11/11/09 09:21:13.44 ZeEF2Q2L
【TPP】毎日新聞が米国陰謀論を一蹴..
社説：ＴＰＰ反対論 米国陰謀説は的外れ
URLﾘﾝｸ(mainichi.jp)
環太平洋パートナーシップ協定（ＴＰＰ）に対する議論が熱をおびてきた。このなかで、根拠に乏しく必要以上に不安をかきたてる反対論を少なからず見聞する。それには懸念を表明せざるをえない。
「ＴＰＰによって日本は一方的な被害国になる」「米国の陰謀だ」と主張する人が多い。しかし、主権国家が日本を含めれば１０カ国集まり、相互の複雑な利害を調整する場である。日本だけが一方的に不利益をこうむるはずがない。
そもそも米国はＴＰＰに日本が参加することを想定していなかった。菅直人首相（当時）が成長戦略の一環として、自らの発案で参加したいと言ったのだ。米国は日本に参加要請していない。
（後略）
------------------------------------------
TPPはその規模をGDPで比較すると、70％がアメリカで20％が日本となり、その2国間で90％以上を占める、実質日米間の自由貿易協定です。
そのため、日本のいない貿易協定など仮にアメリカの望み通りに協定が結ばれたとしてもその利益は微々たるもの・・・。
「米国はアジア市場で米国抜きの自由貿易圏が形成されるのをおそれ」と書いてありますが、日米で9割を超す自由貿易協定にアジアなどありません。
既に過去の日米貿易協定によってギリギリまで詰められているので、これ以上の譲歩を得ることは困難と考えた挙げ句にアメリカが思いついたのが “ TPPを利用する ” という戦略です。