12/09/25 11:35:03.30 Fiq0B7Pw0
URLリンク(megalodon.jp)
アニメ大国 色あせる現場 過酷労働、制作会社を訴え
2012年9月25日 紙面から
人気アニメ「名探偵コナン」などの背景画を手がける制作会社「スタジオ・イースター」(東京都杉並区)の
社員3人が同社を相手取り、不払いの残業代や慰謝料など3500万円の
支払いを求めて東京地裁に提訴し、裁判が行われている。
アニメ大国といわれる日本の制作現場で過酷な労働が
蔓延(まんえん)していることは以前から指摘されてきたが、 司法の場に持ち込まれるのは珍しい。
現在のような状況が続けば、労働力の安価な海外への発注が進み、
国際競争力が失われると危惧する声も上がっている。
(井上喜博)
訴えなどによると、二十代の女性社員は週六日の勤務で、
締め切り前には七時間の残業を強いられながらも残業代は支払われず、
会社からは「アニメ業界に残業代という考え方はない」といわれたという。
また三十代の男性社員は、原画などをスキャナーでパソコンに取り込む作業に従事し、
多いときには一日千枚以上を任されて頚椎(けいつい)症となった。
これまで三回の口頭弁論が行われ、会社側は争う姿勢を示している。