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＜警視庁＞宿直勤務中に署を抜け不倫相手と会う 警部を降格 毎日新聞 6月17日(金)22時3分配信
警視庁は１７日、葛飾署の刑事組織犯罪対策課長の男性警部（５２）が約８年にわたって不倫関係を続けたうえ、宿直勤務中に署を抜け出すなどの勤務規律違反があったとして、戒告の懲戒処分にしたと発表した。同時に、警部補に降任する地方公務員法上の分限処分を行った。警視庁の降任処分は１９５８年以来で、幹部が対象になるのは初めてという。
警視庁によると、警部は妻子がいるが、０２年ごろから３０代の女性と交際。葛飾署課長に昇任していた今年１月下旬には、宿直責任者だったにもかかわらず無断で約１時間にわたって署を抜け出し、飲食店で女性と会っていた。また所属長に届けずに車両通勤をしたり、女性と都内のホテルに宿泊していた。
匿名の投書が４月にあり、発覚した。警視庁は「女性は事件関係者ではない」としている。