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原子力や放射線に関する情報を提供している市民団体「原子力資料情報サービス」
(本部・米メリーランド州)は28日までに、放射線による発がんリスクは男性よりも
女性が50%高いとして、各国に女性への対策強化を求める提言をまとめた。
提言によると、根拠にしているのは米科学アカデミーが2006年に低線量被ばくの
影響についてまとめた報告書。この中で、一般人の許容被ばく限度の年間1ミリシーベルトの
ケースや、あるいはその10倍の年間10ミリシーベルト程度でも放射線を数十年から
一生浴び続けたと仮定すると、女性の発がんリスクは男性より40~60%高くなり、
がんで死亡する危険性も40~50%高くなるとの指摘がある。
子どもが放射線の悪影響を受けやすいことは理解が進んでいるが、男女間の差について
各国はほとんど問題にしておらず、対策も取っていないのが実情としている。
同サービスの生物学者メアリー・オルソンさんは「男女の発がん率に偏りがあるのは
驚くべきことだ。危険にさらされやすい人を守るためにさらに調査と行動が必要だ」
と話している。
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