11/11/07 16:31:38.33
これは反響が大きいだろうと思っていたら、やはりである。
10月27の「とくダネ!」でTPPのマイナス点を並べてぶった切った中野剛志・京大准教授の剣幕はすさまじかった。
半ば独演会といった調子でまくしたて、他の出演者を凍りつかせた。時間にして2~3分か。
フジテレビも“よくぞ映し続けた”と言えるが、ディレクターもカメラマンもボウ然としていたのかもしれない。
筆者も仕事を止めて画面に見入ってしまったが、予想通りネット上には放送の動画が投稿され、賛否両論。
態度の悪さを指摘する声があれば、「放送事故寸前」「全国放送でTPPの危険を伝えてくれて感激」
「みごとなキレ芸」といった意見が寄せられている。
中野氏は10月21日のNHK「視点・論点」でもTPPについて語り、これまたネット上に動画が流れた。
TPP反対派にとっては快哉を叫びたくなるような中野准教授のしゃべりっぷりだが、気になるのは今後、テレビ界から“抹殺”されないかだ。
前例がある。自ら、テレビ界から“追放”されたと常々語っているのは政治評論家の大御所・森田実氏である。
森田氏は小泉内閣の郵政解散当時、郵政民営化は米国資本側の意を受けた日本の政治家や財界人、
メディア、広告代理店などが動いて進められているものと批判的に主張し、テレビの生放送でも語った。
するとそれ以降、まったくテレビ出演の声がかからなくなったという。
日本の経済界に大きな影響を及ぼす米国支配勢力の実像はいわばタブーで、それに触れてしまったというわけだ。
その意味から言うと、米国にとって死活問題のTPPへの猛批判をテレビで繰り広げることは、タブー中のタブーだろう。
TPPの是非はともかく、中野氏がテレビから消されることがあってはならない。
URLリンク(www.tokyo-sports.co.jp)
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