12/03/18 23:09:28.85 PD+KP2RQ0
終盤まで来たので、冬コミで配られたカウンシル005よりスタッフとキャストのコメント群でも
荒木哲郎(監督):この作品の見どころは、ずばり主人公「桜満集」くんその人です。かれはどこにでもいる屈折した人間の代表であり、私でありあなたです。
我々はかれを通して作中の出来事を体験することで、絵空事の事件が生でリアルな場所に着地します。
この作品はそんな彼の、いや、我々の、よくある過ちについて描きます。研がれたナイフが振るわれるのはまだ先です。お楽しみに!
吉野弘幸(シリーズ構成):もう二年以上前になるでしょうか。
荒木監督と初めて会って、そこからスタッフの皆で、全く何もなかったところから作り上げていったこの「ギルティクラウン」は、いわばスタッフみんなのヴォイドのようなものかもしれません。
はたしてどんな能力のヴォイドなのか?それはぜひ、その目でお確かめください。
大河内一楼(副シリーズ構成):第一話を初めて見たとき、そのリッチな画面に驚きました。荒木さんという監督の才能を含めて、とてもキラキラして見えたんです。
またこの作品は、かわいい女の子、ロボット、超能力、学校、恋、友情というキラキラしたものに加えて、
コンプレックス、逃避、慢心、裏切り、痛み、失望など、逆に駄目駄目なものも一緒に入っています。特に主人公のシュウに。よかったらシュウの挫折や前進を、みなさんで見守ってあげてください。
redjuice(キャラクター原案):オリジナル作品のキャラクター原案という大役はもちろん、アニメの現場も初めてで、今も、現実と虚構の狭間を手探りで彷徨っている状態です。
物言わぬ姿で生み出された自分のキャラクターが、本編で暴れまわる姿は毎回爽快ですね。皆さんの心に刺さる作品になってくれますように!
ryo(主題歌・挿入歌):今回歌の部分を担当させてもらったのですが、それも内容を熟考したものばかりで思い入れの深い楽曲ばかり。
それは本編の奥深さ、何より監督のアニメに対する姿勢、シタンスを傍から見て感じた部分が影響したりする部分もあるのでしょうか。とにかく多くの人に見て頂ける、また勧められる、そんなアニメになっていると思います。
今後の展開を含め非常に楽しみな作品です。