵
11/11/22 23:01:54.23
アメリカ国立公文書館か……
てか日本でもアジ歴、防衛省には未分類あったよね
ちゃんと調査されてない文書を地道に調査してくれる人が
とんでもない拾い物を発掘する可能性はあるな

260:名無し三等兵
11/11/22 23:13:53.17
>>247
え?ウィキペディアによればアメリカのみ現存となっているが
ドイツにも現存してるのか?

261:名無し三等兵
11/11/22 23:18:46.85
目黒の防衛省資料室、旧軍火砲関連のページがごっそり破りさられてるそうだ
好事家の仕業だろうが、後世研究する人間のこと考えると許せんわな
戦前戦中の貴重な技術資料で国民の共有財産みたいなもんなんだから

262:名無し三等兵
11/11/22 23:23:50.54
どうせ死んだら遺族か遺品管理業者に捨てられるんだから
そういうのはホント止めて欲しいな

263:名無し三等兵
11/11/22 23:26:12.85
>>261
誰だ……
ちゃんと遺言書いて然るべき所に託して死後でも良いから戻るようにして欲しい……

264:名無し三等兵
11/11/22 23:28:23.77 gt85iwdz
試製7cm半重高射砲
これってスペック見る限り良い線いっていたよね
初速早くて射程もそこそこあり、砲自体が軽いから運用が日本軍には合っている

265:名無し三等兵
11/11/22 23:33:24.09
敗戦の混乱で個人が持ち出した資料も多いはずなんだよ。
何割かは古書市場へのこりは産廃場いきで焼却と。
とくに昭和の年号までは旧軍アレルギーがすごかったもんで、ほとんど遺族は捨てた
ろうね。

興味のない一般のひとが旧かな遣いで文語体な大砲資料なんて顧みるもんかい。

266:名無し三等兵
11/11/22 23:49:56.50
終戦までの火砲生産門数をつきとめた人がいたら、
俺が最上級ステーキぐらい奢ってやろうと思うぐらいだな。

267:名無し三等兵
11/11/22 23:52:12.91
>>264
試製七糎半重高射砲のパッと見の良さは異常

>>265
一体どれだけの宝石より貴重な資料、史料が炎の彼方に消えたのかと思うと憂鬱になるなぁ……
政府は古い文献が出たら近場の役所に頼んで学芸員を呼んで貰うよう
CM流しまくって広報するべき!!

268:名無し三等兵
11/11/22 23:53:04.47 k/HDouxR
>>238>239
嵐山美術館は昔行ったな-
みんな触ってokで大隊砲なんか転把回すと仰俯・旋回したのが感動だった
ああいう貴重な軍事遺産こそ国費で買い取るべきなのにむざむざ外国へ
流出したのは痛恨・・・・戦後日本の恥だよ

269:名無し三等兵
11/11/23 00:02:06.81
終戦時の焼却処分はそれはそれで「歴史」だからまだ良い?んだけど、そういうのキツいよねぇ

>>261
航空方面だと244FR・陸空軍研究で有名な人が、ある飛行部隊の軍人さんのアルバムを
丸ごとその遺族から借りて返さない(借りパク)腐れ外道な研究者サマや出版社が居やがるってサイトで嘆いてるな
研究側がそんなんだから「貸したくない」っていう遺族も少なくないとか

なんというかこの手の分野って貴重な資料を独占したがる奴が多いね
自分の手で買ったとかならそう文句は言えないものの

270:名無し三等兵
11/11/23 00:04:53.00
試製七糎半高射砲は海軍十年式十二糎高角砲のスタイリングを参考にしたと
思う

十年式高角砲も嵐山でみてゴツさとスマートが同居してる感じがカッコよかったな…

271:名無し三等兵
11/11/23 00:11:00.88
>>268
ただ外国の博物館や個人のがちゃんと保管してくれる例が多いからなぁ
イギリスの一〇〇式司偵III型やキ100が素晴らしい状態なのとは対照的に、
今は安住の地についた国内の疾風や飛燕だってちょっと前までは酷いもんだった
保管・整備の技術だって外国の団体のが圧倒的に優れている

お国が所有しても、関東から九州の海自基地にもっていった二式飛行艇なんて現地でどんどん劣化損傷していってるし
土浦の陸自がレストアした八九式中戦車が異端なだけ
遊就館の八九式15Kや九六式15Hや八八式7AAだって、建物出来るまでは東京の汚い雨に打たれ野晒しだったし

272:名無し三等兵
11/11/23 00:12:08.08
>>269
コレクター風情が抜けないんだね。好事家あがりだから。
同好の士で気持ちはわからんではないけど、本を上梓するってのは公に還元する
行為だからねぇ。
おれはこのスレ書き込みで自慢の部分ももちろんあるけど、同好の連中と
情報交換したり雑談したい気持ちが大きいよ。

273:名無し三等兵
11/11/23 00:43:29.99
海外と違って日本だと軍事研究、特に近代方面だけでは仕事としておまんま喰えないせいもあるけど
色々本出してたり寄稿してる人でも精神的に好事家・軍ヲタの域を出てない人は多いと思う
どっぷり調査研究出来る大学とか教育機関でも軍事はスルーが普通で
著名な人でも秦郁彦みたいに歴史学としての研究者くらいだし、兵器やら「軍」自体に造詣の深い人は…

つまり佐山さん梅本さんには低頭平身

274:名無し三等兵
11/11/23 00:52:03.10
土浦も三式中戦車も居たか
国も本腰入れて海外の保存団体に研修に行くなり
指導に来て貰うなりすれば良いのに

ここ最近幕末明治維新以降の近代化遺産、工業、産業遺産の保護の機運がかなり高まってるから
上手くこのビッグウェーブに乗りたいw

275:名無し三等兵
11/11/23 05:55:15.19
「坂の上の雲」の予告編で28センチ榴弾砲、戦艦三笠、旅順要塞なんかは
結構放送してるけどな。
100年まえぐらいになっちゃうと一般人は抵抗がないんだよ。ロマンのひとことで
括れるんから。

…でも、司馬遼太郎っていったら、陸軍兵器誤評価の広告塔だったからな。誤った知識の
妙な半可通がふえて却って状況わるくなるかも。

276:名無し三等兵
11/11/23 08:46:58.30 HBUEwS7c
MO120ミリRTって短12サンチ砲より軽くてさらに高性能なんだな
発想がエラいのか
冶金レベルは変わらんよな

277:名無し三等兵
11/11/23 10:26:09.99
工業製品の精度は現代とWW2当時なら2桁違ってるよ

日本ではストークブラン迫をコピーして九七式曲射歩兵砲を作るとき、砲身の製造が最大の問題だったそうな
抜き物で作ってそれを削る形で解決したらしい
次に問題が起きたのが有翼弾の製造で、鋳物なのに軸がぶれないように作るのが大変だったとか
弾帯+旋転で誤魔化せない滑腔砲弾は、精度命の日本としては思わぬところで問題があったのかもしれない
もちろん最後に大増産してるときは、既にその辺諦めていたんだろうけど

ストークブラン式迫撃砲で太平洋戦争勃発前に数が揃ってたのが九四式軽迫撃砲だけというのも
実はこの辺に隘路があったのかもしれないよ

278:名無し三等兵
11/11/23 10:30:06.05
冶金レベルも加工技術もダダ上がりでないかい?

279:名無し三等兵
11/11/23 11:12:37.49 PVxZfg3+
>>247
なんで五式がドイツにあるんだろう

280:名無し三等兵
11/11/23 11:18:46.29 HBUEwS7c
ホイールバランスみたいにして
製造後に修正できないのか


281:名無し三等兵
11/11/23 11:25:26.25
>>108
ぶどう弾はナポレオン戦争のころによくつかわれた大砲で撃つ散弾。クギでもなんでもあるもの使った
キャニスターはぶどう弾の進化型で散弾銃のでかいものと考えてOK

榴霰弾は空中炸裂して散弾を散布

282:名無し三等兵
11/11/23 11:26:36.72
>>280
飛ばしてみないと軸ぶれとかわからんでしょ?

283:名無し三等兵
11/11/23 11:48:44.62 HBUEwS7c
最後にはロケット弾に頼ったんだし、迫撃砲の精度が悪いのにこだわる意味が分からん

284:名無し三等兵
11/11/23 12:45:07.47
>>283
ろ弾といい、太平洋開戦でさまざまな状況が変化したってことじゃないかねぇ
主敵が一発ぶち込めば潰乱して遁走してくれる相手じゃなくなったというか

97式軽迫やら97式中迫、2式12cm迫って重迫撃砲類が相次いで生産開始されるのもその頃からだし
97式曲射歩兵砲も急激に生産数が増えてる(S17年度だけで888門とか)

285:名無し三等兵
11/11/23 13:16:15.61
>>277
3桁の間違いじゃろ

286:名無し三等兵
11/11/23 15:23:11.44 HBUEwS7c
砲の内面はクロムメッキとか意味あるのかな

287:名無し三等兵
11/11/23 15:45:12.79
クロムメッキは焼蝕対策じゃね?

288:名無し三等兵
11/11/23 15:53:09.23
満州事変の謀略で四五式二十四糎榴弾砲が秘密裏に部品ではこばれ、
室内で据付、組み立て
そのまま建物内から張学良軍の兵営を奇襲砲撃したというのは本当だろうか?
何度か、そんな描写を読んだことがあるんだが

289:名無し三等兵
11/11/23 16:16:09.44
96式15糎カノン砲の重さって17cmK18と同じぐらいの重さなのね

290:名無し三等兵
11/11/23 16:20:54.60
>>288
出来そうだしやらかしそうだが
一次資料の類いは知らない

291:名無し三等兵
11/11/23 16:34:27.23
射程が29.6kmか…
対砲兵戦でロングトムもリーチと弾量で歯がたたず、米軍は戦後175mmカノン
を作ったそう
九六式は射程はいいんだけどねえ。野戦運用にはとてもとても。
だから機動15Kの要求がでるわけで。
八九式もそうだが、あの鋼製転輪は一次大戦のノリだよ。
たいして形状のかわらんドイツ馬匹牽引タイプのsFH18転輪でさえアルミ合金だったような…

292:名無し三等兵
11/11/23 16:46:52.11
砲が重量級だから別に鋼製ホィールでもいいんだよ!
でも、せめてゴム輪帯くらいはつけろよと。
もっとも戦前日本の人造ゴムは質が悪かったそうなんで、耐磨耗性能やら。
発熱で転輪から脱落するから、戦車も45km速度でるものを38kmに制限してたとか。

293:名無し三等兵
11/11/23 16:53:37.61
>>288
満州事変で建物内に山砲だか歩兵砲を持ち込んで2階から撃った話は聞いたことがあるが
こっちはネタにもならんな

294:名無し三等兵
11/11/23 16:54:50.22
ゴムの質もさることながら転輪への接着方法がマズかったようで

295:名無し三等兵
11/11/23 17:13:24.26
>>289

ぜんぜんクラス下の九六式のほうが重いぞ

17cmK18 17520kg(砲撃時) 23375kg(牽引時)

九六式15K 運搬姿勢重量 砲身車 11961kg
               砲架車  12093kg
               砲床車  12000kg   計36054kg

       放列砲車重量   24314kg

たんに重量のみでみると九六式はコストパフォーマンスがかなり悪いな。

さらに運動性や設置の手間、砲弾威力を加味するとかなり微妙。

296:名無し三等兵
11/11/23 18:10:15.56
自動車産業の未熟さで大重量曳ける牽引車が開発できないから三分割、
結局はトータルで重くなかったというオチもあるし、射程のわりに軽量さを両立
する設計に慣れてなかったんだろう。
山砲野砲、野戦重砲までならともかく、攻守城加農では。

297:名無し三等兵
11/11/23 18:49:27.22
九六式十五糎加農と九六式二十四糎榴弾砲の経験を活かして
普通の牽引式の十五加と二十榴を
ってなればよいがそんな時間的余裕は無かった

