12/12/09 02:48:37.79
>グローバルな影響力を担保するための外征部隊の整備だろう。
>強大な陸軍だけではその軍事的プレゼンスは自国の周辺に限られる。
強大な海軍を建設したソビエトがグローバルに海軍を展開できたのか、グローバルに軍事的プレゼンスを
行使できたのかを考えれば、日本からフィリピンまで蓋をされた中国は海洋に展開するという点では地政学的に
どうしようもないハンデがあって、それは空母を持ったからと解消されるものでもない。
>それをより遠くに投射しようと思えば、海軍力の整備につきる。
>アメリカが世界中にグローバルな影響力を持つのは世界各地の安全保障問題に、物理的にコミットメントしうる展開力をもっているからだ。
グローバルがどうこう言うなら、海軍を支えるインフラを持った工業国を軍事同盟に引き込んだ後の話だ。
同盟国との共同作戦どころか、現地での修理補修休養もできない中国がグローバルとか、臍で茶が沸く。
>中国も同様に海軍力の増強を通して、世界中の安全保障にコミットメントできればそれだけ国際社会の影響力をますことになる。
「中国も同様に」は「絶対に不可能」なわけだ。ま、アフリカのどっかの国の海軍が、喫水10メートルの空母が着岸できる
基地を持つとか、1万トンのDDGが運用できるまで肩入れし続けるとかでもいいけど、それは10年20年の話じゃない。
>中華機動部隊がアメリカのそれに勝る必要は必ずしもない。それ以下の国々に対して、振るう分にはな。
そう都合よく「アメリカ抜きで」ができるのかというと、無理。台湾でもそうだったし、尖閣でもそうなった。
ま。アメリカ以下の、日本でも台湾でもフィリピンでも海を超えてなんかやってみせてからの話。
バカ工作員が「中華機動部隊が力を振るうぞ」と言ったところで、実績どころか存在もしないんだから。
>古典的なまでにマハン流の海洋戦略を志向していると思うよ。
www 空母の性能の次は戦略まで「アメリカ並み」とする印象操作かw