11/12/04 16:20:48.96
アンパンマン、ドラえもん……。愛知県東浦町緒川の於大(おだい)公園で、遊具に描かれていたおなじみの
キャラクターそっくりの絵が突然、姿を消した。朝日新聞が著作権侵害の恐れがあると指摘したのを受け、
管理する町が11月上旬、絵を黒塗りにしたり、地元ゆかりのキャラクターに描き換えたりした。
同公園の遊具広場にある滑り台などには、ゲームのキャラクター「ピカチュウ」や、頭にタケコプターを
付けたドラえもんなど、人気のキャラクターをまねた絵が計9枚、ペンキで描かれていた。
町公園緑地課によると、遊具広場は1993年ごろに開設された。ただ、これらの絵がいつごろ描かれたかは、
はっきりしないという。担当者は「遊具が殺風景ではよくないと考え、絵心があった嘱託職員が子どもが
喜ぶ絵を描いたようだ」と説明する。著作権者から使用の許諾は得ていなかったが、警告を受けたことは
なかったという。
今年10月、朝日新聞が「無断利用ではないか」と指摘したことから、町側は内部で検討。不適切と判断して
11月11日に人気キャラに似た絵を消し、滑り台の壁面には、町観光協会のキャラクター「おだいちゃん」を描いた。
神谷明彦町長は「著作権の問題は慎重に扱うべきであり、指摘を受けた以上、改善するべきだと考えた」と話した。(佐藤仁彦)
■営利目的外なら例外の可能性も 知的財産権に詳しい南部朋子弁護士の話
個人が楽しむ目的で、自分の持ち物にキャラクターの絵を描く分には問題ないが、一般的に、著作権で保護
されたキャラクターを無断で複製することは、権利侵害にあたる。今回の場合は、著作権者などから許可を
得る必要があっただろう。ただ、学校現場で教材に使用する場合など、営利目的以外であれば、広範な例外が
認められるケースもある。
〈於大公園〉8期務めた井村徳光・前東浦町長の時代に町が建設した総合公園。戦国時代に現在の同町を治めた
水野忠政の娘として生まれ、その後、徳川家康の生母となった於大(おだい)の方にちなんで命名された。
プールは1989年にオープン。約12ヘクタールある敷地に、オニバス池やマレットゴルフ場、バーベキュー広場
などがあり、2003年に全面的に完成した。有料施設だけで年間のべ約6万人の利用がある。
ソース:朝日新聞
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