09/12/30 14:34:58
>>606
機関の生産能力から見ると戦標船の機関は、二等駆逐艦や海防艦、中型潜水艦とかぶりまくっている
それでいて船体に余裕の少ない海防艦や潜水艦はディーゼルにしないと航続距離を稼げないので、優先的にまわされた節がある
輸送船の場合、貨物倉の一部を改造すれば予備の燃料タンクや清水タンクにできなくはないので条件はちょっとは緩和されるので後回しになりがちって事
機関に関しては製造は海軍工廠、軍指定民間工場、民間工場なんだけれども、甲造船の場合は船の生産は産業整備営団とかで一気に仕上げて、各船会社に運航割り当てな部分があるので、もう軍と民との綱引き次第
なので海軍の軍戦備の線表と民間船の建造船表を足して2で割って、そのギャップを透かしてみる必要がある(をひ
結論から言えば、運航会社からすれば船体ぶっこみで支給品とみてよいし、建造担当の造船所も機関から鋼板まで客先支給に限りなく近い(清算の処理は発生するけど)
ただし、全体で整備する営団や船舶運営会レベルでいえば確保できた分だけ実建造に移れるし、ダメな場合は設計変更で機関を変更するって形になる。
ここが顕著に表れるのは、E型船の建造や外地の造船所で、建造船台や艤装工場は同じンなのに機関系が整理されていないとか、設計変更があるとか