298:名無し三等兵
11/11/23 19:11:41.47
機動軍砲兵重砲兵連隊用に2車分解、各車10t以下で時速25km機動の
「機動十五糎加農」、同じ砲架の「機動二十一糎榴弾砲」の計画が昭和17年ころ
あったと「要塞砲」に記載してるね。

さらにクルップ21cm K38が日本に 到着しなかったり、大威力二十四糎加農が
昭和15年で研究途中で立ち消えらしいとか障害ばかり。

299:名無し三等兵
11/11/23 19:57:40.55
1スレ目見るとイタリアの21cmは届いて試作してるみたいだけどね
独の21cmもなんとか対米英蘭開戦までに届いて入れば……
やっぱり30年代にもう少し火砲、車輌類を輸入したかった><

300:名無し三等兵
11/11/23 20:02:56.71
300

301:名無し三等兵
11/11/23 20:23:15.22
イタリアの榴弾砲も間に合わなかったのでは?
昭和十六年九月六日時点で駐独大使館に六十六万円送金して図面をブラジル経由で
日本に送る計画をまだイタリア側と協議してる段階だ

302:名無し三等兵
11/11/23 20:25:17.58
あれアジ歴になんか資料あるってなかった?
今携帯だから確認取れん……

303:名無し三等兵
11/11/23 20:35:32.33
失礼、もっと確実な資料があった
遣独潜水艦による図面等の取得に関する件(ref:C01000605800)
の持って来てほしい物一覧(意訳)に「アンサルト」社二十一榴図面の名がある
つまり昭和十七年四月九日の段階でまだ日本に到着していない

304:名無し三等兵
11/11/23 20:41:51.76
間にあわねぇー

305:名無し三等兵
11/11/23 21:05:57.33
>>303
ああ、唯一成功した分か
一部成功したので図面届いたのか

間に合わんな

306:名無し三等兵
11/11/23 22:46:09.04
図面が届いたゲルリヒ砲の研究も1944年7月に中止しているね。

307:名無し三等兵
11/11/23 22:56:55.35
ゲルリヒ砲にはタングステン弾芯が必要やし

308:名無し三等兵
11/11/23 23:03:38.61
最上型から下ろした15.5cm三連装砲を砲塔ごと設置した砲台があったって話は聞いたけど
96式15加を見てると、ここまで重いなら海軍から15.5cmの砲身貰って加農作ったらよさげな気がしてくる

309:名無し三等兵
11/11/23 23:06:57.34
ティーガーⅠもⅣ号G型もⅢ突G型も日本陸軍は購入してるんだが…

すくなくとも虎壱はドイツ軍に無償貸与という形にとさ。
価格は輸送費込みでドイツ軍納入額の倍以上ですわ。


310:名無し三等兵
11/11/23 23:28:57.59
>>308
分割すると台車のぶん重量がふえるし、結合部の強度確保でまた別の部品
が必要になるのだろう。

海軍に製造委託したが、製造中止になった例で砲塔四十五口径三十六糎加農
が佐山新刊ででてくるね。
15cm級の砲身は欲しいよねぇ。砲架なら大阪造兵廠以外でも生産できそうなもんだけど。


311:名無し三等兵
11/11/24 00:15:58.24
>>309
せめて中立国経由で重量物を運べる経路が日独間にあればなぁ

312:名無し三等兵
11/11/24 00:27:04.57
軽量な九四式山砲なんかだとネジ使わずレバー廻して結合なんて方法採用してるが、
重砲でやったら一発で壊れると思う
強度的にはブロック内での接合部がどうしても弱くなるから
分解の箇所は稼動部、摺動部がよい


313:名無し三等兵
11/11/24 00:47:31.38
>>311
う~ん、仮に海路が確保できて輸入のかたちならいいんだけれど、機関砲の例よろしく
ライセンス生産しようとしても発条(バネ)なんか冶金工学の遅れで同寸法で性能発揮できない
わけだしね。しかたなく日本製は発条をながくしたり。
航空エンジンでも加工精度が米英独より二桁粗かったとか。

九六式15Kも射程性能や耐久強度を満足させたかったら、日本の技術では重く
せざるをなかったと思うんだよね。

314:名無し三等兵
11/11/24 01:15:30.52
ドイツの37mm対空砲も日本がライセンス生産しようとしたら
バネがうまく作れなかったからなぁ……。後知恵だが
同じ37mmでイタリアのブレダ製があるけど、そっちは輸入出来なかっただろうか

315:名無し三等兵
11/11/24 03:42:38.97
国府とかタイの戦前の兵器購入見ると微妙に羨ましい
1930年代の大日本帝国のGDP(GNPか?)が1%でも大きければ……

316:名無し三等兵
11/11/24 04:19:04.04 4hwhQaYj
米国の15.2センチ47口径砲は軽いよね、15.5サンチ60口径の半分以下でねえか?
技術がちがうのか

317:名無し三等兵
11/11/24 04:52:34.43
半分よりは大きいけど、まあ半分近い重量だね。
こう圧が2910kgと3400kgで2割近く違うってのも要因かと
同じように超高圧(3230kg)で長砲身のドイツ軽巡の60口径15センチも
砲身重量は日本のと同じぐらいになってるんで、頑丈にしないともたないんだろう

318:名無し三等兵
11/11/24 09:11:48.44
あの60口径砲身、砲塔5基x4隻で60門以上は確実に作ってその全部を一旦回収。
最終的に転用したのは砲塔12基分だから36門か。
当初は大和型に各4基、大淀型に各2基積む予定があったことを考えると微妙だな。
下手すると余剰品が出ない。

陸軍用に新規に制作するなら話は別だが……。
しかし据付砲なら兎も角、一応陸上を分解搬送する前提の重砲の素材としては重過ぎるのでは?

319:名無し三等兵
11/11/24 12:23:15.77
仮に移動重砲として選択の俎上に上すなら
56kgの重量弾を27.4km飛ばす性能と大重量(=可搬性)のどっちを重視するかになるだろうね

確かに既存十五加に比べて略2割増しの弾丸重量は魅力だろうけど
砲弾の互換性もない訳だし

320:名無し三等兵
11/11/24 13:03:12.10
どうせ砲弾の備蓄なんて大して無いんだし
撃つ時は死ぬほどの勢いで連射する艦砲と共有なら、それはそれでいいんじゃ?

321:名無し三等兵
11/11/24 13:13:13.88
>>315
タイ軍は砲はボフォースだよね。
75mm高射砲、150mm榴弾砲やら機械化牽引が日本軍より普及してた。
チェコ、スウェーデン、タイみたいな小所帯軍隊の国は装備更新が
大国より容易という面はたしかにある。

でも、支那も砲工場の奉天兵工廠を日本軍に接収されて輸入するしかなかった
からね。
国産で装備を賄えないのは致命的。

ボフォース75mm野砲はアルゼンチンが導入して最近まで近代改修して使ってた
様子が画像ででてきたよ。


322:名無し三等兵
11/11/24 18:34:45.30
タイ軍はボフォース75mm野砲、105mm加農も導入してる。ランズベルグ牽引車
で曳いてる写真があるね。

75mm高射砲、40mm機関砲のよさにくらべ、野砲、榴弾砲、加農は列強は採用
してないようだ。山砲がオランダが導入ぐらい。
駐退復座器の形状等あまり先進的とは思えない。小国、途上国ではシュコダとならび
ボフォース製のシェアが多い。

323:名無し三等兵
11/11/24 18:49:09.96
>>322
小国で自国の国軍の規模が小さい国はどうしても輸出に熱心になるな
後進国って、取り留めもなくあちこちの兵器を買い集めたりもする一方、やっぱりコネクション確立すると強いしね

324:名無し三等兵
11/11/24 19:08:17.67
支那のドイツ兵器シェアの高さは清時代からの伝統なんだよな。
日清戦争時の戦艦なんかドイツ将校まで乗りこんでる。
次点がアームストロングやビッカースの英体系、軽機はチェコ…

支那には昭和11年の防共協定締結後もドイツ兵器が供給されて、日本軍は上海で大苦戦。
昭和15年の三国同盟まで日本側のクレームにかかわらずドイツは是正しなかった
らしい。


325:名無し三等兵
11/11/24 19:15:29.90
大陸で日本兵死傷率No.1の迫撃砲は支那製以外はほぼラインメタルで占めて、
迫撃砲弾もドイツ製が多かったそうだ。

326:名無し三等兵
11/11/24 19:24:17.62 w7VG+b6m
ドイツが支那に供与された武器も凄いよな。ヘルメットから小銃から、
たかが機関銃だけなのに日本軍が苦戦した1号戦車B型にPak35/36対戦車砲に
88mmFLAK18高射砲から4輪装甲車のSdKfz221 222まで持ってたし。
2号や3号戦車まであったら逆に日本が追い落とされたかも知れないな。
仮に3号が支那にあったら八九式や九五式軽おろかチハでさえ手に負えなかったかも知れないな。

327:名無し三等兵
11/11/24 19:26:42.37
形によるだろ>3号


328:名無し三等兵
11/11/24 19:32:50.39
まとまった数運用するだけの能力が当時の中国にあっただろうか
中国よりはマシな工業力や技術力、インフラのあった日本ですら量産して実戦投入したのはハ号やチハがせいぜいだったんだから

329:名無し三等兵
11/11/24 19:35:16.14
>>326
戦前のⅢ号Ⅳ号戦車はドイツ軍でも編成充当できない貴重品だからね。
有色人種に高値でも売ったかどうか疑わしい。

シナ事変当時のⅢ号A型なんて装甲厚14.5mmだぞ?
3.7cm砲の貫徹力は日本よりうえだが。それほど脅威になったとは思えない。
1930年代は九七式中戦車がBT、T26などソ連戦車を凌ぐ重装甲だったことを留意すべき。

330:名無し三等兵
11/11/24 19:37:41.14
最新アイテムをとりあえず揃えて悦に入り、実力はがらんどうってのは後進国の基本
航空機だけは中国も頑張ったけどね…
砲とか、ちゃんと牽引車用意してたのかね?

331:名無し三等兵
11/11/24 19:38:27.02
3号もF型までならチハで十分だろうし、G型以降だともう同盟を組んでるな

332:名無し三等兵
11/11/24 19:39:36.86
シナの苦力が腐るほどいた

333:名無し三等兵
11/11/24 19:40:30.92
>>331
F型でも装甲厚・主砲貫徹力ともにチハより上だし、その頃は日本側も八九式や九五式が多かったんじゃね?
まあそれ以前にまともに運用できたかという問題があるが

334:名無し三等兵
11/11/24 19:40:50.54
まあいずれも機関銃程度は充分跳ね返し
対戦車砲や軽榴に中距離でズビシと抜かれるのは変わらんわけで
ダンボール箱とケント紙の箱を比べてどっちが水や小傷に強いとか言ってるレベルですな

Ⅲ・Ⅳ号は売らないでしょう
フランス戦前までは増加試作まで駆り出して戦争してたくらいの生産量だもの

むしろスコダとかルノー辺りの大量売込みがあったら? という方が面白いかと

335:名無し三等兵
11/11/24 19:48:57.34
輸入でⅠ号戦車以外ドイツに期待できなかったから、
国民党軍はビッカースやT26の導入になるわけよ

336:名無し三等兵
11/11/24 20:28:28.18
後進国が最新兵器を導入しても、部品が生産国から届かないかぎり交換
伴う修理なんかは到底無理だろう。タイ軍とか。

尾栓や照準器を紛失した鹵獲砲の部品を新規で拵えるぐらいは日本は平気に
できたからね。

337:名無し三等兵
11/11/24 20:32:28.80
>>324
そりゃ大日本帝国が国府の輸入実績分丸々代替えする程輸入してくれるならともかくね
イタリアも同じくだろうし

>>330
支那事変、支那戦線に関して言えば国府が虎の子の十加、十五榴以上の野戦重砲を持ち出すと
アウトレンジされる事も多々ありらしいから
牽引車は自軍保有の野戦重砲を機動させる分はあったと思う

338:名無し三等兵
11/11/24 20:35:26.12
>>337
ヘンシェル重トラックとかね
ハーフトラックを支那に輸出してないのは、やはり自軍優先だろう

339:名無し三等兵
11/11/24 20:39:19.06
シナ軍には戦車より大砲が必要だったと思うの
一個師に迫撃砲六門とかどこのはりつけ師団だ

340:名無し三等兵
11/11/24 23:08:06.57 WfAFZdzw
でも迫撃砲は少ないながらも活躍

341:名無し三等兵
11/11/24 23:10:54.56
中国軍の中迫が日本軍の山砲や歩兵砲並の配備密度があったら日本軍大損害だったと思うがなぁ

342:名無し三等兵
11/11/25 01:00:28.20
あれ、この板スレ整理でもした?

