12/07/06 15:36:25.07
700 :名無し三等兵 :sage :2012/07/06(金) 10:48:33.98 ID:???
①艦隊防空としての軽空母。
1988年の海上自衛隊の試算(ソ連による波状攻撃への艦隊の生存性)によれば、艦隊にイージス艦が一隻加わると生存性が劇的に向上。さらに、シーハリアー10機の軽空母DDVが加わると生存性が向上(第1波攻撃だけでも50%向上)するとしている。
艦隊防空という観点から軽空母は極めて有効である。
ここで、『艦隊防空ならイージス艦増やせば良いだろ』という反論が想定されるので、再反論をしておく。
・イージス艦にはMD任務が付与されており、MD防衛中は艦隊防空は手薄になる。あきづき型護衛艦は基本的に僚艦防衛のため、完全に補完することはできない。
・イージス艦が機能している場合においても、軽空母による艦隊防空は、航空機による防空→イージスによる防空という段階的防空体制を築ける。
・イージス艦のみによる防空は、イージスによる防衛能力のみが頼りなため、第1波以降も同程度の波状攻撃が可能である。
軽空母艦載機による防空が加わると、艦載機が敵攻撃機を撃墜することにより、波状攻撃の減勢が可能。