10/10/18 09:27:33 gwaL3jPH
音の解像度・・・表示画素数
これは正確な表現とは言いがたいけれども。
CDには44.1KHz/16bitという、今となっては貧相な
周波数・ダイナックレンジの限界値があるわけだが、
その限界を明確に示せるようなトランスデューサーは今なお少ない。
そして、それを聞き分けるには必然的に大音量が必要である。
大半の音響機器はCDを非可逆圧縮した音でも十分。
SACDが普及しないのは、明らかに超過剰スペックだから。
人間の耳(鼓膜の振動)を過大評価しない方がいい。
ディスプレイの場合、事情がかなり異なる。
現在必要な画素数は圧倒的に少ない。
音と同じくらいに忠実に映像を再現するとしたら、
1920×1080ではなく、192000000×108000000くらい必要である。
もちろん、人間の目にそこまでの分解能はないが、
人間は対象に近寄って物をより鮮明に見る事が出来る。
音は近寄ってもうるさいだけである。
つまり、視覚と聴覚を全く同列に扱うことはではないわけだが、
それでも、スペックを上げることで
音がより細かく識別できるという感覚と、
映像がより細かく識別できるという感覚は確かに似ている。
ただし、「音の情報量が増える」という概念に実体はない。