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能美市徳山町の「いしかわ動物園」で28日、地震で獣舎が壊れ、動物が逃げ出したとの想定で
訓練が行われ、来園者の誘導や動物の捕獲などに職員らが真剣な表情で取り組んだ。
南加賀地方を震源とする震度7の地震が発生、放し飼い施設「アフリカの草原」の柵が壊れ、
シマウマが逃げ出したとの想定で行われた訓練には、職員や警察、県猟友会小松能美支部など
から約30人が参加。
園内に緊急放送が流されると、職員が来園者を近くの建物内に誘導。かぶり物のシマウマ姿で
逃げ回る職員を車で追いつめ、吹き矢で麻酔を発射、おとなしくなったところで網をかけて捕獲した。
また、地震で建物の一部が壊れ、来園者1人がけがをしたとの想定で、人口呼吸やけが人を搬送
する訓練も行った。
美馬秀夫園長は「動物園の施設は頑丈に作られているが、万一の場合に備え、適切に対処できる
よう訓練できた」と話していた。
ソース：読売新聞（2011年11月29日）
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