>>339
一個師ってだいたい一個連隊くらいだっけ……
そう考えると寒いものがあるな

343:名無し三等兵
11/11/25 01:01:46.31
なんか戦力的には中国軍1個師=日本軍1個大隊ぐらいの扱いだったような・・・

344:名無し三等兵
11/11/25 01:05:45.88
(基本部隊は)計8~9師、当時の1師は5千位 のものなるへきも
是等は首都防衛なる故かく甚しき損害を受けぬ前に充たしたと見るへく
1万ありしものとすれは、8~9万。
以前(上海派遣軍)軍第二課の調査によれは、以上の師団等を併せ20師に上がりるも、
是等は各所より敗退し来たりて以上の基本部隊中に入りしものなるへし、
之か10師分ある故2~3千と見て2~3万、総計10~13万の守備兵力なるへし。

「第16師団関係綴」(防衛庁防衛研究所戦史部所蔵)の第16師団参謀長中沢三夫大佐の手記。
「南京大虐殺の研究」P249より


兵力だけなら一個連隊以上はあると見ていいかと

345:名無し三等兵
11/11/25 01:10:17.86
>>341
実際相手さんの迫撃砲が少なくて良かった

>>342
いや軍板全体が昼から落ちたり一部復活したりの繰り返しで不安定
今は上がってるスレはなんとか書き込み出来る感じ

国民革命軍の1個師は頭数は連隊より多いが火力が……

>>343
野戦重砲部隊が上位指令部隷下に居ないとそんなもんですね大体
まあ、明らかにそれ以上に奮戦してる例もあるが……

やはり15榴は国民革命軍の救世主か虎の子かって感じ

346:名無し三等兵
11/11/25 01:33:01.19
履歴などから書き込みしたスレから復活するんで積極的にサルベージしてくれ

347:名無し三等兵
11/11/25 02:22:11.67
上げといた方が良さそうだな


それはともあれ山砲、歩兵砲をしゃぶり尽くした大日本帝国陸軍は
やっぱり本当は火力が大好きだったんだね……

348:名無し三等兵
11/11/25 03:31:29.97
>>347
「分かってたけど(貧乏で)出来なかった」なのに誤解されてるのが帝国陸海軍

349:名無し三等兵
11/11/25 03:43:15.09
国府軍がドイツ戦車を運用できたかどうかだが、
Ⅰ号戦車とかどう運用してたの?
歩兵支援に使ってた?
独立して運動戦してた?
戦車の運用は教範にはどうかかれていたんだろうか?

350:名無し三等兵
11/11/25 03:45:11.71
>>347
いや、とくに大戦半ば以降は、砲兵火力より航空戦力を優先してるだろ。それも戦闘機。

351:名無し三等兵
11/11/25 04:05:13.19
>>350
それもなんとか火力をと求めた末だし
後半の戦闘機超重点主義は地味だがみんなの友達的九九式襲撃機の代替可能だったからであり

352:名無し三等兵
11/11/25 04:07:13.63
さぁ、マイナー戦車話、ネタ総合スレへ行こうか……

353:名無し三等兵
11/11/25 04:07:49.86
>>352>>349

354:名無し三等兵
11/11/25 09:25:20.72
昭和11年上海戦で虎58号と名付けられたビッカース6t戦車はまともな装甲車輌を
もたない日本軍相手にかなりの奮戦したが、砲塔後部に九二式歩兵砲や三八式
野砲の榴弾をうけ、海軍特別陸戦隊に鹵獲された。
その他のビッカース6tも弱装甲のため山砲野砲の直接照準射撃で撃破された。

虎58号は日本に持ち帰られ渋谷で展示されたとか。
戦車はなくとも砲で討ち取った日本軍だったとさ。

355:名無し三等兵
11/11/25 09:38:37.30
ドイツ軍顧問自慢の幾重にも張られた難攻不落と謳われたゼークトラインも
日本軍の砲撃と歩兵の浸透戦術で破られた。圧倒的な兵力で臨んだのに、
まさかの事態に支那軍は恐慌状態で潰走…

それまで日本軍部隊は実戦経験はほとんどなかったが、平時の蓮度の賜物だろう。
内地から急送した三個師団の活躍ももちろんだが、補給戦がみじかいため
砲弾が充分にあったのが勝因。

356:355
11/11/25 09:59:08.69
×蓮度
○練度

×補給戦
○補給線

357:名無し三等兵
11/11/25 10:08:51.75
>>326
Ⅰ号A型が正解
日独伊防共協定締結してるのでドイツ製はマズイってんで、鹵獲写真はソ連戦車と
当時の新聞で報道してる

国民へのクレーム対策と思われ

358:名無し三等兵
11/11/25 10:46:36.25
昔、朝日新聞の読者投稿で戦争の特集を長いこと組んだ時、日中戦争初期に出征してた元陸軍の人が鹵獲した中国軍の弾薬にドイツの国家紋章があって驚愕する投稿があったな

359:名無し三等兵
11/11/25 11:19:31.83
>>354
戦車を撃破する直接の打撃力は砲火なんだから
それが据えつけられた野砲だろうが戦車搭載砲だろうがどうでも良いことだろ

360:名無し三等兵
11/11/25 11:35:27.81
なにこのひと

361:名無し三等兵
11/11/25 11:54:19.19
>>359
それ言ったら火炎瓶や布団爆薬で倒せれば砲すらイラネって話か?
流石にそれは論点が違うと思うがね

362:名無し三等兵
11/11/25 12:07:13.83
>>361
肉攻とは違うだろ
野砲あれば戦車食うのは当たり前に出来るわけで

363:名無し三等兵
11/11/25 12:22:51.08
まあ戦車の相手は戦車、てのはWW2でも中期以降の考え方だからな
それまでの戦車は、あくまでも突破兵器であり歩兵に火力支援するものだった

364:名無し三等兵
11/11/25 12:37:48.49
>>363
突破からの浸透迂回突進は20年代以降の戦車運用のトレンドだぜ
ただ、それで戦車が通る場所には火砲類(主に戦線後方にある砲兵陣地)があるから
その強烈火力で阻止迎撃を行うという発想が最上段にあったというのが実情

砲兵陣地や主要交通路に配置されてる高射砲で阻止しきれず蹂躙されるほど
重装備で高速の強力な戦車が集中投入されるとまで思われてなかったというか
やられて初めて機動迎撃手段が必要だと認識したわけで・・・

365:名無し三等兵
11/11/25 14:12:08.01
対戦車砲とか普通にあるからな
戦車に乗ってるか乗ってないかは機動力の問題
> 戦車はなくとも砲で討ち取った日本軍だったとさ。
というのは日本軍でなくても普通にあること
でなければPakラインなんぞ存在しない

366:名無し三等兵
11/11/25 14:12:34.38
>>364
第2次大戦前の戦車の運用は、大きくわけりゃ歩兵直協と機動運用の二つだが、
前者への対策は対戦車砲、後者への対策は大口径榴弾砲の直接射撃だったってか?

367:名無し三等兵
11/11/25 14:49:41.13
>>366
基本的にはそういう流れ
URLリンク(www.warbirds.jp)
赤軍の例だが、阻止逆襲や砲兵の移動等で対抗するつもりはある
そしてどうしようもないようなら縮こまって守備に徹することまで指示されてる
だけど、砲兵の対戦車戦闘への移行の判断とか、逆襲の適否の判断とか
難しい点がいくつもある
時間も速度もたぶん想定外だったんだろうな
BTやT34持ってる赤軍ですらこれだ(諦めて友軍に期待するあたりは現実的だが)

368:名無し三等兵
11/11/25 16:21:15.36
>>363
騎兵戦車だとか巡航戦車だとか遠距離行動戦車だとか突破後の突進に特化した戦車もあったし、
部隊編成まで行っている。
突破と突進を連続ではなく一挙に行う発想が無い軍も多かったようだが。

369:名無し三等兵
11/11/25 16:44:47.60
>>363
戦車には必要十分の対戦車能力が必要と明確に意識されただけで
対戦車は戦車でと言うと違う気がする
必要に駆られてする事も多いけど

実際戦車の損失は連合国軍、枢軸国軍共に戦車による攻撃でというのは
かなり少なめだった筈

370:名無し三等兵
11/11/25 17:29:28.74
まあ戦車にはあらゆる火器が指向されるからねえ
とはいえ赤軍なんか、戦車を戦線背後に待機させて
敵戦車が突破してきたら迎撃に使うと明記してるわけで

これがT26みたいなのまで45mm対戦車砲を主砲にしてる理由だろうな

371:名無し三等兵
11/11/25 18:05:00.27
>>349
中小国の軍隊、兵器を語るスレの>>169以降辺りとかもいい感じに支那戦車話

372:名無し三等兵
11/11/25 18:08:50.31
>>370
T-26とか運用見たら戦車と言うより自走歩兵砲兼砲塔付き対戦車砲っぽいw
まあ、良くも悪くも歩兵支援戦車だなぁ

373:名無し三等兵
11/11/25 19:28:13.73
国府軍は民国二七年式擲弾筒という擲弾発射器使ってたけど
実績とかはあんまり聞いたこと無いな

374:名無し三等兵
11/11/25 20:11:47.30
加農

375:名無し三等兵
11/11/26 02:46:16.52
曳火

376:名無し三等兵
11/11/26 08:34:59.63
民国27式は十年式の類似品みたいだが
手榴弾用の擲弾筒はなんか中途半端なんだよな

八九式とかL9A1でもまだ半端な感じが拭えない
九九式小迫(破壊力重視)とか米の60mm迫(射程重視)みたいなのがいいんだろうけど
ストークブラン式はある程度重くなるんだよな

377:名無し三等兵
11/11/26 09:26:46.73 TqSOoFRU
L16、36kgがいいなあ

378:名無し三等兵
11/11/26 10:51:58.40
>>260
>>279
展示しているドイツ軍側も五式三十粍固定機銃とは気づいてない(20mmのホ5Bと説明)
URLリンク(www.valka.cz)
URLリンク(www.valka.cz)

ドイツの五式三十粍固定機銃は航空機機銃スレでも入手経路は不明というオチ

379:名無し三等兵
11/11/26 10:55:02.47 TqSOoFRU
G38改造重爆のライセンス生産時にエリコン20ミリFFを輸入して
評価したリポートはないのかえ

380:名無し三等兵
11/11/26 10:55:31.32
と思ったらホ5Bは下の機銃(上から三番目)の説明プレートか。
まぎらわしい置き方だから2番目については何も知らないかもしれない。

381:名無し三等兵
11/11/26 14:35:14.95
八九式は日本軍的には良いんじゃないか?
軽いし威力はそれなりだし、命中率も悪くない
沖縄だと米軍のBAR持ちはこまめに移動しないと
八九式が飛んできたそうだし

