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[パレンケ(メキシコ) 1日 ロイター] 古代マヤ文明の暦に基づき、2012年12月に世界が「人類滅亡」を
迎えるとする説について、専門家からこの説を否定する声が上がっている。
2012年12月の人類滅亡説は、マヤ文明の研究者ホゼ・アグエイアス氏などによって広められたが、
メキシコ南部にある古代都市パレンケで開かれた会合では、専門家から、2012年は単純に一つの
期間が終わるという区切りに過ぎないという意見が出た。
メキシコ国立自治大学のエリック・ベラスケス氏は、「2012年に関する予言はない。これは明確にさせて
おくべきだ」と語った。また、マヤ暦の解読を行っている豪ラトローブ大学のスベン・グロネマイアー氏は、
世紀末を迎えるとされている日は、単純に次の時代への移行を示しているだけだと述べた。
マヤ文明で用いられた長期暦は紀元前3114年からスタートしており、1サイクルが約394年という周期を
もっている。同文明では「13」という数字は神聖な意味があり、13のサイクルが終わるのが2012年の12月に
なるという計算となる。
ソース:ロイター(2011年 12月 2日 17:46 JST)
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