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沼津署と県警鉄道警察隊はJR東海と協力し、在来線の子ども用切符の不正利用者に対して
軽犯罪法違反を適用した摘発に乗り出した。同法違反による重点的な取り締まりは県内で初めて。
鉄道会社側の負担が少なく、一定の成果を挙げていることなどから県警は他地域を含めた
本格的な実施を目指している。
同署によると、切符の不正利用は被害額が比較的少なく、軽い処分になりやすいという。さらに
建造物侵入罪などを適用する場合、手続きが煩雑で時間を割かれることなどを理由に、被害届が
出されないケースが多かった。軽犯罪法違反の適用により、JR側の手続きが簡素化され、届け出
しやすくすることで、検挙や犯罪抑止につながると同署は期待する。
取り締まりは6月から10月末まで沼津市のJR沼津駅を中心に同署地域課や鉄道警察隊が行った。
5カ月で35人を摘発し、約8割が中学生以上の少年だった。動機のほとんどが「所持金を減らしたく
なかった」で、「友達から教わった」「20回ぐらいやった」などと供述する少年もいたという。中には
外国人による犯行や親が子ども用切符を買い与えたケースもあった。
同署地域課の大村雅之地域官は「比較的軽微な“ゲートウェイ犯罪”(入り口犯罪)の芽をつみ取る
ことは、重大犯罪へのエスカレートを防ぐことにもつながる」と力を込める。同署は今後も同法を適用し、
摘発や補導活動を強化していく方針。
ソース:アットエスしずおか(11/29 07:32)
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