輸入野菜はマジ危険!!!at AGRI
輸入野菜はマジ危険!!! - 暇つぶし2ch400:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/26 17:15
●無登録農薬販売問題 回収した梨を焼却/栃木
URLリンク(www.nougyou-shimbun.ne.jp)

 【栃木】無登録の殺菌剤「ダイホルタン」が梨栽培で使用されていた問題で、JAなすのは
二十四日から自主回収した梨の焼却作業を始めた。初日は、五トンを施設に持ち込み、関係者
ら立ち会いのもと焼却した。
 同JAは、無登録農薬を使っていた農家が出荷した時期にJAが出荷した梨の回収作業を二
十三日までに終了しており、数量は四十四トンに上った。来週末には焼却を終える見込みだと
いう。
 同JA梨部会は、二十二日に全部会員六十三人の使用農薬の安全性を確認。二十三日には
組合長、部会長連名の安全宣言書を取引先に送付している。また、九月上旬から出荷する
「豊水」については、「ダイホルタン」「プリクトラン」の検査を専門機関に依頼。全部会員の梨を
抽出検査してもらい、安全証明を付けて出荷する。
 同JA梨部会の江崎明雄部会長は「一つの山は越えた。部会員一丸となって日本一安全な
産地を目指したい」と話している。

401:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/26 17:32
●職員が無登録農薬仲介/JAさくらんぼひがしね
URLリンク(www.nougyou-shimbun.ne.jp)

 山形県のJAさくらんぼひがしねは二十四日、東根市の大富支所の営農販売係長が一九九八
年、果樹農家四人から依頼を受けて、無登録農薬の売買の仲介を二回行っていたことを明らか
にした。同JAは、仲介が係長の個人的な行為とした上で処分を検討している。
 係長は同年九月から十月に農家から「ダイホルタンを探してほしい」と依頼を受け、県内の
業者(農薬取締法違反容疑などで逮捕)に照会した。業者から農家に販売された農薬百十袋
(五十五キロ)は、九九年と二〇〇〇年にかけて全量使われた。同JAの青柳忠組合長は
「県内農家、各JAの皆さまに多大なご迷惑をかけ、深くおわび申し上げる」と話している。

402:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/26 17:46
●安全確保に毅然と 収穫前に青果焼却/JA山形おきたま
URLリンク(www.nougyou-shimbun.ne.jp)

 JA山形おきたまは二十五日、無登録農薬の使用を自己申告した複数の果樹農家の園地を対
象に、収穫前の生果のもぎ取りと焼却処分を始めた。
 工藤誠司参事は「安全な農作物の供給と産地全体の信用、善良な生産者を守るために、毅然
(きぜん)とした姿勢で臨み、農作物の安全性に関する情報開示を積極的にしていく」と話す。
同JAでは、無登録農薬の使用が確認された場合、当該園地の農作物を直ちにもぎ取り焼却
処分し、集荷させない方針を二十三日の専門委員会で決定。隣接園地でも分析検査などを徹底
することを確認した。
 同JAが二十五日までに確認したところ、今年産の農作物への無登録農薬の使用を自己申告
した農家は四戸。県内の業者から直接購入し、六、七月にかけて、洋梨「ラ・フランス」、リンゴに
殺菌剤「ダイホルタン」を合わせて百五十二アールで使用していた。
 二十五日は二戸の農家を対象に本人の同意を得て、生産部会員やJA職員四十人が二班に
分かれて作業した。地元テレビ局や新聞社などに公開した。同JAでは二十七日までに作業を
終え、処理経費や補償問題については今後検討する。

403:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/26 18:49
●無登録農薬を販売/群馬県JA新田郡
URLリンク(www.nougyou-shimbun.ne.jp)

 群馬県のJA新田郡管内で無登録農薬が販売、使用されていた問題で、同農薬を一般の業者
だけでなくJAも販売していたことが二十四日までに分かった。同JA尾島支所は、二〇〇〇
年から〇二年までの三年間で、五百グラム入りの殺ダニ剤「プリクトラン」約千五百袋を、延
べ六十五戸の農家に販売していた。
 ヤマトイモの登録農薬は二剤しかなく、薬剤抵抗性を持つものに対して有効な手段がないこ
と、一般の資材会社との販売競争が激しいこと、などが、無登録農薬販売を行った動機と、同
JA担当者。
 同JAの松井孝司参事は「JAが決してやってはいけないこと。全国のJAや農家の皆さん
に大変なご迷惑をかけてしまい、おわびの言葉もない。今後、信頼回復に全力を挙げたい」と
強調。すでに回収を始めている〇一年産ヤマトイモ、約三千六百トンのほか、今年産では、同
農薬を使用し出荷停止要請した十四戸以外のものも、検査機関による残留性のチェックを徹底
し、安全性確保に最大限の努力を傾けたい、としている。

404:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/26 19:19
●秋田県でも無登録農薬販売 立ち入り検査で確認
URLリンク(www.kahoku.co.jp)


 無登録農薬販売問題で、秋田県は26日、「ダイホルタン」が県内の38農家に計940袋
(1袋500グラム)、「プリクトラン」が1業者に40袋(同)販売されていたと発表した。
水田総合利用推進課が、21日から実施した業者などへの立ち入り検査で確認した。
 同課によると、ダイホルタンは1997年から今年までの6年間で、東京都の1業者、山形
県の6業者の計7業者から38農家が購入。うち鹿角、湯沢両市の13農家がリンゴや洋ナシ
などの栽培で327袋を使用し、昨年までの収穫は出荷したという。今年はまだ出荷していな
い。
 プリクトランは昨年、東京都の1業者から県内の小売業者が購入し、22袋を農家などに販
売したという。残りの18袋は在庫で残っていた。 (08/26 13:23)

405:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/26 21:39
●無登録農薬 2農家で果実廃棄処分 JAおきたま 安全に対する姿勢PR(読売新聞)

 無登録農薬の販売事件に関連し、JAおきたま(川西町)は二十五日、無登録農薬のダイホ
ルタンが散布されたリンゴとラ・フランスの果実をもぎ取る廃棄処分を実施した。この問題で
廃棄の模様を公開したのは県内では初めてで、安全に対する生産者側の姿勢をアピールするの
が狙いとみられる。
 処分が行われたのは、南陽市内のリンゴ畑約八十五アールと、白鷹町内のラ・フランス畑約
四十アールの二農家の各果樹園。
 作業に先立って行われた説明によると、リンゴ農家は、山辺町の業者から、今年五月ごろに
「リンゴの病気に効く農薬」と訪問セールスを受けてダイホルタンを購入、七月初旬、約五キ
ロを一回散布した。農薬名は明記されておらず、無登録農薬とは知らなかったといい、「試薬
的に使ったが、組合員には申し訳ない。県の対応が早ければ防げたのに……」と話していると
いう。四年前に一度使用し、今年も一キロを散布したラ・フランス農家も同様という。農家名
などは公表されていない。
 リンゴ畑ではこの日、同JA職員ら約十五人がこぶし大に実った収穫間近の「つがる」をも
ぎ取っては、次々とごみ収集車に放り込んだ。焼却処分されるリンゴは約二十トンで、約五百
万円に上るという。同JAは、同日までに散布が確認された別の二か所のラ・フランスについ
ても、早急に処分する方針。

406:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/26 22:51
●無登録農薬:ナシ6トンを焼却処分 新潟・白根市と農協
URLリンク(www.mainichi.co.jp)

 発がん性が指摘されている無登録農薬が大量に販売された問題で、新潟県白根市と同市
農協は26日、この農薬を使った農家などから回収した幸水ナシ約12トンのうち約6トンを焼却
処分した。
 県が21、22日に実施した立ち入り検査で、白根市の2農家がこの農薬を購入し、二十世紀
種に使用したことが判明。その後の聞き取り調査で別の22農家が幸水種に使っていたことが
分かったため、同時に回収した、別の農家の幸水とともに処分した。全農県本部は24日から
県内のナシの出荷を停止している。 【柴田真理子、作田総輝】
[毎日新聞8月26日] ( 2002-08-26-20:43 )

407:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/26 23:13
●無登録農薬:青森の農家が使用 県はリンゴ出荷禁止を指導
URLリンク(www.mainichi.co.jp)

 発がん性が指摘される無登録農薬の販売問題で、青森県は26日、県内の農薬販売会社1社と
数十戸の農家が、山形県の業者から無登録農薬のダニ殺虫剤プリクトランとダイホルタンを購入
していたと発表した。農家は96年から購入して主にリンゴの栽培で使用しており、県は今年度産の
リンゴなどの出荷禁止を農家に指導した。
 また栃木県は26日、県央部の農家がダイホルタンを購入し、リンゴの栽培に使用していたとして、
全農栃木とこの農家に出荷自粛を要請した。 [毎日新聞8月26日] ( 2002-08-26-22:20 )

408:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/27 00:05
しかし勿体無いな。
冷凍ホウレンソウはただでもいらないが、
ラフランスや佐藤錦なら喜んでもらうけどな(ただしよく洗ってから食べるけど)

409:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/27 00:39
●リンゴ農家が無登録農薬使用=出荷停止を要請-青森県
URLリンク(www.jiji.com)

 青森県内の農薬販売業者1社が無登録農薬「ダイホルタン」「プリクトラン」を販売し、
同県弘前市のリンゴ農家など数十戸が購入、使用していたことが26日、県農林水産
政策課の調査で分かった。

410:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/27 00:44
●無登録農薬問題 大型スーパーがヤマトイモ撤去・群馬県
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)

 無登録農薬が尾島町のJA尾島支所から同町のヤマトイモ生産農家に大量に販売され、使用
されていた問題で、県内の大型スーパーは店頭からヤマトイモを撤去するなどし始めた。
 前橋市のイトーヨーカドー前橋店は二十三日、群馬県産のヤマトイモの販売自粛を決めた。
人体への影響の有無がはっきりしないためで、「安全性が確認されるまで販売する予定はない
」(同店)。伊勢崎市のベイシアも二十三日に店頭から撤去。入荷済みのヤマトイモ二千本を
卸業者に返品することを決めた。
 JA新田郡によると、尾島支所は二〇〇〇年から今年五月までの間、館林市内の農薬販売業
者からダニ駆除剤「プリクトラン」約千五百七十袋を購入、尾島町のヤマトイモ生産農家六十
五戸に約千四百二十袋を販売。このうち約九百袋が既に使用されている。
 JA新田郡は取材に対し、無登録農薬と知りながら販売していたことを認めている。農薬の
販売は同JAの部課長クラスが決裁していた。同JAは販売に至った経緯について、関係者から
事情を聴いている。

411:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/27 00:45
●無登録農薬 埼玉県内農家55戸も購入
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)

 胎児に影響が出るとされる無登録農薬のダニ駆除剤「プリクトラン」が群馬県内で使われて
いた問題で、県内の農家でも群馬県の農薬販売業者から購入し、ヤマトイモなどの栽培に使用
していたことが二十五日、県の調べで明らかになった。
 購入した農家は、本庄、深谷市などの計五十五戸。昨年から今年にかけ計約二百四十キロを
購入、葉のダニを退治するのに使用したという。
 県は農家に対し、この農薬を使用した作物を出荷せず、また出荷した分は自主回収するよう
に要請した。昨年栽培して消費者に出回った分もあるが、農薬の残留期間から、人体に影響は
ないと判断している。

412:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/27 07:22
●無登録農薬使用、秋田県でも 全果樹農家調査へ
URLリンク(www.kahoku.co.jp)

 山形県内の業者などによる無登録農薬販売問題で、秋田県は26日、農薬取締法に基づき県
内の農薬販売業者5社と2農家に立ち入り調査をした結果、鹿角、湯沢両市の農家計13戸が
今年、リンゴや洋ナシ、ユリ、モモの栽培に発がん性が疑われる殺菌剤「ダイホルタン」を使
用していたと発表した。
 県は万全を期すため農業団体などと連携し同日、県内の全果樹栽培農家計約6300戸の使
用実態を調査することを決めた。使用が確認された農作物については、販売を自粛するよう要
請する。
 県水田総合利用推進課によると、県内の農薬販売7業者と1個人が1997年から2002
年にかけ、農家38戸にダイホルタン計940袋(1袋500グラム)を販売。今年は鹿角、
湯沢両市の13農家が327袋を使用したという。昨年までの収穫は出荷したというが、今年
は出荷していない。仕入れ先は東京都と山形県の業者とみられる。
 さらに横手市内の販売業者1社が97―02年、岩手県内の小売業者に160袋を販売して
いたことも分かった。
 殺虫剤「プリクトラン」も01年、横手市内の業者が都内の業者から40袋を入手し、さら
に湯沢市内の小売業者へと転売された後、同年中に農家4戸に計22袋が販売された。残り1
8袋は在庫で残っていた。
 調査結果を受け、県は今月31日まで、県内各農林事務所を通じて果樹農家全戸にダイホル
タン、プリクトランなど無登録農薬の使用実態を調査する。
 農協グループも系統内流通分について、出荷時に農家への直接調査を実施している。
2002年08月27日火曜日

413:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/27 07:24
●無登録農薬ダイホルタン、台湾から輸入 逮捕の業者
URLリンク(www.kahoku.co.jp)

 無登録農薬販売事件で、農薬取締法違反などの疑いで山形県警上山署などに逮捕された
東京都世田谷区経堂3丁目、農業用品販売会社「西日本物産」社長高野隆二容疑者(44)は、
発がん性のある殺菌剤「ダイホルタン」を台湾から輸入していたことが、26日分かった。
 調べでは、高野容疑者は1999年以降、少なくとも5回にわたり、台湾の商社からダイホルタン
を輸入。23都府県の50数業者に販売していた。輸入に際しては、税関に「薬剤」などと申告
して輸入していたらしい。
 ダイホルタンが入っていた袋や段ボール箱には全く表示がなく、製造元などは分からないという。
 高野容疑者が扱っていた劇物の殺虫剤「プリクトラン」は、大阪府の業者が輸入し、今月上旬に
山形県警などの捜索を受けた徳島県の販売店を経由して入手したとみられている。

2002年08月27日火曜日

414:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/27 07:28
●17県で無登録農薬を使用 農水省集計、全国に広がり
URLリンク(www.kahoku.co.jp)

 無登録農薬販売事件で、27都県が農家の立ち入り調査を実施した結果、無登録農薬の
「ダイホルタン」や「プリクトラン」が岩手県や石川県など17県で使用されていたことが、農水
省の26日までの集計で分かった。無登録農薬の汚染が全国に広がっていることが浮き彫り
になった。
 農水省は27日に正式な集計結果を公表する予定だが、集計が続いているため、さらに増え
る可能性もある。
 農水省農薬対策室によると、17県のうち8県で既に出荷停止や廃棄などの措置を取り始め
た。無登録農薬が使用されていた作物は、リンゴやモモなど果樹が中心だが、中にはイモ類や
ショウガに使われた例もあった。 (08/26 21:50)

415:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/27 10:23
●無登録農薬問題で果実253トンを廃棄へ
URLリンク(www.yamagata-np.co.jp)

 発がん性の疑いが指摘されている無登録農薬「ダイホルタン」と「プリクトラン」が県内で
販売されていた問題で、県は25日、両農薬を購入した疑いのある農家の調査を終えた。出荷停
止の要請を受けた農家は、新たに8戸を加え35戸となった。いずれの農家も要請を受け入れる
意思を示しているといい、西洋ナシ「ラフランス」など3果実合計で、約253トンが廃棄される
見通しだ。
 県農林水産部によると、県警などの情報で、無登録農薬を購入した疑いのある257戸を3日間
にわたって調査。同日まで新たに、村山の農家7戸と置賜の1戸に対し出荷停止を要請した。
内訳(重複を含む)は、西洋ナシ「ラフランス」6戸、リンゴ2戸、桃1戸。
 その結果、新たにサクランボ農家2戸が使っていた事実が判明。1戸は天童市の農家で、友人
の勧めで「ダイホルタン」5袋(1袋500グラム)を購入し、ことし4月上旬から5月上旬にかけ、
栽培している「佐藤錦」にすべてを散布した。この農家は県の調査に、6月中旬に出荷したの
を認めたが、出荷先を明らかにしていない。
 もう1戸は東根市の農家で、出荷後に、防除を目的に「ダイホルタン」を散布したという。
 県は今後、「ラフランス」とリンゴ、桃、和ナシを栽培している全農家を対象にローラー作戦を
本格的に展開。県外の市場に「山形産」を敬遠する動きもあることから、安全性を訴える知事名
の文書を、国内の主要市場に送付する。

416:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/27 10:25
●果実もぎ取り処分 南陽
URLリンク(www.yamagata-np.co.jp)

 山形おきたま農協(佐藤晴登組合長)は25日、無登録農薬「ダイホルタン」を使用していた
農家を対象に、果実をもぎ取って廃棄処分する作業を開始した。この日は南陽市、白鷹町の2
農家のリンゴとラフランス畑で、きょう26日は高畠町などの農家でも実施し、同町の千代田ク
リーンセンターで焼却する。
 同農協によると、使った農家は4戸。6月20日ごろ、ラフランス畑40アールに2袋(1袋500グ
ラム)を、7月10日にリンゴ畑85アールに10袋を散布したケースなど。もぎ取りは農家の同意
を得て実施した。作業には農協職員、リンゴ・西洋梨両振興部員40人が参加。白鷹町のラフラ
ンス畑40アールから6トン、南陽市のリンゴ畑85アールのうち30アールから6トンをもぎ取り、
すぐにごみ収集車で粉砕した。
 同農協の原田秀一園芸部長は「リンゴ畑の組合員から事情を聴いたところ、肥料購入で取引
のあった山辺町の業者が5月ごろ、本人のいない時に『効く薬を持ってきた』と置いていった。
問題のない薬と思い、試薬のつもりで使ったらしい。本人は、もっと早く情報を聞いていれば
と残念がり、申し訳なかったと言っていた」と話す。
 同農協は、無登録農薬使用が確認された場合、園地の農作物を直ちにもぎ取り焼却処分する
方針を決めた。工藤誠司参事は「産地全体の信用と生産者を守るため、毅然(きぜん)とした
姿勢で臨む」と語る。また、誓約書の提出のほか、隣接園地の農産物も分析検査し安全を確認
後、出荷許可を出すとしている。

417:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/27 10:39
●YBC 山形県内ニュース

2002/8/23(金)

[28k / 56k]無登録農薬散布農家12戸出荷停止要請
URLリンク(www.ybc.co.jp)
URLリンク(www.ybc.co.jp)

[28k / 56k]無登録農薬問題加工業界にも影響
URLリンク(www.ybc.co.jp)
URLリンク(www.ybc.co.jp)

2002/8/22(木)

[28k / 56k]モモ、ブドウも無登録農薬の検査対象に
URLリンク(www.ybc.co.jp)
URLリンク(www.ybc.co.jp)

418:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/27 13:35
●8月27日 無登録農薬 青森県の1業者も販売 (読売新聞青森支局)
・県が販売ルート調査 農作物出荷停止へ

 発がん性などのある無登録農薬が出回っている恐れがあるとして、二十五都県以上が農薬販
売業者に立ち入り検査を行っている問題で、本県の業者一社もこの農薬を販売していたことが
二十六日、県の立ち入り調査で判明した。
 県農林水産政策課によると、この業者は発がん性などが疑われる殺菌剤「ダイホルタン」と
殺虫剤「プリクトラン」を販売していた。
 農薬取締法では、すべての農薬について農林水産大臣の登録が必要とされているが、二種類
の農薬は発がん性などが疑われ、十数年前に製造が中止、登録が抹消されていた。しかし、発
がん性を知らない農家では、二種類の農薬の効き目が強く、散布回数が少なくて済むことから
購入していたという。
 同課は、業者に農薬の販売停止を指示するとともに、聞き取り調査で販売した量や農家が特
定でき次第、農作物の出荷停止を指示する方針。

419:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/27 13:37
●8月27日 無登録農薬「使用せず」誓約書に(読売新聞盛岡支局)

・全農岩手県本部が農協に通知 消費者に安全アピール
 発がん性の疑いがある無登録農薬「ダイホルタン」が県内の農家一軒で使用されていた問題
で、全国農業協同組合連合会(全農)県本部は二十六日、生産農家がリンゴと西洋ナシを各農
協に出荷する際、問題となっている無登録農薬「ダイホルタン」と「プリクトラン」を使用していない
旨の誓約書を求めることを決め、各農協に通知した。
 全農県本部では、誓約書を取ったことを何らかの形で消費者にも伝える方針で、農協を通じて
出荷されるリンゴと西洋ナシの安全性を消費者にアピールする狙いがある。
 農家一軒でダイホルタン使用が判明したことを受け、県は、ほかに無登録農薬を販売した業者が
いないか調査を開始。また、他県で無登録農薬使用の疑いが指摘されている農産物のうち、
県内でも生産量が多いリンゴと西洋ナシの生産農家での使用の有無についても調査を始めた。
 これに対し、全農県本部では、今後出荷するリンゴと西洋ナシの安全性を確保するために
独自の方策が必要だとし、誓約書を求めることにした。同県本部青果販売課の及川公郎課長は、
「生産者としても出来る限りのことをし、モラルを果たしたい」と話している。

420:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/27 13:42
●8月27日 無登録農薬、秋田県38農家に流通 (読売新聞秋田支局)

・今年産に使用 13農家は出荷停止
 発がん性などのある無登録農薬が全国的に出回っている問題で、県内でも一九九七年から今月
までの六年間で、五業者、二戸の農家が計七百二十四キロ・グラムの殺菌剤「ダイホルタン」を仕
入れ、県内の三十八農家に計四百七十キロ・グラムを販売したことが二十六日、わかった。このうち
鹿角市内の十農家、湯沢市内の三農家が今年産の西洋ナシとリンゴに使用していたことが判明し、
県は出荷停止を指導した。同日開かれた県の無登録農薬対策会議で明らかになった。
 県は二十一日から立ち入り検査を実施。ダイホルタンを仕入れた業者・農家のうち、一業者
(横手市)は東京都の農薬輸入販売業者から二百二十キロ・グラムを購入し、湯沢市と雄物川町の
小売り業者へ販売。残る六業者・農家は、山形県の農薬販売業者から五百四キロ・グラムを購入
していた。一農家は購入した事実を否定している。東京都と山形県の業者は、山形県警に今月九日
までに農薬取締法違反の疑いで逮捕されている。
 現在、二業者に計約三十キロの在庫があり、県は段ボールに詰めて封印するよう指導した。
ダイホルタンを使用していた十三農家の西洋ナシとリンゴは、まだ収穫期を迎えていない。 (続く)


421:日本の食い物はマジ危険!!!
02/08/27 13:42
(記事の続き)
 別の無登録農薬の殺虫剤「プリクトラン」は、九七年から〇一年までに業者(横手市)が東京都の
業者から計二十キロ・グラムを仕入れ、湯沢市内の小売り業者を通じて四農家に計十一キロ・グラム
が販売されていた。今年は取引されていない。
 対策会議では、二十七日からJAグループと協力し、県内の全果樹栽培農家(延べ約六千三百戸)
を対象に無登録農薬の使用状況を調査するとともに、登録以外の農薬を使用しないことを確約して
もらうことを決めた。さらに、県では在庫量や販売先が確認できなかったダイホルタンについて引き続き
追跡調査を行い、昨年までの使用実態についても調査を継続する。
 またJAグループでは、果樹の残留農薬についてサンプリング調査をする。無登録農薬の成分が
検出された場合、農家に廃棄処分させるなどの誓約書も検討している。寺田知事は二十六日の会見で、
「食の安全が問われる時代に県として大きな問題。農産物を作るプロとして無登録農薬を使った農家に
猛省してもらわなければならない」と述べた。

422:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/27 13:59
● 8月27日 農家ら懸命の安全PR 無登録農薬問題(読売新聞宇都宮支局)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

(尾島)ヤマトイモ焼却へ
 生産農家の約半数が無登録農薬を購入していたヤマトイモの主産地の一つである尾島町の
ヤマトイモ生産者は二十六日、「ヤマトイモ生産出荷者全体会議」を開き、新田郡農協や農家が
保管する未出荷のヤマトイモを、すべて焼却処分することを決めた。
 県は、昨年十月に収穫したすべてのヤマトイモの出荷自粛を地元の新田郡農協に要請していた。
会議には生産者約二百人が出席し、全員が焼却処分に同意した。処分の対象は、昨年収穫して
未出荷で保管されている約四百トンと、今年十月に収穫するもののうち無登録農薬を散布したもの。
生産者の一人は、「消費者の不安をあおらないためにはここで血を流すこともやむを得ない」と話していた。
(榛名)残留農薬自主検査
 六戸が無登録農薬を使用していたことが分かった榛名町のナシ生産農家のうち、この六戸を
除く約百八十戸が、二十六日から、民間検査機関に依頼しての残留農薬検査を自主的にスタート
させた。検査は、無登録農薬の殺菌剤「ダイホルタン」と殺虫剤「プリクトラン」について行われる。
同町を含む四町村の農家でつくる「はぐくみ農協」(小池信治理事長)では、「口で安全ですよと言う
だけでなく、数字で安全を表そうと、農家が自主的に検査を決めた」としている。
【不使用の確約書】
 また、はぐくみ農協は、組合員である榛名町の各ナシ生産農家から、無登録農薬を使用して
いないことを確認する確約書の回収を始めた。今週中にも全農家から回収を終えるという。
【町が対策本部】
 一方、榛名町は同日、無登録農薬問題対策本部(本部長・石井清一町長)を設置した。
メンバーは、町、議会、農協、生産者団体などの代表者らで、二十九日に初会合を開く予定。

423:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/27 14:01
●8月27日 無登録農薬 宇都宮のリンゴ農家使用(読売新聞宇都宮支局)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

 発がん性が指摘される無登録農薬が県内で流通していた問題で、宇都宮市内のリンゴ生産農
家一軒が、一九九六年から殺菌剤「ダイホルタン」を山形県内の農薬販売業者から購入、使用
していたことが二十六日、分かった。県は、生産農家に本年産リンゴの出荷自粛、この生産農
家のリンゴを扱っている全農栃木に加工品の出荷自粛を要請した。生産農家は本年産の処分を
確約しているという。
 県経営技術課によると、生産農家は約二ヘクタールでリンゴを栽培、年間生産量は推定六十
トン。一九九六年六月ごろから昨年にかけて山形県の販売業者からダイホルタンを買っていた。
これまで合計で五百グラム入りの六十袋を購入、最近では今年六月に二十四袋を散布、在庫は
残っていないという。
 生産農家は、主に農産物直売所で収穫したリンゴや、加工品のリンゴジュースを販売してい
た。本年産リンゴは収穫がこれからのため、出回っていない。ジュースは前年産のリンゴを加
工、原材料の特定が難しいため、直売所のジュースの回収と販売自粛を要請。全農栃木にも、
この生産農家のリンゴや加工品の販売を自粛するよう要請した。
 県は、生産農家がダイホルタンを購入したという連絡を農水省から受け、農薬取締法に基づ
いて立ち入り検査した。
 生産農家が所属するJAうつのみやによると、管内の生産農家のリンゴは、観光もぎ取りや
庭先販売が中心で市場にほとんど出回らないという。生産農家三十四軒で作る同JAリンゴ専
門部は二十六日、緊急役員会を開き、各農家の防除記録のチェック、栽培中のリンゴについて
も残留農薬を検査する方針などを確認した。
 県によると、新たに農薬販売業者も無登録農薬を購入していたこともわかり、立ち入り検査
した。県が立ち入り検査したのは六業者目。

424:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/27 14:03
●8月27日 無登録農薬 使用農家 新たに86戸 (読売新聞水戸支局)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

・県、抑制メロン出荷停止要請
 発がん性の疑いがある無登録農薬が全国的に出回っていた問題で、二十四日から二十六日に
かけての県の立ち入り検査の結果、県内の二業者が無登録農薬を販売し、八十六戸の農家が
使用していたことが新たに判明した。これで、県内で販売していたのは計二十二業者、使用農家
は計百十八戸となった。
 また、新たな無登録農薬「ナフサク」の使用が抑制メロン農家一戸、春メロン農家八戸でそれ
ぞれ確認され、九月以降が出荷時期となる抑制メロンについて、県は出荷停止を要請した。
 一方、無登録農薬「ダイホルタン」を使用して栽培されていたとして二十三日から回収を開始
している新治村産のナシ八百ケース(一ケース十キロ・グラム入り)では、二十六日までに計
九十ケースの回収が完了した。

425:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/27 14:07
●8月27日 無登録農薬 高知県でも流通 (読売新聞高知支局)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

 発がん性のある無登録農薬が全国的に出回っている問題で、一九九六年から昨年にかけ、
高知市内の業者が岐阜県内の業者を通じて無登録の殺菌剤「ダイホルタン」を購入していた
ことが二十六日までに県の調べでわかった。殺菌剤は同市内の種苗販売業者に転売されており、
県はその後の流通経路や農家の使用の有無を調べている。
 県農業技術課によると、二〇〇〇、〇一年の二年間に岐阜県内の業者から高知市内の業者に
五百グラム入りの殺菌剤五百六十袋が納入されていたことが岐阜県の調査で判明。連絡を受け
た県が二十一日に高知市内の業者を立ち入り調査したところ、殺菌剤は伊野町内の業者を経由
し、高知市内の種苗販売業者に転売されていたことがわかった。
 県は二十六日、種苗販売業者への立ち入り調査を開始。何に散布していたのか、農家に販売
したのかどうかなどについて調べている。同課は「野菜や果物に使用されている可能性もあり、
早急に調査を進めたい」としている。

426:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/27 14:16
●8月27日 発がん性農薬が宮崎県内に流通~立ち入り検査で確認(読売新聞宮崎支局)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

 発がん性などがあるとして全国的に問題になっている無登録農薬「ダイホルタン」が、県内
にも流通していたことが二十六日、わかった。県営農指導課が県内で農薬を販売する二業者と、
農薬を購入した十四戸の農家などを立ち入り検査して確認した。二十七日から、農薬を使用し
たかどうかについて、栽培しているミカン、ナシ、野菜の抜き取り調査をする。
 業者の立ち入り検査は十六、二十一の両日で、二業者は、山形県警から農薬取締法違反の
疑いで摘発された東京の卸会社から農薬を仕入れたことを認めた。うち一業者はすでに農薬
四十キロを販売、県は購入した七戸(うち農家五戸)も突き止めた。このほか、県外業者から
購入した七戸(うち農家六戸)も判明した。
 同課によると、ミカンなどの出荷には時期が早いため、農薬使用の農産物が市場に出回って
いる可能性は低いとみているが、同課は「使用が分かれば、在庫の農産品を破棄するよう指導
する」としている。

427:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/27 19:15
●2002.08.27 無登録農薬、津軽の農家で使用

 発がん性のある無登録の農薬が全国で販売されていた問題が波紋を広げているが、本県でも
津軽地方の一部の農家でこの農薬が使われていたことが二十六日までに明らかになった。
 先月、山形県内の業者らが逮捕されたあと、農水省から県農林水産部に販売先農家として照
会があった。県は二十三日から、対象農家の立ち入り検査を実施するとともに、二十七日には
青森市内で緊急対策会議を開き、農薬使用果樹の出荷停止などの対応策を協議する。
 関係者によると、対象農家は弘前市と板柳町のリンゴ生産者七人。いずれも山形県の農薬販
売業者から一袋五百グラム入りの「ダイホルタン」「プリクトラン」合わせて十二袋を購入し
ていた。ダイホルタンはリンゴの黒星病、斑落性落葉病に散布。プリクトランはダニ剤類の防
除として散布したという。
 両市町のほか、岩木町や相馬村、県南地方でも購入したという情報もある。このため、県農
水部は地域、使用量、使用時期などの事実確認を進めている。

428:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/27 19:18
●2002.08.27 無登録農薬の販売問題 秋田でも全果樹栽培農家の実態調査へ 産経新聞

 東京都と山形県の農薬販売業者が発がん性のある無登録農薬を販売した事件で、「ダイホル
タン」が県内の三十八農家に計九百四十袋(一袋五百グラム)、「プリクトラン」が一業者に
四十袋(同)販売されていたことが二十六日、分かった。県は延べ六千三百戸の県内全果樹
栽培農家を対象に、使用実態調査を行うことを決めた。
 この事件で、県は二十一日から立ち入り検査を実施。その結果、九年から今年までの間、
ダイホルタン千四百四十八袋が鹿角、湯沢両市など五市郡の業者に売却され、うち九百四十袋が
三十八農家に渡った。プリクトランは四十袋を横手市の業者が買い取り、うち二十二袋が湯沢市の
業者に渡った。
 今年の栽培については鹿角、湯沢両市の十三農家が西洋ナシやリンゴの栽培に問題の農薬を
三百二十七袋使ったことも分かった。県によると、二十六日現在で今年、無登録農薬を使った
農作物の出荷はないという。
 この日、開かれた県議会農林水産委員会で、県側は農家は無登録農薬と知りながら使ったとの
認識を示した。
 県では、使用が確認された農産物は販売自粛を指導。県内全JA関係者を集め、緊急の「無登録
農薬対策会議」を開き、二十七日から四日間JA職員らが全果樹栽培農家を回り聞き取り調査を
行い、登録農薬以外は使わないことを誓う確約書を提出させる。

429:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/27 19:21
●2002.08.27 岩手県内農家1戸にも無登録農薬

 発がん性が指摘されている無登録農薬が山形県と東京都の業者によって販売されていた問題
で、県内の農薬販売業者も平成九年以降、農家一戸に販売していたことが二十六日までに分か
った。農林水産省からの情報に基づき、県が農薬取締法違反の疑いで立ち入り調査した。
 県によると、県内業者は秋田県の業者を通じ、東京の業者が扱う「ダイホルタン」計約八十
キロを購入。県内の農家一戸に対して計六十三キロを販売し、農家はリンゴの紋羽病予防のた
め約四十九キロを根部分に散布したという。
 県では販売業者と農家に対し、在庫農薬の適切な廃棄処分を指示。今年のリンゴは未出荷だ
が、出荷の自粛を要請する。
 一方、県では、農薬を取り扱う農協や一般の販売会社、ホームセンターなど県内約千の業者
に対して文書による実態把握調査に乗り出したほか、リンゴと西洋ナシを生産する全農家に対
しても関連団体とともに聞き取り調査を始めた。
 昨年までに出荷されたリンゴの残留農薬について、県農林水産部は「春先の散布なので、果
実への残留は考えにくい」としているが、近く今年の果実をもとにサンプル調査し、影響を調
べるという。

430:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/27 19:27
●2002.08.27 無登録農薬事件 高橋知事名の通知 産経新聞
山形県内外の卸売業者など三百八十三社に送る

 発がん性が指摘される無登録農薬が県内外で販売されていた農薬取締法違反事件で、県は二
十六日、高橋和雄知事名の通知「無登録農薬問題に係る緊急安全対策について」を東京都の大
田市場をはじめとする県内外の卸売業者など流通関係の三百八十三社に送った。通知は、県産
農産物の信頼回復への取り組みを訴える一方で、「早期に阻止できず深く反省している」と行政側
の対応の遅れを認め、反省と陳謝の意を示す内容となった。
 県農林水産部などの調べで、これまでに無登録農薬を散布したサクランボやスイカ、モモなどが
市場に出荷されていたことが明らかになっている。県は全農山形県本部や県農薬卸商業組合など
と県安全農産物供給緊急対策会議(議長・細野武司県農林水産部長)を設置、対策を講じてきた。
 しかし同部には、東京などの青果市場から、1山形県の農産物は無登録農薬を使用しているが
健康上問題はないのか2これから出荷するラ・フランスやリンゴについてどういった対策を取るのか
-などの連絡が寄せられたという。
 このため通知は、風評被害が出ることを防ぐため、卸売業者や市場開設者、くだもの小売店、
食品加工業者など県内八十社、県外三百三社の計三百八十三社に送付された。
 通知で県は、
(1)ラ・フランスとリンゴ(ふじ)を栽培するすべての農家を調査する
(2)無登録農薬を散布したすべての農産物を焼却処分する
(3)出荷前の農薬残留分析で無登録農薬が検出されたものは出荷停止措置をとる
-などをJAを通して要請していくとした。
 またすべての果実を出荷する際には、無登録農薬を使用していないと誓約書を提出させたうえ、
産地証明書をつけ、出荷責任を明確化させるとした。
 市場や流通関係者の間で県産農産物の信頼が揺らぎつつあるなか、県はこの通知の中で陳謝の
意を表すとともに、「県産農産物の信頼回復に向け、JA関係者と一体となって緊急かつ全力で取り
組んでいきます」と約束した。

431:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/27 19:29
●2002.08.27 台湾の商社から輸入 逮捕された高野容疑者 産経新聞

 発がん性が指摘される無登録農薬が県内外で販売されていた農薬取締法違反事件で、同法違
反容疑などで県警生活保安課などに逮捕された農薬輸入販売会社「西日本物産」社長、高野隆
二容疑者(44)=東京都世田谷区経堂=が、その後の県警などの調べに対し無登録の殺菌剤
「ダイホルタン」を台湾の商社から輸入したと供述していることが二十六日、分かった。
 調べによると、高野容疑者はダイホルタンを平成十一年から五回にわたり、農薬ではなく薬
品として輸入していたという。
 これまでの調べで、高野容疑者は平成十一年から今年五月にかけ、全国二十三都府県の農薬
販売業者五十四社にダイホルタン十九トン、徳島県の農薬販売業者を通じて入手した劇物指定
の殺虫剤「プリクトラン」約二トンを販売したことが分かっている。
 農林水産省によると、これまでに全国二十七都県で業者や農家への立ち入り検査を実施。
うち十七県で食用作物十六品目への農薬の使用が確認されたという。

432:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/27 19:32
●2002.08.27 無登録農薬リンゴから検出なし 宮城県、出荷自粛要請を解除

 発がん性が指摘される無登録農薬「ダイホルタン」が宮城県内の農家でも使用されていた
問題で、県は26日、蔵王町の農家5戸を対象に立ち入り検査した結果、このうちの4戸が
栽培しているリンゴから残留農薬は検出されなかったと発表。出荷自粛要請を解除した。

433:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/27 19:33
●2002.08.27 無登録農薬の再発防止 農家規制へ条例検討 群馬県知事「現行法で責任問えぬ」

 発がん性の疑いのある無登録の農薬が県内でも売られていた問題で、小寺弘之知事は26日
の会見で、「再発防止を徹底するために(使用した農家にも責任を問う)条例制定も検討した
い」と述べ、県もあらゆる方策で事態の収拾にあたることを表明した。新田郡農協が違法性を
知りながら農薬を販売したという異例の事態に、高山昇副知事も「起こりえないことが起きて
しまった」と激しく非難した。
 小寺知事は会見で、「消費者との信頼関係が壊れ、大変遺憾に思う。安全確保に向け適切な
措置を取りたい」と強調。さらに「農薬取締法では販売業者に罰則はあるが使用した農家は責
任を問えないなど、不十分な点がある。必要なら条例の制定も検討する」と、再発防止に向け
強い意志を表明した。
 高山副知事も「ルールに対して安易に考えていた証拠」と農協側を指摘、「今後は一層の指
導が必要になる」と険しい表情で語った。
 ただ、作物の出荷自粛で収入減が予想される尾島町の農家などについて、「実態を把握し、
支援も考えている」としている。実際、ショッピングセンター「ベイシア」では事件発覚後、
一斉に店頭からヤマトイモを撤去。また、JR前橋駅前の「イトーヨーカドー」でも「疑わし
いものは扱わない」とし、食の安全確保に神経をとがらせている。こうした厳しい状況に置か
れた生産者に対して、県は配慮を見せている。
 一方、調査にあたっている県農業技術課は「県内の業者から流れた農薬に関してはおおむね
把握しているが、隣県の業者から仕入れているケースがないとはいえない」と、無許可農薬の
使用がさらに増える可能性も示唆。少しでも早い全容解明に向け調査を続けている。
 同じく無登録農薬の使用が確認された榛名町産のナシに関しては「入荷していないが、産地
表示を徹底しているのでギフトで贈るものに関しても大丈夫」と話した。

434:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/28 07:51
▽無登録農薬2種類、26都県で販売
URLリンク(news.tbs.co.jp)

 発がん性などの理由で国内販売が禁止されている無登録農薬2種類が、これまでに、26の
都や県で販売されていたことがわかりました。
 全国での販売が明らかになった無登録農薬は、殺菌剤「ダイホルタン」と、殺虫剤「プリク
トラン」です。
 無登録農薬を扱っていた東京と山形の業者の逮捕をきっかけに農水省が全国調査をしたとこ
ろ、26の都と県で農協を含む80の業者が無登録農薬を販売していました。
 現在、全国各地でこの2種類の農薬と、これらの農薬が使われたナシなどの作物が回収され
ています。農薬取締法で禁止されているのは、無登録農薬の「販売」だけで、農水省では、無
登録農薬を使用した農家にも罰則を課すことを検討しています。(27日23:00)

動画
URLリンク(news.tbs.co.jp)
URLリンク(news.tbs.co.jp)

435:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/28 09:31
無登録農薬 安全未確認の果物撤去相次ぐ
URLリンク(www.kahoku.co.jp)

無登録農薬 東北6県含む30都県で販売
URLリンク(www.kahoku.co.jp)

無登録農薬2種類、26都県で販売
URLリンク(news.tbs.co.jp)

無登録農薬 全国80業者が販売  (08/27 19:48)
URLリンク(webnews.asahi.co.jp)

無登録農薬:28県で使用確認 農水省、使用禁止へ法改正
URLリンク(www.mainichi.co.jp)

無登録農薬 九州全県で使用 農水省確認 全国では26都県
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)

436:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/28 09:37
●無登録農薬 東北6県含む30都県で販売
URLリンク(www.kahoku.co.jp)

 無登録農薬販売事件で、東北6県を含む30の都県が、農薬取締法に基づき販売業者に対す
る立ち入り検査を実施した結果、ほとんどの都県で問題の農薬2種類、あるいはいずれかが販
売されていたことが27日、農水省のまとめで分かった。取扱業者は計80に達し、全国的な
広がりを見せている。
 販売が確認されたのは、東北6県と茨城、群馬、埼玉、愛知、石川、福岡の各県など。各都
県では、無登録農薬を購入・使用していた果樹農家などに対して、無登録農薬の回収や出荷自
粛の措置を求める一方、生産品について残留農薬の分析調査を急いでいる。
 この事件では、逮捕された東京の農薬輸入販売業者が3年ほど前から今年5月にかけ、少な
くとも20以上の都県の業者に、国内で製造されていない無登録農薬の殺菌剤「ダイホルタン」
と殺虫剤「プリクトラン」を販売していたことが分かっている。
 農水省は今月13日、都道府県に対し情報の収集と販売業者に対する立ち入り検査を早急に
実施するよう指導していた。
 今回の事件で農水省は、無登録農薬が全国規模で販売されていた事実を重視。現行では販売
段階だけとなっている農薬取締法の規制の対象を、無登録であることを知りながら使用した農
家などにも拡大するとともに、罰則を強化する法改正を検討する方針だ。

2002年08月28日水曜日

437:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/28 09:39
●無登録農薬 安全未確認の果物撤去相次ぐ
URLリンク(www.kahoku.co.jp)

 発がん性が指摘されている無登録農薬「ダイホルタン」の販売問題が全国的な広がりを見せる中、
量販店や青果市場の一部に、無登録農薬使用が報告された県から出荷された果物の販売を一時
中止したり、小売店が卸売業者へ返品したりする動きが出始めた。「安全性が確認できない以上、
やむを得ない」というのが理由だ。独自の安全性調査に着手した業者もおり、流通関係者の間には
不安が広がっている。
 大手スーパーのダイエー(本社東京)は27日までに、尾花沢産スイカと、無登録農薬散布が確認
された栃木県産ナシを扱っている首都圏や近畿地方の一部店舗で販売を中止、店頭から撤去した。
同社広報部は「産地に対する確認書などで、安全が確認できたら販売を再開する」としている。
 山形生協共立社(本部鶴岡市)も、新潟、茨城県産ナシを店頭から撤去。ラ・フランスとリンゴに
ついては独自の安全検査に着手した。イトーヨーカ堂(本社東京)は、無登録農薬使用が明らかに
なった果物を中心に、生産農家の特定や安全確認の調査を行っている。
 静岡県浜松市の浜松中央卸売市場には、販売済みだった尾花沢産スイカ400個が返品された。
返品したスーパーは「旬の終わりに近づいた。安全性も確認できない」と話しているという。
 東京都の大田市場では、スイカ、プラム、ナシの3品目の返品があった。同市場は栃木県産ナシに
ついて、入荷した場合は販売しない「売り止め」の措置を取った。
 販売の一時中止や店頭から撤去された果物は、いずれも無登録農薬の使用が確認された県から
出荷された。使用が最初に明らかになった山形県では、各農協が農家から「無登録農薬不使用」の
誓約書を取るなど、今後出荷される果物の安全性を保証するのに躍起だ。
 しかし、大田市場の関係者は「市場には、国や都道府県から情報が入ってこない。今は農家や
農協の『使っていない』との言葉を信じるしかない」と不安を訴えている。  2002年08月28日水曜日

438:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/28 17:26
◆農薬:3年計画で「野放し」の400種の基準設定へ 厚労省
URLリンク(www.mainichi.co.jp)

 国際的には使われているのに、国内では残留基準がなく「野放し」になっている約400種類の
農薬について、厚生労働省は来年度から3年計画で一気に基準を設定する方針を固めた。
安全性評価に時間のかかる農薬については入手できる範囲のデータで暫定基準値を設定する。
抗生物質などの動物用医薬品に関する基準設定も含め、まず03年度予算として9億円を要求する。

 食品衛生法は229種類の農薬について農作物別に残留基準を定めているが、国際的には
700種類の農薬が使われているとされる。日本で農作物から農薬が大量に検出されたとしても、
基準がないものであれば流通・販売の禁止をすることができず、安全確保の面で問題視されていた。

 厚労省が進めてきた農薬の基準作りの予算は年2億円足らずで、20種類程度の安全性を
調べるのが限界だった。しかし、最近輸入食品から相次いで残留農薬が検出されるなどしたため、
自民党は5月、基準未設定の農薬について早急に基準値を設定するよう提言。坂口力厚労相も
対応を約束していた。 【須山勉】[毎日新聞8月28日] ( 2002-08-28-12:01 )

439:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/28 19:34
●無登録農薬、口コミで広がる?秋田県が調査開始
URLリンク(mytown.asahi.com)

・県、実態解明へ
 発がん性が指摘されたり、劇物に指定されたりしている無登録農薬が県内でも使用されて
いた問題で県は27日、県内約6300戸の果樹栽培農家すべてを対象に、この農薬を使って
いたかどうかを調べ始めた。
 この日、8カ所の県の総合農林事務所は農協や市町村の関係者を集めて会議を開き、
全県的な実態把握に動き出した。
 調査は県の職員らが農家を1戸ずつ回り、問題の農薬を使っていないかどうか、直接聞き
取って確認する。調査は30日までに終わる見込み。
 県水田総合利用推進課がこれまでにつかんでいるところによると、問題の無登録農薬は
数年前から、農家間で「効き目がある」と口コミで広がり、売ってくれる業者を探す人もあった
という。
 農家はこの農薬を使った理由を「効き目があって楽だから」「悪いと知りながら使ってしまった」
などと話している、という。
 中には「あるから使った」と問題意識がない答えもあった。
 一方、県の事情聴取に対して、業者側は「農家からの要望があったから販売した」と説明、
自ら積極的に農家に売り込みをしたことはないといっている、という。「いい薬ないか」と
業者に持ちかける農家もあったことも明らかになっている。
 両者とも問題の農薬が無登録だとわかっていたという。

440:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/28 19:36
●無登録農薬 埼玉県内でも22戸が使用
URLリンク(mytown.asahi.com)

 全国で無登録の農薬が大量に販売されていた問題で、県内でも農業資材販売業者2社が
農家22戸に販売し、イチゴの苗やナシの木に使用されていたことが県の調査でわかった。
県は「育苗期に使用しており、農薬が残った果実が流通した可能性はない」としている。無登録
農薬を今春に使用した上里町の2戸は27日、イチゴの苗2万4千本を廃棄した。ほかに群馬県
の業者から農家55戸が購入したという情報もあり、県は使用状況の確認を急いでいる。
 使用された無登録農薬は殺菌剤ダイホルタンとダニ用殺虫剤プリクトラン。加須市と児玉町の
業者が都内の業者から仕入れ、県北部の農家に販売した。昨年から今年にかけて、ダイホルタン
を21戸、プリクトランを2戸(1戸は両方使用)が使用し、イチゴの苗や収穫後のナシの木に散布
していた。
 県の聞き取り調査で、業者は「農家から頼まれて販売した」と話し、無登録農薬を店頭には
陳列せず、特定の農家だけに販売していたという。農家は「ダニの防除に必要だった」「ほかの
農家に薦められた」などと使用理由を挙げ、ほとんどの農家は無登録であることの説明を受けて
いなかったとしている。
 県は農家や農薬販売業者に使用禁止の徹底を呼びかけるとともに、今春にイチゴ苗に使用した
大利根町の農家10戸に対しては苗約20万本を廃棄するよう指導する。
 また、群馬県からの情報では、同県の業者1社から埼玉県北部のヤマトイモ農家55戸が
プリクトランを購入していた。県のこれまでの調査でも「無登録農薬が定期的に送られてきた」
などという農家もいたため、使用状況の確認を急いでいる。

441:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/28 19:37
●無登録農薬 業者、農家130戸に販売 ・神奈川県
URLリンク(mytown.asahi.com)

 国内では登録されていない農薬が大量に販売されていた問題で、神奈川県内の農薬販売業者が
県内外約130戸の農家に無登録農薬を販売していたことが、27日までの県の調査でわかった。
このうち県内では花き農家4戸が購入していた。県はこの業者に農薬の回収を指導した。
 県によると、この業者は殺菌剤で発がん性が指摘される「ダイホルタン」と、殺虫剤の
「プリクトラン」を販売したという。無登録であることを知っていて、「農家から注文があった
から販売した」と話しているという。
 県内の花き農家は湘南地域でカーネーションを栽培していて、「プリクトラン」を購入していた。
「ダニの防除に困っていた」と理由を説明しているという。

442:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/28 19:38
●無登録農薬/福光の農家のナシから殺菌剤 ・富山県
URLリンク(mytown.asahi.com)

 富山市内の農業用資材業者が無登録の農薬2種類を販売していた問題で、農薬を購入したナ
シ生産農家3戸の産物について、県が27日に残留農薬検査をしたところ、福光町の1戸のナ
シから微量の殺菌剤が検出された。県はこの農家に対し、ナシの販売停止と、これまでに売っ
た分の回収を指示した。
 検査対象になったナシ農家は、富山市の2戸と福光町の1戸。いずれも殺菌剤のダイホルタ
ンを購入していた。県衛生研究所が分析した結果、富山市の農家産からは残留農薬が検出され
なかったが、福光町の農家のナシから0・01ppmが検出された。この農家が別に購入した
殺ダニ剤プリクトランは検出されなかった。
 この農家は当初、問題の農薬を今年は使用していないとしていたが、その後の調べで、6月
の袋がけの時期に一度散布していたことが分かった。ナシは農家庭先での直接販売のみで、
市場には出回っていないという。
 県は、富山市内の2農家について出荷自粛の要請を解除するとともに、福光町の農家に対し
ては、これまでに売った分について可能な限り回収するよう指示した。
 県によると、ダイホルタンが農薬として登録されていた89年までの基準値は5ppmで、
問題のナシを口にしても健康被害は考えにくいという。

443:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/28 19:40
●長野県内2農家も使用/無登録農薬
URLリンク(mytown.asahi.com)

 発がん性が指摘されている無登録農薬が販売されていた問題で、県内では、みなみ信州農業
協同組合(宮沢惇組合長)に加盟する果樹農家2戸が使用していたことが、27日までにわかった。
同農協は2戸に対し、出荷・収穫の停止措置をしたが、出荷済みのナシ250ケース分(1ケース
10キロ入り)は回収できないという。
 全農長野県本部(長野市)の指示で同農協が、加盟する果樹農家2220戸に対する緊急調査を
行った。
 同農協によると、23日からの調査で下伊那郡下条村のナシ農家と同郡松川町のリンゴ農家の
計2戸が、殺菌剤の「ダイホルタン」を使っていたことがわかった。リンゴは収穫前だったため出荷
停止の措置をとったが、ナシ農家が18、20、21日に出荷した「幸水」は名古屋、岐阜、静岡方面
に出回り回収できなかったという。未出荷の「幸水」350ケースは廃棄処分
にする方針。
 2戸の農家は、いずれも使用が禁止された89年以前に「ダイホルタン」を購入、倉庫に保管して
いたといい、問題となっている業者などから買ったものではないという。ナシ農家は「黒星病が出た
ため10アールの畑に散布した。ここ数年使ったことはなかった」と話しているという。
 同農協では問題のナシを社団法人・長野県農村工業研究所(須坂市)で検査したが、残留農薬は
検出されなかったという。
 同本部によると、21日に加盟17農協に調査を指示。27日現在、みなみ信州農協を含めて7農協
で調査を終了、同農協以外での使用はなかったという。
 松下数之・同農協専務理事は「消費者に不安を抱かせて申し訳ない。今後、回収に全力をあげる」
と話す。

444:記事前半
02/08/28 19:43
●イチゴ農家に無登録農薬 静岡県東部でも600キロ販売/県、苗120万本の廃棄指導
URLリンク(mytown.asahi.com)

 発がん性が指摘されたり、劇物に指定されたりしている無登録農薬が県内のイチゴ農家にも
販売されていた事件で、すでに判明していた県西部地域の農家とは別に、県東部地域の農家
延べ149戸にも600キロ余が販売され、一部が使用されていたことが27日、県農業水産部の
調べでわかった。無登録農薬が使われたイチゴの苗は約120万本にのぼるとみられ、県は
廃棄処分するよう指導している。
 問題の農薬は、殺菌剤「ダイホルタン」と殺虫剤「プリクトラン」。かつては国内で農薬登録
されていたが、発がん性などが指摘されたことから、87年から89年にかけ、登録が失効した。
山形県警の農薬販売業者逮捕をきっかけに、県は今月20日までに、県西部の農家3戸に
計240キロが販売され、うち230キロが使用されていた事実を確認。報告を受けた農林
水産省は27日、全国分と併せて公表した。



445:記事後半
02/08/28 19:43

 22日以降の県の立ち入り検査で新たにわかったのは、神奈川県内にある販売業者の販売分。
今年2月末から4月初めにかけ、県東部地域の農家134戸にダイホルタン609キロ、同地域の
農家15戸にプリクトラン27.5キロが売り渡されていた。このうち、ダイホルタン102キロ、
プリクトラン4.5キロが、「あきひめ」を中心とした親株の炭疽(たんそ)病防除などに使われて
いた。未使用分の計530キロは県農業水産部が回収したり、封をしたりするよう指導したという。
 同部によると、無登録農薬が使用されたイチゴの苗は、子株段階で約120万本、作付面積で
15ヘクタール分で、県全体のイチゴ作付面積の約3.5%にあたるという。聞き取り調査に対し、
販売業者は「無登録ということは知っていたが、輸入品なので大丈夫だと思った」と説明。一方、
生産者側は「ラベルがなく、無登録とは知らなかった」とする農家がある一方で、「無登録は
わかっていたが、炭疽病の特効薬がほかになかったので使った」などと話す農家もあったという。
 同部は「農薬は親株の段階で使われているが、イチゴの段階まで残留しているかどうかは
わからない」と説明。これらの苗の廃棄を指導するとともに、農業団体などを通じて、別の苗の
確保を急いでいる。

446:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/28 19:45
●宮崎県が無登録農薬の検査始める
URLリンク(mytown.asahi.com)

 発がん性があるとされる無登録農薬「ダイホルタン」が県内でも流通していることがわかり、
県は27日、殺菌剤「ダイホルタン」を購入した県内の農家を対象に残留農薬検査を始めた。
聞き取り調査に対して、農家に販売した業者は「『ダイホルタン』は無登録農薬だと知りな
がら購入した」と話しており、県は購入した経緯や無登録農薬についての認識など流通の原因
を調べる。
 県は21日に実施した立ち入り検査で、山形県警に農薬取締法違反の疑いで摘発された東京
の業者が、県内の二つの農薬販売業者に「ダイホルタン」と殺虫剤「プリクトラン」を売却し
た事実を確認した。
 県営農指導課によると、「ダイホルタン」は柑橘(かん・きつ)類や野菜類の殺菌剤で、
「プリクトラン」は柑橘類や茶などにつくダニを防除する。購入した2業者のうち、1業者は
購入した40キロの「ダイホルタン」全部を農家や造園業者に販売していた。
 購入したのは農家5戸と2造園業者で、このほか6戸の農家は熊本県など県外から購入して
いた。
 もう一つの業者は「ダイホルタン」と「プリクトラン」を合わせて30キロ購入したが、
在庫がすべて残っていた。
 検査は当面、9月中旬に出荷を控えているミカンやナシの栽培農家9戸を対象にする。その
後、残りに対して調査を続ける。「ダイホルタン」の残留量を確認するほか、未使用の無登録
農薬を差し押さえる。
 同課は「検査結果次第で出荷自粛もあり得る。とりあえず検査結果を見守りたい」としている。

447:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/28 19:49
●青森県内でも無登録農薬 リンゴに散布、危機感  「ブランドに傷」心配
URLリンク(mytown.asahi.com)

 全国で無登録農薬が大量に販売されていた問題で、県内でも約600キロの無登録農薬を主
にリンゴに散布していたことが27日、分かった。県は県無登録農薬緊急対策会議(議長=長
谷川義彦・農林水産部長)を設置し、農薬を使った今年産リンゴや未使用農薬を廃棄する方針
を固めた。しかし、「食の安全性」をめぐる消費者の目が厳しくなる中、対策会議のメンバー
は「青森リンゴのブランドに傷がついた」と危機感を強めている。
 県病害虫防除室の調査では、農薬は発がん性が指摘された殺菌剤「ダイホルタン」と、奇形
の危険性が指摘された殺虫剤「プリクラトン」。96年から今年までに、8市町村の農家28
戸が728キロを購入し、うち22戸が596キロを散布した。このうち今年散布したのは1
4戸で234キロ。使われずに残っている農薬は132キロある。県農林水産政策課は「戸数
や購入・使用量は今後増えるおそれもある」とみている。
 購入先については、3戸が141キロを板柳町の販売業者から買ったことが確認されたが、
残り25戸の購入経路は不明だ。同課は「農家同士の受け渡しや、無登録農薬が最も出回った
山形県の販売業者からの入手が考えられる」とみている。また、同町の販売業者は県に無届け
で農薬を扱っており、県は農薬取締法違反の疑いで告発することも検討している。
 青森市で27日に開かれた対策会議の初会合には県や8市町村の幹部、農協や市場の関係者
ら約50人が出席。農薬を使ったリンゴや未使用農薬の廃棄、リンゴ園の木や土壌に残る農薬
の検査を進めることで一致した。
 会議では「できるだけ早く県の安全宣言が出てほしい。廃棄処分を受ける14戸にも支援を
お願いしたい」(木村徳英・県りんご協会会長)などと、昨年の値崩れや今夏の大雨被害の影
響が残るリンゴ農家の苦境を訴える声が相次いだ。市場関係者からは「県内農家の全戸調査を
すべきだ」(山本忠道・弘前中央青果社長)と厳しい対応を求める声も出た。

448:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/28 19:51
●無登録農薬問題 「不使用」確約書提出要求 ・茨城県
URLリンク(mytown.asahi.com)

 新治村の梨農家1戸が無登録農薬を使った梨を出荷していた問題で、県園芸流通課などは
27日、県内の梨農家約2450戸すべてに対し、28日までに殺菌剤「ダイホルタン」の「不使用
証明書兼確約書」を提出してもらい、梨の安全性を確認すると発表した。「安全と確認できる
ものがほしい」などといった市場からの要望を受けて実施することになった。
 確約書は「ダイホルタンは一切使用しておりません。虚偽の報告により賠償責任を生じた場合は
全責任を負います」といった内容。農家は各農協や園芸いばらき振興協会などに提出する。
農協などを通さずに個人で出荷している約850戸の農家には、県や市町村に提出を求める。
梨「幸水」の出荷は終わっているが、9月初めからの「豊水」や10月前半の「新高」について、
「不使用」が確認できるという。同課などは、安全性が確認されていることを示すシールなど、
消費者にわかりやすくする方策も今後検討したいとしている。

449:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/28 20:42
渡辺農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成14年8月26日(月) 13:58~14:25 於:農政クラブ )
URLリンク(www.kanbou.maff.go.jp)

○無登録農薬の使用実態について

Q: 違う話題ですが、農薬の件で、昨日大臣が変更の転換期みたいなという問題点があると
いうふうに言われましたが、具体的にどういうように見直していくのかという考えは決まって
いますか。
 
A: 私は、この問題は、ちょっと怒りを通り越して非常に寂しい話と言いたいのですが、今の
農薬取締法というのは、販売段階をきちんと押さえることによって、輸入されたものも販売
されなければ最終的な安全性は大丈夫なのだと。それから、販売のところを捉えていれば、
農家には行き渡らないから使われないんだ、というある種のピンポイント主義でできてます。
それから、農家の指導などについては、やはり農林水産省の意向がきちんと、個別の農家に
届く、実行させるという前提で、通達やガイドラインでやっているわけです。どうもそういうこと
では済まないような時代になった、ということになると、それぞれの段階を全て規制の対象に
するような制度改正を考える時期が来たかなと。例えば、所持・販売・使用というふうなとこ
ろを捉え、輸入は、ちょっとシステムが難しくて、化学物質ということで入ってくると、ザルに
なる可能性もあるのですが、そこのところをどういうふうに押さえるかという検討が必要だと
思います。とにかく、輸入・製造から始まって、最終的な使用にいたるまで、全体をシステム
として捉えるような制度改正を検討してはどうかなというのが、現段階での、これは法律と
してものになるかどうか分かりませんが、現段階での私の考えでございます。

450:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/28 21:15
●無登録農薬使用問題 茨城県、ナシの安全確認調査
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)

 無登録農薬の使用問題で県は二十七日、県内約二千四百五十のナシ農家全戸を二十八日まで
に調査の上、今後出荷するナシに「ダイホルタン」を使用していないことを証明する確約書を
提出してもらうと発表した。
 調査は、個別聞き取りで、農協や市町村などを通じて実施する。対象のナシは、来月初めか
ら出荷される「豊水」、十月初めから出荷される「新高(にいたか)」の二種類。市場関係者
の要望に応え、山形や栃木など他県と足並みをそろえた。
 県内では二十七日までに、二十二業者がダイホルタンなど三種類の無登録農薬を販売、農家
百二戸での使用が確認されている。ナシへの使用は四戸で、うち三戸では二年以上前の使用。
また、十戸で「ナフサク」がメロンに使用されていたことが分かっている。

451:記事前半
02/08/28 21:18
●無登録農薬問題対策 栃木県議会3会派が知事に補正予算で要望
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)

 県議会の三大会派「自民党議員会」「民主党・県民連合議員団」「公明党議員会」は二十七
日、県の本年度九月補正予算に関する要望を福田昭夫知事に提出した。三会派とも「財政が厳
しい中での重点配分」を要求。台風6号による被害の復旧や、死者八人を出した宇都宮のO1
57集団食中毒対策を盛り込んだが、県内産のナシやリンゴをめぐり消費者に不安を広げつつ
ある「無登録農薬問題対策」については要望に盛り込んだのは公明だけで、自民や民主は触れ
ずじまいだった。
 補正予算は、年度はじめには想定できない事態が起きたり、緊急に必要な予算を年度途中に
組み込むためのもの。会派からの要望にも、事態に即応した機敏な対応力が求められる。
 二十二日に発覚して波紋を広げている無登録農薬対策に自民や民主が言及しなかったことに
ついて、湯津上村のナシ農家は「被害が深刻になる前に、救済の手だてを取ってほしいと思っ
ていたので、重点項目と考えてもらえていないのは残念」とがっかりした様子。「ナシの出荷
は今回疑惑がもたれた幸水だけではなく、十一月までかけて豊水、にっこりと続くのに、単価
が下がったままとなるのが怖い」と危機感を抱いている。

452:記事後半
02/08/28 21:18

 公明は、食品表示偽装や無登録農薬の販売で県民の間に食への不安が広がっているとして、
安全な食生活のための取り組みを要望した。
 自民は十九の重点事業を挙げ、前年度比約八十一億六千四百万円増の計約二百十六億九千七
百万円を要望した。公共事業重視の傾向もうかがわれ執行部側が示していた要求額に対し、土
木事業費や道路・河川の整備事業費などで、計十二億円を上乗せし、公共事業費全体では計約
六十九億五千万円を要望した。
 民主党は、中小零細企業の支援と雇用の確保、NPO(民間非営利団体)やボランティアグ
ループが活動するための環境整備など、七つの政策を要望した。
 無登録農薬問題に触れなかった点について民主党議員団の佐藤信団長は「時間がなかった。
確かに重く受け止めて取り上げるべきだった」などと説明。自民党議員会の大島和郎会長は「
広義では(政策要望の『首都圏農業の確立』の中の)『安全・安心・新鮮の提供』に含まれる
と考えている」と話している。

453:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/28 21:25
●無登録農薬使用 新たに10戸判明 群馬県が回収を指導
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)

 無登録農薬の販売問題で、新たに県内の農家十戸がヤマトイモやイチゴに使用していたこと
が分かり、県は二十七日、農家と農協に農作物の回収と出荷自粛を指導した。
 県農業技術課によると一九九九年以降、新たな使用が判明したのは伊勢崎市、境町、太田市
の五戸(ヤマトイモ)、藤岡、館林両市の三戸(イチゴ)、利根村二戸(アスパラガス)。こ
のほか、既にナシへの散布が判明している榛名町の農家一戸が、リンゴにも使用していた。
 各農家は、無登録農薬を新田郡や埼玉県の農薬販売業者から購入。中には、茨城県の業者か
ら仕入れて県内の農家に転売していた利根郡の業者もいた。
 県は昨年から今年にかけ、無登録農薬を散布していた太田市のヤマトイモの販売自粛と回収
を指導、榛名町のリンゴは焼却処分とする方針。また、無登録農薬の広がりを受け県は九月二
日、適正な農薬使用を図るため食品安全会議に「農薬使用安全対策部会」を設置、抜本的な対
策に乗り出すことにした。

454:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/28 22:22
Kyoto Shimbun 2002.08.28 News
●大阪府が業者に立ち入り 無登録農薬の殺虫剤を販売
URLリンク(www.kyoto-np.co.jp)

 無登録農薬販売事件で、大阪府は二十八日までに、無登録農薬の殺虫剤「プリクトラン」を
販売していたとして、同府内の農薬販売業者に立ち入り検査した。
 農水省から二十一日、「群馬県の業者が大阪府の業者からプリクトランを仕入れた」との情
報が寄せられ、二十六、二十七日に立ち入り検査。二○○○年からこれまでに群馬県の業者に
計千二百六十キロ分のプリクトランを販売していたほか、府に無届けで農薬販売業を営んでい
たことが判明した。(共同通信)

455:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/28 22:58
●無登録農薬:宮城のリンゴからダイホルタンを検出
URLリンク(www.mainichi.co.jp)

 宮城県は28日、同県山元町の農家2軒が栽培したリンゴから、無登録農薬「ダイホルタン」
(流通名「ホールエース」)の成分が検出されたと発表した。2軒が栽培したリンゴの出荷
停止を指導し、今後すべてを廃棄処分にする方針。このうち1軒は5日に、お盆のお供え用に
青リンゴ200トンを出荷したが回収はしない予定。
 20日の県の調査に2軒とも「最後の使用は99年春」と答えていたが、成分が検出された
ことで追及したところ、1軒は「今年6月に使った」とウソを認めたという。 【飯山太郎】
[毎日新聞8月28日] ( 2002-08-28-21:05 )

456:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 00:19
●無登録農薬28都県で販売、3・5トン以上を使用 (読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

 発がん性などがある無登録農薬が販売されている問題で、読売新聞社は28日までに
使用実態や影響について全国調査した。その結果、少なくとも26都府県の91業者が24トン
以上を28都県に販売し、24県の819戸の農家が3・5トン以上を農作物に使用していた。
 また、16県で生産者に対して県庁やJAが農産物の出荷自粛を要請、このうち9県では
実際に回収、処分が始まっている。
 回収・処分対象は新潟県産などのナシ約1232トン、群馬県産のヤマトイモ約400トン
など25品目に上っており、今後、さらに拡大しそうだ。  (8月28日23:46)

457:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 00:36
無登録農薬2種類、26都県で販売
URLリンク(news.tbs.co.jp)

 発がん性などの理由で国内販売が禁止されている無登録農薬2種類が、これまでに、
26の都や県で販売されていたことが わかりました。
 全国での販売が明らかになった無登録農薬は、殺菌剤「ダイホルタン」と、殺虫剤
「プリクトラン」です。
 無登録農薬を扱っていた東京と山形の業者の逮捕をきっかけに、農水省が全国調査を
したところ、26の都と県で 農協を含む80の業者が、無登録農薬を 販売していました。
 現在、全国各地でこの2種類の農薬と、これらの農薬が使われたナシなどの作物が回収
されています。
 農薬取締法で禁止されているのは、無登録農薬の「販売」だけで、農水省では無登録農
薬を使用した農家にも 罰則を課すことを 検討しています。

URLリンク(news.tbs.co.jp)
URLリンク(news.tbs.co.jp)

458:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 07:29
●無登録農薬、新たに太田市・境町など農家10戸の購入が判明 /群馬
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

 ◇出荷の1戸、回収は困難
 無登録農薬が新田郡農協などで販売されていた問題で、県は27日、これまでに判明してい
た購入農家150戸に加え、新たに太田市や境町などの農家10戸が、無登録のダニ駆除剤「
プリクトラン」などを購入していたと発表した。販売業者も新たに1業者が判明した。県は既
に、太田市のヤマトイモ生産農家2戸に対し、出荷自粛と流通分の回収を指導。榛名町のリン
ゴ農家1戸にも同様に指導した。
 県農業技術課によると、新たに購入が判明したのは、太田市や境町など4市2町1村の農家
計10戸。プリクトランや無登録の殺菌剤「ダイホルタン」を、ヤマトイモのほか、イチゴ、
アスパラガスなどに散布していた。
 このうち太田市のヤマトイモ農家2戸は昨年、プリクトランを使用。しかし、うち1戸は既
に出荷済みで、回収は難しいという。また、2戸のうち1戸は今年も使用していたため、県は
、今年の収穫分も出荷自粛を指導した。
 さらに、榛名町のリンゴ農家は今年もダイホルタンを散布していたため、同農家は県の指導
を受け、廃棄処分にするという。伊勢崎市や境町のヤマトイモ農家3戸や、館林市のイチゴ農
家1戸、利根村のアスパラガス農家1戸は、昨年は使用していたが、昨年分はいずれも既に出
荷を終えているという。
 また、新たに判明した販売業者は、利根郡内にあり、これで県内9業者が販売していたこと
になった。農家のなかには、埼玉県内の業者から購入していたケースもあった。【清水憲司】
(毎日新聞)

459:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 07:31
●無登録農薬、三条・加茂市内でも使用 「ナシ・幸水」今季の出荷停止 /新潟
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

 発がん性が指摘されている無登録農薬が県内にも販売されていた問題で、白根市と並ぶナシ
産地の三条市と加茂市の農家でも同農薬が使用されていたことが27日、分かった。また、両
市の農家が所属するJAにいがた南蒲は主力品種・幸水種の出荷を今季全面的に停止すること
を決めた。今後出荷予定の他品種については、サンプリング検査などで安全が確認された後、
出荷したいとしているが、出荷のめどは立っておらず、影響は拡大していきそうだ。
 白根市に次ぐナシ産地の加茂市には約280戸、三条市にも約120戸のナシ農家があり、
JAにいがた南蒲がそれらの農家に聞き取り調査を行った。その結果、少なくとも両市の計5
農家で無登録農薬「ダイホルタン」を使用していることが分かった。
 23日の県の発表では、「ダイホルタン」を使用していた農家は00年が計31戸、01年
は計21戸で、白根市と加茂市、三条市の農家が使用していた。しかし、02年について、県
は白根市の農家2戸での使用しか発表しておらず、JA白根市などが新たに使用農家を公表し
ているにもかかわらず、新たな使用農家数を公表していない。


460:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 07:31

 また、白根市での無登録農薬使用が発覚して以来、協議を続けてきた加茂、三条両市の農家
はこの日、初めて具体的な対応策を決めた。
 加茂市と三条市のほぼすべての農家が、それぞれ加茂市の須田集出荷場と三条市の大島選
果場に集まり、今後の対策を協議。JA白根市が既に幸水種出荷の全面停止を決めたことを受け、
同市同様今季の出荷を見合わせることで一致した。
 一方、これから出荷が予定される豊水種や二十世紀種などについては、安全確認ができ次第、
出荷することでまとまった。
 JAにいがた南蒲によると、全農県本部やJA白根市と足並みを合わせ、安全確認を行うという。
その際、(1)サンプリング検査をして、ダイホルタンが残留していないことを確認。
(2)無登録農薬を使用していないという農家からの誓約書を提出させ、(3)どのような農薬を
使ったかという防除歴が確認できたものを、出荷する見込みだ。
 しかし、具体的にいつから出荷できるかといっためどは立っておらず、白根市をはじ始め、
県内の全ナシ農家は頭を抱えている。(毎日新聞)

461:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 07:34
●無登録農薬、東部イチゴ農家で使用--県が廃棄指導 /静岡
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

 ◇年間生産量の3.5%、120万本
 発がん性などが指摘されている無登録農薬が全国で使われていた問題で県は27日、この無
登録農薬が県内でも販売され、県東部のイチゴ農家で使われていたことを公表した。農薬を使
用して育てた来年のイチゴの苗は、年間生産量の3・5%に当たる120万本に達しており、
県は全ての苗の廃棄処分を農家に指導、各農家は代わりの苗を手当てする必要に迫られる。ま
た、県は販売業者への処分を検討する。
 県農林水産部によると、無登録農薬を県内イチゴ農家に販売していたのは神奈川県の販売店。
県がこの店の県内営業所を立ち入り検査した結果、東京の農薬輸入会社「西日本物産」(農薬
取締法違反などの容疑で代表者が逮捕)から購入した無登録農薬「ダイホルタン」や「プリク
トラン」を2~4月にかけ県東部のイチゴ農家に売っていた。県では回収を行ったが、約90
の農家で計約105キロがすでに使われていた。このほか、県内では別の業者が無登録農薬を
販売していた(調査中が1業者)。

462:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 07:34

 「ダイホルタン」や「プリクトラン」は以前は、国の登録農薬として、苗が黒ずんで枯れて
しまう「炭そ病」対策用に使われていたが、発がん性のあるカプタホールという成分や、奇形
を生み出すシへキサチンという成分を含んでいることがわかり、10年以上前に販売禁止とな
っていた。それでも「即効性があり、よく効く薬として有名だった」(関係者)という。今回
立ち入り検査した業者はこれらの無登録農薬を「ホールエース」「プリラー」など名称を変え
て売っていた。
 この事態に生産者側も頭を抱えている。県経済連では、県内各農協を通じて無登録農薬を使
用したイチゴ苗の廃棄処分と、そうした農薬を買わないよう注意喚起することにしている。イ
チゴの出荷は12月ごろからのため、販売自粛などの事態にはいたっていないが、9月からは
苗植えの時期となるため、廃棄分に代わる苗の確保が必要になる。池上昭司代表理事は「苗の
植え替えで消費者の信頼を得ていきたいが、防ぐには農家の自覚も必要」と話している。
(毎日新聞)


463:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 07:36
●無登録農薬、県内の農家6戸が使用--県、立ち入り検査 /長崎
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

 県は27日、発がん性が疑われ製造中止となった無登録の農薬を、県内農家6戸が97年~
今年7月初めに使っていたことが確認されたと発表した。使用量は500グラム入り袋が247
袋で計123・5キロ。イチゴやミカン、苗木に使われていた。
 農薬の商品名は「ダイホルタン」。販売していた山形や東京の業者を山形県警が7~8月に
農薬取締法違反容疑などで逮捕している。全国的に使われた可能性が高く、九州農政局から
情報を得た長崎県が20日から農家などを立ち入り検査した。
 使用していた6戸は福岡県内の2業者と熊本県内の1業者から購入。このうち2戸は今年に
入ってからも使っていた。3月に露地ミカンに使った農家については県が農薬の残留分析をし
ている。28日に結果が出るが、時間がたっているため農薬が検出される可能性は低いという。
仮に検出されれば出荷停止となる。別の農家は7月初めに苗木に使っていた。
 県は農薬を販売している店舗も検査しており、26日現在で331店舗の検査が終わったが、
無登録農薬を販売していた店はなかった。今月中に残り460店舗を調べる。【久保田修寿】
(毎日新聞)

464:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 07:51
●無登録農薬、鹿県8農家が使用 -果物108トン、既に出荷 (南日本新聞)
URLリンク(www.minaminippon.co.jp)

 発がん性などが指摘されている無登録農薬が全国で販売された問題で、鹿児島県は27日、
県内の9農家が購入し、8農家が使用したことを確認したと発表した。10月に出荷予定のミ
カンもあり、県は残留農薬を検査し、安全性を確認する。出荷自粛を要請するかは検討中。
農薬
 問題の農薬は、殺菌剤「ダイホルタン」と殺虫剤「プリクトラン」。県農業環境対策室など
によると、農薬取締法違反容疑で逮捕された東京の業者から、肝属地区の4業者に流通。ダイ
ホルタンは2000年5月から今年3月に山川町、東串良町、鹿屋市の計6農家に販売された
。6農家は7月までにダイホルタンを使った計約108.1トンのスイカ、メロン、イチゴを
出荷した。
 また、高尾野町の2ミカン農家は熊本の業者から00年3月から02年4月にダイホルタン
を購入。うち1農家はダイホルタンを使った温州ミカン4-5トンを10月に出荷する予定だ
った。
 県は昨年使用した農家も合わせ、今秋の出荷前に2農家のミカンの残留農薬分析をする。
 店頭販売のため購入者を特定できない1件を含め、県内では計140キロのダイホルタンが
販売された。調査時に約2キロを保管していた農家もあったため、県は使用しないよう封かん
を指導した。
 プリクトランは、串良町の1農家が県内の業者から99年ごろに20キロ購入したが、粗悪
品だったため、農作物には使用しなかったという。
 県は27日、県庁に支庁、農林事務所、普及センターの担当者約30人を集め、農薬販売会
社や生産農家への指導徹底を指示した。
 農林水産省は同日までに、二つの無登録農薬が全国30都県で販売され、26都県で使われ
たことを確認している。販売の実態を解明し、販売業者を処分する方針。

465:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 10:09
●無登録農薬問題 山形県・高橋知事「生産農家は自立精神を」--職員処分を検討
URLリンク(www.mainichi.co.jp)

 無登録農薬が大量に販売された問題で、高橋和雄知事は27日の定例会見で、担当部署の
農林水産部の一連の対応に不手際があったことを認め、「職員の処分は大いに考えている」と
述べた。一方で高橋知事は「生産農家は行政依存型ではなく、自立の精神を持たなければ、
農業県としての役割が果たせなくなる」と指摘した。県の対応の遅さに生産者や消費者からの
批判が集まる中、生産者を批判する知事発言は波紋を呼びそうだ。
 高橋知事は無登録農薬を使った生産農家について「登録されていない農薬を使わないように
勉強会を開くなどして、農業団体、生産農家としての責任を果たしてほしい」と語った。また、
一部農家から「検査や焼却の費用を県に負担してほしい」との声が出ていることに触れ、高橋
知事は「生産農家や生産者団体と協議をした上で、決めたい」と述べるにとどまった。
 無登録農薬問題の対応で県庁内が混乱していたにもかかわらず、県のトップが18日から
8日間、「日中友好のつばさ」で中国に視察に出かけて不在だったことについて、高橋知事は
「私が留守にしていても、大丈夫なようにしてある。支障があったと思わない」と述べた。
 県は今後、来年度の出荷に響かないよう対策実施本部を設置する予定だという。

466:記事前半
02/08/29 10:19
●無登録農薬、三条・加茂市内でも使用 「ナシ・幸水」今季の出荷停止・新潟県
URLリンク(www.mainichi.co.jp)

 発がん性が指摘されている無登録農薬が県内にも販売されていた問題で、白根市と並ぶナシ
産地の三条市と加茂市の農家でも同農薬が使用されていたことが27日、分かった。また、両
市の農家が所属するJAにいがた南蒲は主力品種・幸水種の出荷を今季全面的に停止すること
を決めた。今後出荷予定の他品種については、サンプリング検査などで安全が確認された後、
出荷したいとしているが、出荷のめどは立っておらず、影響は拡大していきそうだ。
 白根市に次ぐナシ産地の加茂市には約280戸、三条市にも約120戸のナシ農家があり、
JAにいがた南蒲がそれらの農家に聞き取り調査を行った。その結果、少なくとも両市の計5
農家で無登録農薬「ダイホルタン」を使用していることが分かった。
 23日の県の発表では、「ダイホルタン」を使用していた農家は00年が計31戸、01年は
計21戸で、白根市と加茂市、三条市の農家が使用していた。しかし、02年について、県は
白根市の農家2戸での使用しか発表しておらず、JA白根市などが新たに使用農家を公表して
いるにもかかわらず、新たな使用農家数を公表していない。

467:記事後半
02/08/29 10:19

 また、白根市での無登録農薬使用が発覚して以来、協議を続けてきた加茂、三条両市の農家は
この日、初めて具体的な対応策を決めた。
 加茂市と三条市のほぼすべての農家が、それぞれ加茂市の須田集出荷場と三条市の大島選果
場に集まり、今後の対策を協議。JA白根市が既に幸水種出荷の全面停止を決めたことを受け、
同市同様今季の出荷を見合わせることで一致した。
 一方、これから出荷が予定される豊水種や二十世紀種などについては、安全確認ができ次第、
出荷することでまとまった。
 JAにいがた南蒲によると、全農県本部やJA白根市と足並みを合わせ、安全確認を行うという。
その際、(1)サンプリング検査をして、ダイホルタンが残留していないことを確認。
(2)無登録農薬を使用していないという農家からの誓約書を提出させ、
(3)どのような農薬を使ったかという防除歴が確認できたものを、出荷する見込みだ。
 しかし、具体的にいつから出荷できるかといっためどは立っておらず、白根市をはじ始め、
県内の全ナシ農家は頭を抱えている。

468:記事前半
02/08/29 10:27
●無登録農薬使用の農家、栄養剤と思い購入 地元では「低農薬」で人気・栃木
URLリンク(www.mainichi.co.jp)

 発がん性が指摘される無登録農薬「ダイホルタン」が県内のリンゴ農家で使用されていた問題で、
宇都宮市内の農家の男性(35)が27日、毎日新聞の取材に対し、農薬の入手経路や購入の経緯
などを明かした。この農家のリンゴは地元では「低農薬」として人気を集めており、JAうつのみやの
専門部会でも研究員として、若手からの信頼が厚かったという。今回の問題の発覚を受け、男性は
取材に「本当に申し訳ないことをした」と涙を流しながらうなだれた。(続く)


469:記事後半
02/08/29 10:28

 男性との一問一答は次の通り。

 ◆ダイホルタンを手に入れた経緯は
 96年6月に、山形県の武田秀一被告(農薬取締法違反罪などで起訴)に電話で注文して購入した。
栽培技術の向上のため、山形県の先進的なリンゴ農家に出向いた際、「いいものを売っている」と
武田被告の連絡先を教えてもらい、試してみようと思った。
 ◆ダイホルタンが無登録であることは知っていたか
 知っていた。しかし、私はその商品がダイホルタンだとは全く思っておらず、「ホールエース」と
いう名前の栄養剤と武田被告から聞き、勧められていた。ダイホルタンと知っていたら、購入などしない。
 ◆武田被告から購入した商品には農薬の登録番号などは記されていたのか
 なかった。商品は電話してから2日後には宅配便で届いたが、それにはラベルもなく、説明書も
入っていなかった。しかし、私は栄養剤と思い込んでおり、値段も1袋3000円と一般のものと
同程度だったので、特におかしいとは思わなかった。しっかりチェックしなかった私のミスだ。
 ◆どのように散布したのか
 水で1000~2000倍に薄めて、葉の下に年1回散布していた。栄養剤であっても、いつ効果が
出るか分からないので、結果として今年まで長く使うことになってしまった。
 ◆96年以降、ダイホルタンを使ったリンゴが出荷されているが
 本当に申し訳ない。私の夢は無農薬のリンゴを作ることで、いつも努力してきたつもりだった。
それが農協では若手に偉そうに指導しながら、家では無登録農薬を使い、5歳になる長男や長女に
毎日食べさせていた。本当に自分が情けない。


470:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 10:38
●無登録農薬、新たに太田市・境町など農家10戸の購入が判明・群馬
URLリンク(www.mainichi.co.jp)

◇出荷の1戸、回収は困難
 無登録農薬が新田郡農協などで販売されていた問題で、県は27日、これまでに判明してい
た購入農家150戸に加え、新たに太田市や境町などの農家10戸が、無登録のダニ駆除剤
「プリクトラン」などを購入していたと発表した。販売業者も新たに1業者が判明した。県は
既に、太田市のヤマトイモ生産農家2戸に対し、出荷自粛と流通分の回収を指導。榛名町の
リンゴ農家1戸にも同様に指導した。
 県農業技術課によると、新たに購入が判明したのは、太田市や境町など4市2町1村の農家
計10戸。プリクトランや無登録の殺菌剤「ダイホルタン」を、ヤマトイモのほか、イチゴ、
アスパラガスなどに散布していた。
 このうち太田市のヤマトイモ農家2戸は昨年、プリクトランを使用。しかし、うち1戸は既
に出荷済みで、回収は難しいという。また、2戸のうち1戸は今年も使用していたため、県は、
今年の収穫分も出荷自粛を指導した。
 さらに、榛名町のリンゴ農家は今年もダイホルタンを散布していたため、同農家は県の指導
を受け、廃棄処分にするという。伊勢崎市や境町のヤマトイモ農家3戸や、館林市のイチゴ農
家1戸、利根村のアスパラガス農家1戸は、昨年は使用していたが、昨年分はいずれも既に出
荷を終えているという。
 また、新たに判明した販売業者は、利根郡内にあり、これで県内9業者が販売していたこと
になった。農家のなかには、埼玉県内の業者から購入していたケースもあった。【清水憲司】

471:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 13:23
●千葉県が立ち入り検査 無登録農薬販売
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)

 発がん性を指摘されている無登録農薬が山形県内の業者から販売され農産物に使用された
問題に関連し、県はこの無登録農薬を取り扱っていた県内三業者を立ち入り検査した。その結果、
一部が県内で植木やゴルフ場の芝に使われていたことが分かった。農産物への使用はなかった
という。
 問題となっているのは、「ダイホルタン」(商品名ホールエース)と「プリクトラン」(同プリック)の
二種類の農薬。県内の三業者が一九九五年から今年にかけ、「ダイホルタン」六百袋(一袋五百
グラム)「プリクトラン」二十袋(同)を他業者から購入し、このうちそれぞれ八十袋と十九袋を県内
四カ所に販売した。残りの「ダイホルタン」五百二十袋は県外に販売され、「プリクトラン」一袋は
業者が捨てたとしている。
 二種類の農薬は、発がん性が指摘され、八〇年代後半から農薬取締法で販売が禁止された。
県警は同法違反などに当たる可能性もあるとみて、県内業者の農薬販売について調べている。

472:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 13:36
●全量廃棄に猛反発 無登録農薬流通 妻沼で緊急会議
URLリンク(www.saitama-np.co.jp)

 無登録の農薬、ダイホルタン、プリクトランが県内でも販売されていた問題で、使用が確認
されたヤマトイモの生産農家らを集めた緊急対策会議が二十七日、大里郡妻沼町役場で開かれ
た。町などが二○○一年度産の全量廃棄処分を提案。しかし、農家の意見はまとまらず、対策
は先送りとなった。
 一方県は同日、妻沼町で本年度産のヤマトイモにも問題の農薬の使用が確認されたことを明
かにした。同町や深谷市、本庄市など主要産地は出荷停止や自主回収を進め、安全が確認され
るまで直売所からもヤマトイモを引き揚げる措置を取った。またイチゴについても県内で廃棄
の動きが表面化、無登録農薬をめぐる影響が県内でも影を落とし始めた。
 緊急対策会議は同町や町議会、農協などが生産農家に呼び掛けて開催。ヤマトイモの生産農
家ら農業関係者約百四十人が参加した。高橋茂町長は会議の中で、農薬を購入した農家は県が
発表した戸数よりも一軒増え、同町内で二十六軒となったことも明かにした。
 会議は「消費者や市場の信頼を回復することが何よりも大切」として、農薬の使用不使用に
かかわらず○一年度産のヤマトイモを全量廃棄すべきかどうかを論議。これにヤマトイモで生
計を立てている農家は「農薬を使用していないものまで処分するのは納得できない」などと強
く反発し、議題に上がっていた支援対策も棚上げとなった。
 妻沼町はヤマトイモの主要産地として知られ、約百五十軒の農家が千五百七十トンを作付け、
九百八十トンを出荷している(二○○○年度調べ)。
 この問題で農協が問題の農薬を販売していた群馬県でJA尾島支所(尾島町)が、昨年度産
の在庫と市場から回収したヤマトイモ計約六百五十トンを全量焼却処分する方針を固めている。

473:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 13:43
●上里でイチゴ苗廃棄

 埼玉県は二十七日、問題の無登録農薬を購入していた児玉郡上里町の農家二戸が、
両農薬を使用したイチゴ苗計二万四千本を廃棄したと発表した。
 廃棄した苗は作付け前の状態。イチゴの作付面積は二戸合わせて三千平方メートルで、
これから育苗するのでは収穫期に間に合わないため、他地域で余った苗を購入して植え付ける。
イチゴ苗は一株五十~百円という。県も苗の確保を支援する。
 これ以外に北埼玉郡大利根町の農家十戸が今年のイチゴに無登録農薬を使用しており、
県は引き続きイチゴ苗の廃棄を指導している。

474:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 13:58
●無登録農薬問題 回収や出荷自粛を徹底
URLリンク(www.nougyou-shimbun.ne.jp)

 無登録農薬が販売された問題で、使用が確認された産地は、農家やJAが農産物の安全対策
を急いでいる。都県では違法な農薬を使った農産物の回収や出荷自粛などを指示。農薬の適正
使用を徹底するため、講習会を予定する県もある。一方、立ち入り検査をした都府県は二十八
日までに三十二に増え、うち二十七都県で、使用を確認した。
 販売・使用を確認した都県では、無登録農薬が使われた農産物の、回収や出荷自粛、残留農
薬検査などを指示している。石川県では、梨約四十トンを回収。他県でもリンゴや梨、イチゴなど
出荷前の農産物で、出荷自粛や苗の廃棄、残留農薬の検査を進めている。
 愛知県は毎年開く「農薬安全講習会」で、再発防止を徹底し、産地の安全証明に努めていく。
各県も、農薬の適正使用の講習会を開く予定だ。
 JAグループも、山形や栃木などが対策本部を設けた。また、秋田県ではすべての果樹農家
(六千三百戸)を対象に無登録農薬の使用実態を調べ、山形はすべてのリンゴ、洋梨農家
(合計一万千戸)を対象に残留農薬を検査を行っている。
 立ち入り検査は、農水省が二十六日にまとめた三十都県に、広島県と大阪府が加わった。
業者が販売した農家を特定し農家の使用を調べる。徳島県は業者が逮捕されたため、すべての
販売業者と農家を対象にしている。
 都県の調査によると、無登録農薬のうち、殺菌剤「ダイホルタン」はリンゴ、梨、洋梨などの
果樹や、イチゴの炭そ病の防除に使用。殺虫剤「プリクトラン」は梨や花き、ヤマトイモで、
植物成長調整剤「ナフサク」はメロンで使われたことが分かった。

475:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 14:01
● 無登録農薬の使用問題 大手スーパーと契約産地の安全性確保
URLリンク(www.nougyou-shimbun.ne.jp)

 無登録農薬が果樹や野菜の産地で販売、使用されていた問題で、大手スーパーは契約
産地の安全性確認を進めている。各社とも先週から、全国の契約産地の生産者、JAなどに
無登録農薬を使用していない旨の誓約書などを提出してもらう作業を始めている。
 産地とは契約の際に使用農薬などを確認済みだが、「安全なものを消費者に提供する
ためには、売る側として再度、安全確認する必要がある」(ダイエー)と、確認を急いでいる。
 イオンは二十二日から誓約書を提出してもらうよう産地に求めている。近くとりまとめ、
契約産地の安全確認を終える予定だ。イトーヨーカ堂やダイエーも無登録農薬が使われて
いないことの確認を急いでいる。ただ、市場から手当てする農産物の産地を直接調べるのは
難しく、卸・仲卸を通じて安全性を確認している状況だ。

476:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 14:03

●スーパーの要望を受け検査 「安全証明」発行へ/JA鹿児島県経済連
URLリンク(www.nougyou-shimbun.ne.jp)

 無登録農薬問題を受けて、JA鹿児島県経済連は二十八日、県内JAから出荷中、または
出荷間近な野菜・果実の残留農薬検査を始めた。取引先のスーパー・青果会社から無登録
農薬の使用について問い合わせが増えていることに対する措置。
 検査する農薬は殺菌剤「ダイホルタン」。検査対象はスーパーが取引しているレイシ、
オクラ、キュウリ、サツマイモ、極早生ミカンなど。JAの標準的なほ場から抽出検査する。
 一検体当たり一万二千五百円かかる経費は経済連が半額、残りをJAが負担。要請の
あったスーパーや青果会社には、検出されなかったことの証明書を発行する。県の調査では、
八農家がスイカなど四品目に「ダイホルタン」を使用。しかし、JAによる無登録農薬の販売や、
系統に出荷している農家の使用はない。

477:記事前半
02/08/29 18:21
●無登録農薬・秋田 販売業者と生産組合長一問一答
URLリンク(www.kahoku.co.jp)

 秋田県内でも鹿角市や湯沢市の農家で使用が確認された山形県の業者などによる無登録農薬
販売問題で、販売、使用にかかわった鹿角市内の販売業者と農家が28日までに河北新報社の
取材に応じた。ともに新品種の導入を積極的に進めるなど熱心な業者、農家だが、両者の話からは、
無登録農薬への認識の甘さや知識不足から、効果が高いことを理由に安易に使用する背景が
浮かび上がってくる。行政や農協の指導不足もうかがえた。

 【販売業者との一問一答】

 ―どのような経緯で無登録農薬を仕入れたのか。
 「2年前、知り合いの福島県の農家が、逮捕された山形県の業者を連れて現れた。果樹の栽培
 方法の話をする過程で『良く効く薬を輸入している』といわれ、仕入れた」

 ―無登録と知っていたのか。
 「初めは知らなかったが、届けられた包みを開封して、(今回問題になった)ダイホルタンと
 分かった。国内の農薬はラベル表示がしっかりしているが、これは一切表示がなかった」

 ―なぜ販売したのか。
 「先の山形の業者から『密輸ではない安全な商品』と言われたため、国が特別に許したのだろうと
 勝手に解釈してしまった」

 ―販売はどのようにしていたのか。
 「初めはこちらから使用を持ち掛けた。農家から要求されることもあった。これまで市内の農家数戸に
 販売した。また登録が失効した1989年以降も余ったダイホルタンを無くなるまで販売していた。
 当時、県や農協から焼却処分するように、などの指導はなかった」

 ―済まないという思いはあるか。
 「消費者、農家には済まないことをした。県などから処分を受ける覚悟はある」


478:記事後半
02/08/29 18:22

 【農家(果樹生産組合長)との一問一答】

 ―無登録農薬を使用したのはいつからか。
 「昨年、組合内の一戸が試験的にダイホルタンの使用を始めた。薬の効果が高く、今年は数戸が使用した」

 ―無登録と知っていたのか。
 「無登録とは知らなかった。登録失効以前も使っていたが、失効したことや農薬の危険性などは県、農協など
 から一切知らされなかった。自然になくなったので、販売中止になったのだろうと思っていた」

 ―なぜ使用したのか。
 「山形県の果樹農家を視察した際、ダイホルタンを当たり前のように使用していたので使用を決めた。
 同様の効果の薬より、値段も安く散布回数も少ないので、便利だと考えた。ただ、私の農家も含め、
 手や顔がかぶれるなどの理由で使用を見送った農家も多い」

 ―どこから購入したのか。
 「市内の業者から購入した。安定供給のために、ほかにも声を掛けたが、見つからなかったようだ」

 ―問題の広がりについてどう思うか。
 「とんでもないことをしてしまったという思いでいっぱい。果実はすべて廃棄処分するつもり。
 ただ、県内で使用した農家が鹿角市、湯沢市だけというのはおかしい。もっといるのではないか」

 2002年08月29日木曜日

479:記事前半
02/08/29 18:31
●ダイホルタン 宮城のリンゴから検出 山元の2農家
URLリンク(www.kahoku.co.jp)

 発がん性が指摘されている「ダイホルタン」など無登録農薬が全国で販売されていた問題で、
宮城県山元町で栽培されているリンゴから「ダイホルタン」が検出されたことが28日、宮城県が
実施した残留農薬検査で分かった。農水省によると、一連の問題で無登録農薬の残留成分が
検出されたのは東北では初めて。県は同日、農家への立ち入り調査を行い、出荷の停止を要請した。
 残留成分が確認されたのは、山元町の農家2戸が栽培したリンゴ。それぞれ0.02ppm、
0.01ppmが検出された。ともに微量ではあるが、食品衛生法で検出されてはいけないことに
なっている。
 二戸とも、ダイホルタンは農薬取締法違反の疑いで山形県警に逮捕された山形県内の業者
から購入。「業者から『ダイホルタンのようなもの』と説明を受けたが、無登録とは知らなかった」と
話しているという。
 使用時期については、1戸が「1999年5月に1回使っただけ」、もう一戸が「今年6月まで数年に
わたって使用していた」と、県に説明している。

480:記事後半
02/08/29 18:31

 県の要請を受けて、2戸の農家は、すべてのリンゴを出荷しない方針で、県は今後、リンゴを処分
することを検討している。ただ、0.01ppmが検出された農家の200キロについては8月5日に
「青リンゴ」として農協経由で仙台市場に出荷され、「回収は不可能」(県農業振興課)という。
 県の残留農薬分析は、しんと上下のくぼみをくりぬいたリンゴをつぶして成分を調べる方法で
行われた。これまでに使用が疑われている農産物のうち、キュウリ、和ナシは未検出で、イチゴは
現在、分析中。
 農水省によると、ダイホルタンの検出は無登録農薬の販売問題発覚以降、熊本と石川のナシで、
それぞれ「ダイホルタン」と「プリクトラン」が検出された。東北では山形県もリンゴ、ラ・フランスに
ついて残留農薬検査を進めている。
 また、無登録農薬をめぐっては、28日までに茨城県で76年に登録から外れた落果防止剤の
「ナフサク」が流通していたことから、宮城県もナフサクについて調査。山元、蔵王、亘理の3町の
リンゴ農家3戸が購入していたことが分かった。県は28日、3戸に対し、リンゴの出荷を見合わせる
ように要請した。   2002年08月29日木曜日


481:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 21:38
●無登録農薬 販売への影響心配 津軽地方の生産者に動揺

 発がん性物質が含まれる無登録農薬が県内でも使用されていた問題は、リンゴの本格的な収
穫期を前に、津軽地方の栽培農家や関係者に動揺と波紋を広げている。生産者からは「ごく一
部の生産者のために、県産リンゴの安全・安心神話が崩れ、販売への影響が心配だ。消費者が
納得できる安全宣言に向けた対策を早急に打ち出してほしい」という要望が日増しに高まっている。
 この問題は二十八日、弘前市内で開かれた本年度県りんご商業協同組合連合会組合員大会で
も話題になった。
 宇野善造会長があいさつのなかで無登録農薬問題に触れ「現在、県が中心となって調査を進
めているが、これ以上、消費者に迷惑をかけないためにも、県対策会議に参加し、処置と行動を
とる」と表明。動揺する組合員らに組織の重要課題として早急に取り組む考えを示した。
 関係市町村も対応策に追われている。弘前市りんご農産課によると、問題となっている殺菌剤
「ダイホルタン」と、ダニ防除剤「プリクトラン」を使用した生産者を調査した結果、ある生産者は
別のリンゴ栽培仲間から譲り受け、使用禁止とは知らずに散布していた。
 この生産者は「つがる」の収穫を迎え作業を進めていたが、「ふじ」など自身が栽培する全部の
リンゴを自己責任で処分することを確約した。
 県内で最も農薬の使用農家が多かった板柳町は、二十九日に農協、共同防除組合組織などに
呼びかけ、緊急対策会議を開くことを決定。消費者に対するアピールなどを話し合うことになった。
 今回の問題について環境と農薬問題を研究している弘前大学の鶴見実教授は「以前は流通し、
現在、使用できない農薬がまだ農家の倉庫に保管されているケースが予想される。これを機会
に徹底した保管状況調査を早急に実施すべきだ」としている。

482:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 21:42
●無登録農薬問題 県の対応に不満 山形県産農産物の信用回復に向け話し合われる

 山形市内で二十七日に開かれた県安全農作物供給緊急対策拡大会議。無登録農薬問題に
関係機関が連携して対応を図ろうと、県や全農山形、全農庄内のほか、各市町村や農協なども
参加し、県産農産物の信用回復に向けた施策が話し合われた。
 この中で県は、無登録農薬を使用した農家に出荷停止要請と焼却処分の確約を得るため使用
する書面のひな型を提示した。書面には、出荷停止要請者と確約書のあて先の氏名として、市
町村長と農協組合長だけだったことから、複数の農協から「県の名前が書面にないのはどうした
ことか」、「産地の問題だから農協がやれというのは問題ではないか」などの意見が出た。
 県はこれまでの立ち入り検査で、該当する農家に出荷停止要請を口頭で行ってきたことを強調。
そのうえで焼却処分の確認などの無登録農薬を使用した農家への対応は、市町村と農協などに
委ねたいとの意向を示した。
 しかし、ある農協担当者からは「(基準値を超える残留農薬が含まれる農産物が)出荷されれば
食品衛生法上、問題となる。保健所のような機関からも出荷停止要請ができないだろうか」と
いった意見が出された。
 これに対し県健康福祉部は一時的に検討したいとしたが、最終的には「対象外」として否定した。
 県健康福祉部は「生産・流通段階の安全確保がわれわれの役割。仕組みとして出荷前まで
踏み出すことはできない」として、出荷前と出荷後とで管轄が異なる点を強調。「出荷前まで踏み
込むことが妥当なのか。セクト主義といわれるかもしれないが農林水産部と連携をはかることが
重要ではないか」と、行政組織上の問題点を挙げた。
 基準を超える可能性のある残留農薬が農作物に含まれた場合の出荷停止要請について、
厚生労働省は「農家に対して行政指導の範囲であれば可能だと思う」としている。

483:名無しさん@お腹いっぱい。
02/08/29 21:44
●新たに農家二戸が散布した作物を出荷
農家が検査で使用否定のウソ
山形県、販売先を公表せず
URLリンク(www.sankei.co.jp)

 発がん性が指摘されている無登録農薬が全国で販売されていた事件で、新たに農家二戸がダ
イホルタンを散布した作物を出荷していたことが二十八日、県の立ち入り検査で分かった。う
ち一戸は検査が入ることを知ってから作物の回収を始めたうえ、最初の検査では使用を否定、
再検査でようやく使用を認めた。県はこの農家がリンゴを出荷した販売店を把握していて、購
入者が口にする恐れがあるにもかかわらず、プライバシー保護を理由に公表を拒んだ。
 農林水産部によると、虚偽の説明をしていたのは天童市の農家で、ダイホルタンを散布した
リンゴ約二千三百キロを、事件発覚後の今月八日から二十二日にかけて、山形市の中央卸売市
場や販売店に出荷した。
 この農家は県の検査が入ることを知った二十二日に店頭に残っていたリンゴ約六百三十キロ
を回収。二十三日に行われた一回目の検査では使用を否定するウソの説明でごまかしたが、作
物の安全性を誓う誓約書の提出を拒んだことから、二十七日に再検査した際、使用を認めた。
 また、もう一戸は東根市の農家で、ダイホルタンを散布したモモ約五十キロを、今月九日に
中央卸売市場に出荷し、追跡調査はできていない。
 県はリンゴが出荷された販売店を特定しているが「販売店も被害者」として公表しなかった。
しかし、汚染されたリンゴを食べる可能性のある消費者の保護については「対策がない」と
述べるにとどまり、消費者を軽視するような県の対応に批判が集まりそうだ。


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