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ケーブルテレビチャンネルMnetで放送されている勝ち抜き方式の人気オーディション番組
『スーパースターK3』で、最終トップ10候補に残ったバンドが、収録中に「スタッフが悪意を持って
編集を操作している」と主張、合宿所を飛び出し、今後のコンテスト参加を拒否するというトラブルが起きた。
同番組に参加している男女混成バンド「Yery Band」のリーダー、ハン・スンオさん（40）は18日夜、
自身のサイトに「CM撮影のためにしばらく（番組参加者の）合宿所を出たとき、インターネットで自分たちのバンドの放送内容を知った。
（9日と16日の）放送分で、私は40歳にもなって欲の塊という人間のくずになっていたし、
Yery Bandはこじきのようなバンドになっていた」と書き込んだ。
参加者同士でコラボし演奏する様子を放送したこの放送回で、ハンさんはほかの参加者2組に
自己主張ばかり押し付ける人物として登場していた。
ハンさんは「ほかの参加者2組とのミッションは楽しく和やかだったのに、（スタッフが）私を独断的な人物に仕立て上げていたため、
悔しくて怒りを覚えた。この番組は『悪魔の編集』『過激・極端放送』という形容詞を勲章のように誇り『（映像）操作』を『編集技術』と美化している」としている。
そして「スタッフの過度な編集で自分たちのバンドのイメージが崩された」とし、
スタッフに編集前の映像の公開と謝罪を要求、19日にこれについて記者会見を行うと述べた。
これに対し、Mnet側は「Yery Bandが17日に収録会場から出て行ったのは事実。正確な内容を確認しているところ」と語った。
同番組は先月12日にもある応募者が審査員の判断に不満を抱き暴力を振るうという内容が放送された後、
本人がブログに「編集操作された」と主張、物議を醸していた。16日には出演者が「外の空気を吸おうと少しの間、
外に出ただけなのに、放送では収録現場を無断で飛び出したかのように編集されていた」と訴えている。
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