382:名無し三等兵
11/11/26 16:33:31.30
>>378
何故ドイツに貴重な日本の陸海軍機銃が何種類も・・・

383:名無し三等兵
11/11/26 17:01:29.13
試製機動五十七粍砲はなかなかカッコいいな
砲はわるくないんだが、砲弾が癌で47mmと貫徹性能がかわらんというオチ…

ソ連軍のZIS4 57mm対戦車砲は3.14kgの徹甲弾で初速1000m/sで発射、30度傾斜の
70mm圧延鋼板を貫徹できた
1941年7月の生産開始から、いったん生産中止になるまでの12月1日までの生産
数は133門
コストが砲身以外は同じ部品の76.2mm野砲ZIS3の12~14倍だった
                     (古是三春氏の記事ソース)

いやはや、砲身命数が900発未満なのもともかく、高初速の砲身は高いんだなあ
1943にZIS4は生産が再開されるが、ネックのひとつが価格にあったのも
間違いないだろう

384:名無し三等兵
11/11/26 17:08:29.16
三野さん推しの初速1000m/sの65口径10cm高角砲も価格が12.7cmより
半端なかったと思われ

385:名無し三等兵
11/11/26 17:24:51.74
>>383
どこのソースか知らないけど、試製57mmは47mmより格段に貫徹性能はいいよ
試製57mmよりやや低初速の馬式57mmを使った比較試験でさえ47mmを軽く上回ってる

問題はそれですら不足とされるくらい、こっちの砲の開発速度を相手の装甲強化が上回ってたこと
牽引重量が当時生産中の機動90式野砲並ってのも地味に効いてるのも間違いない
似たような重さで似たような貫徹力なら野砲増産の方が榴弾威力も大きくて潰しが利くだけ良い

これは推測だが
新規に他砲で使用する予定のない徹甲弾を使う砲を配備することに忌避感もあったかもしれない

386:名無し三等兵
11/11/26 17:27:13.16
× 馬式57mm
○ 改造馬式57mm

387:名無し三等兵
11/11/26 18:21:26.20
試製一〇〇式徹甲弾による55mm厚第一種防弾鋼鈑に対する貫徹成績
(昭和十五年十月十七日実施)

改造馬式五十七粍砲 侵徹限界存速380m/s 相当距離2000m (初速不明、800m/sとして計算?)
試製四十七粍砲 同440m/s、約1300m
ラ式三十七粍対戦車砲 同570m/s、約600m
九四式三十七粍砲 射貫不能

個人的にはカタログスペック的には貫通可能なはずの九四式三十七粍が
無慈悲にも「射貫不能」で片付いてるのが意外といえば意外

ただし、この試験はあくまで改造馬式と試製四十七粍がメインなので
比較対象でしかない九四式は一旦射貫出来なかったという結果が出ただけでよしとして試験を止めた可能性もある

388:名無し三等兵
11/11/26 18:24:39.56
>>385
すまん、佐山本「歩兵砲その他」でなく大昔の戦車マガジン記事再編集
「知られざる日本の兵器」の竹内記事のほうをソースにしたわorz

やっぱり記述内容が旧いんだな

389:名無し三等兵
11/11/26 18:45:04.32
英6ポンド砲は5cmPAK38より三割威力増しと云われているが、ドイツ側が
7.5cmPAK40が主力にするとかなり分がわるいしね。

ドイツの場合、東部戦線でPAK40を榴弾つかって野砲がわりに使う局面が多かったそう。
弾量が5cm級より有利なのは言うまでもない。
野砲対戦車砲の統合をめざし、同じ砲身で仰角とれるFK7M85、FK7M59野砲を開発する。
いずれも生産が10門程度だが。

390:名無し三等兵
11/11/26 18:55:18.33
戦車と同じく対戦車砲も榴弾を使う局面は多かったようだ

そうなると五十七粍速射砲に駄目出しが掛かるのもわかる
意外にM4中戦車相手なら結構やりそうだが
九四式山砲、機動九〇式野砲、機動九一式十糎榴弾砲の生産を圧迫する事確実だし
上記三砲は対戦車砲として五十七粍速射砲並みか上回る能力がある以上
史実の大日本帝国で43年にまで採用がずれ込めばお蔵入りは仕方ない

391:名無し三等兵
11/11/26 19:18:55.40
PAK38のスケールアップ版PAK40、PAK41/43

おなじノリで日本陸軍も一式4.7cm速射砲の形の拡大で7.5cm、10.5cm口径の
対戦車砲を制式化したら愉快だったな

392:名無し三等兵
11/11/26 19:36:12.40
まあ山砲が対戦車砲というか直射火器として試製57mmを上回ることはないと思うけど
タ弾の配備があれば近距離限定なら一定の対戦車性能は持てたからねぇ
(しかも57mmより貫通力が上回る距離さえもあるだろうからなあ……)

393:名無し三等兵
11/11/26 19:46:14.12
>>392
前スレ読むと山砲はタ弾でM4中戦車の正面抜いて撃破してるし
当てれば対戦車能力は上回るかも

394:名無し三等兵
11/11/26 19:46:47.04
PAK41 7.5cmゲルリヒ砲の図面、砲身、砲弾は潜水艦輸送でなんとか日本
にたどり着いた。
しかし、なんといっても同時の届いたタ弾だろう。
これがなければM4に一矢報いる局面がきわめてすくなかったろうね。

硫黄島、沖縄で米軍戦車の土嚢を装甲に積み上げたり、板を張ったのは
吸着爆雷をはじめとするタ弾対策だったし。

395:名無し三等兵
11/11/26 19:51:30.31
九四式山砲と九一式十糎榴弾砲向けのタ弾ってどれ位生産されたんだろ?

396:名無し三等兵
11/11/26 19:52:38.75
貫通力だけで対戦車能力を見たら片手落ちだけどな。
動目標への命中率というか初速とか高低転把と左右転把の一人操作とかも重要。

397:名無し三等兵
11/11/26 19:53:23.87
>>389
>野砲対戦車砲の統合をめざし、同じ砲身で仰角とれるFK7M85、FK7M59野砲を開発する。
ラッチュバム的発想だなw

398:名無し三等兵
11/11/26 19:55:49.13
>>385
>牽引重量が当時生産中の機動90式野砲並
日本が参戦した時には、全周砲架付きの(日本軍の基準で見れば
贅沢な重さの)2ポンド対戦車砲を自動車牽引してたイギリス軍が羨ましい

399:名無し三等兵
11/11/26 20:08:34.78
一人操作と言えば、三式砲戦車に載せてた戦車砲は
砲手だけだと動く敵に対して発砲しても当たらない代物だしな
砲手が照準してタイミングを合図して操縦手に
引き金というか紐を引いてもらわないといけない

400:名無し三等兵
11/11/26 20:08:55.43
一式速射砲は生産門数が推定2300程度と日本軍の基準では大量生産なんだが、
配備が独立速射砲大隊で偏ってるからな。

やはり歩兵に万遍なく配られた低初速の連隊砲、山砲でこそ威力を発揮する
タ弾の特性は日本軍のニーズに最適だっただろうね。

401:名無し三等兵
11/11/26 20:18:25.67
>>396
ドイツも鹵獲F-22鹵獲してPAK36に野砲から対戦車砲改造するさい、ユニバーサル・ジョイントで
照準手側に方向射界、高低射界を操作できるよう転杷の位置を変更した。


402:名無し三等兵
11/11/26 20:18:51.80
>>398
更に英軍そして米軍は6ポンド/57mm対戦車砲を大量使用……

403:名無し三等兵
11/11/26 20:26:35.91
>>394
吸着地雷は成形炸薬じゃなかった気が。

404:名無し三等兵
11/11/26 20:29:21.09
米軍の高射砲身流用の3インチ対戦車砲は重すぎたらしいね。
あまり当時の写真で見られない、バルジ戦ぐらいで。
それで57mm砲が好まれたそう。

405:394
11/11/26 20:37:26.92
>>403
ノイマン・モンロー効果は刺突地雷の間違いだね
申し訳ない

成型炸薬弾にくわえ、地雷の磁力利用を無効の点で米軍が装甲に板張りしたのも
事実だったことを察していただきたい


406:名無し三等兵
11/11/26 20:46:54.45
>>404
機動九〇式野砲の牽引車にも事欠いた日本からしたら贅沢な話だw
機動五十七粍速射砲も生産余力と牽引車が居れば花開いたろうに

407:名無し三等兵
11/11/26 20:48:11.21
そういや吸着対戦車地雷て日独しか投入してないんだよね

408:名無し三等兵
11/11/26 20:50:50.83
いや、磁力でなくトリモチひっつき式のやつが英軍で…

409:名無し三等兵
11/11/26 21:14:29.96
沖縄戦のM4はハッチに鉄筋の棘を溶接したりごつい装甲板のスカート溶接したり
すごいんだよ。M6重戦車(日本軍はM1と呼称)のスタイルそっくり!
案外、沖縄で米軍新型重戦車出現の報告もM26でなく、これの誤認だったかもな。

硫黄島で一式速射砲やら肉薄攻撃にさんざ懲りたからだろうな。

410:名無し三等兵
11/11/26 21:21:58.42
鉄筋の棘ってチクチク立っているの?
吸着爆雷とかの肉薄攻撃で手が届かないようにって意味なのかな?

411:名無し三等兵
11/11/26 21:26:01.83
やはり生産余力と牽引車の数が追い付いて
機動九〇式野砲が史実より多ければ……と悔いが残るな

412:名無し三等兵
11/11/26 21:26:45.74
ハッチを施錠してても、日本兵は大バールでこじって開けてくるからね。
すこしでも手榴弾投げこまれにくいようにの苦肉策でしょ。

413:410
11/11/26 21:30:01.13
>412
サンクス
大バール、、、そういう意味か、、、

414:名無し三等兵
11/11/26 21:30:37.00
そら米兵も対日戦でもM4中戦車じゃ駄目だと泣き言言うわ

415:名無し三等兵
11/11/26 21:36:20.16
M4の側面装甲38mmだからね。
やすやす日本軍の47mmでぬける厚さ。
この位置は弾庫で防御のウィーク・ポイントなもんだから、パッチの増加装甲
やら湿式弾庫の改良をうけるわけで。

416:名無し三等兵
11/11/26 21:38:13.77
なんというかさ、風の谷のナウシカのドルグの自爆兵相手にしている様な感じだよな

417:名無し三等兵
11/11/26 21:42:09.37
宮さん、戦車ヲタだからね
押井さんも

418:名無し三等兵
11/11/26 22:13:17.76
>>400
5cm Pak38の生産数は1940年~45年で9568門
7.5cmPaK40の生産数は1941年~45年で23303門

欧州ほど対戦車戦闘を重視せず1942年と登場も遅ければ
日本の生産力で3年間弱で2300門・・・意外と多いかもね

419:名無し三等兵
11/11/26 22:19:21.36
南方で一式速射砲をクレーンで揚陸してる写真があるんだが、当時の
最新型だっただけに不許可の検閲スタンプが押されてる。

420:名無し三等兵
11/11/26 22:50:18.05
>>418
大日本帝国の工業力を考えたらかなり頑張ったと思う

421:名無し三等兵
11/11/26 22:55:22.46
海軍25mm機銃、十年式12cm高角砲の生産数も日本軍的には凄いと思う

422:名無し三等兵
11/11/26 23:12:19.41
本土における高射砲、高角砲、高射機関砲の配備状況ってどんなもんなんでしょう?

