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岡山県教委は18日、のぞきや盗撮行為をしたとして県立瀬戸高等支援学校の
小野素司教諭(47)を、生徒にわいせつな行為をしたとして県立高の男性教諭2人を
懲戒免職にしたと発表した。
懲戒免職は原則、実名公表だが、2教諭については被害生徒のプライバシーが侵害されるとして
匿名にしたという。また、監督が不十分だったとして支援学校長を文書訓告、
県立高の校長2人を戒告処分とした。県教委は、22日に緊急校長会を開き、再発防止策などを
話し合う。
発表によると、支援学校の教諭は、3日午後11時頃、岡山市中区の自宅周辺で、
アパート内をのぞいた。その後、巡回中の警察官に職務質問され、行為を認めた。
県教委の聞き取りに対しては、5、6年前から同様の行為を繰り返していたと答え、
デジタルカメラで女性の下着姿などを撮影し、パソコンには1000点以上の写真があると
話している。さらに、民家に侵入し、女性の寝顔を撮影していたことも認めているという。
県南部の県立高の40歳代教諭は8月下旬~9月下旬、相談に乗っていた女子生徒に校内会議室や
公園の駐車場に止めた自家用車の中で、キスをするなどのわいせつ行為を複数回行った。
県教委の聞き取りに「支えになりたいという思いから次第に恋愛感情に近いものになり、
感覚がまひした」と話しているという。10月中旬、自ら校長に申し出て判明した。
また、県北部の県立高の30歳代の教諭は5~9月、女子生徒3人から準備室などで
進路相談を受けた際、胸や尻などを触るなどのわいせつ行為を複数回行った。9月下旬に
生徒からの申し出で分かった。教諭は「感覚がまひし、取り返しのつかないことをした」と
述べているという。
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