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大阪ダブル選で「大阪都構想」などを訴えた「大阪維新の会」の橋下徹代表と松井一郎氏が、平松邦夫氏と
倉田薫氏らをそれぞれ破り当選した。
上田清司知事は28日、選挙結果について「橋下、松井陣営はやることをはっきり争点化できた。
逆に平松、倉田陣営は何をするのか見えず、『反ハシズム』だけだった」と分析した。
一方で、橋下氏が掲げる「大阪都構想」については懐疑的だ。制度改革に向け「どんどん突破していいと思う」
としつつも、「都構想で何をするのかが見えない。都にすれば大阪は元気になるのか、経済は強くなるのか、
犯罪は減るのか。そういう意味での具体的な対策は語っていない。（都構想を）生活レベルに落とした時に
どうなのかを入れていかないと、飽きられてしまうのではないか」と述べた。
■議論盛り上がり期待 清水さいたま市長
さいたま市の清水勇人市長は28日、大阪ダブル選の結果について「橋下氏は非常に発信力、行動力のある方で、
これからの国との協議の中でも引き続きの活躍を期待したい。『大阪都構想』は私たちが言ってきた
『特別自治市構想』と処方箋は異なるが、今回の選挙を契機として、大都市制度をめぐる議論がさらに
盛り上がることも期待している」とのコメントを出した。
ソース：埼玉新聞
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