423:名無し三等兵
11/11/26 23:35:46.18 +ekuoskL
十糎級の高射砲をもう少し作って欲しかった……
戦前に十四年式以外にもあれば

424:名無し三等兵
11/11/27 00:27:49.09
大口径の高射砲整備するだけではね…

どうも日本軍は軍ヲタと同じく、兵器カタログデーターの数字はかなり意識
してるが、威力をより増す相乗効果を期待できる周辺機器の開発は低調だった
気がする。
遠隔操作の射撃統制装置なんかは二式機関砲で実験してるが、VT信管とか
レーダーの類ね。

日本は八木アンテナなんて世界的に先進的なものを発明してるが、シンガポールの英軍施設
を占領しアンテナ現物を鹵獲してはじめて、その重要性に気付いたぐらいで。

425:名無し三等兵
11/11/27 00:31:03.04
陸士海兵の教育はそんなに理系科目を軽視していたとは思えないんだが、なんでだろうね
レーダー関係はそんなに正面装備とリソースがバッティングする分野でもないだろうし

426:名無し三等兵
11/11/27 00:37:36.36
当時の日本はほかの列強以上に陸海軍工廠の兵器の製造レベルが大概、民生品の
品質と隔差してすぐれていたもんだから、
民間技術者の発明だった八木アンテナなんて蔑ろにしてたかもしれないね。

427:名無し三等兵
11/11/27 00:37:44.40
>>424
陸軍って海軍よりレーダー、電子戦関連に熱心だった位で
高射指揮装置とかも相応の熱心さで開発してた筈だからそれは偏見では?

VT信管も高射砲周りの周辺機器あればこそだしなあ

428:名無し三等兵
11/11/27 00:39:54.01
でも電子機器というか下手すりゃ無線用の真空管だってニッケルは正面装備優先で
回ってこないから代用品、金属真空管はまともに作れない。電線だってゴム引きはもともと
ゴムが高いから紙まいて塗料、でも粗製品が多くて断線、若しくは錆びるなんて部品が
全部とは言わんが混じるような状況でまともに動くのを試作品ならともかく数揃えるのは
無理でしょ

日本が遅れていたのはまさにその分野なんだし。2式大艇だっけ?ゴムパッキンが甘くて
機内にガソリンの匂いがしてタバコなんか吸えなかったとかいうのは

429:名無し三等兵
11/11/27 00:41:58.31
陸軍のレーダー開発は一応戦前ドイツから帰国した使節団や
他の欧州諸国から帰国した武官の進言でそれなりの基礎体制は
育ちつつあった筈だし

南方の孤立してそうなとこでも高い樹木にレーダーくくり付けてる写真とかもあるし
イメージよりは熱心だったと思うんだがなぁ

430:名無し三等兵
11/11/27 00:44:03.32
むかしのNHK番組
ドキュメント太平洋戦争「エレクトロニクスが戦いを制す」
でやってたな



431:名無し三等兵
11/11/27 00:46:21.77
まあ、陸軍も海軍も心底馬鹿じゃないから
当時の知識ではそもそも思い至らないだろうって事は別にして
並みの軍オタが指摘するような問題点には気付いてるし
なんとかしようとしてるw

432:名無し三等兵
11/11/27 00:48:16.31
>>429
ヌンホル島の樹上レーダー写真とかね

熱意は日本軍にもちろんあるんだが、さすがにアメちゃんには技術で追いつかな
かったというのが真相

433:名無し三等兵
11/11/27 00:51:53.83
資源の乏しさに加え、軍需だけでなく民間の基礎工業力と産業規模がほかの
列強にくらべ低すぎるんだよ(イタリア除く)

434:名無し三等兵
11/11/27 00:59:14.79
>>433
一部除くと基礎工業力の部分はイタリアにも負けてるかも……

435:名無し三等兵
11/11/27 01:03:21.10
GDPは日本のほうが上だったんだがな・・・
だが人口はそれ以上に多かったから日本のほうが貧乏だったのかも

436:名無し三等兵
11/11/27 01:03:33.32
クルマはイタ車が戦前でもレースで活躍してるしね。

設計思想こそ旧いが、確実な作動性と仕上げの上質さでベレッタ短機関銃は
ドイツ軍でも連合軍でも大人気だったよね。

437:名無し三等兵
11/11/27 01:05:03.80
確か年割の戦費だと大日本帝国はイタリア王国(分裂後込み)に負けてたような……

438:名無し三等兵
11/11/27 01:10:22.50
>>437
うん、毎日新聞社「日本の戦史 日本陸軍史」の円グラフでイタリアのほうが上

為替レートの関係もあるが、より貧乏だったおかげで少ない戦費でイタリア
以上に航空機と艦船を生産できたという面もある

439:名無し三等兵
11/11/27 01:18:00.04
準備不足も影響してそうだが>>イタリア
日本以上に無資源国家だし

440:名無し三等兵
11/11/27 01:28:58.56
イタリアは一次大戦の旧式砲でも機械牽引を意識してゴム輪帯つきに
改修してるのは、日本以上にモータリゼーションが発達してたから
さすがにスポーク転輪の砲を台車で運搬してる写真はあるけど「このままじゃ
やばい…」と思ったんだろう

あと、重トラックを改修して自走砲にするのは日本以上に積極的

441:名無し三等兵
11/11/27 01:33:21.10
まあ、腐っても欧州列強の末席だし自動車産業の裾野は日本より良い感じに広い

442:名無し三等兵
11/11/27 01:40:12.96
むかしクラシックカーでアメリカを長距離レースする番組あってさ。
日本製ダットサンの板バネが折れてエンコしてたよ。

当時の冶金技術のせいだろうな。経年劣化ももちろんだが。
これをプレス機で鍛造してスプリング刀こさえたらえらいことだったろうと思う。

443:名無し三等兵
11/11/27 02:50:06.32
へタリアネタで
アンサルトの20cm榴弾砲をコピ-しなかったのは輸送がうまくいかなかった
のも事実だが、威力や操作性のメリットが十五、二十四糎榴弾砲にくらべ
さほどなかったのも原因
これは当時の旧軍資料でもあきらか
四五式二十糎榴弾砲は威力が中途半端として、すべてロシアに売却してるしね

ドイツも口径21cmは失望してて17cm、24cmに生産をシフトしてる

444:名無し三等兵
11/11/27 03:07:53.39
今「ザ・パシフィック」観てるんだけど、第4話のニューブリテン島の戦いで
皇軍が航空偵察対策か木角材と縄で10Hか15Hのデコイを作って
周囲に軍服着せた藁人形を置いてるシーンがあって興味深い
航空機だと九州の6FAが似たようなことやってたけど、火砲もよくしてたのかな

>>427
>>429
なんというか、「皇軍のレーダー軽視」って変に解釈されてるきらいがある
それこそ「日本の火砲生産数は少なすぎ。皇軍は砲兵軽視で歩兵の白兵戦至上主義~()」並

帝国陸軍は大戦中後期には外地や内地の主要地帯には実用品を配備してたもんね


445:名無し三等兵
11/11/27 03:14:35.87
>>422
上でもちょっと触れられていたけど必読の神サイト
URLリンク(www7.big.or.jp)

446:名無し三等兵
11/11/27 04:59:38.10
>>443
あの当時としては陸戦で使うなら20cm級より24cm級か17cm~15cm級が良かったのかなあ?

>>444
陸軍に関してはレーダー開発を特に忌避する理由(実際は海軍も言う程評価してなかったって事も無かったようだが)もないしね
特に陸軍は要地、都市防空の責任も担ってるし
本土に敷いた或いは敷こうとしたレーダーシステム、体制は規模的には相当だし
発想だけなら後のバッジシステムに繋がるような物みたいだ
最近陸軍のレーダー開発に関してはかなり評価されてるようだけど
日本陸軍らしく発想だけならびっくりする程超健全である意味先進的みたいな

>>445
このサイト凄いなw

447:名無し三等兵
11/11/27 09:23:50.04
>>444
>>446

日本はレーダーを軽視してたとはいえないが、米英独に技術と性能そして配備に数年、または
それ以上遅れていたのは事実でしょ?戦時に数年差はかなり大きい。

ガダルカナル周辺の海戦で夜戦に絶対の自信があった日本海軍がレーダー装備
の敵を相手にして、じょじょに戦況が傾いていったのも、後年レーダー軽視
の誤解を招く説を生むことになったし。

448:名無し三等兵
11/11/27 09:28:48.56
>>447
日本の軍事科学技術は全般的にどれも、欧米諸国から数年~数十年遅れてたわけで
遅れてたと軽視してたは全く別の話ではないかと

449:名無し三等兵
11/11/27 09:39:39.63
それが欧米に絶望的なまでに遅れてたことを認めたくない人間が多いらしくてね。
「軽視」に転嫁すればココロの傷がすくなくてすむもんでね。

60~70年代の大和、零戦に代表されるミリタリーブームや海軍善玉説なんかに
影響あたえてると思う。

450:名無し三等兵
11/11/27 10:04:15.93
『らしくてね。』
『思う。』

451:名無し三等兵
11/11/27 10:16:21.45
レーダー射撃に限って言えば命中精度はレイテ沖ではほぼ互角だっけ?
もっとも絶対数は揃えられえないけど

452:名無し三等兵
11/11/27 10:24:51.46
火砲を生産しても砲身素材はクルップから輸入してた>四五式20、24糎榴弾砲
このあたりの冶金技術のギャップは縮まるどころか、30年代40年代の技術進歩
で却って拡がったかもしれないね。

欧米列強は射程増大のため初速あげて腔圧増大、長砲身の砲をつぎつぎ開発
してるから。
重量を抑えながらも強度と砲身命数を増す技術トレンドに日本はついていけたろうか?

453:名無し三等兵
11/11/27 11:06:28.56
>>451
水上射撃の電探て、凄く正確で素早く距離を算出する測距儀でしかないし
仕組み的に精度や早さは作れた時点で充分すぎるものになるしね

454:名無し三等兵
11/11/27 11:22:27.08
>>452
何でもかんでも冶金に纏めちゃうとちょっと話がややこしい
テクノロジーのレベルの違いと、規模等の違いをごっちゃにしちゃうと駄目
四五式榴弾砲の素材が作れなかったのは、規模のほうが問題だし
また砲身命数は鉄の技術ではなく、火薬技術だし
同級口径同級重量の日欧火砲では初速や命数も大差ないし
導入されてる技術でも隔たりがあるわけでも無い。
差を探すなら、新しい技術はどれも欧米出自で日本は後追いであるというだけだね。

455:名無し三等兵
11/11/27 11:37:00.39
>>443
メリットがないなら戦時中に二種類も試作しないでしょう
イタリアからM35を運べなかったから試製二十糎臼砲と試製二十一糎榴弾砲
をわざわざ自前で試作したのでは?

