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■スマートフォンは対iPhoneで苦戦
PC、スマートフォン、タブレット、TV、そして、これらをつなぐクラウドとくると、どうしてもAppleを
連想する。Menafn.comは「明らかにAppleに対抗する戦略」と指摘する。LeTVの提供地域は公表されてないが、
Lenovoが中国のPC市場で11年連続首位という一大ブランドであることから、中国で提供することは
間違いなさそうだ。
ただ、スマートフォンでLenovoは、お膝元の中国国内でもiPhoneに負けたと伝えられている。
LenovoはLePhoneで、Androidを改変して地元市場向けのサービスを統合するなどの差別化を図り、
売り上げを伸ばしているが、それでも7-9月期に売上高でAppleに抜かれてしまったという。
GigaOmは、中国はAppleの将来の成長にとって重要な市場であり、中国ユーザーも高級ブランドとしてAppleを
受け入れていると指摘。「中国人の購買能力が増す中、Appleはライバルを引き離して市場シェアをとる
ポジションにある」と分析する。富裕層はもちろん、経済力をつけてきた中流層がAppleに流れる可能性は
十分にありそうだ。
一方、Lenovo側もスマートフォンで次の一手を考えているようだ。中国のモバイル情報サイト、
iMobileが11月29日付で掲載したインタビュー記事で、Lenovoの製品マネージャーChen Yue氏は、
Microsoftの「Windows Phone」を搭載したスマートフォンを2012年後半に投入すると述べた。
中国のスマートフォンは現在、iPhoneとAndroidが主流であり、Windows Phoneをラインに加えて
差別化を図るという狙いがありそうだ。