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「昼はカップヌードル。ボランティアなので空港券代も生活費もすべて自腹です」
28日、かつてヤクルトなどで活躍した広沢克実氏(49)が、都内でカンボジア代表チームのコーチに
就任することを正式発表した。なぜカンボジアという異国の地でコーチをしようと思ったのか、現地での
生活条件など本人に聞いてみた。
―なぜカンボジアのチームのコーチになろうと?
「ずっと野球で恩返しをしたくて、何よりオリンピック競技のひとつに野球を復活させられないかという
思いがありました。野球は世界中で行われている。東南アジアでも野球が盛んになれば、オリンピック
競技として復活できるかもしれない。ならばコーチをすることは僕の人生のビジョンと合致するし、
やる意義があるなあと」
―球場は日本と比べてどうですか?
「左翼200メートルほどの芝が生えている(空き地のような)場所でやっています。先日、カンボジアを
訪れたら100頭ほどの牛がグラウンドに入って草を食べていました。選手たちは野球を始める前に、
まずは『こらあ』と言って牛を追い出すことから始まる(笑い)」
―野球道具は揃っているのですか?
「やはり貧しい国です。グラブはもらい物の軟式用を使ったり、スパイクを履かずにプレーをしている選手も
います。ボールなんて使い物にならないほどボロボロで真っ黒だったり、水を吸って重くなっている」
―海外生活の経験はあるのですか?
「いや全く。新天地に慣れる自信もありません(笑い)。僕はパクチー(東南アジアの香菜)といったものは
ダメで、食事も全く合わない。なので朝はプノンペンのホテルのバイキング、昼はカップヌードルを食べます。
英語も勉強中です」
―コーチとしての給料や生活補助は出るのですか?
「いえ、今回はボランティアでやります。なので航空券代も生活費もすべて自腹。まあ幸いカンボジアは
物価が安いですから、滞在費程度なら大丈夫です。日本での仕事も兼業しながらやるつもりです」
―選手たちの野球のレベルはどれくらいでしょうか?
「日本のボーイズリーグの中の中レベルでしょうかね。まずはSEAゲーム(東南アジア競技大会)で上位に
入賞することです」 .
ソース:ゲンダイネット(2011年11月29日)
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