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【高根沢】管理する任意団体の運営資金約220万円を横領したとして30代の男性職員が懲戒免職処分となった
ことを受け、町は「職員による不祥事発生に伴う再発防止に関する計画」をまとめた。
会計出納業務の保管・管理体制の充実などを掲げた。町執行部が29日の町議会全員協議会で公表した。
町は今回の不祥事について「任意団体の通帳・印鑑の管理が担当職員に一任され、出入金が自己判断で
できた」など管理体制の不備を踏まえ、再発防止策をまとめた。
具体的には(1)通帳・印鑑を施錠可能な場所に別々に保管し管理責任者を指定。使用の際は使用簿に必要事項を
記入し管理責任者の確認を得る(2)通帳・印鑑の保管状況や通帳と出納簿の照合などは、管理責任者が月末に
確認し所属長に報告(3)現金を預かる場合は複数の町職員が立ち会う－などとなっている。
また、町は「任意団体の会計事務などを検証し精査する必要がある」として任意団体側へ会計事務などを
移管することにした。協議の上、来年度中に手続きを完了させる方針。
このほか、勤務時間外に公金などを預かった場合の盗難・紛失に備えるため、役場本庁舎などへの
夜間金庫を設置も検討する。
ソース：下野新聞
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