Mrs 18が生産中止になったのって赤軍に射程外から攻撃されたからでは
米ソは普通に運用してるし

456:名無し三等兵
11/11/27 12:32:38.89
>>454
砲腔内の磨耗、焼蝕での命数は発射装薬の燃焼による高温、高圧、火薬ガス
による化学変化に影響されるんだが、火薬技術だけの問題ではない。
内燃機関だって高出力高回転、高圧、高温の過酷なレース用エンジンは材質からして
民生用のクルマとはちがう特別誂えだし。
特種アルミの鍛造ピストンとか(市販車だと大抵鋳造)

冶金技術も大いに関連があるよ。

>>455

…それは、陸軍の装備体系の中において二十糎榴と二十四糎榴のどちらを開発装備
することが有利と考えるかが問題であったが、結論からいうと、弾丸効力では
二十榴は二十四榴にはとても及ばず、ほぼ十五加砲と同等であった。
発射速度は二十榴は十五加より劣るが、二十四榴と二十榴との差は、二十榴と
十五加との差ほどではなかった。
これから考えると、二十榴は二十四榴に較べて弾丸効力が劣り、他の諸条件でも
これに勝るとは思われず、一弾の威力が最も大きい二十四榴と、十五加を
採用するのが一番良いということになったのである。

「知られざる日本の兵器 九六式二十四糎榴弾砲 佐山解説」

…とは解説してるが、陸軍の重砲関係者で実権握ってた将校も何人かいただろうし
けして一枚岩でなかったとみるのが自然と思われ。

Mrs18はほそぼそ終戦まで生産してるんだけどね、対砲兵戦を想定した軍砲兵
装備としては射程が短かったのと、砲弾威力の半端さだね。同じ砲架つかった
17cm K18に生産の主力がシフトした。
米ソの20cm砲はまた思想や運用状況が異なるだろう。

457:名無し三等兵
11/11/27 12:43:20.29
>>456
いや砲身の磨耗と命数はほぼ無関係なんで冶金は無関係と言って良いんだ
命数とは燃焼ガスが弾とライフルの隙間を吹き抜けてしまい、初速が低下することで
この初速の低下は砲身の磨耗の一種だけどちょっと特殊な条件で
ほぼ一箇所、弾(弾帯)がライフルに食い込む寸前の間隙を
ガスが弾より先に吹き抜けようとすることで発生する。
で、これは弾がライフルに食い込むまでの僅かな一瞬
燃焼開始点での圧力を抑えることが殆ど全てなんだよ。

だから装薬の調整を行っただけで戦後のアメリカ戦艦の命数が三倍になった
エンジンのピストンとはちょっと違うのだね(ピストンもとあるポイントで劇的に変わる)

458:名無し三等兵
11/11/27 12:59:49.14
>>456
攻守城砲として中途半端ということであって野戦重砲としては別問題では?
M35は十三屯牽引車二輌で牽引できるし布置に20分しかかからない

火砲、牽引車体系でも野戦重砲扱いだし

459:名無し三等兵
11/11/27 13:01:24.06
>>457
レスありがとう
装薬の影響はもちろんわかるんだが、耐焼蝕性能に適した金属分子組成や
砲身製造時の熱処理や加工技術なんてものがまったく命数と関係ないとも思え
ないんだが…

460:名無し三等兵
11/11/27 13:14:51.61
>>458
内地や朝鮮の要塞据付砲は鹵獲品だったり海軍保管転換やら口径が雑多なんだけど、
攻城砲でも戦地に持ち出す以上はある程度口径の整理をしたかったのも
理由のひとつかと
砲弾補給の点で

461:名無し三等兵
11/11/27 13:41:47.60
機動牽引十五加、二十一榴が実現しなかったのはカネと時間と生産能力
がなかったヘレン・ケラー的三重苦から

…牽引車など他分野の工業インフラ整備と、単純に基礎技術の点でも大いに問題はあったはず

462:名無し三等兵
11/11/27 14:08:27.31
>>451
>>453
サマール沖なんかは最近ネット上や商業媒体(最近だと少し前の丸か?)で言われるように
一時期言われたような悲惨な状況ではなかったみたいね
スリガオの米艦隊も理想的な状況だったがこっちは逆に下駄履かせ過ぎの評価だった

米海軍さん曰く帝国海軍の砲術の腕は別に悪くない
だが着弾範囲狭すぎ、散布界小さすぎとの事で
一定以上の距離の艦対艦水上砲撃の性質を考えると
ご指摘ごもっとも……と言うしかないw

サマール沖に関してのみ言えば散布界がもう少し適切な広がりをもっていれば
与えた損害は更に増えたかもね

463:名無し三等兵
11/11/27 14:25:00.38
要塞砲にやたら二十七糎加農が多いように見えるのはイタリア経由と直接でドイツの影響?
あんま日本的と思えない口径だよね

464:名無し三等兵
11/11/27 15:02:10.56
>>459
耐力を改善することは無意味ではないけど
溶接トーチでごく一部を焼き切ってるようなもんなんで
材質はもちろんやらなきゃいけないけど
溶接トーチを弱められれば、それで終了ってのも事実

465:名無し三等兵
11/11/27 15:22:20.40
>>462
うろだけど
それ皮肉で「散布界狭くする努力より位置予測とか測距とか他に改善点あるだろ」って意味だったかと
方向は合ってるけど距離が合ってないか、距離は合ってるけど方向があっち向いてホイだったもんで
なかなか当たらなかったって話じゃなかったっけ

466:名無し三等兵
11/11/27 15:54:35.09
>>465
日本海軍は確か距離がかなり甘めだった気がする

467:名無し三等兵
11/11/27 16:05:48.64
測距が甘いまま同一諸元で夾差を目指して撃ち続けてたから
撃たれてる方から見ると近弾や遠弾のまま延々と狭い範囲に水柱が林立してるんで
( ゚д゚)ポカーン状態だったそうな

黛さんが戦後必死になって言い訳してた点だね

468:名無し三等兵
11/11/27 16:12:08.77
ある意味日本海軍の砲撃は実戦で訓練の成果をバッチリだしてるなw
ただ測距が甘いし、なのに散布界は小さいからまぐれ弾もあんま期待出来ないし
早い段階でサマール沖とは言わないまでも主力が参加する
昼間水上戦に直面してればかなり改善されたかも?

469:名無し三等兵
11/11/27 16:31:05.96
修正が甘いってのはソロモンなんかで日本側も米砲撃に言ってるし
当時の艦砲射撃の多くは初弾みてテキトーに修正決めて
あとは連射しつつ見るって奴なんで
スコールと煙幕で同一目標への持続観測が殆ど出来てないのはきついね
それに戦前の演習でも結構この手の問題は各艦でやってて
対処手段はとにかく沢山の測距儀を動員することなんだそうだけど
主砲以外の測距儀は駆逐艦や敵機追うのに使われてるし、どうしてもね・・・。

470:名無し三等兵
11/11/27 16:59:03.43
理想的な状態だったであろうスリガオ海峡の米艦隊を見れば
当時の水上射撃の限界がおのずとわかりそうだな

471:名無し三等兵
11/11/27 17:05:51.16
理想的な襲撃状況だったのに舵の利きが悪い扶桑山城相手に
魚雷を全部外す魚雷艇部隊って

472:名無し三等兵
11/11/27 17:12:37.66
まあ総勢僅か7隻の相手なんで
魚雷艇の攻撃が完全に成功してたらそこで終わってたよね・・・

473:名無し三等兵
11/11/27 17:22:44.28
>>471
魚雷艇は犠牲になったのだ
味方の駆逐艦以上の艦艇の攻撃のアシストとして

474:名無し三等兵
11/11/27 18:25:48.56 tnUxQM+u
そういやスリガオ海峡戦って米側の砲撃も結構低率なんだよね?
艦上からの水上目標射撃はかくも難しいのか……

475:名無し三等兵
11/11/27 20:44:08.78
>>358
中国戦線でドイツ兵器やイタリア兵器を鹵獲した時には、
鹵獲したフランス兵器だとかソ連兵器って書いて靖国に飾っていたんだっけ。

476:名無し三等兵
11/11/27 20:50:26.44
イタ兵器はあんまりなかったと思うが、ドイツ製は全てソ連製としてたな

477:名無し三等兵
11/11/27 22:08:15.03
確か国府や各軍閥ってイタリア兵器やフランス兵器も結構買ってるよね?

478:名無し三等兵
11/11/27 23:29:20.54
日本陸軍の砲兵火砲の運用の詳細を書いた書籍ってありますか?

479:名無し三等兵
11/11/28 06:30:39.94
砲兵沿革史じゃね?
本来非売品だし、古書価が半端ない。
おれも入手したいとは思うが、国会図書館あたりでコピーしたほうが、まだ
安上がりかもしれない。

480:名無し三等兵
11/11/28 15:58:36.26
砲兵沿革史みたいなのこそ電子書籍化して売って欲しい
まあ、形ある本として欲しい気もするが

481:名無し三等兵
11/11/28 16:27:29.13
前スレの重砲兵連隊の装備でスコダ式12cm加農というのがあったが、
斯加(シュナイダー・カネー)式12cm速射加農のことなのかなぁ?
発音が似てるし。混同の結果で。

それとも加式/馬式12cm速射加農なのか…
明治の輸入砲は尾栓形式をさしてかならずしも製造国と一致しない例があったりな。

日本海軍艦載砲は尾栓形式で年式が変わるんだったな。

482:名無し三等兵
11/11/28 16:45:16.41
シュナイダーはアンサルドとシュコダの実権を握ってたそうだ>佐山本
イタリアの105mm軽榴弾砲はM1913のライセンス生産だし、
ポーランドは開脚式に改造してたりするな

483:名無し三等兵
11/11/28 17:16:16.84
当時の大日本帝国に火砲、砲兵装備納入してた欧州の軍需産業関連企業ってどん位あるんだ?

484:名無し三等兵
11/11/28 17:35:41.66
明治だと、照準器、測距儀なんて光学兵器ふくめりゃ20社は軽くいくんでは?
時代は下って大正、昭和初期の重砲牽引車もホルト・トラクターだし
三十一年式速射砲のパーツも多くがドイツ製、フランス製だ
日露戦争だと、欧米に砲弾を相当数製造委託してるだろう

485:名無し三等兵
11/11/28 19:03:53.60
>>474
お互い動目標だからね
いくら当時としてはレーダー、機械式弾道計算機(現在のコンピューターの前身)、基線長
のながい測距儀なんて高級な機材を搭載してても波のピッチ振幅はあるし
当時の技術でスタビライザーなんててんで信頼できない出来だろ?
戦車でM4のやつとか…

遠距離砲戦の命中率は微々たるものだろうね

486:名無し三等兵
11/11/28 19:06:44.73
大砲どころか、小銃の銃身用鋼材ですら八幡製鉄所が稼動するまでは
欧米から輸入してたハズ。

487:名無し三等兵
11/11/28 20:16:23.90
ちょっと高度な加工する工作機械なんて、満州事変ぐらいまでほとんど
欧米製だよ。
その後、軍の国産愛護精神奨励で日本製のシェアがふえたが、生産現場ではありがた
迷惑だったかもしれない。
陸軍のトラックも戦地ではフォードやシボレーが信頼性や重量比馬力で圧倒的に
人気があったのと同じく。

長期的視野でみれば国内産業の育成目的でまちがってないんだが、まだ工業
インフラがぜんぜん未熟なうちに、貴重な外資の優良企業を政策で締め出し
てしまうのだからね。

488:名無し三等兵
11/11/28 20:24:21.18
>>487
フォードを追い出した時にヘンリー・フォードが「戦争になったら、その時は
工場ごと接収すればいいじゃないか」って言ってたそうな。
ドイツのオペルはその通りだね。日本じゃ一貫生産は無理だから、
オペルみたいには行かないのかな?

489:名無し三等兵
11/11/28 20:28:14.20
オペルはGMの子会社みたいなもんだったかな。
フィアットの小型乗用車がフランスのシムカと同型のはず。

490:名無し三等兵
11/11/28 20:50:11.97
牽引車のトーションバー・サスペンション試験でも技師が転覆事故で殉職して
開発がチョンとか…
素直にドイツに仰いで技術導入したほうがよかったんでないか?

491:名無し三等兵
11/11/28 21:17:29.21
URLリンク(www.ibiblio.org)

492:名無し三等兵
11/11/28 21:22:08.74
>>491
ほほう!
アームストロング製20cm砲の搬入作業ですか。ありがとう。
LIFEの十年式12cm高角砲の人力搬入作業が次点くらいか。

493:名無し三等兵
11/11/28 21:37:35.68
>>488
それって皮肉なんかなあ?
でも、フォードって割りと枢軸国に同情的だから
素でそう思ったのか?

