12/03/08 21:26:31.98 SBQ7mJtm0
>>87
喰う必要がある側(徒)と、誰かが喰われる必要がある側(人間)って構図が変わるけどな
今は人間との共存を望む徒でさえ、そのために人間を喰らわなくてはいけないという矛盾を侵さなくてはいけない世界だから
悠二も言ってたが、徒がかつて人間を玩具や麦の穂だけとしか思って無かった頃の願いは、
人間なんていなくてもいい、徒たちだけの閉じた箱庭世界を望んでいたのが、
今の人間やその文化に憧れ、共に混じって暮らす内に願いも
「存在の力に満ち溢れた、この世と同じように人間のいる世界」
へと変わったってのも一つの転換期への兆しだ