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福島原発10基の耐震安全性の総点検等を求める申し入れ
福島原発はチリ級津波が発生した際には機器冷却海水の取水が出来なくなることが、すでに明らかになっている。
これは原子炉が停止されても炉心に蓄積された核分裂生成物質による崩壊熱を除去する必要があり、
この機器冷却系が働かなければ、最悪の場合、冷却材喪失による苛酷事故に至る危険がある。
そのため私たちは、その対策を講じるように求めてきたが、東電はこれを拒否してきた。
柏崎刈羽原発での深刻な事態から真摯に教訓を引き出し、津波による引き潮時の冷却水取水問題に抜本的対策をとるよう強く求める。
2007年7月24日
福島第1原発で新たに33機器点検漏れ
保守管理の規定の期間を超えても点検を実施していない点検漏れの機器が見つかった問題で、
東京電力は28日、経済産業省原子力・安全保安院に調査結果を最終報告した。
報告では福島第1原発で新たに33機器で点検漏れが見つかった。
県は「信頼性の根本に関わる問題」と東電に再発防止策の徹底を求めた。
東電によると、福島第1原発で見つかった点検漏れは定期検査で行われる機器ではなく、
東電の自主点検で定期点検が行われている機器。しかし、
最長で11年間にわたり点検していない機器があったほか、
簡易点検しか実施していないにもかかわらず、本格点検を実施したと点検簿に記入していた事例もあった。
(2011年3月1日 福島民友ニュース)