11/11/02 18:26:48.98
恐れていたことが起きた。東京電力は2日未明、福島第1原発2号機で原子炉格納容器内の気体から
放射性キセノンが検出された可能性が判明、核分裂が起きている恐れが否定できないとして、
核分裂を抑制するホウ酸水を原子炉に注入したと発表した。
局所的に臨界に達したとみられるという。まさに緊急事態だ。
2日、緊急会見を開いた東電。松本純一原子力・立地本部長代理は、
核分裂が連鎖的に起きる臨界について「一時的、局所的に起きた可能性はあるが、
大規模な臨界は起きていない」と説明、核分裂が起きた可能性を明かした。
IAEM(米国緊急事態管理局国際交流協会)の国際コーディネーターで、
震災・原発事故後に日本戦略研究フォーラム復興支援・国際連携室室長に就任した唐川伸幸氏は
「慎重に対処しなければいけない」と指摘し、こう続ける。
「このまま核分裂が連鎖していくと核爆発を起こす危険性さえある。
格納容器に穴が開いている状態なので以前のような急激な爆発にはならないが、
危うい状態にある4号機の核爆発を誘発する可能性も出てくる」と警告する。
一方、東京工業大原子炉工学研究所助教授の澤田哲生氏は「核分裂を起こしたからすぐに
(大規模な)再臨界に達するということはない。
今後は、核分裂の連鎖反応が起きているかどうかを注視する必要がある」と冷静な対応を呼びかけている。(抜粋)
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