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福島第1原発事故の影響で、各地の下水処理施設の汚泥や、その焼却灰から放射性物質が検出されている問題を受け、
東京都は15日、汚泥処理施設「南部スラッジプラント」(大田区)を報道関係者に公開した。
都の5月の調査では、プラントの汚泥焼却灰から1キログラムあたり、約1万5千ベクレルの放射性物質が検出されていた。
この日公開されたのは、汚泥の水分をとる遠心脱水機や遠心濃縮機のほか、焼却炉など。都の職員が施設内で空間放射線量を測定した。
焼却灰に水とセメントをまぜて飛散しないようにする「混練(こんねり)施設」内部の放射線量は1時間あたり約0・4マイクロシーベルト。
混練施設から出た灰を仮置きしておく施設内では、灰から約1メートル離れたところで同2・6~3・0マイクロシーベルトだった。しかし、施設外では同約0・08マイクロシーベルトに下がった。
都下水道局の黒住光浩施設管理部長は「プラント内で灰を運ぶトラックも密閉して搬出しており、飛散する状況にはない。厳重に管理している」と説明。
焼却炉の煙突周辺でも同約0・042マイクロシーベルトだった。
また、都は同日、区市町村の要望を受けて都内約100カ所を対象に大気中の放射線量測定を始めた。
同日午前、都職員3人が1カ所目となる豊島区の公園で測定。地表から1メートルの放射線量が0・06マイクロシーベルト、
5センチメートルが0・07マイクロシーベルトであることを確認した。測定結果は調査翌日に都のホームページで公表する
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