【原発】一水会・鈴木邦男氏…「なぜ右翼も『反原発』なのか。右翼は国や美しき山河を愛する。原発は日本人や山河を危機に晒している」at WILDPLUS
【原発】一水会・鈴木邦男氏…「なぜ右翼も『反原発』なのか。右翼は国や美しき山河を愛する。原発は日本人や山河を危機に晒している」 - 暇つぶし2ch1:もろきみφ ★
11/09/05 22:02:39.78
 「右翼・民族派=原発推進派」ではない。右翼は国や民族を愛するがゆえに、美しき山河を守ろうとする。原発は明らかに山河
どころか、日本人の生命までも危機に直面させた。だから、「原発反対こそが右翼の取るべき道ではないか」と思う人が増えてきた。
ただ、それを言うと「敵(左翼)を利するだけだ」という声も多く、原発反対には躊躇してきた。

 右翼・民族派たちも、最近は勇気をもって脱原発を主張する。「助け合いにイデオロギーは関係ない」「この非常事態に右も左も
ない」との認識が拡がっている。右翼が脱原発を叫んだがゆえに「利する」ことになる左翼はもういない。安心して原発反対を叫ぶ
ことができる。実際、多くの右翼・民族派団体が災害ボランティアとして東北地方に入ったし、救援物資も、震災直後から運んでいる。

 7月31日には、「右から考える脱原発集会&デモ」が行われた。画期的なことだ。「反原発は左翼がやること」と安心しきっていた
体制側の人や電力会社の人に大きな衝撃を与えた。デモの先頭には日の丸を掲げたが、少し前の時代だったら、右翼の中から
「左翼かぶれ!」「非国民め!」と罵倒されたはずだ。

 この集会&デモの呼びかけ人は針谷大輔・統一戦線義勇軍議長。彼らは、一水会とともに激しい反米闘争をやってきた。
この日は、一水会などのいわゆる「新右翼」や伝統右翼はもちろん、イベントスペース「ロフト」の関係者やお客さん、かつての左翼
活動家なども集まった。

 原発は、米国支配下の日本で推進されてきた。集会では『月刊日本』の南丘喜八郎編集主幹が「戦後日本の情報空間、
科学技術は米国に支配されてきた」と、マイクを握りしめ力説したとおりだ。原爆を落としたのも米国、原発を推進させたのも米国
なのだから、「対米自立・自主独立」を標榜する右翼としては原発反対の闘いこそ、最優先させるべきだ。

 この日のデモは、東京・芝公園を出発し、経済産業省前、中部電力東京支社前、東京電力本店前を通り、これらの建物正面
で糾弾演説とシュプレヒコールをやった。経産省の役人や電力会社の人は、さぞ驚いたことだろう。それは、全国民の怒りの代弁だ。
日の丸を先頭にしたデモ隊に、銀座などにいた沿道の人々は戸惑いの表情を見せていたが、すぐに理解し、多くの人が拍手してくれた。
地元の物産品を街頭販売しに来ていた福島県の人たちからも「がんばってください!」と、大きな声をかけられた。

 時代が変わったんだ、と思った。一水会では、30年以上前から反原発の闘いをやってきた。福島で合宿をやり、原発反対の街宣も
やった。1986年、ソ連(当時)のチェルノブイリ原発事故が起きた直後、原子力資料情報室の故・高木仁三郎さんを呼んで勉強会
もやった。右翼内部からは徹底非難され、孤立していた。社会に対する問題提起にもならなかった。国全体に危機感もなかったのだろう。
「日本の技術は世界一だから日本の原発は安心だ」と、「神話」を誰もが信じきっていた。

 この国難に際し、保守派の人からも原発反対の声が出始めた。西尾幹二さんは「いままでは原発は必要だと思い、そう発言してきた。
しかし、間違っていた。反省し、反原発に回る」と自己批判までした。勇気ある発言だ。また、明治天皇の玄孫・竹田恒泰さんや
漫画家の小林よしのりさんも、原発反対の立場を明らかにした。これらの人たちの影響力はとても強い。いま、大きな地殻変動が
起きている。

鈴木邦男氏…「一水会」顧問、作家。

ソース(週刊金曜日 9/2号 14ページ)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch