20/05/04 20:35:38 GMowtqNmd.net
錆び付いた車輪悲鳴を上げ 僕等の体を運んでいく明け方の駅へと
ペダルを漕ぐ僕の背中 寄りかかる君から伝わるもの確かな温もり 線路沿いの上り坂で
「もうちょっと、あと少し」後ろから楽しそうな声
町はとても静か過ぎて 「世界中に二人だけみたいだね」と小さくこぼした
錆び付いた車輪悲鳴を上げ精一杯電車と並ぶけれど ゆっくり離されてく
泣いてただろうあの時ドアの向こう側で 顔見なくてもわかってたよ声が震えてたから
約束だよ必ずいつの日かまた会おう
離れていく君に見えるように大きく手を振ったよ
町は賑わいだしたけれど 世界中に一人だけみたいだなぁと小さくこぼした
錆び付いた車輪悲鳴を上げ 残された僕を運んでいく 微かな温もり
神