494:名無し三等兵
11/11/28 21:49:48.41
>>493
出自にもよるだろうね。現在アメリカの白人でいちばん多いのはドイツ系だし。
フォードはわからないけど。

一次大戦まえのイギリス王室なんかは、ドイツの血がかなりはいってるし。
先祖は同根という意識だから、捕虜の扱いは英独間で紳士的だったとか。

495:名無し三等兵
11/11/28 21:54:41.80
NHK「日曜美術館」でアメリカに帰化した、もとドイツ人が一次大戦従軍
で持ち帰ったフリッツ・ヘルメットに胡桃をいっぱいにした絵を描いてるの放映してたな。

496:名無し三等兵
11/11/28 22:12:26.67
いやヘンリー・フォードは反ユダヤ主義者としても有名だし…
ナチスから勲章までもらってる
結構黒い

国外資産の国有化って、WW2後は当たり前になっちゃうけど、当時だと相当破天荒なことだったはずだけどな
フォードにそんな発想があったことのほうが驚きっていうか
国内民間資産だと、日露戦争前後の鉄道国有化とか例があるけど
まあ当のアメリカ資本は、オペルもドイツフォードも、国有化なんてされなくてもナチスの戦争遂行に大車輪で貢献してるんだけどねw

戦前日本の場合は、ノックダウン生産状態から関税政策や優遇税制とかで国内での部品調達率を上げさせて産業の裾野を広げていくべきだったのは疑いない
内燃機関にタイヤつけて地面走らせたら自動車で、プロペラつけて空飛ばせたら飛行機だしなw
転用応用できるものは多い
民間でやれることは自前でやらせないと、いくら国の研究開発費があっても足りないし

497:名無し三等兵
11/11/28 22:22:17.45
それ言っちゃうと自動車用高速ディーゼルの開発を奨励して一種の国策事業としてしまったのは惜しい点かもね
ガソリンエンジンだったら小型自動車から航空機まで類似技術で行けるけど
ディーゼルは点火関係とか別物だからなぁ

まぁ具体的には点火栓品質の向上に繋がってたかもしれないと思うんだけど
逆に点火栓不良で車輌一般全部酷い稼働率になってた可能性もあるからなんとも

498:名無し三等兵
11/11/28 22:33:34.82
戦中の戦車開発技術者はエンジン運搬車って自嘲してるんぐらいで。
ディ-ゼルエンジンの重量と容積、排気量のわりに発生出力低いもんだから。

戦中では試行錯誤の連続でようやく戦後に技術が花ひらいた感じだね。
やはり技術の熟成には時間も必要かと。

現在、いすずのディーゼルトラックは建設業界で人気No.1だ


499:名無し三等兵
11/11/28 22:43:22.46
>>487
昭和10~14年は自動車が年率10%以上の増加率だったわけで
この当時としては猛烈な成長市場を外資に押さえられたら
日本の自動車産業の立ち上がりは絶望的に遅れたかと
戦後だって各種の外車排除政策や製造会社の集約をしてやっとなんとかだったんだし

500:名無し三等兵
11/11/28 22:48:57.35
>>497
一部の軍用以外はガソリン車しか事実上存在してないわけだし
自工の開発した統制一〇〇式というアタリを引いた時点で
各社のゴミディーゼルの開発は事実上頓挫したわけだし

点火栓は戦前~戦中に大いに性能向上したし(不良は粗製濫造も大きい)
白金なんて高級素材は無理なんだから史実以上を求めても・・・

501:名無し三等兵
11/11/28 22:50:23.60
戦後日本の自動車産業みて、アメリカ戦略爆撃調査団は「こりゃ、日本は到底勝負
になりませんネー」で放置プレイ、その結果が…

航空機産業はさすがに侮れんで、徹底的に潰したけどね。
火砲も、おそらくスルー対象のはずで日本側は資料処分までしなくともよかったかもしれない。

502:名無し三等兵
11/11/28 23:09:29.87
戦中の日本工業はすこぶる歪なんだよな。半完成品の航空機を未舗装の牛車で曳いてたり。
ふつうの国はまともな自動車産業を育成できて、はじめて航空機開発への流れ。

帝國陸海軍の航空優先路線は間違っていないにせよ、ちょっとねぇ…


503:名無し三等兵
11/11/28 23:12:32.15
>>496
フォードって人種差別主義者っぽいのに日本には甘いイメージがあるが
日本にもなんか思う事でもあったのか?

>>499
直接輸入と国内にライン開設しての生産にかなり差をつけるとか
合弁での日本資本の比率を高める政策とか
なんかやりようもあった気がするが
どちらを選んでも厳しいか……

504:名無し三等兵
11/11/28 23:23:18.03
土木機械何とか出来なかったのかねぇ。飛行機設営にしろ人力だろ?

505:名無し三等兵
11/11/28 23:24:02.99
>>500
ちょいと脱線するが、鉄道省が戦前開発していた
ゴミディーゼルは戦後実用化され
今でも現役の鉄道がある


見ろよあのエンジン・・・過給器ついてないんだぜ・・・

506:名無し三等兵
11/11/28 23:27:19.01
航空機を開発生産するより、ブルドーザーやローラー車の量産のほうが技術的に
はるかに難易度は低かっただろうにね・

507:名無し三等兵
11/11/28 23:29:26.06
>>505
そんな発動機あるの?
てか戦前のディーゼル開発よくわからんな

508:名無し三等兵
11/11/28 23:29:56.34
>>503
稲造の英訳「武士道」でも読んだんじゃね?

509:名無し三等兵
11/11/28 23:34:51.25
>>503
フォードの親友がエジソンで
エジソンは親日家だったから、そこらが関係してるんじゃないかな

510:名無し三等兵
11/11/28 23:36:05.87
ああ、京都竹のフィラメントね!

511:名無し三等兵
11/11/28 23:46:54.19
エジソンとフォードってびっくりする程黒いコンビだな

512:六点☆噴血 ◆OVNYPzgZN2
11/11/28 23:47:04.39
>>507
国鉄型ディーゼルにはかならず付き物のDMH17エンジンですな。

513:名無し三等兵
11/11/28 23:47:57.83
冬戦争フィンランドへの援助物資でスキーストック用で日本の竹が大量に
送られてるんだな。
竹独特の撓りが最適だったらしい。
三八銃も好評だったとか。ロシアが共通の敵だったせいで、かの国も親日らしい。

514:名無し三等兵
11/11/28 23:57:02.76
>>512
すげー41年に試作完了かよ
何時まで使ってんだ

延々ディーゼル弄くってたっぽいのは無駄じゃないのか

515:名無し三等兵
11/11/29 00:09:54.02
内燃機の開発製造ノウハウは戦前から連綿として続いてる。
いまも現役のトヨタ・フォークリフトのエンジン基本設計は戦前のものだそうな。

航空機と火砲は戦後でいったん断絶してしまったからねえ。ずっと、技術を蓄積
してれば相当の成果も期待できたはずだが…

516:名無し三等兵
11/11/29 00:20:14.19
火砲は戦車砲がかなりの物になってるようだが
これは直系でないにせよ影響下にあるし
99HSPの主砲も国産、先進軽量砲に火力戦闘車もあるし
なんだかんだで個々の技術は死んでないかも

航空も地味だが意外に生き残ってるしな

517:名無し三等兵
11/11/29 00:22:43.42
川西改め新明和の哨戒機とか?

518:名無し三等兵
11/11/29 00:23:33.31
>>513
確かフィンランドに旧式火砲も送ってなかった?
冬戦争前の取り引きだっかもしれんが

519:名無し三等兵
11/11/29 00:26:01.98
>>518
日本製40口径12cm砲がソ連戦車に火を噴いたとか前スレであったな。

520:名無し三等兵
11/11/29 00:34:41.93
戦車の技術は61式戦車に引き継がれてるよね
四式中戦車の技術が幾らか入ってる
火砲は技術的に途絶したにしろ、戦車砲に関してはトップクラスの技術力に
なったのだから凄いね。一向に予算は増えないのが残念だが

521:名無し三等兵
11/11/29 00:41:21.04
小火器開発は普通に承継されてるしな

522:名無し三等兵
11/11/29 00:45:07.23
ここらで国産火砲も現在の技術でガツン!とブレイク・スルー級だしてほしいね。

・・・富士砲とか、サムライ砲、芸者砲やら和風ネーミングでw

523:名無し三等兵
11/11/29 00:50:13.26
火砲の定数減らされるんだから、専守防衛の守城砲を導入しようということで
手始めに満州の怒れる虎・410mmりゅう弾砲と眠れる虎・240mm列車加農砲を

524:名無し三等兵
11/11/29 00:53:30.98
>>499
国内業者も参入規制やって新規事業の芽を潰してるんだけどな
豊田は準備が整わないまま駆け込みでトラック生産始めてぎりぎり認可
鈴木は参入表明してたけど統制経済下で門前払い
腐れ官僚が御用業者と結託して国の未来を閉ざした悲劇の一つだ
民族資本とか何とか言って事業者の原国籍にこだわるのはガキの理屈だし
官僚の場合は、外資って自分の言うこと聞かせられない都合の悪い連中って意味だしな
首謀者が戦後総理大臣にまで上りつめてるのがなんとも救われないが…
戦後の自動車産業も、海外メーカーと提携して頭を下げて教えを請わなきゃ何も始まらなかったよ
企業努力で品質を向上させ価格を下げるまでは、外車の排除なんか出来なくて、要するに消費者が割高な車を買わざるを得ない状況にされただけだった
当時の消費者って大半が官公庁とタクシーだけどな

525:名無し三等兵
11/11/29 00:54:21.61
>>514
いやDMH17は正直…

526:名無し三等兵
11/11/29 00:55:05.78
TIME誌の表紙飾るべくデビューの田代砲とかな
日本も支那のサイバー攻撃にやられっぱなしではいけません

527:名無し三等兵
11/11/29 01:01:40.78
>>506
いや、飛行機なんてエンジン以外はハリボテみたいなもんだから、あながちそうとも言えない
油圧やワイヤーでの駆動系や大荷重に耐える足廻りとか、製鋼、冶金、精密加工技術が低かった日本じゃあハードル高い
まあ、不具合発生したら即墜落の飛行機とはやっぱりわけが違うけどね

528:六点☆噴血 ◆OVNYPzgZN2
11/11/29 01:02:55.90
>>514
駄作と言うか,検修陣が死に物狂いにモノにしたエンジンだからねえ,凄い
と言われると忸怩たるモノがあるんだけどねえ。てか,技術革命はカミンズ
のエンジン搭載を開始したことによるもんですから,20世紀終わりまでは
寥々たるもんだったのです。我が国の鉄道用ディーゼルは。

529:一木清直
11/11/29 01:19:02.45
脱線もそれなりに面白いスレだな。戦前戦中の技術系軍ヲタが集まっているのだろう。
本官の希望で、されども火砲の話題も織り交ぜをたのむでよいか?
ついでにツラギも獲ってよいか?

530:名無し三等兵
11/11/29 01:22:44.18
>>507
M4シャーマンみたいに航空機用エンジンをデチューンしたり…は無理か

531:名無し三等兵
11/11/29 01:26:37.45
>>530
五式戦車でやってるでないのよ。
さすがに空冷星型エンジンを搭載するのは強引だと思う。
アメちゃんのアバウトさというか・・・

532:名無し三等兵
11/11/29 01:29:15.58
>>517
いや普通にM、K、FとIHI
なんだかんだで技術者は残ってるし完成品はともかく
部品は提供してるし

後、新明和の飛行艇は名義はともかくMとKの技術が大半とか……

>>520
61TKはチトと言うよりチリII
ぶっちゃけまんまリベンジ
最近なら丸(確か8月号)の特集みればわかるが
足回りと砲塔、主砲と全体の見た目にアメリカの影響を加えると61TKに

533:名無し三等兵
11/11/29 01:31:17.66
>>525
>>528
いや、すげーと言うのはそんなの使い回してたのかって意味でw

534:名無し三等兵
11/11/29 01:35:59.50
>>530-531
イギリスの巡航戦車も航空用発動機流用してるね
五式中戦車の奴は120t戦車に2基搭載してた奴なんだよね
そして同系統のエンジンを元にディーゼル化したのが
T-34の心臓だった筈

535:名無し三等兵
11/11/29 01:39:43.43
あれイスパノスイザ系なのか、T34のほうは知ってたけど

536:名無し三等兵
11/11/29 01:44:55.44
あ、間違った
V-2エンジンはイスパノスイザ系か

537:名無し三等兵
11/11/29 01:54:23.43
いまグランドパワーの五式記事みたら、ハー9(九五式800馬力)、ドイツの
BMW8をライセンス生産で戦車搭載の際に500馬力にデチューンとある。

T34のエンジンはイスパノ液冷航空エンジンをベースにボッシュ社の燃料噴射ポンプつけてディーゼル
化したものだね。

538:名無し三等兵
11/11/29 02:01:14.38
>>524
アメリカだって戦時中は自動車のお上向け以外の製造を禁止したんだぞ
おかげで潰れた会社だってあるし、逆に戦時中だけ生きていけた会社もある
統制ってなそゆもんだし
自由競争なんて無駄の発生を許容できる余裕のある時のパラダイスでしかないよ

539:名無し三等兵
11/11/29 02:02:25.57
>>531
わが国初の戦車である八九式戦車甲を忘れるな

540:牟田口
11/11/29 02:11:45.82
火砲の話題そっちのけで航空機、戦車、クルマの話ばかりする師団長がいてけしからん!

