11/09/04 10:40:46.60
大マスコミは野田新首相の党三役人事を「深謀」などと褒めている。
小沢元代表に近く、参院を束ねる輿石参院議員会長を幹事長に抜擢。
代表選を戦った前原前外相を政調会長に起用し、「ノーサイド」を演出したからだが、こういうのを「取り繕う」という。
とりわけ、関係者が唖然としているのが、前原の政調会長起用だ。野田と前原は犬猿の仲。
ともに主流派だが、早々と代表選出馬に意欲を示した野田に対し、「後出しジャンケン」で妨害したのが前原だ。
「共倒れ」を避けるべく、2人は代表選前に2度会談しているが、物別れに終わった。その際のやりとりは、
「殴り合い寸前だった」(関係者)のである。
周辺の話を総合して、2人のやりとりを再現すると、こんな感じだ。
野田「あんた、今度出たら自滅するぞ」「外相を辞めてから何カ月だ?」「ケジメをつけたのか」
「アンタが自滅したら、民主党がとんでもないことになるんだ」
前原「それじゃあ聞くが、あなたが出て勝てるのか」「勝てる態勢が整っているのか」
野田「勝てる態勢はこれからつくる」
前原「それじゃあ、勝てない」
いやはや、ホント、一触即発だ。ここまで野田が怒る背景には、代表選で邪魔されたということだけでなく、
週刊誌沙汰になった暴力団関係者からの献金問題が絡む。くだんの人物を野田に紹介したのは前原だ。
野田は自分の脇の甘さを棚に上げて、前原を恨んでいる。それでブチ切れたのである。
それなのに、野田が前原を政調会長に起用したのは、何だかんだ言って、決選投票で票を回してもらったし、
ここで前原を取り込んでおくのと敵に回すのとでは、雲泥の差だからだ。
ただでさえ、小沢一派が手ぐすね引いている。前原グループを敵に回したら党内運営が行き詰まってしまう。
だから、取り込んだのだが、「それが命取りになる」とみている関係者も多い。
「前原って男は、見境なくカネをもらうんだ。それが今度は政調会長でしょう。
確かに閣僚ではないので、国会答弁を求められて追及されることはない。でも、与党の政調は職務権限が絡んでくる。
大きな爆弾を抱え込みましたね」
野田が自分の党三役人事を自画自賛しているのだとすれば、大間違いである。
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【野田新首相】 警察庁事情通 「パーティー券を購入してもらっていた人物は広域指定暴力団の相談役」
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