こういう師団長がいるからインパールで負けるのだ!

541:名無し三等兵
11/11/29 02:18:56.13
よしなら試製二十糎臼砲の話するか

542:名無し三等兵
11/11/29 02:23:43.30
腔発廃砲身のラ式15榴の砲架利用は立派というか貧乏症というか

543:名無し三等兵
11/11/29 02:31:49.60
20糎砲て中途半端じゃね?

大概のものは15糎で壊せるし
鋼鉄製でもない限り破甲榴弾を何発も当てれば崩せるわけだし
確実にぶち抜いてぶっ壊そうとしたら24とか30になるし
同じ重量で作れば20榴の重量で長射程加農作れるし、なんか微妙に使いにくくね?

544:名無し三等兵
11/11/29 02:38:25.98
さらには試製二十一糎榴弾砲もつくってる事実も考えると、重砲兵にも前に
あった佐山解説の二十四糎推しと二十、二十一推しの諸派があったんだろうな。
一次資料でも何点もあたらないと全貌はみえてこないはず。

545:名無し三等兵
11/11/29 02:46:47.23
>>543
それはあくまで攻城重砲、要塞重砲とすて見た場合で
野戦重砲としては二十榴、二十一榴の価値はまた違うかと

まあ、二十四榴ならなんとか野戦で使えるが

546:名無し三等兵
11/11/29 02:48:59.66
ソ連の満州侵攻時の穆稜重砲兵連隊、阿城重砲兵連隊、牡丹江重砲兵連隊、東寧重砲兵連隊の戦いっぷりが気になる
具体的な行動はどんなもんなんだろうか?

547:名無し三等兵
11/11/29 02:49:15.97
野戦重砲連隊でも加農と榴弾砲では将校も兵隊もそれぞれまったく違うタイプ
だったと思う。
飛行隊でも戦闘機、爆撃機、偵察機でパイロットの性質が異なるみたいに。

もちろん航空機、火砲を扱う点では共通だけどさ。

548:名無し三等兵
11/11/29 02:51:37.73
どうなんだろ?
WW1以降は重砲連隊クラスになると似たようなもんじゃないか?
仰角も加農でも取れるようになってるのが大半だし

549:名無し三等兵
11/11/29 03:03:02.83
>>545
野戦築城相手に20が必要か?
15榴で足りないってことはまず無いだろ?

550:名無し三等兵
11/11/29 03:09:56.67
野戦築城でもある程度時間があって気の利いた造りだと
15榴だとキツい、20榴の威力は魅力的
危害半径も広いし対砲兵戦や攻撃してくる暴露目標相手にも
あの威力は嬉しいかと

551:名無し三等兵
11/11/29 03:13:09.46
このスレを書き込む人を見てれば、旧軍砲兵将校にも諸派があったか想像できるよ。
とくに陸軍は日本史上で最大の組織だったからね。
国民のサンプルというか。縮図というか。

552:名無し三等兵
11/11/29 03:23:39.23 +yYA9wph
あげ

553:名無し三等兵
11/11/29 03:40:05.03
20cm砲なら
>>491

554:名無し三等兵
11/11/29 03:48:15.72
>>550
威力を求めるならより大口径でも良いでしょ?
20て運動性も威力も中途半端なんだよ

555:名無し三等兵
11/11/29 04:11:46.04
それでも24cmクラスよりは野戦米ソ見ても
取り敢えず20cmクラスでってのは悪くないと思うが
野戦重砲として機動が期待出来る火砲だと24cmが威力面では最善なのかもしれないが
本当にそこまでなら米ソは20cm級を一定数保持しなかったと思うが
奇しくもMLRSの単弾頭型は20榴と同級だし

556:名無し三等兵
11/11/29 04:13:59.14
>>555
>それでも24cmクラスよりは野戦米ソ見ても

それでも24cmクラスよりは野戦重砲として米ソ見ても


でした

557:名無し三等兵
11/11/29 04:42:44.57
>>555
フランスは更に大きい220mmだし
ドイツは210捨てたし、英も8インチ捨てたわけで
列強で20糎維持したのは米ソだけとも言えるよ。

558:名無し三等兵
11/11/29 04:59:17.59
一応イタリアも20cm~21cmクラブ?
後、アメリカあってこそとは言えM110使用者は多いしなぁ

559:名無し三等兵
11/11/29 10:31:08.50
日本の場合は二十榴、二十四榴のまえになにより十五榴、十五加を充足するのが
優先だったろう。

野戦重砲でぜんぜん数が足りてないんだから。だから、四年式十五榴なんて
射程が制定時から不満がでるような、けして褒められた出来ではない砲を
終戦まであちこち使いまわす羽目となる。

おかげで性能のわりには活躍してるんだが。

560:名無し三等兵
11/11/29 15:12:38.62
四年式15榴はソ連の122mm榴弾砲とほぼ同じぐらいの重さで射程では負けてるんだよな

561:名無し三等兵
11/11/29 15:20:38.51
九六式二十四榴が四分割 設置に四時間
210/22mod35が二分割 設置に二十分

>>557
7.2インチ榴弾砲は?

562:名無し三等兵
11/11/29 16:44:53.65
>>557
フレンチ220mmって臼砲?
あれって攻城砲、要塞砲じゃないの?
それとも普通の220mm榴弾砲あったっけ?

>>561
こう見ると凄く良く見えるなアンサルト重砲

563:名無し三等兵
11/11/29 18:28:30.65 25ilZkMJ
イギリスはなんで7.2インチ榴弾砲みたいな中途半端な口径に?

564:名無し三等兵
11/11/29 18:32:45.46
ポンド計測で切りがいいとかそんな落ちじゃね?

565:名無し三等兵
11/11/29 19:32:12.14
「高射砲」に試製装輪式二十四糎榴弾砲の砲架に試製十糎高射砲身載せた写真があるね


566:名無し三等兵
11/11/29 19:36:52.04
「日本の大砲」にも載ってないレア物なんだが
一次大戦のドイツ21cm長臼砲みたいな古臭い砲架なんだよな


567:名無し三等兵
11/11/29 21:26:54.43
砲列布陣時間といったら試製単車八九式十五糎加農ってどれくらい量産されたんだろ
砲身車と砲車に分けずに、野砲みたいに砲をそのまま牽引できる改良型
佐山本には「相当数が整備された」ってあるけど曖昧

568:名無し三等兵
11/11/29 22:27:29.56
>>518
三八式15榴も送ってるよ。


569:名無し三等兵
11/11/30 02:23:18.28
210/22mod35と21cmK38が完全な形で日本に届いていれば
後、24cmK3も欲しかった……開戦前に


ところで陸軍もなんだかんだ言いつつ20年代~30年代、大東亜開戦前まで意外に外国兵器購入してるが
ボフォース105mm加農買う気無かったのかなあ?
日本陸軍って牽引車と馬の関係で105mm加農好きな陸軍なのに

まあ気に入ったのにボフォース75mm高射砲も40mm機関砲も買わなかった国だが……

570:名無し三等兵
11/11/30 13:28:50.81
ボフォースM1927型105mmは射程が16、5kmなんで
九二式の開発目処がつけば、さほど魅力がなかったろうな


571:名無し三等兵
11/11/30 13:42:49.41
野砲、加農、榴弾砲はもっと性能がいいのが列強にある
捕獲ボ式山砲も日本軍ではあまり好評ではなかった


572:名無し三等兵
11/11/30 13:57:14.75
日本陸軍火砲はチェコの影響が少ないのが残念
九六式十五榴のスタイリングくらいかな影響は

シュコダ十加と十五榴の性能はなかなかのものだ


573:名無し三等兵
11/11/30 15:04:37.41
>>567
平衡機のでかいのが、おそらく単車牽引型だろう
運行の際、重量バランスがもろに影響するもんだから
あの大きい平衡機の写真をみるの「要塞砲」ではじめてなんで製造数はすくないだろう


574:名無し三等兵
11/11/30 15:41:05.58
>>572
シュコダの影響少ないのって日米位?
欧州列強はなんだかんだで相互に影響し合ってるし

575:名無し三等兵
11/11/30 16:06:03.71
ソ連もだね
シュナイダー、クルップ砲の導入後は自国開発にシフトしてる
イギリスはチェコ軽機重機のほか、38t戦車を買ってみたりしてるが、火砲のほうの影響はほとんどない


576:名無し三等兵
11/11/30 16:22:13.27
ただ、シュコダの76、5mm開脚式野砲はソ連軍F22、
15cm KシリーズはM10型152mm榴弾砲開発の参考にしたかもしれない


577:名無し三等兵
11/11/30 16:27:04.23
ところで17cmとか22cmとか唐突な口径ってどっから出てくるんだ?

578:名無し三等兵
11/11/30 16:34:19.67
17cmはドイツ海軍由来の口径だね。15cmのスケールアップ版の砲をよくだしてる
22cmはフランスか…すまん、由来はわからん
フランス海軍に詳しいひとが答えられるんでは?


579:名無し三等兵
11/11/30 17:07:40.49
いま調べてたら、ソ連軍のM1938山砲がシュコダ1936をベースに開発というwikiがあるね


580:名無し三等兵
11/11/30 17:25:07.64
ソ連は独仏経由でのシュコダの影響も割りとありそう
後、結構スウェーデンからの影響もあるよね

581:名無し三等兵
11/11/30 17:37:47.11
>>580
37mm高射機関砲はボフォースのボアダウン版だしね
独ソ不可侵条約でシュコダ製30cm榴弾砲をドイツ側から、原材料の見返りでソ連領内貨車輸送してるとき、ちょうどバルバロッサ作戦発動だそうだ

ソ連軍は手にできたのだろうか…


582:名無し三等兵
11/11/30 18:02:52.13 j/PwQ8eW
牽引車を大量輸入とか、結局は馬より安上がりだったろうに
貧乏がいかんのか

583:名無し三等兵
11/11/30 18:16:38.17
支那事変の勃発で陸軍臨時予算はうなぎ登りになったんだが、
多くが弾薬費と作戦費、動員費でついやされ、のこりのほとんどが航空関連へという割り振り
砲兵科は機甲科より優先順位が更にひくかったろうな


584:名無し三等兵
11/11/30 18:49:48.88
>>578
19世紀の100kg砲由来らしい

585:名無し三等兵
11/11/30 18:50:54.46 tQDkcrlx
日中戦争がなければ機械化が進んだのにね
アメリカと戦っても善戦できたでしょう


586:名無し三等兵
11/11/30 18:55:36.88
大陸で貨車上のFLAK18捕獲した写真だと
チェコ製装軌式重牽引車も黒焦げで一緒に写ってるんだよ。Ⅳ号の足周りに似たやつ
日本軍より、よほど充実しとるわ


587:名無し三等兵
11/11/30 19:05:49.56
>>581
シュコダ製30cm榴弾砲とか研究資料兼大威力奇襲兵器として日本にも欲しい

588:名無し三等兵
11/11/30 19:07:25.30
>>578
>>584
17cmが海軍の15cm級増強で
22cmが100kg弾由来ですか
聞いたら納得


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